JP3791388B2 - データ処理装置ならびにデータ処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像データのプリントサービス等に適用されるデータ処理装置ならびにデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報端末のネットワーク化が進む現在、データの加工等を他の装置で代行させたり、管理させる各種のシステムが知られている。
【0003】
従来、例えば特開2000−194678号公報には、I/O要求を処理している一次サーバが故障した場合に、二次サーバが一次サーバの作業を引き継いで行う技術が開示されている。特開平11−317987号公報には、ユーザが端末画面に表示された画像情報を用いて、ネットワークに接続されている他の装置を制御する技術が開示されている。
【0004】
また、特開平10−63751号公報には、処理を複数に分割し、分割された処理の順序を切り換える技術が開示されている。
【0005】
さらに、特開2000−218907号公報には、画像データをプリントする際に、その画像データの画質を判断し、低画質であると判定された場合には、出力を中止する技術が開示されているし、特開1999−138921号公報には、画像を出力する際に画質を判断し、画質が許容範囲内でなければ、出力を停止する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ユーザが、例えばパーソナルコンピュータを使って生成した画像データをプリントサービス側のデータ処理装置としてのプリントサーバに送り、プリントサービス側でユーザの希望した加工処理を実行するプリントサービスシステムでは、送られてきた画像データに異常があり、そのためプリントサービス側のプリントサーバで加工を実施すると異常が生じる場合がある。その場合、ユーザ側では、画像データを加工可能なものに再生成する必要があるが、この再生成を効率的に行うために、プリントサーバで行われた加工の内容を知りたいという要望がある。
【0007】
しかし、従来の技術では、作業の引き継ぎや処理順序の切換を制御したり、あるいは画質判定に応じて出力を中止するだけであり、これらの技術を上記プリントサービスシステムに適用しても、ユーザは加工処理結果しか知ることができないので、どのように画像データを再生成すればよいかを把握できず、画像データの再生成を効率的に行うことができないという欠点があった。
【0008】
この発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、端末から送信されてきたデータに加工を実施した際に、前記端末でのデータの再生成を効率的に行うことができるようにした、データ処理装置ならびにデータ処理方法の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、端末から送信されたデータを受信する受信手段と、前記受信したデータの加工を実施する加工実施手段と、前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により異常が発生したと判定された場合、実施した加工の内容を前記端末に送信する送信手段と、を備えていることを特徴とするデータ処理装置によって解決される。
【0010】
このデータ処理装置では、端末から送信されたデータを受信すると、前記データの加工を実施し、異常が発生した場合には、実施した加工の内容が前記端末に送信される。つまり、加工の実施により異常が発生した場合、実施した加工の内容が端末に送信されるので、端末を使用しているユーザ等はその加工内容を知ることができ、このため異常を生じないように前記データを再生成することができ、データの再生成を効率的に行うことができる。
【0013】
さらに上記課題は、端末から送信されたデータを受信する受信手段と、前記受信したデータの加工を実施する加工実施手段と、前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により異常が発生したと判定された場合、前記加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件を演算する演算手段と、前記演算されたデータ再生成条件を前記端末に送信する送信手段と、を備えていることを特徴とするデータ処理装置によっても解決される。
【0014】
このデータ処理装置では、端末から送信されたデータを受信すると、前記データの加工を実施し、異常が発生した場合、加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件が演算され、このデータ再生成条件が前記端末に送信される。つまり、受信したデータの加工を実施した際に異常が発生した場合、必要なデータ再生成条件が端末に送信されるので、端末を使用しているユーザ等は、そのデータ再生成条件を知ることができ、この再生成条件に従ってデータを再生成することができ、データの再生成を効率的に行うことができる。
【0017】
データ処理装置は、例えば、画像データをプリンタ装置でプリントさせるプリントサーバとして構成され、プリントサーバは、異常が発生していない加工済みデータのみをプリンタ装置に送信してプリントさせるものとしても良い。
