JP3799521B2 - 漏れ試験装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、気密性が要求されるエンジンのシリンダーブロック等に穿設した穿孔の漏れ量を検測する漏れ試験装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両用エンジンのシリンダーブロックには、油孔、水孔等の穿孔が複数穿設されており、これら穿孔には、エンジンの作動時に高圧が負荷されることから高い気密性が要求されている。このように、穿設された穿孔の高い気密性が要求される部品においては、漏れ試験装置により、油孔、水孔等の穿孔の開口部を気密に閉塞し、これら穿孔の内部に圧縮ガスを封入して当該穿孔からの圧縮ガスの漏れ量をリークテスタで検測することが一般に行われている。
【0003】
このような漏れ試験装置には、漏れ試験室の上部に、被検測物(シリンダーブロック)の上面及び両側面に開口した各々の穿孔に対応させて複数のマスキングユニットをそれぞれ進退可能に設けると共に、該漏れ試験室の下部に、被検測物の下面及び前後面に開口した各々の穿孔に対応させてマスキングユニットを配設し、各々のマスキングユニットで被検測物に開口した穿孔の全ての開口部を気密に閉塞して自動検測を行うものがある。このような漏れ試験装置として、図12に示すように、マスキングシリンダ1を駆動して、被検測物Wの油孔、水孔等の開口部W1に対向させて配したマスキングユニット2を進退させることにより、当該マスキングユニット2の端部に設けたマスキングシール3で開口部W1を正面から閉塞させるようにしたものが従来から知られている。
【0004】
しかしながら、上記従来の漏れ試験装置では、被検測物Wに開口した各々の穿孔の開口部に対応させてマスキングユニット2及びマスキングシリンダ1を配設したので、エンジンのシリンダーブロックのように多数の穿孔が開口した被検測物Wにおいては、設計が困難になると共に装置が非常に高価になり、また、構造が複雑となることでメンテナンス作業が煩雑化し、装置の維持費が大きな負担となっていた。さらに、従来の漏れ試験装置は、各々のマスキングユニット2をそれぞれのマスキングシリンダ1で駆動させているため装置が車種毎の専用設計となり、他車種に対応させたり、他車種に対応させるための転用改造が極めて困難であり、製造費(設計費を含む)を増大させることとなっていた。
【0005】
また、上記穿孔が、同一平面、且つ同一方向に開口している場合は比較的容易にマスキングユニット2を配置することができるが、該穿孔が多平面に開口している場合にはマスキングユニット2及びマスキングシリンダ1の配置が困難となり、設計、製作等が非常に厳格なものになる。さらに、構造がより複雑となることでメンテナンス作業もより煩雑化し、装置の維持費を増大させる要因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、構造を簡略化すると共に多様な被検測物への転用を容易にして、製造費及び維持費を大幅に低減させることができる漏れ試験装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、被検測物の一側面に対向させて設けた可動基盤と、該可動基盤を被検測物の一側面に向けて進退させる駆動手段と、被検測物の一側面に開口した開口部に対応させて可動基盤に配設したマスキングユニットと、を具備し、駆動手段を駆動して可動基盤を前進させることにより、被検測物の一側面上の同一平面に開口した複数の穿孔の開口部又は当該一側面上の他面に開口した穿孔の開口部を、対応するマスキングユニットで閉塞させた漏れ試験装置において、被検測物の上面に対向させて設けた昇降基盤と、該昇降基盤に対向させて設置した天板と、該天板に設置され、昇降基盤を昇降可能に支持した昇降手段と、被検測物の上部傾斜面に開口した開口部を囲繞可能なマスキング板と、昇降基盤に吊持され、マスキング板に係合可能な押圧補助板と、昇降基盤に配設され、マスキング板に係合した押圧補助板を押圧可能な押圧部材と、を具備したことを特徴とする。
【0008】
