JP3779503B2 - 半導体モジュールの製造方法 - Google Patents

半導体モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICチップと無線通信用のアンテナコイルとからなる半導体モジュールの製造方法に係り、特に、半導体モジュールの通信特性の安定化を図るための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ICチップの入出力端子に無線通信用のアンテナコイルを接続してなる半導体モジュールを搭載した非接触式の半導体装置が知られている。この種の半導体装置は、前記半導体モジュールを樹脂材料などでケーシングすることによってカード形、タグ形又はコイン形などの所望の形状に形成され、薄形にして豊富な情報量と高いセキュリティ性能を有することから、交通、流通及び情報通信等の広い分野で普及が進んでいる。
【0003】
従来より、前記半導体モジュールの製造方法としては、その製造効率を高めるため、製造された個々のICチップの周波数特性を測定することなく、使用するICチップ群の平均的な周波数特性(定格値)に基づいて、ケーシング後に所定の通信特性を発揮可能なアンテナコイルを設計し、この設計に基づいて製造された同一仕様のアンテナコイルを同一定格のICチップの入出力端子に接続するという方法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、定格値が同じであっても、ICチップの周波数特性にはある程度のバラツキがあるので、従来のように同一仕様のアンテナコイルを接続する構成であると、できあがった半導体モジュールの通信特性、ひいては半導体装置の通信特性にも必然的にバラツキが生じ、それによって通信エラーが発生し易くなるため、信頼性の高い通信システムを構築することが困難である。
【0005】
また、半導体装置の通信特性は、ICチップの周波数特性のほか、アンテナコイルの仕様やケーシング材料又はケーシングのサイズなどによって変化するが、従来のようにICチップの定格に合わせて所定仕様のアンテナコイルを設計し、当該設計に基づいてアンテナコイルを形成するという構成であると、ICチップの定格、アンテナコイルの仕様、ケーシング材料又はケーシングのサイズが変更される毎に新たなアンテナコイルを設計・製造せざるを得ず、仕様が異なる多種類の半導体装置を安価に製造することが困難になる。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、安定な通信特性を有する半導体モジュールを容易に製造する方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本発明は、第1に、ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ全ての前記容量パッドと前記アンテナコイルとが予めリードパターンを介して接続されたものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断して、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、当該算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断した後、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するという構成にした。
【0008】
また、本発明は、第2に、ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ全ての前記容量パッドと前記アンテナコイルとが予めリードパターンを介して接続されたものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断して、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続した後、前記算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断するという構成にした。
【0009】
また、本発明は、第3に、ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ前記各容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンの一部に断線部を有するものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた前記切断部を選択的に導通させ、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、当該算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を選択的に導通した後、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するという構成にした。
【0010】
また、本発明は、第4に、ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ前記各容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンの一部に断線部を有するものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた前記切断部を選択的に導通させ、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、前記アンテナコイルに前記ICチップを接続した後、前記算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を選択的に導通するという構成にした。
