JP3778876B2 - アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 - Google Patents
アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3778876B2 JP3778876B2 JP2002168632A JP2002168632A JP3778876B2 JP 3778876 B2 JP3778876 B2 JP 3778876B2 JP 2002168632 A JP2002168632 A JP 2002168632A JP 2002168632 A JP2002168632 A JP 2002168632A JP 3778876 B2 JP3778876 B2 JP 3778876B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded body
- chemical conversion
- conversion treatment
- magnesium alloy
- barrel polishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の表面を塗装前に化成処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マグネシウム合金の成形体の塗装前化成処理方法は、図2に示す工程で行われていた。
まず、バレル研磨装置によって、マグネシウム合金成形体から、機械加工等によるバリを除去する。該装置は、研磨槽中に水、コンパウンド(例えば、亜硝酸ナトリウムと脂肪酸石鹸の混合液や、界面活性剤等)、アルミナや酸化ケイ素等の焼結物などの研磨材と一緒にマグネシウム合金成形体を投入し、撹拌して研磨を行う。コンパウンドはアルカリ性で、脱脂・防錆剤を添加する場合もある。
次いで脱脂槽中の脱脂液により、表面の油分を除去する。
次いでエッチング槽中のエッチング液(例えば、リン酸、硝酸、フッ酸、塩酸等)により、マグネシウム合金成形体に巻き込まれた離型剤成分の除去を行う。
次いで脱スマット槽中のアルカリ液(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)により、エッチング時にマグネシウム成形体表面全体に生成した黒色の細かい紛状のスマットを除去する。
次いで中和槽中の中和液により、表面のアルカリ成分を除去する。
次いで皮膜生成槽中の化成処理液により、リン酸マンガン塩皮膜・クロム酸塩皮膜・ジルコニウム塩皮膜等の皮膜生成を行う。この皮膜の厚さは、数ミクロンである。
次いで乾燥炉において乾燥を行う。
各工程の間は、全て水洗槽により水洗いを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の化成処理方法は以上のように構成されており、脱脂、エッチング、脱スマット、中和、皮膜生成及びこれらの工程間の水洗が必要であるため、工程が多く、処理時間が長くなるという欠点があった。
【0004】
本発明は従来の上記課題を解決するためになされたもので、脱脂、エッチング、脱スマット及び中和工程を省略できる、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の簡略された化成処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルミニウム合金及びマグネシウム合金から選ばれた少なくとも1種の合金の成形体の表面を塗装前に化成処理する方法において、下記の工程:
(イ)バレル研磨装置に、前記成形体と共にpH7未満のエッチング液及び研磨剤を投入して、該エッチング液のpHが中和した時点経過後少なくとも15秒まで前記成形体の研磨を行うバレル研磨工程;
(ロ)前記成形体を水洗する工程;
(ハ)前記成形体に皮膜を生成する工程;及び
(ニ)前記成形体を乾燥する工程、
を含む化成処理方法を提供するものである。
バレル研磨工程において、成形体の小さなバリが除去され、またエッチング液により成形体表面に巻き込まれた離型剤が除去される。エッチング時に発生したスマットは、エッチング液の中和した時点経過後、更にバレル研磨を継続することにより、研磨剤との摩擦により除去される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるアルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理工程の一実施例を示す工程図である。同図に示すように、本発明の化成処理工程は、バレル研磨、水洗、皮膜生成、水洗及び乾燥の各工程から成る。
【0007】
バレル研磨工程は、バレル研磨装置中に、pH7未満、通常pH1〜6のエッチング液、水及び研磨剤と共に、アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体を投入し、バレル研磨装置を運転することにより行われる。
