JP3775998B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗用車や商用車等の車両において、助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの内部に備えられるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
前述のように、助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの内部に備えられるエアバッグ装置としては、インストルメントパネルの上部に開口を形成し、インストルメントパネルの開口を塞ぐカバー(エアバッグの展開用のリッド部を備えている)を用意して、カバーの裏面にエアバッグ装置を取り付けるように構成したものがある。
【0003】
これにより、エアバッグ装置を取り付ける場合には、インストルメントパネルの開口に上方からエアバッグ装置を挿入して、カバーをインストルメントパネルの開口に固定し、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を入れて、インストルメントパネルの内部に配置された固定部材に、エアバッグ装置を連結すると言うような作業を行う。
エアバッグ装置を取り外す場合には、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を入れて、インストルメントパネルの内部に配置された固定部材からエアバッグ装置を外し、カバーをインストルメントパネルの開口から外して、インストルメントパネルの開口から上方にエアバッグ装置を取り出すと言うような作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年では、従来の技術に記載のようなインストルメントパネルの開口及びカバーを廃止して、インストルメントパネルにリッド部を、開裂予定部(例えば線状の薄肉部や溝部、ミシン目状に所定間隔を置いて配置されたスリット等)により一体的に形成したものが現れてきている。
【0005】
このようにインストルメントパネルにリッド部が一体的に形成された車両において、インストルメントパネルの裏面にエアバッグ装置が取り付けられている場合、エアバッグ装置を取り外す際(例えば廃車時)には、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を入れて、インストルメントパネルの裏面へのエアバッグ装置の取付部分を外すと言うような作業を行う。又、インストルメントパネルの裏面へのエアバッグ装置の取付部分を外すことが不可能な場合には、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を入れて、エアバッグ装置を分解し、エアバッグ及びインフレータを取り出すと言うような作業を行う。
これにより、エアバッグ装置(エアバッグ及びインフレータ)を、インストルメントパネルの下部の開閉部から取り出すと言う作業を行う。
【0006】
本発明は、助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの内部に備えられるエアバッグ装置において、インストルメントパネルにリッド部が一体的に形成され、インストルメントパネルの裏面にエアバッグ装置が取り付けられる場合に、エアバッグ及びインフレータの取り出しが容易に行えるように構成することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
[I]
助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの下部に開閉部を備え、インストルメントパネルの上部にリッド部を、開裂予定部により一体的に形成した場合、請求項1の特徴によると、インストルメントパネルの上部の裏面に取り付けられる上側部材と、エアバッグ及びインフレータが取り付けられた下側部材とを備えて、ユニットが構成されている。
上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分において、上側部材及び下側部材のうちの一方に係合部を備え他方に係止部を備えて、係合部を係止部に係合可能及び係止部から抜き出し可能に構成し、係合部を係止部に係合させることにより、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分を連結可能に構成している。
上側部材及び下側部材における助手席側の部分に、連結部材により連結される連結部を備えて、連結部材により上側部材及び下側部材における助手席側の部分を連結可能に構成している。
