JP3798954B2 - バッチプロセス制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品、化学、紙パルプ等の製品を多品種変量生産するための複数の設備系列で構成されるバッチ製造プラントにおいて適用されるバッチプロセス制御装置に係り、特にはバッチ制御処理を迅速に行うとともに、当該装置の障害発生時やプラントのメンテナンス時に柔軟に対応し得るための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、バッチ制御に関しては、国際測定制御学会(International Society for Measurement and Control)が1995年に発行した「バッチ制御パート1:モデルと用語(Batch Control part1:Models and Terminology)」規格がある。この規格は、通常、ISA S88.01(以下、単に「S88.01」と表記する)と呼ばれていて、従来より、このS88.01規格に準拠したバッチプロセス制御装置が提供されている。
【0003】
たとえば、このS88.01規格に準拠した従来のバッチプロセス制御装置としては、特開2000−148702号公報に開示されている図7に示すような構成を備えたものがある。
【0004】
このバッチプロセス制御装置は、各種のプロセス機器104を操作するための指示を与えるオペレータステーション(以下、OPSと表記する)101と、プロセスI/O103を介してプロセス機器104の制御を実行するコントロールステーション(以下、CNSと表記する)102とを備え、OPS101とCNS102とは制御バス105を介して互いに接続されている。
【0005】
OPS101は、中央処理装置(CPU)、記憶装置、表示装置、およびキーボード/マウス等のデータ入出力装置(いずれも図示省略)などによって構成されるもので、バッチオペレーション機能部111とバッチサーバ機能部112とを含む。
【0006】
バッチオペレーション機能部111は、バッチ製造プラントの運転員と対話操作を行うことによってバッチのためのスケジューリングや運転状況監視、およびバッチに対する遠隔操作を実行するものである。
【0007】
また、バッチサーバ機能部112は、バッチオペレーション機能部111ならびにCNS102に設けられたフェーズロジック部121と通信しながらバッチ実行の手順制御を司るものである。そして、バッチサーバ機能部112には、手順制御を実行するためのS88.01規格に基づく処方が予め登録されている。なお、処方については後で詳述する。
【0008】
一方、CNS102は、OPS101のバッチサーバ機能部112の処方に基づく手順制御を実際に実行するための論理(プログラム)であるフェーズロジックが登録されたフェーズロジック部121が設けられている。
【0009】
また、プロセス機器104は、バッチ製造プラントを構成する設備を稼働するためのバルブ、モータ、センサ等の各種のプロセス制御用の機器である。
【0010】
バッチサーバ機能部112に予め登録されている処方は、原料から最終製品に至るまでの各種製造条件を規定するもので、製造銘柄毎のプロシージャ(実行手順)、処方データ(制御パラメータ)、および設備要件からなる。
【0011】
プロシージャは、図8に示すように、S88.01規格に基づいて階層化されており、上位の階層からプロシージャ、ユニットプロシージャ、オペレーション、フェーズと呼ばれる。最下位層に相当するフェーズは、各フェーズで実行される制御論理であるフェーズロジックを抽象的に表わしたものである。そして、フェーズロジックは、フェーズロジック部121に登録されていて、各プロセス機器104に対する手順制御、連続制御等の基本制御、それを実現するためにプロセスI/O103とのインタフェースを行うI/O処理、さらにはデータ収集処理等を実行する論理(プログラム)である。
【0012】
上記のプロシージャ、ユニットプロシージャおよびオペレーションは、それぞれSFC(Sequential Function Chart)と呼ばれるフローチャート形式で記述されており、製造銘柄毎の製造工程の実行手順を定義したものである。そして、SFCは、初期ステップS1、製造工程を表わすステップS2、次工程への遷移条件を表わすトランジションS3(遷移条件)、最終ステップS4の組合せによって構成されている。
【0013】
製造工程を表わす各ステップS2には、使用設備が割り当てられている。例えばステップS2に対して設備Aが割り当てられている場合、あるバッチがステップS2を実行するためには、設備Aがそのバッチによって占有できることがステップS2の実行条件となる。
【0014】
