JP3799991B2 - 無線通信制御装置及び無線通信制御システム並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両のキーレスエントリーシステム等に利用できる無線通信制御装置及び無線通信制御システム並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、鍵を車両の鍵穴に差し込むことなく、無線による遠隔操作により、ドアロックを施したり解除するキーレスエントリーシステムが広く利用されている。
【0003】
このキーレスエントリーシステムに用いられる車両用無線通信制御装置においては、セキュリティ向上のために、送信機と受信機間の無線通信による送受信信号中のコードとして、固定のIDコードの他に、送信する毎に毎回コードが変更されるローリングコード方式を採用しているものがある。
【0004】
例えば特願平8−102982号公報には、送信機にてIDコードとローリングコードを送信し、受信機にて受信したそれらのコードと、記憶しているIDコード及びローリングコードを比較して、その適否を判定し、受信したコードが正しければ、例えばドアロックを解除する様な信号を出力する装置が開示されている。
【0005】
この種の装置では、受信したローリングコードを記憶部(メモリ)に記憶するが、この記憶部に記憶されるローリングコードは、次回に受信する信号の適否の判定に用いられるので重要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の装置では、ローリングコードを記憶するために、受信機の制御部(例えばマイコンのCPU)と記憶部(例えばEEPROM)間で通信を行う必要があるので、その通信中に外来ノイズが発生すると、本来記憶したいローリングコードの値を正常に記憶できない可能性がある。
【0007】
つまり、「ローリングコードの値が変化したこと」のみを条件として、ローリングコードの値を記憶する場合には、その値を記憶部に記憶している途中で外来ノイズの影響を受ける可能性を否定できない。
この対策として、データの信頼性を低下させないように、複雑なデータのチェック手続きを設けたり、データそのものに冗長データを付加する等の冗長設計を行うことや、ノイズ除去のための回路を設けることが考えられるが、その場合には、コストの制限が厳しい装置や搭載スペースが少ない小型の制御装置にとっては大きな負担であり、必ずしも好ましくない。
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、低コスト及び簡易な構成で、例えばローリングコード等の可変コードを確実に記憶することができる無線通信制御装置及び無線通信制御システム並びに記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1の発明は、固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードを含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置に関するものである。
【0010】
本発明では、基本的に、送信機から送信されたコード情報を受信した場合に、コード情報が適正なものであるか否かを判定し、コード情報が適正なものであると判定された場合には、所定の制御対象(例えばソレノイドやモータ等のアクチュエータ)の制御を行うとともに、受信した新たな可変コードを(EEPROM等の)メモリに記憶する。
【0011】
しかも、本発明では、前記のような処理を行う場合には、可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定し、ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、受信した可変コードの記憶を許可するのである。
【0012】
つまり、可変コードをEEPROM等のメモリに記憶する際に、ノイズが発生すると、そのノイズの影響により、可変コードの値を正しく記憶できないことがある。
そこで、本発明では、ノイズの影響を受け難い状況にのみ、可変コードの記憶を許可するので、常に可変コードの値を正しくメモリに記憶できる。それにより、次回の(可変コードに基づく)コード情報の適否の判定、ひいては制御対象の動作を確実に行うことができる。
【0013】
また、上述した処理により、可変コードを正しく記憶することができるので、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できコスト低減に寄与する。
特に本発明においては、ノイズの影響を受け難い状況とは、無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させていない状況である。
つまり、例えば図3(a)に示す様に、ソレノイドを作動させている信号( t1 〜 t2 の作動期間の信号)が出力されていない場合には、大きな電力の変化が無いので、ノイズが発生し難いと考えられる。
従って、この様な場合に、可変コードの記憶を許可することにより、可変コードの記憶を確実に行うことができる。
