JP3793462B2 - コンテンツリスト表示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送などで番組情報を提供するサービス提供装置および受信装置、特に、ユーザの動的状態に応じたコンテンツリストを提供するコンテンツリスト表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
視聴者の気分に応じてコンテンツリストを提示するための受信端末装置に関し、以下のような従来例がある。
【0003】
特開平10−42239号公報によれば、ユーザ自身の個人的状況にかかわる個人情報(年齢区分や性別、希望する気分)を入力することにより、ユーザ自身の状況にとって適性な番組案内画面を提示する方法が記載されている。特開平9−46689号公報によれば、あらかじめつけられた作品評価DBから個人嗜好に合致した作品をフィルタすることで、ユーザの嗜好に合った作品を適切に類推して提示する方法が記載されている。特開平10−243309号公報によれば、番組情報と同時に送られてくる番組情報と視聴者の嗜好を比較、視聴者の嗜好に適合した番組を選択する方法が記載されている。
【0004】
特開平10−42239号公報によれば、コンテンツの記述データの中に気分を表現する項目を設け、それらを用いることでユーザの気分に応じたコンテンツリストを提示する技術が記載されている。また、特開平6−124309号公報によればユーザの嗜好を気分毎に複数保持することにより、ユーザが入力した気分に応じてコンテンツリストを提供する技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特開平9−46689号公報、特開平10−243309号公報、特開平10−42239号公報の装置のように、コンテンツ全体に一時的な気分の評価情報を付加するだけではコンテンツ視聴前後の気分の変化に促したコンテンツリストを提示することが困難であるという問題を有している。また、特開平6−124309号公報の装置のようにユーザの嗜好を気分毎に複数保持するという方法では、ユーザが自らの嗜好情報を管理する手間やユーザに提供するコンテンツリストを作成する手間が大幅に増大してしまうという問題点を有している。
【0006】
本発明は、そのような状況に鑑みてなされたもので、ユーザが視聴前の気分を入力することで視聴後に希望する気分に応じたコンテンツリストを容易に提示することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は以下のような技術的手段を講じた。
【0008】
即ち、第一の技術的手段は、コンテンツを視聴したことによって、視聴前のユーザの気分が視聴後にどのような気分に変化したのかを評価した評価データを受信する評価データ受信手段と、該受信した評価データを前記視聴されたコンテンツに多重する多重化手段と、該評価データが多重されたコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、を具備したコンテンツ提供装置と、該コンテンツ提供装置から送信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、ユーザのコンテンツ視聴前の現実の気分およびコンテンツ視聴後に希望する気分を入力する入力手段と、該入力されたコンテンツ視聴前後の気分と一致する前記評価データの多重されたコンテンツのリストを作成するコンテンツリスト作成手段と、該コンテンツリストで提示されたコンテンツを視聴した結果の前記評価を前記入力手段で入力し、該入力された評価データを前記コンテンツ提供装置に送信する評価データ送信手段と、を具備したユーザ端末装置と、からなることを特徴とするコンテンツリスト表示システムである。
【0009】
また、第二の技術的手段は、第一の技術的手段に加え、前記評価データ受信手段で受信した評価データを格納する評価データ格納手段と、該格納手段に格納されている過去の評価データと前記評価データ受信手段で受信した新たな評価データとの平均値を取り、評価データを更新する評価データ更新手段と、を具備し、前記多重される評価データを更新することを特徴とするコンテンツリスト表示システムである。
【0010】
また、第三の技術的手段は、第二の技術的手段に加え、前記評価が前記入力手段で入力された回数をカウントするカウント手段を具備し、前記コンテンツリスト作成手段で作成されたコンテンツリストを表示する際に、前記評価データの値を矢印の長さまたは矢印の傾きで表示し、また、前記カウント手段でカウントされた値を矢印の太さで表示することを特徴とするコンテンツリスト表示システムである。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るユーザの動的状態変化に応じたコンテンツリスト表示システムの実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、本発明の実施の形態1に係るコンテンツ提供装置とユーザ端末装置の構成を示すブロック図である。
【0034】
図1において、コンテンツ提供装置20は、ユーザ端末装置10からの情報を随時受信する端末情報受信部201、前記端末情報受信部201で受信したデータのうちユーザの評価データを格納する評価データ格納部202、前記評価データからコンテンツ毎の視聴前、視聴後の気分に応じた評価値を求める評価データ集計部203、コンテンツ毎に付与されるメタデータを格納するメタデータ格納部205、前記評価データ部203の結果を前記メタデータ格納部に格納さえているメタデータに反映するメタデータ更新部204、コンテンツを格納しているコンテンツ格納部206、放送スケジュールの応じてコンテンツの選択を行うコンテンツ選択部207、前記メタデータとコンテンツを多重化する多重化部208、前記多重化されたコンテンツデータを送信するデータ送信部209からなる。
