JP3793066B2 - 鞄 - Google Patents

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鋭郎 三好
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャスター付の鞄に関する。本明細書において、鞄は、スーツケースやアタッシュケースを含む広い意味に使用する。
さらに、本明細書において、上下方向は使用状態において決定するものとし、キャスターを固定している側を下、取手を固定している側を上とする。
【0002】
【従来の技術】
キャスターと取手を備える鞄は、すでに開発されて多く使用されている。この構造の鞄は、航空機に持込みできるタイプが多い。この構造の鞄は、例えば、実用新案登録第3023840号公報に記載されている。この公報に記載される鞄は、図1に示すように底面の片側に2個のキャスター1を設けている。キャスター1の反対側には、短い脚2を固定している。鞄を垂直に立てると、キャスター1と脚2とが床に接触する。この状態では、回転しない脚2が接触するので、鞄は移動しない状態で垂直に自立する。さらに、鞄を引っ張って移動させるために、上面に引き出しできるように取手3を設けている。取手3は、鞄を傾斜させた状態で引っ張って移動させるので、キャスター1と同じ側に設けられる。
【0003】
この構造の鞄は、鞄を傾け、取手3を引っ張って移動できる。鞄が傾斜すると、キャスター1が床に接触し、脚2は床から離れる。この状態で取手3を引っ張ると、キャスター1が回転して楽に移動できる。しかしながら、このようにして移動させる鞄は、航空機内のように狭いところや、混雑するところでは、キャスター1を使用できないことがある。キャスター1で走行させると、鞄の横幅が広くなって、機内の座席の間の狭い通路や、混雑するところで自由に移動できないからである。
【0004】
キャスター付きの鞄は、大きくて重い鞄を軽く、楽に移動させるのに便利な構造である。鞄が重くても、キャスターで楽に移動できるからである。本発明者は、このような欠点を解消するために、図2に示すように、キャスターで自立できる鞄を開発した。この鞄は、キャスター1を、鞄本体4の底面4Aの四隅に装着している。この構造の鞄は、傾斜させて移動させるのではない。鞄を垂直に立てた姿勢で移動できる。とくに、矢印で示す方向に移動させると、横幅を狭くして移動できる。このため、機内や混雑するところで便利に移動できる特長がある。さらに、4個のキャスター1に、自由な方向に移動できる自在キャスターを使用すると、鞄は、垂直の姿勢で自由な方向に移動できる。垂直姿勢の鞄は、鞄の重さが取手3に作用しない。このため、鞄が極めて重くても、押すだけで楽に移動できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
キャスターで自立できる鞄は、多くの使用状態において垂直に立てた姿勢となる。この状態で内部に物を出し入れするために、開閉蓋を開くと内部のものが溢れ出る欠点がある。この状態にならないように、開閉蓋を連結しているファスナーの一部を開くと、開口部が狭くて内部のものを簡単に出し入れできなくなる。
【0006】
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、鞄を垂直に立てた状態で、内部のものを便利に出し入れできる鞄を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の鞄は、開閉自在な開閉蓋5を有する鞄本体4と、鞄本体4の底面4Aに装着されて鞄本体4Aを移動させるキャスター1と、鞄本体4に装着されて上方に引出し自在な取手3とを備える。取手3は、上端にグリップ3Aを有すると共に、グリップ3Aに垂直ロッド3Bを連結している。この垂直ロッド3Bは、鞄本体4に固定されるガイド筒14に出入り自在に挿入されており、ガイド筒14を介して鞄本体4に装着されている。さらに、鞄は、以下の全ての構成を有することを特徴とする。
(a) キャスター1は、自由に首振りできるもので、鞄本体4の底面の四隅に固定されて、鞄本体4を自立して移動させる。
(b) 鞄本体4は、片面を背面蓋4Dで閉塞して、片面を開口し、片面の開口部に第1ファスナー6で開閉蓋5を開閉できるように連結している。
