JP3787848B2 - 高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、ロケット燃料などとして利用される高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のコンポジット推進薬は、酸化剤とそのマトリックス兼燃料となるバインダーを主成分とし、必要に応じ助燃剤として金属粉が添加される。酸化剤としては、過塩素酸アンモニウム、ニトラミン、硝酸アンモニウムなどが使用され、バインダーとしてはポリブタジエン、ポリウレタンなどが使用される。助燃剤としては、アルミ粉などが使用されている。このコンポジット推進薬は各成分に燃焼特性の優れたものを使用することにより、燃焼性能が改善される。
【0003】
しかしながら、酸化剤や助燃剤は、その安定性、毒性などの制約により、実用的には上述した成分が用いられている。一方、高エネルギー化したバインダー成分を含有することにより、コンポジット推進薬の燃焼性能が改善された高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬の研究が進められている。
【0004】
このような推進薬が、例えば特公平4−75878号公報に開示されている。すなわち、バインダーの主成分が側鎖にメチルアジド基をもつ特定された末端水酸基を有する脂肪族ポリエーテルである。このポリエーテルはランダム共重合により得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、バインダーとしてこの末端水酸基を有する脂肪族ポリエーテルを用いた推進薬は、燃焼特性を維持しながら低温下での物性が改善されるものの、その程度は依然として不充分なものであった。
【0006】
この発明は、このような従来技術の問題に着目してなされたものである。その目的とするところは、高温領域における強度などの物性を維持することができるとともに、低温領域における応力に対する伸びなどの物性をより向上させることができる高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬の発明では、酸化剤とバインダーとを主体とするコンポジット推進薬であって、バインダーが前記一般式(1)で示されるように結合されたブロック共重合体を主成分とするものである。
【0008】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記ブロック共重合体が、重合開始剤となる2価アルコール(HOR1 OH)とA単位を形成する化合物を反応させ、次いでB単位を形成する化合物を反応させることにより得られた共重合体である。
【0009】
以下に、この発明についてさらに詳細に説明する。
この発明のコンポジット推進薬は、酸化剤とそのマトリックス兼燃料となるバインダーを主体とし、必要に応じ推進薬の性能を調整するための助燃剤、燃焼調整剤等が加えられたものである。前記バインダーには、後述するブロック共重合体の他に、架橋剤、硬化剤、さらに必要に応じて可塑剤、酸化剤、バインダーに接着性を付与する結合剤、硬化触媒、老化防止剤等の添加剤が配合される。
【0010】
そこで、まずバインダーとして使用される前記一般式(1)で示されるように結合されたブロック共重合体について説明する。この一般式(1)において、左右いずれのA単位中のR2 も−OR1 O−と結合し、A単位中のOはB単位と結合する。また、左右いずれのB単位中の−CH2 もA単位中のOと結合し、B単位中のOは末端の水素と結合する。
【0011】
また、m+n=2〜20、 m≧1、 n≧1である。m+nが20を超えると、推進薬の燃焼特性が低下する。一方、m+nが2未満の場合、推進薬の機械的特性のうち、伸びが低下する。好ましくは、m+n=4〜16である。さらに、q+r=10〜35、 q≧5、 r≧5である。q+rが35を超えると、推進薬の機械的特性のうち、抗張力が低下するとともに、ブロック共重合体の粘度が高くなるため推進薬の製造性が悪くなる傾向にある。逆に、q+rが10より小さいと、推進薬の機械的特性のうち、伸びが低下する。
【0012】
重合開始剤となる2価アルコール(HOR1 OH)としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、α−モノクロルヒドリン、ポリエチレングリコール HO−〔(CH2 CH2 O)x CH2 CH2 〕−OH(但し、x =10〜25)、ポリオキシテトラメチレングリコール −〔(CH2 CH2 CH2 CH2 O)y CH2 〕−(但し、y =5〜20)等が使用される。
