JP3780980B2 - 車両用バッテリ搭載構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用バッテリ搭載構造に関し、より特定的には、電気自動車またはハイブリッド自動車など電動機を有する車両のバッテリ搭載構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電動機を駆動源とした電気自動車または、電動機とガソリンエンジンなど複数種類の駆動源を有する、いわゆるハイブリッドカーが実用化されてきている。
【0003】
このような電気自動車などには、電動機にエネルギである電気を供給するためのバッテリが搭載されている。このバッテリとして、繰返し充放電が可能なニッカド電池(Ni−Cd電池)やニッケル−水素電池などの二次電池が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、電動機はエンジンと同様にエンジンコンパートメント内に配置される。この電動機に電気を供給するためのバッテリはエンジンコンパートメント外に配置される場合がある。従来のバッテリの搭載構造では、電動機とは反対側にバッテリが搭載されていた。そのため、エンジンコンパートメントと室内との近傍に位置するダッシュパネル付近でバッテリと電動機とをつなぐケーブルが車両の左右を横切る構造となっていた。このダッシュパネル付近は、排気管や、他のワイヤーハーネス類が密集しており、配線が困難であるという問題があった。
【0005】
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、配線が容易な車両用バッテリ搭載構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った車両用バッテリ搭載構造は、エンジンコンパートメントを有する車体と、エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、車体上でエンジンコンパートメント外に設けられ、電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機に接続されたバッテリとを備えバッテリと電動機とは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、バッテリは客室内に配置される。
好ましくは、バッテリはフロントシート下に配置される。
好ましくは、バッテリを冷却するための排気システムをさらに備え、排気システムは客室内の空気を吸気口から取入れ、吸気口から取入れられた空気は冷媒通路を通過し、このとき空気がバッテリの熱を奪うことでバッテリが冷却される。
好ましくは、バッテリは助手席側に配置される。
この発明に従った車両用バッテリ搭載構造は、エンジンコンパートメントを有する車体と、エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、車体上でエンジンコンパートメント外に設けられ、電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機に接続されたバッテリとを備え、バッテリと電動機とは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、エンジンコンパートメント内のエンジンに接続された排気管をさらに備え、排気管は電動機およびバッテリと反対側にオフセット配置されている。
この発明に従った車両用バッテリ搭載構造は、エンジンコンパートメントを有する車体と、エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、車体上でエンジンコンパートメント外に設けられ、電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機に接続されたバッテリとを備え、バッテリと電動機とは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、左右の前輪を結ぶ前輪車軸と、左右の後輪を結ぶ後輪車軸との間にバッテリが配置される。
この発明に従った車両用バッテリ搭載構造は、エンジンコンパートメントを有する車体と、エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、車体上でエンジンコンパートメント外に設けられ、電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機に接続されたバッテリとを備え、バッテリと電動機とは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、エンジンコンパートメント内には、車両の進行方向とほぼ直交する方向に並ぶピストンおよび出力軸を有するエンジンが収納されている。