(c) 鞄本体4に固定されるガイド筒14は、鞄本体4の背面蓋4Dの内面又は外側に、上下に延長する姿勢で配設される。
(d) 垂直ロッド3Bとガイド筒14は、引き出された取手3のグリップ3Aを鞄本体4の幅方向の中心に位置させる方向に湾曲され、又は引き上げたグリップ3Aを鞄本体4の中央に位置させる方向に、鞄本体4の背面蓋4Dを傾斜面としている。
(e) 開閉蓋5は四角形で、一辺を折曲できるように鞄本体4に連結して、残りの3辺を第1ファスナー6で鞄本体4に連結している。
(f) 開閉蓋5は、可撓性の本体シート7に可撓性のポケットシート8を積層している多層構造で、本体シート7とポケットシート8との間に外ポケット10を設けている。
(g) ポケットシート8の上縁は、本体シート7の上縁よりも下方に位置する。
(h) ポケットシート8は、上縁と、その両側の少なくとも上部を第2ファスナー9を介して本体シート7に連結して、第2ファスナー9で外ポケット10の上部を開口できるようにしている。
(i) ポケットシート8の上縁よりも下方であって外ポケット10の内部で、本体シート7に内部取出口12を開口しており、この内部取出口12を開閉できるように内部取出口12の対向縁に第3ファスナー11を固定している。
(j) 第2ファスナー9は、連結状態で鞄本体の側面4Bと同一面に位置するように配設されて、ポケットシート8の外周縁に沿って外周壁を設けるように固定され、この外周壁でもってポケットシート8を本体シート7から離して連結している。
(k) 第3ファスナー11は、内部取出口12の対向縁に連結されて、閉塞状態で本体シート7と同一面に位置する。
(l) 第2ファスナー9で外ポケット10の開口部を開き、外ポケット10の内部に設けている第3ファスナー11で内部取出口12を開いて、第1ファスナー6を開くことなく、鞄本体4の内部に物品を出し入れできるようにしている。
【0008】
第2ファスナー9は、ポケットシート8の両側縁の全体を本体シート7に連結することができる。第2ファスナー9は、ポケットシート8の両側縁の上部を本体シート7に連結して、第2ファスナー9で連結されない側縁を本体シート7に固定することもできる。ポケットシート8の上縁は、本体シート7の上縁から2cm以上下がった位置とし、第3ファスナー11は、ポケットシート8の上縁から1cm以上下がった位置とすることができる。ポケットシート8の両側縁は、本体シート7の両側縁よりも内側に位置させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための鞄を例示するものであって、本発明は鞄を下記のものに特定しない。
【0010】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0011】
図3と図4に示す鞄は、開口部に開閉蓋5を設けている鞄本体4の底面4Aに車輪台を固定し、車輪台の四隅にキャスター1を固定している。ただし、図4は本発明の実施例にかかるものでなく、参考例として記載する。さらに、鞄本体4には、垂直に引き出しできる取手3を装着している。図3の鞄本体4は片面を閉塞して片面を開口し、図4の鞄本体4は両面を開口して、開口部に開閉蓋5を設けている。鞄本体4は、底面4Aと、底面4Aの両端に連結されている両側の側面4Bと、側面4Bの上端を連結している上面4Cとからなる。さらに、図3の鞄本体4は、片面を背面蓋4Dで閉塞している。これら図の鞄本体4は、底面4Aと側面4Bと上面4Cで長方形に形成している。
【0012】
開閉蓋5は、四角形で、第1ファスナー6を介して鞄本体4の開口部に連結される。開閉蓋5は、鞄本体4の開口部の全体を開放できるように、下端縁を鞄本体4に折曲できるように連結して、両側縁と上縁を、第1ファスナー6で鞄本体4の側面4Bと上面4Cの開口縁に連結している。
【0013】
開閉蓋5は、本体シート7とポケットシート8を積層した多層構造のシートである。本体シート7は、鞄本体4の開口部の全体を閉塞する四角形である可撓性のシートである。ポケットシート8は、この本体シート7の外形よりも小さい可撓性のシートである。本体シート7とポケットシート8の積層体である開閉蓋5は、本体シート7とポケットシート8との間に外ポケット10を設けている。開閉蓋5は、本体シート7の上縁と両側縁を第1ファスナー6で鞄本体4に連結して、下端縁を本体シート7に連結している。可撓性のある本体シート7は、下端縁を鞄本体4に連結して、折曲できるように開閉蓋5を連結できる。ただ、開閉蓋5は、本体シート7の下縁を折曲できる別の部材で鞄本体4に折曲できるように連結することもできる。
