JP3796861B2 - 燃料タンク構造体 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の燃料タンクの液面が上昇したときに燃料を燃料タンク外へ流出することを防止する燃料カットオフ弁を備えた燃料タンク構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の燃料カットオフ弁として、燃料タンクのタンク上壁部の外側に取り付けるタイプと、タンク上壁部の内側に取り付けるタイプとが知られている。
【0003】
前者のタイプは、燃料タンクのタンク上壁部に、燃料カットオフ弁をねじ止め固定するとともに、この燃料カットオフ弁の連通路を、連通管を介してキャニスタに接続している。この場合に、燃料カットオフ弁とタンク上壁部との間にシール性を確保するために、燃料カットオフ弁とタンク上壁部との間にガスケットを介在させている。このタイプの燃料カットオフ弁は、タンク上壁部に吐出して設置されるために、配置スペースが無駄になる場合があるだけでなく、ねじ止めやシール構造が複雑になるという問題があった。
【0004】
一方、後者のタイプの燃料カットオフ弁は、燃料タンク内に配置されるので、前者に生じている問題がない。すなわち、図9は従来の燃料カットオフ弁200を燃料タンクT内に装着した状態を示す断面図である。図9において、燃料カットオフ弁200は、燃料タンクTの内部の上方に配置されたケース210を備えている。ケース210は、ポリアセタールやナイロンなどの合成樹脂により形成され、弁室220を備えており、この弁室220にフロート弁230を収納している。フロート弁230は、その上部に連通孔210aを開閉する閉塞突起231を有し、また、コイルばね242により付勢されている。上記連通孔210aは、連通管240を介してキャニスタ(図示省略)に接続されている。
【0005】
こうした燃料カットオフ弁200の構成により、弁室220内に燃料タンクT内の燃料が侵入しないときには、フロート弁230が下方に位置し(図9の状態)、燃料タンクTの内部を、ケース210の透孔210b、弁室220、連通孔210a、連通管240を介してキャニスタに接続する。
【0006】
一方、弁室220内に燃料が侵入したときには、フロート弁230は、液状燃料の液面の上昇に伴う浮力により上昇する。そして、フロート弁230の上部の閉塞突起231が連通孔210a内に突入して連通孔210aを閉塞したときに、連通管240への燃料の流出を防止する。
【0007】
上記燃料カットオフ弁200は、燃料タンクTのタンク上壁部Tcに、以下の構成により取り付けられている。図10は燃料カットオフ弁200を側方から見た概略図である。燃料タンクTは、タンク下部(図示省略)とタンク上部Taとを2つ割にした構造であり、これを溶接接合する前に、タンク上壁部Tcの内面に取付ブラケットTfを溶接固定する。この取付ブラケットTfは、対向配置された1対の係止部Tfaを備えている。
【0008】
そして、燃料カットオフ弁200のケース210の上部に形成された取付部212を上記取付ブラケットTfの係止部Tfaに嵌合する。その後に、図9に示す燃料タンクTの側壁部Tdに形成した挿入穴Teから連通管240を挿入して、燃料カットオフ弁200の接続孔216に挿入する。このとき、接続孔216内には、Oリング250が挿入されており、このOリング250により連通管240との間がシールされる。その後、燃料タンクTのタンク上部Taとタンク下部とを溶接して、燃料タンクTが完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の燃料カットオフ弁200では、燃料タンクTの挿入穴Teから連通管240を挿入して、接続孔216に接続する際の位置決めが難しい。このような作業が面倒であるだけでなく、連通管240を確実に固定するには、取付ブラケットTfの構造を堅固にしたり溶接箇所を多くする必要があり、構成が複雑になるという問題があった。
【0010】
