JP3776787B2 - 三次元データベース生成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元からなるデータベースを生成する三次元データベース生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、三次元地形図等の三次元からなるデータベースを生成する三次元データベース生成方法として、航空機を用いて三次元データベースを生成する方法や、衛星を用いて三次元データベースを生成する方法や、対象物を3D化することにより三次元データベースを生成する方法等がある。
【0003】
上述した三次元データベース生成方法のうち、まず、航空機を用いた三次元データベース生成方法について説明する。
【0004】
航空機を用いた三次元データベース生成方法においては、現在、主に3つの方法が実施されており、その1つとして、航空機から撮影されたカメラ画像を用いて三次元データベースを生成する方法がある。
【0005】
航空機を用いた三次元データベース生成方法のうち、カメラ画像を用いて三次元データベースを生成する方法においては、航空機にカメラを搭載し、二次元画像をオーバーラップして撮影し、画像が重なる領域をステレオ処理することにより対象物の高さデータを得る。ここで、ステレオ処理においては、ステレオ眼鏡によって手動で高さを抽出したり、あるいは、既に登録されている三角点情報による位置合わせを利用したコンピュータエイドによって高さを抽出したりすることによって行う。
【0006】
しかしながら、カメラ画像を用いて三次元データベースを生成する方法においては、航空機の高度が2km〜3kmと低いため、写真周辺部の歪が大きく、写真周辺部に建物が存在する場合、建物の倒れこみが大きくなり、それにより、建物の蔭が写真上の多くを占めることになり、広範囲な地域を3D化するシステムとしては効率が悪い。例えば、写真周辺部に100mの建物が存在する場合、建物の裏約50mが蔭となってしまう。
【0007】
また、航空機を用いた三次元データベース生成方法のうち、合成開口レーダによる三次元データベース生成方法においては、航空機にステレオ合成開口レーダ(SAR)を搭載し、双方の観測データを干渉処理することにより観測対象の高さデータを得る。しかしながら、この合成開口レーダによる三次元データベース生成方法は、その処理が複雑であるため、実用化されていない。
【0008】
また、航空機を用いた三次元データベース生成方法のうち、レーザ高度計を用いて三次元データベースを生成する方法においては、航空機にレーザを搭載し、レーザから発射した光の反射時間差を計測することによって観測対象の高さデータを得る。
【0009】
このようなレーザ高度計を用いた三次元データベース生成方法においては、観測対象の高さデータを細かく精度良く収集することができるものの、収集した高さデータの集まりから一塊のオブジェクト(建物等)を抽出する技術がまだ確立されていないため、同時に観測した写真画像に基づいて手動にて建物の輪郭を指定し、高さデータ(DEM)をオブジェクト単位に纏める手法が採られている。また、この手法においては、高さデータに基づいてポリゴン化を行ったとしても、地表面や建物の屋上、側面等にテクスチャを貼り付ける場合に、同時観測した写真とDEMデータとの位置合わせを行うことになるが、同時観測した写真とDEMデータとは互いに別の機材で収集されているため、観測座標系が異なり、容易に位置合わせを行うことができない。
【0010】
次に、衛星を用いた三次元データベース生成方法について説明する。
【0011】
衛星を用いた三次元データベース生成方法においては、高度400km〜900kmという高高度に位置する衛星から地表面を撮影する。この衛星としてはGPS衛星を利用するため、地球観測衛星の軌道及び姿勢を高精度で決定することができ、それにより、位置精度の高い画像を得ることができる。また、高高度から地表面を撮影するため、広範囲でかつ周辺歪の少ない画像を得ることができる。
【0012】
次に、対象物を3D化することにより三次元データベースを生成する方法について説明する。
【0013】
上述した航空機や衛星を用いて三次元データベース生成方法は、広範囲な地表面に対する三次元データベースを生成する場合に主に用いられるが、類似技術を用いて小さな対象物を3D化することにより三次元データベースを生成する方法がある。
【0014】
小さな対象物を3D化する場合は、小さな対象物を回転台の上に置き、これを複数の角度から写真撮影することによりステレオ画像を得て、対象物を3D化する。また、例えば不動産等の大きな対象物を3D化する場合は、撮影場所を変えて複数の角度から対象物を写真撮影することによりステレオ画像を得て、対象物を3D化する。
【0015】
