JP3785358B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
枠体内に進退可能に設置した上方開放の洗浄槽を該枠体内に押し入れた状態でシール天板と該洗浄槽の上端との間に位置する中空パッキングに給気して該中空パッキングを膨らませて該洗浄槽とシール天板の間をシールする食器洗い機が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような食器洗い機は、洗浄運転の時間経過に伴って中空パッキング内の空気が漏れたり、給水による冷却で中空パッキングの温度が低下して内圧が低下することによって該中空パッキングが萎むことによりシール性能が低下することから、中空パッキング内の空気圧を圧力センサによって常に監視して所定の圧力に維持するように補給運転することが望ましい。しかしながら、そのためには、中空パッキング内の空気圧を正確に検出することができる高価な圧力センサが必要であり、コスト高になる。
本発明の目的は、簡単な構成で中空パッキングによるシール性能を好ましい状態に維持することができる食器洗い機を提案することにある。特に、給水による冷却で中空パッキングの温度が低下して内圧が低下することによるシール性能の低下を防止することができるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、枠体内に進退可能に設置した上方開放の洗浄槽と、この洗浄槽を枠体内に押し入れた状態でシール天板と前記洗浄槽の上端との間に位置する中空パッキングと、前記中空パッキングを給排気する給気手段および排気手段と、前記洗浄槽内に給排水する手段と、洗浄槽内に洗浄液を噴射して食器を洗浄するノズルと、これらを制御する制御装置を備えた食器洗い機において、前記前記制御装置は、食器洗い機の運転中は所定の時間間隔で中空パッキングへ空気を補給するように給気手段を運転すると共に、前記所定の時間間隔内であっても前記洗浄槽への給水を完了したときには前記中空パッキングへ空気を補給するように給気手段を運転することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、システムキッチンに組み込んだ食器洗い機の斜視図である。この実施の形態における食器洗い機は、2つの食器洗浄槽ユニット100,200を上下2段に積み重ねるように組み合わせた状態でシステムキッチン300に組み込んだ設置形態である。
【0006】
2つの食器洗浄槽ユニット100,200は、その殆どを同一構成にしているので、共通する構成については上段に位置する食器洗浄槽ユニット100を例示して構成を説明する。
【0007】
食器洗浄槽ユニット100は、引き出し式の洗浄槽101を枠体を構成するケース102内に進退可能に収容し、引き出した状態で食器の出し入れや洗剤投入を行い、押し入れた状態で洗浄(洗い,すすぎ,乾燥)を行う。洗浄槽101の前側面に設けた前面パネル103は、この前面パネル103の前縁側面に設けた操作パネル104と上端面に設けた操作パネル105を備える。
【0008】
2つの食器洗浄槽ユニット100,200の上下2段の積み重ねは、下段の食器洗浄槽ユニット200のケース102の上端面に上段の食器洗浄槽ユニット100のケース102の下端面を当接するように組み合わせて結合するように行う。
【0009】
食器洗浄槽ユニット100の全体的な構造を図2〜図5を参照して説明する。
食器を収納する洗浄槽101は、樹脂成型によって上側を開放した箱型形状に形成する。この洗浄槽101の底壁の外側には偏平なブラシレスモータ106を取り付け、このブラシレスモータ106の回転軸の内端部は、洗浄槽101の底壁を貫通させて洗浄槽101内に突出させ、洗浄ポンプ羽根107を嵌着する。洗浄槽101の底壁のブラシレスモータ取付け部の周囲は、低くして水溜部108を形成し、底壁との間に前記洗浄ポンプ羽根107の吸い込み通路を構成する間隙を介在させて取り付けた洗浄液吸込ガイド109を設け、洗浄ポンプ羽根107の吸引力を水溜部108内の洗浄液に効率良く作用させることができるように構成する。ノズルアーム110は、その中央部に形成した受水口110aが前記洗浄ポンプ羽根107の吐出口を包囲して該洗浄ポンプ羽根107から吐出する洗浄液を受け入れるように、前記洗浄液吸込ガイド109に回転自在に嵌着する。ノズルアーム110は、洗浄ポンプ羽根107から受け入れた洗浄液を該ノズルアーム110の上面に設けた洗浄噴射穴110bから斜め上向きに噴射し、洗浄ポンプ羽根107から受け入れる洗浄液の流れと噴射の反力で回転する。
