JP3786485B2 - ランレングス符号化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル映像信号を符号化するランレングス符号化方法及びその装置に関し、特に、映像信号符号化システムに用いられる改善されたランレングス符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ディジタル映像信号の伝送は、アナログ信号の伝送に比べて優れた画質の映像を得ることができる。映像信号がディジタル形態で表現される場合、特に、高精細度テレビジョンシステムの場合、そのデータ伝送の際大量のデータが必要とする。しかし、従来の伝送チャンネル上の利用可能な周波数帯域中が制限されているために、その大量のディジタルデータを伝送するためには伝送すべきデータの量を減らすべきである。
【0003】
現代の映像伝送または処理システムにおいて、ディジタル映像信号はまず、画素ブロックを離散的コサイン変換(DCT)を行うことによって符号化され得る。映像データのフレーム間の空間的冗長度を減らすかまたは除去するDCTは、ディジタル映像データのブロック(例えば、8×8画素ブロック)を一組の変換係数のデータに変換する。この変換係数のデータは「ゼロ」値を発生するように量子化される。その後、量子化係数はジグザグスキャニングされることによって、複数のゼロ値及びゼロでない値を有する映像データのストリームが生成される。その結果、データストリームは連続的なゼロ値(即ち、ゼロのラン)を用いるためにランレングス符号化(RLC)される。
【0004】
図1に示すように、RLCを用いる従来のランレングス符号化装置は、第1バッファ11、ゼロ値検出器12、カウンタ13及び第2バッファ14から構成されている。第1バッファ11は、入力データストリームを一時的に格納すると共に、ゼロ値検出器12及び第2バッファ14へ順次的に供給する。ゼロ値検出器12は、入力されたデータストリームの要素がゼロ値であるか否かをチェックすると共にチェック値を制御信号としてカウンタ13及び第2バッファ14に出力する。カウンタ13はゼロ値検出器12にてゼロ値として検出されたデータストリームの要素の数をカウントすると共に、前記制御信号に応じてカウント値をランレングスとして出力する。ゼロ値検出器12からの制御信号に応じて、第2バッファ14はデータストリームのゼロでない値をカウンタ13から取り出したランレングスに対応するレベルとして出力する。従って、データストリームはランレングス及びそれに対応するレベルを有する複数のラン・レベルの対に変換される。ここで、ランレングスは、ゼロでない値に先行する連続的なゼロのラン(長さ)でゼロ値の個数を表し、ここで、レベルは上記の連続的なゼロ値に後続するゼロでない値の大きさを表す。
【0005】
しかし、従来のランレングス符号化装置は、データストリーム内の各要素を一列に取り扱うために、データの処理速度が低下されるので、その速度をより一層向上させることが好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の主な目的は、より一層向上されたデータ処理速度にて、入力データストリームを複数のラン・レベル対に変換させ得るランレングス符号化装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、複数のゼロ値及びゼロでない値から成る入力データのストリームをランレングス符号化するランレングス符号化装置であって、
前記入力データストリームから(2M−1)番目のデータからなる第1シーケンスと2M番目のデータからなる第2シーケンスとを発生するバッファ手段(Mは正の整数)と、
前記第1及び第2シーケンス内のデータに基づいて、第1及び第2カウント制御情報及び加算制御情報を発生する制御手段と、
前記第1カウント制御情報に応じて、前記第1シーケンス内のゼロ値の個数をカウントして第1カウント値を発生する第1カウント手段と、
前記第2カウント制御情報に応じて、前記第2シーケンス内のゼロ値の個数をカウントして、第2カウント値を発生する第2カウント手段と、