図7に示した従来のバッチプロセス制御装置においては、バッチ製造プラントの運転員は、OPS101のバッチオペレーション機能111との対話操作により、バッチスケジュールの設定やバッチ運転状態の監視を行うとともに、バッチの開始から完了までに様々な制御操作を行う。
【0015】
バッチサーバ機能部112は、バッチオペレーション機能部111から起動されるバッチに対して予め登録されている処方に基づいて手順制御を実行する。その際、バッチオペレーション機能部111から要求される各種操作をバッチ制御に反映する。
【0016】
バッチ実行時には、バッチサーバ機能部112が製造銘柄に対応したプロシージャ(図8参照)に基づいて、制御バス105を介してフェーズロジック部121に起動指令を発行する。これに応じて、フェーズロジック部121は、フェーズロジックに基づいて所定の制御論理を実行する。
【0017】
制御論理の実行が完了した時点で、フェーズロジックは、処理 “完了”という状態となる。バッチサーバ機能部112は、フェーズロジック部121のフェーズロジックの状態を制御バス105を経由して監視し、“完了”状態のフェーズロジックが存在する場合は、プロシージャ情報から次に起動すべきユニットプロシージャ、オペレーション、あるいはフェーズ(以下、これらを総称してプロシージャ要素という)を検索し、そのプロシージャ要素が必要とする設備(ユニット)の占有処理を行う。続いて、バッチサーバ機能部112は、制御バス105を介して処方データをCNS102に送信後、プロシージャ要素に対する起動指令を発行する。
このようなプロシージャ要素間の遷移処理を繰り返すことにより、バッチ実行を制御してバッチ製造を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示した従来のバッチプロセス制御装置においては、次のような課題がある。
【0019】
プロシージャ要素の遷移の際、つまりバッチサーバ機能部112がフェーズロジック部121への起動処理を行う際には、バッチサーバ機能部112を構成するCPUは、メモリやハードディスクなどの記憶装置等にアクセスして、次に起動すべきプロシージャ要素の検索処理、ユニット(設備)の占有処理、処方データの送信処理等を実行することになる。
【0020】
ここで、複数の設備系列で構成されるバッチ製造プラントでは、複数バッチを並列して同時に実行することがあり、その場合、バッチサーバ機能部112は、同時に多数のプロシージャ要素に対して起動指令を発行する必要が生じる。また、SFCによってプロシージャが並列分岐で定義されている箇所へ遷移する場合にも、同様に同時に多数のプロシージャ要素に対して起動指令を発行する必要が生じる。
【0021】
ところが、このように同時に多数のプロシージャ要素に対して起動指令を発行する必要が生じたときには、バッチサーバ機能部112においてメモリやハードディスクなどの記憶装置等にアクセスする際の負荷が大きくなって処理に時間がかかり、プロシージャ要素間の遷移時間が不安定となっていた。
【0022】
その場合、プロシージャ要素間の遷移時間のバラツキは、数秒から大きい場合には数十秒となり、フェーズロジック間の遷移が数秒以内のオーダのサイクルタイムで制御処理を行う必要があるプロセスでは対応できない場合が生じるという問題があった。
【0023】
また、従来のバッチプロセス制御装置においては、OPS101にバッチサーバ機能部112を内蔵した構成になっているため、バッチサーバ機能部112がバッチを制御する際、フェーズロジック部121への処方データの送信処理や起動指令等の制御指令を送信する処理、さらには、フェーズロジック部121からの状態信号をバッチサーバ機能部112に送信する処理は全て制御バス105を経由して行うことになる。
【0024】
したがって、同時に複数のフェーズロジックを起動する必要がある場合、制御バス105上の通信トラフィックが増大し、このため、OPS101やCNS102が制御バス105を介してバッチ制御以外の他の処理を行っている場合には処理が遅滞するなどの影響を与える可能性があった。
【0025】
そのための対策として、たとえば、バッチサーバ機能部112をリアルタイム制御可能なCNS102に内蔵させることが考えられる。すなわち、バッチサーバ機能部112をCNS102に内蔵させてフェーズロジック部121と接続すれば、制御バス105を省略できるため、同時に複数のフェーズロジックを起動する必要がある場合でも通信トラフィックを無くすことができる。
【0026】
しかし、このような構成とした場合にも、複数の設備系列で構成されるバッチ製造プラントのように、複数バッチを並列して実行するために、同時に複数のプロシージャ要素に起動指令を発行するときには、依然としてバッチサーバ機能部112の負荷が大きくなってプロシージャ要素間の遷移時間が不安定となり易い。