バレル研磨装置としては、例えば流動バレル、遠心バレル、振動バレル、回転バレルなどが使用できる。
研磨剤としては、アルミナ、酸化ケイ素等の焼結物が使用され、その形状は例えば両端を斜めにカットした円筒状、四角錐の形状であり得る。大きさは通常、一辺が1mm〜20mm程度である。
エッチング液としては、リン酸、硝酸、フッ酸、塩酸等の鉱酸が使用できる。エッチング液は時間と共にアルミニウム合金又はマグネシウム合金と反応し、中和される。バレル研磨装置には、pH監視装置(pHメーター)を設けて、エッチング液の中和を確認できるようにするのが好ましい。
エッチング液の中和後のスマットの除去は、エッチング液の中和後、15秒以上、好ましくは30秒以上、更に好ましくは30秒ないし3分経過後までバレル研磨処理を継続することにより行われる。
【0008】
バレル研磨工程後の水洗工程においては、成形体表面に付着した研磨カス及び再付着したスマットが除去される。
【0009】
皮膜生成工程においては、成形体を皮膜生成槽中の皮膜生成液、例えばリン酸マンガン塩、クロム酸塩又はジルコニウム塩を含む液、に浸漬することにより、リン酸マンガン塩皮膜、クロム酸塩皮膜、ジルコニウム塩皮膜等の皮膜生成を行う。皮膜の厚さは通常数ミクロンである。
次に成形体に付着した余分の皮膜生成液を水洗工程で除去する。
乾燥工程は、通常80〜120℃において、1〜20分間程度行う。
【0010】
【実施例】
本発明を実施例により、図面を参照して説明する。
図3に示すバレル研磨装置(1)において、AZ91Dマグネシウム合金製の携帯電話筐体(100×50mm)(21)を、図4に示すアルミナ研磨剤[アングルカット形状(円筒の両端面を斜めにカットした形状)サイズ4.5×8mm](22)及びエッチング液(リン酸と界面活性剤を含む、pH3程度)(23)と共にバレル研磨装置(1)の研磨槽(24)に投入した。
回転モーター(25)により回転盤(26)上のコーン(27)を回転して10分間研磨を行った。研磨槽(24)内に設置したpH電極(28)に接続したpH監視計(29)によりpH7以上であることを確認し、更に1分間研磨を継続した。30はpH電極保護カバー、31はエッチング液投入用の薬液ポンプを示す。
次に筐体(21)表面に付着した研磨カス及び再付着したスマットを、水洗槽において除去した。
次いで筐体(21)をリン酸マンガン塩を含む皮膜生成槽に1分間浸漬した。
次いで筐体(21)上の余分な皮膜生成液を水洗槽において洗浄除去した。
乾燥(8)を120℃×10分間行って、塗装前の化成処理した携帯電話筐体を得た。
【0011】
【発明の作用及び効果】
バレル研磨工程は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の小さなバリを除去し、エッチング液で表面の離型剤を除去する。バレル研磨中は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金が活性になるため、より短時間で所定のエッチング量が得られる。エッチング液は、時間と共にアルミニウム合金又はマグネシウム合金と反応し中和される。pH監視装置は、エッチング液が中和され、アルミニウム合金又はマグネシウム合金がエッチングされない状態にあることを確認するために用いる。エッチング時には、スマットと呼ばれる黒色物質が生成する。pHの増加と共にエッチング量は少なくなり、スマット生成も時間と共に減少していく。また、エッチング初期にアルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体上に生成したスマットは、エッチング液の中和完了後、バレル研磨装置中の研磨剤との摩擦により除去される。
本発明によれば、従来行われていた脱脂、エッチング、脱スマット、中和の各工程、及びこれらの工程間の水洗の省略が可能であり、従って工程短縮及びコスト削減ができる。また、バレル研磨用の廃水処理設備で廃水処理されるため、化成処理用排水設備の簡略化が図れる。更に、エッチング液は中和された状態で排出されるため、排水管理費の低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の化成処理工程図である。
【図2】従来のマグネシウム合金成形体の化成処理工程図である。
【図3】本発明に使用されるバレル研磨装置の縦断面略図である。
【図4】バレル研磨に用いられる研磨剤の斜視図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の表面を塗装前に化成処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マグネシウム合金の成形体の塗装前化成処理方法は、図2に示す工程で行われていた。
まず、バレル研磨装置によって、マグネシウム合金成形体から、機械加工等によるバリを除去する。該装置は、研磨槽中に水、コンパウンド(例えば、亜硝酸ナトリウムと脂肪酸石鹸の混合液や、界面活性剤等)、アルミナや酸化ケイ素等の焼結物などの研磨材と一緒にマグネシウム合金成形体を投入し、撹拌して研磨を行う。コンパウンドはアルカリ性で、脱脂・防錆剤を添加する場合もある。