前記第1カウント値と前記第2カウント値とを合算すると共に、前記加算制御情報に応じて前記合算値をランレングスとして出力する加算手段であって、前記ランレングスは前記入力データストリーム内のゼロでない値に先行して発生する連続的なゼロ値の個数を表す、前記加算手段と、
を含むことを特徴とするランレングス符号化装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適実施例について図面を参照しながらより詳しく説明する。
【0009】
図2には、本発明の好適実施例によるランレングス符号化装置のブロック図が示されている。このランレングス符号化装置100は、入力データストリームを符号化してランレングス符号化信号を出力する。ここで、入力データストリームは複数のゼロ値とゼロでない値とからなっている。
【0010】
図2に示すように、入力データストリームは入力バッファ10に入力されて再配列されると共に一時格納される。この入力バッファ10では、入力データストリームは奇数シーケンスと偶数シーケンスとに分けられる。ここで、奇数シーケンスは入力データストリームの(2M−1)番目のデータを、偶数シーケンスは入力データストリームの2M番目のデータを各々有する。Mは正の整数である。
【0011】
続いて、奇数シーケンスはラインL50を介して第1ゼロ値検出器20A及びマルチプレクサ60へ供給される。一方、偶数シーケンスはラインL60を介して第2ゼロ値検出器20B及びマルチプレクサ60へ伝達される。
【0012】
第1ゼロ値検出器20Aは、入力バッファ10から取り出された入力データストリームの(2M−1)番目のデータがゼロ値であれば、ローレベルの論理信号「0」の現検出値Q1をコントローラ30へ供給し、(2M−1)番目のデータがゼロでない値であれば、ハイレベルの論理信号「1」の現検出値Q1をコントローラ30へ供給する。同様な方法で、第2ゼロ値検出器20Bは、入力バッファ10からの入力データストリームの2M番目のデータに基づいて現検出値Q2をコントローラ30へ供給する。第1ゼロ値検出20Aは、ラインL10を通じて第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bへ第1書き込み信号WRITE1を発生し、第2ゼロ値検出器20BはラインL20を通じて第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bへ第2書き込み信号WRITE2を供給する。第1書き込み信号WRITE1は第1現検出値Q1と、第2書き込み信号WRITE2は第2現検出値Q2と各々同一の信号パターンを有する。
【0013】
コントローラ30は現検出値Q1及びQ2と、前動作サイクルにて第1及び第2ゼロ値検出器20A及び20Bから各々発生された前検出値Q1′及びQ2′とを用いて制御信号を発生することによって、第1カウンタ40A、第2カウンタ40B、加算ブロック50及びマルチプレクサ60を制御する。
【0014】
最初、コントローラ30は、各カウンタ制御信号を第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bに供給して、各カウンタのカウント動作を調節する。両カウンタ40A及び40Bに対する各カウンタ制御信号は、例えば、第1カウンタ40Aの場合はセット信号S1、リセット信号R1及びカウント信号C1を、第2カウンタ40Bの場合はセット信号S2、リセット信号R2及びカウント信号C2を備える。両セット信号S1及びS2は各カウンタの現カウント値が1にセットされるように各カウンタを制御し、両リセット信号R1及びR2は、現カウント値が0にリセットされるように各カウンタを制御し、両カウント信号C1及びC2は前カウント値が1だけ増加されるように各カウンタを制御する。また、コントローラ30はこれらの信号S1、S2、R1、R2、C1及びC2が全てハイレベルの論理信号にてイネーブルされる際、現カウント値を更新する。各カウンタを制御するために、各信号の中のいずれか一つのみがイネーブルされる。カウンタの制御のためにイネーブルされるべき信号は、下記表1に基づいて決定される。
【0015】
