JP3794621B2 - 伸縮型巻取軸及び無芯ロール形成方法 - Google Patents

伸縮型巻取軸及び無芯ロール形成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は伸縮型巻取軸に関し、トイレットペーパやキッチンペーパやラップフィルム(サランラップやポリエチレンランプなどの樹脂フィルム)などの連続シートを無芯ロールに巻回するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレットペーパの無芯の巻き取り方法についてはこれまで各種の提案がされている。従来の無芯のトイレットペーパの巻き取りは巻き始めに水分付与を行うことにより固めの巻層を形成し、擬似的な芯が形成された後水分付与を停止し、正規な巻き取りに移行している。そして、所定の巻き径が得られた後巻取軸の引き抜きを行う。水分付与により形成された擬似的な芯の存在は巻取軸の引き抜きの際のロールの崩れを防止し、抜き取り後における適正なロール形状を確保することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の水分付与による擬似的な芯構造の形成による無芯のトイレットペーパロールにおいて、巻き始めに水分又は薄い糊剤又は水分を付与して巻いて形成した擬似的な芯体を構成することにより巻取軸の引き抜きによってもロールの形状を崩れないようにし、無芯ロールとしている。そのため、巻取層における内層に水分又は糊剤を付与し固める工程が必須であった。ところが、乾燥のための待機時間が必要であり、巻取後あまり短い時間の未固化のうちは巻取軸の抜き取りはできず、この部分が工程の流れにおける隘路となっていた。また、芯を固めるため或る厚みの巻層が形成されるまで水分又は糊剤の付与を行っており、この間においては紙層間が比較的に密に固まっているため、トイレットペーパを使用して芯の部分までくるとトイレットペーパを一枚に分離することは困難となるのが通常である。そのため、内周部の固まった部分まで来るとトイレットペーパとしての使用はできず、通常はこの部分まで消費された時点で廃棄するのが普通である。そのため、無芯といって廃棄物としては相当量が出ることは回避できないのであった。
【0004】
水分付与を行わない無芯ロールの形成手法としては、巻取軸を伸縮自在に構成し、巻取時には巻取軸を拡径させ、所定のロール径が得られたら巻取軸を縮径させ、巻取軸の引き抜きを行うものがある。しかしながら、従来の伸縮型の巻取軸はメカニカルな外径伸縮機構に依拠しており、巻取軸の内部にそれを搭載する関係上、巻取軸の外径をそれほど小さくできず、また剛性を確保して内部に伸縮機構を設けなければならないことから、巻取軸としてはその全長に制約(せいぜい50cm程度)があった。他方、トイレットペーパやキッチンペーパの巻取においては原反の幅は1メートルをゆうに超えており、それをスリッタにかけ、1本の巻取軸上で分割して巻き取りを行うのが普通であり、従来型のメカニカルな伸縮機構をこの長い巻取軸の内部に搭載するのはほとんど不可能といえた。
【0005】
この発明は以上述べた従来技術の問題点に鑑み、トイレットペーパやキッチンペーパ等の連続シートを最後若しくは最後近くまで使用可能に無芯ロールに形成するのに適した巻取軸及びそのような巻取軸を使用した無芯ロール巻きの方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、弾性チューブと弾性チューブを軸線方向に延在させつつ弾性チューブを回転可能とするべく弾性チューブの端部を所定軸線上位置に支持する支持手段と、前記弾性チューブの内部へ加圧空気を選択的に導入する空気圧導入手段とを備え、弾性チューブはその実質的全長が外周に位置しており、弾性チューブ内周面側への空気の導入により弾性チューブは拡開させた状態でその外周面においてシートに接触させた状態でシートをロール状に巻回し、前記弾性チューブは外周に円周方向に間隔をおいて数の長手方向全長に延びる凸条を形成しており空気圧の導入または排除により前記凸条がシートに対して拡縮されることを特徴とする伸縮型巻取軸が提供される。
【0033】
