JP3796719B2 - 炭化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴミ等の雑芥を投入し薫焼することで、前記雑芥を薫焼することで炭化し、なおかつ炭化の際に発生する有害物質を含んだ煙を無害化できる炭化装置に関する改良発明である。
従来の発明である炭化炉は、側壁に燃焼バーナーを装備した燃焼室と該燃焼室に連続し炭化用収納ボックスが内部に取付される加熱室と、該加熱室の開口の全面を封止して外気を遮断する開閉扉と、前記加熱室の下方に設けられ燃焼排ガスを煙突に誘導する煙導と、側壁に再燃バーナーが装着され、前記煙導と前記煙突の間に配設され脱臭室とを有する炭化炉であって、前記炭化用収納ボックスは上面に開口を有する有り底のボックス本体と、中央部に乾留ガス排出孔を有し前記ボックス本体の開口に嵌合手段を介して取着される蓋体とを備えていることを特徴とする装置であった。(特許文献1)
また、炭化炉と、この炭化炉内の炭材を加熱する加熱手段と、炭材の加熱による生じる排ガスを気液に分離する排気ガス処理手段を備えた炭化装置において、上記加熱手段は、上記炭化炉内部に伸びるように配設された少なくとも1本のチューブ体と、このチューブ体の入熱側にチューブ体の内方に向けて配設された燃焼バーナーとを備えてなるラジアントチューブバーナーにより構成され、上記チューブ体の排熱端が上記炭化炉の外部に導出されそのチューブ体内の排熱が、上記ガス処理手段で分離された液体の精錬のための加熱源として供給されるよう上記排ガス処理手段と接続されていることを特徴とする炭化する炭化装置であることも公知である。(特許文献2)
特開2003−286489号公報 特開平9−31468号公報
しかしながら、特許文献1に記載の炭化炉は、炭化炉内の炉床上に炭化用収納ボックスを載置した装置であるため、例えば雑芥である廃棄食品、生ゴミ、汚泥等の低級発熱被炭化物を大量に処理できず、結果的に炭化に長時間を要するという問題があった。また燃焼時に発生する煙に対しハニカム蓄熱体に燃焼排気ガスを接触させてダイオキシン等の有害物質を取り除くとあるが、具体的な温度が特定されておらず、内部形状も異なる。
また、特許文献2に記載の炭化炉は、加熱手段にラジアントチューブバーナーを使用しており、本発明の加熱方法である薫焼とは異なり、なおかつ、化石燃料である重油や軽油などを大量に使用するため、ランニングコストが多大にかかることは極めて大きな問題である。前記薫焼とは、炎のように目に見える光を発光せずに、炭化物生成機内の雑芥を加熱し、当該雑芥を炭化物と煙に分け燃焼する方法の一つである。
そこで、本発明は、廃棄食品、汚泥等からなる雑芥を電気発熱体による熱源を利用し、薫焼時に発生した有毒な乾留ガスを別の電気発熱体で更に高温化し、空気と混合して完全にして無害化した後に、煙である燃焼ガスと炭化物を得ることで、雑芥の熱効率の向上と、加熱手段に化石燃料を使用せず、ランニングコストもかからない炭化装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、側面には開閉可能な蓋2gを有する点検孔2fを斜め方向に突設し、内壁2hの上部には有害成分を含んだ煙を排出する排気口2jを設けるともに内壁2hの上面を雑芥が炭化する際に発生した煙が煙導部3に誘引されやすいようにテーパー状にし当該上面に雑芥を投入する投入口2iを設け、下部には燃焼や延焼を防止するマイナスイオンガスを外部装置から吸引でき底面に無数の小孔が形成されている日の字状のガス管2dを配置し、内壁2hに一体化させて谷状に内底板2kを設けるとともに炭化物を外部に搬出するために前記内底板2kの狭間の凹状の窪みの中央に開閉扉2mを設け、高純度、再結晶SiCよりなる炭化ケイ素発熱体である電気発熱体2eを前記内底板2kの下に配置して前記電気発熱体2eの下部に断熱材であるキャスター2lを設け載置台2上に載せた炭化物生成機1aと、一定の高さに保持する取付台6c上に前記炭化物生成機1aから送られた煙を高温に加熱する上蓋6aを有する容器6bと前記容器6b内に設けた棒状の電気発熱体6dとからなる電気吸着装置6と、上面に略T字状のカバー14aを設けるとともに上面に設けた開口部14bに向かって無害化した煙を外に排出するファン14cを設置し、前記ファン14cの下方に吸着材14eを設け、蛇口17が取り付けられている第4吸着筒14、蛇口が取り付け内部に吸着材10d、9dを設けた第3吸着筒11、第2吸着筒10及び第1吸着筒9と、前記炭化物生成機2、電気吸着装置6、吸着部8の各装置と接続し薫焼温度をコントロールできる制御装置15とからなり、前記各吸着筒14、11、10、9を導管9b、10b、10c、11bにより連結し、前記電気吸着装置6から煙を誘引し煙に含まれている有害成分を前記吸着材10d、9dで吸着する吸着部8とからなることを特徴とする炭化装置1の構成とした。
