JP3792658B2 - 導電性微細外径の細線の接合方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電性微細外径の細線の接合方法に係り、特に、ミリメートル以下の微細外径を有する導電性細線の通電接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、導電性部材同士を接合するためには、基本的には両部材に外部から何らかの手段で圧力をかけながら接触させ通電することにより、接触部のジュール熱による溶融で接合する方法がとられている。かかる技術は下記の〔特許文献1〕〜〔特許文献4〕に提案されている。
【0003】
すなわち、導電性部材間の通電接合及び電気接合としては、アルミニウム合金材を同種または異種部材と面接合する際に、通電により接合面を400から500℃に熱し、10〜50Mpaの圧力を接合面に加えて接合する通電接合がある(下記特許文献2参照)。この通電接合には、部材にかかる圧力の調節(下記特許文献3参照)、および非晶質合金の接合(下記特許文献4参照)に関する先行技術がある。またセラミックスを含む被接合体においては、接合面における熱応力の緩和のために第二の加熱を併用する技術(下記特許文献1参照)がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−4877号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−35955号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2002−59270号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2002−283060号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、微細外径を有する導電性細線に外部より圧力をかける場合は、細線の断面積自体が小さいこともあり、うまく両部材を当接させ、押し付けることが困難であった。
【0009】
本発明は、上記状況に鑑みて、接合すべき導電性微細外径の細線を光学マニピュレータに保持し、接合すべき二つの細線を近づけ、次いで、直流電圧をかけ電界を発生させることにより生じる静電力を利用し、その静電力による引き合う力で接触させることにより、簡便に、しかも確実に接合を行うことができる導電性微細外径の細線の接合方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕導電性微細外径の細線の接合方法において、接合すべき導電性微細外径の細線をマニピュレータで保持し、前記細線の導電部分が露出した接合部を近づけ、次いで、その接合部に直流電圧をかけ電界を発生させることにより生じる吸引力で前記接合部を接触させてジュール熱で前記接合部の接合を行うことを特徴とする。
【0011】
〔2〕上記〔1〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合部の雰囲気を空気からなる気体にすることを特徴とする。
【0012】
〔3〕上記〔1〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合部の雰囲気をアセトン・エタノール・水混合溶液からなる液体にすることを特徴とする。
【0013】
〔4〕上記〔2〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合時の雰囲気の気流を抑制することを特徴とする。
【0014】
〔5〕上記〔1〕、〔2〕、〔3〕又は〔4〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記接合すべき細線のそれぞれに同時に通電することにより、ジュール熱に基づいた通電溶融接合にて前記細線を接合することを特徴とする。
【0015】
〔6〕上記〔2〕又は〔3〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線の接触・接合時の雰囲気の温度管理を、通電時間や雰囲気の気体あるいは液体による温度調整により行うことを特徴とする。
【0016】
〔7〕上記〔1〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が100μm以下の外径を持つ細線であることを特徴とする。
【0017】
〔8〕上記〔7〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が金線、銀線やカーボンファイバーであることを特徴とする。
【0018】
〔9〕上記〔8〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が、金線、銀線やカーボンファイバーであって、チューブやコイル状の形態を有する細線であることを特徴とする。
【0019】
〔10〕上記〔1〕記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、ユニット部分に保持される白金線の先端に金属ペーストにより金線をはんだ付けしたものを向かい合わせて接合した後に、前記金属ペーストをトルエン溶液にて溶解させ、ユニット部分より金線のみを取り出すことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合方法の模式図である。
【0022】
この図において、1は直流電源装置、2は第1の導電性微細外径の細線、2Aは第1の導電性微細外径の細線の接合部、3は第2の導電性微細外径の細線、3Aは第2の導電性微細外径の細線の接合部、4は第1の導電性微細外径の細線2を保持する第1のマニピュレータ、5は第2の導電性微細外径の細線3を保持する第2のマニピュレータである。
【0023】
そこで、接合すべき導電性微細外径の細線2,3をマニピュレータ4,5で保持し、前記細線2,3の接合部2A,3Aを互いに近づけ、次いで、直流電源装置1から直流電圧(150V)をかけ電界を発生させることにより生じる吸引力で前記細線の接合部2A,3Aを接触させることにより、前記細線の接合部2A,3Aの接合を行う。
【0024】
特に、細線2,3は、100μm以下の外径を持つ細線であるので、マニピュレータ4,5で接近させるには限界があり、粗な操作しか期待できない。したがって、マニピュレータ4,5は粗な操作状態で止めておき、以降は、直流電圧(150V)をかけ電界を発生させることにより生じる吸引力で前記細線の接合部2A,3Aを接触させ、ジュール熱により接合する。
【0025】
ここで、ジュール熱と細線の扱い方法には、以下の点に留意する必要がある。
【0026】
(1)ジュール熱は、直流電場を印加した後、電荷を互いの細線にとどめ、細線の接触時の電子の流れ、すなわち電流によって生じる。そのため、ジュール熱の制御を行うには、電源装置および細線の取り扱いが重要である。電源装置からの電圧の印加は、例えば、150Vでは30〜40秒程度、100Vでは45〜60秒程度に抑えるなど、電圧値と時間との関係を考慮して管理しなければならない。電圧値と時間の設定は細線の有する抵抗、融点などの物性値に依存して行う。
【0027】
(2)細線の取り扱いについては、先端部分の形状によって接合後の形状が大きく影響する。このため可能な限り滑らかな接合表面を有することが望ましい。また、手で細線に直接触れるなど細線に外部からの接触および侵襲があると、接合表面が侵され接合がうまく行えなくなるので、細線の接合表面は可能なかぎり、滑らかにかつ他の要因による侵襲がないようにすることが重要である。
【0028】
図2は本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合装置の概略構成図、図3はその導電性微細外径の細線の構成図、図4はその導電性微細外径の細線の接合部の模式図、図5はその導電性微細外径の細線の接合前と接合後の状態を示す図である。
【0029】
図2において、101は直流電源装置、102は第1の導電性微細外径の細線、102Aは第1の導電性微細外径の細線の接合部、103は第2の導電性微細外径の細線、103Aは第2の導電性微細外径の細線の接合部、104は導電性微細外径の細線の接合部、105は第1の導電性微細外径の細線102を保持するXYZ軸三次元可動ステージを有する第1のXYZ軸三次元マニピュレータ、106は第2の導電性微細外径の細線103を保持するXYZ軸三次元可動ステージを有する第2のXYZ軸三次元マニピュレータである。
【0030】
なお、図示しないが、CCDカメラを有するモニター(テレビデオ)を設置して導電性微細外径の細線の接合部104の接合状態をモニターした。その結果、図5(a)に示すように、第1の導電性微細外径の細線の接合部102Aと第2の導電性微細外径の細線の接合部103Aとは離れていたが、直流電源装置101により直流電圧を印加することによって、図5(b)に示すように、第1の導電性微細外径の細線の接合部102Aと第2の導電性微細外径の細線の接合部103Aとを接合させることができた。
【0031】
ここで、図3に示すように、導電性微細外径の細線としては、碍子201により覆われた直径400μm銅線202を用意し、その銅線202の先端に直径100μm白金線203を形成し、その先端に長さ約1cm,直径30μm金線204(図2における第1の導電性微細外径の細線102に対応)を形成した。
【0032】
そこで、図4に示すように、上記のように構成された導電性微細外径の細線204(図2における第1の導電性微細外径の細線102、第2の導電性微細外径の細線103に対応)の接合部204Aに直流電圧を印加して、接合部204Aを接触させて、接合するようにした。
【0033】
すなわち、接合部204Aを接触させ、同時に直流電源装置から電流を通電して、ジュール熱に基づいた通電溶融接合により接合を行う。
【0034】
より具体的な接合の工程を説明すると、
(1)直径400μm銅線202の外側を碍子(絶縁体)201で覆い、その銅線202の先端部を直径100μmの白金線203とはんだ付けにより接合する。白金線203のもう一方の先端に金属(銀)ペースト(図示なし)を塗布し、ここに長さ約1cmに切断した直径30μmの金線204を固定させる(図3)。このような作業を繰り返し、この形態のユニットを2本作製する。