請求項1の発明の作用・効果を説明すると、弾性チューブの外周に凸条を形成することによりロール巻取りの完了時に巻取軸をロールから引き抜く作業が容易となる。
【0034】
請求項2に記載の発明によれば、トイレットペーパやキッチンペーパなどの連続シートの芯無ロールの形成方法であって、可撓性チューブをその端部を軸線方向に延在させつつ支持手段に対して回転可能に支持させ、前記可撓性チューブは実質的全長が外側に位置し、かつ外周に円周方向に間隔をおいて数の長手方向全長に延びる凸条を形成しており可撓性チューブ内周面側への空気の導入により可撓性チューブを拡開させ、可撓性チューブ外周面の前記凸条をシートに接触させた状態において巻取軸を回転させることによりその回りへの連続シートの巻取を行い、必要あれば巻き始めにおいて水分又は糊剤を付与することによりごく最初の巻層間の固化又は接着を行い、所定の巻取径が得られた時点で回転を停止し、次いで可撓性チューブ内周面側の空間からの空気の排出により可撓性チューブを半径内方に収縮させることにより弾性チューブ外周面の前記凸条をシートから縮径させ、その後巻取軸を抜去することよりなる連続シートの芯無ロールの形成方法が提供される。
【0035】
請求項2の発明の作用・効果を説明すると、可撓性チューブをその外周面の少なくとも一部をして軸体の外周面より半径方向の外側に位置するよう拡開させ、この状態において巻取軸の回りに連続シートをロール状に巻回し、所定巻径に到達後に空気圧を抜くことにより可撓性チューブは収縮し、ロールを抜去することにより、ごく軽微な力での巻取軸の引き抜きが可能となり引き抜き時にロール形状を全然崩すことがない。必要あれば、水分若しくは糊剤の付与により巻き始めにおいて層間の固化若しくは接着を行ってもよいが、この発明では可撓性チューブの伸縮により巻取軸からのロールの抜去が容易であることから、固化若しくは接着状態はすこぶる軽微(軽く接着する程度)でよいため、最後の一層又は殆ど最後まで使い尽くすことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の伸縮型巻取軸9を示しており、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態を示す。巻取軸9は軸体10と、金属製軸体10をその外周側において包囲するようにこの発明の可撓性材料としてのゴム材などよりなる弾性チューブ12とから成る。軸体10の長手方向に沿って等間隔に円周方向係留溝14が形成され、円周方向係留溝14の部位において弾性チューブ12は合成繊維などの糸条16によって軸体10に結束される。即ち、糸条16が弾性チューブ12を介して円周方向係留溝14に食込むことにより弾性チューブ12はその軸位置において軸体10に止着される。
【0037】
軸体10は隣接した円周方向係留溝14間の中間位置において半径方向連通孔18を備えており、各半径方向連通孔18は内端は軸体10の中空部20に開口し、外端は軸体10の外周に開口し、換言すれば、弾性チューブ12の内周面に開口している。
【0038】
軸体10はその両端(図1には一端のみ示す)にプラグ22を有し、プラグ22は軸体10の開口両端に嵌合若しくはねじ込まれ、軸体10の中空部20を閉鎖している。図1に示すように左端側のプラグ22にエアカップラ24が設けられる。エアカップラ24は弁スリーブ26と、弁体28と、スプリング30と、Оリング32とから構成される。弁スリーブ26はプラグ22に同芯に挿入固定される。弁スリーブ26はその内周の縮径部としての弁シート26-1を備える。弁体28は弁スリーブ26に軸線方向に摺動自在に嵌合される。弁体28は軸体10に近接した一端において、第1の拡径部28-1を備え、かつ中間部に第2の拡径部28-2を備える。
【0039】
スプリング30は弁スリーブ26の縮径部26-1と弁体28の拡径部28-2との間に配置され、スプリング30の弾性力は拡径部28-1をしてОリング32を介して弁シート26-1に着座するように付勢する。軸体10から離間した弁体28の端部はテーパ状に拡開した空気圧受部28-3となっている。
【0040】
