JP3786121B2 - データ転送制御装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、データ転送制御装置及び電子機器に関する。
近年、EMIノイズの低減などを目的としたインターフェースとしてLVDS(Low Voltage Differential Signaling)などの高速シリアル転送のインターフェースが脚光を浴びている。この高速シリアル転送では、トランスミッタ回路がシリアル化されたデータを差動信号(Differential Signals)により送信し、レシーバ回路が差動信号を差動増幅することでデータ転送を実現する。このような高速シリアル転送のインターフェースとしてはDVI(Digital Visual Interface)などが知られている。
さて、一般的な携帯電話は、電話番号入力や文字入力のためのボタンが設けられる第1の機器部分と、メインLCD(Liquid Crystal Display)やサブLCDやカメラが設けられる第2の機器部分と、第1、第2の機器部分を接続するヒンジなどの接続部分により構成される。この場合に、第1の機器部分に設けられる第1の基板と、第2の機器部分に設けられる第2の基板との間のデータ転送を、差動信号を用いたシリアル転送により行えば、接続部分を通る配線の本数を減らすことができ、好都合である。
しかしながら、このような接続部分でのデータ転送をシリアル転送で行う場合に、シリアル転送制御を行うホスト側データ転送制御装置やターゲット側データ転送制御装置の消費電力は、なるべく少ないことが望ましい。またシリアルバスを介して転送されるデータ量も、なるべく少ないことが望ましい。更に、ホスト側データ転送制御装置にアクセスして各種設定を行うシステムデバイス(CPU、表示コントローラ等)の処理負荷も、なるべく低減できることが望ましい。
またシステムデバイスがホスト側データ転送制御装置に対して、RGBインターフェースの同期信号を出力した場合に、ターゲット側データ転送制御装置が、この同期信号を簡素な処理で再生して、インターフェースバスに接続されるデバイスに対して出力できることが望ましい。
特開2001−222249号公報
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同期信号を簡素な処理で再生可能にするデータ転送制御装置及びこれを含む電子機器を提供することにある。
本発明は、データ転送を制御するデータ転送制御装置であって、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置から受信したパケットを解析するリンクコントローラと、インターフェース信号を生成して、インターフェースバスに出力するインターフェース回路とを含み、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置から転送されるパケットが、同期信号コードを設定するための同期信号コードフィールドを含み、前記インターフェース回路が、パケットに設定された前記同期信号コードに基づいて、インターフェース信号に含まれる同期信号を生成するデータ転送制御装置に関係する。
本発明によれば、パケットの同期信号コードフィールドに同期信号が設定されたパケットが、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置から転送される。そして、このパケットに設定される同期信号コードに基づいて、インターフェース信号に含まれる同期信号が生成される。このようにすれば、パケットに同期信号コードを設定するだけで、同期信号を生成できるようになり、同期信号を簡素な処理で再生することが可能になる。
また本発明では、前記リンクコントローラが、表示期間では、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信し、非表示期間では、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信するようにしてもよい。
このようにすれば、非表示期間においては、データフィールドにデータが設定されていない少ないデータ量のパケットが、シリアルバスを介して転送されるようになり、データ転送を効率化できる。
また本発明では、前記リンクコントローラが、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信した場合には、パケットに設定された前記同期信号コードを含むヘッダと、パケットに設定されたデータとを前記インターフェース回路に出力し、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信した場合には、パケットに設定された前記同期信号コードを含むヘッダを前記インターフェース回路に出力するようにしてもよい。
また本発明は、データ転送を制御するデータ転送制御装置であって、システムデバイスとのインターフェース処理を行うインターフェース回路と、シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置に送信するパケットを生成するリンクコントローラとを含み、前記インターフェース回路が、前記システムデバイスから同期信号を受け、前記リンクコントローラが、前記システムデバイスから受けた同期信号に対応した同期信号コードを、パケットの同期信号コードフィールドに設定し、前記同期信号コードが設定されたパケットをターゲット側データ転送制御装置に送信するデータ転送制御装置に関係する。
本発明によれば、システムデバイスからの同期信号を受けると、その同期信号に対応した同期信号コードが、パケットの同期信号コードフィールドに設定される。そしてそのパケットが、シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置に転送される。これにより、ターゲット側データ転送制御装置は、パケットに含まれる同期信号コードに基づいて、インターフェース信号に含まれる同期信号を生成できるようになり、同期信号を簡素な処理で再生することが可能になる。
また本発明では、前記リンクコントローラが、表示期間においては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットを生成し、非表示期間においては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットを生成するようにしてもよい。
このようにすれば、非表示期間においては、データフィールドにデータが設定されていない少ないデータ量のパケットが、シリアルバスを介して転送されるようになり、データ転送を効率化できる。
また本発明では、前記インターフェース回路が、前記システムデバイスからの垂直同期信号のエッジを検出して、第1のエッジ検出信号を出力する第1のエッジディテクタと、
前記システムデバイスからの水平同期信号のエッジを検出して、第2のエッジ検出信号を出力する第2のエッジディテクタと、前記第1、第2のエッジ検出信号を所与のクロック信号に基づいてサンプリングする処理を行って、パケットに設定される前記同期信号コードを決定するサンプリング回路とを含むようにしてもよい。
このようにすれば、周波数がそれほど高くないクロック信号に基づいてサンプリング処理を行うことが可能になるため、データ転送制御装置の低消費電力化を図れる。
また本発明では、前記サンプリング回路が、前記第1、第2のエッジ検出信号に基づいてカウント処理を行うカウンタを含み、前記カウンタでのカウント結果に基づいて、表示期間と非表示時間の判定処理を行うようにしてもよい。
このようにすれば、表示期間と非表示期間の判定を簡素な処理で実現できる。
また本発明は、上記のいずれかに記載のターゲット側データ転送制御装置と、前記ターゲット側データ転送制御装置にシリアルバスを介して接続されるホスト側データ転送制御装置と、前記ターゲット側データ転送制御装置にインターフェースバスを介して接続される1又は複数のデバイスとを含む電子機器に関係する。
また本発明は、上記のいずれかに記載のホスト側データ転送制御装置と、前記ホスト側データ転送制御装置にシリアルバスを介して接続されるターゲット側データ転送制御装置と、前記ターゲット側データ転送制御装置にインターフェースバスを介して接続される1又は複数のデバイスとを含む電子機器に関係する。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.データ転送制御装置の構成例
図1にホスト側、ターゲット側のデータ転送制御装置10、30の構成例を示す。本実施形態ではこれらのホスト側、ターゲット側のデータ転送制御装置10、30を用いることで、いわゆるシステムバス、インターフェースバス間のブリッジ機能を実現している。なおデータ転送制御装置10、30は図1の構成に限定されず、図1の回路ブロックの一部を省略したり、回路ブロック間の接続形態を変更したり、図1とは異なる回路ブロックを追加してもよい。例えばホスト側データ転送制御装置10においてトランシーバ20の構成を省略したり、ターゲット側データ転送制御装置30においてトランシーバ40の構成を省略してもよい。
ホスト(TX)側データ転送制御装置10とターゲット(RX)側データ転送制御装置30は、差動信号(differntial signals)のシリアルバスを介してパケット転送を行う。より具体的には、シリアルバスの差動信号線(differntial signal lines)を電流駆動(或いは電圧駆動)することによりパケットの送受信を行う。