このように対象物を3D化することにより三次元データベースを生成する方法においては、対象物が小さなものであってこの対象物を回転台に置いて複数の角度から写真撮影する場合は、背景に暗幕等のような対象物を際立たせるものを置くことができ、また、対象物が大きなものである場合は、航空機や衛星の場合と比べて解像度が極端に高く、対象物と背景との分離がし易いため、対象物と物体との差異が明確になり、対象物の輪郭を容易に抽出することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の三次元データベース生成方法においては、以下に記載するような問題点がある。
【0017】
(1)航空機を用いた三次元データベース生成方法においては、一回の飛行で撮影できる範囲が極端に狭いため、何度も飛行する必要があり、所望のデータベースを作成するために必要となる航空写真等のデータを得るために多額な費用がかかってしまう。
【0018】
また、航空機が飛行可能な領域が国内に限定されているため、グローバルな三次元景観データベースを生成することが困難である。
【0019】
(2)衛星を用いた三次元データベース生成方法においては、航空機を用いた三次元データベース生成方法に比べて解像度に制限があり、また、天候の影響を受け易い。
【0020】
(3)対象物を3D化することにより三次元データベースを生成する方法においては、広範囲の領域を3D化することができず、また、対象物を撮影する場所を必ずしも確保することができるとは限らず、特に、大きな対象物については、対象物を複数の角度から写真撮影することが困難である。
【0021】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、多額な費用をかけずに広範囲な領域の三次元データベースを容易に生成することができる三次元データベース生成システムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
所定の高さを維持して地球の周囲を周回しながら対象領域をステレオ撮影する機能を具備する衛星と、該衛星にてステレオ撮影されたステレオペア画像を用いて三次元データベースを生成するデータ解析処理手段とを少なくとも有してなる三次元データベース生成システムにおいて、
前記データ解析処理手段は、
前記衛星にて撮影されたステレオペア画像に基づいて、画像内に含まれる対象物の高さとなる一次高度データを算出するステレオ処理手段と、
前記衛星にて撮影されたステレオペア画像から前記対象物の輪郭を抽出する輪郭抽出処理手段と、
予め決められた建物の高度情報が登録された高度情報データベースと、
前記輪郭抽出処理手段にて輪郭が抽出された対象物毎に前記一次高度データを平均化処理して該平均値を前記対象物の高度データとして定義し、前記高度データの絶対値を前記高度情報データベースに登録された高度情報を用いて補正することにより、前記ステレオ処理手段にて算出された一次高度データを補正し、高度データとして出力する補正処理手段と、
前記補正処理手段から出力された高度データを用いて、前記衛星にて撮影されたステレオペア画像のうち1枚の画像を正射影投影変換するオルソ変換処理手段と、
前記補正処理手段から出力された高度データと前記輪郭抽出処理手段にて抽出された前記対象物の輪郭とを用いて、前記対象物を三次元ポリゴン化するポリゴン化処理手段と、
前記ポリゴン化処理手段にて三次元ポリゴン化された対象物に前記オルソ変換処理手段にて正射影投影変換された画像を貼り付けるテクスチャ貼付処理手段とを有することを特徴とする。
【0024】
また、前記テクスチャ貼付処理手段は、前記衛星にて撮影されたステレオペア画像から前記対象物の側面の画像を抽出し、該画像を前記ポリゴン化処理手段にて三次元ポリゴン化された対象物の側面に貼付することを特徴とする。
【0028】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、所定の高さから対象領域をステレオ撮影する機能を有する衛星にて対象物がステレオ撮影され、このステレオ撮影されたステレオペア画像がデータ解析処理手段に入力されると、まず、ステレオ処理手段において、衛星にて撮影されたステレオペア画像に基づいて、画像内に含まれる対象物の高さとなる一次高度データが算出され、また、輪郭抽出処理手段において、衛星にて撮影されたステレオペア画像から対象物の輪郭が抽出される。ここで、ステレオ処理手段にて算出された一次高度データにおいては、特に、対象物と地表面との境に誤差が生じており、補正処理手段において、輪郭抽出処理手段にて抽出された対象物の輪郭と既知の高度情報とを用いて、ステレオ処理手段にて算出された一次高度データが補正され、それにより、一次高度データに含まれていた誤差が取り除かれる。次に、オルソ変換処理手段において、補正処理手段にて補正された高度データを用いて、衛星にて撮影されたステレオペア画像のうち1枚の画像が正射影投影変換され、また、ポリゴン化処理手段において、補正処理手段にて補正された高度データと輪郭抽出処理手段にて抽出された対象物の輪郭とを用いて、対象物が三次元ポリゴン化される。その後、テクスチャ貼付処理手段において、ポリゴン化処理手段にて三次元ポリゴン化された対象物にオルソ変換処理手段にて正射影投影変換された画像が貼り付けられ、テクスチャ付き三次元データが得られる。