【0018】
この場合は、画像データの加工実施に対する異常発生の判定等がプリントサーバで行われ、異常なく加工された画像データがプリンタ装置に送られてプリントされる。
【0019】
さらに、上記課題は、端末から送信されたデータを受信する受信ステップと、前記受信したデータの加工を実施する加工実施ステップと、前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより異常が発生したと判定された場合、実施した加工の内容を前記端末に送信する送信ステップと、を備えていることを特徴とするデータ処理方法によっても解決される。
【0020】
このデータ処理方法では、受信したデータの加工の実施により異常が発生した場合、実施した加工の内容が端末に送信されるので、端末を使用しているユーザ等は、その加工内容を知ることができ、データの再生成を効率的に行うことができる。
【0023】
また、上記課題は、端末から送信されたデータを受信する受信ステップと、前記受信したデータの加工を実施する加工実施ステップと、前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより異常が発生したと判定された場合、前記加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件を演算する演算ステップと、前記演算されたデータ再生成条件を前記端末に送信する送信ステップと、を備えていることを特徴とするデータ処理方法によっても解決される。
【0024】
このデータ処理方法では、受信したデータの加工の実施により異常が発生した場合に、加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件が演算され、端末に送信されるので、端末を使用しているユーザ等は、データ再生成条件を知ることができ、データの再生成を効率的に行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】
図1は、この発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置を備えた画像処理システムを示す全体構成図である。
【0029】
図1において、この画像処理システムは、端末1とデータ処理装置2とを備えている。また、これらの端末1とデータ処理装置2はネットワーク3に接続されており、互いにデータの授受が行えるようになっている。
【0030】
端末1は、画像データの加工を依頼するユーザやクライアントに対応するものである。一方、前記データ処理装置2は、端末1から送信された画像データに加工を施すものである。
【0031】
前記端末1は、例えばパーソナルコンピュータ(PCという)で構成されており、画像データ生成部11、加工付与部12、記憶部13、送信部14および受信部15等を備えている。
【0032】
前記画像データ生成部11は、ユーザ等が表示装置画面上で作成した画像や、デジタルカメラ等から取り込んだ画像等を、画像データとして生成するものである。
【0033】
前記加工付与部12は、生成された画像データに対して、必要に応じ、ソフトウェア等を使ってユーザ等が所定の加工を付与するものである。
【0034】
前記記憶部13は、例えばハードディスク等の記憶装置からなり、生成した画像データとその生成条件具体的には画像生成する際の画質に係わる情報等を記憶するものである。この記憶部13は、ネットワーク3に接続された記憶用サーバに設けられたものであっても良い。
【0035】
前記送信部14は、図2に示すように、前記生成された画像データを必要なら画像データの生成条件等の情報とともに、データ処理装置2に送信するものである。
【0036】
前記受信部15は、データ処理装置2からのデータを受信するものである。
【0037】
一方、前記データ処理装置2はコンピュータから構成されており、画像データ加工実施部21、画質判定部22、記憶部23、受信部24および送信部25等を備えている。
【0038】
前記加工実施部21は、端末1から送信されてきた画像データを、必要なら同送されてきた画像生成条件等の情報を参照して、画質改善等のための所定の加工作業を実施するものである。実施に際しては、統計情報を用いてデータを変換する。この統計情報は、送信されてきた画像データ等を元に加工実施部21が作成しても良いし、端末1側で作成したものをデータ処理装置2に送信し、これを利用しても良い。
【0039】
図3は、統計情報としての画像の濃度分布を示すグラフであり、縦軸に画素数を横軸に濃度特性値を示す。図3において、この画像データは、総画素数:34,799,360、最大値:240、最小値:15、平均値:115、最頻度:100、分散:10.15、孤立点数:3,342,751の特性を有している。これらの統計情報を用いてのデータの変換は色空間上で実施する。
【0040】
加工実施部21で実施される加工の一例としては、例えば図3のグラフに示した最大値を、グラフ上の左方に寄せる操作(OP1)とか、γ特性を急峻なγ特性に変更することにより、その部分のコントラストを強調する操作(OP2)とか、図3のグラフの波形全体を左方に寄せて全体濃度を低下させる操作(OP3)等がある。