【0027】
しかも、バッチサーバ機能部112を内蔵させたCNS102に障害が発生してバッチサーバ機能部112が機能しなくなった場合には、全バッチが実行不能となり、バッチ製造プラントの全機能が停止してバッチ製造が継続できなくなるという問題を生じる。
【0028】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、同時に多数のプロシージャ要素に対して起動指令を発行する必要が生じた場合でもプロシージャ要素間の遷移時間をほぼ一定時間内で収めることができるとともに、その際に制御バスの通信トラフィックを増大させないバッチプロセス制御装置を提供することを第1の目的とする。
【0029】
また、複数台のCNSでバッチプロセス制御装置を構成する場合、CNSの内の1台に障害が発生した場合や定期点検等のメンテナンス時にも残りのCNSでバッチ製造継続が可能であり、プラントの稼働率を向上させることできるバッチプロセス制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0030】
さらに、複数台のCNSでバッチプロセス制御装置を構成する場合に、CNSの内の1台に障害が発生した場合にも、異なるバッチが同一設備に混入する恐れを排除することができるバッチプロセス制御装置を提供することを第3の目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、次の構成を採用している。
【0032】
すなわち、請求項1記載の発明に係るバッチプロセス制御装置は、複数の設備系列で構成されているバッチ製造プラントを制御対象とするバッチプロセス制御装置であって、各設備系列ごとにその設備系列を個別に制御するコントロールステーションが割り当てられて配置されており、各々のコントロールステーションには、バッチ実行のための手順制御を行うバッチサーバ機能部と、このバッチサーバ機能部の処方に基づいて制御対象となるプロセス機器を制御するフェーズロジック部とが共に内蔵されており、前記バッチサーバ機能部は、複数の設備系列間で共有される共有設備か自局に割り当てられているその設備系列に固有の独立設備かを判断するとともに、共有設備と判断した場合には自他のコントロールステーションによる各共有設備の占有状態の情報を入手してその占有状態が互いに競合しないように管理する占有管理手段を備え、この占有管理手段によって共有設備を互いに協調して占有管理する一方、前記フェーズロジック部は、前記独立設備に設けられる一群のプロセス機器である系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックと、前記共有設備に設けられる一群のプロセス機器である系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックとが分類して配置されている、ことを特徴としている。
【0034】
請求項2記載の発明に係るバッチプロセス制御装置は、請求項1記載の発明の構成において、前記各コントロールステーションには、他局のコントロールステーションの故障の有無を監視するライフチェック部と、このライフチェック部により他のコントロールステーションの故障が検知された場合には、自局のバッチ制御を一時停止する異常処理部とが設けられていることを特徴としている。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明のバッチプロセス制御装置が適用されるバッチ製造プラントの設備構成の一例を示す配置図、図2は図1のバッチ製造プラントに適用される本発明の実施の形態に係るバッチプロセス制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【0036】
図1に示したバッチ製造プラントは、2つの設備系列で構成されている。すなわち、第1の設備系列は、図2の破線で囲まれる部分で、No.1,2,3の各原料タンクA,B,C、No.11,12の原料受け入れタンクA,B、No.13の調合タンクA、No.4のバッファタンク、No.14の濾過タンクA、およびNo.5の貯蔵タンクからなる。第2の設備系列は、図2の一点鎖線で囲まれる部分で、No.1,2,3の各原料タンクA,B,C、No.21,22の原料受け入れタンクC,D、No.23の調合タンクB、No.4のバッファタンク、No.24の濾過タンクB、およびNo.5の貯蔵タンクからなる。
【0037】