この発明に従った車両用バッテリ搭載構造は、エンジンコンパートメントを有する車体と、エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、車体上でエンジンコンパートメント外に設けられ、電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機に接続されたバッテリとを備え、バッテリと電動機とは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、左右の前輪間に設けられたエンジンコンパートメントにはエンジンが収納されており、エンジンの動力を後輪へ伝えるプロペラシャフトをさらに備え、プロペラシャフトに対してバッテリおよび電動機が左右の一方に配置される。
【0007】
このように構成された車両用バッテリ搭載構造では、電動機とバッテリとは、車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されるため、電動機とバッテリとを接続するケーブルが、車両を左右に横切ることがない。その結果、電動機とバッテリとを接続するケーブルの配線が容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った車両用バッテリ搭載構造の平面図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1に従った車両用バッテリ搭載構造1は、エンジンコンパートメント11を有する車体10と、エンジンコンパートメント11内に設けられた電動機20と、車体10上でエンジンコンパートメント11外に設けられ、電動機20を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機20に接続されたバッテリ30とを備える。電動機20とバッテリ30とは、車体10の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されている。
【0014】
車両用バッテリ搭載構造1は、エンジンコンパートメント11内に設けられたエンジン40をさらに備える。電動機20およびバッテリ30は車体の左右の一方側にオフセット配置されており、エンジン40は車体10の左右の他方側にオフセット配置されている。バッテリ30はフロントシート71下に配置される。
【0015】
車体10の四隅には前輪61および62ならびに後輪63および64が取付けられる。2つの前輪61および62の間の空間がエンジンコンパートメント11であり、このエンジンコンパートメント11内にエンジン40、モータ/ジェネレータとしての電動機20、および変速機50が設けられる。変速機50としては、A/T(オートマチックトランスミッション)、CVT(Continuously Variable Transmission)またはM/T(マニュアルトランスミッション)が適用可能である。
【0016】
エンジン40は4本のピストン41を有し、いわゆる四気筒エンジンである。また、このエンジン40は車両の前後方向(進行方向)とほぼ直交するように延びており、このエンジン40はいわゆる横置きエンジンである。エンジン40と電動機20とにより動力が発生し、この動力が変速機50を介して前輪61および62へ伝わる。さらに変速機50から後輪63および64へ動力を伝達してもよい。
【0017】
エンジン40には排気管74が接続される。排気管74はエンジンから放出される排気ガスを大気へ排出する役割を果たす。排気管47はエンジン40と同じ側、すなわち電動機20およびバッテリ30と反対側にオフセット配置されている。
【0018】
エンジンコンパートメント11外にはバッテリ30が配置されており、車両用のバッテリ30は、ケーブル21により電動機20に接続されて電動機20に電力を供給する。バッテリ30は、フロントシート71の下に収納されている。バッテリ30は客室内に配置されている。なお、フロントシート71は運転席であってもよいし、助手席であってもよい。車体10上にはベンチシート状のリアシート73が設けられている。
【0019】
図2は、図1中のバッテリ30を詳細に示す図である。図2を参照して、バッテリ30は複数のバッテリモジュール31を含む。複数のバッテリモジュール31の間に形成された冷媒通路36が車両の前後方向、すなわち中心線80が延びる方向となるようにバッテリモジュール31が配置されている。
【0020】
バッテリ30は、複数のバッテリモジュール31と、バッテリモジュール31を収納する筐体32と、バッテリモジュール31を冷却した空気を排気する排気システム33と、排気システム33の下流に設けられた排気口34と、バッテリモジュール31を冷却するための空気を取入れる吸気口39とを備える。
【0021】
筐体32はほぼ直方体形状であり、その筐体32内に互いに一定の距離を隔てて一方向に並ぶように4つのバッテリモジュール31が収納されている。なお、バッテリモジュール31の数は4つに限定されるものではなく、これより少なくてもよく多くてもよい。バッテリモジュール31は鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル−水素電池またはリチウム電池などのさまざまな電池で構成することができる。バッテリモジュール31は複数の電池セルを含む。バッテリモジュール31の代わりにバッテリ単セルを用いてもよい。バッテリ単セルは1つの電池セルを含む。
【0022】