【0041】
前記記憶部23は、ハードディスク等の記憶装置からなり、前記加工実施部21で画像データに加工を実施した際の加工履歴(加工内容)等を記憶するものである。例えば加工を実施した時のデータの変更内容や時間を記憶する。この記憶部23は、ネットワーク3に接続された記憶用サーバに設けられたものであっても良い。
【0042】
図4(A)〜(C)に、記憶部23に記憶される加工履歴の一例を示す。図4(A)は、基本となる加工履歴態様を示し、実施された加工順毎に、ID(0〜N)、操作内容、操作時間の各項目が格納される。図4(B)は、合計操作時間の多い順に操作内容と操作時間とをまとめたものであり、図4(C)は、操作回数の多い順に操作内容と操作回数とをまとめたものである。このような加工履歴の格納は、一定の操作回数毎に、あるいは特定操作の実施時に、あるいは一定の操作時間毎に、あるいは一定時間経過毎に行われ、さらに画像データの保存時にも行われる。
【0043】
前記画質判定部22は、前記加工実施部21での加工の実施後に異常が発生したか否か、換言すれば画像データに不良が生じたか否かを判定するものである。具体的には、画像データの加工後に、加工された画像データから図3に示したような統計情報を算出し、画質レベルが最も良いと見做せるレベルに達しているか否かによって画質の良否を判定する。
【0044】
つまり、画質不良の場合には、加工によって画像データに異常が発生したと判定する。具体的には、この実施形態では、画像データの濃度特性値の分散が小さい場合には、画質不良と判定している。画像データの濃度特性値の分散が小さいと、メリハリのない画像しか得られないからである。また、画像データがカラー画像の場合には、彩度成分の分布値が大きい場合も良好な画像が得られないことから、画質不良と判定している。また、画像データに隠しデータがある場合に、加工によって隠しデータに影響が生じた場合にも、画質不良と判定している。
【0045】
なお、画質レベルは、画像データの階調性とCRT等の表示装置もしくはプリンタ装置等の出力装置の再現性にも依存するので、表示装置もしくは出力装置のプロフィールデータを使用して画質レベル範囲を補正するようにしてもよい。
【0046】
前記受信部24は、前記端末1から送信されてきた画像データ等を受信するものである。また、送信部25は、データ処理装置2で加工した画像データが正常であると判定された場合、及び異常であると判定された場合のいずれの場合においても、図2に示すように、判定結果と共に加工内容を送信端末1に送信するものである。
【0047】
上記画像処理システムにおいて、端末1から送信されてきた画像データあるいは画像データとその生成条件が、データ処理装置2の受信部24で受信されると、加工実施部21で画像データに対して所定の加工が実施される。
【0048】
加工実施後、画質判定部22により、加工後の画像データの画質良否(加工で異常が発生したか否か)が判定される。この画質判定処理の流れを図5に示すフローチャートで説明する。なお、以下の説明においては、ステップを「S」と省略する。
【0049】
S101で、加工後の画像データについて図3に示したような統計情報を作成した後、S102で、画像データの濃度特性値の分散が規定値より大きいか否かを判断する。画像データの特性値の分散が規定値より大きければ(S102の判断がYES)、S103に進み、画像データの特性値の分散が規定値以下であれば(S102の判断がNO)、これは、メリハリのない画像しか得られないから、S108で画質不良と判定してS109に進む。
【0050】
S103では、画像データがカラー画像か否かを判断し、カラー画像でなければ(S103の判断がNO)、S105に進む。カラー画像であれば(S103の判断がYES)、S104で、画像データの彩度成分の分散が規定値より大きいか否かを判断する。彩度成分の分散が規定値より大きければ(S104の判断がYES)、S105に進み、規定値以下であれば(S104の判断がNO)、S108で画質不良と判定してS109に進む。
【0051】
S105では、画像データに、透かし情報等の隠しデータが含まれているか否かを判断し、隠しデータがなければ(S105の判断がNO)、S107で画質良好と判定し、S109に進む。隠しデータがあれば(S105の判断がYES)、S106で、加工による隠しデータへの影響の有無を判断する。
【0052】
隠しデータに影響がなければ(S106の判断がNO)、S107で画質良好と判定して、S109に進む。隠しデータに影響があれば(S106の判断がYES)、S108で画質不良と判定してS109に進む。
【0053】
つまり、画像データの濃度特性値の分散や、カラー画像データの彩度成分の分散が大きくても、画像データに埋め込まれている特殊な画像データ(例えば透かしデータ等)が表面化する場合、画質不良と判定する。
【0054】
特殊な画像データは、情報の種類や量等によって保持の仕方が異なるので、それぞれの情報に応じて判定方法を切り換えればよく、画像データに持たせる情報の種類の数だけ異なる判定がなされることになる。
【0055】
画像データから特定の値、特定の形状等で配置された隠しデータ等の別の画像データがある場合は、その画像データを除いた画像に対して画質レベルの判定を実施する。隠しデータを除いた画像データの画質を向上させるための加工処理によって隠しデータが強調された場合、画質が向上されないと判定する。
【0056】
S109では、画質判定結果および加工内容(加工履歴)等を端末1に送信して終了する。つまり、画質不良と判定された際には、その旨の通知と一緒に、その加工内容と画像データとを送信元の端末1に送信する。これにより、ユーザ等はデータ処理装置2で実施された加工内容を知ることができるから、加工内容に対応させて画像データの再生成を効率的に行うことができ、無駄な再生成作業を回避でき、負担を軽減できる。
【0057】
なお、この実施形態では、画質が良好と判別されたときも、加工内容が送信される構成としたが、画質不良と判定されたときにのみ加工内容が送信される構成であっても良い。また、画像データが端末1にバックアップされている場合には、画像データの送信を省略してもよい。
【0058】
ところで上記の例では、画質判定部22は、受信した画像データ全体から画質の良否の判定を行うものとしているが、受信した画像データを複数の領域に分割して、各分割領域毎に画質の良否判定を行い、良好と判定された領域の全体に占める比率から、画像データ全体の良否を判定しても良い。
【0059】
例えば、図6に示すように、受信した画像データVD1をマトリックス状に複数の領域A00〜ALNに分割し、その分割された画像領域A00〜ALN毎に、画質の良否の判定を行う。この図では、分割領域A11、A32およびAL3が画質不良と判定され、それ以外の領域が画質良好と判定されている。この判定結果に基づいて、画像全体として画質が良好か否かを判定しても良い。この場合、画質の判定精度が高くなる。
【0060】
このような領域分割による場合の画質判定処理の流れを図7のフローチャートで説明する。
【0061】
まずS201で、受信した画像データを図6に示すような複数の領域A00〜ALNに分割したのち、S202で、分割された各領域A00〜ALN毎に、画質の良否の判定を実施する。画質の良否の判定は、図5に示した処理の流れに従う。
【0062】
S203では、前記判定を実施した結果、画質が良好と判定された領域の数と分割数との比率を算出し、S204で、算出した比率が画質良好と判定できる比率規定値Kより大きいか否かを判断する。この画質良好と判定できる比率規定値Kは、対象となる画像データの属性、具体的には、カラー/モノクロ、画像サイズ、解像度、階調度等により変化する。
【0063】
算出した比率が画質良好と判定できる比率規定値Kより大きければ(S204の判定がYES)、S205で画質良好の処理を行って終了する。これにより、「画質良好」の結果等が端末1に送信される。算出した比率が画質良好と判定できる比率規定値K以下であると(S204の判定がNO)、S206で、画質不良の処理を行って終了する。これにより、「画質不良」の結果と加工内容等が端末1に送信される。
【0064】
図8は、画像データが動画の場合の画質判定処理の説明図である。
【0065】
静止画像の場合は、1画像単位で、加工履歴、画質判定結果および統計情報等の関連付け情報をもつのに対して、画像データが動画像の場合(フレーム数N)は、1フレーム単位もしくは複数のフレーム単位で関連付け情報Vd1、Vd2・・・VdNをもっている。これらの関連付け情報は、記憶部23に記憶されている。
【0066】
動画像についての画質判定は、基本的には、多数決での判定となる。つまり、特定のフレームのみの画質レベルが低い場合でも、それ以外のフレームの画質レベルが高く、かつそのレベル差が許容範囲内である場合は、画質レベルは高いと判断する。但し、特定のフレームで著しく画像が劣化していると、画質レベル差が許容範囲を超えるので、そのフレームの画質を向上させるために、全体として画質レベルが低いと判断する。
【0067】
なお、この動画像についても、前述したのと同様に、フレーム毎に複数の領域に分割して、各領域毎に画質の良否を判定してそのフレーム全体の画質良否を判定することも可能である。
【0068】
上記動画データについて画質判定する場合の処理の流れを図9のフローチャートで説明する。
【0069】
まず、S301で、受信した動画を各フレームに分割し、S302で、すべてのフレームに対して画質の良否の判定を実施する。画質の良否の判定は、前述の図5に示した処理に従う。
【0070】
S303では、前記判定を実施した結果、画質が良好と判定されたフレーム数と総フレーム数との比率を算出し、S304では、算出したフレーム比率が全体の画質が良好と判定できる比率規定値Fより大きいか否かを判断する。この画質良好と判定できる比率規定値Fは、対象となる画像データの属性、具体的には、カラー/モノクロ、画像サイズ、解像度、階調度等により変化する。
【0071】
算出したフレーム比率が画質良好と判定できる比率規定値Fより大きければ(S304の判断がYES)、S305では、画質良好の処理を行って終了する。これにより、「画質良好」の結果等が端末1に送信される。算出したフレーム比率が画質良好と判定できる比率規定値F以下では(S305の判断がNO)、S306では、画質不良の処理を行って終了する。これにより、「画質不良」の結果と加工内容等が端末1に送信される。
【0072】
次に、この発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0073】
図10は、この発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置を備えた画像処理システムを示す全体構成図であり、図1と同一もしくは相当部位には、同一符号を付して説明を省略する。
【0074】
図10に示すシステムにおいては、データ処理装置2が演算部26を備えている点で、図1に示したシステムと相違している。
【0075】
前記演算部26は、画質判定部22により加工後の画像データが画質不良と判定された場合(加工によって異常が発生したと判定された場合)に、画質不良が発生しないように加工を行うために必要な画像データの再生成条件を演算するものである。
【0076】
なお、前記画質不良と判定された場合には、前記送信部25は、図11に示すように、前記画質不良と判定された結果と加工内容と演算部26による前記再生成条件とを、端末1に送信する。
【0077】
前記画質判定部22による画質判定、及び前記演算部26による画像再生成条件の演算は、次の手順で作成される。即ち、まず、図12(A)に示すように、画質判定部22は、送信されてきた画像データVD1を良好であると判定できる条件を、画質に影響する重要度の順にチェックする。具体的には、重要度の大きい順に、例えば(1)濃度成分の分散値が規定値を超えているか、(2)彩度成分の分散値が規定値を超えているか、・・・(N)隠しデータ領域に重ならないか、等をチェックし、画質良好と判定できない条件があれば、画質不良と判定する。図12(A)に画質判定結果の一覧を示す。この例では、彩度成分の分散値が規定値を超えているかの判定項目について、不良と判定されている。
【0078】
なお、このチェックは基本的に全ての条件について行われるが、重要度の高い条件において画質不良となる場合には、他の条件についてのチェックを中止してもよい。
【0079】
次に画質判定の結果、不良と判定された項目、例えば彩度成分の分散値が規定値Sを超えているかの判定項目について、図12(B)に示すように、関係する再生成条件であるR成分、G成分、B成分の感度等の各項目毎に変更の有無を判断するとともに、サービス調整値等の数値で変更させる必要のあるものについては、画質の評価結果から適切な値を算出する。
【0080】
算出の方法としては、予め不良値に対してどのような値にするかをテーブル情報で保持してもよいし、評価値からその都度数値演算を実施してもよい。
【0081】
なお、図12(B)において、再生成条件として、サービス調整1,2・・・の再実施とあるが、これらは具体的には、ランプの明るさの調整とかクランプ・ゲインの調整といった光学系の調整、下地飛ばしの自動設定値の調整、γカーブの調整、ホワイトバランスの調整等、画質に関わる調整のことを示す。
【0082】
また、調整もソフトウェアもしくはハードウェアによる自動調整に限らず、マニュアル調整も可能であり、マニュアル調整の場合、自動調整の範囲外となる調整値の設定が行える。
【0083】
上記第2の実施形態に係る画像処理システムにおいて、端末1から送信された画像データあるいは画像データとその生成条件が、データ処理装置2の受信部24で受信されると、加工実施部21で画像データに対して所定の加工が実施される。
【0084】
加工実施後、画質判定部22により加工後の画像データの画質良否(加工で異常が発生したか否か)が判定され、画質不良の場合は、演算部26により画像データの再生成条件が演算される。この画質判定処理、演算処理の流れを図13に示すフローチャートで説明する。
【0085】
S401で、画質判定部22は、加工後の画像データについて統計情報を作成した後、S402で、画像データの特性値(濃度成分)の分散が規定値より大きいか否かを判断する。画像データの特性値の分散が規定値より大きければ(S402の判断がYES)、S403に進み、画像データの特性値の分散が規定値以下であれば(S402の判断がNO)、これは、メリハリのない画像しか得られないから、S408で画質不良であることを記憶部23に記憶したのち、403に進む。
【0086】
S403では、カラー画像か否かを判断し、カラー画像でなければ(S403の判断がNO)、S405に進む。カラー画像であれば(S403の判断がYES)、S404で、画像データの彩度成分の分散が規定値より大きいか否かを判断する。彩度成分の分散が規定値より大きければ(S404の判断がYES)、S405に進み、規定値以下であれば(S404の判断がNO)、S409で画質不良であることを記憶部23に記憶したのち、405に進む。
【0087】
S405では、透かし情報等の隠しデータがあるか否かを判断し、隠しデータがなければ(S405の判断がNO)、S407に進む。隠しデータがあれば(S405の判断がYES)、S406で、加工による隠しデータへの影響の有無を判断する。
【0088】
隠しデータに影響がなければ(S406の判断がNO)、S407に進む。隠しデータに影響があれば(S406の判断がYES)、S410で画質不良であることを記憶部23に記憶したのち、S407に進む。
【0089】
S407では、画像不良の項目がなかったか否かを判断する。画像不良の項目が全くなければ(S407にてYES)、S411で、画像判定結果及び画像データに実施した加工履歴(加工内容)等を送信元の端末1に送信する。一方、画像不良の項目が1つでもあれば(S407にてNO)、S412で、画像を再生成するための条件を演算部26で演算した後、画像判定結果、画像データに実施した加工履歴等と共に、画像データの再生成条件を端末1に送信する。
【0090】
上記の実施形態では、加工後の画像データが不良であった場合に、演算部26により画像データの再生成条件を演算し、演算された再生成条件を端末1に送信するので、この画像データの再生成条件を知ることができるから、再生成条件に基づいて画像データの再生成を効率的に行うことができ、無駄な再生成作業を回避できる。
【0091】
なお、図13に示した処理においては、画像不良と判定された場合に、その都度画質不良であることを記憶して、全ての項目の判定後に画質不良項目について画像データの再生成条件を演算して端末1に送信するものとした。しかし、図5の処理と同様に、1つでも画像不良と判定されたときは、その都度画像データの再生成条件を演算して端末1に送信する構成としても良い。
【0092】
次に、この発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0093】
図14は、この発明の第3の実施形態に係るデータ処理装置を備えたプリントサービスシステムの全体構成図であり、図1、図10のシステムと同一もしくは相当部位には、同一符号を付して説明を省略する。
【0094】
図14において、プリントサービスシステムは、複数のユーザやクライアントにそれぞれ対応する端末1(1A,1B)と、データ処理装置であるプリントサーバ(以下、サーバという)5と、データ処理装置で加工された画像データを出力するプリンタ装置6とを備えており、端末1(1A,1B)と、サーバ5とがネットワーク3に接続されている。なお、前記プリンタ装置6は、サーバ5に接続されて制御されるが、ネットワーク3に接続されネットワークを介して制御される構成であってもよい。
【0095】
前記サーバ5は、図1の第1実施形態で示したのと同じく、加工実施部21、画質判定部22、記憶部23、受信部24および送信部25を備えると共に、図10の第2実施形態と同じく、演算部26を備えている。
【0096】
この実施形態において、端末1からサーバ5に画像データが送信されてくると、サーバ5は、加工実施部21で画像データに加工を実施する。
【0097】
画質判定部22は、加工後の画像データの画質の良否を判定する。具体的には、サーバ5の画質判定部22では、加工後の画像データについて、画質の変動範囲を算出し、画質変動範囲が画質良好と判断できる領域にあるか否かを判断して、画質の良否を判定する。なお、第1,第2の実施形態において画像良否を判定したのと同じ処理により判定を行っても良い。
【0098】
画質が良好と判定された場合には、サーバ5は、加工後の画像データをプリンタ装置6に送信して、プリントさせる。また、必要に応じて、判定結果と加工作業内容等をクライアント端末1に送信しても良い。
【0099】
画質不良と判定された場合は、演算部26は、加工後の画質を良好にするための画像データの再生成条件として、当初の送信された画像データと良好な画質の画像データとの統計的な差を算出し、送信部25は、図6に示すように画質判定結果、加工内容、再生成条件等をクライアント端末1(1A,1B)に送信する。なお。画像データの再生成条件を送信することなく、画質判定結果と加工作業内容等を送信するものとしても良い。
【0100】
クライアント端末1(1A,1B)では、送信されてきた再生成条件あるいは加工内容を基に、画像データが再生成される。再生成された画像データがサーバ5に再送信されると、サーバ5では、この画像データに再度の加工を実施したのち、画質が良好であればプリンタ装置6にデータを送信してプリントさせる。
【0101】
プリンタ装置6からの出力物は、所定の配送手段を介してクライアント端末1(1A,1B)側に配送される(図15)。
【0102】
前記サーバ5で画像データに実施した加工の内容は、時系列に記憶部23に記憶され、またクライアント端末1へ送信される。また、加工内容を端末1に送信する場合は、情報量を低減するために、任意の座標(Xn,Ym)における加工後の画像データVDaの値A(Xn,Ym)と加工前の画像データVDbの値B(Xn,Ym)とのデータ差分Δ(Xn,Ym)に関する情報(図16に示す)と、加工作業において注力した作業情報とを送信してもよい。
【0103】
また、前記注力した作業情報の取得は、上記記憶部23に格納された作業情報から作業時間が長い順の作業内容一覧(図16参照)を作成して行う方法、繰り返して実施した作業の実施頻度順の作業内容一覧(図16参照)を作成して行う方法等によれば良い。
【0104】
次に、この発明の第4の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0105】
図17は、この発明の第4の実施形態に係る画像処理システムの全体構成図であり、図1と同一もしくは相当部位には、同一符号を付して説明を省略する。
【0106】
図17において、この画像処理システムは、ユーザ又はクライアント側の端末1と、加工用端末2A,2Bと、データ処理装置としての画質判定装置7とがネットワーク3に接続されることにより構成されている。
【0107】
前記加工用端末2A、2Bは、端末1から送信されてきた画像データに所定の加工を実施するものであり、また画質判定装置7は加工用端末2A、2Bあるいは他の加工装置で加工を実施する前に、その加工による加工動作で異常が発生するか否か(加工後の画質が不良か否か)を予測するものであり、これらはコンピュータから構成されている。
【0108】
画質判定装置7は、画質予測部71と、ソフトウェア記憶部72と、データ記憶部73と、演算部74と、受信部75と、送信部76を備えている。
【0109】
前記予測部71は、端末1で作成された画像データを加工用端末2A,2Bその他の加工装置で加工するにあたり、当該画像データについて、加工の実施により画質不良とならないレベルであるか否かを予測する機能を有している。
【0110】
前記ソフトウェア記憶部72は、画像データの加工処理を実施することが可能なソフトウェア1〜Nのすべてを記憶している。また、データ記憶部73は送信されてきた画像データ等を記憶するほか、前記加工用端末2A,2Bで使用されているソフトウェアや端末1で使用されているソフトウェアに関連する情報を記憶している。
【0111】
演算部74は、前記画質予測部71により、加工後の画像データが画質不良と予測される場合(加工によって異常が発生すると予測される場合)に、良好な画質となるために必要な画像データの再生成条件を演算するものである。
【0112】
受信部75は、端末1等から送られてくるデータを受信する。送信部25は、画質判定結果等を端末1に送信する。
【0113】
上記画像処理システムにおいて、端末1から送信された画像データあるいは画像データとその生成条件が、画質判定装置7の受信部75で受信されると、画質予測部71は、画像データに加工を実施したと仮定したときの画質の良否を予測する。
【0114】
予測は、画像データから図3に示したような統計情報を算出し、その統計情報と画像データの加工に用いるソフトウェアの情報を基に、再加工した場合の画質が向上するか否かを判断することにより行う。また、算出された画像データの統計情報と加工に用いるソフトウェアの機能やバージョン情報とから画像データの加工範囲を求め、算出された加工可能範囲から加工後の画像の画質レベル範囲を算出し、算出された画質レベル範囲のうち、最も画質が良いと見做せるレベルに達しているか否かによって画質の良否を予測しても良い。
【0115】
なお、画質レベルは、画像データの階調性と、CRT等の表示装置もしくはプリンタ装置等の出力装置の再現性に依存するので、表示装置もしくは出力装置のプロフィールデータを使用して画質レベル範囲を補正するようにしてもよい。
【0116】
前記画質良否の予測は、画像データの加工処理を実施することが可能な前記ソフトウェア1〜Nのすべてについて行う。ただし、画像作成や加工処理に使用するソフトウェアは、前記端末1や加工用端末2A,2B毎に異なることが通常多いので、記憶部73に記憶されているそれぞれの使用ソフトウェア関連情報を参照して、判断対象を加工用端末2A,2Bのソフトウェアに限定したり、あるいはユーザやクライアント毎に特定のソフトウェアに限定しても良い。
【0117】
画質予測部71で画質不良と予測されたときは、第1の実施形態と同様に、その旨及び予測したソフトウェアによる加工内容等を、送信部76を介して端末1に送信する。あるいは第2の実施形態と同様に、良好な加工結果を得るための画像データの再生成条件を演算部74で演算したのち、予測結果、加工内容、再生成条件等を端末1に送信する。
【0118】
なお、画質判定装置7での画質判定や再生成条件の演算等の処理の流れは、図5に示す第1の実施形態の場合や、図13に示す第2の実施形態の場合と同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0119】
このように、加工用端末2A,2B等で実際に加工を実施する前に、画質判定装置7で、実施したと仮定したときの画質判定が行われるので、一旦実施した加工を画質不良のために再度やり直す必要がなく、加工用端末2A,2B等での作業負担が軽減される。
【0120】
以上、この発明の実施形態を説明したが、画質判定の方法や画像データの再生成条件の演算の方法等は、上記実施形態に限定されるものではない。また、第1の実施形態で説明した領域分割による画質判定や動画像データの場合の画質判定は、第2〜第4の実施形態にも適用可能である。
【0121】
【発明の効果】
請求項1および4の発明によれば、受信したデータの加工の実施により異常が発生した場合実施した加工内容を端末に送信する構成であるので、端末を使用しているユーザ等は、データ処理装置が実施した加工内容を知ることができ、このため異常を生じないように前記データを再生成することができ、データの再生成を効率的に行うことができ、ユーザ等の負担を軽減できる。
【0122】
請求項2よび5の発明によれば、受信したデータの加工の実施により異常が発生した場合に、データの再生成条件が端末に送信される構成であるので、ユーザ等はこのデータ再生成条件に従ってデータを再生成することができ、データの再生成を効率的に行うことができ、ユーザ等の負担を軽減できる。
【0123】
請求項3の発明によれば、異常発生の判定等をプリントサーバで行わせるとともに、異常なく加工された画像データをプリンタ装置に送ってプリントさせることができるから、このプリントサーバを用いることで使用価値の高いプリントシステムの構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかるデータ処理装置を備えた画像処理システムを示す全体構成図である。
【図2】同じく画像処理システムにおけるデータの流れを示す図である。
【図3】データの加工情報に使う画像の濃度分布の一例を示すグラフである。
【図4】データの加工履歴情報の説明図である。
【図5】画像データの画質判定処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】画像データ領域を分割して画質判定する場合の説明図である。
【図7】画像データ領域を分割する場合の画質判定処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】画像データが動画の場合の画質判定の説明図である。
【図9】動画の場合の画質判定処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】この発明の第2の実施形態にかかるデータ処理装置を備えた画像処理システムを示す全体構成図である。
【図11】同じく画像処理システムにおけるデータの流れを示す図である。
【図12】画像データの再生成条件の作成のための説明図である。
【図13】再生成条件の作成を行う場合の画像データの画質判定処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】この発明の第3の実施形態にかかるデータ処理装置を備えたプリントサービスシステムを示す全体構成図である。
【図15】同じくプリントサービスシステムにおけるデータの流れを示す図である。
【図16】画像データの加工内容の説明図である。
【図17】この発明の第4の実施形態にかかるデータ処理装置を備えた画像処理システムを示す全体構成図である。
【符号の説明】
1(1A,1B)・・・・端末
2(2A,2B)・・・・データ処理装置
5・・・・・・・・・・・プリントサーバ
6・・・・・・・・・・・プリンタ装置
21・・・・・・・・・・加工実施手段
22・・・・・・・・・・判定手段
24、75・・・・・・・受信手段
25、76・・・・・・・送信手段
26、74・・・・・・・演算手段
71・・・・・・・・・・予測手段

Claims (5)

  1. 端末から送信されたデータを受信する受信手段と、
    前記受信したデータの加工を実施する加工実施手段と、
    前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により異常が発生したと判定された場合、実施した加工の内容を前記端末に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 端末から送信されたデータを受信する受信手段と、
    前記受信したデータの加工を実施する加工実施手段と、
    前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により異常が発生したと判定された場合、前記加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件を演算する演算手段と、
    前記演算されたデータ再生成条件を前記端末に送信する送信手段と、
    を備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 画像データをプリンタ装置でプリントさせるプリントサーバとして構成され、
    プリントサーバは、異常が発生していない加工済みデータのみをプリンタ装置に送信してプリントさせる請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 端末から送信されたデータを受信する受信ステップと、
    前記受信したデータの加工を実施する加工実施ステップと、
    前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定ステップと
    前記判定ステップにより異常が発生したと判定された場合、実施した加工の内容を前記端末に送信する送信ステップと、
    を備えていることを特徴とするデータ処理方法。
  5. 端末から送信されたデータを受信する受信ステップと、
    前記受信したデータの加工を実施する加工実施ステップと、
    前記加工の実施により異常が発生したか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより異常が発生したと判定された場合、前記加工を実施しても異常が発生しないデータとするためのデータ再生成条件を演算する演算ステップと、
    前記演算されたデータ再生成条件を前記端末に送信する送信ステップと、
    を備えていることを特徴とするデータ処理方法。
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