【0035】
またユーザ端末装置10は、ユーザの操作を入力する入力部101、メタデータに含まれる情報から番組に対するユーザの評価を作成する評価作成部102、前記ユーザの評価データをコンテンツ提供装置に送信する端末情報送信部103、コンテンツ提供装置20からコンテンツおよびコンテンツに付随するメタデータを受信するデータ受信部104、前記受信したデータから、コンテンツとメタデータに分離する分離部105、前記メタデータを記録するメタデータ格納部106、前記コンテンツをある所定の条件に応じて記録するコンテンツ記録部108、前記記録したコンテンツを格納するコンテンツ格納部109、前記格納されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部110、前記メタデータから視聴者の視聴前の気分、希望する視聴後の気分に応じたコンテンツリストを生成するリスト生成部107、前記コンテンツ映像とリスト画像を合成する合成部111、前記合成部の出力映像を表示する出力部112からなる。
【0036】
図2は、前記コンテンツ提供装置20とユーザ端末装置10の接続関係を示す図である。1つのコンテンツ提供装置20に複数のユーザ端末装置10が接続されている。コンテンツ提供装置は、複数のユーザ端末装置から端末情報を受信し、コンテンツおよびメタデータを同時に複数のユーザ端末装置に配信している。
【0037】
図3は、コンテンツ提供装置から送信されるメタデータの内容の一例を示した図である。
【0038】
コンテンツ提供装置から送信される各コンテンツには、コンテンツを一意に識別できるIDが付与されている。32は、前記IDを示している。
【0039】
<番組情報 ID=1234>と</番組情報>で囲まれた記述の部分が、コンテンツのIDが1234の番組情報であることを示している。
【0040】
<タイトル>と</タイトル>で囲まれた部分31は、このコンテンツのタイトル名を示している。この例では、「コンテンツ1」がタイトル名である。
【0041】
<気分変化>と</気分変化>で囲まれた一連の記述が、一つの気分変化に対応した記述である。
【0042】
<コード>と</コード>で囲まれた部分33が、気分変化のコードを示している。
【0043】
ここで、気分変化のコード表を図4に示す。
【0044】
視聴前の気分41と希望する視聴後の気分42で定義される気分変化のコード43を示している。例えば、視聴前の気分が「哀」で、視聴後の気分を「楽」とする気分変化のコードは「34」となる。特に希望する視聴後の気分を指定しない場合は、「全般」を指定するものとする。
【0045】
図3の例において、気分変化のコード33が「20」であるため、後述する評価値が、「怒」から「全般」へ気分変化する際の値であることを示している。
【0046】
<評価値 カウント数=○○○>と</評価値>で囲まれた部分35が、前記気分変化の際の評価を示している。この例では、その値は「50」である。
【0047】
カウント数34に記述されている数値は、評価値を算出する際に使用した評価データの数を示している。この例では、「123456」である。
【0048】
同様に、別の気分変化の場合について説明する。
【0049】
気分コード36が「34」の場合、つまり、視聴前の気分が「哀」で、視聴後の気分が「楽」の場合の評価値38は「80」で、カウント数37は「123987」であることを示している。
【0050】
図5は、コンテンツリストの表示例を示している。
【0051】
視聴者は、入力デバイスを操作して、視聴前の気分501を選択する。この例では、「哀」503を選択している。選択された項目はハイライト表示される。その次に、視聴後の気分502を選択する。この例では、「楽」504を選択している。
【0052】
視聴前の気分501および視聴後の気分502が選択されると、タイトル505と、評価値506に視聴者の気分変化に適合したコンテンツのリストが表示される。
【0053】
この例では、タイトル「タイトル1」507が評価値「80」508で表示されている。
【0054】
コンテンツリストの作成方法については後で詳細に説明する。
【0055】
図6は、コンテンツ提供装置20の評価データ集計部203において、評価データを集計する手順を示している。
【0056】
手順は以下の通りである。
【0057】
ステップS601において、評価データ格納部202に格納されている評価データを1つ取得する。ステップS602において、評価データに含まれる、コンテンツのIDおよび気分コードが一致するデータ項目を選択し、そのデータ項目の評価値のTotal値に評価データから取得した評価値を加算する。また対応するデータ項目のカウント数が1つ増やされる。使用した評価データは、削除されるか既読のフラグが付与され、再度使用されることがないようにする。ステップS603において、評価データ格納部202に格納されている評価データがまだあるかどうかが判定される。ステップS603において、評価データがある場合、ステップS601から繰返し、同様の処理がなされる。ステップS603において、評価データがない場合、ステップS604において、各コンテンツおよび各気分コード毎、評価値の平均値(=(Total値)/(カウント数))が求められ、処理が終了する。
【0058】
図7に、評価データの例を示す。
【0059】
この評価データは、コンテンツID701が「1234」についての評価であることを示している。また、気分変化コード702が「21」、つまり、視聴前の気分が「怒」、視聴後の気分が「喜」に対する評価で、評価値703が「80」であることを示している。
【0060】
