JP3797960B2 - 田植機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自走車体の後部に苗植付け装置を連結し、自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに支持させ、自走車体には、前記スイングアームを下方に揺動付勢するサスペンションスプリングと、自走車体の前方部に対する乗降用の通路とを装備させてある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の田植機では、自走車体が空車状態にあるときに自走車体が水平姿勢にあるようにサスペンションスプリングを設定構成していた。
【0003】
また、従来のこの種の田植機では、サスペンションスプリングの端部に連結の前記スイングアームへの連結杆を、前記スイングアームにブラケットを介して連結した連結軸に枢支連結させていた。
【0004】
更に、この種の田植機では、スイングアームとして、前記後輪への伝動チェーンとその伝動チェーンに作用するタイトナとを内装したチェーンケースを設けることが多いが、従来では、チェーンケースにタイトナの支持部材を取り付けて、タイトナを支持するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によるときは、次のような欠点があった。
【0006】
空車状態で自走車体が水平姿勢あるようにする場合には、空車状態で通路の路面が水平姿勢にあるため、降雨や洗車に伴い通路の路面に水がたまり易く、その結果、畦から通路を通しての乗車時、足を滑らしやすい。
【0007】
ブラケットを介して連結軸をチェーンケースに取り付ける場合には、ブラケットが必要であるため、組み付け工数が増えることなどもあいまってコストアップを招来していた。
【0008】
チェーンケースに支持部材を取り付けてタイトナを支持する場合には、支持部材の組み付けが必要であるため、組み付け工数が増えてコストアップを招来していた。
【0009】
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明による田植機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0011】
〔特徴〕
本発明の第1の発明の特徴は、自走車体の後部に苗植付け装置を連結し、自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに支持させ、自走車体には、前記スイングアームを下方に揺動付勢するサスペンションスプリングと、自走車体の前方部に対する乗降用の通路とを装備させてある田植機であって、前記自走車体が、運転者が搭乗せずかつ苗植付け装置の苗のせ台に苗が載っていない空車状態にあるときに自走車体の後部が上がって自走車体の前端側の前記乗降用通路のステップ部を前下がりの姿勢にさせるように前記サスペンションスプリングを設定構成してある点にある。
【0012】
〔作用〕
運転者が搭乗せずかつ苗植付け装置の苗のせ台に苗が載っていない空車状態の自走車体の後部が上がって自走車体の前端側の乗降用通路のステップ部が前下がりの姿勢となるようにサスペンションスプリングを設定構成してあるから、空車状態において、通路の路面を形成するステップ部が前下がりの傾斜姿勢となり、降雨時や洗車時、通路のステップ部から水を流下排出させることができて、ステップ部に水が溜まることを少なくすることができる。
【0013】
〔効果〕
従って、畦から通路を通して乗車する際、通路のステップ部で足を滑らすことを少なくすることができる。
【0014】
請求項2に係る本発明による田植機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0015】
〔特徴〕
本発明の第2の発明の特徴は、第1の発明(請求項1に係る発明)において、前記サスペンションスプリングの端部に連結の前記スイングアームへの連結杆を、前記スイングアームに直結した連結軸に枢支連結させてある点にある。
【0016】
〔作用〕
連結杆を枢支連結する連結軸をスイングアームに直結させてあるから、連結軸をスイングアームに連結するためのブラケットが不要である。
【0017】
〔効果〕
従って、ブラケットを取り付ける手間が不要であることで組み付け工数を削減できることも相俟ってコストダウンを図ることができるようになった。
【0018】
請求項3に係る本発明による田植機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0019】
〔特徴〕
本発明の第3の発明の特徴は、第1または第2の発明(請求項1または2に係る発明)において、前記スイングアームとして、前記後輪への伝動チェーンとその伝動チェーンに作用するタイトナとを内装したチェーンケースを設け、そのチェーンケースに前記タイトナの支持部材を一体形成してある点にある。
【0020】
〔作用〕
チェーンケースに支持部材を一体形成してタイトナを支持させるようにしてあるから、支持部材をチェーンケースに取り付ける手間が不要である。
【0021】
〔効果〕
従って、組み付け工数の削減によるコストダウンを図ることができるようになった。
【0022】
【発明の実施の形態】
田植機は乗用型であって、図1、図2に示すように、自走車体1の後部に苗植付け装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付け装置2を上昇させかつ排油に伴い苗植付け装置2を重量で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。
【0023】