【0010】
洗浄液吸込ガイド109とノズルアーム110の間には、洗浄槽101の底部を上下に仕切る濾過網目付きの仕切り板111を設置し、この仕切り板11の一角には残渣入れフィルタ112を着脱自在に取り付け、更に、この仕切り板111の裏側(下側)に概略環状のシーズヒータ113を設置する。
【0011】
ブラシレスモータ106の回転軸の外端部には、排水ポンプ羽根114を嵌着し、この排水ポンプ羽根114を包囲する排水ポンプケース115を取り付ける。この排水ポンプケース115には、前記洗浄槽101の底部に接続する吸水口115aと、排水ホース116に接続する排水口115bと、洗浄槽101内に開口するように空気抜ホース117を接続する空気抜口115cを設ける。
【0012】
前記排水ポンプ羽根115は、ブラシレスモータ106を正回転(洗浄モード)させたときには排水ポンプ機能を発揮せず、逆回転(排水モード)させたときに排水ポンプ機能を発揮するように構成する。
【0013】
洗浄槽101の前側壁の外側には、乾燥用の空気を洗浄槽101内に吹き込む乾燥給気ファン118を設置し、乾燥空気を送風カバー119を介して洗浄槽101の底部に吹き込んで循環させる。洗浄槽101内の湿潤空気は、側壁に形成した排気穴101aから排気する。
【0014】
洗浄槽101の前側壁の外側を覆う前面パネル103は、その内側に制御処理装置120を実装し、洗浄槽101の前両端の取り付けフランジ101bにねじ止めされる前面パネル基板121と、前面パネル基板121の上縁に取り付けられる操作パネル基板122と、前面パネル基板121の両側縁と下縁に取り付けられて前面パネル基板121の前側に化粧パネル(図示省略)を前記操作パネル基板122と協同して挟持する支持枠123を備える。操作パネル基板122は、前記操作パネル104,105および排気窓124を備える。この排気窓124と前記排気穴101aは、洗浄槽101の側面に排気穴101aを包囲するようにパッキングを介して気密状態に取り付けた排気カバー125と、この排気カバー125と連通するように洗浄槽101の前面に形成した排気通路101cと、連結ダクト126を介して連通させる。この排気穴101aから排気窓123までの排気通路は、通路の壁面に結露した水滴が排気穴101aから洗浄槽101内に流れ込むように排気穴101a側が順次に低くなるように構成する。
【0015】
このように構成した洗浄槽101の下側は、下カバー127を取り付けて覆う。
【0016】
また、洗浄槽101内には、ノズルアーム110の上方に位置するように食器載置かご128を設置する。この食器載置かご128は、下段に位置する食器洗浄槽ユニット200では、食器載置かごと調理器具載置かごを選択的に設置することができるように構成する。食器載置かごは、図6に示すように、茶碗や皿やコップ等の食器を載置するのに好適な形態に構成し、調理器具載置かごは、図7に示すように、フライパンや鍋やボール等の調理器具と食器を並べて載置するのに好適な形態に構成する。
【0017】
また、洗浄槽101の上縁の全周には、中空パッキング129を当接してシールするためのパッキング当接鍔101dを形成する。
【0018】
このように構成した洗浄槽101の両外側面には、ケース102内に進退可能に設置するためのスライドレール130とローラ131を取り付ける。
【0019】
ケース102は、前後方向と上方向を開放するように略U字形状に鋼板を折り曲げて形成し、両上端開放縁を内側に折り曲げて庇102aを形成する。そして、上側開放面は、庇102aの内側(庇102aの下面)にシール天板132の端縁部の上面を当接してねじ止めすることにより閉じる。また、後側の開放辺の上部は、上端縁を内側に折り曲げて庇133aを形成した鋼板製の補助当て板133を外側から押し当てて押え込むようにケース102およびシール天板132にねじ止めして補強する。この実施の形態における枠体は、このように、主として、ケース102とシール天板132と補助当て板133を結合して構成する。