本発明は、このように構成することで、駆動手段を駆動することにより、可動基盤に配設したマスキングユニットで、被検測物の一側面に開口した全ての開口部を閉塞させる漏れ試験装置において、昇降手段を駆動して昇降基盤を下降させることで、押圧補助板がマスキング板に係合し、さらに、該マスキング板に係合した押圧補助板が押圧部材で押圧されてマスキング板が押圧される。これにより、マスキング板で被検測物の上部傾斜面に開口した全ての開口部を囲繞して閉塞させることができる。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、昇降手段は、天板に設置した昇降ジャッキであり、該昇降ジャッキの捩子軸で昇降基盤を連結支持したことを特徴とする。
【0010】
本発明は、このように構成することで、昇降ジャッキの捩子軸を回転させることで昇降基盤を昇降させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態の漏れ試験装置を図1ないし図11に基づいて説明する。まず、本実施の形態の漏れ試験装置4の概略を説明する。本漏れ試験装置4は、マスキング装置5〜10により被検測物Wに穿設した穿孔の開口部を気密に閉塞し、該穿孔に開口部から封入した圧縮ガスの漏れ量をリークテスタ11(図5参照)で検測する漏れ試験装置4であって、図1及び図2に示すように、第1の可動基盤16を被検測物Wの一側面に対向させて進退可能に設けると共に、該第1の可動基盤16に、被検測物Wの一側面に開口した穿孔の開口部W1〜W4に対応させてマスキングユニット12〜15を配設しておいて、上記第1の可動基盤16を前進させることにより、被検測物Wの一側面に開口した穿孔の開口部W1〜W4を対応するマスキングユニット12〜15で気密に閉塞させる構造になっている。
【0012】
また、本漏れ試験装置4は、図3及び図4に示すように、第1の基盤17に対向させて設置した天板18と、被検測物Wの上面に対向させて設けた昇降基盤19と、天板18に設置され、昇降基盤19を昇降可能に支持した昇降手段と、被検測物Wの上部傾斜面に開口した開口部を囲繞可能なマスキング板20と、昇降基盤19に吊持され、マスキング板20に係合可能な押圧補助板21と、昇降基盤19に配設され、マスキング板20に係合させた押圧補助板21を押圧する押圧部材22とを具備した。これにより、本漏れ試験装置4は、昇降手段を駆動して昇降基盤19を下降させることにより、押圧補助板21をマスキング板20に係合させ、さらに、該押圧補助板21を押圧部材22で押圧させてマスキング板20で被検測物Wの上部傾斜面に開口した全ての開口部を囲繞して閉塞させることができる構造になっている。
【0013】
次に、本実施の形態の漏れ試験装置4の詳細を説明する。図5及び図6に示すように、本漏れ試験装置4は、被検測物Wの前面(図6における紙面下側の側面)を閉塞させる前マスキング装置5と、被検測物Wの上部傾斜面を閉塞させる上部マスキング装置6と、被検測物Wの上部平坦面を閉塞させる上面マスキング装置7と、被検測物Wの右側面(図6における紙面右側の側面)を閉塞させる右マスキング装置8と、被検測物Wの左側面(図6における紙面左側の側面)を閉塞させる左マスキング装置9と、被検測物Wの後面(図6における紙面上側の側面)を閉塞させる後マスキング装置10と、被検測物Wの下面を閉塞させる下面マスキング装置(図示せず)と、を架台23に敷設した第2の基盤24で支持した構造になっている。
【0014】
また、上記第2の基盤24には、図6に示すように、当該第2の基盤24を横断した搬送コンベア25と、該搬送コンベア25の略中間位置と直交し、且つ第2の基盤24を縦断した一対のガイドレール26と、当該第2の基盤24に設置したシリンダ27の駆動により上記一対のガイドレール26で案内されて待機位置(搬送コンベア25とガイドレール26とが交差する位置)と検測位置との間をスライド移動する第2の可動基盤28と、が設けられている。また、該第2の可動基盤28には第1の基盤17が着脱可能に敷設されており、該第1の基盤17上には前マスキング装置5、上部マスキング装置6及び下面マスキング装置(図示せず)が各々所定位置に配設されている。
【0015】