(2)請求項2の発明は、前記請求項1の発明と同様に、基本的に、送信機から送信されたコード情報を受信した場合に、コード情報が適正なものであるか否かを判定し、コード情報が適正なものであると判定された場合には、所定の制御対象の制御を行うとともに、受信した新たな可変コードをメモリに記憶する。しかも、前記のような処理を行う場合には、可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定し、ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、受信した可変コードの記憶を許可する。
つまり、本発明では、ノイズの影響を受け難い状況にのみ、可変コードの記憶を許可するので、常に可変コードの値を正しくメモリに記憶できる。それにより、次回のコード情報の適否の判定、ひいては制御対象の動作を確実に行うことができる。また、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できコスト低減に寄与する。
特に本発明においては、ノイズの影響を受け難い状況とは、無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させる作動条件が成立していない状況である。
つまり、実際にソレノイド又はモータを作動させる作動条件が満たされている場合、例えばコード情報が適正であると判断された場合には、その後ソレノイド又はモータが作動してノイズが発生し易い状況となるので、ここでは、安全を見込で、「作動条件が成立していない状況」という条件を加えるのである。
即ち、ノイズはソレノイド又はモータを作動させた瞬間などに多く発生するので、実際にソレノイド又はモータを作動させている作動期間だけでなく、(作動期間より前の)ノイズの発生する可能性のある期間を確実にカバーする必要がある。そこで、本発明では、ソレノイド又はモータの作動条件で判定を行うことにより、実際にソレノイド又はモータが作動する所定時間前に、可変コードの記憶を禁止できるので、極めて安全である。
(3)請求項3の発明は、前記請求項1の発明と同様に、基本的に、送信機から送信されたコード情報を受信した場合に、コード情報が適正なものであるか否かを判定し、コード情報が適正なものであると判定された場合には、所定の制御対象の制御を行うとともに、受信した新たな可変コードをメモリに記憶する。しかも、前記のような処理を行う場合には、可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定し、ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、受信した可変コードの記憶を許可する。
つまり、本発明では、ノイズの影響を受け難い状況にのみ、可変コードの記憶を許可するので、常に可変コードの値を正しくメモリに記憶できる。それにより、次回のコード情報の適否の判定、ひいては制御対象の動作を確実に行うことができる。また、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できコスト低減に寄与する。
特に本発明においては、ノイズの影響を受け難い状況とは、無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させる信号をオフした後の所定時間経過後である。
つまり、ソレノイド又はモータを駆動する信号をオフした後でも、その直後等にノイズが発生する可能性がある。そこで、本発明では、信号のオフ後の所定時間経過後(例えば 図3(b)の t3 より後)に、可変コードの記憶を許可している。
例えば図3(b)に示す様に、ソレノイド又はモータを作動させている作動期間( t1 〜 t2 の作動期間)だけでなく、その期間の開始又は終了の近傍のタイミングでは、ノイズが発生する可能性があるので、作動期間を含む所定期間( t0 〜 t3 )以外をノイズの影響を受けがたい状況であるとする。これによって、より確実にノイズの影響を防止できる。
この所定期間の設定方法としては、例えばソレノイド又はモータを作動させるタイミング(信号のオンの期間)が設定された場合に、そのオンの期間の前後に一定時間設定する方法が挙げられる。尚、所定期間は、作動期間の前後にわたって設けることが好ましいが、どちらか一方でもよい。
(4)請求項4の発明は、前記請求項1の発明と同様に、基本的に、送信機から送信されたコード情報を受信した場合に、コード情報が適正なものであるか否かを判定し、コード情報が適正なものであると判定された場合には、所定の制御対象の制御を行うとともに、受信した新たな可変コードをメモリに記憶する。しかも、前記のような処理を行う場合には、可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定し、ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、受信した可変コードの記憶を許可する。
つまり、本発明では、ノイズの影響を受け難い状況にのみ、可変コードの記憶を許可するので、常に可変コードの値を正しくメモリに記憶できる。それにより、次回のコード情報の適否の判定、ひいては制御対象の動作を確実に行うことができる。また、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できコスト低減に寄与する。