複数のバッテリモジュール31の間には冷媒通路36が形成されている。冷媒通路36内を空気が流れることにより、バッテリモジュール31を冷却することができる。バッテリモジュール31を冷却するために筐体32には排気システム33が取付けられる。
【0023】
排気システム33は、たとえば排気ファンにより構成される。排気ファンが作動することで、矢印38で示すように吸気口から取入れられた温度の低い空気は冷媒通路36を通過する。このとき、空気がバッテリモジュール31の熱を奪って空気の温度が高くなる。
【0024】
温度が高くなった空気は排気システム33を介して排気口34から矢印35で示す方向に車両室内に排気される。排気システム33に遠心式ファンを用いるとファン入口出口が直行するためファンの取付けのみで簡素にこの実施の形態のバッテリ30を構成できる。
【0025】
なお、この実施の形態では、バッテリモジュール31の下流側に排気システムを設けたが、これに限られるものではなく、吸気口39とバッテリモジュール31との間に送風システムを設けてもよい。この送風システムは、たとえば送風ファンにより構成され、送風ファンが空気をバッテリモジュール31に向けて送り込むことにより、バッテリモジュール31を冷却することができる。なお、この場合であっても、冷媒通路36を通過した空気は排気口34から矢印35で示す方向へ排気される。
【0026】
図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図である。図3を参照して、車体10上にバッテリ30の排気システム33が配置される。排気システム33に排気口が設けられる。排気口34から矢印35で示す方向に空気が排出される。車両用バッテリバッグおよび排気システム33上にはシートレール75を介してフロントシート71が位置決めされている。
【0027】
図4は、図1で示すバッテリの別の形態を示す平面図である。図4を参照して、図4に従ったバッテリ30では、バッテリモジュール31が車両の横方向、すなわち中心線80が延びる方向とほぼ直交するように延びるように配置されている点で、実施の形態1に従ったバッテリ30と異なる。筐体32の一方側には電池のECU(電力制御ユニット)141が設けられ、他方側には安全回路142が設けられる。
【0028】
複数のバッテリモジュール31の間には冷媒通路36が設けられており、冷媒通路36内を空気が流れることにより複数のバッテリモジュール31が冷却される。空気は吸気口39から取入れられて冷媒通路36を流れ排気システム33を介して排気口から矢印35で示すように排気される。バッテリ30は各々のバッテリモジュール31を冷却した気体を排気する排気口34を有する。
【0029】
図5は、図4中のV−V線に沿った断面図である。図5を参照して、車体10上に車両用のバッテリ30が配置される。バッテリ30は筐体32を有し、筐体32には複数の孔32aおよび32bが形成される。孔32aは排気口34と向い合い、排気口34から排出された空気が孔32aを介して排気される。孔32bは吸気口39と向い合っており、孔32bから流入した空気が吸気口39を介して冷媒通路36へ送られる。
【0030】
吸気口39側には安全回路142が設けられ、排気口34側にはECU141が設けられる。筐体32はバッテリモジュール31と、安全回路142と、ECU141とを覆う。筐体32上にシートレール75を介してフロントシート71が位置決めされている。
【0031】
バッテリ30の配置位置としては、フロントシート71としたが、これに限られるものではなく、たとえばリアシート73の下であって、かつ電動機20と同じ側にオフセット配置されるようにバッテリ30が設けられてもよい。
【0032】
なお、本明細書中「オフセット配置」とは、車両の前後方向、すなわち進行方向に延びる中心線80に対して左側または右側のいずれか一方に配置されることである。配置される部材の一部が中心線80上にあったとしても、その部材の重心が中心線80の左右の一方側に配置されていれば、その部材は車両の左右の一方側にオフセット配置されているものとする。
【0033】
さらに、バッテリ30を後輪63および64の間のラゲッジスペースに配置してもよい。この発明に従った車両用バッテリ搭載構造1は、図1で示すようなハイブリッド車だけでなく、電気自動車、またはアイドリングストップ機構を有するエコラン車にも適用できる。
【0034】
このように構成された、この発明の実施の形態1に従った車両用バッテリ搭載構造では、電動機20とバッテリ30とが車体10の左右の同じ側にオフセット配置されている。そのため、バッテリ30と電動機20とをつなぐケーブル21が、フロントシート71および72とエンジンコンパートメント11との間のダッシュパネルを左右に横切ることがない。その結果ケーブル21の配線を簡素化できるという効果がある。
【0035】
また、電動機20およびバッテリ30は車体10の一方側にオフセット配置されており、エンジン40は車体10の他方側にオフセット配置されている。このため、バッテリ30と電動機20とを接続するケーブル21がエンジン40近傍を通ることがない。その結果、ケーブル21の取り回しが容易となる。フロントシート71下にバッテリ30が設けられるため、フロントシート71下の空間をバッテリ30の収納空間として利用することができる。
【0036】
