JP3798522B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に用いられ、被定着材に形成される現像剤像を定着して定着像を得る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真装置を構成する定着装置では、加熱源として、たとえばハロゲンランプが用いられ、これを金属ローラの内側に設置してヒートローラとしている。この金属ローラには弾性的に押圧付勢される加圧ローラが押し当てられ、金属ローラに加圧接触している。
【0003】
現像剤像が形成された被定着材が搬入される以前に、ハロゲンランプを点灯して金属ローラを加熱する。同時に金属ローラを回転駆動させ、加圧ローラを従動回転させる。
【0004】
これらローラ相互の転接部間に被定着材を介在させ、通過させることにより被定着材が加熱されて現像剤像が定着像に換わり、定着作用を得られるようになっている。
【0005】
定着装置として、この他に、たとえばフラッシュランプを備え、このランプを点灯して、被定着物に対して非接触状態で加熱し、定着像を得るものも用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の定着装置では、加熱源としてランプを用いているため、熱効率が約70パーセントという限界値がある。
さらに、ランプを金属ローラの内側に配置し、内側から金属ローラを加熱する構成では、ランプに反射板を備えていても、ランプはローラの広い範囲を加熱することになる。
【0007】
定着作用に必要な適切な温度まで金属ローラ外周面を加熱するまでには、構造的にエネルギの損失があるとともに、立ち上げの際に多くの時間と電力を必要としていた。
【0008】
本発明は上記事情にもとづいてなされたものであり、その目的とするところは、加熱源として誘導加熱を用いることによりエネルギの集中化を図り、加熱部分の集中による高効率化を得るとともに、立ち上げを短時間で可能とした定着装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を満足するため、本発明の定着装置は、無端走行する導電性ベルトと、この導電性ベルトに加圧された状態で転接し、導電性ベルトの無端走行にともなって回転する加圧ローラと、上記導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対向して配置され、上記導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対して磁束を発生させ、導電性ベルトの転接部を集中して誘導加熱し、転接部に搬入される現像剤像が形成された被定着材を加熱して定着像を得る誘導加熱手段とを具備し、上記誘導加熱手段は、導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対向する開口部を備え、かつ断面中空状に形成されるコアおよび、このコアに巻装されるコイルとからなる磁気発生手段と、この磁気発生手段と電気的に接続され、磁気発生手段に対して高周波の交流電流を印加する高周波回路とを備え、上記磁気発生手段を構成するコアは、その内側面相互間隔Aよりも開口部幅Bが狭い(A>B)ことを特徴とする。
【0012】
以上のごとき課題を解決する手段を採用することにより、加熱源として誘導加熱を用いたので、エネルギーの集中化が図られ、加熱部分の集中による高効率化を得るとともに、立ち上がりが短時間ですむ。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の断面図である。
図中、1は第1の転接部材である導電性ベルトであり、いずれか一方が図示しない駆動源と連結される2本のローラ2,2に掛け渡され、これらローラの回転にともなって図示の方向に無端走行される。この導電性ベルト1の表面に離型層やオフセット防止オイルを塗布してもよい。
【0014】
3は第2の転接部材である加圧ローラであり、上記導電性ベルト1の下部水平面に加圧状態で接触している。このことから、加圧ローラ3が接触する導電性ベルト1の下部水平面の傾斜角度は約170度に設定されている。
【0015】
加圧ローラ3は回転自在に枢支され、導電性ベルト1の走行にともなって従動し図示の方向に回転するようになっている。
4は磁場発生手段をなす磁場発生体であり、導電性ベルト1の対向面が一部欠落した開口部5aを有する断面矩形の中空状に形成されるコア5と、このコア5に巻装されるコイル6とから構成される。
【0016】
上記コア5は、磁性材であるフェライト材を押し出し成形によって成形されるものであり、ここに巻装されるコイル6として、たとえば1.2mm径の銅線が用いられ、12ターンの巻線をなしている。
【0017】
このコイル6をコア5の内部に収めるため、コア5の内側面相互幅Aは、15mmを必要としている。そして、上記コアに形成される上記開口部幅Bは、9mmに設定される。したがって、コア5の内側面相互幅Aよりも開口部幅Bが狭く(A>B)形成される。