特に本発明においては、ノイズの影響を受け難い状況とは、無線通信制御装置が直接に又は通信を介してスイッチからの信号を入力する場合に、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していない状況である。
本発明では、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していないときに、可変コードの記憶を許可するので、ノイズの影響を受けにくい。
(5)請求項5の発明では、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していない状況とは、スイッチがオンしていない状況である。
つまり、スイッチがオンしていない場合には、ノイズの発生の可能性が少ないので、この期間は可変コードの記憶を許可するのである。
(6)請求項6の発明は、前記請求項1の発明と同様に、基本的に、送信機から送信されたコード情報を受信した場合に、コード情報が適正なものであるか否かを判定し、コード情報が適正なものであると判定された場合には、所定の制御対象の制御を行うとともに、受信した新たな可変コードをメモリに記憶する。しかも、前記のような処理を行う場合には、可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定し、ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、受信した可変コードの記憶を許可する。
つまり、本発明では、ノイズの影響を受け難い状況にのみ、可変コードの記憶を許可するので、常に可変コードの値を正しくメモリに記憶できる。それにより、次回のコード情報の適否の判定、ひいては制御対象の動作を確実に行うことができる。また、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できコスト低減に寄与する。
特に本発明においては、ノイズの影響を受け難い状況とは、無線通信制御装置が直接に又は通信を介してスイッチからの信号を入力する場合に、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力してから、所定時間経過した状況である。
つまり、無線通信制御装置が直接に又は通信を介してスイッチからの信号を入力する場合に、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号(例えばスイッチ等のオン・オフ)が入力してから、所定時間経過した状況であるときには、ノイズの発生の可能性が低いので、この状況の場合に、可変コードの記憶を許可する。
(7)請求項7の発明では、スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力し てから、所定時間経過した状況とは、スイッチのオン・オフの変化から一定時間経過した状況である。
つまり、スイッチのオン・オフの変化から一定時間経過した後は、ノイズの発生の可能性が少ないので、この期間は可変コードの記憶を許可するのである。
(8)請求項8の発明は、可変コードを例示したものである。
【0014】
ここでは、可変コードとして、コード情報を送信する毎にその値を累進変更するローリングコードを用いる。
(9)請求項9の発明は、コード情報を例示したものである。
ここでは、図2に例示する様に、IDコードと可変コードとを(例えば順次配列する様に)それぞれ区別して含むコード情報を用いる。
【0015】
このコード情報は、構成が簡易であるので、コード情報の作成や解読等の処理が容易であるという利点がある。
(10)請求項10の発明は、コード情報を例示したものである。
ここでは、IDコードの各ビット情報と可変コードの各ビット情報とを演算処理して生成した可変IDコードを用いる。
【0016】
この可変IDコードは、複雑であるので解読され難く、よって、例えば車両の盗難等の防止に有用である。
【0031】
(11)請求項11の発明では、無線通信制御装置は、車両に搭載される装置であることを例示している。
従って、この装置により、例えばドアのロック・アンロックなどの遠隔操作を行うことができる。
【0032】
(12)請求項12の発明は、上述した無線通信制御装置の機能を実現するための手段(例えばプログラム)を記録した記録媒体を示している。
つまり、上述した様な無線通信制御装置をコンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いても良い。
【0033】
(13)請求項13の発明は、上述した無線通信制御装置と、その無線通信制御装置に対してコード情報を送信する送信側装置とを備えた無線通信制御システムを示している。
この無線通信制御システムを用いることにより、前記請求項1〜11のいずれかの発明と同様な効果を奏する。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の無線通信制御装置及び無線通信制御システム並びに記録媒体の実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例)
ここでは、送信機及び受信機からなる車両用の無線通信制御システムを例に挙げて説明する。
【0035】
