JP3792386B2 - 自動時刻修正方法および自動時刻修正装置 - Google Patents

自動時刻修正方法および自動時刻修正装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワークに接続された装置間の内蔵時計の時刻をネットワークを介して時刻合わせを行う自動時刻修正方法およびその修正方法を用いた自動時刻修正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は例えば特開平3−143097号公報に示された従来の自動時刻修正装置を示すブロック図、図15はこの自動時刻修正装置の処理フロー図である。
図14において、1は時計を内蔵した時刻の基準となる監視局、2は監視局1の時刻に合わせる時計を内蔵した被監視局である。監視局1と被監視局2は伝送路9で接続される。
監視局1は現在時刻を設定する現在時刻エリア16と測定したデータを一時的に格納する測定データ格納エリア17から構成される時刻設定回路15と、被監視局2とデータをやり取りするデータ送受信回路5とを有している。
【0003】
次に動作について図14及び図15を用いて説明する。
(1)監視局1の時刻設定回路15は、データ送受信回路5を介して被監視局2に対し、事前呼び出し信号を送る(ステップS1)。
(2)被監視局2は応答信号を監視局1に送信する。
(3)監視局1の時刻設定回路15は、データ送受信回路5を介して応答信号を受け取る(ステップS2)。
【0004】
(4)時刻設定回路15は、事前呼び出し信号を出した時刻とこれに対する応答信号を受け取った時刻から、応答時間を測定する。この応答時間を測定データ格納エリア17に格納する(ステップS3)。
(5)ステップS1からステップS3の動作を3回繰り返す(ステップS4)。
(6)測定データ格納エリア17に格納してある3個の応答時間の、1回当たりの平均応答時間を算出する(ステップS5)。
【0005】
(7)現在時刻データエリア16に設定されている現在時刻に、ステップS5で求めた平均応答時間の半分の時間を加えて、補正時刻を求める(ステップS6)。
(8)補正時刻をデータ送受信回路5を介して被監視局2に送信する(ステップS7)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遠隔局の自動時刻修正装置は以上のように構成されているので、平均応答時間から伝送時間遅れを予測して被監視局への修正時刻を補正しているため、伝送時間の遅れが変動する伝送路においては、修正時刻を送信した時の伝送時間の遅れが補正時間と合わないことがあり、正確な時刻修正ができないという欠点がある。
【0007】
また、平均応答時間を求めるための複数の測定データを記憶する測定データ格納エリアが必要となる。
更に、監視局と被監視局の間に中継局がある場合に、監視局から被監視局の時刻修正が出来ないなどの問題点があった。
【0008】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、監視局から被監視局に対して伝送路の時間遅れと補正時間の評価、再修正を繰り返すことにより正確な時刻合わせができる自動時刻修正装置および自動時刻修正方法を得ることを目的とする。
また、複数の測定データを記憶するためのエリアを省略し、更に、中継局があっても時刻修正の可能な自動時刻修正装置および自動時刻修正方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係る自動時刻修正方法は、互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、上記監視局が送信信号を送出した時刻と、この送信信号に応じて上記被監視局が送出する返送信号を上記監視局が受信した時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が無くなるまで上記処理を繰り返し、上記偏差が無くなった時の上記送信した時刻と上記設定補正時間とで上記被監視局の内蔵時計を修正するものである。
【0010】
(2)また、互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、上記監視局から送信時の時刻と予め設定した補正時間とを送信し、上記被監視局は受信した上記監視局送信時の時刻と上記設定補正時間とを用いて内蔵時計を修正すると共に、返送信号を送信し、上記監視局は上記返送信号を受信した時刻と上記送信時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が無くなるまで上記処理を繰り返し、上記偏差が無くなれば処理を終了するものである。
【0011】