本発明は、以上の構成であるから以下の効果が得られる。第1に、本発明である炭化装置に連結した電気吸着装置は、熱源に複数の電気発熱体を利用し高温で燃焼するために、ダイオキシン等のように有害物質が含まれた煙を本装置の外部に一切排出することもなく、雑芥の種類、雑芥に含まれる水分量を問わず均一の炭化物を生成することができる。本装置で得た炭化物は吸着効果、洗浄効果、保温効果等の各効果を得ることができる
第2に、本発明である炭化装置は、従来装置のように加熱手段として化石燃料を一切使用せず、なおかつランニングコストもかからないため、環境面を鑑みた上でも極めて優れた炭化装置である。
雑芥を煙と炭化物に炭化できる炭化物生成機、前記炭化物生成機の内部で延焼を防ぐガスを注入するガス管、前記炭化物生成機内部に備えた電気発熱体からなる炭化物生成部と、前記炭化物生成部で雑芥を薫焼時に生じた有害物質を含んだ煙を無害化できる処理部とからなる炭化装置である。
以下に、本発明である炭化装置の実施例について説明する。
以下に、添付図面に基づき、本発明である炭化装置について詳細に説明する。図1は本発明である炭化装置の正面図、図2は本発明である炭化装置の左側面図、図3は本発明である炭化装置の右側面図、図4は本発明である炭化装置の背面図、図5は本発明である炭化装置の平面図である。
図1に示したように、本発明である炭化装置1は、炭化物生成部1aと処理部1bからなる。即ち、雑芥を煙と炭化物に炭化できる炭化物生成機2、炭化物生成機2の内部で延焼を防ぐガスを注入するガス管2d及び炭化物生成機2内部に備えた電気発熱体を有する炭化物生成部1aと、炭化物生成部1aに発生した有害物質を含んだダイオキシン等の煙を無害化する処理部1bとからなる。
処理部1bは、炭化物生成機2の背面から、炭化物生成機2の外方にかけて少なくとも一回屈曲すると共に載置台2c方向に垂下して折り曲げながら設けた煙導部3、雑芥を薫焼した際に生じる有害物質を含んだ煙を煙導部3から吸い出すと共に、高温の電気発熱体6dで煙を無害化する電気吸着装置6、
電気吸着装置6から煙を誘引し、煙に含まれる有害成分を吸着材9d等で吸着する吸着部8とからなることを特徴とする装置である。
なお、炭化物生成機2の右側面に設けた箱状の装置は、炭化物生成機2を構成する炭化物生成部1a又は、炭化物生成部1aに連結した処理部1bの電気吸着装置6や吸着部8の各装置と接続し、薫焼温度等をセンサー等によりコントロールできる制御装置15である。
制御装置15は、内部に制御盤(図示せず)が備えており、制御盤には複数の表示灯、自動/手動切替スイッチ、運転開始ボタン、運転停止ボタンに加え、電源表示灯、過電流警報灯、ヒューズ断警報、過電流警報灯、非常停止灯、運転表示灯、停止表示灯、自動表示灯、手動表示灯、自動/手動切替スイッチ等を備えている。
また、制御装置15は、停電時に炭化物生成機2が約10秒前後で再度作動するよう自家発電装置(図示せず)を備えている。よって、炭化物生成機2の内部の雑芥の燻煙温度が急激に低下しない。なお、自家発電装置に代えてソーラーパネル等から電力を得る太陽光発電システム(図示せず)に代えることができる。次に、炭化物生成機2の詳細について説明する。
図1に示すように、炭化物生成機2には、おがくずや他の焼却灰と共に、雑芥である廃棄食品、野菜くず、建築木材廃棄物や、有害物質を含んだ汚泥、火山灰、プラスチック、廃タイヤ等の石油化学製品、医療廃棄物、水分が大量に含まれた食品の残飯等のようにあらゆる雑芥を投入できる長方形状の投入機である。おがくずを投入することで、雑芥に含まれる水分を吸着し、炭化物生成機2内部に発生する煙や乾留ガスの発熱量を高める効果がある。
炭化物生成機2は、投入された雑芥を高温で薫焼する装置であり、 上面に投入口から雑芥が飛び散らないように凹状に設けたカバー2a、
カバー2aの下部で、炭化物生成機2の外壁から内壁にかけて外から挿通するように設けた電気発熱体2e及び
電気発熱体2eで雑芥に炎等を発生した場合い延焼を防ぐためのマイナスイオンガスを注入できるガス管2dと
からなることを特徴とする。
なお、炭化物生成機2の外観形状は長方形状にこだわらず、円筒形や三角形状のように自由に変更することができる。また、炭化物生成機2は、載置台2c上に載置され、炭化物生成機2を構成する電気発熱体2eの設置場所や設置本数も限定しない。なお、炭化物生成機2の外部から雑芥を薫焼することで発生する乾留ガスを循環するためにブロワ等(図示せず)を取付けることもできる。
電気発熱体2eとは、高純度、再結晶SiCよりなる炭化ケイ素発熱体である。電気発熱体2eの表面温度は、1100℃以上になり、単位面積当たりの発熱量が極めて大きいことを特徴とする。