本実施例における無線通信制御システムは、送信機を操作することにより、車載の受信機を介して、車両の各種の制御対象を作動させるシステムである。
a)まず、本実施例の無線通信制御システムを図1を用いて説明する。
図1に示す様に、本実施例の無線通信制御システムは、自身が適正な機器であることを示すコード情報等の信号を送信する送信機(例えば車両の鍵(キー)に設けられたもの)1と、その信号を受信して、制御対象(例えばドアのロック・アンロックを行うアクチュエータであるソレノイド)を制御する等の各種の処理を行う受信機3を備えている。
【0036】
前記送信機1は、単に電波を発信するだけでなく、送信するコード情報の信号の作成等の処理を行う機能を有する。
そのため、送信機1は、(制御対象を作動させるために)コード情報を送信する際に操作される操作スイッチ5と、コード情報を記憶する送信側記憶部(EEPROM)7と、送信側記憶部7に記憶したコード情報を利用して今回の操作に応じて必要なコード情報を生成する等の処理を行う送信側制御部(マイコン)9と、コード情報を電波にて送信するためにFM変調を行う変調部11と、FM変調された信号を電波として送信する通信アンテナ13を備えている。
【0037】
一方、前記受信機3は、単に電波を受信するだけでなく、受信したコード情報の信号の解析や制御信号の出力等の各種の処理を行う機能を有する装置(無線通信制御装置)である。
そのため、受信機3は、前記送信機1の通信アンテナ13から送信された電波を受信する通信アンテナ15と、通信アンテナ15から入力した信号をコード情報が分かる信号に復調する復調部17と、復調部17から入力したコード情報を含む信号を処理する受信側制御部(マイコン)19と、コード情報を記憶する受信側記憶部(EEPROM)21を備えている。
【0038】
このうち、受信側制御部19には、復調部17から得られた信号を一時的に格納する受信データ格納部(RAM)23と、受信したコード情報が適正なものであるか否かを判定する受信データ判定部25を備えている。
また、受信機3の受信側制御部19には、制御対象を駆動するアクチュエータである駆動部27と、各種のスイッチ(例えばIGスイッチ)29が接続されており、駆動部27には、受信側制御部19から駆動部27を作動させる制御信号が出力され、スイッチ29からは、スイッチ29の動作を示すスイッチ信号が入力される。
【0039】
b)次に、本実施例で使用されるコード情報について説明する。
図2に示す様に、コード情報は、1フレームを単位として送受信される信号である。
この1フレームのコード情報とは、先頭より、コード情報の先頭であることを示す(1バイトの)先頭コードと、自身を特定する固有の識別情報を示す(2バイトの)IDコードと、操作スイッチ5の操作回数に応じて変化する(4バイトの)可変コードと、(特に複数のスイッチがある場合に)どの操作スイッチ5が操作されたかを示す(1バイトの)スイッチ(SW)コードの順で配列されている。
【0040】
このうち、IDコードは固定の値であり、送信機1及び受信機3が特定の1対1のものであることを示すために、送信機1の送信側記憶部7及び受信機3の受信側記憶部21に、それぞれ同じIDコードが記憶されている。
また、可変コードは、操作スイッチ5が1回押される毎に、その値が1づつ増加するローリングコードであり、この可変コードの値は、送信側記憶部7及び受信側記憶部21に、操作スイッチ5の操作に応じて、それぞれ順次更新されて記憶される。
【0041】
尚、送信側記憶部7に記憶された可変コードと、受信側記憶部21に記憶された可変コードは、送受信が必ずしも確実に行われる訳ではないので、異なる数値となることがある。
c)次に、本実施例の無線通信制御システムにおける基本動作について説明する。
【0042】
▲1▼送信機1側
送信機1の操作スイッチ5が操作されると、その操作に対応した1フレームのコード情報が作成される。具体的には、送信側記憶部7に記憶していた可変コードに1を加えて新たな可変コードを作成し、前記図2に示す様に、前記先頭コードとIDカードと(新たな)可変コードとSWカードから1フレームのコード情報を作成する。
【0043】
この新たな可変コードは、送信側記憶部7に更新されて書き込まれる。つまり、可変コードは、操作スイッチ5が操作される毎に加算され、送信側記憶部7に記憶される。
この様にして作成されたコード情報は、送信機1側から受信機3側に送信される。尚、操作スイッチ5が押されている間は、同じ1フレームのコード情報が繰り返し送信される。
【0044】
▲2▼受信機3側
受信機3は、送信機1から発信されたコード情報を受信すると、そのコード情報の適否を判定する。
そして、コード情報が適正なものと判断された場合には、即ち受信機1に1対1に対応した正しい送信機1から発信されたものであると判断された場合には、そのコード情報に含まれた制御対象の情報(即ち制御対象に対応した操作スイッチ5を示すSWコード)に基づいて、所定の制御対象を作動させる。
【0045】
例えば操作スイッチ5がドアのロックを行うためのスイッチである場合には、ドアのロックを行うためのソレノイドを駆動させる。
また、受信したコード情報のうちの可変コードは、コード情報が適正な場合には、受信側記憶部21に更新して記憶されるが、この記憶は、後述する所定のコード記憶条件が満たされた場合にのみ実施される。
【0046】
d)次に、コード記憶条件について説明する。
このコード記憶条件とは、可変コードを正しく記憶できる状況(ノイズの影響を受け難い状況)であるか否かを判定する条件である。
つまり、可変コードを記憶するためには、受信側制御部19と受信側記憶部21の間で通信を行う必要があるが、その通信中に外来ノイズが発生すると、本来記憶したい可変コードの値を正常に記憶できない可能性があるので、外来ノイズの影響を受け難い状況であるか否かを、前記コード記憶条件により判定するのである。
【0047】
以下具体的に説明するが、下記(i)〜(v)の全ての条件が満たされた場合に、コード記憶条件が満たされたとする。
(i)受信機3自らがノイズを発生する負荷(例えばソレノイド等の駆動部27)を駆動していない。
【0048】
つまり、受信機3の受信側制御部21から、例えばソレノイドの様な駆動部27に対して、図3(a)に示す様な制御信号が出力されている場合には、ノイズが発生する可能性がある。従って、この場合には、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0049】
(ii)受信機3自らがノイズを発生する負荷を駆動する駆動条件が成立していない。但し、負荷が実際に駆動された後には、この条件は用いない。
受信機3が、駆動部27を駆動するコード情報を受信し、そのコード情報が適正なものと判定された場合には、図3(a)に示す様な制御信号が出力される。しかし、前記(i)の判定条件では、制御信号が出力された場合に可変コードの書き込みを禁止するので、信号処理のタイミングによっては、(発生するノイズにより)可変コードの記憶に影響を及ぼすことがある。
【0050】
従って、ここでは、実際に制御信号が出力される前の所定のタイミング、即ち駆動条件の成立を示すコード情報が適正であると判定されたタイミング(例えば図3(b)のt0)から、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0051】
(iii)受信機3自らがノイズを発生する負荷の駆動を終了した後一定時間経過したこと。
負荷を駆動する制御信号をオフとした後でも、その直後等にノイズが発生する可能性がある。従って、この場合には、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0052】
尚、前記(i)〜(iii)の条件に替えて又は加えて、「受信機3自らがノイズを発生する負荷を駆動する期間(作動期間)を含む所定期間以外」という条件を設定してもよい。
つまり、図3(b)に示す様に、制御信号が出力されている作動期間(図3(b)のt1〜t2)だけでなく、その前後にもノイズが発生する可能性があるので、作動期間の前後を含む所定期間(図3(b)t0〜t3)にわたり、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止するのである。
【0053】
(iv)受信機3自らが直接に又は通信を介して他の装置(例えばスイッチ29)からの信号を入力する構成となっている場合に、他の装置によるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していない状況であること。
受信機3には、IGスイッチ等のスイッチ29が直接に接続され、そのスイッチのオン・オフ等を示す信号が入力される。このスイッチ29がオン・オフされる場合には、ノイズが発生する可能性が高いので、オン・オフの様なスイッチ29の動作の変化又はオン状態を示す信号が入力された場合には、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0054】
また、受信機3にLAN等の通信回線を介して、スイッチ等の他の装置が接続されている場合にも、同様なことが言えるので、通信回線を介して、他の装置のオン・オフの様な動作の変化又はオン状態を示す信号が入力された場合には、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0055】
(v)受信機3自らが直接に又は通信を介して他の装置からの信号を入力する構成となっている場合に、他の装置によるノイズの発生の可能性を示す信号が入力してから、一定時間経過したこと。
受信機3に直接に又は通信回線を介して接続されたスイッチ29等の他の装置は、オン又はオフに変化した場合には、その直後等にノイズが発生する可能性があるので、その様な場合には、オン・オフに変化した時点(例えば図3(b)のt2)から一定時間(例えば図3(b)のt3まで)は、可変コードの受信側記憶部21への書き込みを禁止する。
【0056】
尚、上述したコード記憶条件を逆に言えば、(i)’受信機3自らがノイズを発生する負荷を駆動している状況、(ii)’受信機3自らがノイズを発生する負荷を駆動する駆動条件が成立している状況、(iii)’受信機3自らがノイズを発生する負荷の駆動を終了した後一定時間経過前の状況、(iv)’受信機3自らが直接に又は通信を介して他の装置からの信号を入力する構成となっている場合に、他の装置によるノイズの発生の可能性を示す信号が入力している状況、(v)’受信機3自らが直接に又は通信を介して他の装置からの信号を入力する構成となっている場合に、他の装置によるノイズの発生の可能性を示す信号が入力してから、一定時間経過前の状況、のいずれかに該当する場合には、ノイズの影響の可能性があるので、可変コードの記憶を禁止するのである。