【0029】
このように、衛星にてステレオ撮影されたステレオペア画像から対象物の高度データが算出されるとともに輪郭情報が抽出され、この高度データとステレオペア画像とが統合されることにより現実のテクスチャーを使用した建物等を含む三次元データベースが生成される。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
図1は、本発明の三次元データベース生成システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【0032】
本形態は図1に示すように、所定の高さを維持して地球の周囲を周回しながら地表面を撮影する人工衛星10と、人工衛星10にて撮影され、送られてくる衛星画像を受信する対衛星通信局20と、対衛星通信局20にて受信された衛星画像を用いて三次元データベースを生成するデータ解析処理部30とから構成されている。また、データ解析処理部30は、人工衛星10にて角度を変えて撮影された同一の領域の2枚のステレオペア衛星画像が対衛星通信局20を介して入力され、入力されたステレオペア衛星画像に基づいて、画像内に含まれる建物等の対象物の高さを含む一次高度データを算出するステレオ処理部31と、対衛星通信局20を介して入力された2枚のステレオペア衛星画像から建物等の対象物の輪郭を抽出する輪郭抽出処理部32と、予め決められた建物等の高度情報が登録された高度情報データベース33と、輪郭抽出処理部32にて抽出された建物等の輪郭と高度情報データベース33に格納された既知の高度情報とを用いて、ステレオ処理部31にて算出された一次高度データを補正し、高精度な高度データを出力する補正処理部34と、補正処理部34から出力された高度データを用いて、対衛星通信局20を介して入力された2枚のステレオペア衛星画像のうち1枚の衛星画像を正射影投影変換するオルソ変換処理部35と、補正処理部34から出力された高度データと輪郭抽出処理部32にて抽出された輪郭情報とを用いて建物等の対象物を三次元ポリゴン化するポリゴン化処理部36と、ポリゴン化処理部36にて三次元ポリゴン化された建物等の対象物にオルソ変換処理部35にて正射影投影変換された衛星画像をテクスチャとして貼り付け、テクスチャ付き三次元データとして出力するテクスチャ貼付処理部37とから構成されている。
【0033】
以下に、上記のように構成された三次元データ生成システムにおける三次元データ生成方法について説明する。
【0034】
図2は、図1に示した三次元データ生成システムにおける三次元データ生成方法を説明するためのフローチャートである。
【0035】
人工衛星10にて角度を変えて撮影された同一の領域の2枚のステレオペア衛星画像は、対衛星通信局20にて受信され、データ解析処理部30に入力される。なお、人工衛星10にて撮影されるステレオペア衛星画像は、1つの人工衛星10にて撮影時間を変えることにより地表面の所定の領域を角度を変えて撮影されたものや、2つの人工衛星10にて地表面の所定の領域を角度を変えて撮影されたものが考えられる。
【0036】
人工衛星10にて撮影されたステレオペア衛星画像がデータ解析処理部30に入力されると(ステップS1)、データ解析処理部30内のステレオ処理部31において、入力されたステレオペア衛星画像に基づいて、画像内に含まれる建物等の対象物の高さを含む一次高度データを算出する(ステップS2)。
【0037】
ここで、ステレオ処理部31における一次高度データの算出処理について詳細に説明する。
【0038】
まず、ステレオ処理部31においては、入力された2枚のステレオ衛星画像の幾何学的位置合わせ(レジストレーション)を行う。
【0039】
2枚のステレオ衛星画像が有する幾何学的歪は、人工衛星10の軌道や姿勢変動、及び観測機器構体の熱変形により生じ、画像の位置精度を劣化させる。この歪は、衛星画像プロバイダーによって補正処理されるが、その補正処理は、三次元データベースを生成するのに十分な精度を有しているとはいえない。
【0040】
そこで、位置合わせ精度をさらに向上させるために、入力された2枚のステレオ衛星画像のうち一方の衛星画像上において特徴的なポイントをRCP(参照点)として選択し、他方の衛星画像上においてこのRCPに対応するポイント(対応点)を探し出し、この両者の対応関係から所定の変換式を立てて座標変換を行い、位置合わせを行う。