(3)また、互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、上記監視局から送信時の時刻と予め設定した補正時間とを送信し、上記被監視局は受信した上記補正時間を格納すると共に、返送信号を送信し、上記監視局は上記返送信号を受信した時刻と上記送信時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が所定の誤差範囲内になるまで上記処理を繰り返し、上記偏差が所定の誤差範囲内になれば、この時点の時刻を上記監視局から上記被監視局へ送信し、上記被監視局は送信された時刻と最後に格納された上記補正時間とで内蔵時計を修正するものである。
【0012】
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項の自動時刻修正方法において、監視局からの送信信号と同一信号を被監視局からの返送信号としたものである。
【0013】
(5)また、上記(1)〜(4)のいずれか1項の自動時刻修正方法において、予測時間間隔は伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定した設定補正時間から導出する予測時間間隔に、被監視局での返送処理時間を加えた予測時間間隔としたものである。
【0014】
(6)また、上記(1)〜(5)のいずれか1項の自動時刻修正方法において、偏差が所定の誤差範囲内であれば、そのときの補正時間を用いて被監視局の内蔵時計を修正し、時刻修正の処理を終了するようにしたものである。
【0015】
(7)また、上記(1)〜(6)のいずれか1項の自動時刻修正方法において、設定補正時間は、前回時刻修正したの設定補正時間または、ゼロ値に設定するものである。
【0016】
(8)また、互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局との間に内蔵時計を有する中継局が配設された伝送システムに対して、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する場合、請求項1〜7のいずれか1項の自動時刻修正方法を用いて、上記監視局から上記中継局に対して時刻修正を行い、その後上記中継局から上記被監視局に対して時刻修正を行うようにしたものである。
(9)この発明に係る自動時刻修正装置は、上記(1)〜(8)のいずれか1項の自動時刻修正方法を用いた装置を具備するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態の構成を示すブロック図、図2は自動時刻修正装置の時刻修正手順を示すシーケンス図である。
図1において、この発明は1台の監視局1と監視局から時刻を修正される被監視局2及び、監視局1と被監視局2を接続する伝送路9から構成される。
【0018】
監視局1は基準時刻となる内蔵時計3、被監視局2に対する補正データを作る時刻修正データ作成回路4、基準時刻と被監視局2からの返送時刻データの差を評価する時刻差比較回路6、被監視局2とのデータをやり取りするデータ送受信回路5、補正データを記憶する補正データ記憶回路7から構成される。
また被監視局2は内蔵時計3、監視局からの時刻修正データから修正時刻を作成する修正時刻作成回路8、監視局1とのデータをやり取りするデータ送受信回路5から構成される。
【0019】
次に時刻修正の動作について説明する。
(1)まず監視局1は内蔵時計3から、基準時刻T1を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
さらに補正データ記憶回路7から、補正データt1を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
補正データは監視局1と被監視局2間の、伝送時間の予測時間に相当する。
【0020】
補正データ記憶回路7に記憶されているデータは、前回の補正データを記憶しておく。補正データ記憶回路7に記憶されているデータについては、後述する。
そして時刻修正データ作成回路4で、基準時刻T1 と補正データt1 を1つのフレームにして、時刻修正データとしてデータ送受信回路5により送信する。
時刻修正データは伝送路9を経由して、被監視局2が受信する。
【0021】
(2)被監視局2は、データ送受信回路5で受信した時刻修正データを修正時刻作成回路8で、基準時刻T1と時刻補正データt1を加算して修正時刻を作成する。さらに作成した修正時刻で内蔵時計3の時刻を修正する。
【0022】
(3)被監視局2は、基準時刻T1と時刻補正データt1を1つのフレームにして監視局1へ返送する。返送したデータは伝送路9を経由して監視局1が受信する。
基準時刻T1および時刻補正データt1とも監視局1に存在するデータであるが、ここで被監視局2が返答データとして監視局1が送ってきたのと同じデータを返送するのは、往復の伝送時間に掛る条件を一致させるため、データ構造とデータ長を同じにするためである。
【0023】
なお、伝送時間を一致させるためであるので、同等のデータ構造とデータ長であれば、同一のデータでなくてもよい。また、データ構造、データ長が異なっていても、被監視局での返送処理時間が同一または同等であればよい。
更に、返送処理時間が問題にならない場合は、他のデータ信号であってもよい。
なお、このことは以下の実施の形態でも同様に適応できる。