ホスト側データ転送制御装置10は、CPUや表示コントローラ等のシステムデバイス5との間のインターフェース処理を行うインターフェース回路92を含む。そしてシステムデバイス5とインターフェース回路92とを接続するシステムバスは、チップセレクト信号CS1、CS2を含む。またHSYNC/RD、VSYNC/WR、CLK/A0、D[17:0]の信号を含む。これらの信号はRGBインターフェースバス又はMPU(Micro Processor Unit)インターフェースバスとして用いられる。
例えばRGBインターフェースバスとして用いる場合には、HSYNC/RD、VSYNC/WR、CLK/A0、D[17:0]は、各々、水平同期信号、垂直同期信号、クロック信号、データ信号として用いられる。なおD[17:0]のうちの例えばD[5:0]、D[11:6]、D[17:12]は、各々、R(赤)用、G(緑)用、B(青)用のデータ信号として用いられる。一方、MPUインターフェースバスとして用いる場合には、HSYNC/RD、VSYNC/WR、CLK/A0、D[17:0]は、各々、リード信号、ライト信号、アドレス0信号(コマンド/パラメータ識別信号)、データ信号として用いられる。
またシステムバスはSCS、SR/W、SA0、SIO、SCKの信号を含む。これらの信号はシリアルインターフェース信号として用いられる。具体的には、SCS、SR/W、SA0、SIO、SCKは、各々、シリアルインターフェース用のチップセレクト信号、リード/ライト信号、アドレス0信号、データ信号、クロック信号として用いられる。なお5ピン形式のシリアルインターフェースでは、これらの全ての信号SCS、SR/W、SA0、SIO、SCKが用いられる。一方、4ピン形式のシリアルインターフェースではSR/Wが用いられず、3ピン形式のシリアルインターフェースではSR/WとSA0が用いられない。
信号INTはホスト側データ転送制御装置10からシステムデバイス5への割り込み信号である。また端子CNF[2:0]は、システムデバイス5とホスト側データ転送制御装置10との間のインターフェース形式を決定するための端子である。CNF[2:0]の設定により、システムデバイス5とホスト側データ転送制御装置10との間のインターフェースを、RGBインターフェースとタイプ80のMPUインターフェースの両方に設定したり、RGBインターフェースとタイプ68のMPUインターフェースの両方に設定したり、タイプ80のMPUインターフェースのみに設定したり、タイプ68のMPUインターフェースのみに設定したり、シリアルインターフェースのみに設定したりすることができる。
ホスト側データ転送制御装置10は、リンク層の処理を行うリンクコントローラ90(リンク層回路)を含む。このリンクコントローラ90は、シリアルバス(LVDS)を介してターゲット側データ転送制御装置30に転送されるパケット(リクエストパケット、ストリームパケット等)を生成し、生成したパケットを送信する処理を行う。具体的には、送信トランザクションを起動して、生成したパケットの送信をトランシーバ20に指示する。
ホスト側データ転送制御装置10は、物理層の処理等を行うトランシーバ20(PHY)を含む。このトランシーバ20は、リンクコントローラ90により指示されたパケットを、シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置30に送信する。なおトランシーバ20はターゲット側データ転送制御装置30からのパケットの受信も行う。この場合にはリンクコントローラ90が、受信したパケットを解析して、リンク層(トランザクション層)の処理を行う。
ホスト側データ転送制御装置10は内部レジスタ250を含む。この内部レジスタ250は例えばポートアクセスレジスタ、コンフィギュレーションレジスタ、LVDSレジスタ、割り込み制御レジスタ、ターゲット(RX)用レジスタなどを含む。システムデバイス5は、システムバスを介して内部レジスタ250にアドレス(コマンド)やデータ(パラメータ)を書き込んだり、内部レジスタ250からリードデータやステータス情報などを読み込む。また内部レジスタ250のうちのターゲット用レジスタの内容は、ターゲット側データ転送制御装置30の内部レジスタ350に転送される。即ちターゲット側の内部レジスタ350は、ホスト側の内部レジスタ250のサブセット(シャドウレジスタ)になっている。
ターゲット側データ転送制御装置30は、物理層の処理等を行うトランシーバ40(PHY)を含む。このトランシーバ40は、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からのパケットを受信する。なおトランシーバ40はホスト側データ転送制御装置10へのパケットの送信も行う。この場合にはリンクコントローラ100が、送信するパケットを生成し、生成したパケットの送信を指示する。
ターゲット側データ転送制御装置30はリンクコントローラ100(リンク層回路)を含む。このリンクコントローラ100は、ホスト側データ転送制御装置10からのパケットの受信処理を行い、受信したパケットを解析するリンク層(トランザクション層)の処理を行う。なお信号TGINTはターゲット側データ転送制御装置30からホスト側データ転送制御装置10への割り込み信号である。
ターゲット側データ転送制御装置30は、LCD1、LCD2、ジェネラルデバイスGD(広義には第1〜第Nのデバイス)等との間のインターフェース処理を行うインターフェース回路110を含む。このインターフェース回路110は、各種のインターフェース信号(第1〜第Nのインターフェース信号)を生成して、インターフェースバスに出力する。具体的にはインターフェース回路110は、RGBインターフェース回路310、MPUインターフェース回路320、シリアルインターフェース回路330(広義には第1〜第Nのインターフェース回路)を含む。そしてRGBインターフェース回路310、MPUインターフェース回路320、シリアルインターフェース回路330は、各々、RGB、MPU、シリアル用のインターフェース信号を生成して出力する。なおLCD1、LCD2は、表示パネルや表示パネルを駆動する表示ドライバの総称である。
インターフェースバスは、FPCS1、FPCS2、FPCS3、VCIN1、VCIN2、WAITなどの信号や、RGB/MPU、SERIAL、I2C(Inter Integrated Circuit)などのバスを含む。FPCS1、FPCS2、FPCS3はチップセレクト信号である。VCIN1、VCIN2は1画面の書き終わりを知らせる信号であり、WAITはウェイト要求信号である。RGB/MPUバスは、RGB又はMPU用のインターフェースバスである。このRGB/MPUバスは、システムバス側と同様に、水平同期信号(リード信号)、垂直同期信号(ライト信号)、クロック信号、アドレス0信号、データ信号などを含む。またSERIALバスは、シリアル用のインターフェースバスであり、シリアル転送用のリード/ライト信号、アドレス0信号、データ信号、クロック信号などを含む。なおI2Cバスは、2本の信号線(クロック信号、データ信号)を用いて比較的近い場所でシリアル転送を行うためのバスである。
ターゲット側データ転送制御装置30は内部レジスタ350を含む。この内部レジスタ350は、インターフェース回路110から出力されるインターフェース信号の信号形式(出力フォーマット)を規定するためのインターフェース情報などを記憶する。具体的には内部レジスタ350は、インターフェース信号の信号レベルが変化するタイミングを特定するためのタイミング情報などを記憶する。この場合、ホスト側の内部レジスタ250に記憶される情報のうちターゲット側に必要な情報が、シリアルバス(差動信号線)を介してターゲット側に転送されて、ターゲット側の内部レジスタ350に書き込まれる。
なお以下では説明の簡素化のために、ホスト側のデータ転送制御装置10がターゲット側のデータ転送制御装置30にパケットを送信する場合の本実施形態の構成及び動作を主に説明するが、ターゲット側のデータ転送制御装置30がホスト側のデータ転送制御装置10にパケットを送信する場合の構成及び動作も同様である。
2.同期信号コードに基づく同期信号の生成
本実施形態では、例えば差動信号(シングルエンド伝送でもよい)のシリアルバスを介してホスト側からターゲット側に転送されるパケットに、同期信号コードフィールドを設けられる。そしてこの同期信号コードフィールドに設定された同期信号コードに基づいて、ターゲット側のインターフェース回路が同期信号を生成してインターフェースバスに出力する。
例えば図2に、システムデバイス5が出力するインターフェース信号の例を示す。図2において、VSYNCは垂直同期信号であり、HSYNCは垂直同期信号である。またD[17:0]はデータ信号(RGBデータ信号、画素データ信号)である。
図3(A)に示すように、ホスト側のインターフェース回路92は、システムデバイス5(CPU、表示コントローラ等)から、図2に示すような同期信号VSYNC、HSYNCを受ける。またシステムデバイス5からデータ信号D[17:0]も受ける。
