JP3784107B2 - 液体フィルター用濾材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体フィルター用濾材に関し、特に、液体中に含まれる微粒子、例えば、アルミニウム粒子、鉄粒子等の金属粉を含む液体を濾過するフィルターとして好適な液体フィルター用濾材に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属材料の変形加工、切削加工等の機械加工において、被加工物と成形工具または成形用金型等とが接触する加工部位に冷却液(クーラント)を注いで、加工部位の冷却と潤滑が行われる。この冷却液として、鉱物油に他の油脂や添加剤を混合してなる水不溶性油剤、また、水に油分を分散させたエマルジョン系の冷却水がある。また、水に界面活性剤等を均一に混合したソリューション系の冷却液がある。成形加工に用いられた冷却液は、成形加工によって生じた切削屑、金属粒子等を含んで加工部位から排出される。例えば、絞り成形によるアルミニウム製缶工程で使用されたクーラントは、微細なアルミニウム金属粒子が混入された状態で排出される。排出されたクーラントは、混入した切削屑、金属粒子等を液体フィルターで濾過して除去された後、再度、循環して使用される。
【0003】
従来、これらの用途に用いられる液体フィルターとして、スパンボンド法や乾式法等によって製造された不織布が用いられてきた。しかし、これらのスパンボンド法や乾式法等によって製造された従来の不織布は、機械的強度は優れるものであるが、孔径が大きく微細な金属粉に対する濾過性能が十分でない。一方、メルトブローン法等による極細繊維シートは、濾過性能は優れるものの、極細繊維であるため、機械的強度が弱く、このままでは使用できない。そこで、この極細繊維シートを補強する支持層としてスパンボンド法不織布等を積層したものが知られている(特開平7−26460号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の繊維シートにスパンボンド法不織布を積層したものは、非常に微細な金属粉、例えば、1μm以下のアルミニウム粉の濾過が必要なアルミ製缶工程で使用されるクーラントに対しては、未だポアサイズが大きく、濾過性能が不十分である。また、一般に重力式または加圧式の濾過装置では、パンチングプレートや金網等の濾板の上にフィルター用濾材をのせて使用され、濾材が目詰まりして交換する際には、濾板の側面から引っ張ることにより未使用の濾材を繰り出し、使用済みの濾材と交換する方法が行われる。このとき、図4に示すごとく、従来の濾材においては、濾材41の上流側に堆積した被濾過物の重みや上昇した通液抵抗によって、濾材41はパンチングプレート、金網等からなる濾板42の孔部43に食い込んだ状態となっている。そのため、従来のスパンボンド法不織布からなる濾材では、引張強度やスティフネスが不足し、濾材41を、例えば、矢印Aの方向に引っ張って交換する際に大きな力が必要となり、操作性が悪いばかりでなく、濾材が破れてしまうことがある。
【0005】
そこで本発明の目的は、従来の液体フィルター用濾材の欠点を解消し、極細繊維シートの目付量を特定の範囲におさえたものに、いわゆる特定の物性の不織布を積層し、かつ支持層を濾板に接する側に配置することにより、高い濾過性能を有し、しかも濾材交換の操作性のよい液体フィルター用濾材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、平均繊維径1〜10μmの熱可塑性合成繊維からなる、目付量100〜300g/m2の主濾過層と、縦方向の引張強度が4kg/5cm以上、JIS L1906に規定される試験方法に準じて求めたスティフネスが10kg/cm2以上であって、表面にエンボス状の凹凸形状を有しない平滑性の不織布からなる支持層とを有し、かつ支持層が濾板に接する側に配置される液体フィルター用濾材を提供するものである。
【0007】
以下、本発明の液体フィルター用濾材(以下、「本発明の濾材」という)について詳細に説明する。
【0008】
本発明の濾材は、主濾過層と、濾板に接する側に配置される支持層とを有する複層構造材である。
【0009】
本発明の濾材の主濾過層は、通液抵抗が小さく、適正な範囲のポアサイズを形成し、十分な濾過性能が得られることから、平均繊維径1〜10μm、好ましくは2〜5μmの熱可塑性合成繊維からなる不織布である。
【0010】
また、主濾過層を構成する不織布の目付量は、通液抵抗が小さく、十分な濾過性能が得られることから、100〜300g/m2 、好ましくは110〜200g/m2 である。