【0035】
(2)次いで、作製したユニットをXYZ軸三次元マニピュレータ105,106のバーに固定し、第1、第2の導電性微細外径の細線102,103の金線同士が向かい合うように設置する(図2)。
【0036】
(3)このXYZ三次元マニピュレータ105,106の操作により、導電性微細外径の細線102,103の金線同士の距離が約30μm程度になるまで、モニター(図示なし)を見ながら、接近させる。
【0037】
(4)ユニット及び直流電源装置101を電気回路を構成するように接続し、150Vの直流電圧を約30〜60秒印加する。
【0038】
(5)電圧を印加した状態のままで、金線同士を接触させ、火花が飛び散るのを確認する。その後、電圧印加を停止する。
【0039】
(6)マニピュレータ105,106を操作し、金線同士の接合が行われているかを確認する。
【0040】
(7)接合後、金属(銀)ペーストをトルエン溶液にて溶解させ、ユニット部分より金線のみを取り出す。
【0041】
前記細線の接触・接合時の温度管理は、通電時間や雰囲気の空気あるいは水溶液の調整により行う。
【0042】
図6は本発明の実施例を示す細線の接触・接合部の雰囲気にアセトン・エタノール・水混合溶液を配置した例を示す模式図である。
【0043】
図6に示したように、細線(カーボンファイバー:直径10μm)301の接触・接合部302は、アセトン・エタノール・水混合溶液(0.1:50:50)の雰囲気303とする。304は細線(カーボンファイバー)301を覆う絶縁体である。
【0044】
この雰囲気303中に直流電圧100Vを印加してカーボンファイバー301の接合を行った。
【0045】
雰囲気303の温度を一定とし、電流の限界を0.1Aとして、温度上昇を抑制した。この実施例では、アセトンの添加により電圧印加時にカーボンファィバー301より発生する泡を抑制する効果があった。アセトン・エタノール・水混合溶液は、細線接合時における接合部を冷却する効果が顕著である。
【0046】
直流電圧100Vを印加した後、接合瞬間においてカーボンファイバー301が接続され、カーボンファイバー301に電流が流れるが、この際に大きな電流が流れ易く、また大きな電流が流れると、接合部が溶融して断線が生じる恐れがある。これを防ぐため、0.1Aを限界値とし、これを超えると電圧印加を自動的に停止するようにした。
【0047】
図7は本発明の実施例を示す細線の接触・接合部の雰囲気にアクリル製風防装置を配置した例を示す図である。
【0048】
ここでは、細線(カーボンファィバー:直径10μm)401の接触・接合部402にはアクリル製風防装置404を配置する。403は細線(カーボンファィバー)401を覆う絶縁体である。
【0049】
このように、細線(カーボンファィバー)401間の接合を空気中で行う際に、アクリル製風防装置404を備え付け、細線(カーボンファィバー)401の揺れを防止することにより、マニピュレータによる、細線(カーボンファイバー)401相互の接近がスムーズに行えるようにした。また、静電的接合が再現よく実施できるよう、周りの空気の対流をアクリル製風防装置404により抑制し作業を行い易くした。
【0050】
上記した実施例では直径30μmの細線を用いたが、本発明は100μm以下の外径を持つ細線である場合に、接合が好適である。
【0051】
また、これらの細線としては、金線のほかに、銀線やカーボンファイバーが挙げられ、微細なデバイスの構築に有利である。
【0052】
更に、これらの金線、銀線やカーボンファイバーは直線状のものに限らず、それらをチューブやコイル状の形態にした細線であってもよい。
【0053】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0054】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、簡便に、しかも確実に接合を行うことができる導電性微細外径の細線の接合方法を提供することができる。特に、100μm以下の外径を持つ細線の接合が達成できる。金線、銀線、カーボンファイバーなどの導電性細線にも適用できる。
【0055】
また、より具体的には、
(1)熟練を要することなく、誰にでも容易に作業することができる。
【0056】
(2)簡便な装置であり、普段の服装で作業を行うことができる。
【0057】
(3)低電圧(300V以下)、小電流(約0.1A程度)の印加であり、安全である。
【0058】
(4)作業雰囲気が高温にならず、安全である。つまり、接合部のみが高温になるだけで、周りまで熱が伝達してこない。
【0059】
(5)細線が細くなるほど、接合部の細線が互いに静電力により引き寄せられて接合が可能となる。
【0060】
(6)作業時間が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合方法の模式図である。