【0016】
これらの方法によると、ICチップの周波数特性にバラツキがあっても、絶縁基板に形成された複数対の容量パッドのいずれかを選択的にアンテナコイルに接続することによって、半導体モジュールのインピーダンスを所要の許容値内に調整することができるので、ICチップの周波数特性のバラツキの有無及びその大小に関わりなく製品である半導体モジュールひいてはこれを搭載した半導体装置の通信特性を安定化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
まず、本発明に係る半導体モジュールの第1例を、図1乃至図5に基づいて説明する。図1は第1実施形態例に係る半導体モジュールの表面図、図2は第1実施形態例に係る半導体モジュールに適用される絶縁基板の表面図及び裏面図、図3はICチップが搭載された絶縁基板の表面図、図4は絶縁基板の表面パターンと裏面パターンとの接続状態を示す要部断面図、図5は図3に示す半導体モジュールの等価回路を示す回路図である。
【0018】
図1から明らかなように、本例の半導体モジュール1は、表面及び裏面に図2に示す所要の回路パターンが形成された絶縁基板2と、当該絶縁基板2上に搭載されたICチップ3とから構成されている。
【0019】
絶縁基板2の表面には、図2(a)に示すように、アンテナコイル4の渦巻き部4aと、後に説明する裏面パターンを介して当該渦巻き部4aの外周端と接続されるアンテナコイル4の延出部4bと、前記渦巻き部4aの内周端及び前記延出部4bの一端より延出されたICチップ接続用のパッド部5と、前記渦巻き部4aの内周端近傍より分岐された容量パッド接続用のメインリード6と、互いに面積が異なる合計5つの容量パッド7a,7b,7c,7d,7eと、前記メインリード6より分岐され前記各容量パッド7a〜7eと個々に接続された分岐リード8a,8b,8c,8d,8eとが形成されている。また、ICチップ接続用のパッド部5が延出される前記渦巻き部4aの内周端及び前記延出部4bの一端には、それぞれ前記渦巻き部4a及び延出部4bの線幅よりも幅の広い測定用端子9,10が形成されると共に、前記延出部4bの他端及び前記渦巻き部4aの外周端には、それぞれ前記渦巻き部4a及び延出部4bの線幅よりも幅の広い接合用端子11,12が形成されている。
【0020】
一方、絶縁基板2の裏面には、図2(b)に示すように、前記容量パッド7aと対向する部位にこれと同形同大の容量パッド13aが形成され、前記容量パッド7bと対向する部位にこれと同形同大の容量パッド13bが形成され、前記容量パッド7cと対向する部位にこれと同形同大の容量パッド13cが形成され、前記容量パッド7dと対向する部位にこれと同形同大の容量パッド13dが形成され、前記容量パッド7eと対向する部位にこれと同形同大の容量パッド13eが形成されている。また、前記接合用端子11,12と対向する部位には、これとほぼ同形同大の接合用端子14,15が形成され、接合用端子14と各容量パッド13a,13b,13c,13d,13eとの間には、前記メインリード6に対応するメインリード16と、前記分岐リード8a,8b,8c,8d,8eに対応する分岐リード17a,17b,17c,17d,17eとが形成されると共に、接合用端子15とメインリード16との間には、これらを接続する接続リード18が形成されている。
【0021】
したがって、絶縁基板2を介してその表裏両面の相対向する部位に形成された容量パッド7aと13aとによって第1のコンデンサC1が形成され、容量パッド7bと13bとによって第2のコンデンサC2が形成され、容量パッド7cと13cとによって第3のコンデンサC3が形成され、容量パッド7dと13dとによって第4のコンデンサC4が形成され、容量パッド7eと13eとによって第5のコンデンサC5が形成される。これら第1乃至第5のコンデンサC1〜C5の静電容量は、必要に応じて適宜の値に設定することができるが、半導体モジュールの静電容量の調整を等差級数的に行えるようにするため、最小の容量パッド7a,13aによって構成される第1のコンデンサC1の静電容量をC1 としたとき、第2乃至第5のコンデンサの静電容量をそれぞれ2(n-1)・C1(但し、nはコンデンサの順位を表す正の整数であって、本実施形態例の場合には、1,2,3,4,5)に設定することが特に好ましい。各コンデンサC1〜C5の静電容量をこのように設定すると、半導体モジュールの静電容量を32(25 )段階に等差級数的に調整することができる。なお、これら各コンデンサC1〜C5の静電容量は、使用するICチップ3の周波数特性のバラツキの大きさを考慮して設定される。
【0022】
また、接合用端子11と14、並びに接合用端子12と15とは、図4に示すようにスルーホール19を介して互いに接続されており、これによって、渦巻き部3aの外周端がメインリード16を介して延出部3bに接続され、絶縁基板2の表面側の隣接した位置に両端部が配置されたアンテナコイル4が形成されると共に、当該アンテナコイル4の両端部に、容量パッド7aと13aとによって構成される第1のコンデンサC1と、容量パッド7bと13bとによって構成される第2のコンデンサC2と、容量パッド7cと13cとによって構成される第3のコンデンサC3と、容量パッド7dと13dとによって構成される第4のコンデンサC4と、容量パッド7eと13eとによって構成される第5のコンデンサC5とがそれぞれ並列に接続される。