次いで脱脂槽中の脱脂液により、表面の油分を除去する。
次いでエッチング槽中のエッチング液(例えば、リン酸、硝酸、フッ酸、塩酸等)により、マグネシウム合金成形体に巻き込まれた離型剤成分の除去を行う。
次いで脱スマット槽中のアルカリ液(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)により、エッチング時にマグネシウム成形体表面全体に生成した黒色の細かい紛状のスマットを除去する。
次いで中和槽中の中和液により、表面のアルカリ成分を除去する。
次いで皮膜生成槽中の化成処理液により、リン酸マンガン塩皮膜・クロム酸塩皮膜・ジルコニウム塩皮膜等の皮膜生成を行う。この皮膜の厚さは、数ミクロンである。
次いで乾燥炉において乾燥を行う。
各工程の間は、全て水洗槽により水洗いを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の化成処理方法は以上のように構成されており、脱脂、エッチング、脱スマット、中和、皮膜生成及びこれらの工程間の水洗が必要であるため、工程が多く、処理時間が長くなるという欠点があった。
【0004】
本発明は従来の上記課題を解決するためになされたもので、脱脂、エッチング、脱スマット及び中和工程を省略できる、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の簡略された化成処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アルミニウム合金及びマグネシウム合金から選ばれた少なくとも1種の合金の成形体の表面を塗装前に化成処理する方法において、下記の工程:
(イ)バレル研磨装置に、前記成形体と共にpH7未満のエッチング液及び研磨剤を投入して、該エッチング液のpHが中和した時点経過後少なくとも15秒まで前記成形体の研磨を行うバレル研磨工程;
(ロ)前記成形体を水洗する工程;
(ハ)前記成形体に皮膜を生成する工程;及び
(ニ)前記成形体を乾燥する工程、
を含む化成処理方法を提供するものである。
バレル研磨工程において、成形体の小さなバリが除去され、またエッチング液により成形体表面に巻き込まれた離型剤が除去される。エッチング時に発生したスマットは、エッチング液の中和した時点経過後、更にバレル研磨を継続することにより、研磨剤との摩擦により除去される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるアルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理工程の一実施例を示す工程図である。同図に示すように、本発明の化成処理工程は、バレル研磨、水洗、皮膜生成、水洗及び乾燥の各工程から成る。
【0007】
バレル研磨工程は、バレル研磨装置中に、pH7未満、通常pH1〜6のエッチング液、水及び研磨剤と共に、アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体を投入し、バレル研磨装置を運転することにより行われる。
バレル研磨装置としては、例えば流動バレル、遠心バレル、振動バレル、回転バレルなどが使用できる。
研磨剤としては、アルミナ、酸化ケイ素等の焼結物が使用され、その形状は例えば両端を斜めにカットした円筒状、四角錐の形状であり得る。大きさは通常、一辺が1mm〜20mm程度である。
エッチング液としては、リン酸、硝酸、フッ酸、塩酸等の鉱酸が使用できる。エッチング液は時間と共にアルミニウム合金又はマグネシウム合金と反応し、中和される。バレル研磨装置には、pH監視装置(pHメーター)を設けて、エッチング液の中和を確認できるようにするのが好ましい。
エッチング液の中和後のスマットの除去は、エッチング液の中和後、15秒以上、好ましくは30秒以上、更に好ましくは30秒ないし3分経過後までバレル研磨処理を継続することにより行われる。
【0008】
バレル研磨工程後の水洗工程においては、成形体表面に付着した研磨カス及び再付着したスマットが除去される。
【0009】
皮膜生成工程においては、成形体を皮膜生成槽中の皮膜生成液、例えばリン酸マンガン塩、クロム酸塩又はジルコニウム塩を含む液、に浸漬することにより、リン酸マンガン塩皮膜、クロム酸塩皮膜、ジルコニウム塩皮膜等の皮膜生成を行う。皮膜の厚さは通常数ミクロンである。
次に成形体に付着した余分の皮膜生成液を水洗工程で除去する。
乾燥工程は、通常80〜120℃において、1〜20分間程度行う。
【0010】
【実施例】
本発明を実施例により、図面を参照して説明する。
図3に示すバレル研磨装置(1)において、AZ91Dマグネシウム合金製の携帯電話筐体(100×50mm)(21)を、図4に示すアルミナ研磨剤[アングルカット形状(円筒の両端面を斜めにカットした形状)サイズ4.5×8mm](22)及びエッチング液(リン酸と界面活性剤を含む、pH3程度)(23)と共にバレル研磨装置(1)の研磨槽(24)に投入した。