【0008】
これにより、請求項1の特徴によると、インストルメントパネルの下部の開閉部の上方に、上側部材及び下側部材における助手席側の連結部(連結部材)が位置する状態となるので、インストルメントパネルの下部の開閉部を開けて、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を挿入し、連結部材を外す。
この場合、連結部(連結部材)が上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分ではなく、上側部材及び下側部材における助手席側の部分に備えられているので、連結部(連結部材)がインストルメントパネルの下部の開閉部に近い状態となっており、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を挿入した際に、工具による連結部材を外す作業が行い易い。
【0009】
請求項1の特徴によると、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分が、係合部及び係止部による係合によって連結され、係合部が係止部から抜き出し可能に構成されているので、前述のように連結部材を外した後に、上側部材に対して下側部材の位置を少し動かしてやれば、係合部及び係止部に工具を作用させなくても、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分の連結(係合部及び係止部の連結)を、容易に外すことができる。
これにより、上側部分から下側部分を外すことができて、下側部分をインストルメントパネルの下部の開閉部から取り出すことができるのであり、下側部材と一緒にエアバッグ及びインフレータを取り出すことができる。
【0010】
[II]
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの内部にエアバッグ装置を備える場合、インストルメントパネルの内部において、固定部材にエアバッグ装置を連結部材によって連結するように構成することが多くある。
【0011】
請求項2の特徴によると、インストルメントパネルの内部において下側部材の下側に配置された固定部材から、助手席側に取付部が延出され、下側部材から延出された取付部が固定部材の取付部に、連結部材によって連結可能に構成されている。請求項2の特徴のように、固定部材から取付部が助手席側に延出されていると、固定部材の取付部がインストルメントパネルの下部の開閉部に近い状態となっており、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を挿入した際に、下側部材及び固定部材の取付部の連結部材を工具によって外す作業が、容易に行えるようになる。
【0012】
[III]
請求項3の特徴によると、請求項1又は2の場合と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
請求項3の特徴によると、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分において、上下方向での上側部材の長さよりも、上下方向での下側部材の長さが短いものに設定されている。これにより、請求項3の特徴によると、下側部材を比較的小さなものに設定することが可能になるので、前項[I]に記載のように、上側部材に対して下側部材の位置を少し動かして、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分の連結(係合部及び係止部の連結)を外す作業や、下側部分をインストルメントパネルの下部の開閉部から取り出す作業が、容易に行えるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1,2,3,4は乗用車や商用車等において、助手席(図示せず)の前方に位置する樹脂製のインストルメントパネル1の付近を示しており、図2,3,4に示すように、横向きの3本の溝部2,3及び縦向きの2本の溝部4が、インストルメントパネル1の裏面に形成されて、溝部2,3,4により一対の前及び後リッド部5,6が、インストルメントパネル1の上部に前後方向に隣接して並ぶように一体的に形成されている。
【0014】
この場合、図1及び図2に示すように、前リッド部5がフロントガラス(図示せず)側に位置し、後リッド部6が助手席(図示せず)側に位置している。図1に示すように、インストルメントパネル1の下部において(前及び後リッド部5,6の下方)に開口部1bが形成され、開閉自在な蓋体22がインストルメントパネル1の開口部1bに備えられている。
【0015】