【0014】
図4に示すように、鞄本体4の両面に開閉蓋5を設けている鞄は、一方の開閉蓋5にのみ外ポケット10を設け、他方の開閉蓋5には外ポケット10を設けないものとすることができる。ただ、両面の開閉蓋5に外ポケット10を設けることもできるのは言うまでもない。
【0015】
ポケットシート8は、上縁を本体シート7の上縁よりも下方に位置させて、外形を本体シート7よりも小さくしている。ポケットシート8は、好ましくは、その上縁を本体シート7の上縁から1〜5cm下がった位置とする。ポケットシート8の上縁を上に位置させると、外ポケット10を大きくできるが、小物入れとして便利に使用できなくなる。小物が外ポケット10の下部に入るので、第2ファスナー9を大きく開いて取り出しする必要があるからである。さらに、図の鞄は、ポケットシート8の両側縁を、本体シート7の両側縁よりも内側に位置させて、ポケットシート8の幅を本体シート7よりも狭くしている。
【0016】
図3の鞄は、ポケットシート8の上縁と、両側縁の全体を第2ファスナー9で本体シート7に連結して、下縁を本体シート7に縫着して折曲できるように連結している。この構造の鞄は、第2ファスナー9の全体を外して、外ポケット10の全体を開くことができる。図4の鞄は、ポケットシート8の両側縁の全体ではなくて、側縁の上部のみを、第2ファスナー9でポケットシート8に連結している。第2ファスナー9で連結されないポケットシート8の下半分は、その幅を本体シート7まで広くして、側縁と下縁を本体シート7にミシン縫いして固定している。幅を広げている部分の上縁も本体シート7にミシン縫いして固定している。この構造の鞄は、第2ファスナー9を外して、外ポケット10の上部を開くことができる。
【0017】
さらに、図3と図4に示す鞄は、外ポケット10の開口部に位置して、いいかえると、第2ファスナー9を外して外ポケット10が開かれた部分の内側に、内部取出口12を設けている。内部取出口12は、本体シート7を切断して設けており、ここに第3ファスナ 11を設けて、開閉できるようにしている。第3ファスナー11、すなわち内部取出口12は、ポケットシート8の上縁から1cm以上下がった位置、好ましくは2〜5cm下がった位置に設けられる。図5に示すように、第2ファスナー9を外してポケットシート8を開いた状態で、第3ファスナー11を開いて、第1ファスナー6を外すことなく、鞄本体4の内部に物品を出し入れするためである。
【0018】
鞄本体4の大きさは、たとえば、下記のS、M、Lの3タイプとする。
S…38(長さ)×30(高さ)×15(幅)cm
M…41(長さ)×32(高さ)×16(幅)cm
L…44(長さ)×34(高さ)×17(幅)cm
ただ、本発明の鞄は、鞄本体4の寸法を以上のものに特定しない。
【0019】
鞄本体4は、自立させてキャスター1で倒れ難い状態で押しながら移動できるように、好ましくは、幅を10cm〜25cmに、長さを20cm〜50cmとする。鞄は、好ましくは、底面の大きさを10(幅)×20cm(長さ)以上として、安定して垂直に立てて移動できるようにする。機内持込みタイプの鞄は、幅を15〜20cmとして、長さを35〜45cmとする。機内持込みタイプの鞄は、長さを50cm以下とする。
【0020】
鞄本体4は、図5ないし図7の断面図に示すように、内面に方形状の補強枠15を設け、この補強枠15の表面に、硬板内張16と、軟質表面材17を張設している。図6は、図3に示す鞄の取手3を引き出した状態を示す垂直縦断面図で、図7は、図4に示す鞄の垂直縦断面図である。補強枠15は、図8の断面図に示すように、硬質の塩化ビニル樹脂やポリエチレン等の硬質プラスチック板15Aに、複数本の針金15Bを挿入して補強したものを、鞄本体4の内面に沿う枠形状に折曲したものである。この図の補強枠15は、硬質プラスチック板15Aに縦に延長して角孔15Cを設けている。角孔15Cには、針金15Bが挿入され、針金15Bで硬質プラスチック板15Aを強く補強している。針金15Bは、たとえば、2〜4mmφの太さのものが使用される。この構造の補強枠15は、軽量で強靭な特長がある。ただ、補強枠15には、アルミニウムや薄い鉄板等も使用できる。