【0018】
この磁場発生体4は高周波回路7と電気的に接続されていて、これらで誘導加熱手段Yが構成される。
高周波回路7は高周波の交流電流を磁場発生体4に供給し、磁場発生体4を構成するコア5に交流磁場を発生させて前記導電性ベルト1に対して磁束を導く。交流であるから磁界分布が所定周期で切り替わり、よって導電性ベルト1ではこの切り替わりを打ち消す磁界が発生して電流が流れる。いわゆる渦電流の発生となり、これにともなうジュール熱によって導電性ベルト1は加熱される。
【0019】
なお、実際にコア5に発生する磁束は、コア5の断面形状に沿って循環するとともに、開口部5aの一方端縁から出て導電性ベルト1に導かれ、さらに開口部5aの他方端縁に入って循環する。
【0020】
このことから、導電性ベルト1はコア5の開口部5aと対向する部位のみ集中して加熱されることになり、この集中加熱部は導電性ベルト1と上記加圧ローラ5との転接部Sと一致する。
【0021】
実際には、導電性ベルト1として、約40μmの厚さのニッケル材ベルトが用いられ、磁場発生体4は上記転接部S(幅約8mm)のみが加熱可能になるようコア5の開口部5aと対向して配置される。
【0022】
このようにして構成される定着装置に対して、被定着材Pが搬入される。この被定着材Pは、用紙8と、この用紙8の上に電子写真プロセスで形成された現像剤像9とからなる。
【0023】
被定着材Pが加圧ローラ3の手前側に配置される搬入ガイド10に沿って案内されると、その先端部から加圧ローラ3と導電性ベルト1との転接部S間に介在される。そして、被定着材Pの転接部S介在部分は導電性ベルト1から放出する熱で加熱され、現像剤像9が用紙8に定着され、定着像を得る。
【0024】
この定着像が形成される被定着材Pは、搬出ガイド11に沿って案内され、図示しない排紙トレイに導かれる。
本発明のごとき、磁場発生体4によるエネルギを導電性ベルト1と被定着材Pとの接触部分に集中させる方式では、コア5の開口部5aから導電性ベルト1に導かれる磁束の効果を十分に発揮させて効率を上げなければならない。
【0025】
そのため、極力、コア開口部5aの幅を転接部Sの幅、すなわち導電性ベルト1と加圧ローラ3に対する被定着材Pの接触幅(ニップ幅とも呼ばれる)に近づける必要がある。そこで、開口部5aの幅Bは9mmに設定してある。
【0026】
この幅Bを維持したまま発熱量を上げるためには、電流量を上げる必要があり、コイル6の巻数を増加させることが必要となる。高周波に対応してコイル径を増加させたり、必要に応じてリッツ線等が必要になる条件では必要不可欠となる。
【0027】
このようにして、加熱源として誘導加熱手段Yを用い、この誘導加熱手段を構成するコア5の断面形状として開口部5aの幅Aを内側面相互間隔Bより狭めることにより、コイル6の巻き数を増加したり、電流量を増大したり、コア5のサイズを大型化することなく、エネルギを転接部Sに集中して加熱することができ、よって高効率化を得られて立ち上がりが短時間ですむ。
【0028】
図2(A),(B)は、第2の実施の形態の断面図である。
同図(A)に示す定着装置の構成部品は、全て先に説明したものと同一であるので、同番号を付して新たな説明は省略する。ここで、コア5の開口部幅Bは、接触幅Cよりも狭く図示しているが、実際には、開口幅Bは接触幅Cの1/2の範囲まで縮小(C/2<B)できる。
【0029】
また、同図(B)に示す定着装置の構成部品は、コア5Aを除いて先に説明したものと同一であるので、同番号を付して新たな説明は省略する。上記コア5Aは、導電性ベルト1に対向する面を全て開口部5bとなし、断面が逆U字状に形成される。このコア5Aの開口部幅Bは、接触幅Cの2倍までの範囲まで拡大(B<C/2)できる。
【0030】
このようにして、コア5,5Aの開口部5a,5bを接触幅Cに対して以下の条件を満足するよう設定すれば、エネルギを集中させて高効率化で、クイックな定着立ち上がりを得られる。
【0031】
接触幅(C)/2 < 開口部幅(B) < 接触幅(C)×2
図3は、第3の実施の形態の斜視図である。
ここでは磁気発生体4のみ示すが、定着装置として、この他、先に説明した導電性ベルトと、2つのローラおよび、加圧ローラなどが必要であり、同様の作用をなすことは言うまでもない。
【0032】
同実施の形態では、磁場発生体4は後述するコア5Bと、このコア5Bに巻装されるコイル6とから構成される。上記コア5Bはフェライト材からなるとともに断面形状は先に説明したものと同一でよく、コイル6の線径と巻数も先に説明したものと同一でよい。
【0033】
上記コア5Bは、バインダを混入した材質で押し出し成形による成形をなしていて、たとえば100mm長のコア分割体50…を3個並べて連結し、接着手段などにより一体化している。
【0034】
この形態の磁場発生体4を構成するコア5Bにおいては、画像域全体に亘る成形長さはその真直度に問題があり、コア5Bと上記導電性ベルト1とのギャップが温度ムラに大きく影響する。
【0035】