前記自走車体1は、図3にも示すように、左右一対の操向用の駆動前輪5と左右一対の駆動後輪6とを備え、前部に原動部7と前記駆動前輪5に対する操作用のステアリングハンドル8を配置し、後部に運転座席9を配置している。そして、自走車体1の車体フレーム10は、図4に示すように、ミッションケース11とそれの前部に連結したエンジン搭載フレーム12と前記ミッションケース11の後部に連結した後部フレーム13とから構成されている。
【0024】
前記苗植付け装置2は、左右方向に所定のストロークで往復移動する苗のせ台2Aと、植付け予定圃場面を滑走して整地する接地フロート2Bと、前記苗のせ台2Aの移動に連動して整地された圃場と苗のせ台2Aの苗取り出し口との間で循環作動することにより苗のせ台2Aから植付け単位量の苗を取り出して整地圃場面部分に植付ける苗植付け機構2Cとを備えている。
【0025】
前記駆動前輪5は、前記ミッションケース11に車軸ケース14を介して支持されており、駆動後輪6は、前記車体フレーム10のうち前記ミッションケース11にスイングアーム15を介してそれぞれ前支点R周りに上下揺動自在に支持されている。
【0026】
かつ、前記自走車体1は、図5にも示すように、搭乗ステップ16と、前記スイングアーム15を下方に揺動付勢するサスペンションスプリング17とを備えている。
【0027】
前記ミッションケース11には、それとで前記原動部7を構成するエンジン18によりベルト伝動装置19を介して駆動される前後進切り換え操作自在な静油圧式の無段変速装置20の変速出力が入力され、前記車軸ケース14には駆動前輪5への伝動機構が内装されている。また、前記スイングアーム15は、図6、図7に詳しく示すように、前記ミッションケース11から駆動後輪6への伝動チェーン21とその伝動チェーン21に作用するタイトナ22とを内装したチェーンケースであって、左右に二つ割り自在に構成されている。図中33は、前記ミッションケース11からスイングアーム15への出力軸であり、34は、伝動チェーン21から後車軸35への減速伝動用のギヤ列である。
【0028】
前記搭乗ステップ16は、運転座席9の足元の足元部23と、前記原動部7の左右両脇に位置して自走車体1の前方部に対する乗降用の通路24の路面を形成する乗降用ステップ部25とを有する。
【0029】
前記サスペンションスプリング17は、前記車体フレーム10のうち左右一対の後部フレーム13のそれぞれとそれらに対応する前記スイングアーム15との間に介装されており、チューブに内装されている。そして、サスペンションスプリング17の端部に連結の前記スイングアーム15への連結杆26は、前記スイングアーム15に直結したケース連結ボルト兼用のボルト利用の連結軸27にゴム利用の緩衝用のブッシュ36を介して枢支連結している。また、前記サスペンションスプリング17は、後部フレーム13間にわたる軸37に枢支連結している。図中38は、前記左右のスイングアーム15の相対上下揺動を抑制して自走車体1のローリングを抑えることで安定させるスタビライザーである。
【0030】
かつ、前記サスペンションスプリング17は、図10に示すように、前記自走車体1が空車状態、つまり、運転者が搭乗せずかつ前記苗のせ台2Aに苗が載っていない状態にあるときに自走車体1、実際的には搭乗ステップ16を前下がりの姿勢にさせ、かつ、図11に示すように、運転者が搭乗した状態にあるとき自走車体1をほぼ水平姿勢にさせるように設定構成されている。
【0031】
また、前記スイングアーム、つまり、チェーンケース15には、図8、図9にも示すように、前記タイトナ22の支持部材28が一体形成されている。
【0032】
なお、29は肥料ホッパーであり、30は移動に伴い圃場面に肥料散布用の溝を形成するとともに供給される肥料を溝に供給する作溝器であり、31は肥料ホッパー29から繰り出される肥料をホース32を介して作溝器30に気流移送する電動ブロアーである。
【0033】
上記の構成によれば、空車時、降雨や洗車の水が搭乗ステップ16上から流下排出されて水が溜まることがない。しかも、運端者が搭乗した状態では、自走車体1がほぼ水平姿勢にあるから、運転者に頭を上げるという姿勢変更を要求することなく視線を上げて直進性を向上することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図
【図2】 平面図
【図3】 正面図
【図4】 車体フレームの平面図
【図5】 駆動後輪支持部の正面図
【図6】 スイングアームの縦断平面図
【図7】 スイングアームの縦断側面図
【図8】 スイングアームの横断面図
【図9】 スイングアームの横断面図
【図10】 空車状態の概略側面図
【図11】 積載状態の概略側面図
【符号の説明】
1 自走車体
2 苗植付け装置
6 後輪
15 スイングアーム
R 前支点
10 車体フレーム
17 サスペンションスプリング
24 通路
26 連結杆
21 伝動チェーン
22 タイトナ
28 支持部材

Claims (3)

  1. 自走車体の後部に苗植付け装置を連結し、自走車体の後輪をスイングアームを介して前支点周りに上下揺動自在に車体フレームに支持させ、自走車体には、前記スイングアームを下方に揺動付勢するサスペンションスプリングと、自走車体の前方部に対する乗降用の通路とを装備させてある田植機であって、前記自走車体が、運転者が搭乗せずかつ苗植付け装置の苗のせ台に苗が載っていない空車状態にあるときに自走車体の後部が上がって自走車体の前端側の前記乗降用通路のステップ部を前下がりの姿勢にさせるように前記サスペンションスプリングを設定構成してある田植機。
  2. 前記サスペンションスプリングの端部に連結の前記スイングアームへの連結杆を、前記スイングアームに直結した連結軸に枢支連結させてある請求項1記載の田植機。
  3. 前記スイングアームとして、前記後輪への伝動チェーンとその伝動チェーンに作用するタイトナとを内装したチェーンケースを設け、そのチェーンケースに前記タイトナの支持部材を一体形成してある請求項1または2記載の田植機。
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