本発明は、上記従来の技術の課題を解決するものであり、燃料タンクの内部への燃料カットオフ弁の取付が容易な燃料タンク構造体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記課題を解決するためになされた本発明は、
燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンクのタンク壁部の内側に取り付けられ燃料タンク内を外部に連通するための連通路を有するとともに上記燃料タンク内の燃料の液面が所定液位以上になったときに上記連通路を閉じる弁体を有する燃料カットオフ弁と、上記連通路に接続され燃料タンク内を燃料タンク外部に連通させる連通管とを備えた燃料タンク構造体において、
上記タンク壁部は、上記連通管の管先端部を挿入可能なタンク孔を有し、
上記燃料カットオフ弁は、上記管先端部に上記連通路を接続したときに上記管先端部を位置決め嵌合できる取付孔を備え、
上記取付孔と上記管先端部の間に設けられ、上記管先端部を上記取付孔に支持する管支持手段を設け、
上記管支持手段は、上記管先端部の外周面を覆うように環状に組み合わされるように形成された円弧片と、該円弧片に上記管先端部の外周面に向けて弾性力を付勢するばねとを備え、該ばねにより円弧片で管先端部の外周面を押圧することにより連通管に燃料カットオフ弁を固定したこと、を特徴とする。
【0012】
本発明の燃料カットオフ弁は、その連通路が連通管に接続されて、該連通管を介して燃料タンク内を外部(例えば、キャニスタ)に接続しており、燃料タンク内の燃料蒸気を外部に逃がす。また、燃料カットオフ弁は、燃料タンク内の燃料の液面が所定液位以上になると、弁体が連通路を閉じて燃料タンク内の燃料が外部へ流出するのを防止する。
【0013】
燃料カットオフ弁は、タンク壁部の内側に取り付けられるが、その取付構造は、以下による。まず、タンク壁部にはタンク孔が形成されており、このタンク孔に連通管の管先端部を挿入し、さらに、燃料カットオフ弁の取付孔に挿入する。このとき、取付孔は管先端部を位置決め固定できるように形成されているから、連通管を介して燃料カットオフ弁がタンク壁部に固定され、これと同時に、管先端部に燃料カットオフ弁の連通路が接続される。
【0014】
したがって、従来の技術で説明したような、燃料カットオフ弁をタンク壁部に取り付けた後に、燃料カットオフ弁の連通路に連通管を接続する面倒な作業が不要となり、燃料カットオフ弁と連通管との接続作業性が向上する。
【0015】
また、燃料カットオフ弁を管先端部に固定すると同時に連通路と連通管との接続もできるから、一層、取付作業性に優れている。この場合に、取付孔にOリングなどのシール部材を入れておき、管先端部に挿入したときに連通管と連通路との間がシールされるように構成してもよい。
【0016】
さらに、本発明の一態様として、燃料カットオフ弁の取付孔または管先端部の間に管支持手段を設けることが好ましい。管支持手段は、弾性部材を備え、この弾性部材が管先端部と取付孔との間に介在することにより、管先端部を取付孔に確実かつ強固に取り付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
【0018】
図1は燃料カットオフ弁20を燃料タンクT内に取り付けた状態を示す概略断面図である。図1において、燃料タンクTは、タンク上部Taとタンク下部Tbとの2つ割であり、これらを溶接により一体化したものである。燃料カットオフ弁20は、燃料タンクTの内部におけるタンク上壁部Tcに装着されており、キャニスタCSに連通管CPを介して接続されている。
【0019】
図2は燃料カットオフ弁20の拡大断面図である。燃料カットオフ弁20は、ケース21を備えている。ケース21は、ケース本体21aと、このケース本体21aに超音波溶着により一体化されるとともにタンク上壁部Tcに取り付けるためのケース上部21bとを備えている。
【0020】
ケース本体21aは、キャニスタCS側に接続される連通孔23aを有する上壁部23と、上壁部23に一体に形成された側壁部24とを備えている。側壁部24の下部には、ケース下開口26が形成されている。ケース下開口26は、底板部30により閉じられている。
【0021】