したがって、No.1,2,3の原料タンクA,B,C、No.4のバッファタンク、およびNo.5の貯蔵タンクは第1、第2の設備系列間で共有される共有設備である。一方、No.11,12の原料受け入れタンクA,B、No.13の調合タンクA、およびNo.14の濾過タンクAは、第1の設備系列に固有の独立設備であり、また、No.21,22の原料受け入れタンクC,D、No.23の調合タンクB、およびNo.24の濾過タンクBは、第2の設備系列に固有の独立設備である。
【0038】
以下、設備系列間で共有される設備を系列間共有設備と、また、各々の設備系列に固有の独立した設備を系列独立設備と称する。さらに、系列間共有設備に設けられる一群のプロセス機器を系列間共有設備用プロセス機器群と、系列独立設備に設けられる一群のプロセス機器を系列独立設備用プロセス機器群と称することとする。
【0039】
図2において、1はOPS(オペレータステーション)、21,22はCNS(コントロールステーション)、31,32はプロセスI/O、41は第1設備系列に属する系列独立設備用プロセス機器群、42は第2設備系列に属する系列独立設備用プロセス機器群、43は系列間共有設備用プロセス機器群、4はこれらのプロセス機器群41,42,43を構成する一つのプロセス機器、5は制御バスである。そして、OPS1とCNS21,22とはそれぞれ制御バス5を介して互いに接続されている。
【0040】
OPS1は、バッチ・オペレーション機能部13、バッチ・エンジニアリング機能部11、およびエンジニアリングデータ転送機能部12を含む。そして、バッチ・オペレーション機能部13は、バッチ製造プラントの運転員と対話操作を行うことによってバッチのスケジューリングや運転状況監視、およびバッチに対する遠隔操作を実行するものである。バッチ・エンジニアリング機能部11は、バッチ制御装置構築者が処方を作成するものである。さらに、エンジニアリングデータ転送機能部12は、作成した処方を各CNS21,22に転送するものである。
【0041】
この実施の形態1では、図1に示したようにバッチ製造プラントが2つの設備系列で構成されているため、これに応じて各設備系列を制御するCNS21,22が個別に割り当てられて配置されている。そして、各々のCNS21,22には、バッチ実行のための手順制御を行うバッチサーバ機能部61,62と、このバッチサーバ機能部61,62の処方に基づいて制御対象となるプロセス機器4を制御するフェーズロジック部71,72とがそれぞれ内蔵されている。
【0042】
バッチサーバ機能部61,62は、共に同じ構成(図3)を有しており、制御バス5を介してOPS1のバッチオペレーション機能部13、および同じCNS21,22内のフェーズロジック部71,72と連携しながらバッチ実行の手順制御を司るものである。
【0043】
また、各フェーズロジック部71,72は、バッチサーバ機能部61,62の起動指令により制御論理を実行してプロセスI/O31,32を介して系列独立設備用プロセス機器群41,42および系列間共有設備用プロセス機器群43の制御を実行するものであり、系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック81,82と、系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック83とを有する。そして、系列独立設備用プロセス機器群41,42を制御対象とするフェーズロジック81,82は、各CNS21,22でそれぞれ固有のものであり、また、系列間共有設備用プロセス機器群43を制御対象とするフェーズロジック83は、CNS21,22において共通している。
【0044】
図3は図2に示したバッチサーバ機能部61,62のさらに具体的な構成を示すブロック図である。なお、ここでは、説明の都合上、一方のバッチサーバ機能部61の構成について説明するが、他方のバッチサーバ機能部62の構成も基本的には同じである。
【0045】
図3において、201はOPS1のエンジニアリングデータ転送機能部12より転送された処方を受信するOPS通信I/F処理部、202はOPS通信I/F処理部201で受信された処方の情報を格納する処方格納部である。この処方格納部202は、処方の内の制御対象のバッチ製造プラントの設備構成情報を格納する設備構成情報格納部202a、製造銘柄毎のプロシージャ情報を格納するプロシージャ情報格納部202b、製造銘柄毎の処方データを格納する処方データ格納部202c、およびスケジュールデータを格納するスケジュールデータ格納部202dを有する。
【0046】