【0024】
(4)監視局1と被監視局2の内部処理の時間は、伝送時間に比較して一般に十分短いので無視することが出来ることから、監視局1と被監視局2間の伝送時間が補正データt1の時間と一致すれば、基準時刻T1と被監視局2からのデータ受信時刻T2から下記式(1)が成立する。
【0025】
(T2−T1)÷2=t1 −−−−−−−−−(1)
この式(1)は左辺の実測伝送時間と右辺の予め予測した伝送時間とが同一の場合に成り立ち、もし、同一で無ければ両者間に偏差が生じる。
さらに、式(1)を展開してデータ受信時刻T2を求めると、下記式(2)が成立する。
【0026】
T2= T1+(t1×2) −−−−−−−−−(2)
この式(2)から、監視局1の時刻差比較回路6で補正データのt1を2倍してt1’を求めて、
T2=T1+t1’ −−−−−−−−−(3)
が成立しているかどうか検証する。
ここでT1+t1’は監視局1で被監視局2からの応答データを受信する、予想時刻となる。つまり実測時間と予想時間との一致を見ることになる。
【0027】
この式(3)が成立していれば、実際の伝送時間と補正データt1との時間が一致しているので、監視局1の内蔵時計3と被監視局2の内蔵時計3の時刻差が無く正確に一致していることになる。
これによって補正データt1を補正データ記憶回路7に記憶して、自動時刻修正の処理を終了する。
【0028】
(5)しかしT2=T1+t1’が成立していなければ、実際の伝送時間と補正データt1の時間が一致していないことになり、したがって監視局1の内蔵時計3と被監視局2の内蔵時計3の時刻は一致していない。ここでこの時の実際の伝送時間t2は下記式で求めることが出来る。
【0029】
t2 =( T2−(T1+t1’))÷2+t1
この式を展開して、
t2×2 =( T2−(T1×t1+t1×2 ))+t1×2
t2 =( T2−T1)÷2 −−−−−−−−−−(4)
となる。
【0030】
この式(4)を使って時刻修正データ作成回路4によって、t2を求めてこれを新たな時刻補正データt1として、さらに現在の時刻T2を基準時刻T1とし、1つのフレームにして被監視局2へ送信する時刻修正データを作成する。時刻修正データは伝送路9を経由して被監視局2が受信する。
【0031】
(6)以上(1)〜(5)の処理を時刻差が無くなるまで、つまり監視局1の内蔵時計3と被監視局2の内蔵時計3の時刻が正確に一致するまで処理を繰り返すことにより、2つの遠隔局の内蔵時計を正確に一致させることができる。
また、記憶装置に記憶するデータは前回の時刻修正を行った補正時刻1つだけでよいので、自動時刻修正装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0032】
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、監視局1は被監視局2からの返送データを時刻差を求めるための演算で使用していないが、図3の(3)に示すように被監視局2の修正時刻作成回路18で時刻補正データt1を2倍してt1’を作成し、監視局1への返答データとして送信する。
【0033】
図3の(4)に示すように監視局1で受信した補正データのt1’を時刻差比較回路19で、T2=T1+t1’が成立しているかどうか検証する。
修正時刻作成回路18と時刻差比較回路19以外は、実施の形態1と同じシステム構成、時刻修正の手順を用いることができるので、重複する装置の説明は省略する。
【0034】
この実施の形態2は、実施の形態1と同等の効果を有し、更に、監視局から被監視局に送ってきた補正するデータを2倍にして監視局へ送返し、監視局で時間差を比較するための演算データにそのまま使用するため、監視局の時刻修正のための演算処理を被監視局に分散させて、監視局の演算処理を軽減することができる。
【0035】
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1では、時刻差比較回路6により(4)のT2=T1+t1' が成立するまで処理を繰り返す場合について述べたが、図4に示すように誤差設定記憶回路10を設ける。
これに繰り返し処理の、収束条件時間Taを予め設定しておく。これは伝送路9の片道の伝送時間の誤差許容範囲となる。
【0036】
これを使用して図5の(4)に示すように時刻差比較回路 11で下記式(5)が成立するかどうか調べる。
Ta≧|(T2−(T1+t1' ))÷2| −−−−−−−−(5)
この条件が成立することにより、処理を終了する。
【0037】
なお、式(5)は、
Ta≧|(T2−T1)÷2−t1| −−−−−−−−(6)
に変更できる。
つまり、この式(6)は、実測した伝送時間と補正データとの偏差が所定の誤差(Ta)範囲内であれば、その時点の補正データ値で時刻が修正されることになる。
【0038】
誤差設定記憶回路10と時刻差比較回路11以外は実施の形態1と同じシステム構成、時刻修正の手順を用いることができるので、重複する装置の説明は省略する。
【0039】
実施の形態4.
