JP3784139B2 - 礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法 - Google Patents
礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法 Download PDFInfo
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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木工事の泥水シールド工法に於いて、礫質地盤を連続的に掘進することの出来る泥水式シールド機及び泥水シールド工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、礫質地盤に対応した泥水シールド掘進工法(シールド機内に礫処理設備を内蔵した方式)としては、(イ)トロンメル方式、(ロ)クラッシャー方式(ロータリークラッシャー方式、ジョークラッシャー方式、ベッセル方式)、(ハ)ロータリーバルブ方式、(ニ)ディスクカッター方式などの工法が実用化されている。
【0003】
しかしどの工法も、チャンバ内の多量の礫を連続的に処理するのは難しく、また大規模な設備が必要であり、設備が複雑で故障が多く、さらに礫と泥水を分離する等の設備が二重に必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の泥水シールド掘進工法に於ける前記の問題点を解決すべきなされたもので、設備容量が小さく、設備が単純であり、また既往の設備の組み合わせであって信頼度が高く、一般の泥水式シールド機であればほとんど設備を改造することなく設置可能な礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カッターヘッド後方に設けたチャンバに送泥管と排泥管を接続し、該チャンバ内に送泥管を経て泥水を送り、チャンバ内の切削土砂と泥水を排泥管を経て地上までポンプ圧送して、地盤掘削する泥水式シールド機において、礫を集積するスクリュウコンベアと礫を破砕するコーンクラシャとから成る礫破砕装置を排泥管位置に着脱可能に取り付け、該礫破砕装置を前進及び後退させるスライドジャッキを設けて成る礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機とする。
【0006】
本発明の実施に際しては、チャンバ内に該チャンバ内の泥水を攪拌するアジテータを設けるようにする。また、アジテータの羽根の長さが可変なものとすると、より作業能率を上げることができる。
【0007】
また、礫破砕装置のコーンクラシャの上流側と下流側における排泥管に各々開閉バルブを設け、該バルブの箇所で礫破砕装置を取り外し可能とする。
【0008】
かかる礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機により、礫が出ない普通土掘進時には、スライドジャッキを収縮してスクリュウコンベア及びコーンクラシャを後退させて、切削土砂と泥水を直接排泥管を経て地上までポンプ圧送し、礫質土掘進時には、スライドジャッキを伸張してスクリュウコンベア及びコーンクラシャを前進させて、切削土砂と泥水及び礫質土をスクリュウコンベアで集積し、コーンクラシャにより礫を破砕し、切削土砂と泥水及び破砕された礫質土を排泥管を経て地上までポンプ圧送する。
【0009】
装置としては、スクリュウコンベア、コーンクラシャ、及びスクリュウコンベアとコーンクラシャを駆動するモータから成るものであって、設備容量が小さく、設備が単純であり、また既往の設備の組み合わせであって信頼度が高く、一般の泥水式シールド機であればほとんど設備を改造することなく設置可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、泥水シールド掘進機による普通土掘進時を示し、カッターヘッド1の後方で隔壁2との間に設けたチャンバ3に送泥管4と排泥管5を接続し、該チャンバ3内に送泥管4を経て泥水を送り、チャンバ3内の切削土砂と泥水を排泥管5を経て地上までポンプ圧送し、カッターヘッド1のビットにより地盤掘削する。チャンバ3内には、アジテータ6が設けられていて、チャンバ3内の泥水を攪拌する。このアジテータ6の詳細については後述する。その他、7はカッターヘッド1を駆動するモータ、8はアジテータ6を駆動するモータ、9A、9Bは排泥管5に設けた開閉バルブ、10は推進ジャッキ、11はセグメントである。
【0011】
図2は、泥水シールド掘進機による礫対応掘進時を示し、開閉バルブ9A、9B間の排泥管部分を取り外し、その部分に全体を20で示す礫破砕装置を取り付ける。
【0012】
図3に礫破砕装置20の詳細を示し、礫破砕装置20は、開閉バルブ9A、9B間において、ボルト21により着脱可能に排泥管5に連結されるものである。礫破砕装置20は、礫を集積するスクリュウコンベア22と、礫を破砕するコーンクラシャ23と、スクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を前進及び後退させるスライドジャッキ26等から成っている。その他、27はガイドパイプ、28はシールである。
【0013】
図4は、コーンクラシャ23の内部を示し、クラシャ体23Aは外管23Bに対して偏心している。
【0014】
先の図3は、掘削土中に礫が含まれる礫対応掘進時に於ける礫破砕装置20の状態を示し、スライドジャッキ26を伸張してスクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を長さSだけ前進させている。これに対して、図5は、掘削土中に礫が含まれない普通土掘進時に於ける礫破砕装置20の状態を示し、スライドジャッキ26を収縮してスクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を長さSだけ後退させている。
【0015】
チャンバ3内に異常な土・水圧がかかれば、バルブ9A、9Bを締めることで、土・水圧を遮断できる。礫破砕装置20が不要の地盤では、バルブ9A、9B間で取り外す。
【0016】
