JP3441039B2 - バス変換器のレブアップ方法 - Google Patents

バス変換器のレブアップ方法

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JP3441039B2 JP30006696A JP30006696A JP3441039B2 JP 3441039 B2 JP3441039 B2 JP 3441039B2 JP 30006696 A JP30006696 A JP 30006696A JP 30006696 A JP30006696 A JP 30006696A JP 3441039 B2 JP3441039 B2 JP 3441039B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、石油化学工業や鉄
鋼業等のプロセス装置の制御装置に用いられるバス変換
のレブアップ方法に関し、特にバスに接続される機器
の更新や機能向上の際のレブアップ作業の改良に関す
る。 【0002】 【従来の技術】本出願人は、横河技報第27巻第185
頁(1983)等で、プロセス装置用の制御機器を提案してい
る。このような制御装置では、作業者の操作するオペレ
ータズ・ステーション間を接続する上位バスと、圧力・
流量・温度等の検出端と接続されたり、バルブの開閉制
御等を行う操作端と接続される調節計間を接続する下位
バスを有している。上位バスでは画面データや多量の時
系列データが授受され、下位バスでは個別調節計の収集
するデータが一定周期で授受される。このように、上位
バスと下位バスというようにバスを階層化して、送受信
されるデータの性質に応じてバス階層を使い分けること
で、通信回線の信頼性や低コスト化を推進している。 【0003】しかし、階層化されたバス間でデータを授
受する必要があるため、上位バスと下位バスとの間にバ
ス変換器が用いられる。このような事例としては、例え
ばオペレータズ・ステーションで個別調節計の設定値を
設定して、対応する調節計に送信する場合に、上位バス
→バス変換器→下位バス→調節計の経路で設定値が送信
される。 【0004】このような装置において、上位バスに接続
されるオペレータズ・ステーションを更新したり、下位
バスに接続される調節計を増設する場合がある。する
と、バス変換器に内蔵されているデータベースについて
も改造後の制御システムに適合するように更新がおこな
われるが、この作業をレブアップと呼んでいる。従来
は、オフラインで該当するバス変換器のレブアップ作業
を行っていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このレブアッ
プ作業作業の際には、バス変換器が稼働しないため、一
時的に上位バスと下位バス間のデータ授受が不可能にな
る。すると、プロセス制御機能の一部が機能不全となる
ため、可燃物のような危険物を取り扱うプロセス設備に
おいては運転を一時的に停止する必要性が高まる。そこ
で、プロセス設備の定期点検のような限られた時期し
か、バス変換器のレブアップ作業が行えないという課題
があった。本発明は上述の課題を解決したもので、バス
変換器を切り換えたときに、バス変換器経由の通信が途
絶える時間を最小限にしたバス変換器のレブアップ方法
を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、上位バスと下位バス間のデータ授受を行うバス
変換器のレブアップ方法において、前記バス変換器は、
上位バスと下位バス間の通信を仲介しないロードモード
と、上位バスと下位バス間の通信を仲介するノーマルモ
ードに設定可能になっていて、レブアップの対象となる
当初バス変換器と並列に更新バス変換器を接続し、この
更新バス変換器をロードモードに設定し、レブアップす
べきデータをオフラインで更新バス変換器にロードし、
その後、当初バス変換器と同様のデータベースを更新バ
ス変換器の内部に構築する接続工程と、当初バス変換器
を上位バスと遮断すると共に、更新バス変換器を下位バ
スと通信可能にし、当初バス変換器に代わって更新バス
変換器に下位バス側のステーションに対する通信フレー
ムの処理を行わせ、その後、更新バス変換器をノーマル
モードにする切り換え工程と、切り換え工程後、前記当
初バス変換器を前記上位バスと下位バス間から取り外す