空気圧受部28-3に空気圧が矢印a方向に作用すると、(ロ)に示すように弁体28はスプリング30の付勢力に抗して軸体10に向けて変位され、第1の拡径部28-1は弁シート26-1から離間される。そのため、空気は弁体28の中心28aを介して軸体10の中空部20に導入することができる。図1の(ロ)に示すように中空部20へ導入された空気は半径方向連通孔18を介して弾性チューブ12に矢印bのように作用し、図1の(ロ)で示すように、糸条16の部位では軸体10に拘束されるが、その中間では半径方向に膨張する。所定の内部圧力が得られた時点で受圧部28-3への空気供給を停止すると、スプリング30の付勢力によって弁体28は弁座26-1に着座するように移動する。弁体28が弁座26-1に着座すると、そのままでは内部の空気は漏出せず、弾性チューブ12は半径外方に膨張したままである。図1の(ロ)において一点鎖線12´は無負荷状態(シートの巻回を行わない状態)での弾性チューブの拡径状態を示しており、実線12は弾性チューブの状態はその上にシートを巻回したため一部平坦に圧潰された負荷状態を示す。
【0041】
膨張した巻取軸9を縮径させるためには、受圧部28-3を大気に開放させた状態で弁体28をスプリング30の付勢力に抗して押圧する(図2(ロ)参照)。すると、巻取軸内部の空気は中心孔28aより即座に大気に放出され、弾性チューブ12は図1の(イ)のように半径内方に縮径変位される。
【0042】
図3及び図4はこの発明の実施の形態としての無芯のトイレットペーパロールの形成方法の形成手順(イ)〜(ニ)を示している。ワインダの構成について先ず説明すると、図3の(イ)に示すように、一対の同一径の同一方向(図の時計方向)に回転する巻取ローラ40A, 40Bが多少の間隔をおいて設けられる。巻取ローラ40A, 40Bの下流にはシュート42が配置され、巻取ローラ40A, 40Bとシュート42との間に糊剤の塗布ノズル44及びエアノズル45が配置されている。巻取ローラ40A, 40Bの上方に加圧ローラ46が昇降自在に設けられる。図1及び2で説明した構成の巻取軸(エアシャフト)9は、(イ)示す退避位置と(ロ)に示す巻取ローラ40A, 40B間を跨った巻取位置との間を移動可能に設置されている。また、タッキングのための矢板48が設けられる。
【0043】
次ぎに、この発明による無芯のロール形成をトイレットペーパロールの形成に応用した場合について説明すると、図3の(イ)はロール50の巻取完了状態を示しており、巻取直後のロール50は矢印aのようにシュート42上を転動され、ストッパ部42-1に当接している。Pはロール50から延びるトイレットペーパを示しており、巻取ローラ40A, 40Bを経てトイレットペーパの原反ロール(図示しない)まで至っている。
【0044】
糊剤塗布ノズル44が矢印cのようにトイレットペーパPに向けて前進され、ノズル44からの糊剤がトイレットペーパPの底面に塗布される。塗布後はノズル44は後退される。(ロ)においてNは糊剤の塗布された部分を示す。糊剤の塗布は連続的でもスポット状でもよいがなどのトイレットペーパは薄いため浸透性が大きいことから巻き始めもできるだけ少ない層間のみの接着を行い、それより外側には浸透しないような接着状態であることが必要である。そのため、浸透性の少ない糊剤の選定をしまた糊剤の塗布をごく少量散開的に行うなどの適宜の方法を取りうる。水分を散布することにより極く始めの巻層のみ固化する周知の手法も場合によっては採用しうる。また、トイレットペーパの紙質によっては接着を全く省略することも可能である。例えば、エンボスなどにより凹凸を付されたトイレットペーパでは巻層間の交絡性があるため最内層の接着を必ずしもしなくても巻き始めが垂れることがないため、接着なしで済ませることも場合によっては可能である。
【0045】
巻取軸9は(イ)において矢印bのように回動され、図3の(ロ)に示すように巻取ローラ40A, 40Bをまたがった巻取位置において、巻取軸9はトイレットペーパPを巻取ローラ40A, 40Bに押し付ける。他方、図示しないカッタは矢印dのように駆動され、トイレットペーパPの切断が行われる。巻取軸9の抜去はこの時点において行うことができる。即ち、図1の(ロ)の状態において、中空部20から空気圧を抜くことにより(イ)のように弾性チューブ12は半径内方に収縮するため巻取軸9とロール50との間に隙間(図5(イ)参照)が形成され、ロール50より巻取軸9をごく軽微な力で引き抜くことができる。