【0020】
下段の食器洗浄槽ユニット200では、ケース102の庇102aと補助当て板133の庇133aは、上段の食器洗浄槽ユニット100を積み重ねて結合するときに該上段の食器洗浄槽ユニット100のケース102の下端面を載置する当接面としても機能させる。
【0021】
このケース102の両側内面には、洗浄槽101のスライドレール130およびローラ131と組み合わせる固定レール134とローラ135を取り付ける。
【0022】
また、このケース102の両側面の上縁部と下縁部には、連結板当接座102b,102cを形成する。この連結板当接座102b,102cは、2つの食器洗浄槽ユニット100,200を上下に積み重ねて2段構造の食器洗い機を構成するときに、下段の食器洗浄槽ユニット200のケース102の上縁部の連結板当接座102bと上段の食器洗浄槽ユニット100のケース102の下縁部の連結板当接座102cに渡る連結板136を当接してねじ止めすることにより上下のケース102を連結するように使用する。
【0023】
更に、このケース102の左右の前縁は、補強枠137を当接してねじ止めして補強および目隠しし、底面の四隅には、高さ調整用のねじ脚138を嵌着する脚取り付け穴102dを設ける。
【0024】
洗浄槽101からの漏水防止用シールは、図5,図8〜図10に示すように、両横端縁部がケース102の庇102aで押えられ、後端縁部が補助当て板133の庇133aで押えられ、前端面にねじ止めして前端縁部の上面に当接した補助当て板139で補強されたシール天板132の外周縁部の内側(下面)に洗浄槽101の上端全周に形成したパッキン当接鍔101dに対向するように環状の中空パッキング129を設け、エアポンプユニット140から給排気ホース141を介して中空パッキング129に加圧空気を送って膨らませることにより膨らんだパッキング129を洗浄槽101のパッキング当接鍔101dとシール天板132の間に弾性的に当接(弾着)させて安定したシールを実現する。
【0025】
シール天板132は、樹脂成型によって形成し、外周縁部の内側には、環状のパッキング収納溝132aを下向きに開放するように形成し、このパッキング収納溝132aの底には、中空パッキング129の上側壁に突設した弾着部129aを嵌着して取り付ける取り付け溝132bと、シール天板132の後縁部に位置する中空パッキング129の上側壁に形成した給排気口129cを露出させる給排気口窓132cを設ける。この給排気口窓132cの上側部には、シール天板132の端面に開放する横向きの継ぎ手溝132dを連設する。中空パッキング129の給排気口129cに対する給排気ホース141の接続は、L字状の継ぎ手143の一辺を前記給排気口129cに差し込んで中空パッキング129に接続し、他辺を給排気ホース114に差し込んで実現する。この接続は、継ぎ手143,給排気ホース141を給排気口窓132cと継ぎ手溝132d内に収容するように配置して実現し、シール天板132の上面に継ぎ手143と給排気ホース141が突出しないように構成する。
【0026】
ケース102の庇102a,補助当て板133の庇133aおよび補助当て板139は、シール天板132の周縁部の前記パッキング収納溝132aをその下側に位置させるように該シール天板132の周縁の上面に伸びていることから、中空パッキング129が膨張して洗浄槽101のパッキング当接鍔101dに弾着(圧接)したときの反力でシール天板132が浮き上がるのを押えて確実なシールを実現するように作用する。また、ケース102の上部側壁と庇102aと補助当て板133の上部側壁と庇133aおよび補助当て板139は、L型鋼材と同様に機能するので、シール天板132をこれらの下面に当接してねじ止め結合する構成は、シール天板132の歪みを矯正するように機能し、また、シール天板132は、ケース102の開放部の倒れ防止部材として機能することになる。
【0027】
このような食器洗浄槽ユニットを上下2段に積み重ねて構成した食器洗い機における食器洗浄槽ユニット100,200の各洗浄槽101への給水制御は、図11および図12に示すように、上段の食器洗浄槽ユニット100のケース102の後側にねじ止めした補助当て板133に取り付けた2連給水電磁弁ユニット144によって行うように構成する。