なお、上記実施の形態1では、監視局が1局、被監視局が1局の構成で実現する場合について述べたが、図6に示すように、1つの監視局1から複数の被監視局2に対して実施の形態1と同じ処理を連続で行うことにより、監視局の内蔵時計の時刻に複数の被監視局の時刻を正確に一致させる。なお図6では、便宜上被監視局を3局としているが、2局以上であれば何局でもかまわない。
【0040】
実施の形態5.
図7は本発明の実施の形態5の自動時刻修正装置を示すブロック図で、中継局を有する場合である。
図8および図9は本発明の実施の形態5の自動時刻修正装置の時刻修正の手順を示すシーケンス図である。
図7において、監視局1および被監視局2は、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
【0041】
中継局12は監視局1とデータのやり取りをするデータ送受信回路14、被監視局2と同様の機能を有する修正時刻作成回路8、内蔵時計3、監視局1と同様の機能を有する時刻修正データ作成回路4、データ送受信回路5、補正データ記憶回路7、内蔵時計3の基準時刻と被監視局2からの返送時刻データの差を評価する時刻差比較回路6から構成される。
また中継局12と被監視局2は伝送路13で接続される。
【0042】
次に時刻修正の動作について説明する。
(1)監視局1は内蔵時計3から、基準時刻T3を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
さらに補正データ記憶回路7から、補正データt3を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
補正データは監視局1と中継局12間の伝送時間の予測時間に相当する。
【0043】
伝送時間補正データ記憶回路7に記憶されているデータは、前回の補正データを記憶しておく。
時刻修正データ作成回路4で、基準時刻T3と補正データt3を1つのフレームにして、時刻修正データをデータ送受信回路5を介して送信する。時刻修正データは伝送路9を経由して、中継局12が受信する。
【0044】
(2)中継局12は、データ送受信回路14で受信したデータが、時刻修正データかどうか判定する。
この判定はデータ送受信回路14で行う。受信したデータが時刻修正データであれば、時刻修正データを修正時刻作成回路8で基準時刻T3と時刻補正データt3を加算して修正時刻を作成する。
作成した修正時刻で内蔵時計3の時刻を修正する。
【0045】
(3)中継局12は、時刻修正データを修正時刻作成回路8で、基準時刻T3と時刻補正データt3を1つのフレームにして監視局1へ返送する。
返送したデータは伝送路9を経由して監視局1が受信する。
【0046】
(4)監視局1は時刻差比較回路6で実施の形態1と同様の計算式を用いて、中継局12からの返送データ受信時刻T4が、T4=T3+t3’の条件を成立しているかどうか検証する。
成立していれば実際の伝送時間と補正データt3の時間が一致しているので、監視局1の内蔵時計3と中継局12の内蔵時計3の時刻は正確に一致していることになる。
【0047】
(5)T4=T3+t3' が成立していれば、補正データt3を補正データ記憶回路7に記憶して、時刻修正が完了したことを中継局12に通知するため、時刻修正完了通知データをデータ送受信回路5を介して送信する。
【0048】
(6)T4=T3+t3’が成立していなければ、実際の伝送時間と補正データt3の時間が一致していないことになり、実施の形態1と同様の計算式を用いて時刻修正データ作成回路4でt4を求めてこれを新たな時刻補正データt3とし、さらに現在の基準時刻T4をT3とし、1つのフレームにして中継局12へ送信する。そしてT4=T3+t3'が成立するまで、以上の処理を繰り返す。
【0049】
(7)中継局12は、データ送受信回路14で受信したデータが、時刻修正データかどうか判定する。この判定はデータ送受信回路14で行う。
受信したデータが時刻修正データでなければ、時刻修正完了通知データであるので、監視局1との時刻修正を終了して被監視局2に対する時刻修正を行う。
【0050】
(8)中継局12は内蔵時計3から、基準時刻T5を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
さらに補正データ記憶回路7から、補正データt5を時刻修正データ作成回路4に読み出す。
補正データ記憶回路7に記憶されているデータは、前回の補正データを記憶しておく。
時刻修正データ作成回路4で、基準時刻T5と補正データt5を1つのフレームにした時刻修正データをデータ送受信回路5により送信する。
時刻修正データは伝送路13を経由して、被監視局2が受信する。
【0051】