本発明で炭化装置1に使用する電気発熱体2eの表面温度は、1100℃から1150℃の高温が好ましく、他の熱源であるニクロム線等の電気発熱体の5倍から10倍の熱量を得ることができる。
なお、本発明である炭化装置1は、雑芥の量が5tの場合には約12時間から13時間で炭化物を得ることができる。また、炭化物生成機2内部温度は200℃から600℃であるが、炭化物生成機2内部温度は200℃から600℃の範囲に限定しない。
また、電気発熱体2eの他の熱源として、太陽光を利用した発熱体を使用することができる。具体的には、炭化物生成機2の壁面を強化ガラス等などからなるレンズで覆い、雑芥にレンズの焦点が当たるようにし、雑芥を加熱し、炭化物を得ることができる。
炭化物生成機2の内部に投入された雑芥は、高温で薫焼されると炭化物と煙になり、炭素化合物は冷却した後に、河川や土壌等を浄化する活性炭等なり、煙は煙導部3に誘引され、処理部1bで煙の有害物質や臭い等が完全に除去された後に外部に排気する。
煙導部3とは、有害ガスを含んだ煙を電気吸着装置6まで誘導する部材であり、第1煙導3a、第1煙導3aから垂下して設けた連結煙導3b、連結煙導3bの下部に扇状に設けた第2煙導4、第2煙導4から電気吸着装置6まで傾斜して設け、電気吸着装置6の下部に接続する連結管5aを備えた第3煙導5からなることを特徴とする。
図6〜図8に示すように、電気吸着装置6は、
底部に鍔6gを設けた凸状の上蓋6a、上蓋6aの下部に密着し、煙導部3から送られた煙を更に高温に加熱する容器6bと、
容器6bを一定の高さに保持する取付台6cからなり、容器6bの側面に棒状の電気発熱体6dを設けたことを特徴とする。
電気発熱体6dは、容器の側面、即ち側面の垂直な面に対して水平方向に差込むことができ、電気発熱体6dの構造は、炭化物生成機2の側面に備えた電気発熱体2eと同一の構造である。
図6に示すように、容器6bの底面には、第3煙導5の連結管5aを差し込むことができる。そして上蓋6aの上面には、無害化された煙の中に含まれる有害成分を更に吸着するために、第4煙導7を設け、吸着部8まで煙を誘引する仕組みである。
図6に示すように、吸着部8には、第1吸着筒9、第2吸着筒10、第3吸着筒11、第4吸着筒14がある。煙は、第3吸着筒11から完全に無害化され、なおかつ、適度な温度に冷却され外部に放出できるため、白煙や黒煙等のように目に見えず、また排出する煙の臭い等も全て除去できる。
排出された煙の温度は20℃前後である。なお、排出する煙の温度は限定しない。そして第1吸着筒9、第2吸着筒10、第4吸着筒14の内部には各吸着材であるゼオライト等が設けられている。
図2に示したのは、本発明である炭化装置1の左側面である。吸着部8を構成する第1吸着筒9は、四角柱の柱状であり、第1吸着筒9の下部分には蛇口17及び液体受け18を設けた。
蛇口17は、雑芥を炭化した時に発生する煙を急速に冷却することで発生する木酢液を排出し、液体受け18は木酢液を受け、別なタンク等に排出する仕組みである。木酢液の使用用途は、土壌の消毒や防虫、防腐加、脱臭剤、食品加工の燻煙香料に使用できる。
図3に示したように、本発明である炭化装置1の右側面には、炭化物生成機2のほぼ中央の位置に点検孔2fを設け、点検孔2fの内側に開閉可能な点検用の蓋2gを設けた。
点検用の蓋2gは、炭化物生成機2の内部を点検する際に開閉する蓋2gで、炭化物生成機2から直接取り外したり、炭化物生成機2に蝶番を設け、蓋2gを炭化物生成機2の蝶番に取付け、炭化物生成機2と一体化した扉式にしてもよい。
図4に示したように、炭化装置1の背面は、煙を無害化して排出する吸着部8を構成する各吸着筒を等間隔に載置台16上に設けている。載置台16は、使用しなくてもよい。
炭化物生成機2の右側に設けた第4吸着筒14は、他の第2吸着筒10、第1吸着筒9と異なり、第4吸着筒14の底部と、第3吸着筒11の上面との間に、煙を誘引するための第1ファン12を設け、さらに第1ファン12の側面に第1ファン12を回転させるためのモーター13を取り付けた。
そして、図5に示したように、各装置の配置は、炭化物生成機2を中心に、煙導部3を設け、煙導部3の先に煙を無害化する電気吸着装置6が連結して設けられている。また、炭化物生成機2の上面には、雑芥を投入後に手で開閉することができる鋼鉄製の蓋2oがある。
蓋2oは、炭化物生成機2の上面に設けた投入口21の内部に密着するように設けてある。蓋2oは、熱や風にも強く更に重量もあるため、蓋2oの上面にリング等を取付け、クレーン等で簡単に吊り上げできるようにしてもよい。
なお、電気吸着装置6に連結した吸着部8を構成する第1吸着筒9、第2吸着筒10、第4吸着筒14のそれぞれの装置は、第1吸着筒9等の導管9b、第2吸着筒10の導管10b、10c、第3吸着筒(図示せず)の導管11bで連結することができる。