【0023】
なお、前記スルーホール19は、常法に従って形成できるほか、透孔を有しない絶縁基板2の表裏両面に接合用端子11,12,14,15を形成した後、これら各接合用端子11,12,14,15のいずれかに針状の工具を突き刺し、絶縁基板2を突き破ることによっても形成できる。例えば、図4に示すように、接合用端子11に針状の工具Tを突き刺すと、絶縁基板2が突き破られて絶縁基板2にスルーホール19が形成されると共に、接合用端子11の一部が当該スルーホール19に沿って変形し、これと対向に配置された接合用端子14と電気的に接続される。これと同様に、接合用端子12に針状の工具Tを突き刺すと、絶縁基板2が突き破られて絶縁基板2にスルーホール19が形成されると共に、接合用端子12の一部が当該スルーホール19に沿って変形し、これと対向に配置された接合用端子15と電気的に接続される。接合用端子14,15側から工具Tを突き刺した場合も同様である。
【0024】
ICチップ3は、図3に示すように、絶縁基板2の表面に形成されたパッド部5に接続される。ICチップ3としては、公知に属する任意のICチップを用いることができるが、半導体モジュール及びこれを用いた半導体装置の薄形化を図るためには、パッケージ化されていないベアICチップを用いることが特に好ましい。また、半導体モジュール及びこれを用いた半導体装置のより一層の薄形化を図るためには、パターンの非形成面が化学的手段又は機械的手段若しくはそれらの両手段によって研磨され薄形化されたベアICチップを用いることが特に好ましい。このICチップ3は、はんだや導電ペーストそれに導電接着剤(ACF)などを用いたフェースダウン方式によって、絶縁基板2の表面に形成されたパッド部5に接続することができる。
【0025】
前記のように構成された絶縁基板2にICチップ3を搭載した段階において、本実施形態例に係る半導体モジュール1は、図3に示すように、アンテナコイル4の一端に、容量パッド7a,7b,7c,7d,7eが分岐リード8a,8b,8c,8d,8e及びメインリード6を介して接続されると共に、アンテナコイル4の他端に、容量パッド13a,13b,13c,13d,13eが分岐リード17a,17b,17c,17d,17e及びメインリード16を介して接続されており、その等価回路は、図5に示すような構成になる。
【0026】
半導体モジュール1が有すべき静電容量は、搭載されるICチップ3の周波数特性によって異なるのであって、アンテナコイル4の両端に接続される容量パッドは、搭載されるICチップ3の周波数特性に応じて適宜増減される。図1の例では、容量パッド7a及び7bとこれらの各容量パッドと対向に配置された容量パッド13a及び13bのみがアンテナコイル4の両端に接続され、他の容量バッド7c,7d,7e及び13c,13d,13eについては、分岐リード8c,8d,8e及び17c,17d,17eを切断することによって、アンテナコイル4への接続が断たれている。分岐リードの切断は、図1に示すように、絶縁基板2における不要の分岐リードの形成部分にパンチ等で孔20を開設することによって行うことができる。
【0027】
前記第1実施形態例に係る半導体モジュール1の静電容量の調整は、図6のフローチャートに示す手順にて行うことができる。
【0028】
即ち、絶縁基板2にICチップ3を搭載した後(手順S1)、測定用端子9,10にテスターの電極を当てて、当該半導体モジュール1のインピーダンスを測定し(手順S2)、当該測定値が予め定められた許容範囲内にあるか否か判定する(手順S3)。前記測定値が前記許容範囲内にあると判定された場合には、適正な通信特性を有することが確認されたので、半導体モジュールの容量調整は行わず、そのまま半導体モジュールの製造工程を終了する。手順S3において、インピーダンスの測定値が許容範囲内にないと判定された場合には、その測定値より当該半導体モジュールにおける静電容量の過剰量を算出し(手順S4)、当該過剰量に相当若しくは最も近似する静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された容量パッドに接続された分岐リードを選択的に切断し(手順S5)、半導体モジュールの製造工程を終了する。
【0029】
次に、本発明に係る半導体モジュールの第2実施形態例を、図7及び図8に基づいて説明する。図7は第2実施形態例に係る半導体モジュールの要部平面図、図8は図7のA−A断面図である。
【0030】
第2実施形態例に係る半導体モジュールは、第1実施形態例に係る半導体モジュールとは異なり、分岐リードを切断することによってアンテナコイル4の両端部に接続すべき容量パッドを増減するのではなく、あらかじめ切断部が設けられた分岐リードを適宜接続することによってアンテナコイル4の両端部に接続すべき容量パッドを増減することを特徴とする。
【0031】
即ち、図7に示すように、絶縁基板2の表面には、容量パッド7aと、当該容量パッド7aより延出された分岐リード21aと、メインリード6と、当該メインリード6より延出された分岐リード21bとが形成され、絶縁基板2の裏面には、容量パッド13aと、当該容量パッド13aより延出された分岐リード21cと、メインリード16と、当該メインリード16より延出された分岐リード21dとが形成されている。容量パッド7aと容量パッド13aとは同形同大であって、絶縁基板2を介して対向に配置される。また、分岐リード21aの先端部と分岐リード21dの先端部とは絶縁基板2を介して対向に配置され、分岐リード21bの先端部と分岐リード21cの先端部とは絶縁基板2を介して対向に配置される。
【0032】
