JP3803576B2 - 横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、横型ブラインドのボトムレールの下限位置を微調整する調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横型ブラインドは、ヘッドボックス内に配設されるスラット角度調節装置からラダーコードが吊下支持され、そのラダーコードに多数段のスラットが支持されている。ラダーコードの下端はボトムレールに取着されている。
【0003】
また、各スラットには昇降コードが挿通され、その昇降コードの下端はボトムレールに取着されるとともに、上端部はヘッドボックス内に案内されて、スラット昇降装置に接続される。
【0004】
そして、スラット角度調節装置の動作により、ラダーコードを介して各スラットが同位相で角度調節される。
また、スラット昇降装置の動作により昇降コードが引上げられると、ボトムレールが引上げられて下段のスラットから順次引上げられ、昇降コードが下降すると、ボトムレールが下降して上段のスラットから順次ラダーコードに支持される状態に復帰する。
【0005】
ボトムレールが最下限まで下降したときには、同ボトムレールはラダーコードに吊下支持される状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような横型ブラインドは、ボトムレールの下限位置がラダーコードの長さによって決定される。従って、設置現場においてボトムレールの下限位置を微調整する必要が生じた場合には、ラダーコードの長さを微調整する必要がある。
【0007】
このような場合には、ボトムレールへのラダーコード取付位置において、同ボトムレールに嵌着されているテープホルダーを取り外し、ボトムレールに対するラダーコードの掛止め位置を調整している。従って、ボトムレールの下限位置を微調整するための作業が煩雑であるという問題点があった。
【0008】
また、ラダーコードの縦糸はボトムレールの前後両側からボトムレールの下方に案内されて、テープホルダーで固定されているため、ボトムレールの前後両側にラダーコードの縦糸が露出して、美観を損ねるという問題点がある。
【0009】
この発明の目的は、ボトムレールの下限位置の微調整を容易に行い得るとともに、美観を向上させ得る調整装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、上方を開口したボトムレール内に保持部材を取着し、前記保持部材には該保持部材が前記ボトムレール内に取着された際の長手方向両端部において前記ボトムレール内で上方に延びる取付辺を設け、前記取付辺に取付孔を設け、前記ボトムレールの上方から前記取付孔にラダーコードの縦糸を挿通し、前記縦糸には前記ボトムレールの上方から該縦糸の長さを調整操作可能とした調整部を設けた。
【0011】
請求項2では、前記調整部として、前記縦糸の下端部に、前記取付孔に対する抜け止めを位置調節可能に形成した。
請求項3では、前記抜け止めは、前記取付孔に係合する結び目で構成した。
【0012】
請求項4では、前記保持部材は、前記ボトムレールの一端から該ボトムレール内に挿通可能とした。
【0013】
請求項5では、前記保持部材は、前記ボトムレールの上方から操作可能とした固定手段で該ボトムレールに固定可能とした。
請求項6では、前記固定手段は、前記保持部材を前記ボトムレールの長手方向にのみ移動可能に支持する案内部を該ボトムレールに設け、前記保持部材にネジ孔を設け、前記ボトムレールの上方から前記ネジ孔に螺入したネジの先端を前記ボトムレールに圧接する構成とした。
【0014】
請求項7では、前記保持部材の取付孔に、前記ラダーコードの縦糸をループ状に挿通した。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、横型ブラインドのボトムレール1は、アルミ押出し形材で形成され、上方を開口した溝形に形成されている。前記ボトムレール1の内側面上部には、案内部として凹条2が同ボトムレール1の長手方向に沿って対向して設けられている。
【0016】
前記ボトムレール1内には、ラダーコード3及び昇降コード4の下端部を保持する保持部材5が配設されている。
図3に示すように、前記保持部材5は金属板をコ字状に折り曲げて形成され、対向する側辺(取付辺)6a,6bには取付孔7a,7bが形成されている。また、前記側辺6a,6bの前後縁には、前記ボトムレール1の凹条2に係合可能とした凸部8が形成されている。
【0017】
前記保持部材5の底辺中央部には、ネジ孔9が形成されている。そして、保持部材5は凸部8をボトムレール1の凹条2に挿入するようにして、ボトムレール1の一端から同ボトムレール1内に挿入される。
【0018】
そして、ボトムレール1内を所望位置まで移動させた後、ネジ10をネジ孔9に上方から螺入し、そのネジ10の先端をボトムレール1の底面に圧接すると、保持部材5がボトムレール1に固定される。従って、前記凹条2、ネジ孔9及びネジ10とで保持部材5の固定手段が構成される。
【0019】
前記保持部材5の取付孔7aには、ラダーコード3の2本の縦糸が挿通され、その縦糸の先端部が結ばれて結び目11が縦糸の長さを調整する調整部として形成されている。そして、結び目11が取付孔7aに対し抜け止めとなって、ラダーコード3の下端が保持部材5を介してボトムレール1に取着される。