システムデバイス5からVSYNC、HSYNCを受けたホスト側のインターフェース回路92は、VSYNC、HSYNCの検出処理を行う。そしてホスト側のリンクコントローラ90は、この検出結果に基づいて、システムデバイス5から受けた同期信号VSYNC、HSYNCに対応した同期信号コードを、図3(A)に示すようにパケット(ヘッダ)の同期信号コードフィールドに設定する。例えばVSYNCが検出された場合には、VSYNCが検出されたことを示す同期信号コードをパケットに設定する。またHSYNCが検出された場合には、HSYNCが検出されたことを示す同期信号コードをパケットに設定する。またVSYNC、HSYNCの両方が検出された場合には、VSYNC、HSYNCの両方が検出されたことを示す同期信号コードをパケットに設定する。更に、データ信号D[17:0]が存在する表示期間においては、パケットのデータフィールドにD[17:0]に対応したデータを設定する。そしてこのようにして生成されたパケットを、差動信号のシリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置30に送信する。
ターゲット側のリンクコントローラ100は、ホスト側から受信したパケットを解析し、パケットに設定された同期信号コードを検出する。そしてターゲット側のインターフェース回路110は、パケットに設定された同期信号コードが検出されると、検出された同期信号コードに基づいて、同期信号FPFRAME、FPLINEを生成してインターフェースバスに出力する。なおFPFRAME、FPLINEは、各々、垂直同期信号、水平同期信号に相当する。またインターフェース回路110は、パケットのデータフィールドに設定されたデータに対応したデータ信号FPDAT[17:0]を、インターフェースバスに出力する。このようにパケットに含まれる同期信号コードを利用して同期信号を生成すれば、同期信号を簡素な処理で再生することが可能になる。
また本実施形態では図3(A)に示すように表示期間においては、ホスト側のリンクコントローラ90が、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットを生成する。一方、図3(B)に示すように非表示期間においては、ホスト側のリンクコントローラ90が、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットを生成する。
そしてターゲット側のリンクコントローラ100は、図3(A)の表示期間では、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信する。一方、図3(B)の非表示期間では、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信する。
このようにすることで非表示期間においてシリアルバスを介して転送されるデータの量を減らすことができ、データ転送を効率化できる。
3.タイミング情報に基づくインターフェース信号の生成
さて本実施形態では、ターゲット(RX)側のインターフェース回路110が、予め設定されたタイミング情報に基づいて、インターフェース信号(インターフェース制御信号、データ信号)を自動生成することができる。具体的にはターゲット側の内部レジスタ350には、インターフェース信号の信号レベルの変化タイミングを特定するためのタイミング情報が設定されている。インターフェース回路110は、このタイミング情報を内部レジスタ350から読み出す。そして読み出されたタイミング情報に基づいて、タイミング情報に従ったタイミングで信号レベルが変化するインターフェース信号を生成して出力する。このタイミング情報に従ったインターフェース信号の生成は、具体的には例えば図1のRGBインターフェース回路310が行う。
なお、内部レジスタ350のタイミング情報は、シリアルバス(LVDS)を介してホスト側データ転送制御装置10から受信したパケットに基づいて設定される。即ちシステムデバイス5は、データ転送に先だって、初期設定としてインターフェース信号のタイミング情報をホスト側の内部レジスタ250に設定する。そしてシステムデバイス5は、内部レジスタ250に含まれるレジスタ転送スタートレジスタを用いて、レジスタ転送のスタートを指示する。すると、内部レジスタ250に書き込まれたインターフェース信号のタイミング情報が、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からターゲット側データ転送制御装置30にパケット転送される。具体的には例えばパケットのデータフィールドにタイミング情報が設定されてパケット転送される。そして転送されたタイミング情報は、ターゲット側の内部レジスタ350に書き込まれる。
このような初期設定の後、システムデバイス5は、内部レジスタ250のポートライトレジスタにデータ(コマンド、パラメータ)を書き込む。すると、シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置10からターゲット側データ転送制御装置30に、データフィールドにデータが設定されたパケットが送信される。すると、インターフェース回路110は、内部レジスタ350に設定されたタイミング情報に従ったタイミングで、パケットに設定されたデータの信号を含むインターフェース信号をインターフェースバスに出力する。具体的には、インターフェース信号を構成するインターフェース制御信号(垂直同期信号、水平同期信号等)とデータ信号が、RGBバスを介してLCD1のRGBポートに出力される。これによりLCD1は、RGBデータに基づく表示動作が可能になる。
例えば一般的な携帯電話は、電話番号入力や文字入力のためのボタンが設けられる第1の機器部分(第1のシェル)と、メインディスプレイやサブディスプレイやカメラなどが設けられる第2の機器部分(第2のシェル)と、第1、第2の機器部分を接続する接続部分(ヒンジ部分)により構成される。この場合、システムデバイス5は第1の機器部分に設けられ、メインディスプレイとなるLCD1やサブディスプレイとなるLCD2は第2の機器部分に設けられる。
ところが従来では、システムデバイス5が、図2に示すような垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データ信号D[17:0]などを直接にLCD1に対して出力していた。このため、第1、第2の機器部分の接続部分を通る配線の本数が非常に多くなり、接続部分の設計が困難になっていた。またEMIノイズ発生のおそれもあった。
これに対して本実施形態では、タイミング情報やデータが、差動信号のシリアルバスを介してホスト側からターゲット側に転送される。従って本実施形態によれば、シリアルバスの配線部分を第1、第2の機器部分の接続部分に設けることで、この接続部分を通る配線の本数を格段に減らすことができ、接続部分の設計を容易化できる。またEMIノイズの発生も低減できる。
また例えば比較例として次のような手法も考えられる。即ち、図2に示すようなシステムデバイス5からのインターフェース信号VSYNC、HSYNC、D[17:0]を、ホスト側データ転送制御装置10が、高い周波数(例えばピクセルクロックの2倍の周波数)のサンプリングクロックでサンプリングし、サンプリング結果情報をシリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置30に送信する。そして、サンプリング結果情報をターゲット側データ転送制御装置30が再生することで、システムデバイス5が出力した図2のインターフェース信号VSYNC、HSYNC、D[17:0]と同様のインターフェース信号をLCD1に出力する。
しかしながら、この比較例の手法によると、ホスト側データ転送制御装置10でのサンプリングクロックの周波数が高くなるため、消費電力が大きくなってしまう。またシリアルバスを介して転送されるデータの量(トラフィック量)も多くなってしまい、効率的なデータ転送を実現できない。
これに対して本実施形態では、データ転送に先立ってタイミング情報を予め転送しておき、このタイミング情報に基づいてインターフェース回路110(RGBインターフェース回路310)がインターフェース信号を自動生成する。従って、ホスト側データ転送制御装置10は、システムデバイス5からのインターフェース信号VSYNC、HSYNC、D[17:0]を高い周波数のサンプリングクロックでサンプリングする必要が無くなるため、低消費電力化を図れる。また、ホスト側からターゲット側にインターフェース信号に関する詳細な情報を逐次転送しなくても、適正なタイミングで信号レベルが変化するインターフェース信号を生成できる。従って、シリアルバスを介して転送されるデータの量も少なくでき、効率的なデータ転送を実現できる。
4.インターフェース信号の信号波形
図4(A)(B)に、インターフェース回路110のRGBインターフェース回路310により生成されるRGBインターフェース信号の信号波形例を示す。図4(A)(B)において、FPFRAMEは垂直同期信号、FPLINEは水平同期信号、FPDAT[17:0]はRGBデータ信号、FPDRDYはデータレディ信号、FPSHIFTはクロック信号(ピクセルクロック)である。これらの信号はRGBバスのインターフェース信号である。
図4(A)に示すように、信号FPFRAMEがアクティブになり、信号FPLINEが所与の回数だけアクティブになると、非表示期間(フロントポーチ)から表示期間に切り替わり、1ライン(1走査ライン)目のデータ信号FPDAT[17:0]が出力される。そして全てのラインのデータ信号が出力されると、表示期間から非表示期間(バックポーチ)に切り替わる。
図4(B)は、1ライン分のデータ信号が転送される様子を拡大して示した信号波形図である。1ライン分のデータ信号FPDATA[17:0]の各ビットは、信号FPDRDYがアクティブになった後、クロック信号FPSHIFTの例えば立ち上がりエッジに同期して出力される。