【0046】
図3(ロ)においてエアノズル45より矢印eのように空気が噴出され、切断されたトイレットペーパPは矢印fに添ってめくられ、P'で示す中間状態を経て、巻取軸9を巡り、先端が図示しない原反からのトイレットペーパの部分に重ねられたP''にて示す状態に至る。この状態において糊剤の付着部分Nは外向きとなっている。
【0047】
つぎに、図3の(ロ)において、矢板48が実線の退避状態から矢印gのように巻取ローラ40Bと巻取軸9との間の窪み領域に向けて前進され、図4の(ハ)に示す状態にいたる。このと、矢板48の先端と係合したトイレットペーパの部位は巻取ローラ40Bと巻取軸9との間の窪み領域に押しつけられ、トイレットペーパに折り線P'''が付与され、折り線P'''より先のトイレットペーパの部位は巻取ローラ40Bの周面に添い付けられ、折り線P'''より手前のトイレットペーパの部位P''は原反ローラからのトイレットペーパPと重ねられる。
【0048】
そして、図4の(ニ)にて示すように矢板48は矢印hのように退避位置まで後退され、他方加圧ローラ46が(ハ)の位置から矢印iのように下降され、巻取軸9に巻きつけられたトイレットペーパPは(ニ)のように巻取軸9の周面に押しつけられる。この状態において、巻取ローラ40A, 40Bは矢印jのようにその回転を開始し、トイレットペーパの曲折部P''' を折り込みつつ、矢印kのように巻取軸9へのトイレットペーパの巻取が開始される。巻取が開始されると接着剤塗布部Nが次ぎの巻層に接触するためこれらの層同士は接着されるため、後述の巻取軸9の抜去を行ったときに巻き始め部分が垂れ下がることはない。そして、接着剤Nは深く浸透しないように糊剤の性質や塗布方法を適正に選択しているため、糊剤はごく最初の巻き始めの層のみに留まるため、使用時にトイレットペーパとして使えない破棄部分は最小に押えることができる。そして、所定量の巻取が完了すると巻取ローラ40A, 40B は停止し、加圧ローラ46が図3の(イ)のように上昇され、ロール50をシュート42に向けて排出する。以降の工程は(イ)から(ニ)について説明の手順と同様手順の繰返しである。
【0049】
図5の(ロ)は巻取軸9へのトイレットペーパロール50の巻取時を示しており、図1及び図2において説明したように巻取軸9のチェック弁型の弁体28が自動閉鎖するためその中空部20には所定圧の空気圧が封入され、図1の(ロ)のように弾性チューブ12は膨張し、巻取軸9は拡径するためこの拡径した巻取軸9上にトイレットペーパロール50が形成されることになる。トイレットペーパロール50の形成時は図1の(ロ)で示すように弾性チューブ12は無負荷状態12´より押し広げられるが、依然として弾性チューブ12と軸体10との間の隙間は維持され、巻取軸9の拡径状態を維持しながらロール形成が行われる。
【0050】
所定の巻径のトイレットペーパロール50が形成後、同ロール50の引き抜きのため、弁体28をスプリング30に抗して押圧することにより弁体28-1を弁座26-1より離間させ、これにより中空部20の圧力は一気に放出される。そのため、弾性チューブ12は図1の(イ)で示すように軸体10の外周に当接する状態まで、半径内方に変位し、換言すれば巻取軸9は縮径する。この縮径状態では図5の(イ)で示すように弾性チューブ12とロール50の内周との間には隙間52が残るようになるため、巻取軸9を軽微な力でトイレットペーパロール50から抜去することができる。そのため、無芯のトイレットペーパロールを形成することができる。巻取軸9をごく軽微な力で引き抜くことができるため、引き抜き時に芯の部分に加わる力が軽減され、巻き始めにおいてごく内層のみ接着剤により接着させただけまたは場合によっては全然接着剤の付与を行わないようなごく甘い芯形成であっても、即ち、従来技術のように芯を強固に固めなくても、ロール形状を崩すことなく巻取軸の引き抜きが可能となり、無芯のトイレットペーパロールの形成工程の簡略化に多いに寄与する効果がある。
【0051】