【0041】
図3は、図1に示したステレオ処理部31における幾何学的位置合わせの処理を説明するための図である。
【0042】
図3に示すように、入力された2枚のステレオ衛星画像のうち一方の衛星画像上において特徴的なポイントをRCP(参照点)として選択し、他方の衛星画像上においてこのRCPに対応するポイント(対応点)を探し出し、この両者の幾何学的関係から下式における係数a,bを算出して下式に代入し、それにより、レジストレーション済画像を得る。
【0043】
u=a1xy+a2x+a3y+a4
v=b1xy+b2x+b3y+b4
次に、ステレオ処理部31においては、入力された2枚のステレオ衛星画像のうち一方の衛星画像の各ピクセル毎に他方の衛星画像において対応するピクセルを自動サーチし(マッチング処理)、画素1ピクセル毎に両画像の視差を算出し、この視差から各1ピクセル毎の高度となる一次高度データを算出する。
【0044】
図4は、図1に示したステレオ処理部31における一次高度データの算出処理を説明するための図である。
【0045】
図4に示すように、人工衛星10にて角度を変えて撮影された同一の領域の2枚のステレオペア衛星画像においては、同一の建物が異なる角度から撮影されているため、同一のピクセルにおいてもその形状にずれが生じている。このずれ量は、高さが高いほど大きくなるため、このずれ量に基づいて一次高度データを算出する。
【0046】
また、データ解析処理部30内の輪郭抽出処理部32において、データ解析処理部30に入力されたステレオペア衛星画像に含まれる建物等の対象物の輪郭を抽出する(ステップS3)。
【0047】
ここで、従来の一次高度データは、建物を含まない地表面高度データとして定義されていた。このため、衛星画像から建物を含む高度データを抽出しようとする場合、抽出された高度データの集まりの中で1つの建物をいかに識別するかが問題となっていた。
【0048】
本形態においては、ステレオ処理部31にてステレオ処理される衛星画像と同一の衛星画像から建物等の対象物の輪郭を抽出している。この方法には、手動抽出とコンピュータエイドを含む自動抽出とがあるが、従来のコンピュータによる自動輪郭抽出においては、一枚の衛星画像の中で微分法等によるエッジ抽出を行い、抽出された線分を結ぶ方法が採られていたが、建物が建て込んでいる地域では精度良く輪郭を抽出することが困難であるため、手動抽出が主に行われていた。本形態においては、ステレオ撮影された2枚のステレオ衛星画像を用いてステレオ輪郭抽出を行い、それにより、輪郭の抽出精度の向上を図っている。
【0049】
ステレオ処理部31にて算出された一次高度データは、補正処理部34に入力される。ここで、この補正処理部34に入力される一次高度データにおいては、ステレオ処理部31におけるマッチング処理時のマッチングエラー等による誤差が含まれている。この誤差は、特に、建物と地表面との境に多く発生する傾向がある。
【0050】
補正処理部34においては、まず、ステレオ処理部31にて算出された一次高度データを輪郭抽出処理部32にて抽出された建物の輪郭毎に平均化処理し、それにより、一次高度データの誤差を取り除いている。これは、輪郭抽出処理部32にて抽出された輪郭によって建物等の対象物が1つずつ認識され、その建物等の対象物1つずつにおける一次高度データを平均化し、その平均値をその建物等の対象物の高さと再定義することによって行う。なお、この際、建物の屋上においては、高さが均一でない場合が多く、これを一律に平均化した場合、対象としている建物自体の高さに誤差が生じてしまうため、建物の屋上の輪郭を複数に分割し、それぞれ平均化する。
【0051】
このように求められた高度データの精度は、輪郭抽出処理部32に入力された2枚のステレオ衛星画像の位置精度に左右されるが、高さ精度に影響する誤差要因は均一とみなし、その後、補正処理部34において、高度情報データベース33に予め登録された建物の高度情報を用いて、平均化処理された高度データの絶対値を補正し、それにより、高精度の高度データを得る(ステップS4)。ここで、高度情報データベース33には、予め決められた建物の高度情報が登録されており、その建物の高度情報を利用して対象物の高さを補正する。
【0052】
次に、ポリゴン化処理部36において、補正処理部34にて得られた高度データと、輪郭抽出処理部32にて抽出された輪郭情報とを用いて、対象物それぞれを三次元ポリゴン化(立方体化、ワイヤフレーム化)する(ステップS5)。この際、建物の屋上の形状においては、必ずしも平坦ではなく、円形または弧状のものが最近では多く存在するため、本形態においては、このような形状の建物についても三次元ポリゴン化する。