本実施形態では、図4(A)におけるt1=VT、t2=VPW、t3=VDPS、t4=VDPが、タイミング情報としてターゲット側の内部レジスタ350に設定される。また図4(B)におけるt2=HT、t3=HPW、t4=HDPS、t5=HDPが、タイミング情報として内部レジスタ350に設定される。
ここで図5に示すように、HT(Horizontal Total)は水平同期期間の長さである。HDP(Horizontal Display Period)は水平同期期間における表示期間の長さである。HDPS(Horizontal Display Period Start positon)は水平同期期間における表示期間の開始ポジションである。HPW(Horizontal Pulse Width)は水平同期信号のパルス幅である。VT(Vertical Total)は垂直同期期間の長さである。VDP(Vertical Display Period)は垂直同期期間における表示期間の長さである。VDPS(Vertical Display Period Start positon)は垂直同期期間における表示期間の開始ポジションである。VPW(Vertical Pulse Width)は垂直同期信号のパルス幅である。
本実施形態ではこれらのタイミング情報(HT、HDP、HDPS、HPW、VT、VDP、VDPS、VPW)が、初期設定時に、システムデバイス5によりホスト側の内部レジスタ250に書き込まれる。その後、これらのタイミング情報がシリアルバスを介してターゲット側に送信され、ターゲット側の内部レジスタ350に書き込まれる。このようなタイミング情報を用いれば、図4(A)(B)に示すようなRGBインターフェース信号の自動生成を容易に実現できる。ここでHT、HDP、HDPS、HPW、VT、VDP、VDPS、VPWの全てを、任意な値に設定可能なタイミング情報として内部レジスタ350に記憶しておく必要はなく、これらの一部を固定値にしてもよい。例えばHPWやVPWを固定値にして、タイミング情報として内部レジスタ350に記憶しないようにしてもよい。
5.パケット構成
図6(A)(B)に、シリアルバス(LVDS)を介して転送されるパケットのフォーマット例を示す。なお、各パケットのフィールド構成やフィールド配置は図6(A)(B)の例に限定されず、種々の変形実施が可能である。
図6(A)のリクエストパケット(ライトリクエストパケット、リードリクエストパケット)は、データ(パラメータ)等のライトやリードを要求するためのパケットである。このリクエストパケットは、応答要求、パケットタイプ、ラベル、リトライ、アドレスサイズ、データレングス、アドレス(コマンド)、コンティニュアス、アドレス自動更新、更新回数、ポート番号、データ(パラメータ)、CRC(Cyclic Redundancy Check)のフィールドを有する。なおリードリクエストパケットの場合はデータフィールドを有しない。
ここで応答要求フィールドは、アクノリッジパケットによるハンドシェークを行うか否かを通知するためのフィールドである。パケットタイプフィールドは、パケットの種類を通知するためのフィールドである。本実施形態ではパケットの種類としてライトリクエストパケット、リードリクエストパケット、レスポンスパケット、アクノリッジパケット、ストリームパケットなどがある。ラベルフィールドは、現在のトランザクションを他のトランザクションと識別するためのラベルを設定するためのフィールドである。リトライフィールドは、現在のトランザクションがリトライを行っているか否かを示すためのフィールドである。アドレスサイズフィールドは、パケットのアドレスフィールドに設定されるアドレスのサイズを通知するためのフィールドである。データレングスフィールドは、ライトデータやリードデータの長さを通知するためのフィールドである。アドレス(コマンド)フィールドは、データのアクセス先(ライト先、リード先)のアドレスを通知するためのフィールドである。アドレス自動更新フィールドはアドレス自動更新モードを設定するためのフィールドであり、更新回数フィールドはアドレスの自動更新回数を設定するためのフィールドである。ポート番号フィールドはポート番号を設定するためのフィールドである。データ(パラメータ)フィールドはパケットにより転送されるデータを設定するためのフィールドである。CRCフィールドは、パケットのヘッダやデータのエラーチェックのためのフィールドである。
図6(B)のストリームパケットは、データ(パラメータ)のストリーム転送を行うためのパケットである。このストリーム転送は、送信側と受信側とで等時性を保ちつつ、高速且つ連続した転送を実現するデータ転送である。このストリームパケットは、パケットタイプ、ラベル、データレングス、アドレス(コマンド)、同期信号コード、ポート番号、データ(パラメータ)、CRCのフィールドを有する。
6.同期信号コード
図7にパケットの同期信号コードフィールドに設定される同期信号コードの例を示す。「0」(VS=0、HS=0)の同期信号コードは、パケットが同期信号を含まないことを意味している。即ちホスト側において同期信号(垂直同期信号、水平同期信号)が検出されていないため、ターゲット側において同期信号を出力する必要が無いことを示している。「1」(VS=1、HS=0)の同期信号コードは、パケットが垂直同期信号を含むことを意味している。即ちホスト側において垂直同期信号が検出されたため、ターゲット側において垂直同期信号を出力する必要があることを示している。「2」(VS=0、HS=1)の同期信号コードは、パケットが水平同期信号を含むことを意味している。即ちホスト側において水平同期信号が検出されたため、ターゲット側において水平同期信号を出力する必要があることを示している。「3」(VS=1、HS=1)の同期信号コードは、パケットが垂直同期信号と水平同期信号の両方を含むことを意味している。即ちホスト側において垂直同期信号と水平同期信号が検出されたため、ターゲット側において垂直同期信号と水平同期信号を出力する必要があることを示している。
図6(B)に示すように本実施形態では、シリアルバス(LVDS)を介してホスト側データ転送制御装置10から転送されるパケットが、同期信号コードを設定するための同期信号コードフィールドを含む。そして本実施形態ではインターフェース回路110(RGBインターフェース回路310)が、パケットに設定された同期信号コードに基づいて同期信号(垂直同期信号、水平同期信号)を生成する。より具体的には、内部レジスタ350(タイミング情報レジスタ)に設定されたタイミング情報(HT、HDP、HDPS、HPW、VT、VDP、VDPS、VPW)と、パケットに設定された同期信号コードに基づいて同期信号を生成する。
例えばシステムデバイス5がホスト側データ転送制御装置10に対して図2に示すようなRGBインターフェース信号VSYNC、HSYNC、D[17:0]を出力したとする。この場合にはホスト側データ転送制御装置10は、入力された垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNCを検出する。そして例えばVSYNCが検出された場合には、図7に示すように同期信号コードがVS=1、HS=0に設定されたパケットを生成して、ターゲット側データ転送制御装置30に送信する。同様に、HSYNCが検出された場合には、同期信号コードがVS=0、HS=1に設定されたパケットを生成して、ターゲット側データ転送制御装置30に送信する。またVSYNC、HSYNCの両方が検出された場合には、同期信号コードがVS=1、HS=1に設定されたパケットを生成して、ターゲット側データ転送制御装置30に送信する。
そしてターゲット側データ転送制御装置30のリンクコントローラ100は、ホスト側データ転送制御装置10から受信したパケットに含まれる同期信号コードを解析する。そしてインターフェース回路110のRGBインターフェース回路310は、パケットに含まれる同期信号コードに基づいて、図8に示すように信号FPFRAME、FPLINEを生成する。これらの信号FPFRAME、FPLINEは、図2の垂直同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNCに相当する。
具体的には図8のA1、A2で受信したパケットPK1、PK2やPK12、PK13に含まれる同期信号コードはVS=1、HS=1になっている。従ってこの場合にはA3、A4に示すように信号FPFRAME、FPLINEを共にアクティブにして出力する。またA5で受信したパケットPK3〜PK11に含まれる同期信号コードはVS=0、HS=1になっている。従ってこの場合にはA6に示すように、信号FPLINEだけを、パケットを受信する毎にアクティブにして出力する。
そして本実施形態では、FPFRAME、FPLINE、FPDATの信号レベルの正確な変化タイミングについては、内部レジスタ350に設定されるタイミング情報(HT、HDP、HDPS、HPW、VT、VDP、VDPS、VPW)に基づいて調整する。即ちホスト側データ転送制御装置10から、どの同期信号が変化したかを知らせる情報(同期信号コード)だけを受信し、同期信号やデータ信号を変化させる実際のタイミングについては、データ転送に先立って送られてきたタイミング情報に基づいて微調整する。
例えばVS=1、HS=1のパケットPK1を受信すると、図8のB1に示すようにFPFRAMEをアクティブ(ローレベル)にした後、所定期間(図4(B)のt1)の経過後にB2に示すようにFPLINEをアクティブ(ローレベル)にする。その後、タイミング情報HPWの期間(図4(B)のt3)が経過すると、B3に示すようにFPLINEを非アクティブ(ハイレベル)にする。