【0021】
硬板内張16は、厚紙、薄くて硬いプラスチック板である。硬板内張16は、同じ材質、あるいは異なる材質のものを複数枚積層することもできる。図に示す鞄は、補強枠15と硬板内張16とを別々の部材としているが、両方を一体構造とすることもできる。軟質表面材17は、布やプラスチックシートである。鞄本体4は、軟質表面材17の外側でその中央に、天然あるいは合成皮革を帯状にした装飾材を縫着することもできる。
【0022】
さらに、鞄は、鞄本体4の底面の四隅にキャスター1を固定している。キャスター1は車輪台13に固定される。車輪台13は、鞄本体4の底面に固定される。図6と図7に示す車輪台13は、2枚に分離して、鞄の長さ方向に離して鞄本体4の底面4Aに固定している。2枚の車輪台13は、各々2個のキャスター1を固定しており、鞄本体4の底面4Aの両端部に固定している。このように、2枚に分離される車輪台13は、全体を軽くすることができる。ただ、車輪台は、鞄本体の底面にほぼ等しい大きさの1枚の板材とすることもできる。この車輪台は、鞄本体の底面を補強できる特長がある。車輪台13は、ネジやリベットを介して、鞄本体4の底面4Aに固定される。車輪台13は、充分な強度を有するように、アルミニウム等の金属板が使用される。アルミニウム製の車輪台13は、好ましくは厚さが2〜5mm、さらに好ましくは3〜4mmである。車輪台は、軽くするために、部分的に貫通孔を開口することもできる。
【0023】
車輪台13にはキャスター1を固定している。キャスター1は、鞄本体4の底面4Aの四隅に位置して、車輪台13に固定されている。キャスター1は自由に首振りできるもので、通称「自在車」と呼ばれるものを使用する。キャスター1はネジやリベットを介して車輪台13の下面に固定される。
【0024】
取手3は、2本の垂直ロッド3Bの上端に、水平のグリップ3Aを連結したもので、全体の形状をコ字状としている。2本の垂直ロッド3Bは、2本のガイド筒14を介して、鞄本体4に上下に出し入れできるように装着されている。垂直ロッドは、3段または2段に伸縮できる伸縮ロッドとすることもできる。垂直ロッド3Bの上端に連結されるグリップ3Aは、鞄の上面4Cに長手方向に延長される。
【0025】
グリップ3Aは、鞄をキャスター1で移動させるときに、図3と図4の鎖線で示すように、鞄から引き出される。引き出されたグリップ3Aは、2本の垂直ロッド3Bを同じ長さに引き出して水平に保持される。鞄をキャスター1で移動させないときは、図の実線で示すように、グリップ3Aを押し込んだ状態とする。
【0026】
取手3は、グリップ3Aを鞄本体4から引き出した位置と、降下させた位置にストッパ(図示せず)で停止される。ストッパは、グリップ3Aを引き出した位置と、降下させた位置で垂直ロッド3Bを停止できる全ての機構を利用できる。グリップ3Aを引き上げた位置に停止させるのは、グリップ3Aを押してキャスター1で鞄を移動させるときと、取手3にもたれて、いいかえると取手3を杖のように使用して休憩するときである。このような使用状態で、取手3が鞄に押し込まれるのをストッパで停止させる。グリップ3Aを鞄に押し込んで停止させるのは、鞄をキャスター1で移動させることなく、鞄を手で持ち上げて運搬するときである。
【0027】
垂直ロッド3Bの全長は、グリップ3Aを最も引き上げた状態で、キャスター1の下端からグリップ3Aまでの高さが約80cmとなるように設計する。ただ、キャスター1の下端からグリップ3Aまでの高さは、60〜100cmの範囲で変更することもできる。グリップ3Aの高さを約80cmにすると、最も楽に鞄を押して移動でき、また、楽に杖に併用できる。
【0028】
2本の垂直ロッド3Bは、2本のガイド筒14を介して、鞄本体4に上下に出し入れできるように装着されている。ガイド筒14は、鞄本体4に固定されている。ガイド筒14は、垂直ロッド3Bを摺動させて出し入れできる筒状である。
【0029】
図3に示す鞄は、鞄本体4の背面蓋4Dにガイド筒14を固定している。ガイド筒14は、鞄本体4の背面蓋4Dの内面に、上下に延長する姿勢で固定される。ガイド筒14は、鞄本体4の背面蓋4Dの内面に、サドル金具等の固定具18を介して固定される。固定具18は、図に示すように、ネジやリベット等の止具を介して、鞄本体4の背面蓋4Dに固定される。固定具18は、止具によらず、また止具に加えて、接着して鞄本体4に固定することもできる。図に示す鞄は、ガイド筒14を鞄本体4の内面に固定しているので、垂直ロッド3Bを、鞄本体4の上面4Cに貫通させている。図示しないが、垂直ロッドは、背面蓋の外側に固定することもできる。以上のように、ガイド筒14を背面蓋4Dに固定する鞄は、鞄本体4の内部にできる収納室を有効に利用できる特長がある。
