JP3797400B2 - 演算装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、演算装置および方法に関し、特に、OFDM方式の変調または復調を行う場合に用いて好適な演算装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、デジタル音声放送の1つであるDAB(Digital Audio Broadcasting)のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式における信号のスペクトラムの例を示している。このDABの復調に用いられるFFT(Fast Fourier Transform)演算装置は、入力されたN点の時間軸上のデータを、N点の周波数軸上のデータに変換して出力する。また、このDABの変調に用いられるIFFT(Inversed Fast Fourier Transform)演算装置は、入力されたN点の周波数軸上のデータを、N点の時間軸上のデータに変換して出力する。ここで、各データのインデックスを0乃至(N−1)とすると、周波数軸上のデータのインデックス0は角周波数0に対応し、インデックス(N−1)は角周波数2π(1−1/N)に対応する。この対応を、周波数領域が0乃至2πであると規定する。
【0003】
図11に、上述の規定に対応した、FFT演算装置の入力データに対する出力データの関係を示す。FFT演算装置は、上段に示す、入力されるN点の時間軸上のデータをFFT演算し、下段に示すように、N点の周波数軸上のデータを出力する。N点の周波数軸上のデータの周波数数領域は、正確には0乃至2π(1−1/N)の範囲であるが、上述したように、これを0乃至2πと規定する。同様に、図12は、IFFT演算装置の入力データに対する出力データの関係を示している。IFFT演算装置は、上段に示す、入力されるN点の周波数軸上のデータをIFFT演算し、下段に示すように、N点の時間軸上のデータを出力する。この場合も、N点の周波数軸上のデータの周波数領域は0乃至2πである。
【0004】
このように、通常、FFT演算装置の出力データおよびIFFT演算装置の入力データの周波数領域は0乃至2πである。
【0005】
ところで、図13は、デジタルビデオ放送の1つであるDVB−T(Digital Video Broadcasting-Terrestrial)のOFDM方式における信号のスペクトラムの例を示している。上述のDABに対し、このDVB−TのFFT演算装置およびIFFT演算装置においては、FFT演算装置の出力データおよびIFFT演算装置の入力データの周波数領域が−π乃至πに変換されて扱われることがある。
【0006】
図14に、FFT演算装置の出力データの周波数領域が−π乃至πに変換された場合における、入力データに対する出力データの対応関係を示す。FFT演算装置は、上段に示す、入力されるN点の時間軸上のデータをFFT演算し、下段に示すように、N点の周波数軸上のデータを出力する。このN点の周波数軸上のデータの周波数領域は−π乃至πである。
【0007】
同様に、図15は、IFFT演算装置の入力データの周波数領域が、−π乃至πに変換された場合における、入力データに対する出力データの対応関係を示している。IFFT演算装置は、周波数領域が0乃至2πのN点の周波数軸上のデータをIFFT演算し、下段に示すように、N点の時間軸上のデータを出力する。
【0008】
このように、用途に応じて、FFT演算装置の出力データまたはIFFT演算装置の入力データの周波数領域を、適宜変換する必要が生じる。そこで、例えば、FFT演算装置の出力またはIFFT演算装置の入力における、周波数領域0乃至2πのデータを一時的に記憶し、この周波数領域データのインデックスを(N/2)乃至(N−1),0乃至(N/2−1)の順に入れ換えてから出力する回路を用いることで、FFT演算装置の出力データまたはIFFT演算装置の入力データの0乃至2πの周波数領域を、−π乃至πに変換することが考えられる。ここで、この操作は、FFT演算またはIFFT演算において扱われるデータを1シンボルとしたときに、半シンボル分のデータを回転することに相当し、ここでは半シンボル回転と称する。
【0009】
図16に、出力範囲を変換するための回路を付加した、FFT演算装置の考えられる構成例を示す。この構成例においては、入力されたデータが、入力バッファメモリ7に一旦蓄積された後、メモリ4(場合によってはバタフライ演算器3)に入力されるようになされている。バタフライ演算器3は、sin,cosジェネレータ5より供給される回転演算子データを用い、メモリ4(場合によっては入力バッファメモリ7)より入力されたデータに対してバタフライ演算を施し、メモリ4(場合によっては出力バッファメモリ8)に出力する。メモリ4は、バタフライ演算器3によるが演算が行われたデータなどを、出力バッファメモリ8に出力するようになされている。
【0010】
出力バッファメモリ8はFFT演算装置40の最終的な結果であるデータを一時的に格納した後、出力する。この時点におけるデータの周波数領域は0乃至2πである。このデータは、半シンボル回転器30供給される。半シンボル回転器30は、図17に示すように、供給されたデータを一旦記憶し、シンボル回転を施す。この操作により、出力バッファメモリ8の出力データの周波数領域が0乃至πから、−π乃至πに変換される。
【0011】
同様に、IFFT演算装置の場合は、図18に示すように、半シンボル回転器31は、入力バッファメモリ7の前に設けられている。入力される、周波数領域が−π乃至πのデータは、図19に示すように、まず半シンボル回転器31によって、半シンボル回転を施され、周波数領域が0乃至2πに変換されてから、IFFT演算装置に供給されるようになされている。