図8は、評価データ作成時に用いられる、各コンテンツと各気分コード別に記録、計算されるデータの構造のテーブルを示している。このテーブルは、新しいコンテンツIDのデータが取得される毎に追加され、各気分コードごとの、Total値、カウント数、平均値のデータは0に初期化される。また、有効期限が切れた等で必要でなくなったと判断したコンテンツIDに関するデータは、削除される。
【0061】
図11は、コンテンツ提供装置20のメタデータ更新部204において、メタデータを更新する際の手順を示している。手順は以下の通りである。
【0062】
ステップS1101において、前述のテーブルから最初のコンテンツIDをセットする。ステップS1102において、該当するIDの最初の気分変化コードをセットする。ステップS1103において、送信するメタデータの対応する気分コードの評価値を評価データ集計部203で求めた評価値の平均値で置き換える。ステップS1104において、次の気分コードをセットする。ステップS1105において、気分コードが終了したかどうかが判定される。ステップS1105において、気分コードが終了していないなら、次の気分コードについて、同様に、評価値を更新するため、ステップS1103から繰返す。ステップS1105において、気分コードが終了したなら、ステップS1106において、テーブルに記録されている次のコンテンツIDをセットする。ステップS1107において、コンテンツのIDが終了したかどうかが判定される。もしステップS1107において、IDが終了していなければ、ステップS1102から繰返される。ステップS1107において、IDが終了したなら、メタデータ更新の処理は終了する。
【0063】
図9は、ユーザ端末装置10において、評価データを作成する際に表示される画面例を示している。前記したように、視聴者は、視聴前の気分および希望する視聴後の気分を選択し、そのときの気分に合ったコンテンツを表示し、コンテンツを選択、視聴する。次に、コンテンツの視聴後、あるいは、視聴中に所定の操作で、図9に示すコンテンツの評価を行う画面に遷移する。この図において、視聴前の気分901および視聴後の気分902は、コンテンツを選択した際に用いた気分コードは、デフォルトで設定されている。この例では、視聴前の気分が「哀」903、視聴後の気分が「楽」904が選択されている。視聴者は、入力デバイスを操作して、視聴前の気分901および視聴後の気分902を変更することもできる。前記気分変化のコードが確定した後、視聴者は、905の評価項目のひとつを選択する。この選択項目は、予めメタデータに記述されている。そのメタデータの例については後述する。
【0064】
この例では、視聴者は視聴したコンテンツの評価として、「どちらかというとそう思う」906を選択した。コンテンツの評価を選択した後、「送信」ボタン907を選択すると、評価データがコンテンツ提供装置20に送信される。「キャンセル」ボタン908が選択されると、送信の処理は行われず、評価画面から視聴画面に遷移する。
【0065】
図10は、メタデータに含まれる評価データに関する情報の例を示している。
【0066】
このメタデータは、コンテンツID1006が「1234」のコンテンツに関する情報であることを示している。1001、1002、1003、1004、1005に示す<評価>と</評価>で囲まれた一連の記述がそれぞれ一つの評価の選択項目を示している。<評価タイトル ID=○>と</評価タイトル>で囲まれた部分1007が、評価画面で表示される文字列を示している。<評価値>と</評価値>で囲まれた部分1008が、その評価が選択されたときの評価値を示している。この評価値が、評価データを作成するときに用いられる。図9に示した表示画面は、図10に示すメタデータから作成できることは容易に想像がつく。
【0067】
図12は、ユーザ端末装置10のリスト生成部107における、ユーザの気分変化に適合したコンテンツリストを表示する手順を示す。
【0068】
手順は以下の通り。
【0069】
ステップS1201において、メタデータ格納部106に格納されているメタデータから、番組情報を取得する。ステップS1202において、番組情報に含まれる気分変化の記述データを取得する。ステップS1203において、前記記述データに記載されている気分コードが、視聴者が設定した視聴前、視聴後の気分から定義される気分コードに一致するかどうか判定される。ステップS1203において、一致する場合、ステップS1204に進む。ステップS1203において、一致しない場合、ステップS1205に進む。ステップS1204において、その記述データ、すなわち、コンテンツID、タイトル、評価値等の情報が一時保存される。ステップS1205において、メタデータが終了かどうか判定される。ステップS1205において、メタデータが終了でない場合、ステップS1201から同様の処理を繰返す。ステップS1205において、メタデータが終了の場合、ステップS1206に進む。ステップS1206において、一時保存されているそれぞれの記述データを評価値の順で並び替える。
【0070】
評価値の順で並び替えられたコンテンツリストは、合成部111を介して、出力部112で画面表示される。
【0071】
図13は、ユーザ端末装置10の評価作成部102における、評価データを作成する手順を示す。手順は以下の通り。
【0072】
ステップS1301において、視聴者が選択したコンテンツIDをセットする。ステップS1302において、視聴者が選択した気分変化のコードをセットする。ステップS1303において、ユーザが選択した評価値をセットする。たとえば、コンテンツIDが「1234」で、気分変化のコードが「21」で、評価値が「80」の場合、生成される評価データの例を図7に示す。
【0073】
図14は、ユーザ端末装置10のコンテンツ記録部109において、ユーザの気分に適合したコンテンツを自動的に記録する際の手順を示す。手順は以下の通り。
【0074】