(9)被監視局2は実施の形態1と同様に、データ送受信回路5で受信した時刻修正データを修正時刻作成回路8で、基準時刻T5と時刻補正データt5を加算して修正時刻を作成して、内蔵時計3の時刻を修正する。
【0052】
(10)被監視局2は実施の形態1と同様に、時刻修正データを修正時刻作成回路8で、基準時刻T5と時刻補正データt5を1つのフレームにして中継局12へ返送する。
返送したデータは伝送路13を経由して中継局12が受信する。
【0053】
(11)中継局12は監視局1の(4)の処理と同様に、被監視局2からの返送データ受信時刻T6が、T6=T5+t5’の条件を成立しているかどうか検証する。成立していれば、補正データt5を補正データ記憶回路7に記憶して、自動時刻修正の処理を終了する。
またT6=T5+t5’が成立していなければ中継局12は監視局1の(5)の処理と同様に、時刻修正データ作成回路4によって補正時刻を求めて、(8)から(11)の時刻修正処理を繰り返す。
【0054】
以上の処理により、中継局で接続された2つの遠隔局の内蔵時計を正確に一致させることができる。
【0055】
実施の形態6.
なお、上記実施の形態1では、被監視局2の時刻修正データ受信から返送データ送信までの処理を伝送時間に比較して十分短いので無視していたが、時刻修正処理の処理優先順位が低い等により時間がかかり、被監視局2の時刻修正に誤差が生ずる場合は、図10のように返送処理時間記憶回路20を被監視局2に設ける。
返送処理時間記憶回路20にはあらかじめ被監視局2の時刻修正データ受信から返送データ送信までの処理時間Tbを設定しておく。
【0056】
図11(2)に示すように被監視局2は監視局1からの時刻修正データの返送データを修正時刻作成回路21で、基準時刻T1と返送処理時間記憶回路20から読み出した返送処理時間Tbを1つのフレームにして、監視局1へ返送する。この時に監視局1と被監視局2の伝送時間が補正データt1と一致すれば、基準時刻T1と被監視局からのデータ受信時刻T2、及び返送処理時間Tbから下記式(7)が成立する。
((T2−T1)− tb )÷2=t1 −−−−−−−−−(7)
【0057】
さらにこの式(7)を展開して基準時刻 1 データ受信時刻T2を求めると、下記式(8)が成立する。
T2= T1+(t1×2)+ tb −−−−−−−−−(8)
この式(8)から図11の(4)に示すように監視局1の時刻差比較回路22で補正データのt1を2倍してt1’を作成し、時刻差比較回路22で、 T2= T1+t1’+tbが成立しているかどうか検証する。
【0058】
返送処理時間記憶回路20と修正時刻作成回路21、及び時刻差比較回路22以外は実施の形態1と同じシステム構成、時刻修正の手順を用いることができるので、重複する装置の説明は省略する。
【0059】
実施の形態7.
なお、上記実施の形態1では、被監視局2は時刻修正データを受信する度に内蔵時計の時刻修正を行っているが図12に示すように、被監視局2に時刻修正データ記憶回路23を設ける。
【0060】
(1)図13の(2)に示すように被監視局2は監視局1からの基準時刻T1と時刻補正データt1からなる時刻修正データを受信すると、時刻修正データの補正データt1を時刻修正データ記憶回路23に格納する。
受信データが時刻修正データかどうかは、データ送受信回路25で判断する。(2)そして受信した時刻修正データをそのまま監視局1に返送する。
【0061】
(3)監視局1は被監視局2からの返送データを受信すると、実施の形態1と同様に補正データのt1を2倍してt1’を求めて時刻差比較回路6で、T2=T1+t1’が成立しているかどうか検証する。
(4)成立していれば実際の伝送時間と補正データt1の時間が一致しているので、図13の(6)に示すように、補正データt1を補正データ記憶回路7に格納し、被監視局2に対して時刻修正実行指令を送信する。
【0062】
(5)時刻修正実行指令のデータは、基準時刻T2と補正時間データt1の代りに時刻修正実行指令を示すデータを1つのフレームにして送信する。
(6)被監視局2は時刻修正実行指令を受信すると、時刻修正データ記憶回路23に記憶していた時刻補正データを修正時刻作成回路24に読み出し、時刻修正実行指令で送られてきた基準時刻T2で時刻修正データを作成して、内蔵時計3を修正する。
【0063】
(7)被監視局2の受信したデータが時刻修正データか時刻修正実行指令かの判断は、データ送受信回路25で行う。
(8)時刻修正データ記憶回路23、修正時刻作成回路24、及びデータ送受信回路25以外は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
このようにして被監視局の内蔵時計の修正回数を減らすことができる。
【0064】
実施の形態8.