【表1】
Figure 0003786485
【0016】
上記表1中、各出力信号はハイレベルの論理信号(即ち、イネーブル状態)を表す。
【0017】
表1の詳細は図3の(A)〜(F)に示した各信号C1、C2、R1、R2、S1及びS2に対する状態図を参照して説明する。表1及び図3の各状態図を参照すると、各出力信号は次のように表れる。
【0018】
【数3】
S1=Q1′*/Q1*/Q2+/Q1′*Q2′/Q1*/Q2〔式1〕
S2=Q2′*/Q1*/Q2+Q1*/Q2 〔式2〕
R1=Q1+/Q1*Q2 〔式3〕
R2=Q2 〔式4〕
C1=/Q1′*/Q2′*/Q1*/Q2 〔式5〕
C2=/Q2′*/Q1*/Q2 〔式6〕
【0019】
ここで、/Qi :Qiの補数
/Qi′:Qi′の補数
i :1または2
【0020】
本発明の好適実施例において、カウンタ制御信号を出力するコントローラ30は、状態方正式〔式1〕〜〔式6〕に基づくゲートアレイで設計される。
【0021】
従って、第1及び第2カウンタ40A及び40Bはコントローラ30からの制御信号に応じて、対応するカウント動作を行うと共に、第1及び第2書き込み信号WRITE1及びWRITE2の中のいずれか一つがイネーブルされると、カウント値を加算ブロック50へ出力する。
【0022】
また、コントローラ30は第1ゼロ値検出器20Aからの第1現検出値Q1が「0」で、第2ゼロ値検出器20Bからの第2現検出値Q2が「1」である場合のみ、加算ブロック50の加算カウント値を「1」だけ増加させる加算信号をラインL40を介して加算ブロック50へ供給する。ここで、加算カウント値は、両カウンタ40A及び40Bから取り出されたカウント値の和である。また、コントローラ30は両現検出値Q1及びQ2の中のいずれか一つが「1」である場合にイネーブルされる加算器制御信号をラインL70を通じて加算ブロック50へ供給する。詳述すると、加算器制御信号は現検出値Q1及びQ2が0,1または1,0の場合に前加算カウント値をランレングスとして出力して、現検出値Q1及びQ2が「1」である場合には、前加算カウント値及び現加算カウント値をランレングスとして各々供給するように加算ブロック50を制御する。ここで、前加算カウント値は、前検出値Q1′及びQ2′に基づいて第1及び第2カウンタ40A及び40Bからのカウント値の和を表して、現加算カウント値は現検出値Q1及びQ2によって決定される。
【0023】
一方、コントローラ30は、ラインL30を介してマルチプレクサ60へ選択信号を供給する。この選択信号は、現検出値Q1及びQ2の中のいずれか一つが「1」である場合にイネーブルされる。マルチプレクサ60は、選択信号に応じて、両ラインL50及びL60から取り出されたデータのゼロでない値中のいずれか一つをレベルとして決定する。即ち、加算ブロック50と同様に、選択信号は現検出値Q1及びQ2が各々0,1または1,0であれば、ラインL50及びL60からのゼロでない値をレベルとして出力し、現検出値Q1及びQ2が全て「1」である場合は、ラインL50及び60からのゼロでない値をレベルとして順次的に出力するようにマルチプレクサ60を制御する信号パターンを有する。ここで、順次的に出力されるラインL50及びL60上のゼロでない値中で、ラインL60上のゼロでない値は常にラインL50上のゼロでない値に後続して出力される。
【0024】
上記のような方法を通じて、一連のラン・レベル対は入力データストリームから構成されることによって、ランレングス符号化信号を発生する。
【0025】
本発明のランレングス符号化装置の動作の詳細に対して、以下の例を参照して説明する。
【0026】
図2に示した入力バッファ10へ入力される入力データストリームがシーケンス「0,0,0,11 ,0,0,12 ,0,0,0,13 ,14 ,0,0,………」で構成されており、両カウンタ40A及び40Bは、初期にゼロ値にリセットされており、11 ,12 ,13 及び14 はゼロでない値であると仮定する。
【0027】