ステップS1401において、設定された気分変化コードに一致する気分変化コードのメタデータを取得する。ステップS1402において、取得したデータの評価値が、あらかじめ視聴者が設定した値より大きいかどうかが判定される。ステップS1402において、評価値が設定値以上の場合、ステップS1403に進む。ステップS1402において、評価値が設定値に満たない場合、ステップS1405に進む。ステップS1043において、該当するコンテンツが既に録画済かどうかが判定される。すでに録画済の場合、ステップS1405に進む。録画済でない場合、ステップS1404に進む。ステップS1404において、コンテンツの放送開始時刻、放送時間などの情報から、録画の予約を行い。設定した時刻になると、コンテンツを録画し、コンテンツ格納部109に格納する。ステップS1405において、メタデータが終了かどうか判定され、データが終了していないなら、ステップS1401から同様の処理を繰返す。メタデータが終了したなら、本処理は終了する。
〔実施の形態2〕
図15は、本発明の実施の形態2に係るコンテンツ提供装置20とユーザ端末装置10の構成を示すブロック図である。
【0075】
以下では、実施の形態1との差異の部分のみ詳細に説明する。
【0076】
ユーザ端末装置10において、視聴者の操作履歴を格納する操作履歴格納部113、操作履歴より視聴者の視聴を自動的に生成するユーザ嗜好生成部114をさらに設けている。また、リスト生成部107は、視聴者の気分と嗜好に合ったコンテンツリストを生成する。
【0077】
操作履歴格納部113には、視聴者がどのコンテンツをどれくらい視聴したかなどの情報とユーザ嗜好生成に必要なデータが格納されている。
【0078】
図31および図32に、操作履歴格納部に格納される情報の例を示す。図31において、記録される操作履歴の個数3101には上限があり、記録されている操作履歴が上限に達すると、一番過去に記録された操作履歴から削除され、新しい操作履歴が追加される。操作履歴は、視聴者がコンテンツを視聴したときに、コンテンツID3102と視聴時間3103の組で記録される。それと同時に、図32に示すように、視聴したコンテンツに関する情報、すなわち、コンテンツID3201、放送開始時刻3202、放送時間3203、ジャンル3204、出演者3205、キーワード3206の情報をメタデータから取得し、別途記録する。
【0079】
ユーザ嗜好生成114では、前記視聴者の視聴情報を基にユーザの嗜好データを自動的に生成する。その手順について後で詳細に説明する。
【0080】
図29に、ユーザ端末装置10のユーザ嗜好生成部114におけるユーザ嗜好データの生成手順を示す。手順は以下の通り。
【0081】
ステップS2901において、操作履歴格納部113に格納されている操作履歴を1つ取得する。ステップS2902において、視聴時間が所定の時間より長いかどうかが判定される。
【0082】
ここで、所定の時間として、
(所定の時間)=(放送時間)/ 2
で求められる値を用いる。
【0083】
所定の時間より長い場合は、ステップS2903に進む、所定の時間より短い場合は、ステップS2907に進む。ステップS2903において、放送開始時刻の重み付けを更新する。放送開始時刻の重み付けを更新する方法として、以下の手順に従う。
・放送開始時刻を30分単位のブロックに分割する。
・視聴したコンテンツの放送開始時刻に相当する前記ブロックのポイントをαだけ加算する。
・すべてのブロックのポイントを合計すると1になるように各ブロックのポイントを正規化する。
【0084】
ここでαは、固定値であっても良いし、時間と共に減少する値であっても良い。
【0085】
次にステップS2904において、ジャンルの重み付けを更新する。その方法として、以下の手順に従う。
・各ジャンル毎にブロックに分割する。
・視聴したコンテンツのジャンルに相当する前記ブロックのポイントをαだけ加算する。
・すべてのブロックのポイントを合計すると1になるように各ブロックのポイントを正規化する。
【0086】
ここでαは、固定値であっても良いし、時間と共に減少する値であっても良い。
【0087】
次にステップS2905において、出演者の重み付けを更新する。その方法として、以下の手順に従う。
・出演者毎にブロックに分割する。
・視聴したコンテンツに含まれる出演者に相当する前記ブロックのポイントをαだけ加算する。新規の場合は、ブロックを追加する。
・すべてのブロックのポイントを合計すると1になるように各ブロックのポイントを正規化する
ここでαは、固定値であっても良いし、時間と共に減少する値であっても良い。
【0088】
次にステップS2906において、キーワードの重み付けを更新する。その方法として、以下の手順に従う。
・キーワード毎にブロックに分割する。
・視聴したコンテンツに含まれるキーワードに相当する前記ブロックのポイントをαだけ加算する。新規の場合は、ブロックを追加する。
・すべてのブロックのポイントを合計すると1になるように各ブロックのポイントを正規化する。
【0089】
ここでαは、固定値であっても良いし、時間と共に減少する値であっても良い。
【0090】
なお、ユーザ嗜好生成に一度使用した操作履歴は、操作履歴格納部113から削除される。
【0091】
ステップS2907において、操作履歴格納部113に格納されている操作履歴が終了したかどうかが判定される。操作履歴がまだある場合、ステップS2901から同様の処理を繰返す。操作履歴が終了した場合は、本処理を終了する。
図30は、ユーザ端末装置10のリスト生成部107における、ユーザの気分変化および嗜好に適合したコンテンツリストを表示する手順を示す。
手順は以下の通り。
【0092】
ステップS3001において、メタデータ格納部106に格納されているメタデータから、番組情報を取得する。ステップS3002において、番組情報に含まれる気分変化の記述データを取得する。ステップS3003において、前記記述データに記載されている気分コードが、視聴者が設定した視聴前、視聴後の気分から定義される気分コードに一致するかどうか判定される。ステップS3003において、一致する場合、ステップS3304に進む。ステップS3303において、一致しない場合、ステップS3305に進む。ステップS3304において、その記述データ、すなわち、コンテンツID、タイトル、評価値等の情報が一時保存される。ステップS3305において、メタデータが終了かどうか判定される。ステップS3305において、メタデータが終了でない場合、ステップS3301から同様の処理を繰返す。ステップS3305において、メタデータが終了の場合、ステップS3306に進む。
【0093】
ステップS3306において、一時保存されているそれぞれの記述データを評価値に対して、次式により、嗜好データの重み付けが乗算され、新しい評価値が求められ、一時保存される。
(新しい評価値)=(評価値)×MAX{(放送開始時間の重み付け)×K1,(ジャンルの重み付け)×K2,(出演者の重み付け)×K3,(キーワードの重み付け)×K4}
ここで MAX{A,B,・・・}の演算子は、値A,B,・・・のうち最も値の大きいものを求めるという意味である。また、K1,K2,K3,K4は、それぞれの重み付けを補正する係数である。
【0094】
ステップS3307において、一時保存されているそれぞれの記述データを評価値の順で並び替える。評価値の順で並び替えられたコンテンツリストは、合成部111を介して、出力部112で画面表示される。
〔実施の形態3〕
図16は、本発明の実施の形態3に係る評価集計装置20、コンテンツ提供装置30およびユーザ端末装置10の構成を示すブロック図である。
【0095】
図16において、評価集計装置20は、ユーザ端末装置10からの情報を随時受信する端末情報受信部201、前記端末情報受信部201で受信したデータのうちユーザの評価データを格納する評価データ格納部202、前記評価データからコンテンツ毎の視聴前、視聴後の気分に応じた評価値を求める評価データ集計部203、コンテンツ毎に付与されるメタデータを格納するメタデータ格納部205、前記評価データ部203の結果を前記メタデータ格納部に格納さえているメタデータに反映するメタデータ更新部204、前記メタデータを送信するデータ送信部209からなる。
【0096】
コンテンツ提供装置30は、ユーザ端末装置10からコンテンツのリクエストを受信するリクエスト受信部301、コンテンツを格納しているコンテンツ格納部303、前記リクエストに対応したコンテンツの選択を行うコンテンツ選択部302、前記コンテンツを送信するコンテンツ送信部304からなる。
【0097】
またユーザ端末装置10は、ユーザの操作を入力する入力部101、メタデータに含まれる情報から番組に対するユーザの評価を作成する評価作成部102、前記ユーザの評価データをコンテンツ提供装置に送信する端末情報送信部103、評価集計装置20からメタデータを受信するデータ受信部104、前記メタデータを記録するメタデータ格納部106、コンテンツ提供装置からコンテンツを受信するコンテンツ受信部115、前記コンテンツを記録するコンテンツ記録部108、前記記録したコンテンツを格納するコンテンツ格納部109、前記格納されたコンテンツを再生するコンテンツ再生部110、視聴者の操作履歴を格納する操作履歴格納部113、前記操作履歴からユーザ嗜好データを自動的に生成するユーザ嗜好生成部114、前記メタデータから視聴者の視聴前の気分、希望する視聴後の気分およびユーザの嗜好に応じたコンテンツリストを生成するリスト生成部107、前記コンテンツ映像とコンテンツリスト画像を合成する合成部111、前記合成部の出力映像を表示する出力部112からなる。
【0098】
図33は、ユーザ端末装置10、評価集計装置20およびコンテンツ提供装置30の接続関係を示した。
【0099】
以下では、実施の形態1および実施の形態2との相違部分のみを詳細に説明する。
【0100】
図34は、メタデータに含まれるコンテンツに関する記述の例を示す。
【0101】
この図において、ID3401はコンテンツを一意に識別する識別子を示している。タイトル3402は、このコンテンツのタイトルで、この例では「タイトル1」を示している。コンテンツURL3403は、コンテンツの所在場所の情報を示している。再生時間3404は、コンテンツの再生時間を示している。ジャンル3405、出演者3406、キーワード3407は前述の通りである。
実施の形態1および実施の形態2で述べたように、リスト生成部107において、ユーザの視聴前の気分と希望する視聴後の気分、および嗜好に応じたコンテンツのリストが生成される。
【0102】
コンテンツリスト画面を見ながら、視聴者の操作により特定のコンテンツが選択されると、そのコンテンツに対応するメタデータから、コンテンツの所在場所、すなわち、コンテンツURL3403が抽出され、リクエスト送信部105へ送られる。リクエスト送信部105において、コンテンツURLを解析し、コンテンツURLやコンテンツIDなどコンテンツ取得に必要な情報をコンテンツ提供装置に送信する。
【0103】
コンテンツ提供装置30において、リクエスト受信部301は、ユーザ端末装置からのコンテンツのリクエスト情報を受信する。コンテンツ選択部302は、コンテンツが格納されているコンテンツ格納部303より、リクエストに対応したコンテンツを選択し、コンテンツ送信部304に送る。コンテンツ送信部304は、ユーザ端末装置にコンテンツデータを送信する。
(実施の形態4)
図17は、本発明の実施の形態4に係るユーザ端末装置10および個人端末装置40の構成を示すブロック図である。
【0104】