【図2】 本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合装置の概略構成図である。
【図3】 本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の構成図である。
【図4】 本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合部の模式図である。
【図5】 本発明の実施例を示す導電性微細外径の細線の接合前と接合後の状態を示す図である。
【図6】 本発明の実施例を示す細線の接触・接合部の雰囲気にアセトン・エタノール・水混合溶液を配置した例を示す模式図である。
【図7】 本発明の実施例を示す細線の接触・接合部の雰囲気にアクリル製風防装置を配置した例を示す図である。
【符号の説明】
1,101 直流電源装置
2,102 第1の導電性微細外径の細線
2A,102A,204A 第1の導電性微細外径の細線の接合部
3,103 第2の導電性微細外径の細線
3A,103A,304A 第2の導電性微細外径の細線の接合部
4 第1のマニピュレータ
5 第2のマニピュレータ
104 導電性微細外径の細線の接合部
105 第1のXYZ軸三次元マニピュレータ
106 第2のXYZ軸三次元マニピュレータ
201 碍子
202 直径400μm銅線
203 直径100μm白金線
204 直径30μm金線(導電性微細外径の細線)
301,401 細線(カーボンファイバー)
302,402 接触・接合部
303 雰囲気:アセトン・エタノール・水混合溶液
304,403 絶縁体
404 アクリル製風防装置
Claims (10)
- 接合すべき導電性微細外径の細線をマニピュレータで保持し、前記細線の導電部分が露出した接合部を近づけ、次いで、該接合部に直流電圧をかけ電界を発生させることにより生じる吸引力で前記接合部を接触させてジュール熱で前記接合部の接合を行うことを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項1記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合部の雰囲気を空気からなる気体にすることを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項1記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合部の雰囲気をアセトン・エタノール・水混合溶液からなる液体にすることを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項2記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記導電性微細外径の細線の接合時の雰囲気の気流を抑制することを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項1、2、3又は4記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記接合すべき細線のそれぞれに同時に通電することにより、ジュール熱に基づいた通電溶融接合にて前記細線を接合することを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項2又は3記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線の接触・接合時の雰囲気の温度管理を、通電時間や雰囲気の気体あるいは液体による温度調整により行うことを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項1記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が100μm以下の外径を持つ細線であることを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項7記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が金線、銀線やカーボンファイバーであることを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項8記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、前記細線が、金線、銀線やカーボンファイバーであって、チューブやコイル状の形態を有する細線であることを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
- 請求項1記載の導電性微細外径の細線の接合方法において、ユニット部分に保持される白金線の先端に金属ペーストにより金線をはんだ付けしたものを向かい合わせて接合した後に、前記ペーストをトルエン溶液にて溶解させ、ユニット部分より金線のみを取り出すことを特徴とする導電性微細外径の細線の接合方法。
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