なお、エンジン40のピストンの数は4本としたが、これに限られるものではなく、ピストン41の数をさらに大きくしてもよい。また、エンジンの形態として直列のものを示したが、これに限らず、V型のエンジンであってもよい。
【0037】
(実施の形態2)
図6は、この発明の実施の形態2に従った車両用バッテリ搭載構造の平面図である。図6を参照して、この発明の実施の形態2に従った車両用バッテリ搭載構造1では、エンジン40がいわゆる縦置きとなっている点で、実施の形態1に従った車両用バッテリ搭載構造と異なる。この場合であっても、車両用バッテリ搭載構造1は、エンジンコンパートメント11を有する車体10と、エンジンコンパートメント11内に設けられた電動機20と、車体10上でエンジンコンパートメント11外に設けられ、電動機20を直接駆動することが可能な電位を有し、電動機20に接続されたバッテリ30とを備える。電動機20とバッテリ30とは、車体10の進行方向である中心線80の延びる方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されている。電動機20の先端にはプーリ25が設けられる。エンジン40の先端にもプーリ45が設けられる。プーリ25および45にベルト26が掛けられており、エンジン40の回転が電動機20に伝えられ、電動機20の回転がエンジン40に伝えられる。なお、プーリ45とエンジン40との間にクラッチが設けられてもよい。
【0038】
電動機20はモータ/ジェネレータであってもよい。この場合、電動機20はモータとして働くため、車体10が移動するときにエンジン40の動力を補助する役割を果たす。また、ジェネレータとしても作用するため、たとえばエンジンブレーキがかかっているときに、ジェネレータとしての電動機20を回転させることで発電をし、これにより得られた電力を、ケーブル21を介してバッテリ30へ送ることができる。
【0039】
また、電動機20は単なるセルモータであってもよい。この場合、エンジン40を始動させるときに電動機20がエンジン40を回転させる。また、アイドリングストップ機構を備えた自動車の場合には、アイドリングストップが終了し、次にエンジン40を始動するときに電動機20がエンジン40を回転させる。
【0040】
エンジン40の動力は変速機50、プロペラシャフト81、デファレンシャルギヤ82およびリアアクスル83を介して後輪63および64へ伝えられる。
【0041】
なお、この実施の形態2では後輪駆動車の例を説明しているが、プロペラシャフト81の途中から動力を取出してこの動力を前輪61および62へ伝えることで四輪駆動車としてもよい。
【0042】
このように構成された、この発明の実施の形態2に従った車両用バッテリ搭載構造1でも、実施の形態1で示した車両用バッテリ搭載構造1と同様の効果がある。
【0043】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形することが可能である。まず、上述の実施の形態1および2では、フロントシート71下にバッテリ30を配置する例を示したが、これに限られるものではなく、右側のフロントシート72、セカンドシートであるリアシート73またはサードシートの下にバッテリ30を配置してもよい。さらに、フロントシート71および72がベンチシートであってもよい。
【0044】
また、本発明による車両用バッテリ搭載構造を適用した自動車は図7で示すように構成される。図7は、図1から図6に示した車両用バッテリ搭載構造を含む電池システムを用いた自動車の構成を示すブロック図である。図7で示すように、本発明による車両用バッテリ搭載構造を適用した自動車171は、制御部172と、本発明による図1から6で示したバッテリ30を含む電池部173と、図1から6で示した電動機20を含む駆動部174とを備える。駆動部174は、電動機20以外にガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を備えていてもよい。また、内燃機関を備えなくてもよい。
【0045】
すなわち、自動車171としては、電池部173から供給される電力によって駆動するモータなどの電動機のみを駆動源とする電気自動車のみではなく、駆動源としてガソリンエンジンなどの電動機以外の駆動手段を備えたいわゆるハイブリッドカーも含まれる。さらに、電池部173が、セルモータとしての電動機20にのみ電力を供給してもよい。
【0046】
また、実施の形態1および2では、車両の左側にバッテリ30を搭載したが、車両の右側にバッテリ30を搭載してもよい。さらに、車両の左右に限らず、運転席側でも助手席側でもよいが、着座の可能性がより少ない助手席側が好ましい。
【0047】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0048】
【発明の効果】
この発明に従えば、電動機とバッテリとを接続する配線が簡素化された車両用バッテリ搭載構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った車両用バッテリ搭載構造の平面図である。
【図2】 図1中のバッテリ30を詳細に示す平面図である。
