JP3781899B2 - 多連型ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピストンポンプ、トロコイドポンプ、ギヤポンプ等の複数のポンプを有する多連型ポンプに関し、特に、ミニシャベルへの使用に適する多連型ポンプにおけるトロコイドポンプの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の多連型ポンプに関するものとして、第5図に示すものがあり、これについて説明するに、この多連型ポンプは、ピストンポンプP,トロコイドポンプT,ギヤポンプG等の複数のポンプから構成されており、ピストンポンプPの本体1及びポートブロック2に設けた軸受4a,4bに支承され、シール部材5でシールされた入力軸3の一端側3aにインターナルスプライン3bが設けてあり、このインターナルスプライン3bにギヤポンプGのシャフト7を同軸的にスプライン結合し、更に、ギヤポンプGのシャフト7にトロコイドポンプTのインナーロータ8Aとが噛み合い、ピストンポンプPの入力軸3に連動して、トロコイドポンプT、ギヤポンプGが作動するようになっている。
【0003】
トロコイドポンプTのインナーロータ8Aは、ピストンポンプPのポートブロック2に設けた環状の凹部2cにアウターロータ8Bと噛み合って嵌挿され、さらに、図6に示すようなローディングプレート9を図7に示すようなカバー11に設けた孔11aにスプリングピン10を圧入し、スプリングピン10の他端をローディングプレート9に設けた孔9iに挿入して、カバー11に設けた凹部11bの凹面11cに接するようにローディングプレート9を組み付け後に、カバー11をポートブロック2の凹部2eに嵌挿して、ボルト12で締結し、ギヤポンプGのシャフト7にスプライン結合したインナーロータ8Aとインナーロータ8Aに噛み合ったアウターロータ8Bとを回転させるようになっている。また、ギヤポンプGは、ピストンポンプPのポートブロック2内の凹部2fにギヤポンプGに設けたインロー部13を嵌挿して、ボルト17で取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記多連型ポンプにおけるトロコイドポンプの構造ものでは、トロコイドポンプのローディングプレートをピストンポンプのポートブロックの環状の凹部に嵌挿して、固定する為に、ローディングプレートをカバーで覆い、スプリングピンを挿入して位置決めし、カバーをボルトで取り付けるようにしていたため、ポートブロックの環状の凹部の深さとローディングプレートを覆うカバーの凹部の深さの和とインナーロータ及びアウターロータとローディングプレートの厚さの和との間に加工精度によるバラツキがあると、インナーロータ及びアウターロータの側面とポートブロックの凹面あるいはカバーの凹部面とローディングプレートの側面との間に大きなサイドクリアランス(隙間)が生じて、この隙間によりトロコイドポンプの容積効率が低下して、安定した品質が得られなくなってしまうために、高精度の加工をしなければならず、高価になるいう問題がある。
【0005】
また、上記構造の場合は、ローディングプレートの回り止めとして、カバーにスプリングピンを圧入し、スプリングピンの他端をローディングプレートに設けた孔に挿入して、カバーとローディングプレートとを組み付け後に、カバーをポートブロックにボルト締めをするようになっているため、部品点数が多く、加工,組み立て工数が嵩み、コスト低減ができないという問題がある。
【0006】
さらに、トロコイドポンプのローディングプレートをインナーロータ及びアウターロータの側面に押圧する為に、ローディングプレートをカバーで覆って取り付けるとともに、ギヤポンプをピストンポンプのポートブロックの環状の凹部にギヤポンプに設けたインロー部を嵌挿して、取り付けるようにしているため、カバー及びインロー部のスペースを確保しなければならず、多連型ポンプの入力軸方向の全長が短くできず、場合によって、取り付けスペースが充分に取れないという問題もあった。
【0007】
そこで、この発明は、多連型ポンプにおけるトロコイドポンプの容積効率のバラツキを小さく抑えるため、部品点数を減らし、部品の加工精度による影響を少なくして、品質を向上させるとともに、加工、組み立て工数を低減し、コストダウンを図り、さらに、多連型ポンプの軸方向の全長を短縮して、軽量、コンパクト化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の発明では、ピストンポンプと、ピストンポンプのポートブロックに装着されるトロコイドポンプと、ポートブロックの端面に締結されるギヤポンプと、これ等の複数のポンプを入力軸に同心的にスプライン結合するように構成した多連型ポンプにおいて、ポートブロックに成形される環状の凹部と、この環状の凹部内に配置され、前記ギヤポンプのシャフトと噛み合うインナーロータと、インナーロータに噛み合うアウターロータと、アウターロータと嵌合するブッシュと、インナーロータおよびアウターロータの側面とギヤポンプの端面との間に嵌挿され回り止め手段により規制されるローディングプレートとからなるトロコイドポンプと、ポートブロックの端面に位置決め手段により規制され締結されるギヤポンプとを備える。