次に、VS=1、HS=1のパケットPK2を受信し、タイミング情報HTの期間(図4(B)のt2)が経過すると、B4に示すようにFPLINEをアクティブにする。その後、タイミング情報HPWの期間が経過すると、B5に示すようにFPLINEを非アクティブにする。
次に、VS=0、HS=1のパケットPK3を受信し、B1のタイミングからタイミング情報VPWの期間(図4(A)のt2)が経過すると、B6に示すようにFPFRAMEを非アクティブ(ハイレベル)にする。またB2のタイミングからタイミング情報VDPSの期間(図4(A)のt3)が経過すると、B7に示すようにFPLINEをアクティブにする。次に、B7のタイミングからタイミング情報HPWの期間が経過すると、B8に示すようにFPLINEを非アクティブにする。またB7のタイミングからタイミング情報HDPS(図4(B)のt4)の期間が経過すると、B9に示すように1ライン目のデータ信号FPDATの出力を開始する。
以上のように本実施形態では、データ転送に先立ってタイミング情報をホスト側からターゲット側に転送して内部レジスタ350に設定する。その後、同期信号コードを含むパケットをホスト側からターゲット側に転送する。すると、ターゲット側のインターフェース回路110は、内部レジスタ350に設定されたタイミング情報に基づき出力タイミングを微調整しながら、同期信号コードにより出力が指示される同期信号をインターフェースバスに出力する。このようにすれば、ホスト側において、システムデバイス5からのインターフェース信号を高い周波数のクロックでサンプリングする必要がなくなるため、低消費電力化を図れる。またシリアルバスを介してホスト側からターゲット側に転送されるデータの量を減らすことができるため、データ転送を効率化できる。
7.非表示期間用パケット
本実施形態では図8に示すように、非表示期間VNDPにおいても同期信号コードを含むパケットをホスト側からターゲット側に転送する必要がある。しかしながら、データの信号FPDATは表示期間VDPにおいてのみ出力されるものであり、非表示期間VNDPでは必要としないものである。
そこで本実施形態では、表示期間VDPでは、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケット(ストリームパケット)をホスト側からターゲット側に転送する一方で、非表示期間VNDPにおいては、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側からターゲット側に転送するようにしている。具体的には、ホスト側データ転送制御装置10のリンクコントローラ90は、表示期間VDPにおいては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットを生成して、ターゲット側データ転送装置30に送信する。一方、非表示期間VNDPにおいては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットを生成して、ターゲット側データ転送装置30に送信する。
そしてターゲット側データ転送制御装置30のリンクコントローラ100は、表示期間VDPにおいては、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信する。一方、非表示期間VNDPでは、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信する。具体的にはリンクコントローラ100は、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信した場合には、パケットに設定された同期信号コードを含むヘッダと、パケットに設定されたデータとをインターフェース回路110(RGBインターフェース回路310)に出力する。一方、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置10から受信した場合には、パケットに設定された同期信号コードを含むヘッダだけをインターフェース回路110に出力し、データについては出力しないようにする。
このようにすれば、非表示期間VNDPにおいては、データフィールドにデータが設定されていないパケットがシリアルバスを介してホスト側からターゲット側に転送されるようになる。そしてこのようなデータフィールドにデータが設定されていないパケットは、そのビット数(バイト数)が少ないため、非表示期間VNDPでのシリアルバスのデータ転送効率を向上できる。従って、図8のように非表示期間VNDPにおいても同期信号コードを含むパケットを転送する手法を採用した場合にも、データ転送効率の低下を最小限に抑えることができる。
8.処理の詳細例
次に本実施形態の処理の詳細例を図9のフローチャートを用いて説明する。まず図1のCNF端子[2:0]を用いて、システムデバイス5とホスト側データ転送制御装置10との間のインターフェースを決定する(ステップS1)。次にシステムデバイス5がホスト側の内部レジスタ250にアクセスして、ターゲット側のインターフェース回路110のインターフェース信号の信号形式(出力フォーマット)を設定する(ステップS2)。そしてホスト側の内部レジスタ250の情報のうちターゲット側に必要な情報(インターフェース情報、タイミング情報)をターゲット側の内部レジスタ350にシリアルバスを介して転送する(ステップS3)。
次に、システムデバイス5がホスト側の内部レジスタ250にアクセスして、データの送付先であるポート番号を設定する(ステップS4)。そしてシステムデバイス5がホスト側の内部レジスタ250にデータを書き込む(ステップS5)。するとホスト側のリンクコントローラ90がそのデータを含むパケットを生成し(ステップS6)、ホスト側がターゲット側にシリアルバスを介してパケットを送信する(ステップS7)。
次に、ターゲット側のリンクコントローラ100が受信したパケットを解析する(ステップS8)。そしてターゲット側のインターフェース回路110が、ターゲット側の内部レジスタ350に設定されたインターフェース情報(タイミング情報)に従ったインターフェース信号(データ信号、インターフェース制御信号)を生成して、ポート番号により選択されたポートに出力する(ステップS9)。
以上のように本実施形態では、ホスト側の内部レジスタ250に対して、ターゲット側のインターフェース回路110から出力されるインターフェース信号の信号形式を規定するためのインターフェース情報(狭義にはインターフェース信号の信号レベルが変化するタイミングを特定するためのタイミング情報)が、システムデバイス5により設定される。そしてホスト側のリンクコントローラ90は、ホスト側の内部レジスタ250に設定されたインターフェース情報(タイミング情報)を含むパケットを生成し、生成されたパケットを、差動信号のシリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置30に送信する。具体的には、内部レジスタ250が含むレジスタ転送スタートレジスタに対してシステムデバイス5が転送スタートを指示した場合に、リンクコントローラ90は、インターフェース情報(タイミング情報)を含むパケットの生成と、その送信(送信の指示)を行う。そしてホスト側のリンクコントローラ90は、インターフェース情報(タイミング情報)を含むパケットが送信された後に、データフィールドにデータが設定されたパケットを生成し、ターゲット側データ転送制御装置30に送信する。このようにすることで、インターフェース情報(タイミング情報)を利用したインターフェース信号の効率的な生成が可能になる。
9.差動信号によるシリアル転送手法
次に、図10を用いて本実施形態のシリアル転送手法とトランシーバ20、40の構成例を説明する。
図10においてDTO+、DTO−はホスト側(データ転送制御装置10)がターゲット側(データ転送制御装置30)に出力するデータ(OUTデータ)である。CLK+、CLK−は、ホスト側がターゲット側に供給するクロックである。ホスト側はCLK+/−のエッジ(例えば立ち上がりエッジ。立ち下がりエッジでもよい)に同期してDTO+/−を出力する。従ってターゲット側は、CLK+/−を用いてDTO+/−をサンプリングして取り込むことができる。更に図10では、ターゲット側はホスト側から供給されたクロックCLK+/−に基づいて動作する。即ちCLK+/−はターゲット側のシステムクロックになる。このためPLL(Phase Locked Loop)回路12は(広義にはクロック生成回路)はホスト側に設けられ、ターゲット側には設けられていない。
DTI+、DTI−はターゲット側がホスト側に出力するデータ(INデータ)である。STB+、STB−は、ターゲット側がホスト側に供給するストローブ(広義にはクロック)である。ターゲット側はホスト側から供給されたCLK+/−に基づいてSTB+/−を生成して出力する。そしてターゲット側はSTB+/−のエッジ(例えば立ち上がりエッジ。立ち下がりエッジでもよい)に同期してDTI+/−を出力する。従ってホスト側は、STB+/−を用いてDTI+/−をサンプリングして取り込むことができる。
DTO+/−、CLK+/−、DTI+/−、STB+/−の各々は、トランスミッタ回路(ドライバ回路)がこれらの各々に対応する差動信号線(Differential Signal Lines)を例えば電流駆動することにより送信される。なお、より高速な転送を実現するためには、DTO+/−、DTI+/−の各差動信号線を2ペア以上設ければよい。