また、本漏れ試験装置4は、搬送コンベア25を用いて被検測物Wを待機位置まで搬送し、該被検測物Wを第1の基盤17に位置決めさせた後、上部マスキング装置6及び下面マスキング装置(図示せず)により被検測物Wの上部及び下部に開口した穿孔の開口部を閉塞させると共に前マスキング装置5により被検測物Wの前面に開口した穿孔の開口部W1〜W4を閉塞させる構造になっている。そして、本漏れ試験装置4は、シリンダ27を駆動して第2の可動基盤28を待機位置から検測位置に移動させて被検測物Wを検測位置に位置決めさせた後、右マスキング装置8及び左マスキング装置9により被検測物Wの両側面に開口した穿孔の開口部を閉塞させると共に後マスキング装置10により被検測物Wの後面に開口した穿孔の開口部を閉塞させて被検測物Wに開口した全ての穿孔の開口部を気密に閉塞するように構成されている。
【0016】
次に、上記前マスキング装置5の詳細を説明する。前マスキング装置5は、図1及び図2に示すように、上記第1の基盤17上にマウントベース29が設置されており、該マウントベース29には、被検測物Wの前面に対向させて第1の可動基盤16が設置されている。そして、第1の可動基盤16には、被検測物Wの前面に開口した穿孔の開口部W1〜W4に対応させてマスキングユニット12〜15が各々配設されており、起動ボタン(図示せず)を押圧し、第1の駆動手段を駆動して第1の可動基盤16を前進させることにより、当該被検測物Wの前面に開口した穿孔の開口部W1〜W4が対応するマスキングユニット12〜15で閉塞される構造になっている。
【0017】
また、図7及び図9に示すように、上記第1の可動基盤16には、一対のガイドシャフト30が立設されており、前マスキング装置5は、該一対のガイドシャフト30を、マウントベース29に配設した一対のガイドホルダ31で摺動可能に支持することで、第1の可動基盤16が被検測物Wの前面に対して進退方向に案内されている。さらに、上記マウントベース29にはナット部材33が固着されており、該ナット部材33には、一端を上記第1の可動基盤16に回転可能に連結させた捩子軸32が螺合されている。そして、上記第1の駆動手段は、捩子軸32を所要方向に回転させて当該捩子軸32をナット部材33に対して軸線方向に移動させることにより、第1の可動基盤16を被検測物Wの前面に対して前進及び後退させることができる構造になっている。なお、図7及び図9に示すように、上記マウントベース29には、第1の可動基盤16を貫通させた一対の支持アーム34が立設されており、上記第1の駆動手段は、該一対の支持アーム34に架設した係止部材35で第1の可動基盤16に配設した一対の被係止部材36を係止して、第1の可動基盤16の前進移動を規制した構造になっている。
【0018】
また、第1の可動基盤16には、図1、図2及び図7に示すように、被検測物Wの第1の基盤17に対して垂直な面に開口した開口部W2を閉塞させるマスキングユニット13と、被検測物Wの第1の基盤17に対して傾斜した面に開口した開口部W3を閉塞させるマスキングユニット14と、第1の基盤17に対して傾斜し、且つ上記開口部W3が開口した面よりも奥まった面に開口した開口部W4を閉塞させるマスキングユニット15と、第1の可動基盤16に設置したトグルクランプ37(図8参照)を駆動することで進退し、被検測物Wの第1の基盤17に対して傾斜した面に開口した開口部W1を閉塞させるマスキングユニット12と、が配設されている。
【0019】
上記マスキングユニット13は、図1、図2及び図7に示すように、Oリング38を具備しており、該Oリング38により、被検測物Wの第1の基盤17に対して垂直な面に開口した開口部W2を囲繞して閉塞させる構造になっている。また、上記マスキングユニット14は、小径基端部が、第1の可動基盤16に固定したブラケット39に摺動可能に支持されており、該ブラケット39と大径部との間に介在させた圧縮コイルばね40により、該大径部を被検測物Wに向けて常時弾発付勢させている。なお、本マスキングユニット14には、そのマスキング面に、被検測物Wの開口部W3が開口した傾斜面に整合させて傾斜が形成されている。また、図7に示す符号41は、ブラケット39に設置したマスキングユニット14の回転止めである。
【0020】