入力データストリームのシーケンスは、入力バッファ10にて奇数シーケンス「0,0,0,12 ,0,13 ,0,……」と偶数シーケンス「0,11 ,0,0,0,14 ,0,……」とに分けられると共に、シーケンスの値は第1ゼロ値検出器20A、第2ゼロ値検出器20B及びマルチプレクサ60へ供給される。
【0028】
第1の動作サイクルの際、奇数シーケンス内の第1番目の値「0」は第1ゼロ値検出器20Aへ、偶数シーケンス内の第1番目の値「0」は、第2ゼロ値検出器20Bへ各々供給される。すると、これらの第1番目の値「0」及び「0」に応じて、第1ゼロ値検出器20Aはローレベルの第1検出値Q1を発生し、第2ゼロ値検出器20Bはローレベルの第2検出値Q2を発生する。一方、第1ゼロ値検出器20A、及び第2ゼロ値検出器20Bは、ローレベルの論理信号にてディスエーブルされる第1及び第2書き込み信号WRITE1及びWRITE2を各々発生する。コントローラ30は、ローレベルの現検出値Q1及びQ2と、初期にハイレベル「1」にセットされている初期検出値Q1′及びQ2′とを比較することによって、第1カウンタ40Aにイネーブルセット信号S1を、第2カウンタ40Bにイネーブルセット信号S2を各々供給する。また、コントローラ30はディスエーブル加算信号及び加算器制御信号を加算ブロック50へ供給して、加算ブロック50が前加算カウント値または現加算カウント値をランレングスとして出力されないように制御し、またディスエーブル選択信号を出力してマルチプレクサ60が動作できないように制御する。その後、第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bはイネーブルされたセット信号S1及びS2に応じて現カウント値「1」を各々出力する。第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bからの現カウント値(即ち、1及び1)は、ディスエーブル書き込み信号WRITE1及びWRITE2によって両カウンタ40A及び40Bが加算ブロック50へ現カウント値を伝達できないために、そのイネーブル書き込み信号が入力されるまで一時的に各カウンタに前カウント値として格納される。上記動作サイクルの際に、コントローラ30で用いられた現検出値Q1及びQ2は、次の動作サイクルにて前検出値Q1′及びQ2′として用いられるようにコントローラ30に格納される。
【0029】
第1の動作サイクルと同様な方法で、第2の動作サイクルの際には奇数シーケンスの2番目の値「0」は第1ゼロ値検出器20Aへ、偶数シーケンスの2番目の値「11 」は第2ゼロ値検出器20Bへ、各々入力される。第1ゼロ値検出器20Aはローレベルの現検出値Q1を、第2ゼロ値検出器20Bはハイレベルの現検出値Q2を各々発生すると共に、第1のディスエーブル書き込み信号WRITE1及び第2のイネーブル書き込み信号WRITE2を各々発生する。コントローラ30は、ローレベルの現検出値Q1及びハイレベルの現検出値Q2と、第1の動作サイクルの間に生成されてコントローラ30に格納されていた、ローレベルの前検出値Q1′及びローレベルの前検出値Q2′とを比較することによって、表1を用いて第1カウンタ40Aにイネーブルリセット信号R1を、第2カウンタ40Bにイネーブルリセット信号R2を各々供給すると共に、加算ブロック50にイネーブル加算信号及び加算器制御信号を供給する。ここで、加算信号は、現検出値Q1がローレベルの論理信号で、現検出値Q2がハイレベルの論理信号であるのでイネーブルされる。同時に、コントローラ30はマルチプレクサ60にイネーブル選択信号を出力する。従って、加算ブロック50は前加算カウント値を1だけ増加させ、増加値(即ち、3)をそのランレングスとして出力する。ここで、前加算カウント値は両カウンタ40A及び40Bからのカウント値の和である。これは、両カウンタ40A及び40Bが前動作サイクルにてイネーブル信号S1及びS2によって「1」にセットされているためである。一方、マルチプレクサ60はコントローラ30からのイネーブル選択信号に応じてゼロでない値「11 」をレベルとして出力する。その次に、カウンタ40A及び40Bは、イネーブル信号R1及びR2によって各々リセットされる。第2の動作サイクルの結果としてランレングス3及びレベル11 からなるラン・レベル対(3,11 )が生成される。