【0030】
さらに、図3に示す鞄は、図9に示すように、引き出された取手3のグリップ3Aを鞄本体4の左右の中心、すなわち幅方向の中心に位置させるように垂直ロッド3Bを湾曲している。グリップ3Aの両端に連結される2本の垂直ロッド3Bは、同じ曲率半径で湾曲される。さらに、ガイド筒14も、垂直ロッド3Bを摺動自在に出し入れできるように同じ曲率半径で湾曲される。伸縮ロッドである垂直ロッドは、全てのロッドが同じ曲率半径で湾曲される。さらに、図に示す鞄は、ガイド筒14を鞄本体4の内面に沿って固定できるように、背面蓋4Dをガイド筒14に近似する曲率半径で湾曲する形状に成形している。
【0031】
湾曲される垂直ロッド3Bの曲率半径は、グリップ3Aを最も上端まで引き上げた状態で、グリップ3Aを鞄本体4の左右の中央に位置させるように設計される。したがって、垂直ロッド3Bの曲率半径は、グリップ3Aの高さと、鞄本体4の厚さによって決定される。鞄本体4が厚くなると曲率半径を小さくし、鞄本体4が薄くなると曲率半径を大きくする。グリップ3Aの高さは、立った姿勢で楽に手で握ることができるように、約80〜85cmに設計される。
【0032】
さらに、図3に示す鞄は、グリップ3Aを降下させたときは、鞄本体4の上面4Cの中央に装着している中央握り24で持ち上げる。中央握り24は、左右の中央に装着しているので、鞄本体4を左右にバランスよく手で持つことができる。
【0033】
さらに、図10に示す鞄は、湾曲する垂直ロッドを使用するのに代わって、引き上げたグリップ3Aを鞄本体4の左右の中央に位置させるために、垂直ロッド3Bを固定する鞄本体4の背面蓋4Dを傾斜面としている。鞄本体4の傾斜面は、垂直ロッド3Bの上端のグリップ3Aを最も引き上げた状態で、グリップ3Aが鞄本体4の左右の中央に位置する方向、いいかえると、鞄本体4の上面幅を下面幅よりも狭くするように傾斜させている。傾斜面の傾斜角は、鞄本体4の幅と、グリップ3Aの高さで変化する。鞄本体4の幅が広くなると、傾斜面の垂直面に対する傾斜角を大きくする。
【0034】
さらに、図4に示す鞄は、図7と図11の断面図に示すように、鞄本体4の内部を、仕切り19で2つの区画室20に分割している。仕切り19は、鞄本体4の内部を両面の区画室20に分割すると共に、底面4Aと側面4Bと上面4Cとからなる鞄本体4を補強している。この鞄は、鞄本体4に設けられた2つの区画室20を、鞄本体4の両面に設けた開閉蓋5で別々に開閉する。
【0035】
仕切り19は、ABS樹脂のプラスチック製の硬質板が使用される。仕切り19は、鞄本体4の内側の形状にほぼ等しい外形をしている。鞄本体4の内側に連結して、これを補強するためである。ABS樹脂製の硬質板である仕切り19は、軽くて強靭な特長がある。ただ、本発明の鞄は、仕切り19の材質をABS樹脂に特定しない。仕切り19には、たとえば、塩化ビニル樹脂、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂等を板状に成形したものも使用できる。さらに、仕切り19に、透明のプラスチックを使用することもできる。透明の仕切り19を内蔵する鞄は、仕切り19の裏面から反対側の区画室20に収納する物を確認できる特長がある。さらに、仕切り19には、プラスチック板に代わって、アルミニウムや鉄等の金属板も使用できる。プラスチック板や金属板の仕切り19は、十分な強度を有するので、局部的に複数の貫通孔を開口して、軽量化することもできる。
【0036】
さらに、仕切りには、布、プラスチックシート、不織布等の丈夫なシート材を使用することもできる。シート材は、充分な引張強度を有し、かつ、ほとんど伸びないものである。仕切りのシート材が伸びると、鞄本体が変形するからである。シート材の仕切りは、鞄本体の内側を対角線状に連結して、鞄本体が変形するのを防止する。
【0037】