【0009】
第2の発明では、回り止め手段は、ポートブロックの環状の凹部内周に成形される半円弧状の切り欠き溝及びローディングプレートの外周に成形される半円弧状の切り欠きとで形成される空間にスチールボールあるいはピンを挿入して回り止め規制をする。
【0010】
第3の発明では、位置決め手段は、ポートブロックの端面に圧入したピンにギヤポンプの端面に設けた穴に嵌挿する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明するに、前記従来例と同一の構成要素に対しては同一の名称、符号を付して説明する。
この実施の形態に関わる多連型ポンプは、図1に示すように、ピストンポンプP,トロコイドポンプT,ギヤポンプG等からなっている。
【0012】
ピストンポンプPには、本体1及びポートブロック2に設けた軸受4a,4bで主軸3が支承され、シ−ル部材5でシ−ルされおり、この主軸3にスプライン結合して一体的に回転するシリンダブロック6が収めらている。
【0013】
そして、主軸3の一端側3aには、インターナルスプライン3bが成形されており、このインターナルスプライン3bにポートブロック2に設けた孔2aを貫通するギヤポンプGのシャフト7がスプライン結合している。
【0014】
ギヤポンプGは、その端面14に位置決め孔15が設けてあり、この孔15にポートブロック2の端面2bに設けた位置決めピン16に嵌合して位置決めがなされ、ポートブロック2の端面2bに設けたシール部材20でシールされ、ボルト17で締結されている。
【0015】
ポートブロック2には、図2に示すように、深さfなる環状の凹部2cが設けられ、この環状の凹部2cにはギヤポンプGのシャフト7とスプライン結合するトロコイドポンプTの厚さsなるインナーロータ8Aとインナーロータ8Aに噛み合うアウターロータ8Bとアウターロータ8Bに嵌合するブッシュ8Cとが嵌挿されている。
【0016】
また、この環状の凹部2c内にインナーロータ8A及びアウターロータ8Bの側面8aとギヤポンプGの端面14間にはローディングプレート9が挿入されている。
【0017】
インナーロータ8A及びアウターロータ8Bの他側面8bとポートブロック2の凹面2dあるいはギヤポンプGの端面14とローディングプレート9の側面9aとの間の隙間rは、環状の凹部2cの深さfに対するインナーロータ8A及びアウターロータ8Bの厚さs,ローディングプレート9の厚さtの和(s+t)との差 f−(s+t) から得られ、環状の凹部2cの深さf,インナーロータ8A及びアウターロータの厚さs,ローディングプレート9の厚さtの3か所の加工精度によって決められる。
【0018】
ローディングプレート9は、図3(a),(b)に示すように厚さtなる円板状を呈し、中央に偏心した穴9cと、一端側9aには半円形の帯状した溝9dと、この溝9dより反対側9bに連通する孔9eと、外周9f上に半円弧状の切り欠き9gが設けてある。
【0019】
ローディングプレート9の一端側9aに設けた半円形の帯状した溝9dには、シール部材19が装着され、連通する孔9eより導入される高圧油をシールするとともに、高圧油によりローディングプレート9をインナーロータ8A及びアウターロータ8Bの側面8aをローディングするようになっている。
【0020】
ポートブロック2の環状の凹部2c内周には、図4に示すように、深さtなる半円弧状の切り欠き溝2gが設けてあり、ローディングプレート9の外周9f上に設けた半円弧状の切り欠き9gとポートブロック2の環状の凹部2c内周に設けた半円弧状の切り欠き溝2gとで円筒状空間hが形成され、この空間hにスチールボールあるいはピン18が挿入され、ローディングプレート9が回転しないように回転止め手段がなされる。
【0021】
次に、その作用について説明する。
今、仮に、図示しない電動機等によりピストンポンプPの主軸3が回転すると、主軸3に連動してギヤポンプG,トロコイドポンプTが回転する。
【0022】
ギヤポンプGのシャフト7が回転すると、シャフト7に噛み合ったトロコイドポンプTのインナーロータ8Aとインナーロータ8Aに噛み合うアウターロータ8Bとが回転し、ポンプ作用をする。
【0023】
トロコイドポンプTに油圧が発生すると、高圧油がローディングプレート9の連通する孔9eよりローディングプレート9の一端側9aにシール部材19でシールされる半円形の帯状した溝9dに導入され、ローディングプレート9をインナーロータ8A及びアウターロータ8Bの側面8a側に押しつけてローディングする。
【0024】