また、図8に示すように、マスキングユニット12は、基部が、第1の可動基盤16に固定したトグルクランプ37の駆動軸42に連結されており、駆動レバー43を下方に操作することにより、該駆動軸42が突出方向に駆動され、これにより当該マスキングユニット12が進出方向に移動して、開口部W1を閉塞した状態で保持する構造になっている。なお、図8に示す符号44は、マウントブラケット45に固定した当該マスキングユニット12の回転止め用の部材であり、該部材44でマスキングユニット12に固着した案内ピン46を摺動可能に支持した構造になっている。また、図1及び図2に示す符号47は、上記被検測物Wの待機位置に設けた搬送装置であり、該搬送装置47は、第1の基盤17上に配設した一対の支持基台48に、弾性部材49(図4参照)を介して支持されている。
【0021】
次に、上記上部マスキング装置6及び上面マスキング装置7の詳細を説明する。図4及び図5に示すように、第1の基盤17上には、複数(本実施例では4本)の支柱50が立設されており、これら支柱50により天板18が支持されている。また、該天板18には、昇降可能な捩子軸52を備えた昇降ジャッキ(昇降手段)51が設置されており、該捩子軸52の一端に上記昇降基盤19を連結して、当該昇降基盤19を昇降可能に支持した構造になっている。また、図4及び図5に示すように、昇降基盤19には、一対のガイドシャフト53が立設されており、該一対のガイドシャフト53は天板18に配設した一対のガイドホルダ54で摺動可能に支持されている。また、上記昇降ジャッキ51の捩子軸52には、駆動軸55に嵌着したウォームギア(図示せず)が係合されており、本漏れ試験装置4は、上記駆動軸55を回転させることで昇降ジャッキ51の捩子軸52を昇降させ、これにより昇降基盤19を昇降させる構造になっている。
【0022】
なお、本実施例では、昇降手段として昇降ジャッキ51を用いたが、該昇降手段はこれに限定されるものではなく、例えば、天板18に油圧シリンダを設置すると共に該油圧シリンダのピストンロッドにより上記昇降基盤19を連結支持しておいて、当該油圧シリンダを駆動させることで昇降基盤19を昇降させるように構成してもよい。また、図4及び図5に示す符号56は、上記一対のガイドシャフト53の各々に固着した係止部材であり、昇降基盤19は、該係止部材56をガイドホルダ54の端面に当接させることで下降移動が所定位置(高さ)で規制されている。また、符号57は昇降ジャッキ51の捩子軸52の突出部を保護するケーシングで、符号58は天板18の剛性を向上させるためのリブである。
【0023】
上記上部マスキング装置6は、図3及び図10に示すように、被検測物Wの上部傾斜面に開口した開口部を閉塞させるマスキング板20を具備し、該マスキング板20のマスキング面には、被検測物Wの上部傾斜面に開口した全ての開口部を囲繞可能なマスキングシール(図示せず)が装着されている。なお、図3に示す符号59はマスキング板20に設けられたダミー用部材であり、該ダミー用部材59は、被検測物Wの大容量穿孔内に挿入させて当該穿孔内の容積を低減させるためのものである。また、上記昇降基盤19には、マスキング板20に係合可能な押圧補助板21が吊持されると共に、該押圧補助板21の背面に設けた押圧ブロック60を押圧可能な押圧用ローラ(押圧部材)22が配設されており、上部マスキング装置6は、昇降基盤19を下降させ、押圧用ローラ(押圧部材)22で押圧ブロック60を押圧させることにより、マスキング板20のマスキングシールを被検測物Wの上部傾斜面に密着させて被検測物Wの上部傾斜面を閉塞させる構造になっている。
【0024】
また、上記上面マスキング装置7は、図3及び図4に示すように、昇降基盤19に固定したブラケット62と、該ブラケット62に固着したマスキングシール63とを具備しており、該マスキングシール63で被検測物Wの上部平坦面に開口した開口部を囲繞し閉塞させる構造になっている。なお、図10に示す符号64は、昇降基盤19に配設したブラケット65に取り付けられた被検測物Wの位置決め用の部材である。
【0025】