【0028】
この2連給水電磁弁ユニット144は、受水口144aに水道接続ホース145を接続し、第1の給水電磁弁144bから槽給水ホース146を介して上段の洗浄槽101の下部に給水し、第2の給水電磁弁144cから中継ホース147を介して下段の食器洗浄槽ユニット200のケース102の後側にねじ止めした補助当て板133に取り付けた中継継ぎ手148に給水し、更にこの中継継ぎ手148から槽給水ホース149を介して下段の洗浄槽101の下部に給水するように構成する。このように各給水電磁弁144b,144cを両洗浄槽101に対して高く位置するように上段の食器洗浄槽ユニット100のケース102の補助当て板133に設置する構成は、各洗浄槽101内の洗浄液が槽給水ホース146,149に逆流して残留することにより不衛生になるのを防止するように機能する。
【0029】
これらの食器洗浄槽ユニット100,200は、図13に示すような制御装置150を備える。この制御装置150は、上段の食器洗浄槽ユニット100における従来のような食器洗浄制御を実行する制御系151と下段の食器洗浄槽ユニット200における調理器具または食器洗浄制御を実行する制御系152を備える。各制御系151,152は、それぞれマイクロコンピュータ153,154を中心にして同様に構成するので、ここでは、制御系151について説明する。
【0030】
マイクロコンピュータ153は、前記操作パネル104,105のスイッチである操作パネルスイッチ群155からの操作入力に従って、メモリ156に格納しているプログラムを実行して洗浄制御を実行する。マイクロコンピュータ153とメモリ156は、この実施の形態では、前記制御処理装置120を構成する。
【0031】
マイクロコンピュータ153は、洗浄液の水位を感知する水位センサ157,ドアセンサ158,中空パッキング空気圧力センサ159,洗浄液の温度を感知する水温センサ160,ヒータ過熱センサ161からの検知信号を入力し、中空パッキング129への給気および排気を制御するエアポンプユニット140と、給水電磁弁144(144b,144c)と、前記シーズヒータ113と、前記ブラシレスモータ106と、前記乾燥給気ファン118と、前記操作パネル104,105に設けた表示器164とブザー165を制御する。
【0032】
この実施の形態における前記中空パッキング空気圧力センサ159は、最低限の空気圧力になっているかどうか(エアポンプユニット140が正常に機能しているかどうか)を検出することができる程度の精度の構成であり、実際には、エアポンプユニット140に内蔵されているものを使用する。また、前記エアポンプユニット140は、図示説明は省略するが、エアポンプと排気電磁弁と前記中空パッキング空気圧力センサ159を備えた構成のものである。
【0033】
図14は、上段の食器洗浄槽ユニット100の洗浄槽101に取り付けた操作パネル104と操作パネル105を示している。
【0034】
操作パネル104は、電源スイッチ(ボタン)155aとスタート/一時停止スイッチ(ボタン)155bとチャイルドロックスイッチ(ボタン)155cと表示素子群164aを備える。操作パネル105は、コース設定スイッチ(ボタン)155dと乾燥なしスイッチ(ボタン)155eと予約スイッチ(ボタン)155fと表示素子群164bを備える。
【0035】
図15は、下段の食器洗浄槽ユニット200の洗浄槽101に取り付けた操作パネル104と操作パネル105を示している。
【0036】
操作パネル104は、電源スイッチ(ボタン)155gとスタート/一時停止スイッチ(ボタン)155hとチャイルドロックスイッチ(ボタン)155iと表示素子群164cを備える。操作パネル105は、コース設定スイッチ(ボタン)155jと乾燥なしスイッチ(ボタン)155kと表示素子群164dを備える。
【0037】
上段の食器洗浄槽ユニット100の制御系151におけるマイクロコンピュータ153は、図16に示すような食器洗浄制御を実行する。
【0038】
ステップS11
電源スイッチ155aが入力されると、操作パネル105のコース設定スイッチ155dからの入力に基づいてコース設定を行う。
【0039】
ステップS12