図7と図11は、硬質板である仕切り19を鞄本体4の側面4Bに連結する構造を示す。この仕切り19は、両側をL字状に折曲して、折曲片19Aを鞄本体4の内面に固定している。硬質板である仕切り19は、折曲片を設けることなく板状として、L固定具を介して鞄本体の内面に固定することもできる。L固定具は、一方の片を仕切りに、他方の片を鞄本体の内面に連結する。さらに、シート材である仕切りは、周囲に硬質枠を接着あるいは縫着して固定し、この硬質枠を、L固定具で鞄本体に連結する。
【0038】
仕切り19の折曲片19AやL固定具は、鞄本体4を貫通するリベットやネジで固定される。仕切り19を固定するリベットやネジは、仕切り19やL固定具と、補強枠15と硬板内張16と軟質表面材17とを挟着して、仕切り19と補強枠15と硬板内張16と軟質表面材17とを固定する。仕切り19は、少なくとも、両側の上部と下部を対角線状に鞄本体4の側面4Bに固定する。さらに、仕切りは、上縁を鞄本体の上面に、下縁を底面に固定することもできる。側面と上面と底面に固定される仕切りは、より強く鞄本体を補強して固定される。
【0039】
仕切り19は、図11の断面図に示すように、鞄本体4の中央ないしは、ほぼ中央に位置して固定される。鞄本体4の内側に、ほぼ等しい容積の区画室20を設けるためである。ただ、両面の区画室20は、正確に同じ容積、いいかえると、同じ深さとする必要はない。鞄は、一方の区画室を他方の区画室よりも多少深くすることもできる。
【0040】
さらに、図7と図11に示す鞄は、仕切り19に2本のガイド筒14を固定している。ガイド筒14は、鞄本体4のほぼ中央に固定される仕切り19の表面に、上下に延長する姿勢で固定している。鞄本体4のほぼ中央に配設される2本のガイド筒14は、ここに挿入される垂直ロッド3Bの上端のグリップ3Aを、上面4Cのほぼ中央に配設する。垂直ロッド3Bは、鞄本体4の上面4Cを貫通して、ガイド筒14に挿入される。ガイド筒14は、図に示すように、サドル金具等の固定具18を介して、あるいは図示しないが、接着材で接着されて仕切り19の表面に固定される。固定具18は、ネジやリベット等の止具を介して、あるいは接着して仕切り19に固定される。
【0041】
ガイド筒は、図示しないが、2枚の仕切りで挟着して鞄本体に連結することもできる。2枚の仕切りは、対向する内面にガイド筒を嵌入する溝を成形し、この溝にガイド筒を嵌入してガイド筒を定位置に固定できる。この構造の仕切りは、ガイド筒を強固に、移動しないように固定できる特長がある。
【0042】
ガイド筒は、仕切りでなくて、鞄本体に連結することもできる。図12に示す鞄は、鞄本体4の内面に補強枠15を固定しており、この補強枠15の上下の内面に2本のガイド筒14を固定している。ガイド筒14は、上側の補強枠15を貫通し、下側の補強枠15を貫通することなく、固定具21を介して補強枠15に連結している。固定具21は、プラスチック製で、ガイド筒14を挿入する筒部21Aに鍔部21Bを一体成形したものである。この構造の固定具21は、筒部21Aにガイド筒14を挿入し、鍔部21Bを補強枠15の内面にネジ止、あるいは、接着等の方法で固定して、ガイド筒14を鞄本体4に固定できる。この鞄は、鞄本体4の上面4Cと底面4Aに固定されるガイド筒14で鞄本体4を補強できるので、必ずしも仕切りを設ける必要はない。2本のガイド筒14で、鞄本体4の変形を防止できるからである。
【0043】
図4に示す鞄は、キャスター1で移動させるときに、取手3を鞄から引き出す。鞄をキャスター1で移動させないとき、取手3は鞄に押し込まれる。図4に示す鞄は、取手3を鞄本体4に押し込んだ状態で、グリップ3Aと鞄本体4の上面4Cとの間に握り隙間22を設けている。図4の鞄は、図7に示すように、鞄本体4の上面4Cに凹部23を設けて握り隙間22としている。ただ、握り隙間は、取手を鞄本体に押し込んた状態でグリップと鞄本体の上面との間に隙間ができるように、グリップの中央部分を上方に折曲して設けることもできる。グリップ3Aを最も押し込んだ状態で、グリップ3Aと鞄本体4との間に握り隙間22ができる鞄は、押し込んだグリップ3Aを楽に持つことができる。この状態は、例えば、電車や椅子になどに座って、鞄を移動させるときに便利に使用できる。
【0044】