底板部30の外周部には、複数の爪部30aが形成されており、該爪部30aが側壁部24のケース下切欠き24aに係合することにより、底板部30が側壁部24に支持されている。上記ケース本体21a及び底板部30により囲まれたスペースは、フロート室Sになっている。
【0022】
上記側壁部24の上部には、通気孔28が形成されており、この通気孔28を介して燃料タンクTの燃料蒸気がフロート室Sに導かれる。また、上記底板部30には、燃料連通孔37が形成されており、この燃料連通孔37を介して燃料タンクTの液状燃料がフロート室S内に導入される。
【0023】
上記フロート室Sには、フロート弁体40が収納されている。フロート弁体40は、筒状壁部43と、上面部44とに囲まれて樹脂で一体形成されており、その内側スペースが浮力室46になっている。フロート弁体40の上部には、連通孔23aを開閉する閉塞部40aが形成されている。このフロート弁体40は、底板部30との間に架設されたスプリング47により支持されている。
【0024】
上記実施例における燃料カットオフ弁20では、燃料タンクTの燃料液面がカットオフ液位FLに達していない状態では、フロート弁体40が図2の位置にあり、燃料タンクT内を通気孔28、フロート室S及び連通孔23aを介して連通管CPを介して連通させている。
【0025】
一方、燃料タンクTへの給油によりその燃料液面が上昇して、カットオフ液位FLを越えて、燃料連通孔37を介して浮力室46に液状燃料Fが浸入すると、フロート弁体40に浮力が生じて、該フロート弁体40が上昇する。そして、フロート弁体40の先端部の閉塞部40aが図2に示す状態から上昇して、連通孔23aを塞ぐ。これにより、燃料カットオフ弁20は、燃料タンクTと連通管CPとの間を閉じることになる。
【0026】
一方、上記ケース上部21bは、その内部に連通孔23aと連通管CPとを連通させる上部室51を備えている。上部室51には、逆止弁60が設けられている。逆止弁60は、ボール61と、このボール61に閉弁方向に付勢するスプリング62とを備えており、フロート弁体40が連通孔23aを閉じ、タンク内圧が所定値以上になったときに、タンク内圧を逃がすリリース弁として作用する。
【0027】
また、ケース上部21bには、ケース取付部112が形成されている。このケース取付部112は、タンク上壁部Tcに溶接された外側ブラケット81とともに、燃料カットオフ弁20をタンク上壁部Tcに固定するためのものである。
【0028】
上記ケース取付部112は、連通管CPに嵌合されるとともに上部室51に接続されたケース側取付孔121を備えている。ケース側取付孔121は、小径の孔下部121aと、孔下部121aより大径の孔上部121bとを備えており、その間が孔段部121cになっており、エラストマ製のOリング121dを支持している。
【0029】
すなわち、ケース上部110には、ばねにより連通管CPを取り付ける管固定機構120が設けられている。図3はケース上部110を示す平面図、図4は管固定機構120において連通管CPを取り付ける前の状態を示す斜視図である。これらの図において、管固定機構120は、ケース上部110に形成されたケース側取付孔121と、このケース側取付孔121の開口を取り囲みかつタンク上壁部Tcに向けて突設された枠部122と、この枠部122内に配設された円弧片123,123と、円弧片123,123に弾性力を付勢する板ばね片124a,124aとを備えている。上記円弧片123,123は、連通管CPの直径より僅かに小さい内径を有するように環状に組み合わされており、内側に向けて板ばね片124a,124aにより付勢されている。
【0030】
また、図2に示すタンク上壁部Tcには、外側ブラケット81が装着されている。図5はタンク上壁部Tcに連通管CPを取り付ける前の状態を示し、図6は連通管CPを取り付けた後の状態を示す。外側ブラケット81は、その外周部81bでタンク上壁部Tcに溶接されている。この外側ブラケット81は、連通管CPを貫通させるための貫通孔81aが形成されている。この貫通孔81aは、タンク上壁部Tcに形成したタンク孔TPaに合わされている。
【0031】