【0012】
以上のような構成により、FFT演算装置の出力データまたはIFFT演算装置の入力データの周波数領域を変換している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、演算装置において、周波数領域を変換するための外部回路を付加すると、その分だけ回路規模が増大する課題があった。
【0014】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、外部回路を用いずに、演算装置における周波数領域を変換することを目的とし、もって回路規模の削減を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の演算装置は、外部から入力されるデータを記憶する第1の記憶手段と、第 1 の記憶手段に記憶されたデータに対してバタフライ演算を行う演算手段と、演算手段により演算され、外部に出力されるデータを記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序を設定する設定手段とを備え、設定手段は、演算手段が復調に用いられる場合、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、データが書き込み順に読み出されるように設定するか、または、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、外部に出力されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定し、演算手段が変調に用いられる場合、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが、OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータが、書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定するか、または、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定する。
【0016】
設定手段には、第1の記憶手段または第2の記憶手段に記憶されるデータに同期したクロックを計数する計数手段と、計数手段により得られた計数値の最上位ビットを反転する反転手段と、最上位ビットをそのまま出力するか、または反転手段によって反転された最上位ビットを出力するかを選択する選択手段とを設けることができる。
【0017】
演算装置は、FFT演算装置であるようにすることができる。
【0018】
演算装置は、IFFT演算装置であるようにすることができる。
請求項5に記載の、外部から入力されるデータを記憶する第1の記憶手段と、第 1 の記憶手段に記憶されたデータに対してバタフライ演算を行う演算手段と、演算手段により演算され、外部に出力されるデータを記憶する第2の記憶手段とを備え、OFDM方式における信号の復調または変調に用いられる演算装置の演算方法は、第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序を設定する設定ステップとを含み、設定ステップは、演算手段が復調に用いられる場合、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、データが書き込み順に読み出されるように設定するか、または、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、外部に出力されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定し、演算手段が変調に用いられる場合、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが、OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータが、書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定するか、または、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定する。
請求項1に記載の演算装置および請求項5に記載の演算方法においては、第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序が設定され、その際、演算手段が復調に用いられる場合、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序が、データがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定されると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序が、データが書き込み順に読み出されるように設定されるか、または、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序が、データが入力順に書き込まれるように設定されると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序が、外部に出力されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定され、演算手段が変調に用いられる場合、