【0030】
第3の動作サイクルの際は、第1ゼロ値検出器20Aは入力された奇数シーケンスの第3番目の値「0」に基づいてローレベルの現検出値Q1及びディスエーブル書き込み信号WRITE1を発生し、同様に、第2ゼロ値検出器20Bは入力された偶数シーケンスの3番目の値「0」に基づいてローレベルの現検出値Q2及びディスエーブル書き込み信号WRITE2を発生する。コントローラ30では、表1に示したように、ローレベルのQ1′、ハイレベルのQ2′及びローレベルのQ1及びQ2に基づいてイネーブルセット信号S1及びS2信号が発生されて、加算ブロック50へはディスエーブル加算信号及びディスエーブル加算器制御信号が供給されて、マルチプレクサ60へはディスエーブル選択信号が入力される。従って、加算ブロック50は、ディスエーブル加算器制御信号によってなんの加算カウント値も出力できなく、マルチプレクサ60もディスエーブル選択信号によって動作できなくなる。続いて、両カウンタ40A及び40Bは、イネーブルセット信号S1及びS2によってセットされることによってカウント値「1」は、第1カウント40A及び第2カウンタ40Bに前カウント値として各々格納される。
【0031】
第4の動作サイクルの際には、奇数シーケンスの4番目の値「12 」は、第1ゼロ値検出器20Aへ、偶数シーケンスの4番目の値「0」は第2ゼロ値検出器20Bへ各々伝達される。従って、両カウンタからハイレベルの現検出値Q1、ローレベルの現検出値Q2、イネーブル書き込み信号WRITE1及びディスエーブル書き込み信号WRITE2が発生される。これらのQ1、Q2、WRITE1及びWRITE2に基づいて、コントローラ30は、イネーブルリセット信号R1を第1カウンタ40Aに、イネーブルセット信号S2を第2カウンタ40Bに供給すると共に、イネーブル加算器制御信号を加算ブロック50に供給し、また、マルチプレクサ60にはイネーブル選択信号を出力する。加算ブロック50は第1及び第2カウンタ40A及び40Bからの前カウント値(即ち、1及び1)間の和を計算すると共に、コントローラ30からのイネーブル加算器制御信号に応じて、その和(即ち、2)をランレングスとして出力する。従って、マルチプレクサ60は、コントローラ30からのイネーブル制御信号に応じて、ゼロでない値「12 」をレベルとして出力する。続けて、第1カウンタ40Aはリセット信号R1によってリセットされ、第2カウンタ40Bはセット信号S2によってセットされる。第4の動作サイクルの後に第2番目のラン・レベル対(2,12 )が求められる。
【0032】
同様に、入力バッファ10からの第5番目の値「0」及び「0」に基づく第5動作サイクルも、上記動作で用いられたのと類似な方法で実行される。即ち、各々検出値Q1′、Q2′、Q1及びQ2が、各々1,0,0及び0値を有するために、表1に示したように、リセット信号S1及びカウント信号C2はイネーブルされ、書き込み信号WRITE1及びWRITE2はディスエーブルされる。よって、加算ブロック50及びマルチプレクサ60はランレングス及びレベルを発生することができない。第1カウンタ40Aはセットされてカウント値「1」を有し、第2カウンタ40Bは前カウント値「1」を1だけ増加させてカウント値「2」を有する。
【0033】
後続サイクルの際には、ゼロでない値「13 」は第1ゼロ値検出器20Aへ、ゼロでない値「14 」は第2ゼロ値検出器20Bへ各々入力されると、第1カウンタ40A及び第2カウンタ40Bを駆動させるようにイネーブル書き込み信号WRITE1及びWRITE2が発生される。そして、コントローラ30は、イネーブルリセット信号R1及びR2を発生する。しかし、この動作サイクルにおいて、各検出値Q1及びQ2は「1」値を有しているために、加算器制御信号及び選択信号はゼロでない値「13 」及び「14 」をレベルとして順次的に出力できるように、2度イネーブルされなければならない。ここで、2度のイネーブル加算制御信号及び選択信号は第1イネーブル信号と第2イネーブル信号との間に適当な時間間隔を有する必要がある。この時間間隔は、イネーブルリセット信号R1及びR2によって第1及び第2カウンタ40A及び40B各々で現カウント値が決定されるほど長くなくてはならない。即ち、第1のイネーブル加算器制御信号及び第1の選択信号は、加算ブロック50及びマルチプレクサ60を制御して、ゼロでない値「13 」及び第1及び第2カウンタ40A及び40Bに格納されている前カウント値(即ち、1及び2)に基づいて、第1のラン・レベル対を生成する。