【0057】
e)次に、本実施例における処理を説明する。
▲1▼送信機1側の処理
本処理は、操作スイッチ5が操作(オン)された場合に実施される。
ステップ100では、操作スイッチ5がオンされたので、1フレームのコード情報を作成する。
【0058】
つまり、送信側記憶部7から、IDコード、可変コード、及び(操作された操作スイッチ5に対応した)SWコードを読み出するとともに、可変コードの値に1を加えて新たな可変コードを作成し、それらのコードを用いて、前記図2に示す様なコード情報を作成する。
【0059】
続くステップ110では、前記新たに作成された可変コードを送信側記憶部7に更新して記憶する。
続くステップ120では、作成した1フレームのコード情報をFM変調して、通信アンテナ13から発信し、一旦本処理を終了する。
【0060】
▲2▼受信機3側の処理
本処理は、所定周期(例えば50ms)毎に実施される。
図5のフローチャートに示す様に、ステップ200では、コード情報を受信した否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ210に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0061】
ステップ210では、受信したコード情報のうち、IDコードと可変コードをRAMの受信データ格納部23に記憶するとともに、制御対象を示すためにSWコードも合わせて記憶する。
続くステップ220では、IDコードと可変コードが適正なものであるか否か、即ち適正な送信機1からコード情報が送信されたか否かを、下記の判定条件により判定する。ここで肯定判断されるとステップ230に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0062】
この判定条件は、下記(A)、(B)が共に満たされた場合に、コード情報が適正なものであると判定するものである。
(A)送信されたIDコードと、受信側記憶部21に記憶されているIDコードが一致した場合。
【0063】
(B)受信した可変コードが、受信側記憶部21に記憶されている可変コードに(1〜所定値)を加えた値の範囲にある場合。
つまり、送信されたコード情報が毎回必ず受信機1にて受信される場合には、送信された可変コードと、受信側記憶部21に記憶されている可変コードに1を加えた値が一致するが、受信ミスや送信の空打ち等があり必ずしもそうなる訳ではないので、ここでは、許容範囲として所定値(例えば10)を設定している。
【0064】
続くステップ230では、コード情報が適正なものであると判定されたので、可変コードを受信側記憶部21に記憶するための記憶要求を、RAMの受信データ格納部23に記憶する。
続くステップ240では、受信したコード情報のSWコードに対応した駆動部(例えばドアのロック等を行うソレノイド)27を作動させるために、駆動部27に対して、制御信号を出力する。
【0065】
続くステップ250では、コード記憶条件が成立したか否か、即ち、可変コードの記憶を許可するための上述した(i)〜(v)の全ての条件が満たされたか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ310に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0066】
ステップ260では、コード記憶条件が成立したので、受信データ判定部25に記憶された記憶要求がある場合には、受信した可変コードを受信側記憶部21に記憶し、一旦本処理を終了する。
f)この様に、本実施例では、受信したコード情報のうち、IDコードや可変コード等をRAMに記憶するとともに、両コードが適正な場合には、駆動部27に制御信号を出力している。
【0067】
更に、可変コードの記憶を許可する条件であるコード記憶条件が成立しているか否かを判定し、コード記憶条件が成立している場合、即ちスイッチ29等によるノイズが発生し難い状況(従って可変コードの記憶に影響が出ない様な状況)である場合には、可変コードを受信側記憶部21に更新して記憶することを許可している。
【0068】
これにより、可変コードを常に正しく記憶することができるので、次回の(可変コードに基づく)コード情報の適否の判定、ひいては、制御対象の動作を確実に行うことができる。
また、上述した処理により、可変コードを正しく記憶することができるので、例えば冗長データを付加する等の冗長設計などの対策が不要となり、装置の構成を簡易化できるという利点がある。
【0069】
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば前記実施例では、前記(i)〜(v)をコード記憶条件とし、そのコード記憶条件が満たされた場合に可変コードの記憶を許可したが、それ以外に、例えば使用電力の低減を目的とした低電力モードの機能を備えた受信機の場合には、低電力モードをコード記憶条件としてもよい。
【0070】
つまり、低電力モードとは、駆動部を作動させたりスイッチ等の動作が無い状態に設定されるモードであるので、この低電力モードをコード記憶条件として採用してもよい。