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序が、入力されたデータが、OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定されると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序が、第1の記憶手段から読み出されるデータが、書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定されるか、または、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序が、入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序が、第1の記憶手段から読み出されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0020】
請求項1に記載の演算装置は、外部から入力されるデータを記憶する第1の記憶手段(例えば、図1の入力バッファメモリ2)と、第 1 の記憶手段に記憶されたデータに対してバタフライ演算を行う演算手段(例えば、図1のバタフライ演算器3)と、演算手段により演算され、外部に出力されるデータを記憶する第2の記憶手段(例えば、図1の出力バッファメモリ3)と、第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序を設定する設定手段(例えば、図4のアドレス生成回路20)とを備え、設定手段は、演算手段が復調に用いられる場合、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、データが書き込み順に読み出されるように設定するか、または、第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、外部に出力されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定し、演算手段が変調に用いられる場合、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが、OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータが、書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定するか、または、第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、第1の記憶手段から読み出されるデータがOFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定する。
【0021】
設定手段は、第1の記憶手段または第2の記憶手段に記憶されるデータに同期したクロックを計数する計数手段(例えば、図4のカウンタ10)と、計数手段により得られた計数値の最上位ビットを反転する反転手段(例えば、図4のNOT回路11)と、最上位ビットをそのまま出力するか、または反転手段によって反転された最上位ビットを出力するかを選択する選択手段(例えば、図4のセレクタ12)とを備える。
【0022】
図1は、本発明の演算装置の一実施の形態の構成を示すブロック図であり、図16および図18と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。この実施の形態においては、演算装置1は、入力されるデータに対し、FFT演算またはIFFT演算を施した後、出力する。入力バッファメモリ2は、入力されるデータを一時的に格納した後、メモリ4(場合によってはバタフライ演算器3)に出力する。出力バッファメモリ6は、演算装置1の最終的な結果であるデータを一時的に格納した後、外部に出力する。入力バッファメモリ2または出力バッファメモリ6には、アドレス生成回路20(図4を用いて後述する)が設けられている。アドレス生成回路20は、各バッファメモリにおける、データの書き込み、または読み出しのアドレスの順序を、所定の順序に設定できるようになされている。
【0023】
なお、アドレス生成回路20は、演算装置1がFFT演算のみを行う場合は、出力バッファメモリ6にのみ設置ければよく、演算装置1がIFFT演算のみを行う場合は、入力バッファメモリ2にのみ設ければよい。
【0024】
ここで、図1の実施の形態が行う演算は、図16において行われるFFT演算または図18において行われるIFFT演算と同様であり、ただ、入力バッファメモリ2または出力バッファメモリにおける動作が、図16および図18に示す場合と異なっている。そこで、以下においては、主に入力バッファメモリ2および出力バッファメモリ6の構成例と動作を説明する。また、入力バッファメモリ2および出力バッファメモリ6は、N点のデータを格納するため、0乃至(N−1)の書き込みアドレスおよび読み出しアドレスを備えているものとする。
【0025】
図2に、入力バッファメモリ2の実施の形態を示す。図2(A)に示される入力バッファメモリ2において、アドレス生成回路20(図4を用いて後述する)は、入力バッファメモリ2における、データの書き込みの順序を、書き込みアドレス0乃至(N−1)に設定する。この設定に対応して、角周波数0乃至2π(1−1/N)のN点のデータは、書き込みアドレス0乃至(N−1)に、順次書き込まれていく。書き込まれたデータは、読み出しアドレス(Read Address)0乃至(N−1)の順に読み出される。すなわち、入力バッファメモリ2において、周波数領域が0乃至2πのデータが入力され、周波数領域が0乃至2πのデータが出力されることになる。