ホスト側のトランシーバ20は、OUT転送用(広義にはデータ転送用)、クロック転送用のトランスミッタ回路22、24や、IN転送用(広義にはデータ転送用)、ストローブ転送用(広義にはクロック転送用)のレシーバ回路26、28を含む。ターゲット側のトランシーバ40は、OUT転送用、クロック転送用のレシーバ回路42、44や、IN転送用、ストローブ転送用のトランスミッタ回路46、48を含む。なおこれらの回路ブロックの一部を含まない構成としてもよい。
OUT転送用、クロック転送用のトランスミッタ回路22、24は、各々、DTO+/−、CLK+/−の差動信号線を電流駆動することでDTO+/−、CLK+/−を送信する。OUT転送用、クロック転送用のレシーバ回路42、44は、各々、DTO+/−、CLK+/−の差動信号線に流れる電流に基づいて電流・電圧変換を行い、電流・電圧変換により得られた差動電圧信号(第1、第2の電圧信号)の比較処理(差動増幅処理)を行うことで、DTO+/−、CLK+/−を受信する。
IN転送用、クロック転送用のトランスミッタ回路46、48は、各々、DTI+/−、STB+/−の差動信号線を電流駆動することでDTI+/−、STB+/−を送信する。IN転送用、ストローブ転送用のレシーバ回路26、28は、各々、DTI+/−、STB+/−の差動信号線に流れる電流に基づいて電流・電圧変換を行い、電流・電圧変換により得られた差動電圧信号(第1、第2の電圧信号)の比較処理(差動増幅処理)を行うことで、DTI+/−、STB+/−を受信する。
なおトランシーバ20、40は、図10に示す回路ブロック以外にも、パラレル/シリアル変換回路や、シリアル/パラレル変換回路や、符号(例えば8B/10B符号)のエンコード回路や、符号のデコード回路や、コード付加回路や、エラー信号生成回路や、分周回路などを含むことができる。なおこれらの回路の一部をリンクコントローラ90や100に含ませてもよい。
10.リンクコントローラ、インターフェース回路の構成例
図11、図12に、ホスト側のリンクコントローラ90、インターフェース回路92と、ターゲット側のリンクコントローラ100、インターフェース回路110の構成例を示す。なお本実施形態のリンクコントローラ、インターフェース回路は図11、図12の構成に限定されず、図11、図12の回路ブロックの一部を省略したり、回路ブロック間の接続形態を変更したり、図11、図12とは異なる回路ブロックを追加してもよい。
図11はホスト側のリンクコントローラ90、インターフェース回路92の構成例である。リンクコントローラ90はトランザクションコントローラ200とパケット生成&解析回路202を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。
トランザクションコントローラ200は、データ転送のトランザクション層に関する処理を行う。具体的には、リクエストパケット、ストリームパケット、アクノリッジパケット等のパケットの転送制御を行い、複数のパケットにより構成されるトランザクションを制御する。
パケット生成&解析回路202は、トランザクションコントローラ200により転送指示されたパケットを生成する処理や、ターゲット側から受信したパケットを解析する処理を行う。具体的にはパケット生成&解析回路202は、インターフェース回路92からヘッダやデータの情報を受け、ヘッダとデータを結合してパケットを組み立てる。またターゲット側から受信したパケットを、ヘッダとデータに分離し、受信パケットの解析処理を行う。
パケット生成&解析回路202は、RGB用エラスティックバッファ204、パケットバッファ206、マルチプレクサ(デマルチプレクサ)208を含む。インターフェース回路92から受けたRGBインターフェース信号の情報は、FIFOとして機能するRGB用エラスティックバッファ204に入力され、マルチプレクサ208を介してトランシーバ20に転送される。インターフェース回路92から受けたパケット情報(ヘッダ、データ情報)は、FIFOとして機能するパケットバッファ206に入力され、マルチプレクサ208を介してトランシーバ20に転送される。なおトランシーバ20から受けたパケット情報は、マルチプレクサ208、パケットバッファ206を介してインターフェース回路92に転送される。
インターフェース回路92は、RGBインターフェース回路210、MPUインターフェース回路220、シリアルインターフェース回路230、マルチプレクサ(デマルチプレクサ)232、ライト&リードFIFO240、転送コントローラ242、244を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。ここでRGBインターフェース回路210、MPUインターフェース回路220、シリアルインターフェース回路230は、各々、システムデバイス5との間のRGB、MPU、シリアルのインターフェース処理を行うための回路である。
端子CNF[2:0]によりRGBインターフェースが選択された場合には、RGBインターフェース回路210の動作がイネーブルになる。そしてシステムデバイス5から受けた水平同期信号HSYNC、垂直同期信号VSYNC、クロック信号CLK、RGBデータ信号D[17:0]などのRGBインターフェース信号は、マルチプレクサ232を介してRGBインターフェース回路210に入力される。そしてRGBデータは、FIFOとして機能するエラスティックバッファ212に一時的に格納される。また信号ディテクタ214により、水平同期信号や垂直同期信号のエッジ検出処理や、エッジ検出信号やRGBデータ信号のサンプリング処理が行われる。
端子CNF[2:0]によりMPUインターフェースが選択された場合には、MPUインターフェース回路220の動作がイネーブルになる。そしてシステムデバイス5から受けたリード信号RD、ライト信号WR、アドレス0信号A0、データ信号D[17:0]などのMPUインターフェース信号は、マルチプレクサ232を介してMPUインターフェース回路220に入力される。なおリード時においては、MPUインターフェース回路220からのリードデータ信号が、マルチプレクサ232を介してD[17:0]としてシステムバスに出力される。
端子CNF[2:0]によりシリアルインターフェースが選択された場合には、シリアルインターフェース回路230の動作がイネーブルになる。そしてシステムデバイス5から受けたチップセレクト信号SCS、リード/ライト信号SR/W、アドレス0信号SA0、データ信号SIO、クロック信号SCKなどのシリアルインターフェース信号は、シリアルインターフェース回路230に入力される。なおリード時においては、シリアルインターフェース回路230からのリードデータ信号がSIOとしてシステムバスに出力される。
システムデバイス5は、MPUインターフェース回路220やシリアルインターフェース回路230を介して内部レジスタ250にアクセスし、各種情報を内部レジスタ250に設定する。またライト&リードFIFO240や内部レジスタ250に記憶された情報は、転送コントローラ242、244を介してリンクコントローラ90に転送される。例えばホスト側の内部レジスタ250のインターフェース情報(タイミング情報)は、転送コントローラ244を介してリンクコントローラ90に転送されて、ターゲット側に送信される。なおリンクコントローラ90から受けた情報は、転送コントローラ242、244を介して、ライト&リードFIFO240や内部レジスタ250に書き込まれる。
図12はターゲット側のリンクコントローラ100、インターフェース回路110の構成例である。リンクコントローラ100はトランザクションコントローラ300とパケット生成&解析回路302を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。
トランザクションコントローラ300は、データ転送のトランザクション層に関する処理を行う。パケット生成&解析回路302は、トランザクションコントローラ300により転送指示されたパケットを生成する処理や、ホスト側から受信したパケットを解析する処理を行う。具体的にはパケット生成&解析回路302は、インターフェース回路110からヘッダやデータの情報を受け、ヘッダとデータを結合してパケットを組み立てる。またホスト側から受信したパケットを、ヘッダとデータに分離し、受信パケットの解析処理を行う。
パケット生成&解析回路302は、RGB用エラスティックバッファ304、受信用パケットバッファ306、送信用パケットバッファ307、マルチプレクサ(デマルチプレクサ)308を含む。トランシーバ40からマルチプレクサ308を介して受けたパケットの情報のうちRGBインターフェース信号の情報は、FIFOとして機能するRGB用エラスティックバッファ304に入力され、インターフェース回路110(RGBインターフェース回路310)に転送される。トランシーバ40からマルチプレクサ308を介して受けたパケットの情報は、FIFOとして機能するパケットバッファ306に入力され、インターフェース回路110に転送される。なおインターフェース回路110から受けたパケットの情報は、パケットバッファ307に入力され、マルチプレクサ308を介してトランシーバ40に転送される。
インターフェース回路110は、RGBインターフェース回路310、MPUインターフェース回路320、シリアルインターフェース回路330、内部レジスタインターフェース回路340、マルチプレクサ(デマルチプレクサ)342、344を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。