【0053】
この時点で三次元ポリゴン化は終了するが、この時点での三次元ポリゴン化されたデータは、単なる直方体の集合あるいはワイヤフレーム状態のものであり、地表面や建物の屋上等が全て単一色で構成されており、実世界を感じさせるテクスチャは含まれていない。この三次元ポリゴン化されたデータに衛星画像を重ねると実世界と同じ臨場感ある三次元データベースになるが、この三次元ポリゴン化されたデータは、対象領域が斜めから撮影されたステレオ画像をポリゴン化したものであるため、そのままでは重ねることができない。
【0054】
そこで、オルソ変換処理部35において、データ解析処理部30に入力されたステレオペア衛星画像のうち1枚の衛星画像を、補正処理部34にて得られた高度データを用いて、対象領域が真上から撮影された画像に投影変換する(ステップS6)。
【0055】
その後、テクスチャ貼付処理部37において、ポリゴン化処理部36にて三次元ポリゴン化されたデータにオルソ変換処理部35にて正射投影変換された画像を貼り付け、それにより、地表面と建物等の屋上に実世界のテクスチャを貼り付ける(ステップS7)。また、データ解析処理部30に入力された衛星画像を用いて、建物の側面のテクスチャーを抽出し、建物の側面にこのテクスチャーを貼り付ける。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、衛星にてステレオ撮影されたステレオペア画像から対象物の高度データが算出されるとともに輪郭情報が抽出され、この高度データとステレオペア画像とが統合されることにより現実のテクスチャーを使用した建物等を含む三次元データベースが生成される構成としたため、多額な費用をかけずに広範囲な領域の三次元データベースを容易に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三次元データベース生成システムの実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した三次元データ生成システムにおける三次元データ生成方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1に示したステレオ処理部における幾何学的位置合わせの処理を説明するための図である。
【図4】図1に示したステレオ処理部における一次高度データの算出処理を説明するための図である。
【符号の説明】
10 人工衛星
20 対衛星通信局
30 データ解析処理部
31 ステレオ処理部
32 輪郭抽出処理部
33 高度情報データベース
34 補正処理部
35 オルソ変換処理部
36 ポリゴン化処理部
37 テクスチャ貼付処理部
Claims (2)
- 所定の高さを維持して地球の周囲を周回しながら対象領域をステレオ撮影する機能を具備する衛星と、該衛星にてステレオ撮影されたステレオペア画像を用いて三次元データベースを生成するデータ解析処理手段とを少なくとも有してなる三次元データベース生成システムにおいて、
前記データ解析処理手段は、
前記衛星にて撮影されたステレオペア画像に基づいて、画像内に含まれる対象物の高さとなる一次高度データを算出するステレオ処理手段と、
前記衛星にて撮影されたステレオペア画像から前記対象物の輪郭を抽出する輪郭抽出処理手段と、
予め決められた建物の高度情報が登録された高度情報データベースと、
前記輪郭抽出処理手段にて輪郭が抽出された対象物毎に前記一次高度データを平均化処理して該平均値を前記対象物の高度データとして定義し、前記高度データの絶対値を前記高度情報データベースに登録された高度情報を用いて補正することにより、前記ステレオ処理手段にて算出された一次高度データを補正し、高度データとして出力する補正処理手段と、
前記補正処理手段から出力された高度データを用いて、前記衛星にて撮影されたステレオペア画像のうち1枚の画像を正射影投影変換するオルソ変換処理手段と、
前記補正処理手段から出力された高度データと前記輪郭抽出処理手段にて抽出された前記対象物の輪郭とを用いて、前記対象物を三次元ポリゴン化するポリゴン化処理手段と、
前記ポリゴン化処理手段にて三次元ポリゴン化された対象物に前記オルソ変換処理手段にて正射影投影変換された画像を貼り付けるテクスチャ貼付処理手段とを有することを特徴とする三次元データベース生成システム。 - 請求項1に記載の三次元データベース生成システムにおいて、
前記テクスチャ貼付処理手段は、前記衛星にて撮影されたステレオペア画像から前記対象物の側面の画像を抽出し、該画像を前記ポリゴン化処理手段にて三次元ポリゴン化された対象物の側面に貼付することを特徴とする三次元データベース生成システム。
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