スタート/一時停止スイッチ155bが入力されると、給水電磁弁144bを開いて洗浄槽101内に所定水位までの給水を実行し、ブラシレスモータ106を正回転(洗浄モード)で運転して洗浄ポンプ羽根107を回転させることにより、洗浄槽101の水溜部108から洗浄液を吸い上げてノズルアーム110に供給し、洗浄噴射110bから食器載置かご128に向けて噴射して食器洗いや調理器具洗いを実行する。洗浄液は、必要に応じてシーズヒータ113に通電して加熱する。洗いが終了すると、ブラシレスモータ106を逆回転(排水モード)として排水ポンプ羽根114を機能させて洗浄槽101内の洗浄液を排水する。
【0040】
ステップS13
給水電磁弁144bを開いて洗浄槽101内に所定水位まですすぎ水を給水し、ブラシレスモータ106を制御して洗浄ポンプ羽根107を洗浄モードで回転させて水すすぎを行い、次いで、排水モードで回転させて排水する。
【0041】
ステップS14
給水電磁弁144bを開いて所定水位まですすぎ水を給水し、シーズヒータ113を通電してすすぎ水を加熱し、ブラシレスモータ106を制御して洗浄ポンプ羽根107を洗浄モードで回転させて温水すすぎを行い、次いで、排水モードで回転させて排水する。
【0042】
ステップS15
乾燥給気ファン118により洗浄槽101内に給気し、シーズヒータ113で加熱して温風乾燥を実行する。洗浄槽101内に供給された空気は、シーズヒータ113で加熱されながら洗浄槽101内を循環して食器,洗浄槽101,かご128,シール天板132等に付着している水滴,水分を蒸発させ、その一部を排気穴101aから排気カバー125,排気通路101c,連結ダクト126,排気窓124を経て機外に放出する。
【0043】
乾燥の終盤は、シーズヒータ113を遮断して冷却運転する。
【0044】
下段の食器洗浄槽ユニット200の制御系152におけるマイクロコンピュータ154は、図17に示すような調理器具洗浄制御を実行する。
【0045】
ステップS21
電源スイッチ155gが入力されると、調理器具洗いモードと食器洗いモードの何れの洗いモードに設定されているかを確認する。この洗いモードは、コース設定スイッチ155jによって予め設定されているものであり、ここでは、調理器具洗いモードに設定されているものとする。
【0046】
ステップS22
操作パネル105のコース設定スイッチ155jからの入力に基づいてコース設定を行う。
【0047】
ステップS23
スタート/一時停止スイッチ155hが入力されると、給水電磁弁144cを開いて洗浄槽101内に所定水位までの給水を実行し、上段の食器洗浄槽ユニット100における洗浄が終了するまで待機する。待機期間中は、所定時間(この実施の形態では5分間)毎に洗浄液を噴射させて調理器具の汚れが乾燥して固着するのを防止する。
【0048】
そして、上段の食器洗浄槽ユニット100における洗浄が終了すると、シーズヒータ113に通電して洗浄液を加熱しつつブラシレスモータ106を正回転(洗浄モード)で間欠的に運転して洗浄ポンプ羽根107を間欠的に回転させることにより、洗浄槽101の水溜部108から洗浄液を吸い上げてノズルアーム110に供給し、洗浄噴射穴110bから食器載置かご128に向けて間欠的に噴射して調理器具洗いを実行する。
【0049】
この洗浄液の間欠噴出は、調理器具洗浄のために多量に投入した洗剤による発泡現象を抑制するために、図18に示すように、洗浄液の温度が発泡し易い温度状態にある間(この実施の形態では、45℃未満)では、噴射時間を短く(この実施の形態では、2分間噴出/3分間停止)して繰り返し、それ以上の温度では、噴射時間を長く(この実施の形態では、3分間噴出/2分間停止)して繰り返す。所定の洗い時間(この実施の形態では、60分間)を経過すると、洗浄液を排水して洗い工程を終了する。
【0050】
洗いが終了すると、ブラシレスモータ106を逆回転(排水モード)として排水ポンプ羽根114を機能させて洗浄槽101内の洗浄液を排水する。
【0051】
ステップS24
給水電磁弁144cを開いて洗浄槽101内に所定水位まですすぎ水を給水し、ブラシレスモータ106を制御して洗浄ポンプ羽根107を洗浄モードで回転させて水すすぎを行い、排水モードで回転させて排水する。
【0052】
ステップS25