(2)また、送受信するコード情報としては、前記実施例のコード情報とは別に、例えば、IDコードの各ビット情報と可変コードの各ビット情報とを演算処理して生成した可変IDコード等(特開平8−102982号公報の送信コード参照)の各種のコード情報を用いることができる。
【0071】
(3)更に、前記実施例では、(i)〜(v)の全ての条件が満たされた場合に、コード記憶条件が満たされたとしたが、処理を簡単にするために、例えば(i)の条件のみの様に、(i)〜(v)の条件のうち1種又は2種以上を、コード記憶条件として採用してもよい。
【0072】
(4)また、前記実施例では、車両の用いられる無線通信制御システムについて述べたが、本発明は、それらに限らず、上述した処理を実行させる手段を記憶している記録媒体にも適用できる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータとして構成される電子制御装置、マイクロチップ、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク等の各種の記録媒体が挙げられる。つまり、上述した無線通信制御システムの処理を実行させることができる例えばプログラム等の手段を記憶したものであれば、特に限定はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の無線通信制御システムの構成を示す説明図である。
【図2】 実施例のフレームのコード情報を示す説明図である。
【図3】 実施例の制御信号を示す説明図である。
【図4】 実施例の送信機側の処理を示すフローチャートである。
【図5】 実施例の送信機側の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・送信機
3・・・受信機
5・・・操作スイッチ
7・・・送信側記憶部
9・・・送信側制御部
19・・・受信側制御部
21・・・受信側記憶部
26・・・スイッチ
27・・・駆動部
Claims (13)
- 固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードと、を含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置において、
送信機から送信された前記コード情報を受信した場合に、該コード情報が適正なものであるか否かを判定する情報判定手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、所定の制御対象の制御を行う制御手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、前記可変コードを記憶する記憶手段と、
前記可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段により、前記ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、前記記憶手段による前記可変コードの記憶を許可する記憶許可手段と、
を備えるとともに、
前記ノイズの影響を受け難い状況とは、前記無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させていない状況であることを特徴とする無線通信制御装置。 - 固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードと、を含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置において、
送信機から送信された前記コード情報を受信した場合に、該コード情報が適正なものであるか否かを判定する情報判定手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、所定の制御対象の制御を行う制御手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、前記可変コードを記憶する記憶手段と、
前記可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段により、前記ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、前記記憶手段による前記可変コードの記憶を許可する記憶許可手段と、
を備えるとともに、
前記ノイズの影響を受け難い状況とは、前記無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させる作動条件が成立していない状況であることを特徴とする無線通信制御装置。 - 固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードと、を含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置において、
送信機から送信された前記コード情報を受信した場合に、該コード情報が適正なものであるか否かを判定する情報判定手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、所定の制御対象の制御を行う制御手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、前記可変コードを記憶する記憶手段と、