実施の形態4は、実施の形態2において、個人端末装置40が追加された形態である。従って、以下の説明では、実施の形態2との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0105】
ユーザ端末装置10において、個人情報受信部101は、個人端末装置40からの情報を受信する。利用者情報格納部113は、前記受信した情報を格納する。利用者識別部114は、前記利用者情報から利用者を識別し、利用者に応じた嗜好データを生成する。リスト生成部107は、利用者識別部利用者の嗜好に応じたコンテンツリスト表示を行う。
【0106】
個人端末装置40において、入力部401は、ユーザの操作を入力デバイスなどを用いてする。個人情報格納部403は、個人の嗜好情報などの個人情報を格納する。個人情報送信部402は、ユーザの操作や個人情報をユーザ端末装置10に送信する。
【0107】
図37に、個人情報格納部403に格納されている個人情報の例を示す。
【0108】
この例では、ユーザを識別する名前などのユーザID3701は「Sakamoto Kenji」、性別3702は「男性」、年齢を表す年代3703は「40代」、居住地3704は「千葉県」、良く見る番組の放送時間帯3705は、20:00(0.3)、21:00(0.5)、22:00(0.2)である。
【0109】
ここで、括弧内の値は、その確率である。以下同様。
【0110】
また、好きな番組のジャンル3706は、ドラマ(0.6)、コメディ(0.2)、音楽(0.2)、好きな出演者3707は、深田今日子(0.8)、鈴木今日香(0.2)、好きなキーワード3708は、おしゃれ(0.4)、ファッション(0.2)、映画(0.2)、グルメ(0.2)である。
【0111】
図38は、ユーザ端末装置10の利用者情報格納部113に格納されている個人情報の例を示している。ここでは、Aさん、Bさん、Cさんの3人の個人情報がある。
【0112】
図39は、個人端末装置40から個人情報を受信して、利用者情報格納部113に個人情報を格納するまでの手順を示す。手順は以下の通り。
【0113】
ステップS3901において、個人端末装置40から個人情報を受信する。ステップS3902において、前記受信した個人情報のユーザIDとすでに利用者情報格納部113に格納されている個人情報群の中のユーザIDと一致するかどうか調べる。ステップS3903において、一致していればステップS3904に進み、一致していなければステップS3905に進む。ステップS3904において、すでに格納されているユーザIDが一致する個人情報のデータを前記受信した個人情報のデータで置き換える。ステップS3905において、前記受信した個人情報を新規に追加登録する。以上で本処理を終了する。
【0114】
個人端末装置40において、入力部401から視聴者の操作を入力すると、個人情報格納部403に登録されているユーザIDと前記入力部401から入力された操作情報が同時に、個人情報送信部402からユーザ端末装置10に送信される。
【0115】
ユーザ端末装置10の利用者識別部114において、前記ユーザIDを基に、利用者を識別し、利用者を特定する。リスト生成部107において、前記特定された個人情報を用いることで、利用者の嗜好や気分に適合したリストを生成することができる。
【0116】
リストの生成方法についてはすでに実施の形態2で説明した。
(実施の形態5)
図18は、本発明の実施の形態5に係るユーザ端末装置10および個人端末装置40の構成を示すブロック図である。
【0117】
本実施の形態は、実施の形態3に個人端末装置40を追加した形態である。
【0118】
以下の説明では、実施の形態3との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0119】
ユーザ端末装置10において、個人情報受信部101は、個人端末装置40からの情報を受信する。利用者情報格納部113は、前記受信した情報を格納する。利用者識別部114は、前記利用者情報から利用者を識別し、利用者に応じた嗜好データを生成する。リスト生成部107は、利用者識別部利用者の嗜好に応じたコンテンツリスト表示を行う。
【0120】
個人端末装置40において、入力部401は、ユーザの操作を入力デバイスなどを用いてする。個人情報格納部403は、個人の嗜好情報などの個人情報を格納する。個人情報送信部402は、ユーザの操作や個人情報をユーザ端末装置10に送信する。
【0121】
個人情報格納部403に格納されている個人情報の構造、利用者情報格納部113における処理手順、利用者識別部114における処理手順、リスト生成部107における処理手順は実施の形態4で説明してあり、ここでは省略する。
(実施の形態6)
図19は、本発明の実施の形態6に係るコンテンツ提供装置20を示すブロック図である。
【0122】
本実施の形態は、実施の形態1において、コンテンツ提供装置20に、個人情報格納部210およびグループ計算部211を追加した形態である。
【0123】
以下の説明では、実施の形態1との差異の部分についてのみ詳細に説明する。コンテンツ提供装置20において、端末情報受信部201は、ユーザ端末装置10から個人情報を含む情報を受信する。個人情報格納部210は、前記受信した個人情報を格納する。グループ計算部211は、前記個人情報格納部210に格納されている個人情報に基づき、各個人をグループ分けする。評価データ集計部203は、前記グループ分けされたグループ単位に評価データを集計する。メタデータ更新部204は、前記グループ分けされた評価結果を、グループ単位ごとメタデータの更新を行う。
【0124】
図27に、グループ分けされたメタデータの例を示す。
【0125】
<個人情報>と</個人情報>で囲まれた一連の記述データがそれぞれのグループに対応する。例えば、2701の場合は、キーワード2703として、「音楽」、「映画」が設定されており、音楽や映画に興味を持つ人向けのデータであることを意味している。また、2702の場合は、キーワード2707として、「スポーツ」、「アウトドア」が設定されており、スポーツやアウトドアに興味を持つ人向けのデータであることを意味している。