次に、図6〜図8にしたがい礫の処理フローを説明する。
【0017】
礫Rは、カッターヘッド1のビットにより切削され、泥水で満たさせたチャンバ3内にはいる。(図6)
チャンバ3内に入った礫Rは、アジテータ6とカッターヘッド1により攪拌され排泥管口5Aに運ばれる。(図7)
排泥管口5Aに集められた礫Rは、スクリュウコンベア22でコーンクラシャ23まで運ばれ、破砕される。破砕されて小さくなった礫rは、排泥管5を通じて圧送ポンプで地上まで運ばれ、土砂として分離される。
【0018】
アジテータ6の羽根の長さを可変とすることで作業効率を上げることができる。図9は、ジャッキ12により羽根13を伸ばした状態であり、図10は、羽根13を縮めた状態を示し、この羽根13を縮めた状態では、スクリュウコンベア22をチャンバ3内まで伸ばすこができる。14は予備管である。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機は、連続的に高速に礫を破砕処理し、流体輸送を可能とする設備であり、汎用機器を組み合わせて使用するものであるため、次の効果を奏するものである。
(1) 価額が安価である。
(2) 汎用機械のため信頼性が高い。
(3) 汎用機械のため故障時の部品供給や修理の技術者を集め易い。
(4) 使用しない場合は、取り外し可能である。
(5) 使用する場合に定位置にセットすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】礫破砕装置を外した状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図2】礫破砕装置を取り付けた状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図3】スクリュウコンベア及びコーンクラシャを前進した状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図4】図3のAーA線断面図。
【図5】スクリュウコンベア及びコーンクラシャを後退した状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図6】礫をカッタービットにより切削し、泥水で満たされたチャンバ内に入れる状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図7】チャンバ内に入った礫をアジテータ及びカッターヘッドにより攪拌し排泥管口に運ぶ状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図8】排泥管に集められた礫をスクリュウコンベアでコーンクラシャまで運び破砕する状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図9】アジテータの羽根を伸ばした状態の詳細平面図。
【図10】アジテータの羽根を縮めた状態の詳細平面図。
【符号の説明】
1・・・カッターヘッド
2・・・隔壁
3・・・チャンバ
4・・・送泥管
5・・・排泥管
6・・・アジテータ
7・・・モータ
8・・・モータ
9A、9B・・・バルブ
10・・・推進ジャッキ
11・・・セグメント
12・・・ジャッキ
13・・・羽根
14・・・予備管
20・・・礫破砕装置
21・・・ボルト止め
22・・・スクリュウコンベア
23・・・コーンクラシャ
24・・・モータ
25・・・減速機
26・・・スライドジャッキ
27・・・ガイドパイプ
28・・・シール
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木工事の泥水シールド工法に於いて、礫質地盤を連続的に掘進することの出来る泥水式シールド機及び泥水シールド工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、礫質地盤に対応した泥水シールド掘進工法(シールド機内に礫処理設備を内蔵した方式)としては、(イ)トロンメル方式、(ロ)クラッシャー方式(ロータリークラッシャー方式、ジョークラッシャー方式、ベッセル方式)、(ハ)ロータリーバルブ方式、(ニ)ディスクカッター方式などの工法が実用化されている。
【0003】
しかしどの工法も、チャンバ内の多量の礫を連続的に処理するのは難しく、また大規模な設備が必要であり、設備が複雑で故障が多く、さらに礫と泥水を分離する等の設備が二重に必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の泥水シールド掘進工法に於ける前記の問題点を解決すべきなされたもので、設備容量が小さく、設備が単純であり、また既往の設備の組み合わせであって信頼度が高く、一般の泥水式シールド機であればほとんど設備を改造することなく設置可能な礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カッターヘッド後方に設けたチャンバに送泥管と排泥管を接続し、該チャンバ内に送泥管を経て泥水を送り、チャンバ内の切削土砂と泥水を排泥管を経て地上までポンプ圧送して、地盤掘削する泥水式シールド機において、礫を集積するスクリュウコンベアと礫を破砕するコーンクラシャとから成る礫破砕装置を排泥管位置に着脱可能に取り付け、該礫破砕装置を前進及び後退させるスライドジャッキを設けて成る礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機とする。
【0006】
本発明の実施に際しては、チャンバ内に該チャンバ内の泥水を攪拌するアジテータを設けるようにする。また、アジテータの羽根の長さが可変なものとすると、より作業能率を上げることができる。
【0007】
また、礫破砕装置のコーンクラシャの上流側と下流側における排泥管に各々開閉バルブを設け、該バルブの箇所で礫破砕装置を取り外し可能とする。
【0008】
かかる礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機により、礫が出ない普通土掘進時には、スライドジャッキを収縮してスクリュウコンベア及びコーンクラシャを後退させて、切削土砂と泥水を直接排泥管を経て地上までポンプ圧送し、礫質土掘進時には、スライドジャッキを伸張してスクリュウコンベア及びコーンクラシャを前進させて、切削土砂と泥水及び礫質土をスクリュウコンベアで集積し、コーンクラシャにより礫を破砕し、切削土砂と泥水及び破砕された礫質土を排泥管を経て地上までポンプ圧送する。