次に、上記右マスキング装置8の詳細を説明する。右マスキング装置8は、図5及び図6に示すように、右マウントブラケット66が、第2の基盤24上の後部(検測位置側)右側に設置されており、該右マウントブラケット66により被検測物Wの右側面に対向させて設けた第3の可動基盤67が支持されている。また、該第3の可動基盤67には、第3の基盤(マスキングユニット基盤)68が着脱可能に設けられており、該第3の基盤68には被検測物Wの右側面に開口した穿孔の開口部を閉塞させるマスキングユニット69が固定されている。そして、上記第3の可動基盤67には一対のガイドシャフト70が立設されており、該一対のガイドシャフト70は右マウントブラケット66に配設した一対のガイドホルダ71で摺動可能に支持されている。
【0026】
また、上記右マスキング装置8は、第3の可動基盤67に、右マウントブラケット66に設置したシリンダ72のピストンロッド73が固着されており、該シリンダ72を駆動して第3の可動基盤67を前進させることにより、マスキングユニット69で被検測物Wの右側面に開口した穿孔の開口部を閉塞させる構造になっている。なお、図6に示す符号74は、第3の可動基盤67に立設した回転止め用のピンであり、該ピン74は、右マウントブラケット66により摺動可能に支持されている。また、符号75は、第3の可動基盤67(マスキングユニット69)の後退端位置を制御するためのストッパ部材である。
【0027】
次に、上記左マスキング装置9の詳細を説明する。左マスキング装置9は、図5及び図6に示すように、左マウントブラケット76が、第2の基盤24上の後部(検測位置側)左側に設置されており、該左マウントブラケット76により、被検測物Wの左側面に対向させた第4の可動基盤77が支持されている。また、該第4の可動基盤77には、第4の基盤(マスキングユニット基盤)78が着脱可能に設けられており、該第4の基盤78には、被検測物Wの左側面に開口した穿孔の各々の開口部に対応させたマスキングユニット79〜81が配設されている。また、上記第4の可動基盤77には一対のガイドシャフト82が立設されており、左マスキング装置9は、該一対のガイドシャフト82が、左マウントブラケット76に配設した一対のガイドホルダ83により摺動可能に支持されている。
【0028】
また、上記左マスキング装置9は、左マウントブラケット76に設置したシリンダ84のピストンロッド85が第4の可動基盤77に固着されており、該シリンダ84を駆動して第4の可動基盤77を前進させることにより、被検測物Wの左側面に開口した穿孔の全ての開口部をマスキングユニット79〜81で閉塞させる構造になっている。上記マスキングユニット81は、第4の基盤78に着脱可能に設けられており、端部に配したマスキング部には、対応する開口部を囲繞し閉塞させるための紐状シール(図示せず)が装備されている。なお、該紐状シールで囲繞させる開口部の数は、1つでも複数でもよい。また、図6に示す符号86は、第4の可動基盤77に立設した回り止め用のピンであり、該ピン86は左マウントブラケット76により摺動可能に支持されている。さらに、符号87は、第4の可動基盤77の後退端位置を制御するためのストッパ部材である。
【0029】
次に、上記後マスキング装置10の詳細を説明する。後マスキング装置10は、図4及び図6に示すように、後マウントブラケット88が、第2の基盤24上の後部(検測位置側)に設置されており、該後マウントブラケット88の立面上部に固着したマスキングユニット支持ブラケット89により、被検測物W後部の傾斜面に対向させたマスキングユニット90を保持した構造になっている。また、図11に示すように、マスキングユニット90は、幅方向に一対のガイドシャフト91を備えた第5の可動基盤93により保持されており、該第5の可動基盤93は、一対のガイドシャフト91がマスキングユニット支持ブラケット89に配した一対のガイドホルダ92で摺動可能に支持されている。
【0030】
また、図4に示すように、後マウントブラケット88には、被検測物Wの後面に対向させた第6の可動基盤94が上記マスキングユニット支持ブラケット89の下方に設けられており、該第6の可動基盤94は、幅方向に配した一対のガイドシャフト95が、後マウントブラケット88に配設した一対のガイドホルダ96により摺動可能に支持されている。また、図4及び図6に示すように、第6の可動基盤94には、上記後マウントブラケット88に固着したシリンダ97のピストンロッド(図示せず)が連結されており、該シリンダ97を駆動させて第6の可動基盤94を進退させる構造になっている。