取り外し工程と、を有することを特徴としている。 【0007】本発明の工程によれば、接続工程で更新バ
ス変換器を当初バス変換器と並列に接続する。切り換え
工程でバス変換器としての機能を、当初バス変換器から
更新バス変換器に切り換える。取り外し工程で当初バス
変換器を取り外す。このようにして、レブアップに付随
してバス変換器が上位バスと下位バス間のデータ授受を
行えない期間を最短化している。 【0008】 【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明のバス変換器のレブアップ方法の接
続工程の構成図である。図において、オペレータズ・ス
テーションOPSは作業者とのマンマシン・インターフ
ェイスを主たる機能とするもので、プラントの運転状態
を表す画面や、操業状態を示す時系列データが表示され
る。バス変換器BCVは、上位バスと下位バスとを接続
するもので、上位バスでのみ送受される通信や下位バス
でのみ送受される通信については、関係しないバスとの
干渉を防止し、上位バスと下位バス間で授受される通信
については、両バス間における通信プロトコルに適合す
るような通信データの変換を行う。ステーションSTN
は、下位バスに接続される制御装置であって、この制御
装置を用いて現場の操作端や検出端との接続がなされ
る。ここでは、当初ステーションSTNは3台下位バス
に接続されていたが、制御システムの改造に伴い、下位
バスに接続されるステーションSTNが一台増設されて
いる。 【0009】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は、バス変換器に内蔵されるデータベース
の説明図で、(A)は当初バス変換器BCV1、(B)
は更新バス変換器BCV2を示している。当初バス変換
器BCV1では、当初ステーションSTNが3台下位バ
スに接続されているのに対応して、データベースにはS
TN1、STN2、STN3が登録されている。更新バ
ス変換器BCV2では、ステーションSTNが一台増設
されるのに対応して、データベースにはSTN1〜3に
加えてSTN4が登録されている。 【0010】接続工程においては、当初バス変換器BC
V1により上位バスと下位バス間で授受される通信を確
保する。更新バス変換器BCV2は、当初バス変換器B
CV1と並列に接続される。この際に次の手順で行う。 更新バス変換器BCV2は、下位バスとの通信を遮断
状態にしておく。 オペレータズ・ステーションOPSにより、更新バス
変換器BCV2がバス変換器としての機能を発揮すべ
く、ジェネレーションと呼ばれる作業を行う。ジェネレ
ーションでは、更新バス変換器BCV2にSTN1〜3
に加えてSTN4を定義ための、ダウンロードが行われ
る。 更新バス変換器BCV2をロードモードにして、レブ
アップすべきデータをオフラインでロードする。尚、ロ
ードモードについて後で説明する。 更新バス変換器BCV2は、オフラインロードが終了
すると、当初バス変換器BCV1と同様のデータベース
を内部に構築する。 【0011】図3は、本発明のバス変換器のレブアップ
方法の切り換え工程の構成図である。更新バス変換器B
CV2は、内部データベースの構築が終了したところ
で、当初バス変換器BCV1の上位バスとの遮断を行う
と共に、更新バス変換器BCV2の下位バスをエネーブ
ルにする。これにより、更新バス変換器BCV2が、今
まで当初バス変換器BCV1が受け取っていた下位バス
側のステーションSTNに対する通信フレームを処理す
るようになり、当初バス変換器BCV1の機能を代替す
る。当初バス変換器BCV1は、上位バスが遮断されて
いるため、バス変換器としての機能を停止する。次に、
更新バス変換器BCV2をノーマルモードで動作するよ
うに変更する。これによって、下位バス側のステーショ
ンSTNの状態を上位バス側に伝達するようになる。
尚、ノーマルモードについても、後で説明する。 【0012】図4は、本発明のバス変換器のレブアップ
方法の取り外し工程の構成図である。当初バス変換器B
CV1を上位バスと下位バス間から取り外す。このよう
にして、当初バス変換器BCV1の代わりに更新バス変
換器BCV2を使用することで、バス変換器経由の通信
が途絶える時間を最小限にすることができる。 【0013】図5は、本発明のバス変換器の構成ブロッ