図6はこの発明の第2の実施形態における巻取軸109を示している。巻取軸109は中空部を有した金属製軸体110と弾性チューブ112とを供える。軸体110はパイプ部111と、パイプ部111の左右の開口端を閉塞する左端プラグ122A、右端プラグ122Bとにより構成される。左右のプラグ122A, 122Bはビス123によってパイプ部111に固定化されている。左端プラグ122Aにエアカップラ124が設けられ、このエアカップラ124の構造は第1の実施形態のエアカップラプ24と基本的には同様であり、加圧空気の作用により開弁される弁体128を備え、弁体128の開弁時に空気が弾性チューブ112に導入され、空気圧の作用の停止により弁体128は閉弁され、弾性チューブ112の内部に空気圧を保持する。また、第1の実施形態のエアカップラ124と同様に弁体128をスプリング(図6には示さない)に抗して押圧すると弁体128は開放され、弾性チューブ112の内部の空気を大気に放出する。
【0052】
図6の第2の実施形態においては図6(イ)に示す巻取軸109の縮径状態では弾性チューブ112は軸体110の中空部、即ち、バイプ部111の内部に収納されている構成の点が、弾性チューブ12が軸体10の外部に設けられる第1の実施形態と相違する。図6において、弾性チューブ112は左右のプラグ122A, 122Bの外径縮小部に挿入され、合成繊維糸条116などの結束部材によってプラグ122A, 122Bに緊縛される構造となっている。プラグ122A, 122B上に軸線方向に間隔をおいて複数の全周溝が形成され、合成繊維糸条116による緊縛時にこの全周溝に弾性チューブ112は多少食い込むことにより弾性チューブ112は流密状態においてプラグ122A, 122Bに結束される。弾性チューブ112の装着時にはビス123の弛緩によってパイプ部111を外しておくことはもとよりであり、弾性チューブ112の挿入及び合成繊維糸条116による緊縛後パイプ部111を挿入し、ビス123により左右のプラグ122A, 122Bに締結することにより巻取軸109として組み立てることになる。そのため、劣化時における弾性チューブ112の交換を容易に行いうる。
【0053】
軸体110を構成するパイプ110は円周方向及び軸線方向に間隔を置いた多数の開口部としてのスロット118を形成しており、図8に示すように各スロット118はパイプ部111の軸線方向に延びており、円周方向においてはスロット118は等間隔に配置され、軸線方向においては交互半分の角度シフトしており、換言すればスロット118は軸線方向においては交互に整列した配置になっている。
【0054】
第2の実施形態の巻取軸109によるシートの巻取り時において加圧空気によりエアカップラ124の弁体128はスプリングに抗して開放せしめられ、弾性チューブ112内に導入されると、軸体110のパイプ部111のスロット118の部分において支えるものが欠如しているため、図6の(ロ)及び図7に示すように弾性チューブ112のこの部分112-1は半径方向に突出し、この突出部分112-1の外周はパイプ部111の外周の外側に拡開する。このような弾性チューブ112の拡開状態において第1の実施形態に関し図4及び図5により既に説明した(イ)〜(ニ)の手順によるシートのロール状の巻取りが行われる。この実施形態では弾性チューブ112は第1の実施形態と相違してロールにその全内周において接触しているわけではないが、多数の間隔をおいた突出部分112-1は円周方向及び軸線方向において均等に分布しているため、ロールはパイプ部111から実質的な隙間をもって支持され、または殆ど無接触で支持されている。
【0055】
図7はロール50の巻取り中におけるシート巻層の形成状態を示している。突出部分112-1の円周方向及び軸線方向における等間隔の分布により巻取り中のロールは円周方向にも軸線方向にも金属パイプ部110から実質的に浮いた状態(完全に浮いていなくても接触が軽微なため巻取り完了後にロールを容易に抜去しうる状態も含む)にある。また、図8に示すようなスロット118の軸線方向における交互のシフト配置により、シートロール内周に対する弾性チューブ112の突出部分112-1が軸線方向に均等分散位置されるため、巻取り完了後のロール形体における内周面のスムースな筒形状を確保することができる。