図3及び図4に示すように、薄い金属製の上側部材7が備えられている。四角の筒状の本体部8の上部に平板状のフランジ部9が備えられ、フランジ部9に開口9aが形成されている。本体部8の前壁部8aの下部に、フランジ状の係止部8c及び櫛状の係合部8dが備えられている。本体部8の後壁部8bの下部に、フランジ状の連結部8e及び櫛状の係合部8dが備えられており、連結部8eにナット10が溶接固定されている。この場合、図2及び図3に示すように、上側部材7において、本体部8の前壁部8aの上下方向での長さが長いものに設定され、本体部8の後壁部8bの上下方向での長さが短いものに設定されている。
【0016】
図3及び図4に示すように、1枚の金属製の薄い板材により、一対の飛散防止部材11,12が構成されている。基板13の上部から幅狭の接続部14が曲がりながら延出され、接続部14に支持板15が備えられており、支持板15に開口15aが形成されている。基板13の下部にフランジ状の係止部13aが備えられ、係止部13aに開口13bが形成されている。この場合、図2及び図3に示すように、飛散防止部材11の基板13の上下方向での長さが長いものに設定され、飛散防止部材12の基板13の上下方向での長さが短いものに設定されている。
【0017】
図2及び図3に示すように、薄い金属板が箱状に折り曲げられて、下側部材16が構成されている。下側部材16の前側部に断面が横J字状の係合部16aが備えられ、開口16bが形成されている。下側部材16の後壁部16cの上部にフランジ状の連結部16eが備えられ、連結部16eに開口16fが形成されている。下側部材16の下部に取付部17が備えられており、取付部17にナット18が溶接固定されている。
【0018】
この場合、図2及び図3に示すように、下側部材16の前側部の上下方向での長さが短いものに設定され、下側部材16の後壁部16cの上下方向での長さが長いものに設定されている。エアバッグ19及びインフレータ20がボルト21により、下側部材16に取り付けられている。インフレータ20は、上部の外周部に多数の噴射口20aを備え、内部に点火器(図示せず)、エンハンサー(図示せず)及びガス発生剤(図示せず)が充填されている。
【0019】
次に上側及び下側部材7,16、飛散防止部材11,12のインストルメントパネル1(前及び後リッド部5,6)の裏面への取り付けについて説明する。
図2に示すように、インストルメントパネル1の裏面における前及び後リッド部5,6の外周部、前及び後リッド部5の裏面に、凸部1a,5a,6aが一体的に形成されている。これにより、フランジ部9の開口9aがインストルメントパネル1の凸部1aに挿入され、インストルメントパネル1の凸部1aに熱によるカシメ加工が施されて、上側部材7がインストルメントパネル1の裏面に取り付けられている。この場合、前リッド部5側(フロントガラス側)に本体部8の前壁部8aが位置し、後リッド部6側(助手席側)に本体部8の後壁部8bが位置している。
【0020】
図3,5(イ),6(イ)に示すように、基板13の開口13bが本体部8の係合部8dに挿入されながら、支持板15の開口15aが前及び後リッド部5,6の凸部5a,6aに挿入され、前及び後リッド部5,6の凸部5a,6aに熱によるカシメ加工が施されて、飛散防止部材11,12が前及び後リッド5,6の裏面に取り付けられている。この場合、前リッド部5の裏面に飛散防止部材11が取り付けられ、後リッド部6の裏面に飛散防止部材12が取り付けられる。図5(イ)及び図6(イ)に示すように、本体部8の前及び後壁部8a,8bの下部において係合部8dの間の部分が、基板13の係止部13aの上面に略接するような状態となっている。
【0021】
図3,4,5(イ),6(イ)に示すように、下側部材16の開口16b,16fが本体部8のの係合部8dに挿入されながら、下側部材16の係合部16aが本体部8の係止部8cに係合させられ、下側部材16の連結部16eが本体部8の連結部8eに当て付けられており、ボルト23がナット10に下側から締め付けられている。この場合、図2に示すように、上側部材7において、本体部8の前壁部8aの上下方向での長さが長い状態となり、下側部材16の前側部の上下方向での長さが短い状態となっている。
【0022】
図1及び図2に示すように、右及び左のAピラー(図示せず)に亘って連結された横フレーム24が、インストルメントパネル1の内部において下側部材16の下側に位置しており、横フレーム24から取付部25が(助手席)側に延出されている。下側部材16の取付部17が横フレーム24の取付部25に乗せ付けられ、ボルト26がナット18に下側から締め付けられて、下側部材16の取付部17が横フレーム24の取付部25に連結されている。
【0023】