RGBインターフェース回路310、MPUインターフェース回路320、シリアルインターフェース回路330は、各々、インターフェースバスに接続されるLCD1、LCD2、GDなどのデバイスとの間で、RGB、MPU、シリアルのインターフェース処理を行うための回路である。また内部レジスタインターフェース回路340は、ホスト側から転送されてきた情報(インターフェース情報、タイミング情報)を内部レジスタ350に書き込む処理を行うための回路である。
リンクコントローラ100から受けたRGBインターフェース信号の情報(RGBデータ、同期信号コード)は、RGBインターフェース回路310に入力される。そしてRGBデータは、FIFOとして機能するエラスティックバッファ312に一時的に格納される。また信号ジェネレータ314により、垂直同期信号、水平同期信号、レディ信号、クロック信号、データ信号などのRGBインターフェース信号が生成されて、マルチプレクサ342を介してFPFRAME、FPLINE、FPDRDY、FPSHIFT、FPDAT[17:0]として出力される。
リンクコントローラ100から受けたMPUインターフェース信号の情報(MPUデータ)は、MPUインターフェース回路320に入力される。そして信号ジェネレータ322により、ライト(リード)信号、データ信号、アドレス0信号などのMPUインターフェース信号が生成されて、マルチプレクサ342を介してFPFRAME(FPLINE)、FPDAT[17:0]、FPA0として出力される。なおチップセレクト信号FPCS等はCSジェネレータ324により生成される。またインターフェースバスに接続されるデバイスからのリードデータ信号は、マルチプレクサ342、MPUインターフェース回路320を介してリンクコントローラ100に転送される。
リンクコントローラ100から受けたシリアルインターフェース信号の情報(シリアルデータ)は、シリアルインターフェース回路330に入力される。そして信号ジェネレータ332により、アドレス0信号、ライト/リード信号、データ信号、クロック信号などのシリアルインターフェース信号が生成されて、マルチプレクサ344、342を介してFPA0、FPR/W、FPSIO、FPSCKとして出力される。なおI2Cインターフェース回路334はI2Cのインターフェース信号を生成して出力する。またホスト側からのスルーのSERIALバス信号は、マルチプレクサ344、342を介してFPA0、FPR/W、FPSIO、FPSCKとしてインターフェースバスに出力される。
リンクコントローラ100からのターゲット用レジスタの情報(インターフェース情報、タイミング情報)は、内部レジスタインターフェース回路340を介して内部レジスタ350に転送されて書き込まれる。
11.ホスト側、ターゲット側のRGBインターフェース回路の構成例
次に、図13(A)を用いて、図11のホスト側のRGBインターフェース回路210(信号ディテクタ214)の構成例を説明する。図13(A)に示すようにRGBインターフェース回路210は、エッジディテクタ400、410とサンプリング回路420を含む。
エッジディテクタ400は、システムデバイス5からの水平同期信号HSYNCのエッジを検出して、エッジ検出信号HDETを出力する。エッジディテクタ410は、システムデバイス5からの垂直同期信号VSYNCのエッジを検出して、エッジ検出信号VDETを出力する。なおこの場合に、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジのいずれのエッジを検出するかは、内部レジスタ250の設定により決められる。
サンプリング回路420は、クロック信号CLKに基づいてエッジ検出信号HDET、VDETやデータ信号D[17:0]のサンプリング処理を行う。ここでCLKはシステムデバイス5から転送されるクロック信号であり、RGBデータの各画素データをサンプリングするためのピクセルクロック信号である。このように本実施形態では、周波数がそれほど高くないピクセルクロック信号CLKに基づいてサンプリング処理が行われるため、ホスト側のデータ転送制御装置10の低消費電力化を図れる。
サンプリング回路420は、エッジ検出信号HDET、VDETをサンプリングする処理を行って、パケットに設定される同期信号コード(図7参照)を決定する。例えば垂直同期信号のエッジ検出信号VDETが検出された場合には、同期信号コードを「1」(VS=1、HS=0)に設定する。また水平同期信号のエッジ検出信号HDETが検出された場合には、同期信号コードを「2」(VS=0、HS=1)に設定する。また垂直同期信号のエッジ検出信号VDETと水平同期信号のエッジ検出信号HDETの両方が検出された場合には、同期信号コードを「3」(VS=1、HS=1)に設定する。このようにすることで、ターゲット側に送信されるパケットの同期信号コードフィールドに同期信号コードを設定することが可能になる。
またサンプリング回路420は、エッジ検出信号HDET、VDETに基づいてカウント処理を行うVDP/VNDP検出用のカウンタ422を含む。そしてこのカウンタ422でのカウント結果に基づいて、表示期間VDPと非表示時間VNDPの判定(判別)処理を行う。
例えば内部レジスタ250には、表示期間VDPと非表示時間VNDPを判別するための情報が設定される。具体的には、表示期間VDPのスタートポイント情報や、表示期間VDPの長さ情報や、水平走査期間の長さ情報などが内部レジスタ250に設定される。図2を例にとれば、表示期間VDPのスタートポイント情報は「3」に設定され、表示期間VDPの長さ情報は「6」に設定され、水平走査期間の長さ情報は「11」に設定される。そしてカウンタ422は、垂直同期信号VSYNCが検出されてエッジ検出信号VDETがアクティブになるとクリアされ、その後、エッジ検出信号HDETの到来回数をカウントする。そしてカウンタ422でカウントされるエッジ検出信号HDETの到来回数が「3」(VDPのスタートポイント情報)になると、サンプリング回路420は、非表示期間VNDPから表示期間VDPに切り替わったと判定する。そして、エッジ検出信号HDETの到来回数が、「3」(VDPのスタートポイント情報)と「6」(VDPの長さ情報)との和である「9」になると、表示期間VDPから非表示期間VNDPに切り替わったと判定する。
リンクコントローラ90は、サンプリング回路420からVDP/VNDPの判定情報を受ける。そしてリンクコントローラ90は、非表示期間VNDPであると判定された場合には、図8で説明したように、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットを生成して、ターゲット側に送信する。一方、表示期間VDPであると判定された場合には、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットを生成して、ターゲット側に送信する。このようにすることで、ホスト、ターゲット間のシリアル転送を効率化できる。
次に、図13(B)を用いて、図12のターゲット側のRGBインターフェース回路310(信号ジェネレータ314)の構成例を説明する。図13(B)に示すようにRGBインターフェース回路310は、タイミングジェネレータ430、440を含む。そしてタイミングジェネレータ430はピクセルカウンタ432を含み、タイミングジェネレータ440はピクセルカウンタ442と水平(ライン)カウンタ444を含む。
タイミングジェネレータ430は、リンクコントローラ100からRGBデータの情報を受け、内部レジスタ350からタイミング情報(HDPS、HDP等)を受ける。そしてピクセルカウンタ432でのカウント値に基づいて、図4(B)に示すように、ピクセルクロック信号であるFPSHIFTに同期したデータ信号FPDAT[17:0]を生成して出力する。
タイミングジェネレータ440は、リンクコントローラ100から同期信号コードを含んだヘッダ情報を受け、内部レジスタ350からタイミング情報(VT、VPW、VDPS、VDP、HT、HPW等)を受ける。そしてピクセルカウンタ442でのカウント値と水平(ライン)カウンタ444でのカウント値に基づいて、図4(A)(B)に示すようなタイミングの垂直同期信号FPFRAME、水平同期信号FPLINEを生成して出力する。
このように本実施形態では、内部レジスタ350に設定されたタイミング情報に基づいて、RGBインターフェース信号のタイミングが微調整されるため、低消費電力化やデータ転送の効率化を図れる。
12.電子機器
図14に本実施形態の電子機器の構成例を示す。この電子機器は本実施形態で説明したデータ転送制御装置502、512、514、520、530を含む。またベースバンドエンジン500(広義には通信デバイス)、アプリケーションエンジン510(広義にはプロセッサ)、カメラ540(広義には撮像デバイス)、或いはLCD550(広義には表示デバイス)を含む。別の言い方をすれば図14の電子機器は、ターゲット側データ転送制御装置520、530と、ターゲット側データ転送制御装置520、530にシリアルバスを介して接続されるホスト側データ転送制御装置514と、ターゲット側データ転送制御装置520、530にインターフェースバスを介して接続される1又は複数のデバイス540、550を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。この構成によればカメラ機能とLCD(Liquid Crystal Display)の表示機能を有する携帯電話などを実現できる。但し本実施形態の電子機器は携帯電話には限定されず、デジタルカメラ、PDA、電子手帳、電子辞書、或いは携帯型情報端末など種々の電子機器に適用できる。