次に、図6から図8で、本発明である炭化装置1の内部構造について詳細を説明する。図6は本発明である炭化装置の正面の縦断面図を示し、図7は本発明である炭化装置の背面の縦断面図を示し、図8は本発明である炭化装置の平面の横断面図を示した。
図6は、本発明である炭化装置1の正面の縦断面図を示している。即ち、炭化物生成機2の縦断面図、煙導部3の縦断面及び電気吸着装置6の縦断面を示している。
炭化物生成機2の内部構造は、雑芥が炭化する際に発生した煙が煙導部3に誘引されやすいように内壁2hの上面をテーパー状に設けている。そして、内壁2hの上面に雑芥を投入する投入口2i、内壁2hの背面に有害成分を含んだ煙を誘引する排気口2j及び内壁2hの下部に雑芥から生成した炭化物をガス管2dから落下することで集約できるように山状の形状、谷状の形状又は山状の形状及び谷状の形状になるように内壁2hに一体化するように設けた内底板2kがある。
また、内底板2kと内底板2kとの間の位置に形成した凹状の窪み部分、内底板2kの下部の位置のいずれかに集約した炭化物を外部に搬出できる開閉扉2m、電気発熱体2eの下部で炭化物生成機2が薫焼の際に発する熱を断熱できる断熱材であるキャスター2lがある。
なお、内壁2hは、断熱効果を得るために外壁との間に間隙又は断熱材等を設けてもよい。煙導部3、炭化物生成機2の背面に沿って垂下し、なおかつ第2煙導4を経て電気吸着装置6の底面まで接続されている。
電気吸着装置6の内部構造の形状は略M字状の構造であり、内部に耐熱板であるキャスター(図示せず)を備えている。炭化物生成機2から煙導部3にかけて示した矢印のように、電気吸着装置6の下部に設けた下貫通孔6eから上貫通孔6fにかけて、各凹凸面にそって煙が誘引され、各凹凸面に設けた電気発熱体6dを経て、第4煙導7、連結管7aの順に煙が送られる仕組みである。
電気発熱体6dの表面温度は1100℃以上で発熱し、炭化物生成機2から流れ込んだ煙を全て電気発熱体6dの表面に吸着するとともに高温でダイオキシン等の有害物質を含んだ煙を燃焼するため、電気吸着装置6内に誘引された煙は全て無害化することができる。
図7に示したように、無害化された煙は、筒状の吸着部8に移動する仕組みである。吸着部8を構成する第1吸着筒9は直方体状の筒であり、上部に設けた略T字状のカバー9a、筒の左上に設けた導管9b、筒の下方の中央に第4煙導7に連結するために設けた連結孔9cとからなる。そして第1吸着筒9の内部には、ゼオライト等の吸着材9dを設けている。
第1吸着筒9の導管9bは、第2吸着筒10に連結する。
第2吸着筒10の構造は、第1吸着筒9と同様、直方体状の筒である。
第2吸着筒10は、上部に略T字状のカバー10aを設け、筒の右上部に導管10b、左下部に導管10cを設け、第1吸着筒9の内部にはゼオライト等の吸着材10dが入れてある。
第3吸着筒11は、略T字状のカバー11aと、筒の中央に設けた導管11bとからなり、導管11bに第2吸着筒10の導管10cを連結すると共に、上面に煙を排出するための第1ファン12を取り付けたことを特徴とする。
第1ファン12は、内部に小型のファンを内臓し、側面にファンを回転するためのモーター13を取り付けた。第1ファン12の上面と下面は、それぞれ開口している。
第1ファン12の上面に設けた第4吸着筒14の内部構造について詳細を説明する。第4吸着筒14は、筒の上面に設けた略T字状のカバー14a、筒の上面に設けた開口部14b、開口部14bに向かって無害化した煙を外に排出するファン14c、ファン14cの下方に取付け煙の温度を下げ、なおかつ、煙に含まれる物質を完全に吸着除去するための取付部材14dに設けた吸着材14eからなる。即ち、第4吸着筒14を通過した煙は無色透明、かつ無害の排ガスとなり、ファン14cにより大気中に強制的に排出される仕組みである。
図8は、炭化装置1の平面の横断面図であり、(1)炭化物生成機2の内部構造をはじめ、(2)煙導部3、(3)電気吸着装置6の内部構造、(4)吸着部8の各内部構造を示したものである。
炭化物生成機2の内部構造は図9から図11で詳細を説明する。特に、電気吸着装置6の内部には電気発熱体6dを3本設けているが、本数及び取付位置を限定するものではない。
なお、吸着部8を構成する第1吸着筒9、第2吸着筒10、第3吸着筒11、第4吸着筒14のいずれにも蛇口17が取り付けられている。これは、炭化物から生じる木酢液を回収するための装置である。
炭化装置1の吸着部8を構成する第1吸着筒9、第2吸着筒10、第4吸着筒14は、煙の温度変化や煙の有害物質の含有量によって、新たに他の吸着筒を増設してもよい。