203は処方格納部202に格納されている処方に基づいて実行中バッチの手順制御を実行するプロシージャ制御部である。また、204はプロシージャ制御部203からのユニット占有要求を検出して設備情報格納部202aに格納されている設備情報から占有要求対象のユニット(設備)が系列間共有設備かあるいは系列独立設備かを判断するとともに、自局および他局のCNS21,22のユニット占有状態テーブル206およびユニット占有予約テーブル207によってユニットの占有可否を判断して、ユニット占有処理を行うユニット占有管理部である。そして、このユニット占有管理部204が特許請求の範囲における占有管理手段に相当する。なお、ユニット占有状態テーブル206およびユニット占有予約テーブル207については後でさらに説明する。
【0047】
また、205はマスター処方データ格納部202cに格納されているマスター処方データから製造銘柄に応じた実行処方データを作成するとともに、フェーズロジック部71と制御指令や状態信号の送受信を行うバッチ状態管理部、208はOPS1のバッチオペレーション機能部13より設定されたスケジュールデータに基づいて自己の設備系列のバッチ起動制御を行うバッチスケジュール管理部である。
【0048】
210は他局のCNS22の故障の有無を監視するライフチェック部、211はこのライフチェック部210により他局のCNS22の故障が検知された場合には、自局のバッチ制御を一時停止する異常処理部である。
【0049】
ユニット占有状態テーブル206は、現在、占有状態になっているユニット(設備)の情報を格納するためのものであり、図4にその具体例を示している。すなわち、図4は図1に示したバッチ製造プラントにおいて第1の設備系列の制御を担当するCNS21内のユニット占有状態を表わしたもので、ここでは設備No.5の“貯蔵タンク”はバッチID“1”が付されたバッチに、設備No.4の“バッファタンク”はバッチID“2”が付されたバッチに、設備No.1の“原料タンクA”、No.2の“原料タンクB”、No.11の“原料受入れタンクA”、No.12の“原料受入れタンクB”はいずれもバッチID“3”が付されたバッチによってそれぞれ占有された状態であることを示している。
【0050】
ユニット占有予約テーブル207は、これから実行すべきバッチによって占有状態となるべきユニット(設備)の情報を格納するためのものであり、図5にその具体例を示している。すなわち、図5は図1に示したバッチ製造プラントにおいて第1の設備系列の制御を担当するCNS21内のユニット占有予約状態を表わしたもので、ここでは、図4に示した現在占有されるバッチID“3”が付されたバッチが完了した後に、バッチID“4”、続いてバッチID“5”の付された各バッチが順次開始され、その場合に所定のユニットが占有されることを示している。
【0051】
次に、各バッチサーバ機能部61,62のユニット占有管理部204における制御動作を図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、説明の都合上、一方のバッチサーバ機能部61における動作について説明するが、他方のバッチサーバ機能部62の動作も基本的には同じである。また、図6に示す処理はプロシージャ要素の遷移が生じる際に繰り返し行われる。
【0052】
バッチ実行中にプロシージャ要素の遷移が発生した際、ユニット占有管理部204は、プロシージャ制御部203からのユニット占有要求を検出する。そして、ステップS1において設備情報格納部202aの設備情報に基づいて占有要求対象のユニットが系列間共有設備か、あるいは系列独立設備かを判定する。そして、系列独立設備と判定した場合にはステップ5に移行する。
【0053】
これに対して、ステップS1において系列間共有設備と判定した場合には、系列間共有設備同士が競合しないように、次にステップS2において他局のCNS22が存在するか否かを判定する。他局のCNS22が存在しない場合はステップ5に移行する一方、他局のCNS22が存在する場合は、ステップS3において他局のCNS22が正常動作中か否かをライフチェック部210にて判定する。
【0054】
このとき、ライフチェック部210が他局のCNS22の内の少なくとも一つが正常でないと判定した場合は、ステップS12に移行して異常処理部211によってユニット占有処理を中止する。すなわち、他局のCNS22が異常の場合、他局のCNS22のユニット占有状態およびユニット占有予約データの正当性が保証されないため、異常処理部211は、プロシージャ制御部203がプロシージャ要素間の遷移処理を行うのを一時中断させる。これにより、複数のバッチが同じ設備内に混入する危険性を防止することができる。
【0055】
この場合、バッチ製造プラントの運転員が物理的なバッチの進捗状態および本制御装置におけるバッチの進捗状態を確認し、互いの状態が一致していることを確認した場合、運転員がOPS1のバッチオペレーション機能部13から操作を行うことにより、バッチ製造を継続することができる。