【0031】
さらに、図11に示すように、第6の可動基盤94には、第6の基盤98が着脱可能に装着されており、該第6の基盤98には、マスキングユニット支持ブラケット89を貫通したマスキングユニット90の基部99を挟むようにして、一対の押圧用ブラケット100が設けられいる。そして、マスキングユニット90の基部99の一端には、当該基部99の軸線と直交する軸を有した一対の押圧用ローラ101が設けられており、該一対の押圧用ローラ101は、図4及び図11に示すように、一対の押圧用ブラケット100の各々に形成され、マスキングユニット90の基部99の軸線と所定角度を成すようにして延設させた押圧用溝102に係合されている。これにより、本後マスキング装置10は、シリンダ97を駆動して第6の可動基盤94を前進させることにより、マスキングユニット90の基部99の一対の押圧用ローラ101が押圧用溝102の押圧面に押し上げられる。押圧用ローラ101が押圧用溝102の押圧面で押し上げられると、当該マスキングユニット90は、被検測物W後部の開口部を有した傾斜面(図示せず)に向けて斜め上方に前進し、該傾斜面に開口した開口部にマスキングシール103を密着させて当該開口部を気密に閉塞させる構造になっている。
【0032】
なお、図4及び図5に示す符号104は、第2の基盤24に設置され、上記第2の可動基盤28を待機位置に位置決めさせる第1のストッパブラケットであり、該第1のストッパブラケット104でシリンダ27のピストンロッド105に固定したナックル部材106の移動を規制して当該第2の可動基盤28を待機位置に位置決めさせる構造になっている。また、図4及び図6に示す符号107は、第2の基盤24上にシリンダ27を挟むように左右両側に設置され、上記第2の可動基盤28を検測位置に位置決めさせる第2のストッパブラケットであり、該第2のストッパブラケット107で第2の可動基盤28の移動を規制して当該第2の可動基盤28を待機位置に位置決めさせる構造になっている。また、図4に示す符号108は、架台23の所定位置に設置した旋回アーム109で吊持したインパクトレンチである。
【0033】
このような構成において、本実施の形態の漏れ試験装置4の作用を説明する。まず、図4乃至図6に示す本漏れ試験装置4の初期状態、即ち第2の可動基盤28が待機位置に位置され、且つ第1の可動基盤16、昇降基盤19、第3の可動基盤67、第4の可動基盤77及び第6の可動基盤94(第5の可動基盤93)がそれぞれ被検測物Wに対して離間した側に位置した状態で、被検測物Wを搬送コンベア25上を走行させると共に搬送の過程で被検測物Wの上部傾斜面にマスキング板20を装着し、当該被検測物Wを第1の基盤17上の待機位置に位置させる。
【0034】
次に、昇降ジャッキ51の駆動軸55をインパクトレンチ108で駆動して、ガイドシャフト53に固着した係止部材56がガイドホルダ54の端面に当接するまで、昇降基盤19を下降させる。これにより、被検測物Wは、昇降基盤19に配設した位置決め用部材64に係合して所定位置に位置決めされ、また、被検測物Wの上部傾斜面に装着したマスキング板20には、昇降基盤19で吊持した押圧補助板21が係合される。この際、押圧補助板21を、昇降基盤19で吊持したことで被検測物Wの上部傾斜面の傾斜角度に関わらず当該上部傾斜面に装着されたマスキング板20に容易に係合させることができる。そして、上面マスキング装置7のマスキングシール63が被検測物Wの上部平坦面に当接し、当該上部平坦面が上面マスキング装置7で押圧されると共に、押圧補助板21の背面の押圧ブロック60が一対の押圧用ローラ(押圧部材)22で押圧されることより、被検測物Wは、上部平坦面に開口した開口部が上面マスキング装置7により閉塞されると共に上部傾斜面に開口した開口部が上部マスキング装置6により閉塞され、さらに、被検測物Wは搬送装置47に介装した弾性部材49を圧縮させながら下降して、下面に開口した開口部が下面マスキング装置(図示せず)により閉塞されることとなる。
【0035】