【0009】
装置としては、スクリュウコンベア、コーンクラシャ、及びスクリュウコンベアとコーンクラシャを駆動するモータから成るものであって、設備容量が小さく、設備が単純であり、また既往の設備の組み合わせであって信頼度が高く、一般の泥水式シールド機であればほとんど設備を改造することなく設置可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、泥水シールド掘進機による普通土掘進時を示し、カッターヘッド1の後方で隔壁2との間に設けたチャンバ3に送泥管4と排泥管5を接続し、該チャンバ3内に送泥管4を経て泥水を送り、チャンバ3内の切削土砂と泥水を排泥管5を経て地上までポンプ圧送し、カッターヘッド1のビットにより地盤掘削する。チャンバ3内には、アジテータ6が設けられていて、チャンバ3内の泥水を攪拌する。このアジテータ6の詳細については後述する。その他、7はカッターヘッド1を駆動するモータ、8はアジテータ6を駆動するモータ、9A、9Bは排泥管5に設けた開閉バルブ、10は推進ジャッキ、11はセグメントである。
【0011】
図2は、泥水シールド掘進機による礫対応掘進時を示し、開閉バルブ9A、9B間の排泥管部分を取り外し、その部分に全体を20で示す礫破砕装置を取り付ける。
【0012】
図3に礫破砕装置20の詳細を示し、礫破砕装置20は、開閉バルブ9A、9B間において、ボルト21により着脱可能に排泥管5に連結されるものである。礫破砕装置20は、礫を集積するスクリュウコンベア22と、礫を破砕するコーンクラシャ23と、スクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を前進及び後退させるスライドジャッキ26等から成っている。その他、27はガイドパイプ、28はシールである。
【0013】
図4は、コーンクラシャ23の内部を示し、クラシャ体23Aは外管23Bに対して偏心している。
【0014】
先の図3は、掘削土中に礫が含まれる礫対応掘進時に於ける礫破砕装置20の状態を示し、スライドジャッキ26を伸張してスクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を長さSだけ前進させている。これに対して、図5は、掘削土中に礫が含まれない普通土掘進時に於ける礫破砕装置20の状態を示し、スライドジャッキ26を収縮してスクリュウコンベア22及びコーンクラシャ23を長さSだけ後退させている。
【0015】
チャンバ3内に異常な土・水圧がかかれば、バルブ9A、9Bを締めることで、土・水圧を遮断できる。礫破砕装置20が不要の地盤では、バルブ9A、9B間で取り外す。
【0016】
次に、図6〜図8にしたがい礫の処理フローを説明する。
【0017】
礫Rは、カッターヘッド1のビットにより切削され、泥水で満たさせたチャンバ3内にはいる。(図6)
チャンバ3内に入った礫Rは、アジテータ6とカッターヘッド1により攪拌され排泥管口5Aに運ばれる。(図7)
排泥管口5Aに集められた礫Rは、スクリュウコンベア22でコーンクラシャ23まで運ばれ、破砕される。破砕されて小さくなった礫rは、排泥管5を通じて圧送ポンプで地上まで運ばれ、土砂として分離される。
【0018】
アジテータ6の羽根の長さを可変とすることで作業効率を上げることができる。図9は、ジャッキ12により羽根13を伸ばした状態であり、図10は、羽根13を縮めた状態を示し、この羽根13を縮めた状態では、スクリュウコンベア22をチャンバ3内まで伸ばすこができる。14は予備管である。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機は、連続的に高速に礫を破砕処理し、流体輸送を可能とする設備であり、汎用機器を組み合わせて使用するものであるため、次の効果を奏するものである。
(1) 価額が安価である。
(2) 汎用機械のため信頼性が高い。
(3) 汎用機械のため故障時の部品供給や修理の技術者を集め易い。
(4) 使用しない場合は、取り外し可能である。
(5) 使用する場合に定位置にセットすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】礫破砕装置を外した状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図2】礫破砕装置を取り付けた状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図3】スクリュウコンベア及びコーンクラシャを前進した状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図4】図3のAーA線断面図。
【図5】スクリュウコンベア及びコーンクラシャを後退した状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図6】礫をカッタービットにより切削し、泥水で満たされたチャンバ内に入れる状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図7】チャンバ内に入った礫をアジテータ及びカッターヘッドにより攪拌し排泥管口に運ぶ状態の泥水式シールド機の概要側面図。
【図8】排泥管に集められた礫をスクリュウコンベアでコーンクラシャまで運び破砕する状態の礫破砕装置の詳細側面図。
【図9】アジテータの羽根を伸ばした状態の詳細平面図。
【図10】アジテータの羽根を縮めた状態の詳細平面図。
【符号の説明】
1・・・カッターヘッド
2・・・隔壁
3・・・チャンバ
4・・・送泥管
5・・・排泥管
6・・・アジテータ
7・・・モータ
8・・・モータ
9A、9B・・・バルブ
10・・・推進ジャッキ
11・・・セグメント
12・・・ジャッキ
13・・・羽根
14・・・予備管
20・・・礫破砕装置
21・・・ボルト止め
22・・・スクリュウコンベア
23・・・コーンクラシャ
24・・・モータ
25・・・減速機