図14に示すようにベースバンドエンジン500に設けられたホスト側のデータ転送制御装置502と、アプリケーションエンジン510(グラフィックエンジン)に設けられたターゲット側のデータ転送制御装置512との間で、本実施形態で説明したシリアル転送が行われる。またアプリケーションエンジン510に設けられたホスト側のデータ転送制御装置514と、カメラインターフェース回路522を含むデータ転送制御装置520や、LCDインターフェース回路532を含むデータ転送制御装置530との間でも、本実施形態で説明したシリアル転送が行われる。
図14の構成によれば、従来の電子機器に比べて、EMIノイズを低減できる。またデータ転送制御装置の小規模化、省電力化を実現することで、電子機器の更なる省電力化を図れる。また電子機器が携帯電話である場合には、携帯電話の接続部分(ヒンジ部分)に通る信号線をシリアル信号線にすることが可能になり、実装の容易化を図れる。
なお本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語(1又は複数のデバイス、第1〜第Nのインターフェース回路、インターフェース情報等)として引用された用語(LCD1・LCD2・GD、RGB・MPU・シリアルインターフェース回路、タイミング情報等)は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
またデータ転送制御装置や電子機器の構成や動作も本実施形態で説明した構成や限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば本実施形態では、インターフェース回路がRGBインターフェース回路とMPUインターフェース回路とシリアルインターフェース回路を含む場合について説明した。しかしながら、インターフェース回路がMPUインターフェース回路やシリアルインターフェース回路を含まない構成にしてもよい。また本実施形態では内部レジスタに設定されたタイミング情報に基づいて同期信号を生成する場合について説明したが、このようなタイミング情報に基づかないで同期信号を生成する変形実施も可能である。またターゲット側データ転送制御装置の一部又は全部を、インターフェースバスに接続されるデバイス(LCD1、LCD2等)に組み込む構成にしてもよい。またホスト側データ転送制御装置の一部又は全部をシステムデバイスに組み込む構成にしてもよい。
ホスト側、ターゲット側のデータ転送制御装置の構成例。 RGBインターフェース信号の説明図。 図3(A)(B)は本実施形態の手法の説明図。 図4(A)(B)はRGBインターフェース信号の信号波形例。 タイミング情報の説明図。 図6(A)(B)はパケットのフォーマット例。 同期信号コードの説明図。 同期信号コードを用いて同期信号を生成する手法の説明図。 本実施形態の詳細な処理例を示すフローチャート。 ホスト側、ターゲット側のトランシーバの構成例。 ホスト側のリンクコントローラ、インターフェース回路の構成例。 ターゲット側のリンクコントローラ、インターフェース回路の構成例。 図13(A)(B)はホスト側、ターゲット側のRGBインターフェース回路の構成例。 電子機器の構成例。
符号の説明
5 システムデバイス、10 ホスト側データ転送制御装置、20 トランシーバ、
30 ターゲット側データ転送制御装置、40 トランシーバ、
90 リンクコントローラ、92 インターフェース回路、
100 リンクコントローラ、110 インターフェース回路、250 内部レジスタ、
310 RGBインターフェース回路、320 MPUインターフェース回路、
330 シリアルインターフェース回路、350 内部レジスタ

Claims (9)

  1. シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置と接続されると共に、インターフェースバスを介して1又は複数のデバイスと接続されるターゲット側のデータ転送制御装置であって、
    シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置から受信したパケットを解析するリンクコントローラと、
    インターフェースバスを介して接続される前記デバイスに対して供給するインターフェース信号を生成して、インターフェースバスに出力するインターフェース回路と、
    シリアルバスを介してホスト側データ転送制御装置から転送されるパケットが、同期信号コードを設定するための同期信号コードフィールドを含み、
    前記同期信号コードは、垂直同期信号と水平同期信号のうち、どの同期信号がアクティブか否かを、ホスト側データ転送制御装置がターゲット側データ転送制御装置に対して知らせるためのコードであり、
    前記リンクコントローラは、前記同期信号コードを解析し、
    前記インターフェース回路は、
    パケットに設定された前記同期信号コードに基づいて、インターフェース信号に含まれる同期信号である垂直同期信号、水平同期信号を生成することを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記リンクコントローラは、
    表示期間では、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信し、非表示期間では、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信することを特徴とするデータ転送制御装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記リンクコントローラは、
    データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信した場合には、パケットに設定された前記同期信号コードを含むヘッダと、パケットに設定されたデータとを前記インターフェース回路に出力し、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットをホスト側データ転送装置から受信した場合には、パケットに設定された前記同期信号コードを含むヘッダを前記インターフェース回路に出力することを特徴とするデータ転送制御装置。
  4. シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置と接続されると共に、システムバスを介してシステムデバイスと接続されるホスト側のデータ転送制御装置であって、
    システムバスを介して接続されるシステムデバイスとのインターフェース処理を行うインターフェース回路と、
    シリアルバスを介してターゲット側データ転送制御装置に送信するパケットを生成するリンクコントローラとを含み、
    前記インターフェース回路が、
    前記システムデバイスから同期信号を受け、
    前記リンクコントローラが、
    垂直同期信号と水平同期信号のうち、どの同期信号がアクティブか否かを、ホスト側データ転送制御装置がターゲット側データ転送制御装置に対して知らせるための同期信号コードを、パケットの同期信号コードフィールドに設定し、前記同期信号コードが設定されたパケットをターゲット側データ転送制御装置に送信することを特徴とするデータ転送制御装置。
  5. 請求項4において、
    前記リンクコントローラが、
    表示期間においては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定された表示期間用のパケットを生成し、
    非表示期間においては、同期信号コードフィールドに同期信号コードが設定され、データフィールドにデータが設定されていない非表示期間用のパケットを生成することを特徴とするデータ転送制御装置。
  6. 請求項4又は5において、
    前記インターフェース回路が、
    前記システムデバイスからの垂直同期信号のエッジを検出して、第1のエッジ検出信号を出力する第1のエッジディテクタと、
    前記システムデバイスからの水平同期信号のエッジを検出して、第2のエッジ検出信号を出力する第2のエッジディテクタと、
    前記第1、第2のエッジ検出信号を所与のクロック信号に基づいてサンプリングする処理を行って、パケットに設定される前記同期信号コードを決定するサンプリング回路とを含むことを特徴とするデータ転送制御装置。
  7. 請求項6において、
    前記サンプリング回路が、
    前記第1、第2のエッジ検出信号に基づいてカウント処理を行うカウンタを含み、前記カウンタでのカウント結果に基づいて、表示期間と非表示時間の判定処理を行うことを特徴とするデータ転送制御装置。
  8. 請求項1乃至3のいずれかに記載のターゲット側データ転送制御装置と、
    前記ターゲット側データ転送制御装置にシリアルバスを介して接続されるホスト側データ転送制御装置と、
    前記ターゲット側データ転送制御装置にインターフェースバスを介して接続される1又は複数のデバイスとを含むことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項4乃至7のいずれかに記載のホスト側データ転送制御装置と、
    前記ホスト側データ転送制御装置にシリアルバスを介して接続されるターゲット側データ転送制御装置と、
    前記ターゲット側データ転送制御装置にインターフェースバスを介して接続される1又は複数のデバイスとを含むことを特徴とする電子機器。
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