次に、第1の駆動手段の捩子軸32をインパクトレンチ108で駆動して第1の可動基盤16を前進させる。これにより、被検測物Wの第1の基盤17に対して垂直な面に開口した穿孔の開口部W2がマスキングユニット13のOリング38で囲繞されて閉塞されると共に、被検測物Wの第1の基盤17に対して傾斜した面に開口した穿孔の開口部W3がマスキングユニット14により閉塞され、さらに、第1の基盤17に対して傾斜し、且つ上記開口部W3が開口した面よりも奥まった面に開口した穿孔の開口部W4がマスキングユニット15により閉塞される。そして、第1の可動基盤16を前進させた後、第1の可動基盤16に設置したトグルクランプ37の駆動レバー43を下降に操作してマスキングユニット12を前進させることにより、被検測物Wの第1の基盤17に対して傾斜した面に開口した穿孔の開口部W1をマスキングユニット12で閉塞させる。
【0036】
そして、被検測物Wの上部傾斜面、上部平坦面及び前面に開口した開口部の各々を、上部マスキング装置6、上面マスキング装置7及び前マスキング装置5により閉塞させた後、起動ボタン(図示せず)を押圧し、シリンダ27を駆動させて第2の可動基盤28を検測位置に位置決めさせる。本漏れ試験装置4は、第2の可動基盤28、即ち被検測物Wを検測位置に位置決めさせると、右マスキング装置8のシリンダ72を駆動して第3の可動基盤67を前進させ、被検測物Wの右側面に開口した開口部をマスキングユニット69により閉塞させると共に、左マスキング装置9のシリンダ84を駆動して第4の可動基盤77を前進させ、被検測物Wの左側面に開口した各々の開口部を対応するマスキングユニット79〜81により閉塞させる。
【0037】
一方、本漏れ試験装置4は、被検測物Wが検測位置に位置決めされると、後マスキング装置10のシリンダ97を駆動して第6の可動基盤94を前進させ、該第6の可動基盤94の前進動作に連動させて第5の可動基盤93を斜め上方に前進させる。これにより、被検測物Wの後部傾斜面に開口した開口部がマスキングユニット90のマスキングシール103により閉塞され、被検測物Wに開口した全ての開口部が気密に閉塞されることとなる。そして、全ての開口部が閉塞されると、所定の開口部から穿孔内に圧縮ガスが封入され、該穿孔からの圧縮ガスの漏れがリークテスタ11により検測される。
【0038】
【発明の効果】
本漏れ試験装置では、被検測物の一側面に対向させて設けた可動基盤と、該可動基盤を被検測物の一側面に向けて進退させる駆動手段と、被検測物の一側面に開口した開口部に対応させて可動基盤に配設したマスキングユニットと、を具備し、駆動手段を駆動して可動基盤を前進させることにより、被検測物の一側面上の同一平面に開口した複数の穿孔の開口部又は当該一側面上の他面に開口した穿孔の開口部を、対応するマスキングユニットで閉塞したので、駆動手段を駆動して可動基盤を前進させることにより、被検測物の一側面に開口した全ての開口部を対応させたマスキングユニットで閉塞させることができ、その結果、漏れ試験装置の構造が極めて簡素となり、従来の漏れ試験装置と比較して製造コスト及び維持費を大幅に低減させることができる。
【0039】
また、本漏れ試験装置では、マスキングユニットをマスキングユニット基盤に配設し、該マスキングユニット基盤を可動基盤に着脱可能に装着したので、マスキングユニットに不具合が生じた場合には、マスキングユニット基盤を可動基盤から取り外して処置を施すことができ、漏れ試験装置の停止時間を極力短時間に留めることが可能となる。また、装置を標準部品(共用部品)と専用部品とに分割することができ、当該装置を他仕様の被検測物に転用させる場合には、マスキングユニット基盤を交換することにより容易に対応させることができ、製造費を大幅に削減することが可能となる。
【0040】
また、本漏れ試験装置では、基盤に対向させて設置した天板と、被検測物の上面に対向させて設けた昇降基盤と、天板に設置され、昇降基盤を昇降可能に支持した昇降手段と、被検測物の上部傾斜面に開口した開口部を囲繞可能なマスキング板と、昇降基盤に吊持され、マスキング板に係合可能な押圧補助板と、昇降基盤に配設され、マスキング板に係合した押圧補助板を押圧可能な押圧部材とを具備し、昇降手段を駆動して昇降基盤を下降させることにより、押圧補助板をマスキング板に係合させ、該マスキング板に係合した押圧補助板を押圧部材で押圧させたので、マスキング板で被検測物の上部傾斜面に開口した全ての開口部を囲繞し閉塞させることができ、漏れ試験装置の上部が極めて簡易に構成され、製造コスト及び維持費を大幅に低減させることができると共に、メンテナンス作業が極めて容易となる。