かかる構成において、容量パッド7a及び13aをアンテナコイル4の両端部に接続すべき必要性が生じた場合には、図8に示すように、分岐リード21aの先端部及び分岐リード21bの先端部に針状の工具Tを突き刺し、絶縁基板2を突き破って、分岐リード21aの先端部と分岐リード21dの先端部、及び分岐リード21bの先端部と分岐リード21cの先端部とを電気的に接続することにより行うことができる。このようにすると、絶縁基板2の表面に形成された容量パッド7aが、分岐リード21a、分岐リード21d、絶縁基板2の裏面に形成されたメインリード16を介してアンテナコイル4の一端に接続され、絶縁基板2の裏面に形成された容量パッド13aが、分岐リード21c、分岐リード21b、絶縁基板2の表面に形成されたメインリード6を介してアンテナコイル4の他端に接続される。
【0033】
なお、図7及び図8においては、1対の容量パッド7a及び13aしか図示されていないが、所要数の同一構成の容量パッドが備えられることはもちろんである。
【0034】
前記第2実施形態例に係る半導体モジュール1の静電容量の調整は、図9のフローチャートに示す手順にて行うことができる。
【0035】
即ち、絶縁基板2にICチップ3を搭載した後(手順S11)、測定用端子9,10にテスターの電極を当てて、当該半導体モジュール1のインピーダンスを測定し(手順S12)、当該測定値が予め定められた許容範囲内にあるか否か判定する(手順S13)。前記測定値が前記許容範囲内にあると判定された場合には、適正な通信特性を有することが確認されたので、半導体モジュールの容量調整は行わず、そのまま半導体モジュールの製造工程を終了する。手順S13において、インピーダンスの測定値が許容範囲内にないと判定された場合には、その測定値より当該半導体モジュールにおける静電容量の不足量を算出し(手順S14)、当該不足量に相当若しくは最も近似する静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された容量パッドをアンテナコイル2に接続する分岐リードを選択的に接続し(手順S15)、半導体モジュールの製造工程を終了する。
【0036】
なお、図6及び図9の半導体モジュール製造方法においては、最初にアンテナコイル4とICチップ3との接続を行い、しかる後にアンテナコイル4の静電容量の調整を行ったが、図10及び図11に示すように、まずICチップ3の周波数特性を測定し、しかる後にアンテナコイル4とICチップ3との接続を行うこともできる。
【0037】
図10の例では、ICチップの周波数特性を測定して(手順S21)、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出した後(手順S22)、当該算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断(第1実施形態例に係半導体モジュールの場合)するか、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を接続(第2実施形態例に係半導体モジュールの場合)し(手順S23)、しかる後にアンテナコイルとICチップとの接続を行う(手順S24)。次いで、製造された半導体モジュールのインピーダンスを測定し(手順S25)、その測定値が許容範囲内にあるか否かを判定する(手順S26)。そして、手順S26で測定値が許容範囲内にあると判定された場合には、半導体モジュールの製造を完了し、手順S26で測定値が許容範囲内にないと判定された場合には、不良品として廃棄される。
【0038】
また、図11の例では、ICチップの周波数特性を測定して(手順S31)、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出した後(手順S32)、アンテナコイルとICチップとの接続を行う(手順S33)。次いで、前記算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択し、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断(第1実施形態例に係半導体モジュールの場合)するか、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を接続(第2実施形態例に係半導体モジュールの場合)する(手順S34)。しかる後に、製造された半導体モジュールのインピーダンスを測定し(手順S35)、その測定値が許容範囲内にあるか否かを判定する(手順S36)。そして、手順S36で測定値が許容範囲内にあると判定された場合には、半導体モジュールの製造を完了し、手順S36で測定値が許容範囲内にないと判定された場合には、不良品として廃棄される。
【0039】
【発明の効果】
本発明の半導体モジュール製造方法は、アンテナコイルを含む所要の回路パターンが形成されかつICチップが搭載される絶縁基板に、静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドを予め形成しておき、ICチップの周波数特性のバラツキに応じてアンテナコイルに接続される容量パッドを選択的に増減することによって、半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整するようにしたので、ICチップの周波数特性のバラツキの有無及びその大小に関わりなく製品である半導体モジュールひいてはこれを搭載した半導体装置の通信特性を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る半導体モジュールの表面図である。