【0011】
不織布を構成する熱可塑性合成繊維は、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂等が挙げられ、濾過対象である濾過液の含有成分、粘度、性状、温度、あるいは濾過によって除去する粒子の粒径、形状、成分、濃度、分散状態等に応じて適宜選択される。これらは1種単独でも2種以上の組合せでも用いられる。これらの中でも、濾過対象である濾過液が、少量の油分をエマルジョン状態で含む水性液体、例えば、アルミ製缶工程で使用されるクーラントである場合、油分の吸着性に優れる点で、ポリプロピレンまたはポリ4−メチル−1−ペンテンからなる繊維が好ましい。
【0012】
この不織布の製造は、前記各種の熱可塑性樹脂を用いて、所要の物性を有する不織布を製造することができる方法であれば、いずれの方法にしたがって行ってもよく、特に制限されない。例えば、メルトブローン法、スパンボンド法等の方法にしたがって行うことができる。特に、濾過性能の点で、メルトブローン法による方法が好ましい。
【0013】
本発明の濾材の支持層は、濾板と接する側に配置される層であり、濾材の交換時の引張応力に十分耐えることができ、かつ剛性が高く、濾板の孔部に食い込みにくい平滑性を有する不織布からなるものであり、縦方向の引張強度が4kg/5cm以上、好ましくは5kg/5cm以上であり、スティフネスが10kg/cm2 以上、好ましくは15kg/cm2 以上のものである。
【0014】
本発明において、この不織布を構成する繊維原料は、常用のものを用いることができる。例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素樹脂等の合成樹脂、ビスコースレーヨン等のレーヨンなどの樹脂が用いられる。これらは1種単独でも2種以上の組合せでも用いられる。これらの中でも、低目付量で高い引張強度およびスティフネスを有する不織布が得られる点で、ポリエステル樹脂が好ましい。
【0015】
この不織布の製造は、いずれの方法にしたがって製造されたものでもよく、特に制限されない。例えば、カード法等の乾式法、スパンボンド法、湿式法等の方法にしたがって製造することができる。不織布を構成する繊維同士の接着は、熱接着法、ケミカルボンディング法等の任意の方法で行うことができ、平滑な表面を形成することができる方法が好ましい。例えば、ホットエアースルーまたはケミカルボンディングによる方法は、平滑ロールを用いて行うことができ、平滑な表面を得ることが容易である点で、好ましい。
【0016】
不織布の構成繊維の繊維径は、通常、10〜60μm程度であり、低目付量で高い引張強度およびスティフネスを容易に得ることができる点で、好ましくは15〜45μm程度である。
【0017】
この支持層を構成する不織布の目付量は、所要の引張強度、スティフネスおよび平滑性を有する点で、10〜120g/m2 、好ましくは20〜60g/m2 のものである。
【0018】
また、支持層を構成する不織布の厚さは、所要の引張強度、スティフネスおよび平滑性を有するフィルターが得られる点で、0.1〜1.0mm、好ましくは0.1〜0.7mmである。
【0019】
本発明の濾材は、主濾過層と支持層以外に、必要に応じて他の層を有していてもよい。主濾過層と支持層以外に、例えば、主濾過層の上流側に前濾過層、保護層等を有していてもよい。前濾過層としては、例えば、目付量10〜100g/m2 のスパンボンド法不織布、乾式不織布等が挙げられる。また、保護層としては、例えば、目付量5〜40g/m2 のスパンボンド法不織布等が挙げられる。
【0020】
本発明の濾材の製造は、主濾過層となる不織布と、支持層となる不織布との、両不織布を重ね合わせ、接着をしないで、または接着をして、行うことができる。特に、取扱性に優れる濾材が得られる点で、両不織布を接着することが好ましく、接着方法としては、例えば、両不織布を積層した後、エンボス加工、超音波加工等による両不織布の繊維同士の融着によって接着する方法、あるいは両不織布を接着樹脂層を介して接着する方法等が挙げられる。両不織布は、積層した後、両不織布を全面にわたって部分接着してもよいし、両端部のみを接着してもよく、あるいは両端と中央部のみを接着してもよい。また、本発明の濾材が、前濾過層、保護層等を有するものである場合は、全ての層を積層した後、一度に全面にわたって部分接着してもよいし、両端部のみ、あるいは両端と中央部のみを接着してもよい。また、予め、前濾過層と主濾過層を接着した後、保護層を接着する等、何回かに分けて接着してもよい。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例および比較例により、本発明をより具体的に説明する。なお、以下の実施例および比較例におけるフィルター性能の評価、アルミニウム粒子捕捉量の測定、およびトランプオイル捕捉量の測定は、下記の方法にしたがって行った。