実施の形態7では、図13の(1)および(3)の送信信号と返送信号は、基準時刻T1と補正データt1であったが、これらの信号は単に時刻修正を意味する信号でもよい。そして、図13の(6)からの信号は、基準時刻T2と補正データt1(誤差の無い補正データ、または所定誤差範囲内になった補正データ)を送信し、被監視局の内蔵時計を修正する。
【0065】
このようにすると被監視局での時刻修正データ記憶回路23不要とすることができる。なお、図13の(1)および(3)からの信号は、図13の(6)からの信号とデータ構造・データ長の信号と同一または同等である方が伝送時間(補正データ)の誤差が少なくなり正確な時刻修正ができる。
【0066】
実施の形態9.
実施の形態1の図2の監視局1の補正データ記憶回路7の補正データは、前回の補正データを記憶しておき、そのデータ値を用いるものであるが、この伝送システムで一番初めに時刻合わせをする場合や、伝送路の長さが変更された場合などでは、前回の補正データがないので、最初に予測される伝送時間を補正データ値として設定しておく。
【0067】
また、別の方法として初めは補正データを設定せず「ゼロ」から時刻修正処理動作を開始してもよい。「ゼロ」とした場合は、図2の(5)の補正データは
補正データ=(T2−T1)÷2
となるので、1回の実測時間間隔の測定で2回目の補正データが算出されるので、多くても時刻処理動作が1回増加するのみである。
【0068】
また、初めに補正データがゼロではなく、ある値であったとしても、1回の実測時間間隔では誤差が大きいが、2回目は上記の式で補正データが算出されるので、多くても時刻処理動作が1回増加するのみである。
【0069】
実施の形態10.
上記実施の形態では、監視局と被監視局の時刻修正であったが、親局と子局でもよく、また同等の局どうしでもよい。この発明ではこれらを監視局と被監視局として表わす。
【0070】
また、監視局は基準時計を持っていたが、必ずしも基準時計でなくても、監視局の内蔵時計と被監視局の内蔵時計とを合致させる場合でもよい。つまり1つの装置の内蔵時計を基準に、装置間の内蔵時計を合わせる場合に用いてもよい。
【0071】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明の自動時刻修正方法によれば、実測伝送時間と予測補正時間との偏差が無くなるまで繰り返して、被監視局の時刻を修正するようにしたので、正確な時刻修正が行える。
【0072】
(2)また、実測伝送時間と予測補正時間との偏差が無くなるまで繰り返すと共に、伝送時間を実測する毎に被監視局の時刻を修正するようにしたので、正確な時刻修正が行える。
【0073】
(3)また、実測伝送時間と予測補正時間との偏差が無くなるまで繰り返し、偏差が無くなれば被監視局の時刻を修正するようにしたので、正確な時刻修正が行えると共に、被監視局の時刻修正回数を1回だけにすることができる。
【0074】
(4)また、監視局からの送信信号と被監視局からの返信信号を同一信号を同一にしたので、往路と復路の伝送時間が同一になり、正確な時刻修正が行える。
【0075】
(5)また、送受信の予測時間間隔に被監視局の返送処理時間を加味したので、返送処理時間が影響する場合は、正確な時刻修正が行える。
【0076】
(6)また、偏差が所定の誤差範囲内であれば、時刻修正をするようにしたので、所定の誤差内で時刻修正ができ、また、時刻処理の修正時間が減少する。
【0077】
(7)また、補正時間を設定する場合に、前回の補正時間を設定すれば、時刻修正の処理時間を少なくすることができる。また、補正時間を設定せずにゼロから時刻修正処理をすることができる。
【0078】
(8)また、監視局と被監視局との間に中継局があっても、この中継局を介して時刻修正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態5による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態5による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図10】 この発明の実施の形態6による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による時刻修正手順を示すシーケンス図である。
【図14】 従来の自動時刻修正装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 従来の自動時刻修正装置の時刻修正手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 監視局 2 被監視局
3 内蔵時計 4 時刻修正データ作成回路
6,11,19, 22 時刻差比較回路
5,14, 25 データ送受信回路 7 補正データ記憶回路
8,18, 21, 24 修正時刻作成回路