前記可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段により、前記ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、前記記憶手段による前記可変コードの記憶を許可する記憶許可手段と、
を備えるとともに、
前記ノイズの影響を受け難い状況とは、前記無線通信制御装置におけるソレノイド又はモータを作動させる信号をオフした後の所定時間経過後であることを特徴とする無線通信 制御装置。 - 固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードと、を含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置において、
送信機から送信された前記コード情報を受信した場合に、該コード情報が適正なものであるか否かを判定する情報判定手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、所定の制御対象の制御を行う制御手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、前記可変コードを記憶する記憶手段と、
前記可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段により、前記ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、前記記憶手段による前記可変コードの記憶を許可する記憶許可手段と、
を備えるとともに、
前記ノイズの影響を受け難い状況とは、前記無線通信制御装置が直接に又は通信を介してスイッチからの信号を入力する場合に、該スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していない状況であることを特徴とする無線通信制御装置。 - 前記スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力していない状況とは、前記スイッチがオンしていない状況であることを特徴とする請求項4に記載の無線通信制御装置。
- 固有の識別情報がコード化されたIDコードと、送信の回数に応じて値を変更する可変コードと、を含むコード情報に基づいて、必要な処理を行う無線通信制御装置において、
送信機から送信された前記コード情報を受信した場合に、該コード情報が適正なものであるか否かを判定する情報判定手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、所定の制御対象の制御を行う制御手段と、
前記情報判定手段により、前記コード情報が適正なものであると判定された場合に、前記可変コードを記憶する記憶手段と、
前記可変コードの記憶を行う際にノイズの影響を受け難い状況であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段により、前記ノイズの影響を受け難い状況であると判定された場合には、前記記憶手段による前記可変コードの記憶を許可する記憶許可手段と、
を備えるとともに、
前記ノイズの影響を受け難い状況とは、前記無線通信制御装置が直接に又は通信を介してスイッチからの信号を入力する場合に、該スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力してから、所定時間経過した状況であることを特徴とする無線通信制御装置。 - 前記スイッチによるノイズの発生の可能性を示す信号が入力してから、所定時間経過した状況とは、前記スイッチのオン・オフの変化から一定時間経過した状況であることを特徴とする請求項6に記載の無線通信制御装置。
- 前記可変コードは、前記コード情報を送信する毎にその値を累進変更するローリングコードであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の無線通信制御装置。
- 前記コード情報は、前記IDコードと前記可変コードとをそれぞれ区別して含むコードであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の無線通信制御装置。
- 前記コード情報は、前記IDコードの各ビット情報と前記可変コードの各ビット情報とを演算処理して生成した可変IDコードであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の無線通信制御装置。
- 前記無線通信制御装置は、車両に搭載される装置であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の無線通信制御装置。
- 前記請求項1〜11のいずれかに記載の無線通信制御装置の機能を実現するための手段を記録したことを特徴とする記録媒体。
- 前記請求項1〜11のいずれかに記載の無線通信制御装置と、
該無線通信制御装置に対して、前記コード情報を送信する送信側装置と、
を備えたことを特徴とする無線通信制御システム。
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