次に、燃料タンクTのタンク上壁部Tcに燃料カットオフ弁20を取り付ける作業について説明する。まず、燃料タンクTのタンク上部Taと、タンク下部Tbとが溶接接合されていない状態にて(図1参照)、図5に示すように、連通管CPを外側ブラケット81の貫通孔81aに挿入して、連通管CPに外側ブラケット81を溶接する。そして、タンク上壁部Tcに外側ブラケット81をその外周部81bで溶接接合する。これにより、図6に示すように、連通管CPは、外側ブラケット81を介してタンク上壁部Tcに固定される。なお、連通管CPの環状拡張部CPaは、外側ブラケット81との溶接後にかしめて形成するか、連通管CPの他端部から挿入することにより、この作業に支障がないようにする。
【0032】
続いて、燃料カットオフ弁20を持って、管固定機構120を介して環状拡張部CPaを有する連通管CPに固定する。すなわち、連通管CPに、管固定機構120のケース側取付孔121を押し入れる。このとき、ケース側取付孔121の開口には、円弧片123,123が設けられており、この円弧片123,123が連通管CPの環状拡張部CPaに当たって広がるように押される。円弧片123,123は、板ばね片124a,124aにより付勢されているから、円弧片123,123の間を開いて、連通管CPをケース側取付孔121内に進入させる。そして、環状拡張部CPaが円弧片123,123を乗り越えたときに円弧片123,123により抜止される。
【0033】
上記実施の形態によれば、燃料カットオフ弁20は、タンク上壁部Tcに取り付ける作業として、予めタンク上壁部Tcに固定した連通管CPに、管固定機構120のケース側取付孔121を嵌合させれば、ばね力によりワンタッチで連通管CPに堅固に固定される。しかも、燃料カットオフ弁20をタンク上壁部Tcに取り付けるために、タンク上壁部Tcの内面にブラケットなどを設ける必要もなく、構成も簡単である。
【0034】
さらに、従来の技術で説明したような、タンク上部Taの透孔から連通管CPを挿入して燃料カットオフ弁20に接続するような面倒な作業を必要とせず、取付作業が容易である。
【0035】
また、連通管CPの先端部に、ケース上部21bのケース側取付孔121を嵌合させれば、ケース側取付孔121の孔段部121cに装着されているOリング121dが連通管CPの先端部の外周との間をシールする。したがって、連通管CPを嵌合させれば、シールも同時に行なえるから、その構造及び作業も容易である。
【0036】
次に、他の実施の形態について説明する。図7は図2の燃料カットオフ弁20のケース21の一部を変形した実施の形態を示す断面図である。図7において、燃料カットオフ弁130のケース141は、ケース本体141aと、ケース上部141bとを備えている。ケース本体141aの上壁部143の外周部には、通気孔144が形成されている。この通気孔144は、ケース上部141bの下端から下方向へ突設された拡張部142によりその一部が覆われている。上記通気孔144は、燃料タンクTの燃料蒸気をフロート室S、上部室151を介して連通管CPに連通させるものである。
【0037】
上記燃料カットオフ弁130では、通気孔144がケース本体141aとケース上部141bとの間であって、上壁部143上の奥まった位置に形成されている。このため、燃料タンクT内の燃料の液位が高くても、燃料がフロート室Sへ導入しにくい。このように、通気孔144の燃料の流入がしにくい構成により、カットオフ液位FLを高くすることができ、これにより燃料タンクTの容量を大きくすることができる。
【0038】
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下の態様であってもよい。
【0039】
(1) 上記実施の形態における管固定機構120は、燃料カットオフ弁20のケース取付部112に設けたが、これに限らず、連通管CPをケース取付部112に固定できる構成であれば、連通管CP側に円弧片123に相当する弾性部材を設けてもよい。
【0040】