インナーロータ8A及びアウターロータ8Bの他側面8bとポートブロック2の凹面2dあるいはギヤポンプGの端面14とローディングプレート9の側面9aとの間の隙間rは、環状の凹部2cの深さfに対するインナーロータ8A及アウターロータ8Bの厚さs,ローディングプレート9の厚さtの和(s+t)との差で、3か所の加工公差の累積により決まり、環状の凹部2cの深さfとインナーロータ8A及びアウターロータ8Bとローディングプレート9の厚さs,tの加工精度を上げずに隙間rを許容内に収められ、ポンプTの容積効率のバラツキを小さく抑えられる。
【0025】
インナーロータ8A及びアウターロータ8Bの回転により、インナーロータ8A及びアウターロータ8Bの側面8aとローディングプレート9の側面9bとの間に発生する摩擦力によりローディングプレート9が回転しようとしても、ローディングプレート9に設けた切り欠き9gとポートブロック2の凹部2c内周に設けた半円弧状の切り欠き溝2gとで形成される円筒状空間hに挿入されたスチールボールあるいはピン18により、ローディングプレート9が回転しないように回転止め規制がなされる。
【0026】
このように、ポートブロック2に成形される環状の凹部2cに回転自在に嵌挿されギヤポンプGのシャフト7と噛み合うインナーロータ8Aと、インナーロータ8Aに噛み合うアウターロータ8Bと、アウターロータ8Bと嵌合するブッシュ8Cと、インナーロータ8A及びアウターロータ8Bの端面8aとギヤポンプGの端面14との間に嵌挿され回り止め手段により規制されるローディングプレート9とからなるトロコイドポンプTと、ポートブロック2の端面2bに位置決め手段により規制され締結されるギヤポンプGとを備えたから、トロコイドポンプTのサイドクリアランス(隙間)rを規制する部品点数がへり、ポートブロック2の環状の凹部2cの深さfとインナーロータ8A及びアウターロータ8Bとローディングプレート9の厚さs,tの3か所の加工精度を管理すればよく、個々の部品の加工精度を上げることなくトロコイドポンプTの容積効率のバラツキを小さく抑えられ、品質の向上が大いに図れ、また、従来例におけるカバー11を必要としないから、そのためのスペースを確保するこもなくなり、多連型ポンプの入力軸3方向の全長が短くでき、軽量、コンパクト化が図れるとともに、取り付けスペースを有効に活用することができる。
【0027】
また、回り止め手段を、ポートブロック2の環状の凹部2c内周に成形される半円弧状の切り欠き溝2g及びローディングプレート9の外周9fに成形される半円弧状の切り欠き9gとで形成される円筒状空間hにスチールボールあるいはピン18を挿入して回り止め規制をするようにしたから、ローディングプレート9の回り止めとして、従来例の如くカバー11にスプリングピン10を圧入し、スプリングピン10の他端をローディングプレート9にに挿入して、カバー11とローディングプレート9とを組み付け後に、カバー11をポートブロック2にボルト12締めをする構成に比べて、部品点数が減り、加工,組み立て工数も低減され、コストダウンが図れる。
【0028】
さらに、位置決め手段を、ポートブロック2の端面2bに圧入したピン16にギヤポンプGの端面14に設けた穴15に嵌挿するようにしたから、従来例の如くギヤポンプGをピストンポンプPのポートブロック2内の環状の凹部2eに嵌挿して位置決めするようにギヤポンプGに設けるインロー部13を必要とした構成に比べて、インロー部13を加工する加工工数を低減できるとともに、インロー部13のスペースを確保することもなくなり、多連型ポンプの入力軸方向の全長がその分短くでき、取り付けスペースをより有効に利用することができる。
【0029】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ピストンポンプ,トロコイドポンプ,ギヤポンプ等の複数のポンプを入力軸に同心的にスプライン結合するように構成した多連型ポンプにおいて、ポートブロックに成形される環状の凹部と、この環状の凹部内に配置され、前記ギヤポンプのシャフトと噛み合うインナーロータと、インナーロータに噛み合うアウターロータと、アウターロータと嵌合するブッシュと、インナーロータ及びアウターロータの端面とギヤポンプの端面との間に嵌挿され回り止め手段により規制されるローディングプレートとからなるトロコイドポンプと、ポートブロックの端面に位置決め手段により規制され締結されるギヤポンプとを備えたので、トロコイドポンプのサイドクリアランス(隙間)を規制する部品点数がへり、ポートブロックの環状の凹部の深さとインナーロータとローディングプレートの厚さの3か所の加工精度を管理すればよく、個々の部品の加工精度を上げることなくトロコイドポンプの容積効率のバラツキを小さく抑えられ、品質の向上が大いに図れ、また、従来例におけるカバーを必要としないから、そのためのスペースを確保することもなくなり、多連型ポンプの入力軸方向の全長が短くでき、コンパクト化、軽量化が図れるとともに、取り付けスペースを有効に活用することができる効果がある。
【0030】
第2の発明によれば、回り止め手段を、ポートブロックの環状の凹部内周に成形される半円弧状の切り欠き溝およびローディングプレートの外周に成形される半円弧状の切り欠きとで形成される空間にスチールボールあるいはピンを挿入して回り止め規制をするようにしたしたから、ローディングプレートの回り止めとして、従来例の如くカバーにスプリングピンを圧入し、スプリングピンの他端をローディングプレートに設けた孔に挿入して、カバーとローディングプレートとを組み付け後に、カバーをポートブロックにボルト締めをする構成に比べて、部品点数が減り、加工,組み立て工数も低減され、コストダウンが図れる効果がある。
【0031】
第3の発明によれば、位置決め手段を、ポートブロック端面に圧入したピンにギヤポンプの端面に設けた穴に嵌挿するようにしたから、従来例の如くギヤポンプをピストンポンプのポートブロック内の環状の凹部に嵌挿して位置決めするようにギヤポンプに設けるインロー部を必要とする構成に比べて、インロー部を加工する加工工数を低減できるとともに、インロー部のスペースを確保することもなくなり、多連型ポンプの入力軸方向の全長がその分短くでき、取り付けスペースをより有効に利用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例を示す多連型ポンプの正面断面図である。
【図2】同じく図1におけるトロコイドポンプの要部拡大断面図である。
【図3】(a)同じくトロコイドポンプにおけるローディングプレートの拡大正面図である
(b)同じく図3(a)におけるA−A矢視断面図である。
【図4】同じく図1におけるポートブロックの要部側面図である。
【図5】従来例を示す多連型ポンプの正面断面図である。
【図6】(a)同じく図5におけるトロコイドポンプのローディングプレートの拡大正面図である。
(b)同じく図6(a)におけるローディングプレートのA−A矢視断面図である。
【図7】(a)同じく図5におけるトロコイドポンプのカバーの拡大正面図である。
(b)同じく図7(a)におけるカバーのA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 ポートブロック
2a 孔
2b 端面
2c 環状の凹部
2d 凹面
2e 凹部
2f 凹部
2g 半円弧状の切り欠き溝
3 主軸
3a 一端
3b インナースプライン
4a,4b 軸受け
5 シール部材
6 シリンダブロック
7 シャフト
8A インナーロータ
8B アウターロータ
8C ブッシュ
8a,8b 側面
9 ローディングプレート
9a,9b 側面
9c 孔
9d 半円形の帯状した溝
9e 孔
9f 外周
9g 半円弧状の切り欠き
9i 孔
10 スプリングピン
11 カバー
11a 孔
11b 凹部
11c 凹面
12 ボルト
13 インロー部
14 端面
15 穴
16 ピン
17 ボルト
18 スチールボール
19 シール部材
20 シール部材
G ギヤポンプ
P ピストンポンプ
T トロコイドポンプ
f 環状の凹部の深さ
h 空間
r 隙間
s ローディングプレートの厚さ
t インナーロータ及びアウターロータの厚さ

Claims (3)

  1. ピストンポンプと、ピストンポンプのポートブロックに装着されるトロコイドポンプと、ポートブロックの端面に締結されるギヤポンプと、これ等の複数のポンプを入力軸に同心的にスプライン結合するように構成した多連型ポンプにおいて、ポートブロックに成形される環状の凹部と、この環状の凹部内に配置され、前記ギヤポンプのシャフトと噛み合うインナーロータと、インナーロータに噛み合うアウターロータと、アウターロータと嵌合するブッシュと、インナーロータ及びアウターロータの側面とギヤポンプの端面との間に嵌挿され回り止め手段により規制されるローディングプレートとからなるトロコイドポンプと、ポートブロックの端面に位置決め手段により規制され締結されるギヤポンプとを備えたことを特徴とする多連型ポンプ。
  2. 前記回り止め手段は、ポートブロックの環状の凹部内周に成形される半円弧状の切り欠き溝およびローディングプレートの外周に成形される半円弧状の切り欠きとで形成される空間にスチールボールあるいはピンを挿入して回り止め規制をするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の多連型ポンプ。
  3. 前記位置決め手段は、ポートブロックの端面に圧入したピンにギヤポンプの端面に設けた穴に嵌挿するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の多連型ポンプ。
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