【0056】
ロールへの巻取り完了後に弁体128をスプリング(図示しない)に抗して押圧することにより弾性チューブ112への空気圧を排除することにより、スロット118を介して図6(ロ)、図7のように突出していた弾性チューブの部分112-1は収縮し、図6の(イ)に示すように弾性チューブ112はその全体がパイプ部111内に収容される。そのため、シートロールの内周に隙間が形成され、若しくは接触は軽微となり、シートロールからの巻取軸109の引き抜きを容易に行うことができる。
【0057】
図9はパイプ部111に形成される開口を円形の穴218とした変形実施形態を示している。
【0058】
以上の第2の実施形態において、巻き始めにおいて、スロット118若しくは穴218から突出する弾性チューブの部分112-1にトイレットペーパの巻取の場合は水分の塗布を行うことができる。水分の塗布により巻き始めにおいて突起部112-1に接触する巻層の部分が幾分凹面状に硬化され、擬似的な芯を形成することができ、ロール構造が強化されるとともに、巻き始めがめくれないようにすることができる。そして、水分の付与はロールの最内層の一部のみであるため、トイレットペーパのような薄い紙でも剥離可能であり、最後の層まで使い尽くすことができる。
【0059】
第1の実施形態と同様に水分の付与の代わりに糊剤を付与することができる。又は、糊剤や水分を全然付与することなくロールに巻き取るようにしてもよい。
【0060】
図10は第3の実施形態を示し、この実施形態は第1の実施形態の変形例であり、図1と同様に巻取軸209は中空軸体210とその外周を全軸長に亘って被覆する弾性チューブ212とから構成される。この実施形態では第1の実施形態において弾性チューブ12は軸線に沿って間隔を置いた複数の位置で軸体10に固定されているのと相違して、弾性チューブ212はその両端のみで軸体210に固定される。固定具としては第1の実施形態における糸条16の代わりに締結スリーブ216が使用される。スリーブ216はその全周においてかしめによって弾性チューブ212は軸体210に押付けられ、これにより弾性チューブ212が軸体210に締結される構造となっている。弾性チューブ210の内周が当たる部分において軸体210は外周面に円周溝210-1が複数形成され食い付きをよくし、軸体210への弾性チューブ212の確実な止着を可能としている。締結スリーブ216は位置決め用のフランジ部216-1を有している。また、この実施形態では弾性チューブ212はねじれないように厚みを大きくとっている。
【0061】
エアカップラ224の構造は以前の実施例と同様であり、図10の(イ)はエアカップラ224より空気が未だ導入されていない縮径時であり、弾性チューブ212は軸体210の外周に密接している。図10の(ロ)はエアカップラ224より空気を矢印のように導入し、空気圧が開口218より弾性チューブ212の内周面に作用し、弾性チューブ212が拡径した状態を示し、この拡径状態において図3及び図4の装置により弾性チューブ212の外周にシートがロール状に巻回される。ロールに巻き上げた後、弾性チューブ212より空気を抜き、縮径させることにより巻取軸209を抜去する。
【0062】
図10の第3の実施形態は軸体210に対する弾性チューブ212の装着が両端のスリーブ216のみでコンパクトかつ単純化されている利点がある。スリーブ216の装着はかしめであるから工程的に簡便であり、装着効率を高めることができ、他方空気漏れのおそれはない。
【0063】
図11は第4の実施形態を示しており、巻取軸309は弾性チューブ312と、両端のスタブ軸310とから構成され、中間部は弾性チューブ312のみであり、スタブ軸310間では弾性チューブ312はフリーとなっている。チャック350が図示しない固定枠から巻取軸309の両端に向けて設置され、チャック350は図示の閉鎖状態ではその先端がスタブ軸350の係止溝350-1まで延びている。これにより巻取軸309は回転自在にしかし軸線方向には不動に支持され、この状態においては弾性チューブ312は弛むことなく軸線方向に直線上を延びた状態にある。空気の排出された状態では弾性チューブ312は図11(イ)に図示の縮径状態にある。エアカップラ224から空気を弾性チューブ312に導入すると、図11(ロ)に示すように弾性チューブ312は拡径する。図11(ロ)では弾性チューブ312は巻取ローラ40A, 40B(図3, 4)に押付けられたため、巻取ローラ40A, 40Bに接触する面が押しつぶされた状態で描かれている。この状態において図3及び図4と同様に巻取軸309へのシートの巻取りが行われる。巻取り完了後、弾性チューブ312の内部の空気をエアカップラ324より排出することにより巻取軸309の抜去を行う。