ク図である。図において、バス変換器には、モード切り
換えタスクを有している。モード切り換えタスクは、オ
ペレータズ・ステーションOPSにより起動されるもの
で、ロードモードとノーマルモードとを切り換える。 【0014】ロードモードは、バス変換器の機能を待機
側にして上位バスと下位バス間の通信を仲介しない状態
とし、データベースの構築・改変を可能とするモードで
ある。ロードモードでは、下位バス通信抑止部20と状
態伝達抑止部22が有効となる。下位バス通信抑止部2
0は、下位バス側が遮断されている時は、下位バス側へ
の通信を上位バス側より受信したとき、その受信に関す
る要求に対するエラーの返信をしない。状態伝達抑止部
22は、下位バスに接続された局の状態を、上位バス側
に伝達しない状態とする。 【0015】ノーマルモードは、バス変換器の機能を稼
働側にして上位バスと下位バス間の通信を仲介する状態
とするもので、下位バス通信部30と状態伝達部32が
有効となる。下位バス通信部30は、下位バス側が遮断
されている時は、下位バス側への通信を上位バス側より
受信したとき、その受信に関する要求に対するエラーの
返信をする。状態伝達部32は、下位バスに接続された
局の状態を、上位バス側に伝達する。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
続工程では、レブアップの対象となる当初バス変換器と
並列に更新バス変換器を接続し、更新バス変換器をロー
ドモードに設定し、更新バス変換器に対してレブアップ
すべきデータのロードと、データベースの構築を行う。
切り換え工程では、当初バス変換器を上位バスと遮断す
ると共に、更新バス変換器を下位バスと通信可能にし、
当初バス変換器に代わって更新バス変換器に下位バス側
のステーションに対する通信フレームの処理を行わせ、
その後、更新バス変換器を上位バスと下位バス間の通信
を仲介するノーマルモードにする。取り外し工程で当初
バス変換器を前記上位バスと下位バス間から取り外す。
このような手順でバス変換器を切り換えていることによ
り、レブアップに付随してバス変換器が上位バスと下位
バス間のデータ授受を行えない期間を最短化しているた
め、プロセス制御を中断する時間が実質的に無視でき、
プラントの操業中であってもバス変換器のレブアップが
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のバス変換器のレブアップ方法の接続工
程の構成図である。 【図2】バス変換器に内蔵去るデータベースの説明図で
ある。 【図3】本発明のバス変換器のレブアップ方法の切り換
え工程の構成図である。 【図4】本発明のバス変換器のレブアップ方法の取り外
し工程の構成図である。 【図5】本発明のバス変換器の構成ブロック図である。 【符号の説明】 BCV バス変換器 STN 下位側ステーション 20 下位バス通信抑止部 22 状態伝達抑止部 30 下位バス通信部 32 状態伝達部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】上位バスと下位バス間のデータ授受を行う
    バス変換器のレブアップ方法において、前記バス変換器は、上位バスと下位バス間の通信を仲介
    しないロードモードと、上位バスと下位バス間の通信を
    仲介するノーマルモードに設定可能になっていて、 レブアップの対象となる当初バス変換器と並列に更新バ
    ス変換器を接続し、この更新バス変換器をロードモード
    に設定し、レブアップすべきデータをオフラインで更新
    バス変換器にロードし、その後、当初バス変換器と同様
    のデータベースを更新バス変換器の内部に構築する接続
    工程と、当初バス変換器を上位バスと遮断すると共に、更新バス
    変換器を下位バスと通信可能にし、当初バス変換器に代
    わって更新バス変換器に下位バス側のステーションに対
    する通信フレームの処理を行わせ、その後、更新バス変
    換器をノーマルモードにする切り換え工程と、 切り換え工程後、前記当初バス変換器を前記上位バスと
    下位バス間から取り外す取り外し工程と、 を有することを特徴とするバス変換器のレブアップ方
    法。
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