以上の鞄は、グリップ3Aの両端に垂直ロッド3Bを連結する取手3を備える。この構造の取手3は、2本の垂直ロッド3Bを一緒に伸縮させてグリップ3Aを水平に鞄本体4に強固に連結する。ただ、本発明の鞄は、取手を、2本の垂直ロッドで鞄本体に連結する構造に特定しない。図示しないが、取手のグリップは、1本の垂直ロッドを介して鞄本体に連結することもできる。1本の垂直ロッドを介して鞄本体に連結するグリップは、回転しない垂直ロッドを介して鞄本体に装着される。垂直ロッドを回転しないように鞄に連結するには、垂直ロッドを角柱とし、ガイド筒を垂直ロッドを挿入できる角パイプとして、回転しないで出し入れできるようにする。回転しない垂直ロッドに連結されるグリップは、これが鞄上面の中央に長手方向に延長されるように固定される。
【0045】
【発明の効果】
本発明の鞄は、鞄を垂直に立てた状態で、内部のものを便利に出し入れできる特長がある。それは、本発明の鞄が、鞄本体の開口部に第1ファスナーで開閉蓋を開閉できるように連結しており、この開閉蓋は、本体シートにポケットシートを積層した多層構造で、本体シートとポケットシートとの間に、第2ファスナーで上部を開口できる外ポケットを設けると共に、外ポケットの内部で、本体シートに内部取出口を開口して、この内部取出口を第3ファスナーで開閉できるようにしているからである。この構造の鞄は、第2ファスナーで外ポケットの開口部を開き、第3ファスナーで内部取出口を開くことによって、第1ファスナーを開くことなく、鞄本体の内部に物品を出し入れできる。したがって、鞄を垂直に立てた状態で、内部の物を便利に出し入れできる。
【0046】
このことは、キャスターを底面に設けた鞄にとって大切である。それは、底面にキャスターを設けた鞄は、幅を広くできるので、自立しやすいからである。鞄は、自立する姿勢で開閉蓋を開くと、内部の物が溢れ出ることがある。しかしながら、本発明の鞄は、独特の構造によって、開閉蓋を開くことなく鞄本体の内部に物品を出し入れできるので、垂直に立てた鞄の内部の物が溢れ出る心配がなく、開口された内部取出口から安心して物を出し入れできる。さらに、本発明の鞄は、必要に応じて、第1ファスナーで開閉蓋を開いて、広い開口部から鞄本体の内部に便利に物を出し入れすることもできる。
【0047】
さらに、本発明の鞄は、鞄本体の内部、とくに奥深くに収納された物を、簡単かつ容易に取り出しできる特長がある。それは、本発明の鞄が、ポケットシートの上縁を本体シートの上縁よりも下方に位置させると共に、ポケットシートの上縁よりも下方に内部取出口を開口して、内部取出口の開口位置を鞄本体の上縁よりも下方にしているからである。鞄の内部から物を取り出すには、開口部から手を挿入する必要がある。とくに、鞄の底部に収納された物を取り出すときには、より深く手を挿入して、場合によっては手探りで内部の物を探る必要がある。従来の鞄では、内部の物が溢れ出る恐れがあるので、開閉蓋の下方ほど大きく開くことができず、底部に収納された物ほどを簡単に取り出しできない。逆に、開閉蓋の上方を開くと、底部の物を取り出すときには最も深く手を挿入しなければならず、極めて不便である。これに対して、本発明の鞄は、鞄本体の上縁よりも下方に位置して内部取出口を開口しているので、底部に収納された物を取り出すときにも、深く手を挿入することなく、しかも、内部取出口を大きく開くことができるので、鞄の奥深くに収納された物でも楽に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の鞄の断面図
【図2】 本発明者が先に開発した鞄の斜視図
【図3】 本発明の一実施例にかかる鞄の斜視図
【図4】 本発明の参考例を示す鞄の斜視図
【図5】 開閉蓋を開くことなく鞄本体の内部に物を出し入れする状態を示す断面図
【図6】 図3に示す鞄の取手を引き出した状態を示す垂直縦断面図
【図7】 図4に示す鞄の垂直縦断面図
【図8】 補強枠の一例を示す拡大断面図
【図9】 図6に示す鞄の側面図
【図10】 本発明の他の実施例にかかる鞄の側面図
【図11】 図4に示す鞄の水平断面図
【図12】 本発明の他の実施例にかかる鞄の垂直縦断面図
【符号の説明】
1…キャスター
2…脚
3…取手 3A…グリップ
3B…垂直ロッド
4…鞄本体 4A…底面
4B…側面
4C…上面
4D…背面蓋
5…開閉蓋
6…第1ファスナー
7…本体シート
8…ポケットシート
9…第2ファスナー
10…外ポケット
11…第3ファスナー
12…内部取出口
13…車輪台
14…ガイド筒
15…補強枠 15A…硬質プラスチック板
15B…針金