【0020】
前記保持部材5の取付孔7bには、前記昇降コード4の下端部が挿通され、その昇降コード4の下端に結び目12が形成されている。そして、結び目12が取付孔7bに対し抜け止めとなって、昇降コード4の下端が保持部材5を介してボトムレール1に取着される。
【0021】
上記のように構成された横型ブラインドにおいて、ボトムレール1の下限位置を調整するには、図4に示すように、ラダーコード3の結び目11を上方へ引き出し、ラダーコード3の下端部における結び目11の位置を調整する。
【0022】
すると、ラダーコード3の縦糸の有効長が調整されて、ボトムレール1の下限位置が調整される。
上記のように構成されたボトムレール1の下限位置調整装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)ラダーコード3の縦糸の下端部に形成する結び目11の位置を調整することにより、ボトムレール1の下限位置を調整することができる。
(2)結び目11の調整は、その結び目11をボトムレール1の上方へつまみ出して結びなおすことにより、この横型ブラインドの設置現場でも容易に行うことができる。
(3)ボトムレール1の下限位置の調整を行うために、テープホルダーをボトムレール1から取り外す必要はない。従って、その調整作業を容易に行うことができる。
(4)ボトムレール1の前後にラダーコード3の縦糸が露出されないので、美観を向上させることができる。
【0023】
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・図5及び図6に示すように、ラダーコード3の縦糸の一方を保持部材5の取付孔7aに挿通した後、他方の縦糸と結ぶようにしてもよい。このような構成により、両縦糸の下端部における結び目の位置を調整することにより、ボトムレール1の下限位置を調整することができる。
【0024】
また、縦糸が保持部材5にループ状に挿通されるため、二重ガラスサッシに内蔵される横型ブラインドのように、ボトムレール1を回動させる必要がない横型ブラインドにおいて、スラットを円滑に角度調節することができる。
・結び目に代えて、かしめ部によりラダーコードの縦糸の下端部を接合するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はボトムレールの下限位置の微調整を容易に行い得るとともに、美観を向上させ得る調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボトムレール下限位置調整装置を示す断面図である。
【図2】 ボトムレール下限位置調整装置を示す側面図である。
【図3】 保持部材を示す斜視図である。
【図4】 ボトムレールの下限位置調整操作を示す断面図である。
【図5】 別例を示す断面図である。
【図6】 別例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ボトムレール
3 ラダーコード
5 保持部材
6a 取付辺(側辺)
7a 取付孔
11 調整部(抜け止め、結び目)
Claims (7)
- 上方を開口したボトムレール内に保持部材を取着し、前記保持部材には該保持部材が前記ボトムレール内に取着された際の長手方向両端部において前記ボトムレール内で上方に延びる取付辺を設け、前記取付辺に取付孔を設け、前記ボトムレールの上方から前記取付孔にラダーコードの縦糸を挿通し、前記縦糸には前記ボトムレールの上方から該縦糸の長さを調整操作可能とした調整部を設けたことを特徴とする横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記調整部として、前記縦糸の下端部に、前記取付孔に対する抜け止めを位置調節可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記抜け止めは、前記取付孔に係合する結び目で構成したことを特徴とする請求項2記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記保持部材は、前記ボトムレールの一端から該ボトムレール内に挿通可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記保持部材は、前記ボトムレールの上方から操作可能とした固定手段で該ボトムレールに固定可能としたことを特徴とする請求項4記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記固定手段は、前記保持部材を前記ボトムレールの長手方向にのみ移動可能に支持する案内部を該ボトムレールに設け、前記保持部材にネジ孔を設け、前記ボトムレールの上方から前記ネジ孔に螺入したネジの先端を前記ボトムレールに圧接する構成としたことを特徴とする請求項5記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
- 前記保持部材の取付孔に、前記ラダーコードの縦糸をループ状に挿通したことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
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