【0056】
一方、ステップS3において他局のCNS22が全て正常と判定した場合には、ステップS4においてユニット占有管理部204が制御バス5を介して他局のCNS22のユニット占有状態を読み込む。
【0057】
引き続いて、ステップS5において自局のCNS21のユニット占有状態テーブル206とユニット占有予約テーブル207、ならびに他局のCNS22のユニット占有状態を参照して占有可否を判定する。そして、占有条件が成立している場合は、ステップ6にて占有処理を実行する。すなわち、ユニット占有管理部204は、自局のCNS21のユニット占有状態テーブル206に対して新たに占有したユニットの情報を書込む。また、ユニット占有予約テーブル207から占有していたバッチを削除する。
【0058】
これに対して、ステップS5において占有条件が不成立の場合は、ステップS7でユニット占有管理部204がユニット占有予約処理を行う。すなわち、自局のCNS21のユニット占有予約テーブル207に対して本処理を実行するためのバッチIDを書き込む。
【0059】
ステップ6あるいはステップ7の処理後、ステップ8に移行して他のCNS22が存在するか否かを判定する。他のCNS22が存在しない場合はステップ11に移行する一方、他局のCNS22が存在する場合は、ステップS9において他局のCNS22が正常動作中か否かをライフチェック部210において判定する。
【0060】
このとき、ライフチェック部210が他局のCNS22の内の少なくとも一つが正常でないと判定した場合は、ステップS12に移行して異常処理部211によってユニット占有処理を中止する。これにより、複数のバッチが同じ設備内に混入する危険性を防止することができる。一方、ステップS9において他局のCNS22が全て正常と判定した場合には、ステップS10においてユニット占有管理部204が制御バス5を介して他局のCNS22のユニット占有状態を読み込む。
【0061】
最後にステップS11において、バッチ製造プラントの各ユニット同士が競合することなく互いに協調して占有管理されるように、ユニット占有状態およびユニット占有予約を自局のCNS21のユニット占有状態テーブル206およびユニット占有予約テーブル207、および他局のCNS22のユニット占有状態テーブル206およびユニット占有予約テーブル207の各情報の論理和をとり、全てのCNS21,22のユニット占有状態およびユニット占有予約を自局のCNS21のユニット占有状態テーブル206およびユニット占有予約テーブル207に反映する。
【0062】
このように、この実施の形態1に係るバッチプロセス制御装置は、制御対象となるバッチ製造プラントに複数の設備系列が存在する場合は、設備系列毎にCNS21,22を設置し、各々のCNS21,22内にバッチサーバ機能部61,62と各設備系列を制御するフェーズロジック部71,72とを設けることにより、複数のバッチサーバ機能部61,62が個々に独立してバッチ製造ができるようにしているため、各々のバッチサーバ機能部61,62の負荷が軽減される。したがって、バッチサーバ機能部61,62がフェーズロジック部71,72への起動処理を行うプロシージャ要素間の遷移の際に要する遷移時間が短かくなり、かつバラツキも小さくなる。このため、フェーズロジック間の遷移が数秒以内のオーダのサイクルタイムで制御処理を行う必要があるプロセスに対しても十分に対処することができるようになる。
【0063】
また、バッチサーバ機能部61,62がフェーズロジック部71,72とともに同じCNS21,22に内蔵されているため、バッチサーバ機能部61,62とフェーズロジック部71,72間の制御指令や処方データ、および状態信号の通信はCNS21,22内で行なわれる。このため、プロシージャ要素の遷移の際、つまりバッチサーバ機能部61,62がフェーズロジック部71,72への起動処理を行う際には、制御バス5の通信トラフィックには全く影響を与えることがない。
【0064】
しかも、フェーズロジック部71,72は、系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック81,82と、系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック83とに分類して配置し、系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック81,82は、第1、第2のCNS21,22に固有のものとし、また、系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジック83は、第1、第2のCNS21,22に共通のものとしているので、バッチ運転中にバッチプロセス制御装置を構成するCNS21,22のいずれかに障害が発生した場合にも、残りの正常なCNSによってこれに属する設備系列のプロセス機器4を制御することによってバッチ実行を継続することができる。たとえば、第1の設備系列を制御するCNS21が故障しても、他局のCNS22によって第2の設備系列のバッチ実行を継続することができる。