給水電磁弁144cを開いて洗浄槽101内に所定水位まですすぎ水を給水し、シーズヒータ113を通電してすすぎ水を加熱し、ブラシレスモータ106を制御して洗浄ポンプ羽根107を洗浄モードで回転させて温水すすぎを行い、排水モードで回転させて排水する。
【0053】
ステップS26
乾燥給気ファン118により給気し、シーズヒータ118で加熱して温風乾燥運転を行い、その後に冷却運転を実行する。
【0054】
この下段の食器洗浄槽ユニット200は、食器洗いモードに設定されると、制御系152は、前述した上段の食器洗浄槽ユニット100の制御系151と同一の食器洗浄工程を行う制御処理を実行する。
【0055】
従って、下段の食器洗浄槽ユニット200における制御系152におけるマイクロコンピュータ154は、洗いモード設定情報を確認し、設定されている洗いモードに応じて調理器具洗いモードまたは食器洗いモードの洗浄制御処理を選択する。
【0056】
何れの食器洗浄槽ユニット100,200においても洗い,すすぎ,乾燥工程では、ドアセンサ158をチェックして食器洗浄槽101がケース102内に押し入れられた状態にあることを確認することが必要であり、また、エアポンプユニット140を制御して中空パッキング129に給気することにより該中空パッキング129を膨らませてシールを行うことが必要である。この実施の形態におけるエアポンプユニット140は、中空パッキング129,給排気ホース141,継ぎ手143自体とその接続部の耐圧以下の最大給気能力のエアポンプを使用し、中空パッキング129によるシールに必要な給気制御をエアポンプ運転時間管理で実行する。
【0057】
図19は、マイクロコンピュータ153,154が実行する中空パッキング給気制御のフローチャートである。
【0058】
ステップS31
スタート/一時停止スイッチ155b,155hの入力による運転スタート時かどうかを確認して処理を分岐する。
【0059】
ステップS32
運転スタートであればエアポンプユニット140内のエアポンプを運転して中空パッキング129に給気する。
【0060】
ステップS33
この運転スタート時の給気運転は、多量の給気が必要であるので長時間(この実施の形態では20秒間)継続する。
【0061】
ステップS34
エアポンプユニット140内の圧力センサ159を確認して必要な給気が行われていることを確認する。
【0062】
ステップS35
前回の給気運転からの経過時間が所定時間かどうかを確認する。この所定時間は、洗浄運転中に空気漏れによって中空パッキング129が萎んでシール性能が低下するのを防止するために定期的に空気を補う給気(補給)運転間隔であり、この実施の形態では、20秒間に設定している。
【0063】
ステップS36
所定時間を経過するとエアポンプユニット140内のエアポンプを運転して中空パッキング129に給気する。
【0064】
ステップS37
この給気運転は、空気漏れを補給するためのものであるので短時間(この実施の形態では5秒間)運転とする。
【0065】
ステップS38
エアポンプユニット140内の圧力センサ159を確認して給気が行われていることを確認する。
【0066】
ステップS39
経過時間が所定時間内であっても給水を行ったかどうかを確認する。給水すると洗浄槽101の温度が低下するので中空パッキング129も温度が低下して該中空パッキング129内の圧力が低下することから、給水完了時点でステップS36に移ってエアポンプユニット140内のエアポンプを運転して中空パッキング129に空気を補給する。
【0067】
この食器洗い機は、水や洗剤を使用して温水洗い,温水すすぎを行い、更に、温風乾燥を行うので、運転中は、洗浄槽101が引き出せないようにすること(チャイルドロック)が必要である。このチャイルドロックは、中空パッキング129が膨らんでパッキング当接鍔101dに圧接してシール状態となるように該中空パッキング129内の空気圧力を維持することにより簡単に実現できるように構成している。
【0068】
図20は、マイクロコンピュータ153,154が実行するチャイルドロックの設定および解除制御のフローチャートである。
【0069】
ステップS41
操作パネル104のチャイルドロックスイッチ155c,155iのオン状態が所定時間(この実施の形態では3秒間)連続すると、チャイルドロック設定/解除処理を行う。