【0013】
A単位(−OR2 −)を形成する化合物としては、テトラヒドロフラン、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等が使用される。さらに、B単位〔−CH2 CH(CH2 N3 )O−〕を形成する化合物としては、エピクロルヒドリン等が使用される。
【0014】
そして、ブロック共重合体を合成するためには、重合開始剤である2価アルコールとA単位を形成する化合物とを、触媒の存在下に反応させた後、B単位を形成する化合物を付加反応させる。または、2価アルコールにA単位を形成する化合物を加え、それにB単位を形成する化合物を逐次添加して反応させる。このように反応させることにより、側鎖に例えばクロルメチル基を有する共重合体が得られる。この共重合体に溶媒の存在下でアジド化合物、例えばアジ化ナトリウムを反応させることにより、一般式(1)で示されるブロック共重合体が得られる。
【0016】
前記ブロック共重合体を製造するための触媒としては、三フッ化ホウ素のエーテル錯塩等が用いられる。
このようにして得られるブロック共重合体は、元素分析、赤外線吸光分析、分子量測定、水酸基価の測定等の分析により、その構造が確認される。
【0017】
このブロック共重合体は、コンポジット推進薬中に7〜30重量%の範囲で含有されることが好ましい。7重量%より少ない場合又は30重量%を超える場合、推進薬の比推力が低下する。さらに好ましくは、10〜25重量%の範囲である。
【0018】
次に、架橋剤としては、トリメチロールプロパン(TMP)、ポリエーテルトリオール、ポリエステルトリオール等、三官能以上の多官能ポリオール類等があげられる。これらのうち、TMP又は分子量1000以下の三官能ポリオールが好ましい。
【0019】
硬化剤としては、例えばヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、トリレンジイソシアネート等のジイソシアネート化合物があげられる。これらのうち、HMDI又はIPDIが好ましい。
【0020】
可塑剤としては、ジオクチルアジペート(DOA)、ジオクチルセバケート(DOS)、ジイソデシルアジペート(DIDA)、イソデシルペラゴネート等のエステル類の他、1,2,4−ブタントリオールトリナイトレート(BTTN)、トリメチロールエタントリナイトレート(TMETN)、トリエチレングリコールジナイトレート(TEGDN)等のニトロ可塑剤等が使用される。
【0021】
結合剤としては、ビスイソフタロイル1−(2−メチル)アジリジン(HX−752、3M社製)等のアジリジン系、テトラエチレンペンタミンとアクリロニトリルの反応生成物(TEPAN又はHX−879、3M社製)、テトラエチレンペンタミンとアクリロニトリルとグリシドールとの反応生成物(TEPANOL又はHX−878、3M社製)等のアミン系、ジヒドロキシエチル−5,5−ジメチルヒダントイン(DHE)等のヒダントイン系及びシランカップリング剤(A−1100、日本ユニカー社製)等が使用される。
【0022】
硬化触媒としては、例えばジブチルスズジラウレート(DBTDL)、ジブチルスズジ(2−エチルヘキソエート)等の有機スズ化合物やトリフェニルビスマス等の有機ビスマス化合物及びトリエチレンジアミン等のアミン類等が使用される。中でも、触媒効果の高いDBTDL又はポットライフが長く、硬化時間を短くできるトリフェニルビスマスが望ましい。
【0023】
老化防止剤としては、例えば2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、フェニル−β−ナフチルアミン、ジフェニルアミンとアセトンとの反応生成物(ノンフレックスBA、精工化学社製)等があげられる。
【0024】
前述のように、コンポジット推進薬を製造する場合、バインダーに酸化剤、必要に応じて推進薬の性能を調整するための助燃剤、燃焼調整剤等が加えられる。酸化剤としては、通常過塩素酸アンモニウム(AP)、シクロテトラメチレンテトラニトラミン(HMX)、シクロトリメチレントリニトラミン(RDX)、トリアミノグアニジンナイトレート(TAGN)及び硝酸アンモニウム(AN)等が用いられる。
【0025】
助燃剤としては、アルミニウム、ボロン等の金属粉体が、燃焼調整剤としては、酸化鉄、フェロセン誘導体、カルボラン誘導体、鉛塩、カーボン等が用いられる。
【0026】
この発明のコンポジット推進薬の各成分の割合は、通常バインダーが10〜35重量%、酸化剤が65〜90重量%、必要に応じて助燃剤が5〜20重量%、燃焼調整剤等の各種添加剤が1〜10重量%である。そして、以上のような組成の原料を用いて、通常の製造方法により高エネルギーバインダー含有のコンポジット推進薬が得られる。
【0027】
【実施例】
以下に、実施例及び比較例をあげてこの発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜4)
(1)コンポジット推進薬におけるバインダーの主成分となるブロック共重合体の製造
気密性のある反応容器に重合開始剤としてのエチレングリコール31.3gと、A単位を形成する化合物としてのテトラヒドロフラン(THF)36.6gと、触媒としての三フッ化ホウ素のエーテル錯塩 5.0gとを入れ、窒素ガスの 0.5ないし 5.0kg/cm2 の加圧下で反応させた。そして、これにエピクロルヒドリン(ECH) 850gを逐次圧入し、30〜60℃の加温下で反応させた。
【0028】
次いで、未反応のECHとTHFを除去した。さらに、10%炭酸ナトリウム水溶液で触媒を中和し、pH5〜7に調整した。その後、80〜100℃に加温し、減圧下に水を除去した。そして、生成物を濾過精製し、ブロック共重合体100gを得た。このブロック共重合体は淡黄色透明の液体であった。この共重合体の水酸基価は50.4KOHmg /gであった。
【0029】
次に、この共重合体100gと、アジ化ナトリウム80gとをジメチルホルムアミド(DMF)中、100℃の加温下で72時間反応させた。その後、室温まで冷却し、塩化メチレンを加え、蒸留水にて洗浄し、DMF及び未反応のアジ化ナトリウムを除去した。続いて、無水硫酸ナトリウムにて水分を除去した。さらに、減圧下で濾過をして塩化メチレンを除去した。このようにして、バインダーの主成分である前記一般式(1)で示される淡黄色透明液状のブロック共重合体95gを得た。
(2)ブロック共重合体の物性
以上の方法で得られたブロック共重合体について、元素分析、平均分子量測定、赤外線吸光分析(IR)、核磁気共鳴スペクトル分析( 1H−NMR)、水酸基価の測定等の分析を行った。その結果を以下に示す。
【0030】
元素分析値(重量%):C 43.6 、H 6.7、N 27.6
平均分子量:2226
水酸基価: 50.4 KOHmg /g
赤外吸収:2100cm-1にN3 基の吸収が確認された。
【0031】
官能基数:2
密度: 1.28g/cm3
1H−NMR:THF共重合率37.5 mol%であることが確認された。
【0032】
このようにして、この実施例のブロック共重合体は、R1 が−CH2 CH2 −、R2 が−(CH2 )4 −、q +r =15、n +m =9であることが確認された。
(3)コンポジット推進薬の製造及び試験
前記ブロック共重合体 85.77重量部に、架橋剤であるトリメチロールプロパン(TMP)2.06重量部、硬化触媒であるジブチルチンジラウレート0.01重量部及び結合剤としてテトラエチレンペンタミンとアクリロニトリルとグリシドールとの反応生成物(TEPANOL)1.72重量部を添加して混合した。それに酸化剤である過塩素酸アンモニウムを所定量仕込んで60℃に加温し、30分間真空混和を行った。
【0033】
次に、硬化剤であるヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)10.44 重量部を仕込み、さらに10分間真空混和を行ってスラリー状の混和物を得た。この混和物を所定の成型容器に真空下で注型し、脱泡後60℃で7日間硬化してコンポジット推進薬を得た。なお、前記真空混和直後のスラリー状の混和物について、その60℃における粘度をB型粘度計を用いて測定した。バインダー配合組成及び推進薬配合組成を表1に、スラリー粘度を表3に示した。また、前記推進薬を用いて以下に示す方法で引張特性及び燃焼特性を測定し、その結果を表3に示した。
(引張特性)
前記推進薬から、推進薬物性懇談会で規定された引張試験片を作製し、引張速度50mm/min 、試験温度60℃、20℃、−30℃及び−40℃にて引張試験を行い、最大応力〔抗張力σm (kgf/cm2) 〕、最大応力時の伸び〔又は歪みεm (%)〕及び弾性率〔E(kgf/cm2) 〕を求めた。
【0034】