【0065】
さらに、バッチサーバ機能部61,62のユニット占有管理部204が他局のユニット占有状態およびユニット占有予約を互いに監視しながユニット占有管理を行っているため、複数のCNS21,22にそれぞれ配置されたバッチサーバ機能部61,62が制御するバッチ間で同一ユニットを同時に占有する過ちは犯さない。すなわち、異なるバッチが同一設備に混入する危険性が排除される。
【0066】
さらにまた、ライフチェック部210が他局のCNSの故障の有無を常時監視し、他局のCNSのいずれかに障害が発生したことが検知された場合には、これに応じて異常処理部211がプロシージャ要素間の遷移を中断するため、この場合にも異なるバッチが同一設備に混入する危険性が排除される。
【0067】
しかも、バッチサーバ機能部61,62はCNS21,22に内蔵されているため、OPS1からスケジュールデータが既に転送されている場合には、たとえOPS1に異常が発生してもバッチ実行を継続することが可能となる。
【0068】
なお、この実施の形態1では、本発明の理解を容易にするために、バッチ製造プラントが第1、第2の2つの設備系列で構成されている場合について説明したが、本発明は、このような2系列のものに限定されるものではなく、さらに多数の設備系列を有するバッチ製造プラントに対しても当然適用することができる。また、バッチ製造プラントは、図1に示したような原料調合によって製品化するものに限らず、加工、合成、反応等やこれらを組み合わせた各種のプロセスを得て製品化されるものに適用されるものである。
【0069】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係るバッチプロセス制御装置は、制御対象のバッチ製造プラントに複数の設備系列が存在する場合は、設備系列毎にCNSを設置し、各々のCNS内にバッチサーバ機能部と各設備系列を制御するフェーズロジック部とを共に設けることにより、複数のバッチサーバ機能部が個々に独立してバッチ製造ができるようにしているため、各々のバッチサーバ機能部の負荷が軽減される。
【0070】
したがって、バッチ製造状況に応じて遷移するプロシージャ要素の数が多く、複数のフェーズロジックへ同時に起動指令を発行する場合でも、一定時間内に遷移のための命令を発信することができる。このため、プロシージャ要素間の遷移の際に要する遷移時間が短時間でかつバラツキも小さくなり、フェーズロジック間の遷移が数秒以内のオーダのサイクルタイムで制御処理を行う必要があるプロセスに対しても十分に適合することができるようになる。
【0071】
また、バッチサーバ機能部がフェーズロジック部とともにCNSに内蔵されているため、バッチサーバ機能部とフェーズロジック部間の制御指令や処方データ、および状態信号の通信はCNS内で行なわれる。このため、プロシージャ要素の遷移の際、つまりバッチサーバ機能部がフェーズロジック部への起動処理を行う際には、制御バスの通信トラフィックには全く影響を与えることがない。このため、同一制御バス上に接続されたバッチ制御以外の機能を有するOPSあるいはCNSの処理に影響を及ぼさない。
【0072】
さらに、各設備系列ごとにその設備系列を個別に制御するコントロールステーションが割り当てられて配置され、かつ、フェーズロジック部には、系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックと、系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックとが分類して配置されているので、バッチ運転中にバッチプロセス制御装置を構成するCNSのいずれかに障害が発生した場合にも、残りの正常なCNSによってその制御対象となる設備系列のプロセス機器によってバッチ実行を継続することができる。しかも、バッチプロセス制御装置あるいはバッチ製造プラント設備の定期点検等のメンテナンス作業を設備系列毎に実施することにより、バッチ製造の継続を行いながらバッチプロセス制御装置あるいはバッチ製造プラントのメンテナンスを行うこともできる。その結果、バッチ製造プラントの稼働率を向上させることが可能になる。
【0073】
さらにまた、バッチサーバ機能部をCNSに実装しているため、バッチ製造中にOPSに障害が発生しても、CNSのみでバッチ製造を継続することができるという副次的な効果も得られる。