吸着部8に誘引された煙を冷却する他の方法として、各吸着筒の外側にパイプ等を通し、パイプに水を通すことで急速に煙を冷却できる水冷方式に代えることができる。
本発明である炭化装置1を構成する炭化物生成機2、煙導部3、及び吸着部8の各装置の内部に、ダイオキシンが発生することを未然に防ぎ、薫蒸温度の低下を防止するために制御装置15に接続した温度センサー(図示せず)等を複数取り付けすることができる。
次に、図9から図12で炭化物生成機2の内部構造について詳細を説明する。図9は本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の縦断面図、図10は本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の他の実施例の縦断面図、図11は本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の横断面図、図12は本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の右縦断面図である。
図9の炭化物生成機2の縦断面図に示したように、右側面に傾斜して点検孔2fを突設し、内壁2hの上面である天井部分が点検孔2fに向かって傾斜している。なお、傾斜している内壁2hの中央から上方にかけて雑芥を投入する投入口2iを設けている。
図9に示したように、炭化物生成機2の内部には、マイナスイオンガスを投入するためのガス管2dを設け、ガス管2dの下部には、炭化物を集積できるように谷状に形成した内底板2kを備え、内底板2kの内部に電気発熱体2eを備えている。谷状に形成した内底板2kの凹部には、炭化した雑芥を取り出すための開閉扉2mを備えている。
開閉扉2mの開閉にはモーター(図示せず)等を使用する。なお電気発熱体2eの下部には耐火セメントであるキャスター2lを設けている。キャスター2lは、電気発熱体2eと、キャスター2lは分離しているが電気発熱体2eに隣接してキャスター2lを設けてもよい。
図10に示したのは、炭化物生成機2の第2実施例の縦断面図である。本例の炭化物生成機2bの特徴は、電気発熱体2eを内底板2kの上面に設けたことを特徴とする。また、電気発熱体2eの外周には、電気発熱体2eの外周を保護するために鋼製の管2nを設けた。
なお、鋼製の管2nは、電気発熱体2eとの間の距離を一定に保持しているが、特に距離を限定せず、管2nと電気発熱体2eが互いに密着してもよい。本実施例で使用する炭化物生成機2bは、図9に示した炭化物生成機2と比較した場合、管2n付き電気発熱体2eが露出している分、雑芥を薫焼し炭化する効率が極めてよい。
図11に示したのは、炭化物生成機2の横断面図である。炭化物生成機2の内部構造の特徴として、ガス管2dの形状は日の字状であり、ガスの注入元部分が、炭化物生成機2の上面と下面の各壁面に対称となるように設けていることを特徴とする。ガス管2dは、燃焼や延焼を防止するガスであるマイナスイオンガスを外部装置から吸引できる管で、ガス管2dの底面に無数の小孔(図示せず)を設けている。
ガス管2dは、短手方向の長さを更に伸ばし、開閉扉2mの上部にかかるように設けてもよい。開閉扉2mとは、薫焼することで炭となった雑芥を炭化物生成機2の外部に搬出するための扉で、内底板2kの狭間で凹状の窪みとなった中央に設け、制御装置15等から開閉を操作することができる。搬出した炭は、スクリューコンベア等から構成するベルトコンベア等で炭化物生成機2の外部に搬出することができる。
図12に示したのは、本発明である炭化装置1を構成する炭化物生成機2の右縦断面図であり、炭化物生成機2の内壁2hの上部に排気口2jが設けられていることを特徴とする。
排気口2jの取付位置は、炭化物生成機2の上方の中央の位置に限定せず、炭化物生成機2の内壁2hであればどこでもよい。投入された雑芥の種類に応じて適宜煙の流れを効率化するためである。
図13は、本発明である炭化装置の第2実施例の正面図、図14は本発明である炭化装置の第2実施例の左側面図、図15は本発明である炭化装置の第2実施例の右側面図、図16は本発明である炭化装置の第2実施例の背面図、図17は本発明である炭化装置の第2実施例の平面図である。以下に、図13から図20で本発明である炭化装置1の第2実施例の詳細を説明する。
図18は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の縦断面図、図19は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の横断面図、図20は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の第2実施例の横断面図である。