普通、画像域全体に亘る成形長さは長尺(約300mm程度)であるため、コアを一体ものとして成形すると、真直度が低下する恐れがある。
上述の短尺のコア分割体50…であれば高い真直度を得られ、これらを一体に連結して真直度に関する問題を全て解消させる。
【0036】
押し出し成形をなす際には、コア分割体50は長手方向(図の矢印方向)に沿って金型から抜き出す。すなわち、同方向に抜き勾配が得られ、短尺であることと併せて容易に、かつ確実な成形が可能となる。
【0037】
図4は、第4の実施の形態の断面図である。
この定着装置において、後述するコア5Cを除いて、他の構成部品は全て先に説明したものと同一であるので、同番号を付して新たな説明は省略する。
【0038】
上記コア5Cは、断面形状が先に説明したものと同一であるけれども、その中央部から左右に2分割されたコア分割体51を接着手段などによって連結し、一体化してなる。
【0039】
しかも、それぞれのコア分割体51は先に図3で示したように短尺であって、ここでは合計6個のコア分割体51…からコア5Cが構成される。
短尺のコア分割体51…から構成するので高い真直度を得られ、真直度に関する問題を全て解消できるとともに、コア5Cを押し出し成形により構成するので、容易に、かつ確実な成形が可能となる。
【0040】
図5は、第5の実施の形態の定着装置である。
図中20は第1の転接部材である導電性ローラであり、図示しない駆動源により図示の方向に回転駆動される。この導電性ローラ20は、肉厚1mmの鉄材円筒体からなり、その両側端外周面には支持フレーム21に取付け固定される耐熱ブッシュ22が嵌着される。
【0041】
導電性ローラ20の両側端開口部には軸承具であるボールベアリング23の外輪部が嵌着されていて、導電性ローラ20は回転自在に枢支される。また、導電性ローラ20には図示しない駆動源が連結されていて、導電性ローラ20を回転駆動するようになっている。
【0042】
ボールベアリング23の内輪部は適宜な手段で上記支持フレーム21に取付け固定される。そして、この取付け部内にL字状に形成されるコア支持部材24の水平片が挿入される。
【0043】
コア支持部材24の垂直片には上下方向に長い長孔25が設けられ、かつこの長孔25に挿入される取付けねじ26によって上記支持フレーム21に取付け固定される。すなわち、コア支持部材24はフレーム21面に沿って上下方向にその取付け位置が調整可能である。
【0044】
コア支持部材24には導電性ローラ20内部において磁場発生手段である磁場発生体4が収容配置される。この磁気発生体4は、先に図1で説明したようなコア5と、このコア5に巻装される巻線6とから構成され、ここでは図示しない高周波回路と電気的に接続される。
【0045】
コア支持部材24に長孔25が設けられているので、磁気発生体4と導電性ローラ20とのギャップ調整が可能である。
27は、その周面がたとえばゴム材からなる弾性体ローラであって、両端部がフレーム21に設けられる押圧ばね28に支持される。弾性体ローラ27は上記導電性ローラ20に弾性的に転接している。
【0046】
このようにして構成される定着装置であって、磁気発生体4に交流磁場を発生させて導電性ローラ20の周部一部で、かつこの軸方向に沿う部位に渦電流が発生し、ジュール熱により加熱させる。
【0047】
被定着材Pは、上記導電性ローラ20と加圧ローラ27との転接部に導かれ、ここを通過する際に導電性ローラ20によって加熱され、現像剤像が定着像に換わる。
【0048】
この定着装置においても、誘導加熱手段Yを採用して導電性ローラ20と弾性体ローラ27との転接部、すなわち被定着材Pに対する接触部を集中して加熱することができ、エネルギを集中させて高効率化を得られ、クイックな定着立ち上がりをなす。
【0049】
図6は、第6の実施の形態の定着装置の外観斜視図である。
基本的には、両側端が支持フレーム21に耐熱ブッシュ22とボールベアリング23を介して回転自在に支持される先に説明した導電性ローラ20と、この導電性ローラ20内に収容配置される磁場発生体4と、押圧ばね28によって上記導電性ローラ20に加圧状態で転接される弾性体ローラ27とから構成される定着装置であることは、ここでも変わりがない。
【0050】
そして、ここでは図示しない高周波回路により、磁場発生体4において交流磁場を発生させ、導電性ローラ20に渦電流と、それにともなうジュール熱を発生させて、導電性ローラ20と弾性体ローラ27との転接部間に被定着材Pを通過させ、ジュール熱による加熱で現像剤像を定着することも同様である。
【0051】
なお、図10に示すように、ボールベアリング23の内側にも耐熱性のブッシュ40と、ローラ41およびブッシュ42を介してボールベアリング43を挿入してもよい。このボールベアリング43の内輪43aにコア支持部材24を挿入してある。
【0052】
したがって、ボールベアリング43の精度により磁気発生体4と導電性ローラ20のギャップを管理することができ、磁気発生体4と導電性ローラ20を一体化して取り扱うことが可能となり、作業性が大幅に向上する。
【0053】