【図2】第1実施形態例に係る半導体モジュールに適用される絶縁基板の表面図及び裏面図である。
【図3】ICチップが搭載された絶縁基板の表面図である。
【図4】絶縁基板の表面パターンと裏面パターンとの接続状態を示す要部断面図である。
【図5】図3に示す半導体モジュールの等価回路を示す回路図である。
【図6】半導体モジュール製造方法の第1例を示すフローチャートである。
【図7】第2実施形態例に係る半導体モジュールの要部平面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】半導体モジュール製造方法の第2例を示すフローチャートである。
【図10】半導体モジュール製造方法の他の例を示すフローチャートである。
【図11】半導体モジュール製造方法のさらに他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 半導体モジュール
2 絶縁基板
3 ICチップ
4 アンテナコイル
4a 渦巻き部
4b 延出部
5 パッド部
6 メインリード
7a〜7e 容量パッド
8a〜8e 分岐リード
9,10 測定用端子
11,12 接合用端子
13a〜13e 容量パッド
14,15 接合用端子
16 メインリード
17a〜17e 分岐リード
18 接続リード
19 スルーホール

Claims (4)

  1. ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ全ての前記容量パッドと前記アンテナコイルとが予めリードパターンを介して接続されたものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断して、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、
    当該算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断した後、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
  2. ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ全ての前記容量パッドと前記アンテナコイルとが予めリードパターンを介して接続されたものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断して、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続した後、
    前記算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、選択されなかった他の一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンを切断することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
  3. ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ前記各容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンの一部に断線部を有するものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた前記切断部を選択的に導通させ、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、
    当該算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を選択的に導通した後、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
  4. ICチップの入出力端子を絶縁基板上に形成されたアンテナコイルの両端部に接続して半導体モジュールを作製する方法であって、前記絶縁基板として、表裏面の相対向する部位に静電容量が異なる複数個のコンデンサを構成するための複数対の容量パッドが形成され、かつ前記各容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンの一部に断線部を有するものを用い、前記アンテナコイルに接続される前記ICチップの周波数特性に応じて、所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択した後、選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた前記切断部を選択的に導通させ、当該半導体モジュールのインピーダンスを許容範囲内に調整する半導体モジュールの製造方法において、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続するに先立ち、前記ICチップの周波数特性を測定して、当該ICチップが接続された半導体モジュールについて所要のインピーダンスを得るに必要なアンテナコイルの静電容量を算出し、
    前記アンテナコイルに前記ICチップを接続した後、
    前記算出値より所要の静電容量を有する一対乃至複数対の容量パッド又は所要の静電容量に最も近似する一対乃至複数対の容量パッドを選択して、当該選択された一対乃至複数対の容量パッドと前記アンテナコイルとを接続するリードパターンに設けられた切断部を選択的に導通することを特徴とする半導体モジュールの製造方法。
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