この場合、横フレーム24の取付部25に形成された開口(図示せず)が、ボルト23に対して少し大きめに設定されており、下側部材16の取付部17(ナット18)の位置と、横フレーム24の取付部25の開口の位置とが少しズレていても、これに関係なくボルト23を横フレーム24の取付部25の開口に挿入して、ナット18に締め付けることができるように構成されている。
【0024】
以上の構造により、車体に備えられた衝突センサー(図示せず)が衝突を検出すると、インフレータ20において点火器によりエンハンサーが着火され、エンハンサーの燃焼によりガス発生剤が燃焼し、ガス発生剤から発生したガスが噴射口20aから外周方向に放射状に噴射される。エアバッグ19の周辺部からエアバッグ19の中央部に向かってガスが流入し、上側及び下側部材7,16によって受け止められながらエアバッグ19が膨張して、エアバッグ19が前及び後リッド部5,6及び支持板15を押す。これにより図2に示すように、溝部2,3,4が破断し、溝部3をヒンジ部分として接続部14が曲がりながら前及び後リッド部5,6が開かれて、エアバッグ19の周辺部が先に展開し、エアバッグ19の中央部が遅れて展開する。
【0025】
図5(ロ)及び図6(ロ)に示すように、基板13の開口13bに上側部材7の係合部8dが挿入されているので、前述のように前及び後リッド部5,6が開かれるのに伴って、飛散防止部材11,12が引き上げられようとした際に、基板13の係止部13aが下側部材16の係合部16a及び連結部16eに沿って曲がりながら、基板13の開口13bが本体部8の係合部8dに対して移動する状態となり、飛散防止部材11,12が支障なく上方に移動して、前及び後リッド部5,6が開かれる状態が飛散防止部材11,12によって阻害されるようなことはない。
【0026】
インストルメントパネル1、前及び後リッド部5,6は樹脂製なので、エアバッグ19の膨張により溝部3が完全に破断して、前及び後リッド部5,6がインストルメントパネル1から引きちぎられるおそれがある。この場合、飛散防止部材11,12が金属製であり、飛散防止部材11,12の上方への移動が、本体部8の係合部8dにより止められるので、前及び後リッド部5,6が車内に飛散するようなことはない。
【0027】
次に、下側部材16の取り外しについて説明する。
図1及び図2に示すように、上側及び下側部材7,16、飛散防止部材11,12が、インストルメントパネル1(前及び後リッド部5,6)の裏面に取り付けられた状態において、下側部材16の下方にインストルメントパネル1の開口部1b(蓋体22)が位置している。この状態で蓋体22を開けて、インストルメントパネル1の開口部1bを通して下側から工具(図示せず)を挿入し、ボルト23,26を緩めて外す。この場合、下側から工具を挿入する際に、本体部8及び下側部材16の連結部8e,16e(ボルト23)、横フレーム24の取付部25(ボルト26)が、工具に対して正対するように少し斜め上向きに設定されている。
【0028】
前述のようにボルト23,26を外した後、下側部材16の係合部16aを本体部8の係止部8cから抜き出すように外すことによって、下側部材16(エアバッグ19及びインフレータ20)を上側部材7から取り外し、インストルメントパネル1の開口部1bから取り出すことができる。
【0029】
[発明の実施の別形態]
前述の[発明の実施の形態]において、横向きの溝部2(図3及び図4参照)を廃止し、縦向きの3本の溝部4、溝部4の上端及び下端の横向きの2本の溝部3をインストルメントパネル1の裏面に形成して、溝部3,4により一対の右及び左リッド部(図示せず)を左右に並ぶようにインストルメントパネル1に一体的に形成し、右及び左リッド部が左右に開くように構成してもよい。このように構成すると、右及び左リッド部の裏面に取り付けられる飛散防止部材11,12も左右に並ぶ状態となる。
【0030】
前述の[発明の実施の形態]及び[発明の実施の別形態]において、図3及び図4に示す前及び後リッド部5,6の右隣に、右側に開く右リッド部(図示せず)をインストルメントパネル1に一体的に形成し、前及び後リッド部5,6の左隣に、左側に開く左リッド部(図示せず)をインストルメントパネル1に一体的に形成してもよい。この場合、飛散防止部材(図示せず)を、右及び左リッド部の裏面に取り付けてもよい。
【0031】