【0070】
ステップS42
既にチャイルドロックが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。チャイルドロック情報は、メモリ156のチャイルドロック情報領域に記憶する。
【0071】
ステップS43
メモリ156のチャイルドロック情報領域にチャイルドロックが設定されていないときには、チャイルドロック設定情報を生成する。
【0072】
ステップS44
メモリ156のチャイルドロック情報領域にチャイルドロックが設定されているときには、チャイルドロック解除情報を生成する。
【0073】
ステップS45
チャイルドロック設定情報または解除情報をメモリ156のチャイルドロック情報領域に記憶させる。
【0074】
洗浄運転の途中で電源スイッチ155a,155gやスタート/一時停止スイッチ155b,155hが押されたときの制御処理を図21を参照して説明する。この操作は、通常、運転中止や洗浄する食器や調理器具を追加したり取り出すときに発生する。
【0075】
ステップS51
操作パネルスイッチ群155からの入力を監視する。
【0076】
ステップS52
入力された操作パネルスイッチ群155に対応した制御処理を実行する。
【0077】
ステップS53
チャイルドロック情報を確認して制御処理を分岐する。
【0078】
ステップS54
チャイルドロックが設定されていないときには、エアポンプユニット140内の排気電磁弁を開放して中空パッキング129内の空気を排気することにより該中空パッキング129を萎ませてシールを解除して洗浄槽101の引き出し操作を可能にする。チャイルドロックが設定されているときには、中空パッキング129内の空気を排気することなくシール状態を維持して洗浄槽101の引き出し操作を不可能(阻止)状態に維持する。
【0079】
チャイルドロック設定状態で一時停止したときに洗浄槽101を引き出し可能状態にする制御処理を図22を参照して説明する。
【0080】
ステップS61
予め定めた所定の操作パネルスイッチ群155、この実施の形態では操作パネル104のチャイルドロックスイッチ155cまたは155iと電源スイッチ155aまたは155gの同時オン状態が所定時間(この実施の形態では3秒間)連続すると、設定されているチャイルドロックの一時解除処理(運転を再開するまでの解除)を行う。
【0081】
ステップS62
チャイルドロックが一時解除されるとエアポンプユニット140内の排気電磁弁を開放して中空パッキング129内の空気を排気することにより該中空パッキング129を萎ませてシールを解除して洗浄槽101の引き出し操作を可能にする。
【0082】
一時停止状態から運転状態に復帰するときの中空パッキング129への給気制御処理について図23を参照して説明する。この制御処理は、一時停止状態にあるときにスタート/一時停止スイッチ155b,155hが入力されると実行する。
【0083】
ステップS71
チャイルドロック情報の設定と一時解除が行われたかどうかを確認して制御処理を分岐する。
【0084】
ステップS72
チャイルドロック情報が設定されておらず、または一時解除されているときには中空パッキング129を排気しているので、エアポンプユニット140内のエアポンプを運転して中空パッキング129に給気して該中空パッキング129を膨らませてシール状態に回復させる。
【0085】
ステップS73
一時停止時点に戻って食器洗浄運転を再開する。
【0086】
【発明の効果】
本発明は、中空パッキングへの給気(補給)を所定の時間間隔で行うようにしているので、簡単な構成でシール性能を好ましい状態に維持することができる。
【0087】
特に、給水を完了したときには中空パッキングへ空気を補給するようにしているので、給水による冷却で中空パッキングの温度が低下して内圧が低下することによるシール性能の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる食器洗い機を組み込んだシステムキッチンの斜視図である。
【図2】本発明になる食器洗浄槽ユニットの縦断正面図である。
【図3】図2に示した食器洗浄槽ユニットの縦断側面図である。
【図4】本発明になる食器洗浄槽ユニットにおける洗浄槽周り分解斜視図である。