【0022】
(試験液の調製)
100cm3 の蒸留水と、平均粒径0.1μmのアルミニウム金属粉((株)レアメタリック製)0.6gとを入れたガラス容器を、超音波洗浄機を用いて、10分間超音波を作用させ、アルミ粉を十分に分散させた。次に、蒸留水5900cm3 、アルミ製缶用潤滑油(日本クエーカーケミカル(株)製、クエクロール602A)240cm3 、および機械油(出光興産(株)製、SG150)120cm3 を加えた後、ホモミキサーで10000rpmで10分間攪拌して、アルミ粉濃度100ppm、有効潤滑油濃度4%、混入機械油2%のクーラント試験液を調製した。
【0023】
目付量、厚さ
JIS L1906(一般長繊維不織布試験方法)に準じて求めた。
引張強さ(縦)
幅5cmの試験片を縦方向に採取し、引張試験機を用い、つかみ間隔10cm、引張速度20cm/minで引張試験に供して、測定した。
【0024】
スティフネス
JIS L1906に準じて求めた読取値の最高値から、下記式(a)にしたがって求めた。
Figure 0003784107
単位:
スティフネス:kg/cm2
読取値:g
スリット幅:cm
試験片の幅:cm
厚さ:cm
平均ポアサイズ
コールター社製ポロメーターで測定した。
【0025】
(フィルター性能の評価)
図1に示す装置において、攪拌機2を備える恒温槽1に6000cm3 の試験液3を入れ、攪拌しながら温度を40℃に保った。定量ポンプ4によって500cm3 /minの流量で試験液を、恒温槽1から循環経路51 、52 を通り、上ホルダー6aと下ホルダー6bとからなる濾材保持器6に導入し、上ホルダー6aと下ホルダー6b(直径:90mmφ)の間に保持された試験濾材7(有効濾過面積:50cm2 )によって濾過した後、循環経路53 を通って恒温槽1に戻す濾過試験を2時間行った。このとき、濾材保持器6内の圧力を圧力計8によって測定した。
【0026】
(1)アルミ捕捉量、トランプオイル捕捉量
濾過試験を行った試験濾材を、室温で1昼夜自然乾燥させた後、灰化させた。灰分中のアルミ量を、高周波誘導結合型プラズマ発光分光分析法(ICP)で定量し、下記式(b)にしたがって、単位濾過面積当りのアルミ捕捉量を求めた。
Figure 0003784107
また、自然乾燥後の試験濾材からソックスレー抽出器を用いてn−ヘキサンで6時間、油分を抽出して、試験濾材が吸着した油分量を測定した。次に、抽出分からn−ヘキサンを蒸発させて得られた油分のケン化価(S)を求め、アルミ製缶工程で使用した潤滑油のケン化価A(120mg/g)および機械油のケン化価B(0mg/g)とから、抽出油分中の機械油の含有比率(M)を下記式(c)にしたがって求めた。このとき、ケン化価は、自動滴定装置(三菱化成社製、GT−06)を用いて測定した。
機械油の含有比率(M)=(A−S)/(A−B) (c)
さらに、得られた油分量と機械油の含有比率とから、試験濾材に吸着された単位濾過面積当りのトランプオイル捕捉量を、下記式(d)にしたがって求めた。
Figure 0003784107
【0027】
(濾材の交換性の評価)
図2に示すとおり、幅20cm、長さ30cm、厚さ3mmの鉄板に、中心間距離5cmの間隔で、直径3cmの穴11を15個開けてなる濾板12の上に、濾板と同じ幅および長さに成形した試験濾材13を重ね、その上に内寸が幅15cm、高さ6cm、厚さ0.3mmの鉄枠14を載せた。次に、図3(a)に示すとおり、水225gを入れたポリ袋からなる小荷重15と、水900gを入れた大荷重16を、上下に重ねて、鉄枠14内に置き、試験濾材13に荷重を加えた。30分後、上部の大荷重16を除去した後、図3(b)に示すとおり、試験濾材13を水平方向に引張り、濾材の交換性を下記の基準で評価した。
○…引張抵抗が小さく、容易に引張ることができる。
△…引張抵抗が大きいが、強く引っ張っても濾材が破れない。
×…引張抵抗が大きく、無理に引っ張ると濾材が破れる。
【0028】
(実施例1)
平均繊維径5μm、目付量120g/m2 のポリプロピレン製メルトブロー不織布を紡糸ノズルからの溶融樹脂の単位吐出量当りのエア量(エア比)12kg/kg、ダイとコレクタ間の距離(DCD)を40cmとして引取り、目付量32g/m2 、引張強さ(縦)6.5kg/5cm、およびスティフネス26kg/cm2 のポリエチレンテレフタレート製スパンボンド不織布を積層して、濾材を製造した。
得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0029】
(実施例2)
平均繊維径3μm、目付量150g/m2 、エア比34kg/kg、DCD25cmとした以外は、実施例1と同様にして濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0030】
(実施例3)
平均繊維径2.6μm、目付量150g/m2 、エア比38kg/kg、DCD35cmとした以外は、実施例1と同様にして濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0031】
(実施例4)
平均繊維径2.6μm、目付量150g/m2 、エア比38kg/kg、DCD35cmとし、かつ目付量300g/m2 のメルトブロー不織布を使用した以外は、実施例1と同様にして濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0032】
(比較例1)
目付量80g/m2 のメルトブロー不織布を使用した以外は、実施例1と同様にして濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0033】
(比較例2)
目付量80g/m2 のメルトブロー不織布に、目付量100g/m2 、引張強さ(縦)21.0kg/5cm、スティフネス31kg/cm2 のポリプロピレン製スパンボンド不織布を積層して、濾材を製造した。
得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0034】
(比較例3)
目付量420g/m2 、引張強さ105kg/5cm、スティフネス128kg/cm2 のポリエチレンテレフタレート製スパンボンド不織布について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0035】
(比較例4)
実施例1で用いたものと同じメルトブロー不織布に、目付量30g/m2 、引張強さ(縦)9.0kg/5cm、スティフネス(縦)7kg/cm2 のポリプロピレン製スパンボンド不織布を積層して濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0036】
(比較例5)
実施例1で用いたものと同じメルトブロー不織布に、目付量20g/m2 、引張強さ(縦)6.0kg/5cm、スティフネス(縦)8kg/cm2 のポリプロピレン製スパンボンド不織布を積層して濾材を製造し、得られた濾材について、フィルター性能および交換性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
Figure 0003784107
【0038】
【発明の効果】
本発明の液体フィルター用濾材は、従来の液体フィルター用濾材の欠点を解消し、高い濾過性能を有し、しかも濾材交換の操作性のよいものである。そのため、本発明の液体フィルター用濾材は、アルミニウム製缶工程で用いられるクーラントの濾過用フィルター、金属加工や切削加工工程から排出される冷却液の濾過用フィルター等の用途に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィルター性能の評価に用いた装置を説明する概念図。
【図2】 濾材の交換性の評価方法を説明する図。
【図3】 濾材の交換性の評価方法を説明する図。
【図4】 従来の濾材における交換性を説明する図。
【符号の説明】
1 恒温槽
2 攪拌機
3 試験液
4 定量ポンプ
1 ,52 ,53 循環経路
6 濾材保持器
6a 上ホルダー
6b 下ホルダー
7 試験濾材
8 圧力計
11 穴
12 濾板
13 試験濾材
14 鉄枠
15 小荷重
16 大荷重
41 濾材
42 濾板
43 孔部

Claims (1)

  1. 平均繊維径1〜10μmの熱可塑性合成繊維からなる、目付量100〜300g/m2の主濾過層と、縦方向の引張強度が4kg/5cm以上、JIS L1906に規定される試験方法に準じて求めたスティフネスが10kg/cm2以上であって、表面にエンボス状の凹凸形状を有しない平滑性の不織布からなる支持層とを有し、かつ支持層が濾板に接する側に配置される液体フィルター用濾材。
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