【図3】 図2中のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】 図1で示すバッテリの別の形態を示す平面図である。
【図5】 図4中のV−V線に沿った断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に従った車両用バッテリ搭載構造の平面図である。
【図7】 図1から図6に示した車両用バッテリ搭載構造を含む電池システムを用いた自動車の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車両用バッテリ搭載構造、10 車体、11 エンジンコンパートメント、20 電動機、30 バッテリ、40 エンジン、71,72 フロントシート。

Claims (8)

  1. エンジンコンパートメントを有する車体と、
    前記エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、
    前記車体上で前記エンジンコンパートメント外に設けられ、前記電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、前記電動機に接続されたバッテリとを備え、
    前記バッテリと前記電動機とは、前記車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、
    前記バッテリは客室内に配置される、車両用バッテリ搭載構造。
  2. 前記バッテリはフロントシート下に配置される、請求項1に記載の車両用バッテリ搭載構造。
  3. 前記バッテリを冷却するための排気システムをさらに備え、前記排気システムは客室内の空気を吸気口から取入れ、吸気口から取入れられた空気は冷媒通路を通過し、このとき空気が前記バッテリの熱を奪うことで前記バッテリが冷却される、請求項1に記載の車両用バッテリ搭載構造。
  4. 前記バッテリは助手席側に配置される、請求項1に記載の車両用バッテリ搭載構造。
  5. エンジンコンパートメントを有する車体と、
    前記エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、
    前記車体上で前記エンジンコンパートメント外に設けられ、前記電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、前記電動機に接続されたバッテリとを備え、
    前記バッテリと前記電動機とは、前記車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、
    前記エンジンコンパートメント内のエンジンに接続された排気管をさらに備え、前記排気管は前記電動機および前記バッテリと反対側にオフセット配置されている、車両用バッテリ搭載構造。
  6. エンジンコンパートメントを有する車体と、
    前記エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、
    前記車体上で前記エンジンコンパートメント外に設けられ、前記電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、前記電動機に接続されたバッテリとを備え、
    前記バッテリと前記電動機とは、前記車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、
    左右の前輪を結ぶ前輪車軸と、左右の後輪を結ぶ後輪車軸との間に前記バッテリが配置される、車両用バッテリ搭載構造。
  7. エンジンコンパートメントを有する車体と、
    前記エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、
    前記車体上で前記エンジンコンパートメント外に設けられ、前記電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、前記電動機に接続されたバッテリとを備え、
    前記バッテリと前記電動機とは、前記車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、
    前記エンジンコンパートメント内には、車両の進行方向とほぼ直交する方向に並ぶピストンおよび出力軸を有するエンジンが収納されている、車両用バッテリ搭載構造。
  8. エンジンコンパートメントを有する車体と、
    前記エンジンコンパートメント内に設けられた電動機と、
    前記車体上で前記エンジンコンパートメント外に設けられ、前記電動機を直接駆動することが可能な電位を有し、前記電動機に接続されたバッテリとを備え、
    前記バッテリと前記電動機とは、前記車体の進行方向に対して左右の同じ側にオフセット配置されており、
    左右の前輪間に設けられた前記エンジンコンパートメントにはエンジンが収納されており、前記エンジンの動力を後輪へ伝えるプロペラシャフトをさらに備え、前記プロペラシャフトに対して前記バッテリおよび前記電動機が左右の一方に配置される、車両用バッテ リ搭載構造。
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