このようにして、磁気発生体4と導電性ローラ20を組み合わせたものを、フレーム21にボールベアリング23,43を介して支持し、そのあとコア支持部材24の向きを転接部方向に合わせるように調整する。
【0054】
この方法は同じくフレーム21に固定する方法でもよいが、さらにニップ部分への角度設定を簡略化するため、弾性体ローラ27の軸受け部分とも位置を出せばさらに正確な位置を出すことが可能となる。
【0055】
図7に示す、第7の実施の形態のように、導電性ローラ20内に収容配置される磁場発生手段である磁場発生体4に、磁場発生体4と導電性ローラ20とのギャップを一定に保持するためのギャップ保持用円板30を挿嵌し、回転自在としてもよい。
【0056】
磁場発生体4の両端部が弾性的に押圧されることにより、ギャップ保持用円板30は導電性ローラ20内周面に転接して、導電性ローラ20の回転にともなって回転する。
【0057】
磁場発生体4の中心とギャップ保持用円板30の中心位置を合致させることにより、磁場発生体4と導電性ローラ20とのギャップを、常に、0.5mm〜3mmに保持できる。
【0058】
このギャップ保持用円板30を備えることにより、常に磁場発生体4と被定着部材Pとの距離が一定となり、コアおよびコイルと導電性ローラ4のギャップの変動による表面の発熱量の差を減少させ、導電性ローラ4の表面温度のムラが減少して、高効率の加熱をなす。
【0059】
図8および図9に示す、第8の実施の形態のように、磁場発生体4を構成するコア5の両側端の画像域外に、たとえばテフロン材などの高平滑で、断熱性を有する摺接板であるスペーサ31を設けてもよい。このスペーサ31の突出縁は、導電性ローラ20の内周面の曲率半径と同一の円弧状に形成される。
【0060】
そして、押圧ばね32によって磁場発生体4を導電性ローラ20の内周面方向へ弾性的に押圧することにより、磁場発生体4は導電性ローラ20と弾性体ローラ27との転接部方向へのみ自由度を持つように支持され、かつスペーサ31の存在により導電性ローラ20に対して規定のギャップが得られる。
【0061】
このような構成でも、コア5と被定着材Pとの距離を一定となし、コア5およびコイル6である磁気発生体4と導電性ローラ20とのギャップの変動による表面の発熱量の差を減少させ、さらに表面温度のムラを減少させる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、加熱源として誘導加熱を用いることによりエネルギの集中化を図り、加熱部分の集中による高効率化を得るとともに、立ち上げを短時間で可能とするなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態の定着装置の概略の断面図。
【図2】(A)は、第2の実施の形態の定着装置の概略の断面図。
(B)は、異なる実施の形態の定着装置の概略の断面図。
【図3】第3の実施の形態の、磁気発生体の斜視図。
【図4】第4の実施の形態の、定着装置の概略の断面図。
【図5】第5の実施の形態の、定着装置の概略の斜視図。
【図6】第6の実施の形態の、定着装置の概略の斜視図。
【図7】第7の実施の形態の、定着装置の概略の斜視図。
【図8】第8の実施の形態の、定着装置の概略の断面図。
【図9】同実施の形態の、磁気発生体の斜視図。
【図10】他の実施の形態の、磁気発生体の一部断面図。
【符号の説明】
1…導電性ベルト(第1の転接部材)、
2…加圧ローラ(第2の転接部材)、
P…被定着材、
Y…誘導加熱手段、
5…コア、
5a…開口部、
6…コイル、
4…磁気発生体(磁気発生手段)、
7…高周波回路、
20…導電性ローラ(第1の転接部材)、
27…弾性体ローラ(第2の転接部材)、
23…軸承具(ボールベアリング)、
21…支持フレーム、
30…ギャップ保持用円板、
32…摺接板(スペーサ)。

Claims (1)

  1. 無端走行する導電性ベルトと、
    この導電性ベルトに加圧された状態で転接し、導電性ベルトの無端走行にともなって回転する加圧ローラと、
    上記導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対向して配置され、上記導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対して磁束を発生させ、導電性ベルトの転接部を集中して誘導加熱し、転接部に搬入される現像剤像が形成された被定着材を加熱して定着像を得る誘導加熱手段とを具備し、
    上記誘導加熱手段は、導電性ベルトと加圧ローラとの転接部に対向する開口部を備え、かつ断面中空状に形成されるコアおよび、このコアに巻装されるコイルとからなる磁気発生手段と、この磁気発生手段と電気的に接続され、磁気発生手段に対して高周波の交流電流を印加する高周波回路とを備え、
    上記磁気発生手段を構成するコアは、その内側面相互間隔Aよりも開口部幅Bが狭い(A>B)ことを特徴とする定着装置。
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