(2) 図2の実施の形態における管固定機構120は、ケース取付部112の上部に設けられ、タンク上壁部Tcから垂直に取り付けられた連通管CPに固定したが、これに限らず、燃料タンクの壁面の内側に取り付ける構成であればいずれの箇所に設けてもよく、例えば、図8に示す構成であってもよい。すなわち、図8の燃料カットオフ弁150の上部を示す断面図に示すように、燃料カットオフ弁150は、ケース取付部162の側部に管固定機構170を備えるとともに、タンク上部の側壁面から突設した連通管CPに管固定機構170を介して取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる燃料カットオフ弁20を装着した燃料タンクTを示す構成図。
【図2】燃料タンクTに装着した燃料カットオフ弁20の断面図。
【図3】燃料カットオフ弁20のケース取付部112を示す平面図。
【図4】連通管CPに燃料カットオフ弁20のケース取付部112を装着する前の状態を示す斜視図。
【図5】タンク上壁部Tcに連通管CPを固定する前の状態を示す説明図。
【図6】タンク上壁部Tcに連通管CPを固定した状態を示す説明図。
【図7】他の実施の形態にかかる燃料カットオフ弁130を示す断面図。
【図8】さらに他の実施の形態にかかる燃料カットオフ弁150の上部を示す断面図。
【図9】従来の燃料カットオフ弁200を燃料タンクTに取り付けた状態を示す断面図。
【図10】燃料カットオフ弁200を燃料タンクTへ取り付けた構成を示す説明図。
【符号の説明】
CP…連通管
CPa…環状拡張部
CS…キャニスタ
FL…カットオフ液位
S…フロート室
T…燃料タンク
TPa…タンク孔
Ta…タンク上部
Tb…タンク下部
Tc…タンク上壁部
Td…側壁部
20…燃料カットオフ弁
21…ケース
21a…ケース本体
21b…ケース上部
23…上壁部
23a…連通孔
24…側壁部
26…ケース下開口
28…通気孔
30…底板部
30a…爪部
37…燃料連通孔
40…フロート弁体
40a…閉塞部
43…筒状壁部
44…上面部
46…浮力室
47…スプリング
51…上部室
60…逆止弁
61…ボール
62…スプリング
81…外側ブラケット
81a…貫通孔
81b…外周部
110…ケース上部
112…ケース取付部
120…管固定機構
121…ケース側取付孔
121a…孔下部
121b…孔上部
121c…孔段部
121d…Oリング
122…枠部
123…円弧片
124a…板ばね片
130…燃料カットオフ弁
141…ケース
141a…ケース本体
141b…ケース上部
142…拡張部
143…上壁部
144…通気孔
150…燃料カットオフ弁
151…上部室
162…ケース取付部
170…管固定機構

Claims (2)

  1. 燃料を貯留する燃料タンクと、この燃料タンクのタンク壁部の内側に取り付けられ燃料タンク内を外部に連通するための連通路を有するとともに上記燃料タンク内の燃料の液面が所定液位以上になったときに上記連通路を閉じる弁体を有する燃料カットオフ弁と、上記連通路に接続され燃料タンク内を燃料タンク外部に連通させる連通管とを備えた燃料タンク構造体において、
    上記タンク壁部は、上記連通管の管先端部を挿入可能なタンク孔を有し、
    上記燃料カットオフ弁は、上記管先端部に上記連通路を接続したときに上記管先端部を位置決め嵌合できる取付孔を備え、
    上記取付孔と上記管先端部の間に設けられ、上記管先端部を上記取付孔に支持する管支持手段を設け、
    上記管支持手段は、上記管先端部の外周面を覆うように環状に組み合わされるように形成された円弧片と、該円弧片に上記管先端部の外周面に向けて弾性力を付勢するばねとを備え、該ばねにより円弧片で管先端部の外周面を押圧することにより連通管に燃料カットオフ弁を固定したこと、
    を特徴とする燃料タンク構造体。
  2. 請求項1において、
    上記管先端部は、該管先端部の外周部に環状拡張部を備え、
    上記管支持手段は、上記環状拡張部が上記ばねの付勢力に抗して上記円弧片を乗り越えたときに上記連通管を抜止めするように構成されている燃料タンク構造体。
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