9,13伝送路 10 誤差設定記憶回路
12 中継局 15 時刻設定回路
16 現在時刻データエリア 17 測定データ格納エリア
20 返送処理時間記憶回路 23 時刻修正データ記憶回路

Claims (9)

  1. 互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、
    上記監視局が送信信号を送出した時刻と、この送信信号に応じて上記被監視局が送出する返送信号を上記監視局が受信した時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が無くなるまで上記処理を繰り返し、上記偏差が無くなった時の上記送信した時刻と上記設定補正時間とで上記被監視局の内蔵時計を修正することを特徴とする自動時刻修正方法。
  2. 互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、
    上記監視局から送信時の時刻と予め設定した補正時間とを送信し、
    上記被監視局は受信した上記監視局送信時の時刻と上記設定補正時間とを用いて内蔵時計を修正すると共に、返送信号を送信し、
    上記監視局は上記返送信号を受信した時刻と上記送信時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が無くなるまで上記処理を繰り返し、上記偏差が無くなれば処理を終了することを特徴とする自動時刻修正方法。
  3. 互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局とを伝送路で結んで構成した伝送システムに対し、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する時刻修正方法において、
    上記監視局から送信時の時刻と予め設定した補正時間とを送信し、
    上記被監視局は受信した上記補正時間を格納すると共に、返送信号を送信し、
    上記監視局は上記返送信号を受信した時刻と上記送信時刻との送受信の時間間隔を実測し、この実測時間間隔と、伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定して記憶手段に記憶させてある設定補正時間から導出した予測時間間隔との偏差を時刻差比較手段によって求め、上記実測時間間隔から導出した補正時間を新たな設定補正時間として上記記憶手段に記憶させることにより上記設定補正時間を修正すると共に、時刻修正データ作成手段によって上記内蔵時計の時刻と上記記憶手段からの新たな設定補正時間とによる時刻修正データを作成し、上記被監視局に送出して上記偏差が所定の誤差範囲内になるまで上記処理を繰り返し、
    上記偏差が所定の誤差範囲内になれば、この時点の時刻を上記監視局から上記被監視局へ送信し、上記被監視局は送信された時刻と最後に格納された上記補正時間とで内蔵時計を修正することを特徴とする自動時刻修正方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の自動時刻修正方法において、監視局からの送信信号と同一信号を被監視局からの返送信号としたことを特徴とする自動時刻修正方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の自動時刻修正方法において、予測時間間隔は伝送時間の遅れを補正する補正時間を予め設定した設定補正時間から導出する予測時間間隔に、被監視局での返送処理時間を加えた予測時間間隔としたことを特徴とする自動時刻修正方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の自動時刻修正方法において、偏差が所定の誤差範囲内であれば、そのときの補正時間を用いて被監視局の内蔵時計を修正し、時刻修正の処理を終了するようにしたことを特徴とする自動時刻修正方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項の自動時刻修正方法において、設定補正時間は、前回時刻修正したの設定補正時間または、ゼロ値に設定することを特徴とする自動時刻修正方法。
  8. 互いに内蔵時計を有する監視局と被監視局との間に内蔵時計を有する中継局が配設された伝送システムに対して、上記被監視局の内蔵時計を上記監視局の内蔵時計の時刻に修正する場合、
    請求項1〜7のいずれか1項の自動時刻修正方法を用いて、上記監視局から上記中継局に対して時刻修正を行い、その後上記中継局から上記被監視局に対して時刻修正を行うようにしたことを特徴とする自動時刻修正方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項の自動時刻修正方法を用いた装置を具備することを特徴とする自動時刻修正装置。
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