図13に示したのは、図1等に示した炭化装置1の第2実施例である。炭化物生成機19は、炭化量を5t等のように、図1に示した炭化物生成機2の実施例より雑芥の投入量を更に多くした炭化装置1cである。
本例の炭化装置1cは、雑芥を薫焼できるため、セラミックを生成する仕組みは図1に示した炭化物生成機2と同一である。炭化装置1cは、炭を形成する炭化物生成機19からなる炭化物生成部22と、煙導部24や電気吸着装置25等を含む処理部22aとからなることを特徴とする。
また、炭化物生成機19を構成する炭化物生成部22と電気吸着装置25との間に設けた箱状の装置は、炭化物生成機19の薫焼や、処理部22aの各装置と接続し、温度等をコントロールするための制御装置36である。煙導部24、処理部22aは、載置台37上に載置されている。
炭化物生成部22は、上面に投入口から雑芥が飛び散らないように凹状に設けたカバー19a、カバー19aの下部で、炭化物生成機19の外壁から内壁にかけて外から挿通するように複数設けた電気発熱体19e及び電気発熱体19eで雑芥に炎等を発生した場合、延焼を防ぐためのマイナスイオンガスを注入できる複数のガス管19dとからなることを特徴とする。
また、本例の炭化装置1cは、カバー19aの上面に、作業人の落下防止の為に柵23、23aを投入口21に隣接して設け、カバー19aの上面から雑芥を投入できる投入口21と、投入口21の上面に棒状の取手21bを備えた蓋21aを備えた。
炭化物生成機19の外壁面には、複数のガス管19d及び電気発熱体19eを保護するため長方形状の保護枠35を設けた。保護枠35は、炭化物生成機19に着脱可能な枠体でスチール製の網等からなる。
処理部22aは炭化物生成機19の背面に屈曲して設けた煙導部24と、雑芥を薫焼した際に生じる有害な煙を煙導部24から吸い出し高温で無害化する電気吸着装置25と、電気吸着装置25からさらに有害ガスに含まれる有害成分を吸着する吸着部27とからなることを特徴とする装置である。
煙導部24の背面に示した箱状の装置が、炭化物生成機19を制御するための制御装置36である。なお、制御装置36の構成は、図1に示した制御装置15と同一のため省略する。
次に、炭化物生成機19の詳細について説明する。図13に示すように、炭化物生成機19は投入された雑芥を高温で薫焼する装置であり、上面に投入口から雑芥が飛び散らないように凹状に設けたカバー19a、カバー19aの下部で、炭化物生成機19の外壁から内壁にかけて外から挿通するように複数設けた電気発熱体19e及び電気発熱体19eで雑芥に炎等を発生した場合、延焼を防ぐためのマイナスイオンガスを注入でき、複数設けたガス管19dとからなることを特徴とする。
炭化物生成機19の外観の形状は、円筒形のように直方体に限らず自由に変更することができる。また、複数設けた電気発熱体19e、ガス管19dは、いずれも3本以上であればよい。
電気発熱体19eは、高純度、再結晶SiCよりなる炭化ケイ素電気発熱体である。電気発熱体の表面温度は、1600℃以上になり、単位面積当たりの発熱量が極めて大きいため、炭化物生成機19の内部に投入口21から投入された雑芥は高温で薫焼すると炭である炭素化合物と煙になり、煙は煙導部24に吸い込まれる仕組みである。
煙導部24は、図1に示した煙導部24と同一の構造で、第1煙導24a、第2煙導24b、第3煙導24cからなる。そして、電気吸着装置25まで誘導し、吸着部27まで、煙を排出する仕組みである。
電気吸着装置25は、底部に鍔25eを設けた上蓋25a、上蓋25aに下面で密着する容器25bと、容器25bを一定の高さに保持するための取付台25cからなり、図1に示した電気吸着装置6と同一の構造である。
電気吸着装置25の容器25bに、棒状の電気発熱体25dが設けられている。また、容器25bの底面には、第3煙導24cの開口部分と連結する。そして、上蓋25aの上面には、無害化された煙の中に含まれる有害成分を吸着するために、第4煙導26を経て、吸着部27へと煙を誘引する仕組みである。
図14から図17に示したように吸着部27は、第1吸着筒28、第2吸着筒29、第3吸着筒30、第4吸着筒31に対し、更に吸着部を加えた第5吸着筒34からなる。
第5吸着筒34を第4吸着筒31に接続することで、煙は第3吸着筒30から、完全に無害化され、なおかつ、適度な温度で放出されるため、白煙や黒煙等のように目に見えない。
第1吸着筒28、第2吸着筒29、第3吸着筒30、第4吸着筒31、そして第5吸着筒34の内部には、各吸着材(図示せず)が設けられており、図4に示した第1吸着筒9、第2吸着筒10、第3吸着筒11、第4吸着筒14と同一の構造である。
図14に示したように、第4吸着筒31の上面には、煙等を外部に送気するための第1ファン32や、第1ファン32を回動するためのモーター33を備えている。