【0126】
当然ながら、趣味嗜好が違えば、同じコンテンツを同じ気分で見ても感じ方が違うため、それぞれの評価値も「80」2706と「70」2708で異なる。
【0127】
ユーザ端末装置10において、ユーザ嗜好に対応した所望のデータを取得し、視聴者の嗜好および気分に最適なリスト表示できることは容易に想像がつく。
(実施の形態7)
図20は、本発明の実施の形態7に係るユーザ端末装置10を示すブロック図である。
【0128】
本実施の形態は、実施の形態1において、ユーザ端末装置10に、ユーザ嗜好生成部116を追加した形態である。
【0129】
以下の説明では、実施の形態1との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0130】
ユーザ端末装置10において、ユーザ嗜好生成部116は、ユーザの視聴前および視聴後の気分とコンテンツの評価結果からユーザの嗜好を自動的に生成する。
【0131】
以下にユーザの嗜好を求める手法について説明する。
【0132】
図40に、気分変化コードとポイントの例を示す。
【0133】
ここでポイントとは、ある特定の気分変化コードのコンテンツを視聴後、評価においてユーザが選択した評価値を累積したものである。ただし、ポイントが上限に達した場合は、一律に定数を減算するか、一律に定数(1未満の値)を乗算するものとする。
【0134】
これにより、ユーザがどの気分変化のときにコンテンツを良く視聴するかの傾向が得られる。これをユーザ嗜好とすれば、前記ポイントが気分変化コードに対応するコンテンツを自動録画したり、視聴者が視聴前の気分を入力しただけで、視聴者の視聴後の気分に応じたコンテンツのリスト表示ができることは容易に想像が付く。
(実施の形態8)
図35は、本発明の実施の形態8に係るユーザ端末装置10を示すブロック図である。
【0135】
本実施の形態は、実施の形態7において、ユーザ端末装置10に、端末情報送信部103の代わりに評価格納部117を設け、新たに感情入力部118を追加した形態である。
【0136】
以下の説明では、実施の形態7との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0137】
ユーザ端末装置10において、評価格納部117は、評価作成部102で作成された評価データを格納する。感情入力部118は、ユーザの体温、心拍数、発汗度合などの感情情報を力する。
【0138】
リスト生成部107は、前記ユーザの感情情報と前記ユーザ嗜好生成部116で生成される気分変化の傾向情報からユーザの気分に適合したコンテンツリストを表示する。
(実施の形態9)
図36は、本発明の実施の形態9に係るユーザ端末装置10および個人端末装置40を示すブロック図である。
【0139】
本実施の形態は、実施の形態1において、ユーザ端末装置10に個人情報受信部101と嗜好送信部117を追加し、個人端末装置40に嗜好受信部404を追加した形態である。
【0140】
以下の説明では、実施の形態1との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0141】
ユーザ端末装置10において、個人情報受信部101は個人端末装置40より、個人情報を受信し、利用者情報格納部113に格納する。ユーザ嗜好生成部114は、利用者情報格納部113に格納されている個人情報を基に、視聴者が視聴したコンテンツの、放送時間帯、ジャンル、出演者、キーワード等の情報を嗜好データに反映し、更新する。嗜好送信部117は、前記更新された嗜好データを個人端末装置40に送信する。個人端末装置40において、嗜好受信部404は、ユーザ端末装置10から送信されてくる嗜好データを受信し、個人情報格納部403に格納する。
【0142】
図21に、ユーザ端末装置10と個人端末装置40との処理手順の関係を示す。
【0143】
ステップ2101において、個人端末装置40から端末情報および個人情報を送信する。ステップ2111において、ユーザ端末装置10にてコンテンツリストが表示される。ステップS2102において、個人端末装置40にてコンテンツを選択する操作を送信する。ステップS2112において、コンテンツが再生され、視聴者がコンテンツを視聴する。ステップS2103において、コンテンツの評価を選択する操作を送信する。ステップS2113において、ユーザ嗜好が更新される。ステップS2114において、前記ユーザ嗜好が個人端末装置40に送信される。ステップS2104において、受信したユーザ嗜好データを個人情報格納部403に格納する。
(実施の形態10)
図22は、本発明の実施の形態10に係るユーザ端末装置10における表示方法の例である。
【0144】
本実施の形態は、実施の形態1において、リスト生成部107の表示方法を変更したものである。以下の説明では、実施の形態1との差異の部分についてのみ詳細に説明する。
【0145】
この図において、評価値2206は、数値ではなく、矢印の長さと太さで表現したものである。
【0146】
図23に、評価値と矢印の長さの関係を示す。長さの単位は、表示画面の大きさに合わせて適当に調整する。
【0147】
図24に、カウント数と矢印の太さとの関係を示す。太さの単位は、表示画面の大きさに合わせて適当に調整する。
【0148】
図25は、別の表示方法の例である。
【0149】
この図において、評価値2506は、矢印の傾きと太さで表現している。
【0150】
図26に、評価値と矢印の傾きとの関係を示す。矢印の太さについては前述したのと同様である。
【0151】
【発明の効果】