15C…角孔
16…硬質内張
17…軟質表面材
18…固定具
19…仕切り 19A…折曲片
20…区画室
21…固定具 21A…筒部
21B…鍔部
22…握り隙間
23…凹部
24…中央握り

Claims (5)

  1. 開閉自在な開閉蓋(5)を有する鞄本体(4)と、鞄本体(4)底面(4A)に装着されて鞄本体(4)を移動させるキャスター(1)と、鞄本体(4)に装着されて上方に引出し自在な取手(3)とを備え、取手(3)は上端にグリップ(3A)を有すると共に、グリップ(3A)に垂直ロッド(3B)を連結しており、この垂直ロッド(3B)は鞄本体(4)に固定されるガイド筒(14)に出入り自在に挿入されており、ガイド筒(14)を介して鞄本体(4)に装着されており、下記の全ての構成を有することを特徴とする鞄。
    (a) キャスター (1) は自由に首振りできるもので、鞄本体 (4) の底面の四隅に固定されて、鞄本体 (4) を自立して移動させる。
    (b) 鞄本体(4)は、片面を背面蓋 (4D) で閉塞して、片面を開口し、片面の開口部に第1ファスナー(6)で開閉蓋(5)を開閉できるように連結している。
    (c) 鞄本体 (4) に固定されるガイド筒 (14) は、鞄本体 (4) の背面蓋 (4D) の内面又は外側に、上下に延長する姿勢で配設される。
    (d) 垂直ロッド (3B) とガイド筒 (14) は、引き出された取手 (3) のグリップ (3A) を鞄本体 (4) の幅方向の中心に位置させる方向に湾曲され、又は引き上げたグリップ (3A) を鞄本体 (4) の中央に位置させる方向に、鞄本体 (4) の背面蓋 (4D) を傾斜面としている。
    (e) 開閉蓋(5)は四角形で、一辺を折曲できるように鞄本体(4)に連結して、残りの3辺を第1ファスナー(6)で鞄本体(4)に連結している。
    (f) 開閉蓋(5)は、可撓性の本体シート(7)と、この本体シート(7)と可撓性のポケットシート(8)を積層している多層構造で、本体シート(7)とポケットシート(8)との間に外ポケット(10)を設けている。
    (g) ポケットシート(8)の上縁は本体シート(7)の上縁よりも下方に位置する。
    (h) ポケットシート(8)は、上縁と、その両側の少なくとも上部を第2ファスナー(9)を介して本体シート(7)に連結して、第2ファスナー(9)で外ポケット(10)の上部を開口できるようにしている。
    (i) ポケットシート(8)の上縁よりも下方であって外ポケット(10)の内部で、本体シート(7)に内部取出口(12)を開口しており、この内部取出口(12)を開閉できるように内部取出口(12)の対向縁に第3ファスナー(11)を固定している。
    (j) 第2ファスナー (9) は、連結状態で鞄本体 (4) の側面 (4B) と同一面に位置するように配設されて、ポケットシート (8) の外周縁に沿って外周壁を設けるように固定され、この外周壁でもってポケットシート (8) を本体シート (7) から離して連結する。
    (k) 第3ファスナー (11) は、内部取出口 (12) の対向縁に連結されて、閉塞状態で本体シート (7) と同一面に位置する。
    (l)第2ファスナー(9)で外ポケット(10)の開口部を開き、外ポケット(10)の内部に設けている第3ファスナー(11)で内部取出口(12)を開いて、第1ファスナー(6)を開くことなく、鞄本体(4)の内部に物品を出し入れできるようにしている。
  2. 第2ファスナー(9)が、ポケットシート(8)の両側縁の全体を本体シート(7)に連結している請求項1に記載される鞄。
  3. 第2ファスナー(9)が、ポケットシート(8)の両側縁の上部を本体シート(7)に連結して、第2ファスナー(9)で連結されない側縁を本体シート(7)に固定している請求項1に記載される鞄。
  4. ポケットシート(8)の上縁が本体シート(7)の上縁から2cm以上下がった位置にあり、第3ファスナー(11)が、ポケットシート(8)の上縁から1cm以上下がった位置にある請求項1に記載される鞄。
  5. ポケットシート(8)の両側縁が、本体シート(7)の両側縁よりも内側に位置する請求項1に記載される鞄。
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