また、図17に示すように、第5吸着筒34のカバー34aの下、即ち開口部34bの内部にファン34cを設けている。符号26aは連結管を示している。
次に、図18から図20で本発明である炭化装置を構成する炭化物生成機19の内部構成について詳細を説明する。図18は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の縦断面図、図19は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の横断面図、図20は本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の第2実施例の横断面図を示している。
図18の炭化物生成機19の縦断面図に示したように、炭化物生成機19の右側面に傾斜して点検孔20を設け、内壁19bの上面が点検孔20に向かって傾斜している。
傾斜している内壁19bの上面に雑芥を投入する投入口2lを設け、下方では複数の谷状である内底板19cを設けるとともに、前記谷状の内底板19cを挟みこむようにガス管19dを設け、内底板19cの内部に電気発熱体19eを設けた。
そして、電気発熱体19eの下部には、耐火材であるキャスター19fが備えられている。なお、電気発熱体19eの取付位置は、炭化物生成機19の内部であればよいため限定しない。
図19に示したのは、炭化物生成機19の横断面図である。内部構造の特徴は、ガス管19dの形状が格子状に設けられており、ガス管19dである格子の各辺が炭化物生成機19の左右壁面及び上面下面の各壁面に接続している。ガス管19dを格子状に設けることで雑芥が開閉扉19gの上面に堆積することを防止し、より多くのマイナスイオンガスを注入できる。
炭化物生成機19は、内部に設けた複数の内底板19c、内底板19cの上面にはしご状に設けたガス管19d、複数の内底板19cと内底板19cとの間の凹部分に設け、生成した炭化物を自動で炭化物生成機外に搬出できる開閉扉19g、内壁19bの左側面に煙を排出するために設けた排気口19h、同じく内壁19bの右側面に設けた蓋20a付きの点検孔20とからなることを特徴とする。
図20に示したのは、炭化装置の第2実施例に使用する炭化物生成機19の他の実施例となる炭化物生成機19iであり、内底板19cの上面の位置で、内壁19bに接続するように設けたガス管19jがはしご状になったことを特徴とする。
図19、図20のそれぞれに示した炭化物生成機19、19iは、はしご状になった各ガス管19d、19jの太さや長さについては、長手方向の長さを短くする等のように太さや長さは自由に変更することができる。また、炭化物生成機19、19iを構成する電気発熱体(図示せず)は内底板19cの底部又は上面に複数設けることができる。
本発明である炭化装置は、有害成分を含んだ煙を外部に放出しないため屋内、特に建物の地下室等などスペースを取らずに設置することができる。
本発明である炭化装置の第1実施例の正面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の左側面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の右側面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の背面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の平面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の正面の縦断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の背面の縦断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例の平面の横断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の縦断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の他の実施例の縦断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の横断面図である。 