【0026】
図2(B)に示される入力バッファメモリ2において、アドレス生成回路20は、入力バッファメモリ2における、データの書き込みの順序を、書き込みアドレス(sttadr)乃至(N−1),0乃至(sttadr−1)に設定する。この書き込みアドレス(sttadr)は入力されるデータの周波数領域に応じて定められる。この設定に対応して、入力される、角周波数(−2(1−sttadr/N)π)乃至((2(sttadr−1)/N)π)のN点のデータは、所定の書き込みアドレス(sttadr)乃至(N−1)まで書き込まれた後、書き込みアドレス0に戻って、書き込みアドレス(sttadr−1)まで順次書き込まれる。
【0027】
このとき、書き込みアドレスを0乃至(N−1)の順に見ると、角周波数0乃至(2π(1−1/N))の順にデータが書き込まれたことになる。書き込まれたデータは、読み出しアドレス0乃至N−1の順に読み出される。すなわち、入力バッファメモリ2において、−π乃至πの周波数領域のデータが入力され、周波数領域が0乃至2πのデータが出力されたことになる。
【0028】
このように、この実施の形態においては、入力バッファメモリ2において、演算装置1に入力されるデータの周波数領域を自在に変換することができる。従って、図18に示した場合に較べて、半シンボル回転器31を必要としない分、回路を縮小できる。
【0029】
なお、この実施の形態では、書き込みアドレスの順序を設定する例を示したが、読み出しアドレスの順序を設定してもよい。
【0030】
図3は、出力バッファメモリ6の実施の形態を示している。図3(A)の出力バッファメモリ6は、図2(A)の実施の形態の場合と同様であるのでその説明は省略する。図3(B)の出力バッファメモリ6において、アドレス生成回路20は、出力バッファメモリ6における、データの書き込みの順序を、書き込みアドレス(sttadr)乃至(N−1),0乃至(sttadr−1)に設定する。この設定に対応して、入力される、角周波数0乃至(2π(1−1/N))のN点のデータは、図示するように、書き込みアドレス(sttadr)から書き込まれ、書き込みアドレス(N−1)まで書き込まれた後、書き込みアドレス0に戻って、書き込みアドレス(sttadr−1)まで順次書き込まれる。
【0031】
このとき、書き込みアドレスを0乃至(N−1)の順に見ると、角周波数(−2π(1−sttadr/N))乃至(2π(sttadr−1)/N)のデータが順に書き込まれたことになる。書き込まれたデータは、読み出しアドレス0乃至N−1の順に読み出される。すなわち、出力バッファメモリ6において、0乃至2πのデータが入力され、−π乃至πの周波数領域のデータが出力されたことになる。
【0032】
このように、この実施の形態においては、出力バッファメモリ6において、演算装置1から出力されるデータの周波数領域を自在に変換することができる。従って、図16に示した場合に較べて、半シンボル回転器30を必要としない分、回路を縮小できる。
【0033】
なお、この実施の形態において、書き込みアドレスの順序を設定する例を示したが、読み出しアドレスの順序を設定してもよい。
【0034】
次に、図4を用いて、アドレス生成回路20の実施の形態を説明する。nビットのカウンタ10は、所定の初期値(Load Value)が入力されると、その値をロードし、以後、各バッファメモリに入力されるデータに同期してカウントを開始し、カウント値の最上位ビット(MSB)と、残りの(n−1)ビットとを分割して出力するようになされている。カウント値の最上位ビットは、NOT回路11と、セレクタ(SEL)12に供給される。NOT回路11は、供給された最上位ビットを反転して、セレクタ12に供給するようになされている。セレクタ12は、外部から与えられる選択信号が0の場合、反転されていない最上位ビットを出力し、選択信号が1の場合、反転された最上位ビットを出力する。そして、アドレス生成回路20からは、セレクタ12から出力される最上位ビット(1ビット)と、カウンタ10から出力される残りの(n−1)ビットとが、併せてnビットとして出力される。
【0035】
このような操作を順次行うことにより、各バッファメモリにおける、書き込みアドレスの順序が設定できる。
【0036】
なお、入力バッファメモリ2および出力バッファメモリ6のアドレス数をN=2nとすると、カウンタ10は、少なくともnビット以上のビット数を備えていればよい。カウンタ10のビット数がnビット以上である場合、最上位ビットとする値は、最下位ビットを0ビットとした場合、n−1ビット目となる。また、このアドレス生成回路20は、入力バッファメモリ2および出力バッファメモリ6において、同一の構成のものを利用できる。
【0037】
次に、以上の実施の形態を、さらに具体的な数値を用いて説明する。図5と図6の基本的な構成は、上述の図2と図3と同一であるので、その説明は適宜省略する。ここでは、例として、図6(B)に示す場合を例として説明する。
【0038】
図6(B)に、出力バッファメモリ6において、入力される周波数領域0乃至2πのデータが、周波数領域−π乃至πに変換されて出力される場合の動作を示す。ここで、例えばN=8とし、書き込みアドレス(sttadr)を4(=N/2)とする。アドレス生成回路20は、出力バッファメモリ6における、書き込みアドレスの順序を、書き込みアドレス4乃至7,0乃至3に設定する(この点については図7を用いて後述する)。この設定に対応して、入力される、角周波数0乃至(7π/4)の8点のデータは、書き込みアドレス4から書き込まれ、書き込みアドレス7まで書き込まれた後、書き込みアドレス0に戻って、書き込みアドレス3まで、順次書き込まれる。