26・・・スライドジャッキ
27・・・ガイドパイプ
28・・・シール
Claims (7)
- カッターヘッド後方に設けたチャンバに送泥管と排泥管を接続し、該チャンバ内に送泥管を経て泥水を送り、チャンバ内の切削土砂と泥水を排泥管を経て地上までポンプ圧送して、地盤掘削する泥水式シールド機において、礫を集積するスクリュウコンベアと礫を破砕するコーンクラシャとから成る礫破砕装置を排泥管位置に着脱可能に取り付け、該礫破砕装置を前進及び後退させるスライドジャッキを設け成ることを特徴とする礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機。
- チャンバ内に該チャンバ内の泥水を攪拌するアジテータを設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機。
- アジテータの羽根の長さが可変であることを特徴とする請求項2に記載の礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機。
- 礫破砕装置のコーンクラシャの上流側と下流側における排泥管に各々開閉バルブを設け、該バルブの箇所で礫破砕装置を取り外し可能としたことを特徴とする請求項1に記載の礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機。
- カッターヘッド後方に設けたチャンバに送泥管と排泥管を接続し、該チャンバ内に送泥管を経て泥水を送り、チャンバ内の切削土砂と泥水を排泥管を経て地上までポンプ圧送して、地盤掘削する泥水シールド工法において、礫を集積するスクリュウコンベアと礫を破砕するコーンクラシャとから成る礫破砕装置を排泥管位置に着脱可能に取り付け、該礫破砕装置をスライドさせるスライドジャッキを設け、礫が出ない普通土掘進時には、該スライドジャッキを収縮して前記スクリュウコンベア及びコーンクラシャを後退させて、切削土砂と泥水を直接排泥管を経て地上までポンプ圧送し、礫質土掘進時には、該スライドジャッキを伸張して前記スクリュウコンベア及びコーンクラシャを前進させて、切削土砂と泥水及び礫質土をスクリュウコンベアで集積し、コーンクラシャにより礫を破砕し、切削土砂と泥水及び破砕された礫質土を排泥管を経て地上までポンプ圧送することを特徴とする泥水シールド工法。
- チャンバ内にアジテータを設け該アジテータによりチャンバ内の泥水を攪拌することを特徴とする請求項5に記載の泥水シールド工法。
- アジテータの羽根の長さを可変とすることを特徴とする請求項6に記載の泥水シールド工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15185997A JP3784139B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15185997A JP3784139B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339091A JPH10339091A (ja) | 1998-12-22 |
JP3784139B2 true JP3784139B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=15527817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15185997A Expired - Fee Related JP3784139B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 礫破砕装置内蔵の泥水式シールド機及び泥水シールド工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3784139B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110080323A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-02 | 余成棋 | 一种污泥处理用具有破拱筛选功能的挖掘装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113213A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Taisei Corp | 礫除去装置 |
KR100902364B1 (ko) * | 2007-09-19 | 2009-06-12 | 해지에스제이건설 주식회사 | 쉴드 터널링 장치 및 그 공법 |
JP5860249B2 (ja) * | 2011-09-02 | 2016-02-16 | 株式会社安藤・間 | 浚渫システム |
CN106111292A (zh) * | 2016-06-28 | 2016-11-16 | 上海市基础工程集团有限公司 | 泥水平衡掘进机出泥石块破碎机 |
CN108625871A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-10-09 | 福建省建中工程设备有限公司 | 基于土压平衡的顶管机及其工作方法 |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15185997A patent/JP3784139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110080323A (zh) * | 2019-04-23 | 2019-08-02 | 余成棋 | 一种污泥处理用具有破拱筛选功能的挖掘装置 |
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JPH10339091A (ja) | 1998-12-22 |
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Legal Events
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