【0034】
一方、第2のイネーブル加算器制御信号及び第2の選択信号は、加算ブロック50及びマルチプレクサ60がゼロでない値「14 」及びイネーブルリセット信号R1及びR2によって第1及び第2カウンタ40A及び40Bから発生された各現カウント値(即ち、0及び0)に基づいて第2のラン・レベル対を生成するように制御する。よって、この動作サイクルにて、本発明のランレングス符号化装置100は2つのラン・レベル対(3、13 )及び(1、1)を発生する。
【0035】
入力バッファ10の残り出力も表1に基づいて、前記過程で用いられたものと同一であるかまたは類似な方法にて一連のラン・レベル対に変換される。
【0036】
従って、本発明によるランレングス符号化装置を用いてシーケンス「0,0,0,11 ,0,0,12 ,0,0,0,13 ,14 ,0,0,……」はラン・レベル対(3,11 )、(2,12 )、(3,13 )、(0,14 )のように変換されることによって、ランレングス符号化信号を発生することになる。
【0037】
上記において、本発明の特定の実施例について説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、より一層向上されたデータ処理速度にて、入力データストリームを複数のラン・レベル対に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のランレングス符号化装置の概略的なブロック図である。
【図2】本発明によるランレングス符号化装置の概略的なブロック図である。
【図3】(A)〜(F)よりなり、各図は制御信号の発生を説明するための状態図である。
【符号の説明】
10 入力バッファ
11 第1バッファ
12 ゼロ値検出器
13 カウンタ
14 第2バッファ
20A 第1ゼロ値検出器
20B 第2ゼロ値検出器
30 コントローラ
40A 第1カウンタ
40B 第2カウンタ
50 加算ブロック
60 マルチプレクサ
100 ランレングス符号化装置
C1,C2 カウント信号
L10〜L70 ライン
Q1,Q2 現検出値
Q1′,Q2′ 前検出値
R1,R2 リセット信号
S1,S2 セット信号

Claims (11)

  1. 複数のゼロ値及びゼロでない値から成る入力データのストリームをランレングス符号化するランレングス符号化装置であって、
    前記入力データストリームから(2M−1)番目のデータからなる第1シーケンスと2M番目のデータからなる第2シーケンスとを発生するバッファ手段(Mは正の整数)と、
    前記第1及び第2シーケンス内のデータに基づいて、第1及び第2カウント制御情報及び加算制御情報を発生する制御手段と、
    前記第1カウント制御情報に応じて、前記第1シーケンス内のゼロ値の個数をカウントして第1カウント値を発生する第1カウント手段と、
    前記第2カウント制御情報に応じて、前記第2シーケンス内のゼロ値の個数をカウントして、第2カウント値を発生する第2カウント手段と、
    前記第1カウント値と前記第2カウント値とを合算すると共に、前記加算制御情報に応じて前記合算値をランレングスとして出力する加算手段であって、前記ランレングスは前記入力データストリーム内のゼロでない値に先行して発生する連続的なゼロ値の個数を表す前記加算手段と、
    を含むことを特徴とするランレングス符号化装置。
  2. 前記ランレングス符号化装置が、
    前記第1及び第2シーケンス内のデータに基づいて選択信号を提供する選択信号発生手段と、
    前記選択信号に応じて、前記入力データストリーム内のゼロでない値を前記入力ストリーム内の連続的なゼロ値に後続するゼロでない値の大きさを表すレベルとして出力手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のランレングス符号化装置。