【0064】
図11の実施形態は巻取軸309における弾性チューブ312の装着構造が単純であるため製造コストを低減しうるメリットがある。また、巻取軸309の中間部はゴムのみであるため、巻取軸309の外径は最小となり、トイレットペーパやラップフィルムなどのロール巻き時におけるロールの内径が最小となり、同一外径であるにも係わらず巻き量を多くとることができる効果がある。
【0065】
図12は図1、図10及び図11の実施例の巻取軸における外層の弾性チューブの断面形状の変形実施形態を示しており、この実施形態においては弾性チューブ412は長手方向全長に延びる凸条412Aを円周方向に等間隔に多数有している構造となっている。即ち、横断面においては円周方向に交互の等間隔の凹凸をなしている。 図12において(イ)は弾性チューブ412の内周に空気圧を導入する以前の縮径時における弾性チューブ412の断面形状を示し、(ロ)は弾性チューブ412の内部に空気圧を導入した拡径時の断面形状を示す。凸条412Aの存在は(イ)の縮径時においてシートロールから巻取軸を引き抜く際の引き抜きを容易とする効果がある。
【0066】
図12において(ロ)の拡径時においてシートのロール巻回に先立ち弾性チューブ412の外周にふっ化樹脂(ポリテトラフルオロエチレン)製などの低摩擦の素材のテープ413をピンと張った状態で貼着することができる。そして、テープ413を外周に貼着した状態で樹脂フィルムのロール巻取りが行われる。ロール引抜時に弾性チューブ412の内部への空気圧力を抜き、大気圧とすることにより図12(イ)に示すように弾性チューブ412は縮径される。弾性チューブ412の外周における低摩擦の素材のテープ413はロール巻きの引抜を容易とする。また、この縮径時に、弾性チューブ412の外周のテープ413は弛緩されるため、凸条412A間の凹部に収めることができる。
【0067】
図12のように弾性チューブの外周に低摩擦の素材のテープ413を貼着する代わりにシリコーンなどの低摩擦材を塗布することができる。この実施形態は図1から図11の実施形態において共通に採用することができる。シリコーンなどの低摩擦材の塗布の代わりに弾性チューブの表面全体若しくはロールとの接触部分に綿やレーヨンなど繊維を植毛することが可能である。
【0068】
また、可撓性材料としての弾性チューブの代替として緻密に織製した織布などの可撓性シート材をチューブ状に形成して使用することもできる。この場合、織布は緻密に織製されているため(必要あれば樹脂含浸処理によって気密性を高めることができる)、その中空部に加圧空気を導入することによりチューブ状の織布は半径方向に拡開され、空気が実質的に漏れることはなく、拡開状態のチューブの実質的に全周(図1の第1の実施形態)又は開口からの突出部分(図6の第2の実施形態)においてシートロールを内周にて支持させつつ巻取りを実施しうる。巻取り完了後、チューブから空気圧を抜くことによりチューブは弛緩状態となるため、チューブによるロールの支持(接触)状態は実質的に解消され、巻取軸の引き抜きが可能となる。織布の代わりに弾性の殆ど欠如したしかし可撓性は具備するプラスチックシート等のシートを採用することはもとより可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1の実施形態における伸縮型巻取軸の長手方向断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態(ロ)をそれぞれ示す。
【図2】図2は図1の巻取軸における軸端のエアカップラを有したプラグ部の拡大図であり、(イ)はエアカップラの閉弁状態、(ロ)はエアカップラの開弁状態をそれぞれ示す。
【図3】図3はこの発明の無芯トイレットペーパの巻取方法における工程(イ)(ロ)を示す概略図である。
【図4】図4は図3の工程に後続する工程(ハ)(ニ)を示す概略図である。
【図5】図5はこの発明の巻取軸の断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態をそれぞれ示す。
【図6】図6はこの発明の第2の実施形態における伸縮型巻取軸の長手方向断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態(ロ)をそれぞれ示す。
【図7】図7は図6のVII−VII線に沿って表されるこの発明の第2の実施形態の巻取軸の横断面図である。
【図8】図8はこの発明の第2の実施形態の巻取軸の斜視図である。
【図9】図9はこの発明の第2の実施形態において開口形状を円形とした場合の巻取軸の一部を表す斜視図である。
【図10】図10はこの発明の第3の実施形態における伸縮型巻取軸の長手方向断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態(ロ)をそれぞれ示す。
【図11】図11はこの発明の第4の実施形態における伸縮型巻取軸の長手方向断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態(ロ)をそれぞれ示す。
【図12】図12はこの発明の各実施形態における弾性チューブの横断面図であり、(イ)は縮径状態、(ロ)は拡径状態(ロ)をそれぞれ示す。
【符号の説明】
9…伸縮型巻取軸
10…軸体
12…弾性チューブ
14…円周方向係留溝
16…糸条
18…半径方向連通孔
22…プラグ
26…弁スリーブ
28…弁体
32…Оリング
40A, 40B…巻取ローラ
42…シュート
44…糊剤塗布ノズル
45…エアノズル
46…加圧ローラ
48…矢板48
109…巻取軸
110…金属製軸体
111…パイプ部
112…弾性チューブ
122A, 122B…左右のプラグ
124…エアカップラ
128…弁体
209…巻取軸
210…中空軸体
212…弾性チューブ
216…締結スリーブ
224…エアカップラ
309…巻取軸
312…弾性チューブ
412…弾性チューブ
412A…凸条
413…低摩擦の素材のテープ

Claims (2)

  1. 弾性チューブと、弾性チューブを軸線方向に延在させつつ弾性チューブを回転可能とするべく弾性チューブの端部を所定軸線上位置に支持する支持手段と、前記弾性チューブの内部へ加圧空気を選択的に導入する空気圧導入手段とを備え、弾性チューブはその実質的全長が外周に位置しており、弾性チューブ内周面側への空気の導入により弾性チューブは拡開させた状態でその外周面においてシートに接触させた状態でシートをロール状に巻回し、前記弾性チューブは外周に円周方向に間隔をおいて数の長手方向全長に延びる凸条を形成しており空気圧の導入または排除により前記凸条がシートに対して拡縮されることを特徴とする伸縮型巻取軸。
  2. トイレットペーパやキッチンペーパなどの連続シートの芯無ロールの形成方法であって、可撓性チューブをその端部を軸線方向に延在させつつ支持手段に対して回転可能に支持させ、前記可撓性チューブは実質的全長が外側に位置し、かつ外周に円周方向に間隔をおいて数の長手方向全長に延びる凸条を形成しており可撓性チューブ内周面側への空気の導入により可撓性チューブを拡開させ、可撓性チューブ外周面の前記凸条をシートに接触させた状態において巻取軸を回転させることによりその回りへの連続シートの巻取を行い、必要あれば巻き始めにおいて水分又は糊剤を付与することによりごく最初の巻層間の固化又は接着を行い、所定の巻取径が得られた時点で回転を停止し、次いで可撓性チューブ内周面側の空間からの空気の排出により可撓性チューブを半径内方に収縮させることにより弾性チューブ外周面の前記凸条をシートから縮径させ、その後巻取軸を抜去することよりなる連続シートの芯無ロールの形成方法。
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