前述の[発明の実施の形態]及び[発明の実施の別形態]において、本体部8の係止部8cを下側部材16の前側部に備え、下側部材16の係合部16aを本体部8の前壁部8aの下部に備えてもよい。ボルト23,26及びナット10,18に代えて、金属製や樹脂製の連結ピン(図示せず)を使用してもよい。溝部2,3,4に代えて、ミシン目状に所定間隔を置いて配置されたスリット等により、前及び後リッド部5,6(右及び左リッド部)をインストルメントパネル1に一体的に形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると、助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの下部に開閉部を備え、インストルメントパネルの上部にリッド部を開裂予定部により一体的に形成した場合、エアバッグ装置のユニットを上側及び下側部材に分離して、係合部及び係止部、連結部の配置に工夫を施すことにより、上側部分から下側部分(エアバッグ及びインフレータ)を容易に外し、インストルメントパネルの下部の開閉部から容易に取り出すことができるようになって、エアバッグ及びインフレータの取り外しの作業性を良いものにすることができた。
【0033】
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項2の特徴によると、インストルメントパネルの内部において、固定部材にエアバッグ装置を連結部材によって連結するように構成した場合、固定部材から助手席側に取付部を延出させることによって、インストルメントパネルの下部の開閉部から工具を挿入した際に、下側部材及び固定部材の取付部の連結部材を工具によって外す作業が容易に行えるようになって、エアバッグ及びインフレータの取り外しの作業性を良いものにすることができた。
【0034】
請求項3の特徴によると、請求項1又は2の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項3の特徴によると、下側部材を比較的小さなものに設定することが可能になり、上側部材及び下側部材における助手席とは反対側の部分の連結(係合部及び係止部の連結)を外す作業や、下側部分をインストルメントパネルの下部の開閉部から取り出す作業が容易に行えるようになって、エアバッグ及びインフレータの取り外しの作業性を良いものにすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネル、インストルメントパネルの開口部及び蓋体、エアバッグ装置、横フレームの付近の縦断側面図
【図2】前及び後リッド部、上側及び下側部材、横フレームの付近の縦断側面図
【図3】前及び後リッド部、飛散防止部材、上側及び下側部材の付近の分解斜視図
【図4】上側部材及び飛散防止部材の付近の平面図
【図5】上側及び下側部材における助手席側の部分の付近の縦断側面図
【図6】上側及び下側部材における助手席とは反対側の部分の付近の縦断側面図
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
1b,22 開閉部
2,3,4 開裂予定部
5,6 リッド部
7 上側部材
8e,16e 連結部
8c 係止部
16 下側部材
16a 係合部
17,25 取付部
19 エアバッグ
20 インフレータ
23,26 連結部材
24 固定部材
Claims (3)
- 助手席の前方に配置されたインストルメントパネルの下部に開閉部を備え、前記インストルメントパネルの上部にリッド部を開裂予定部により一体的に形成して、
前記インストルメントパネルの上部の裏面に取り付けられる上側部材と、エアバッグ及びインフレータが取り付けられた下側部材とを備えて、ユニットを構成すると共に、
前記上側部材及び下側部材における前記助手席とは反対側の部分において、前記上側部材及び下側部材のうちの一方に係合部を備え他方に係止部を備えて、前記係合部を係止部に係合可能及び係止部から抜き出し可能に構成し、前記係合部を前記係止部に係合させることにより、前記上側部材及び下側部材における前記助手席とは反対側の部分を連結可能に構成し、
前記上側部材及び下側部材における前記助手席側の部分に、連結部材により連結される連結部を備えて、前記連結部材により前記上側部材及び下側部材における前記助手席側の部分を連結可能に構成してあるエアバッグ装置。 - 前記インストルメントパネルの内部において前記下側部材の下側に配置された固定部材から、前記助手席側に取付部を延出し、
前記下側部材から延出された取付部を前記固定部材の取付部に、連結部材によって連結可能に構成してある請求項1に記載のエアバッグ装置。 - 前記上側部材及び下側部材における前記助手席とは反対側の部分において、上下方向での前記上側部材の長さよりも、上下方向での前記下側部材の長さを短いものに設定してある請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
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