  3. 前記制御手段が、
    前記第1シーケンス内の各データがゼロ値であるか否かを判断することによって、第1現検出値Q1を発生する第1検出手段と、
    前記第2シーケンス内の各データがゼロ値であるか否かを判断することによって、第2現検出値Q2を発生する第2検出手段と、
    前記現検出値Q1及びQ2に先行して発生する前検出値Q1′及びQ2′を一時的に格納する格納手段と、
    前記前検出値Q1′及びQ2′と、前記現検出値Q1及びQ2とに基づいて前記第1及び第2カウント制御情報を発生するカウント制御情報発生手段と、
    前記現検出値Q1及びQ2に基づいて、前記加算制御情報を発生する加算制御情報発生手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のランレングス符号化装置。
  4. 前記現検出値Q1及びQ2の各々が、前記第1及び第2シーケンス内の各データの値がゼロである場合はローレベルの信号「0」を有し、ゼロでない場合にはハイレベルの信号「1」を有することを特徴とする請求項3に記載のランレングス符号化装置。
  5. 前記第1及び第2カウント手段に対する前記カウント制御情報が、カウント値を1にセットするためのセット信号Sと、前記カウント値を0にリセットするためのリセット信号Rと、前記カウント値を1だけ増加させるカウント信号Cとからなっており、前記各信号S、R及びCが前記前検出値Q1′及びQ2′と、前記現検出値Q1及びQ2とによって選択的にイネーブルされることを特徴とする請求項3に記載のランレングス符号化装置。
  6. 前記第1カウント制御情報内の各信号が次式
    【数1】
    S=Q1′*/Q1*/Q2+/Q1′*Q2′*/Q1*/Q2
    R=Q1+/Q1*Q2
    C=/Q1′*/Q2′*/Q1*/Q2
    ここで、/Qi :Qiの補数
    /Qi′:Qi′の補数
    i :1または2
    によって、イネーブルされることを特徴とする請求項5のランレングス符号化装置。
  7. 前記第2カウント制御情報内の各信号が、次式に
    【数2】
    S=Q2′*/Q1*/Q2+Q1*/Q2
    R=Q2
    C=/Q2′*/Q1*/Q2
    ここで、/Qi :Qiの補数
    /Qi′:Qi′の補数
    i :1または2
    よって、イネーブルされることを特徴とする請求項6に記載のランレングス符号化装置。
  8. 前記加算制御情報は加算信号と出力信号とを含み、前記加算信号がイネーブルされる場合、前記加算手段前記第1及び第2カウント値の合算値を1だけ増加させ、前記出力信号がイネーブルされる場合、前記加算手段前記合算値をランレングスとして出力することを特徴とする請求項7に記載のランレングス符号化装置。
  9. 前記加算信号は前記現検出値Q1がローレベルの信号「0」で、前記現検出値Q2がハイレベルの信号「1」である場合にのみイネーブルされ、前記出力信号が前記現検出値Q1及びQ2の中のいずれか一つがハイレベルの信号「1」である場合にイネーブルされることを特徴とする請求項8に記載のランレングス符号化装置。
  10. 前記出力信号が、第1及び第2出力制御信号と、前記第1及び第2出力制御信号間の時間間隔とを有しており、前記第1出力制御信号が前記現検出値Q1またはQ2がハイレベルの信号である場合にイネーブルされ、前記第1及び第2出力制御信号が前記現検出値Q1及びQ2が全てハイレベルの信号である場合にイネーブルされ、前記時間間隔が前記第1及び第2カウント手段が前記第1及び第2カウント制御情報によって動作される程長く設定されていることを特徴とする請求項9に記載のランレングス符号化装置。
  11. 前記選択信号の信号パターンが、出力信号のパターンと同一であることを特徴とする請求項10に記載のランレングス符号化装置。
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