回転モーター(25)により回転盤(26)上のコーン(27)を回転して10分間研磨を行った。研磨槽(24)内に設置したpH電極(28)に接続したpH監視計(29)によりpH7以上であることを確認し、更に1分間研磨を継続した。30はpH電極保護カバー、31はエッチング液投入用の薬液ポンプを示す。
次に筐体(21)表面に付着した研磨カス及び再付着したスマットを、水洗槽において除去した。
次いで筐体(21)をリン酸マンガン塩を含む皮膜生成槽に1分間浸漬した。
次いで筐体(21)上の余分な皮膜生成液を水洗槽において洗浄除去した。
乾燥(8)を120℃×10分間行って、塗装前の化成処理した携帯電話筐体を得た。
【0011】
【発明の作用及び効果】
バレル研磨工程は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金の成形体の小さなバリを除去し、エッチング液で表面の離型剤を除去する。バレル研磨中は、アルミニウム合金又はマグネシウム合金が活性になるため、より短時間で所定のエッチング量が得られる。エッチング液は、時間と共にアルミニウム合金又はマグネシウム合金と反応し中和される。pH監視装置は、エッチング液が中和され、アルミニウム合金又はマグネシウム合金がエッチングされない状態にあることを確認するために用いる。エッチング時には、スマットと呼ばれる黒色物質が生成する。pHの増加と共にエッチング量は少なくなり、スマット生成も時間と共に減少していく。また、エッチング初期にアルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体上に生成したスマットは、エッチング液の中和完了後、バレル研磨装置中の研磨剤との摩擦により除去される。
本発明によれば、従来行われていた脱脂、エッチング、脱スマット、中和の各工程、及びこれらの工程間の水洗の省略が可能であり、従って工程短縮及びコスト削減ができる。また、バレル研磨用の廃水処理設備で廃水処理されるため、化成処理用排水設備の簡略化が図れる。更に、エッチング液は中和された状態で排出されるため、排水管理費の低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の化成処理工程図である。
【図2】従来のマグネシウム合金成形体の化成処理工程図である。
【図3】本発明に使用されるバレル研磨装置の縦断面略図である。
【図4】バレル研磨に用いられる研磨剤の斜視図である。
Claims (2)
- アルミニウム合金及びマグネシウム合金から選ばれた少なくとも1種の合金の成形体の表面を塗装前に化成処理する方法において、下記の工程:
(イ)バレル研磨装置に、前記成形体と共にpH7未満のエッチング液及び研磨剤を投入して、該エッチング液のpHが中和した時点経過後少なくとも15秒まで前記成形体の研磨を行うバレル研磨工程;
(ロ)前記成形体を水洗する工程;
(ハ)前記成形体に皮膜を生成する工程;及び
(ニ)前記成形体を乾燥する工程、
を含む化成処理方法。 - 前記エッチング液のpHの中和を、前記バレル研磨装置に設けたpH監視装置により確認する、請求項1記載の化成処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002168632A JP3778876B2 (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002168632A JP3778876B2 (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004010998A JP2004010998A (ja) | 2004-01-15 |
JP3778876B2 true JP3778876B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=30435489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002168632A Expired - Fee Related JP3778876B2 (ja) | 2002-06-10 | 2002-06-10 | アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3778876B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169580A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Arrk Okayama Co Ltd | マグネシウム又はマグネシウム合金からなる製品の製造方法 |
JP4595093B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2010-12-08 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | マグネシウム合金材の表面処理方法、及びそれによって処理されたマグネシウム合金材 |