【0039】
このとき、出力バッファメモリ6には、書き込みアドレス0乃至7の順に見ると、角周波数が、π,5π/4,6π/4,7π/4,0,π/4,2π/4,3π/4の順にデータが書き込まれていることになる。書き込まれたデータは、読み出しアドレスが0乃至7の順に読み出される。以上の操作により出力バッファメモリ6において、周波数領域が0乃至2πのデータが入力され、周波数領域が−π乃至πのデータが出力されたことになる。
【0040】
図5(B)に示すように、入力バッファメモリ2において、書き込みアドレス(sttadr)を(N/2)とした場合においても同様に、書き込みアドレス(N/2)乃至(N−1)、書き込みアドレス0乃至(N/2−1)の順に、書き込みが行われる。読み出しは、読み出しアドレス0乃至(N−1)の順に行われる。
【0041】
次に図7と図8を用いて、アドレス生成回路20の動作を説明する。図7に示すアドレス生成回路20は、基本的な構成は図4の場合と同一であるが、ここでは、例としてnビットのカウンタのうち、3ビットを用いることにする。カウンタ10は、初期値として(000)が入力されると、これをロードし、この例では、出力バッファメモリ6に入力されるデータに同期して、カウントを開始する。ここでカウンタ10は、図9に示すように、0乃至7まで順次カウントしていく。カウンタ10は、カウントする毎に、カウント値の最上位ビットと、残りのビットを分割して出力する。最上位ビットは、セレクタ12およびNOT回路11に供給される。NOT回路11は、最上位ビットを反転し、セレクタ12に供給するようになされている。
【0042】
ここで、図8は、セレクタ12の動作を示すフローチャートである。セレクタ12は、ステップS1において、外部から与えられた制御信号が1であると判定した場合は、ステップS2で、NOT回路11により反転された最上位ビットを出力し、ステップS1において、与えられた制御信号が1ではない(0である)と判定した場合は、ステップS3で反転されていない最上位ビットを出力する。
【0043】
そして、セレクタ12から出力された最上位ビット(1ビット)およびカウンタ10から出力された残りの2ビットは、併せて3ビットのアドレスとしてアドレス生成回路20から出力される。このような操作を行うことにより、アドレス生成回路20からは、セレクタ12に選択信号1が与えられた場合は、図9の左下に示すように、4乃至7,0乃至3(10進表記)の順にカウント値が順次出力され、セレクタ12に選択信号0が与えられた場合は、図9の右下に示すように、0乃至7の順にカウント値が順次出力される。
【0044】
そして、アドレス生成回路20から、書き込みアドレスとして出力されたカウンタ値の順序に対応して、出力バッファメモリ6においてデータの書き込みが行われる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載の演算装置および請求項5に記載の演算方法によれば、例えば外部回路を用いずに、演算装置の出力データの周波数領域を変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演算装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の入力バッファメモリ2の実施の形態の構成を示す図である。
【図3】図1の出力バッファメモリ6の実施の形態の構成を示す図である。
【図4】図2および図3のアドレス生成回路20の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の入力バッファメモリ2の他の実施の形態の構成を示す図である。
【図6】図1の出力バッファメモリ6の他の実施の形態の構成を示す図である。
【図7】図2および図3のアドレス生成回路20の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図8】図4および図7のセレクタ12の動作を説明するフローチャートである。
【図9】図4および図7のアドレス生成回路20の動作を説明する図である。
【図10】OFDM方式におけるDABの信号スペクトラムの例を示す図である。
【図11】FFT演算装置における入力データおよび出力データの対応関係を説明する図である。
【図12】IFFT演算装置における入力データおよび出力データの対応関係の例を説明する図である。
【図13】OFDM方式におけるDVT−Tの信号スペクトラムの例を示す図である。
【図14】FFT演算装置における入力データおよび出力データの対応関係の他の例を説明する図である。
【図15】IFFT演算装置における入力データおよび出力データの対応関係の他の例を説明する図である。
【図16】従来のFFT演算装置の構成例を示すブロック図である。
【図17】図16の半シンボル回転器30の動作を説明する図である。
【図18】従来のIFFT演算装置の構成例を示すブロック図である。
【図19】図18の半シンボル回転器31の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 データ演算装置, 2 入力バッファメモリ, 3 バタフライ演算器,
6 出力バッファメモリ, 20 アドレス生成回路(設定手段)
Claims (5)
- OFDM方式における信号の復調または変調に用いられる演算装置において、
外部から入力されるデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第 1 の記憶手段に記憶された前記データに対してバタフライ演算を行う演算手段と、