【0041】
また、本漏れ試験装置では、昇降手段は、天板に設置した昇降ジャッキであり、該昇降ジャッキの捩子軸で昇降基盤を連結支持したので、昇降ジャッキの捩子軸を回転させることにより、昇降基盤を昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、前マスキング装置の左側面図である。
【図2】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、前マスキング装置の右側面図である。
【図3】本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、上部マスキング装置及び上面マスキング装置の側面図である。
【図4】 本実施の形態の漏れ試験装置の右側面図である。
【図5】 本実施の形態の漏れ試験装置の正面図である。
【図6】 本実施の形態の漏れ試験装置の平面図である。
【図7】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、前マスキング装置の平面図である。
【図8】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、前マスキング装置における基部にトグルクランプを備えたマスキングユニットを示す図である。
【図9】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、前マスキング装置の正面図である。
【図10】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、上部マスキング装置及び上面マスキング装置の正面図である。
【図11】 本実施の形態の漏れ試験装置の説明図で、特に、後マスキング装置のマスキングユニット周辺構造を示す図である。
【図12】 従来の漏れ試験装置の説明図である。
【符号の説明】
4 漏れ試験装置、12〜15 マスキングユニット、16 第1の可動基盤(可動基盤)、18 天板、19昇降基盤、20 マスキング板、21 押圧補助板、22 押圧用ローラ(押圧部材)、32 捩子軸(駆動手段)、33 ナット部材(駆動手段)、51 昇降ジャッキ(昇降手段)、52 捩子軸(昇降ジャッキ)、67 第3の可動基盤(可動基盤)、68 第3の基盤(マスキングユニット基盤)、69 マスキングユニット、77 第4の可動基盤(可動基盤)、78 第4の基盤(マスキングユニット基盤)、79〜81 マスキングユニット
Claims (2)
- 被検測物の一側面に対向させて設けた可動基盤と、該可動基盤を被検測物の一側面に向けて進退させる駆動手段と、被検測物の一側面に開口した開口部に対応させて前記可動基盤に配設したマスキングユニットと、を具備し、前記駆動手段を駆動して前記可動基盤を前進させることにより、被検測物の一側面上の同一平面に開口した複数の穿孔の開口部又は当該一側面上の他面に開口した穿孔の開口部を、対応する前記マスキングユニットで閉塞させた漏れ試験装置において、
被検測物の上面に対向させて設けた昇降基盤と、該昇降基盤に対向させて設置した天板と、該天板に設置され、前記昇降基盤を昇降可能に支持した昇降手段と、被検測物の上部傾斜面に開口した開口部を囲繞可能なマスキング板と、前記昇降基盤に吊持され、前記マスキング板に係合可能な押圧補助板と、前記昇降基盤に配設され、前記マスキング板に係合した前記押圧補助板を押圧可能な押圧部材と、を具備したことを特徴とする漏れ試験装置。 - 前記昇降手段は、前記天板に設置した昇降ジャッキであり、該昇降ジャッキの捩子軸で前記昇降基盤を連結支持したことを特徴とする請求項1に記載の漏れ試験装置。
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