【0074】
さらに、請求項1記載の発明に係るバッチプロセス制御装置は、バッチサーバ機能部のユニット占有管理部が他局のユニット占有状態およびユニット占有予約を互いに監視しながらユニット占有管理を行っているため、バッチ製造プラントに系列間共有設備が存在する場合でも、複数のCNSにそれぞれ配置されたバッチサーバ機能部が制御するバッチ間で同一ユニットを同時に占有する過ちは犯さない。すなわち、異なる複数のバッチが同一設備に混入する危険性が排除される。
【0075】
請求項2記載の発明に係るバッチプロセス制御装置は、請求項1記載の発明の効果に加えて、ライフチェック部が他局のCNSの故障の有無を常時監視し、他局のCNSのいずれかに障害が発生したことが検知された場合には、これに応じて異常処理部がプロシージャ要素間の遷移を中断するため、この場合にも異なるバッチが同一設備に混入する危険性が排除される。したがって、他局のCNS異常にも製造中バッチを安全な状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバッチプロセス制御装置が適用されるバッチ製造プラントの設備構成の一例を示す配置図である。
【図2】 図1のバッチ製造プラントに適用される本発明の実施の形態に係るバッチプロセス制御装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示した同装置におけるバッチサーバ機能部のさらに具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明のバッチプロセス制御装置内のユニット占有状態テーブルの動作状態の一例を示すメモリマップ図である。
【図5】 本発明のバッチプロセス制御装置内のユニット占有予約テーブルの動作状態の一例を示すメモリマップ図である。
【図6】 図2のバッチサーバ機能部を構成するユニット占有管理部における制御動作を示すフローチャートである。
【図7】 従来のバッチプロセス制御装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 S88.01規格に基づくプロシージャコントロールモデルの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 オペレータステーション(OPS)、21,22 コントロールステーション(CNS)、41,42 系列独立設備用プロセス機器群、43 系列間共有設備用プロセス機器群、4 プロセス機器、5 制御バス、61,62 バッチサーバ機能部、71,72 フェーズロジック部、81,82,83 フェーズロジック、204 ユニット占有管理部(占有管理手段)、206 ユニット占有状態テーブル、207 ユニット占有予約テーブル、210 ライフチェック部、211 異常処理部。
Claims (2)
- 複数の設備系列で構成されているバッチ製造プラントを制御対象とするバッチプロセス制御装置であって、各設備系列ごとにその設備系列を個別に制御するコントロールステーションが割り当てられて配置されており、各々のコントロールステーションには、バッチ実行のための手順制御を行うバッチサーバ機能部と、このバッチサーバ機能部の処方に基づいて制御対象となるプロセス機器を制御するフェーズロジック部とが共に内蔵されており、
前記バッチサーバ機能部は、複数の設備系列間で共有される共有設備か自局に割り当てられているその設備系列に固有の独立設備かを判断するとともに、共有設備と判断した場合には自他のコントロールステーションによる各共有設備の占有状態の情報を入手してその占有状態が互いに競合しないように管理する占有管理手段を備え、この占有管理手段によって共有設備を互いに協調して占有管理する一方、
前記フェーズロジック部は、前記独立設備に設けられる一群のプロセス機器である系列独立設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックと、前記共有設備に設けられる一群のプロセス機器である系列間共有設備用プロセス機器群を制御対象とするフェーズロジックとが分類して配置されている、ことを特徴とするバッチプロセス制御装置。 - 前記各コントロールステーションには、他局のコントロールステーションの故障の有無を監視するライフチェック部と、このライフチェック部により他のコントロールステーションの故障が検知された場合には、自局のバッチ制御を一時停止する異常処理部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載のバッチプロセス制御装置。
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