本発明である炭化装置の第1実施例を構成する炭化物生成機の右縦断面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例の正面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例の左側面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例の右側面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例の背面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例の平面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の縦断面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の横断面図である。 本発明である炭化装置の第2実施例を構成する炭化物生成機の第2実施例の横断面図である。
符号の説明
1 炭化装置
1a 炭化物生成部
1b 処理部
1c 炭化装置
2 炭化物生成機
2a カバー
2b 炭化物生成機
2c 載置台
2d ガス管
2e 電気発熱体
2f 点検孔
2g 蓋
2h 内壁
2i 投入口
2j 排気口
2k 内底板
2l キャスター
2m 開閉扉
2n 管
2o 蓋
3 煙導部
3a 第1煙導
3b 連結煙導
4 第2煙導
5 第3煙導
5a 連結管
6 電気吸着装置
6a 上蓋
6b 容器
6c 取付台
6d 電気発熱体
6e 下貫通孔
6f 上貫通孔
6g 鍔
7 第4煙導
7a 連結管
8 吸着部
9 第1吸着筒
9a カバー
9b 導管
9c 連結孔
9d 吸着材
10 第2吸着筒
10a カバー
10b 導管
10c 導管
10d 吸着材
11 第3吸着筒
11a カバー
11b 導管
12 第1ファン
13 モーター
14 第4吸着筒
14a カバー
14b 開口部
14c ファン
14d 取付部材
14e 吸着材
15 制御装置
16 載置台
17 蛇口
18 液体受け
19 炭化物生成機
19a カバー
19b 内壁
19c 内底板
19d ガス管
19e 電気発熱体
19f キャスター
19g 開閉扉
19h 排気口
19i 炭化物生成機
19j ガス管
20 点検孔
20a 蓋
21 投入口
21a 蓋
21b 取手
22 炭化物生成部
22a 処理部
23 柵
23a 柵
23b 載置台
24 煙導部
24a 第1煙導
24b 第2煙導
24c 第3煙導
25 電気吸着装置
25a 上蓋
25b 容器
25c 取付台
25d 電気発熱体
25e 鍔
26 第4煙導
26a 連結管
27 吸着部
28 第1吸着筒
29 第2吸着筒
30 第3吸着筒
31 第4吸着筒
32 第1ファン
33 モーター
34 第5吸着筒
34a カバー
34b 開口部
34c ファン
35 保護枠
36 制御装置
37 載置台

Claims (3)

  1. 側面には開閉可能な蓋を有する点検孔を斜め方向に突設し、内壁の上部には有害成分を含んだ煙を排出する排気口を設けるともに内壁の上面を雑芥が炭化する際に発生した煙が煙導部に誘引されやすいようにテーパー状にし当該上面に雑芥を投入する投入口を設け、下部には燃焼や延焼を防止するマイナスイオンガスを外部装置から吸引でき底面に無数の小孔が形成されている日の字状のガス管を配置し、内壁に一体化させて谷状に内底板を設けるとともに炭化物を外部に搬出するために前記内底板の狭間の凹状の窪みの中央に開閉扉を設け、高純度、再結晶SiCよりなる炭化ケイ素発熱体である電気発熱体を前記内底板の下に配置して前記電気発熱体の下部に断熱材であるキャスターを設け載置台上に載せた炭化物生成機と、一定の高さに保持する取付台上に前記炭化物生成機から送られた煙を高温に加熱する上蓋を有する容器と前記容器内に設けた棒状の電気発熱体とからなる電気吸着装置と、上面に略T字状のカバーを設けるとともに上面に設けた開口部に向かって無害化した煙を外に排出するファンを設置し、前記ファンの下方に吸着材を設け、蛇口が取り付けられている第4吸着筒、蛇口が取り付け内部に吸着材を設けた第3吸着筒、第2吸着筒及び第1吸着筒と、
    前記炭化物生成機、電気吸着装置、吸着部の各装置と接続し薫焼温度をコントロールできる制御装置とからなり、前記各吸着筒を導管により連結し、前記電気吸着装置から煙を誘引し煙に含まれている有害成分を前記吸着材で吸着する吸着部とからなることを特徴とする炭化装置。
  2. 電気発熱体を内底板の上面に設けたことを特徴とする請求項1に記載の炭化装置。
  3. 複数の谷状である内底板を設けるとともに前記内底板間に複数の開閉扉を設け、前記谷状の内底板を挟み込むように複数のガス管を格子状に配置し、前記内底板の内部にそれぞれ電気発熱体を設置し、前記各電気発熱体の下部にキャスターを設けたことを特徴とする請求項1に記載の炭化装置。
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