JP3785719B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン・モニタおよびカーナビゲーションシステムなどの表示部として用いられる液晶パネルを覆っている金属ケースの取り外しが容易な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の液晶表示装置について図面を参照しながら説明する。図3は従来の液晶表示装置の構成を示す斜視図である。なお、以下に説明する液晶表示装置は、ドライバICがガラス基板に直接に実装されたチップオングラス(以下、COGと称す)方式の液晶表示装置とする。COG型の液晶表示装置は、COG型の液晶パネル1と、液晶パネル1を保護する後面金属ケース2および前面金属ケース3とから構成されており、COG型の液晶表示装置では軽量化および薄型化に対応して後面金属ケース2が両面接着テープ4により液晶パネル1に固定される場合が多い。なお、前面金属ケース3は後面金属ケース2と嵌合させて保持する構造となっている。また、5は液晶パネル1のガラス基板上に直接実装されたドライバIC、6は液晶パネル1に電気信号を伝達するためのフレキシブルプリント基板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の液晶表示装置では、液晶パネルを修理するなどの理由で、後面金属ケース2を液晶パネル1から取り外すとき、両面接着テープ4の接着性が強い場合には液晶パネル1に過剰な力が加わってしまい、液晶パネル1のガラス基板およびドライバIC5などの構成部品を破損させてしまう可能性があり、作業性が悪いと言う問題がある。
【0004】
本発明は上記の課題を解決するもので、金属ケースを取り外すときに、液晶パネルに過剰な力が加わることにより液晶パネルのガラス基板およびドライバICなどの構成部品を破損させず、作業性を改善できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、金属ケースの両面接着テープの接着面以内に小さい孔を少なくとも1個設けた液晶表示装置である。
【0006】
これにより、金属ケースを取り外すときにアルコールなどの有機溶剤を孔から塗布することにより両面接着テープの接着力を低下させ、金属ケースが液晶パネルから容易に取り外せるようになり、液晶パネルのガラス基板およびドライバICなどの構成部品の破損を解消し、作業性の改善を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
孔はアルコールなどの溶剤を両面接着テープの接着面に浸透させるに十分な孔であれば任意の形状の孔でよく、また、1個でもよく、複数個であってもよい。実施例においては楕円形の1個の孔を設けた場合、および円形の孔を複数個設けた場合を示す。いずれも両面接着テープの接着面以内に設けることは言うまでもない。
【0008】
以下、実施例について説明する。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の液晶表示装置の一実施例について液晶パネルを例にして図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1(a)は本実施例の構成を示す分解斜視図、図1(b)は組立斜視図である。図において、1は液晶パネル、2は後面金属ケース、3は前面金属ケース、4は後面金属ケース2を液晶パネル1に固定する両面接着テープである。なお、前面金属ケース3は後面金属ケース2と嵌合させて保持する構造としている。また、5は液晶パネル1のガラス基板上に直接実装されたドライバIC、6は液晶パネル1に電気信号を伝達させるためのフレキシブルプリント基板である。
【0011】
後面金属ケース2の両面接着テープ4が配置される部分に両面接着テープ4よりも面積の小さい孔7を設ける。液晶表示装置の修理などで金属ケースを取り外すときに孔7にアルコールなどの有機溶剤を塗布することで、有機溶剤が両面接着テープ4と金属ケースの間に浸潤していき、両面接着テープ4の接着力を低下させ、液晶パネルのガラス基板およびドライバIC5などの構成部品を破損させることなく後面金属ケース2を取り外すことができる。
【0012】
図2(a)は1つの円からなる孔7の構成を示す斜視図である。図において、両面接着テープ4に有機溶剤を塗布し易くなっており、後面金属ケース2を取り外す作業性を改善することができる。また、図2(b)は円からなる孔7を複数個備えた構成を示し、両面接着テープ4への有機溶剤の浸透性が上がり、後面金属ケース2を取り外す作業性を改善することができる。
【0013】
以上のように本実施例によれば、両面接着テープ4が貼り付けられる部分に孔7を1個または複数個設けることにより、有機溶剤をその孔7に塗布して両面接着テープ4に浸透させて接着力を低下させ、液晶パネルのガラス基板およびドライバIC5などの構成部品を破損させることなく後面金属ケース2を容易に取り外すことができ、作業性を改善することができる。
【0014】
なお、本実施例ではCOG型液晶パネルの場合について説明したが、テープキャリアパッケージ型液晶パネルを用いる場合についても適用でき、同様の効果を得ることができる。
【0015】
以上の説明から明らかなように、本発明は、金属ケースの両面接着テープが配置された部分に孔が設けられた液晶表示装置とすることにより、その孔に溶剤を注入して接着力を低下させ、液晶パネルのガラス基板およびドライバICなどの構成部品を破損させることなく金属ケースを取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例における液晶表示装置の分解斜視図
(b)同組立斜視図
【図2】(a)同実施例における1つの孔の近傍を示す部分斜視図
(b)同実施例において複数の孔の近傍を示す部分斜視図
【図3】(a)従来の液晶表示装置の分解斜視図
(b)同組立斜視図
【符号の説明】
1 液晶パネル
2 後面金属ケース
3 前面金属ケース
4 両面接着テープ
5 ドライバIC
6 フレキシブルプリント基板
7 孔
Claims (3)
- 液晶パネルと、前記液晶パネルを覆うように配置された金属ケースとを備え、前記金属ケースと前記液晶パネルとが両面接着テープにより接着された液晶表示装置において、
前記金属ケースの前記両面接着テープが配置された部分に複数の孔が設けられた液晶表示装置。 - 前記金属ケースが後面側に配置された後面金属ケースである請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記孔の形状が円、楕円、及び多角形のうちのいずれか、または、それらの組合わせである請求項1または2に記載の液晶表示装置。
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