なお、推進薬物性懇談会で規定した引張試験片は、全長が125mmで両端部は幅25mmであり、両端部間に長さ50mm、幅10mmの中央直線部がある厚さ10mmの試験片である。
(燃焼特性)
直径80mm、長さ140mmで中央に直径40mmの内孔を有する円筒状をなす推進薬を作製し、その外周面をエポキシ樹脂にて被覆した薬幹を作製する。その薬幹を内径84mmの標準ロケットモータ用チャンバーに装填し、圧力50kg/m2となるようにノズルスロート径を調整し、通常の小型ロケットモータ燃焼スタンド装置を使用して、推進薬の比推力及び燃焼速度を測定した。なお、ノズルの開口比は6である。
(実施例5及び実施例6)
前記実施例1において、A単位を形成する化合物であるテトラヒドロフランをエチレンオキサイドに代えた場合(実施例5)及びプロピレンオキサイドに代えた場合(実施例6)について、実施例1と同様にしてブロック共重合体を製造した。これらのブロック共重合体について、実施例1と同様に各物性を測定し、共重合体中のR2 がそれぞれ−(CH2 )4 −及び−CH(CH3 )CH2 −であることを確認した。
【0035】
そして、これらのブロック共重合体を含むバインダーを用いて、コンポジット推進薬を調製した。バインダー及び推進薬の組成を表1に示した。また、スラリー粘度、引張特性及び燃焼特性を表3に示した。
(比較例1〜3)
前記実施例1〜6と同様にして、テトラヒドロフランを用いない重合体を製造した。そして、この重合体をバインダーとして推進薬を調製した。バインダー配合組成及び推進薬配合組成を表2に、スラリー粘度を表4に示した。また、引張特性及び燃焼特性を表4に示した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
表3及び表4に示したように、実施例1〜6のコンポジット推進薬は、20℃や60℃はもとより、−30℃や−40℃という低温においても、最大応力時の伸びεm (%)が比較例1〜3に比べてかなり向上した。従って、コンポジット推進薬の貯蔵時などにおいて推進薬が高温や低温に晒されても、その伸びが保持され、クラックの発生や機能の低下が防止される。しかも、実施例1〜6の推進薬の比推力や燃焼速度は、比較例1〜3のそれらに比べて同等に維持された。一方、A単位を有しない比較例1〜3では、特に低温における最大応力時の伸びが大きく低下した。
【0041】
なお、前記実施態様より把握される請求項以外の技術的思想について、その効果とともに以下に記載する。
(1)B単位がメチルアジド基を有しない単位にアジド化合物を反応させて得られたものである請求項2に記載の高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬。この構成によれば、ブロック共重合体を形成するB単位にメチルアジド基を確実に導入することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明のコンポジット推進薬によれば、高温領域における強度などの物性を維持することができるとともに、低温領域における応力に対する伸びなどの物性をより向上させることができる。
【0043】
また、請求項2に記載の発明によれば、ブロック共重合体よりなるバインダーを容易に、しかも確実に得ることができる。
Claims (2)
- 酸化剤とバインダーとを主体とするコンポジット推進薬であって、バインダーが下記一般式(1)で示されるように結合されたブロック共重合体を主成分とする高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬。
R1 は−CH2 CH2 −、−CH2 CH2 CH2 CH2 −、
−CH2 CH(CH3 )−、−〔(CH2 CH2 O)x CH2 CH2 〕−、又は−〔(CH2 CH2 CH2 CH2 O)y CH2 CH2 CH2 CH2 〕−である。
x は10〜25、y は5〜20である。
R2 は、−CH2 CH2 CH2 CH2 −、−CH2 CH2 −、又は
−CH2 CH(CH3 )−である。
m + n=2〜20、 m≧1、 n≧1、q + r=10〜35、 q≧5、 r≧5 - 前記ブロック共重合体が、重合開始剤となる2価アルコール(HOR1 OH)とA単位を形成する化合物を反応させ、次いでB単位を形成する化合物を反応させることにより得られた共重合体である請求項1に記載の高エネルギーバインダー含有コンポジット推進薬。
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