DE102007057352A1 (de) * | 2007-11-27 | 2009-05-28 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Passivierendes Gleitschleifen, insbesondere für Aluminium, Magnesium und Zink |
JP5481713B1 (ja) * | 2013-07-28 | 2014-04-23 | 有限会社村松研磨工業 | マグネシウム合金からなる成形品をバレル研磨しつつ化成処理する生産方法 |
KR102575137B1 (ko) * | 2017-07-19 | 2023-09-07 | 오꾸노 케미칼 인더스트리즈 컴파니, 리미티드 | 피막 형성용 처리액 |
CN109514394B (zh) * | 2019-01-14 | 2020-05-19 | 桐乡市倍特科技有限公司 | 一种方便更换磨料的水循环旋流光饰机 |
-
2002
- 2002-06-10 JP JP2002168632A patent/JP3778876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004010998A (ja) | 2004-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6273101B1 (en) | Method for post chemical-mechanical planarization cleaning of semiconductor wafers | |
JP3778876B2 (ja) | アルミニウム合金又はマグネシウム合金成形体の化成処理方法 | |
TWI496948B (zh) | 鎂合金化成方法 | |
US7727337B2 (en) | Simplified method for cleaning production tools used for metal forming | |
DE602005014746D1 (de) | Verbessertes säuberungsalkali für die post-cmp reinigung | |
JP2017015815A (ja) | 遮光部材及びその製造方法 | |
PL202752B1 (pl) | Sposób wykańczania artykułów metalowych i artykuł poddany takiej obróbce | |
JP4418985B2 (ja) | マグネシウム又はマグネシウム合金からなる製品の製造方法 | |
US3979858A (en) | Chemically accelerated metal finishing process | |
CN110387546A (zh) | 一种铝制零件的清洗方法 | |
CN105665368A (zh) | 一种铝合金工件的表面清洗处理方法 | |
JPH10242087A (ja) | ラッピング後の半導体ウエーハの洗浄方法 | |
KR20070009436A (ko) | 양극 산화 피막 박리액 및 양극 산화 피막의 박리 방법 | |
JP4146198B2 (ja) | マグネシウム合金材リサイクル用の被塗装マグネシウム合金材塗膜除去方法 | |
JP2002275668A (ja) | マグネシウム合金成形品の表面処理方法 | |
JP2003277960A (ja) | マグネシウム合金の表面処理方法 | |
JPH02104682A (ja) | キヤツプ用アルミニウム材料の表面清浄化法及び同処理材 | |
JPH09111485A (ja) | 電池用金属缶の脱脂洗浄方法 | |
EP0174201B1 (en) | Chemical deburring system with a soluble mask | |
JP4177510B2 (ja) | マグネシウム製品の処理方法 | |
US5922135A (en) | Method of removing residual wax from silicon wafer polishing plate | |
CN113772955A (zh) | 加工方法、盖板及电子装置 | |
JP2000263442A (ja) | マグネシウム製品の処理方法及びマグネシウム製品の処理装置 | |
JP4195735B2 (ja) | 電子部品の樹脂部材接合面の前処理方法 | |
JP4873438B2 (ja) | マグネシウム成形体の表面処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040730 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060228 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |