JP3782872B2 - 抄紙機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、抄紙機に係り、特にウエットパートにおける紙料搬送帯を改良した抄紙機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の抄紙機として、図3に示す如く、紙料の搬送帯として無端周回状のフェルト製搬送帯1を用い、この搬送帯1の搬送経路上に例えば第1〜第5のフォーミングユニット2A〜2Eを配置したものが用いられている。
【0003】
各フォーミングユニット2A〜2Eは、フォーミングワイヤ3をフォーミングロール4(シリンダモールド)まわりに巻き掛け、フォーミングワイヤ3を上部走行部〜下部走行部にて循環移動せしめ、フォーミングワイヤ3の上部走行部に紙料を供給するヘッドボックス5を備えている。
【0004】
搬送帯1は、フォーミングユニット2A〜2Eのフォーミングロール4まわりでフォーミングワイヤ3との間に紙料を挟み、紙料の搬送と脱水とを行なう。このとき、搬送帯1は、フォーミングユニット2A〜2Eの上方に設けたターニングロール6でUターンせしめられ、フォーミングワイヤ3の上部走行部に合流して該フォーミングワイヤ3と並走開始せしめられた後、フォーミングロール4の出側でタッチロール7によりニップされ脱水及び紙料の層間密着性を高められ、ひいてはフォーミングワイヤ3の下部走行部から紙料を受取って該フォーミングワイヤ3の下部走行部から次工程へと離隔移動せしめられる。
【0005】
この従来技術にあっては、搬送帯1をフェルト製としているため、以下のメリットがある。
(a) フェルト製搬送帯1は、ワイヤ製の搬送帯に比して厚みがあり、クッション性、保水性があるため、フォーミングロール4まわりの搬送帯1の背面にニップ用タッチロール7を設けることができる。即ち、タッチロール7によるニップ部で圧搾された紙料中の水をフェルトに含み込ませることができるから、紙料の崩れを生ずることなく、このニップによる脱水と紙料の層間密着性向上の利益を享受できる。
【0006】
(b) フェルト製搬送帯1は、ワイヤ製の搬送帯に比して表面が緻密であり、紙料との接触面積が大きく紙料との密着性が良い。このため、フォーミングワイヤ3から搬送帯1への紙料受取りゾーンでの紙料移行性が良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フェルト製搬送帯1は、ワイヤ製の搬送帯に比して厚く、紙料もしくは白水中の残留繊維分が、使用経過とともにフェルト中に滞留してその汚れが蓄積するものとなり、ひいては水の抜けが不均一になり、紙質を損なう。
【0008】
尚、従来の抄紙機のフェルト製搬送帯1を単にワイヤ製のものに置換した場合、本発明者の検討によれば、以下の問題点がある。
▲1▼フォーミングロール4まわりのワイヤ製搬送帯の背面にニップ用タッチロール7を設けるとき、タッチロール7によるニップ部で圧搾された紙料中の水がワイヤに含み込まれることなく、ニップ入口部にて後続する紙料中にタッチロール7により跳ね返される如くになり、紙料の崩れを生じ、紙質を損なう。
【0009】
▲2▼フォーミングワイヤ3からワイヤ製搬送帯への紙料受取りゾーンでの紙料移行性が悪い。
【0010】
▲3▼先行するヘッドボックス5から紙料を受取ったワイヤ製搬送帯が第2フォーミングユニット2B以後のフォーミングユニット2B〜2Eに入るためにターニングロール6まわりでUターンせしめられるとき、ワイヤ製搬送帯上の紙料がUターンの遠心力で飛散脱落する。ワイヤは、フェルトに比して、紙料との密着性(ホールド性)が劣るからである。
【0011】
本発明の課題は、紙料もしくは白水中の残留繊維分による汚れを生じにくいワイヤ製搬送帯を採用しながら、搬送過程での紙料の脱水性と層間密着性を向上可能とすることにある。
【0012】
また、本発明の課題は、フォーミングワイヤから搬送帯への紙料の移行性を向上可能とすることにある。
【0013】
また、本発明の課題は、搬送帯をUターンせしめるターニングロールまわりでの紙料の飛散脱落を回避可能とすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、フォーミングワイヤをフォーミングロールまわりに巻き掛け、フォーミングワイヤを上部走行部〜下部走行部にて循環移動せしめ、フォーミングワイヤの上部走行部に紙料を供給するヘッドボックスを備えてなるフォーミングユニットと、フォーミングユニットのフォーミングロールまわりでフォーミングワイヤとの間に紙料を挟むように巻き回されるワイヤ製の搬送帯とを有し、搬送帯は、フォーミングユニットの上方に設けたターニングロールまわりでUターンせしめられてフォーミングワイヤの上部走行部に合流して該フォーミングワイヤと並走開始せしめられた後、フォーミングワイヤの下部走行部から紙料を受取って該フォーミングワイヤの下部走行部から離隔移動せしめられる抄紙機において、前記搬送帯がUターンせしめられるターニングロールを、フォーミングロールまわりでフォーミングワイヤ走行部に沿う原位置から作業位置まで移動し、その作業位置の設定調整により、フォーミングロールまわりの搬送帯に所望の張力を付与する張力付与装置を設けてなるようにしたものである。
【0015】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記搬送帯における、前記フォーミングワイヤの下部走行部に重なり配置されている紙料受取りゾーンの裏面側に、紙料吸引装置が設けられてなるようにしたものである。
【0016】
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の本発明において更に、前記搬送帯が先行ヘッドボックスから供給された紙料を受取った後に、該搬送帯をUターンせしめるターニングロールが、孔あきサクションターニングロールとされてなるようにしたものである。
【0017】
【作用】
請求項1に記載の本発明によれば、下記▲1▼、▲2▼の作用がある。
▲1▼搬送帯をワイヤ製としたから、紙料もしくは白水中の残留繊維分に起因する汚水の蓄積を生じにくく、また汚れの洗浄性も良く、搬送中の紙料からの水の抜けを長期的に均一とし、紙質を向上できる。
【0018】
▲2▼フォーミングロールまわりのワイヤ製搬送帯の背面にニップ用タッチロールの如くを設けず、張力付与装置の設置により、フォーミングロールまわりでの搬送帯張力を高めるものとした。これにより、ワイヤ製搬送帯が高い張力でフォーミングロールまわりをターンする過程で、紙料をフォーミングロールまわりに強く抱き込み、脱水と紙料の層間密着性を向上できる。
【0019】
請求項2に記載の本発明によれば、下記▲3▼の作用がある。
▲3▼フォーミングワイヤからワイヤ製搬送帯への紙料受取りゾーンで、該搬送帯の裏面側に紙料吸引装置を設けた。従って、フォーミングワイヤからワイヤ製搬送帯への紙料移行性を向上できる。
【0020】
請求項3に記載の本発明によれば、下記▲4▼の作用がある。
▲4▼先行するヘッドボックスから紙料を受取ったワイヤ製搬送帯が下流側のフォーミングユニットに入るためにターニングロールまわりでUターンせしめられるとき、ワイヤ製搬送帯上の紙料は孔あきサクションターニングロールの吸引力により吸引され、Uターンの遠心力の如くにより飛散脱落することがない。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の抄紙機を示す模式図、図2は第2実施形態の抄紙機を示す模式図、図3は従来例の抄紙機を示す模式図である。
【0022】
(第1実施形態)(図1)
抄紙機10は、図1に示す如く、紙料の搬送帯として無端周回状のワイヤ製搬送帯11を用い、この搬送帯11の搬送経路上に第1〜第3のフォーミングユニット21A〜21Cを配置している。搬送帯11のワイヤとしては、プラスチック製メッシュ状のものを用いることができる。
【0023】
各フォーミングユニット21A〜21Cは、フォーミングワイヤ22をブレストロール23、フォーミングロール24、ストレッチロール25に巻き掛け、フォーミングワイヤ22を上部走行部〜下部走行部にて循環移動せしめ、フォーミングワイヤ22の上部走行部の起点側傍に、紙料を供給するヘッドボックス26を備えている。フォーミングロール24としては、ロール表面に多数の円環状もしくは螺旋状の排水溝を備える溝付きロール、ロール表面をメッシュにより構成して多数の排水孔を備えるシリンダモールド等を採用できる。また、フォーミングユニット21A〜21Cにあっては、フォーミングワイヤ22の上部走行部の裏面側に脱水ボックス27を備えている。脱水ボックス27は、真空吸引ボックスにて構成できる。尚、フォーミングロール24は強制駆動される。
【0024】
ワイヤ製搬送帯11は、フォーミングユニット21A〜21Cのフォーミングロール24まわりでそれらのフォーミングワイヤ22との間に紙料を挟むように巻き回される。このとき、搬送帯11は、各フォーミングユニット21A〜21Cの上方に設けたターニングロール31A〜31CまわりでUターンせしめられて、フォーミングワイヤ22の上部走行部に合流して該フォーミングワイヤ22と並走開始せしめられ、フォーミングロール24まわりを経た後、フォーミングワイヤ22の下部走行部から紙料を受取って該フォーミングワイヤ22の下部走行部から次工程へと離隔移動せしめられる。
【0025】
しかるに、抄紙機10にあっては、各フォーミングユニット21A〜21Cのフォーミングロール24まわりで、ワイヤ製搬送帯11に張力を付与する張力付与装置41A〜41Cを備えている。各張力付与装置41A〜41Cは、各ターニングロール31A〜31Cを原位置(A)から作業位置(B)に移動し、その作業位置の設定調整により、フォーミングロール24まわりの搬送帯11に所望の張力を付与可能とする。
【0026】
また、抄紙機10にあっては、各フォーミングユニット21A〜21Cにおいて、ワイヤ製搬送帯11における、フォーミングワイヤ22の下部走行部に重なり配置されている紙料受取りゾーンの裏面側に、紙料吸引装置51A〜51Cを設けている。紙料吸引装置51A〜51Cは、真空吸引ボックスにて構成できる。
【0027】
また、抄紙機10にあっては、先行する第1フォーミングユニット21Aのヘッドボックス26から既に紙料を受取っているワイヤ製搬送帯11をUターンせしめる、第2フォーミングユニット21Bもしくは第3フォーミングユニット21Cの入側のターニングロール31B、31Cを、孔あきサクションターニングロールとしている。孔あきサクションターニングロール31B、31Cは、ロール表面に多数の真空吸引孔を備えた真空吸引ロールにて構成できる。
【0028】
従って、抄紙機10は以下の如く動作する。
(1) 第1フォーミングユニット21Aにおいて、ヘッドボックス26からフォーミングワイヤ22の上部走行部に供給された紙料は、脱水ボックス27により強制脱水されるとともに、ターニングロール31AでUターンせしめられるワイヤ製搬送帯11によりフォーミングワイヤ22との間に挟まれ、フォーミングロール24まわりで脱水された後、フォーミングワイヤ22の下部走行部の紙料受取りゾーンで、紙料吸引装置51Aによりフォーミングワイヤ22から搬送帯11の側に引き取られる。
【0029】
(2) 第2フォーミングユニット21Bにおいて、ヘッドボックス26からフォーミングワイヤ22の上部走行部に供給された紙料は、脱水ボックス27により強制脱水されるとともに、第2ターニングロール31BでUターンせしめられるワイヤ製搬送帯11により、既に第1フォーミングユニット21Aから該搬送帯11に受取り済の紙料とともにフォーミングワイヤ22との間に挟まれ、フォーミングロール24まわりで更なる脱水と層間密着を施された後、フォーミングワイヤ22の下部走行部の紙料受取りゾーンで、紙料吸引装置51Bによりフォーミングワイヤ22から搬送帯11の側に引き取られる。
【0030】
(3) 第3フォーミングユニット21Cにおいて、ヘッドボックス26からフォーミングワイヤ22の上部走行部に供給された紙料は、脱水ボックス27により強制脱水された後、ターニングロール31CでUターンせしめられるワイヤ製搬送帯11により、既に第1フォーミングユニット21A、第2フォーミングユニット21Bのそれぞれから該搬送帯11に受取り済の紙料とともにフォーミングワイヤ22との間に挟まれ、フォーミングロール24まわりで更なる脱水と層間密着を施された後、フォーミングワイヤ22の下部走行部の紙料受取りゾーンで、紙料吸引装置51Cによりフォーミングワイヤ22から搬送帯11の側に引き取られる。これにより、ワイヤ製搬送帯11は、第1〜第3の各フォーミングユニット21A〜21Cから順に受取った全 3層の紙料を互いに抄き合わせた状態で次工程へと搬送する。
【0031】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。
▲1▼搬送帯11をワイヤ製としたから、紙料もしくは白水中の残留繊維分に起因する汚水の蓄積を生じにくく、また汚れの洗浄性も良く、搬送中の紙料からの水の抜けを長期的に均一とし、紙質を向上できる。
【0032】
▲2▼フォーミングロール24まわりのワイヤ製搬送帯11の背面にニップ用タッチロールの如くを設けず、張力付与装置41A〜41Cの設置により、フォーミングロール24まわりでの搬送帯11張力を高めるものとした。これにより、ワイヤ製搬送帯11が高い張力でフォーミングロール24まわりをターンする過程で、紙料をフォーミングロール24まわりに強く抱き込み、脱水と紙料の層間密着性を向上できる。
【0033】
▲3▼フォーミングワイヤ22からワイヤ製搬送帯11への紙料受取りゾーンで、該搬送帯11の裏面側に紙料吸引装置51A〜51Cを設けた。従って、フォーミングワイヤ22からワイヤ製搬送帯11への紙料移行性を向上できる。
【0034】
▲4▼先行するヘッドボックス26から紙料を受取ったワイヤ製搬送帯11が下流側のフォーミングユニット21B、21Cに入るためにターニングロールまわりでUターンせしめられるとき、ワイヤ製搬送帯11上の紙料は孔あきサクションターニングロール31B、31Cの吸引力により吸引され、Uターンの遠心力の如くにより飛散脱落することがない。
【0035】
(第2実施形態)(図2)
第2実施形態の抄紙機10Aが第1実施形態の抄紙機10と異なる点は、第1実施形態における第1〜第3のフォーミングユニット21A〜21Cをそれぞれ、第2〜第4のフォーミングユニット21B〜21Dとし、この第2フォーミングユニット21Bの上流側に第1フォーミングユニット21Aを配置したことにある。
【0036】
抄紙機10Aの第1フォーミングユニット21Aは、ワイヤ製搬送帯11自体をフォーミングワイヤ11Aとして用いるものとしており、フォーミングワイヤ11Aをブレストロール12とターニングロール31Aとの間でほぼ水平に配置し、このフォーミングワイヤ11Aの起点側傍にヘッドボックス13を設け、フォーミングワイヤ11Aの裏面側に脱水ボックス14を設けた。
【0037】
この第2実施形態の抄紙機10Aによれば、第1〜第4の 4個のフォーミングユニット21A〜21Dを設けるに際し、ワイヤ製搬送帯11を第1フォーミングユニット21Aのためのフォーミングワイヤ11Aとして機能させたので、ライン長さを短縮できる。搬送帯11がワイヤ製でなくフェルト製であると、その水切れ性が悪いから、本実施形態における如くにフォーミングワイヤとして用いることはできない。
【0038】
尚、本実施形態では、ターニングロール31Aも、先行する第1フォーミングユニット21Aのヘッドボックス26から既に紙料を受取ったワイヤ製搬送帯11をUターンせしめるものであり、孔あきサクションターニングロールとされる。
【0039】
本実施形態の抄紙機10Aにおいても、第1実施形態の抄紙機10におけると同様の作用がある。
【0040】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、紙料もしくは白水中の残留繊維分による汚れを生じにくいワイヤ製搬送帯を採用しながら、搬送過程での紙料の脱水性と層間密着性を向上できる。
【0042】
また、本発明によれば、フォーミングワイヤから搬送帯への紙料の移行性を向上できる。
【0043】
また、本発明によれば、搬送帯をUターンせしめるターニングロールまわりでの紙料の飛散脱落を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の抄紙機を示す模式図である。
【図2】図2は第2実施形態の抄紙機を示す模式図である。
【図3】図3は従来例の抄紙機を示す模式図である。
【符号の説明】
10、10A 抄紙機
11 ワイヤ製搬送帯
21A〜21D フォーミングユニット
22 フォーミングワイヤ
24 フォーミングロール
26 ヘッドボックス
31A〜31C ターニングロール
41A〜41C 張力付与装置
51A〜51C 紙料吸引装置
Claims (3)
- フォーミングワイヤをフォーミングロールまわりに巻き掛け、フォーミングワイヤを上部走行部〜下部走行部にて循環移動せしめ、フォーミングワイヤの上部走行部に紙料を供給するヘッドボックスを備えてなるフォーミングユニットと、
フォーミングユニットのフォーミングロールまわりでフォーミングワイヤとの間に紙料を挟むように巻き回されるワイヤ製の搬送帯とを有し、
搬送帯は、フォーミングユニットの上方に設けたターニングロールまわりでUターンせしめられてフォーミングワイヤの上部走行部に合流して該フォーミングワイヤと並走開始せしめられた後、フォーミングワイヤの下部走行部から紙料を受取って該フォーミングワイヤの下部走行部から離隔移動せしめられる抄紙機において、
前記搬送帯がUターンせしめられるターニングロールを、フォーミングロールまわりでフォーミングワイヤ走行部に沿う原位置から作業位置まで移動し、その作業位置の設定調整により、フォーミングロールまわりの搬送帯に所望の張力を付与する張力付与装置を設けてなることを特徴とする抄紙機。 - 前記搬送帯における、前記フォーミングワイヤの下部走行部に重なり配置されている紙料受取りゾーンの裏面側に、紙料吸引装置が設けられてなる請求項1記載の抄紙機。
- 前記搬送帯が先行ヘッドボックスから供給された紙料を受取った後に、該搬送帯をUターンせしめるターニングロールが、孔あきサクションターニングロールとされてなる請求項1又は2記載の抄紙機。
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JP22895697A JP3782872B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 抄紙機 |
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JP22895697A JP3782872B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 抄紙機 |
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JPH1161676A JPH1161676A (ja) | 1999-03-05 |
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Family Applications (1)
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KR101285714B1 (ko) * | 2012-09-05 | 2013-07-12 | (주)태광피엠씨 | 초지기 와이어라인의 지료 자동탈리장치 |
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1997
- 1997-08-12 JP JP22895697A patent/JP3782872B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH1161676A (ja) | 1999-03-05 |
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