【図5】本発明になる食器洗浄槽ユニットにおけるケース周り分解斜視図である。
【図6】図1に示した食器洗い機の上段の食器洗浄槽ユニットを引き出した状態を示す平面図である。
【図7】図1に示した食器洗い機の下段の食器洗浄槽ユニットを引き出した状態を示す平面図である。
【図8】洗浄槽からの漏水防止用シール部を拡大して示す縦断正面図である。
【図9】洗浄槽からの漏水防止用シール部の給排気接続部を拡大して示す縦断側面図である。
【図10】図9に示した漏水防止用シール部の給排気接続部の平面図である。
【図11】本発明になる食器洗い機の給水系を示す側面図である。
【図12】本発明になる食器洗い機の給水系を示す背面図である。
【図13】本発明になる食器洗い機の制御装置のブロック図である。
【図14】本発明になる食器洗い機の上段の食器洗浄槽ユニットにおける操作パネルの展開図である。
【図15】本発明になる食器洗い機の下段の食器洗浄槽ユニットにおける操作パネルの展開図である。
【図16】本発明になる食器洗い機の上段の食器洗浄槽ユニットにおけるマイクロコンピュータが実行する食器洗浄制御処理のフローチャートである。
【図17】本発明になる食器洗い機の下段の食器洗浄槽ユニットにおけるマイクロコンピュータが実行する食器洗浄制御処理のフローチャートである。
【図18】本発明になる食器洗い機の制御装置が調理器具洗浄制御において実行する発泡防止制御の特性図である。
【図19】本発明になる食器洗い機におけるマイクロコンピュータが実行する中空パッキング給気制御処理のフローチャートである。
【図20】本発明になる食器洗い機におけるマイクロコンピュータが実行するチャイルドロックの設定および解除制御処理のフローチャートである。
【図21】本発明になる食器洗い機におけるマイクロコンピュータが実行する一時停止制御処理のフローチャートである。
【図22】本発明になる食器洗い機におけるマイクロコンピュータが実行するチャイルドロック一時解除制御処理のフローチャートである。
【図23】本発明になる食器洗い機におけるマイクロコンピュータが実行する運転復帰制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100…上段の食器洗浄槽ユニット、101…洗浄槽、101a…排気穴、101d…パッキング当接鍔、102…ケース、102a…庇、110…ノズルアーム、125…排気カバー、129…中空パッキング、129c…給排気口、132…シール天板、132c…給排気口窓、132d…継ぎ手溝、133…補助当て板、133a…庇、140…エアポンプユニット、141…給排気ホース、143…継ぎ手、144…2連給水電磁弁ユニット、144b,144c…給水電磁弁、150…制御装置、153,154…マイクロコンピュータ、155b,155h…スタート/一時停止スイッチ(ボタン)、155c,155i…チャイルドロックスイッチ(ボタン)、200…下段の食器洗浄槽ユニット。

Claims (3)

  1. 枠体内に進退可能に設置した上方開放の洗浄槽と、この洗浄槽を枠体内に押し入れた状態でシール天板と前記洗浄槽の上端との間に位置する中空パッキングと、前記中空パッキングを給排気する給気手段および排気手段と、前記洗浄槽内に給排水する手段と、洗浄槽内に洗浄液を噴射して食器を洗浄するノズルと、これらを制御する制御装置を備えた食器洗い機において、
    前記制御装置は、食器洗い機の運転中は所定の時間間隔で中空パッキングへ空気を補給するように給気手段を運転すると共に、前記所定の時間間隔内であっても前記洗浄槽への給水を完了したときには前記中空パッキングへ空気を補給するように給気手段を運転することを特徴とする食器洗い機。
  2. 請求項1において、前記給気手段は、中空パッキングおよび給排気パイプ自体とその接続部の耐圧以下の最大給気能力のエアポンプを使用し、前記制御装置は、中空パッキングへの給気制御をエアポンプ運転時間管理で実行することを特徴とする食器洗い機。
  3. 請求項1において、前記制御装置は、空気補給の運転時間を運転スタート時の給気運転時間より短くしたことを特徴とする食器洗い機。
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