前記演算手段により演算され、外部に出力されるデータを記憶する第2の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または前記第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序を設定する設定手段と
を備え、
前記設定手段は、
前記演算手段が復調に用いられる場合、
前記第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、前記第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、データが書き込み順に読み出されるように設定するか、または、
前記第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが入力順に書き込まれるように設定すると共に、前記第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記外部に出力されるデータが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定し、
前記演算手段が変調に用いられる場合、
前記第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、前記入力されたデータが、前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、前記第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記第1の記憶手段から読み出されるデータが、前記書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定するか、または、
前記第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、前記入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、前記第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記第1の記憶手段から読み出されるデータが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定する
演算装置。 - 前記設定手段は、
前記第1の記憶手段または前記第2の記憶手段に記憶されるデータに同期したクロックを計数する計数手段と、
前記計数手段により得られた計数値の最上位ビットを反転する反転手段と、
前記最上位ビットをそのまま出力するか、または前記反転手段によって反転された前記最上位ビットを出力するかを選択する選択手段と
を備える請求項1に記載の演算装置。 - 前記演算装置は、FFT演算装置である
請求項1に記載の演算装置。 - 前記演算装置は、IFFT演算装置である
請求項1に記載の演算装置。 - 外部から入力されるデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第 1 の記憶手段に記憶された前記データに対してバタフライ演算を行う演算手段と、
前記演算手段により演算され、外部に出力されるデータを記憶する第2の記憶手段と
を備え、OFDM方式における信号の復調または変調に用いられる演算装置の演算方法において、
前記第1の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序、または前記第2の記憶手段に対するデータの書き込みまたは読み出しのアドレスの順序を設定する設定ステップと
を含み、
前記設定ステップは、
前記演算手段が復調に用いられる場合、
前記第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、前記第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、データが書き込み順に読み出されるように設定するか、または、
前記第2の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、データが入力順に書き込まれるように設定すると共に、前記第2の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記外部に出力されるデータが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して出力されるように設定し、
前記演算手段が変調に用いられる場合、
前記第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、前記入力されたデータが、前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して書き込まれるように設定すると共に、前記第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記第1の記憶手段から読み出されるデータが、前記書き込みのアドレスの順序と同じ順序で読み出されるように設定するか、または、
前記第1の記憶手段へのデータの書き込みのアドレスの順序を、前記入力されたデータが入力順に書き込まれるように設定すると共に、前記第1の記憶手段からのデータの読み出しのアドレスの順序を、前記第1の記憶手段から読み出されるデータが前記OFDM方式において扱われる1シンボルの半シンボル分のデータが回転して読み出されるように設定する
演算方法。
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