本発明によれば、コンテンツ視聴前の気分とコンテンツ視聴後の希望する気分によりコンテンツを特定するため、ユーザの気分に適合したコンテンツを提供することができる。
【0152】
また、評価値や評価のカウント数を矢印で表示することで、直感的に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図2】ユーザ端末装置とコンテンツ提供装置の接続関係を示す図である。
【図3】気分変化情報を含むメタデータの例である。
【図4】気分変化コードの例である。
【図5】コンテンツリスト表示例である。
【図6】評価データ作成手順である。
【図7】評価データの例である。
【図8】評価データ集計結果の例である。
【図9】評価画面例である。
【図10】メタデータに含まれる評価データの例である。
【図11】メタデータ更新手順である。
【図12】コンテンツリスト作成手順である。
【図13】評価作成手順である。
【図14】自動録画判定手順である。
【図15】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図16】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図17】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図18】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図19】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図20】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図21】ユーザ端末装置と個人端末装置との通信プロトコルである。
【図22】コンテンツリスト表示例である。
【図23】評価値と長さとの関係を示す図である。
【図24】カウント数と太さとの関係を示す図である。
【図25】コンテンツリスト表示例である。
【図26】評価値と傾きとの関係を示す図である。
【図27】グループ分けされたメタデータの例である。
【図28】番組情報に関するメタデータの例である。
【図29】ユーザ嗜好生成手順である。
【図30】コンテンツリスト作成手順である。
【図31】視聴履歴の例である。
【図32】コンテンツ情報の例である。
【図33】ユーザ端末装置、評価集計装置およびコンテンツ提供装置の接続図である。
【図34】コンテンツ情報を含むメタデータの例である。
【図35】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図36】本発明における一実施の形態の構成を表すブロック図である。
【図37】個人情報データの例である。
【図38】利用者情報格納部に格納される個人情報データの例である。
【図39】利用者情報手順である。
【図40】気分変化コードとポイントの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末装置
20コンテンツ提供装置
101入力部
102評価作成部
103端末情報送信部
104データ受信部
105分離部
106メタデータ格納部
107リスト生成部
108コンテンツ記録部
109コンテンツ格納部
110コンテンツ再生部
111合成部
112出力部
201端末情報受信部
202評価データ格納部
203評価データ集計部
204メタデータ更新部
205メタデータ格納部
206コンテンツ格納部
207コンテンツ選択部
208多重化部
209データ送信部

Claims (3)

  1. コンテンツを視聴したことによって、視聴前のユーザの気分が視聴後にどのような気分に変化したのかを評価した評価データを受信する評価データ受信手段と、
    該受信した評価データを前記視聴されたコンテンツに多重する多重化手段と、
    該評価データが多重されたコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    を具備したコンテンツ提供装置と、
    該コンテンツ提供装置から送信されたコンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    ユーザのコンテンツ視聴前の現実の気分およびコンテンツ視聴後に希望する気分を入力する入力手段と、
    該入力されたコンテンツ視聴前後の気分と一致する前記評価データの多重されたコンテンツのリストを作成するコンテンツリスト作成手段と、
    該コンテンツリストで提示されたコンテンツを視聴した結果の前記評価を前記入力手段で入力し、該入力された評価データを前記コンテンツ提供装置に送信する評価データ送信手段と、
    を具備したユーザ端末装置と、
    からなることを特徴とするコンテンツリスト表示システム。
  2. 請求項1に記載のコンテンツリスト表示システムにおいて、
    前記評価データ受信手段で受信した評価データを格納する評価データ格納手段と、
    該格納手段に格納されている過去の評価データと前記評価データ受信手段で受信した新たな評価データとの平均値を取り、評価データを更新する評価データ更新手段と、
    を具備し、前記多重される評価データを更新することを特徴とするコンテンツリスト表示システム。
  3. 請求項2に記載のコンテンツリスト表示システムにおいて、
    前記評価が前記入力手段で入力された回数をカウントするカウント手段を具備し、
    前記コンテンツリスト作成手段で作成されたコンテンツリストを表示する際に、前記評価データの値を矢印の長さまたは矢印の傾きで表示し、また、前記カウント手段でカウントされた値を矢印の太さで表示することを特徴とするコンテンツリスト表示システム。
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