JP3774966B2 - Rice transplanter - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運搬時や格納時に機体の左右幅を縮小させされる田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
10条植え等の多条植え田植機は、苗植付部の左右幅が広いので、植付作業状態のままでは、小型トラックに積載不可能であると共に、格納にスペースを取り過ぎる。そこで、苗載台の左右外端部を上側内向きに反転させて折りたたむと共に、左右外側部に位置する苗植付装置や整地用フロートを上側に回動させることにより、運搬時や格納時に機体の左右幅を縮小させられるようにしたものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記田植機は、左右中央部に位置するフロートを支持するフロート支持軸の中央部と左右外側部に位置するフロートを支持するフロート支持軸の外側部とが、ユニバーサルジョイント等の連結部材を介して、軸回りに一体回動かつ互いに折り曲げ可能に連結されている。そして、機体の左右幅縮小時には、フロート支持軸の外側部を上側に折り曲げ、左右外側部に位置するフロートを上側に回動させるようにしている。この構造であると、連結部材のガタが原因して苗植付作業時における左右外側部に位置するフロートの高さが不安定となり、苗の植付深さが一定しないという問題があった。特に、植付深さが浅くなると、苗が浮き苗となって泥面に活着しないといった重大な事態となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明にかかる田植機は、左右方向に設けた回動自在なフロート支持軸に各苗植付条を整地する複数のフロートが支持されている田植機において、当該フロート支持軸(171)を、左右中央部に位置するフロートを支持する中央部(171a)と左右外側部に位置するフロートを支持する外側部(171b)とを連結部材(192)で連結した構成とし、当該フロート支持軸(171)を植付伝動ケース(62)の下側に回動自在に支持して、該フロート支持軸(171)と一体で回動するフロート支持アーム(172)の後端部に各フロートを支持することにより、フロート支持軸(171)の回動により各フロートの上下位置が変わるように構成し、さらに、内側パイプ(64a)と外側パイプ(64b)とで構成される連結パイプ(64)の内端部を内側の植付伝動ケース(62)の前部外面に固着し、該連結パイプ(64)の外端部に外側の植付伝動ケース(62)の前部内面を固着し、各植付伝動ケース(62)の後部に支承されている植付駆動軸(65)に苗植付装置(160)を設け、前記外側パイプ(64b)が内側パイプ(64a)に対して回動支点軸(182)により回動することにより機体の左右幅を縮小可能とするとともに、植付伝動ケース(62−1,62−5)に固着のプレート(195)に上端が係止された弾性体(196)により、フロート(170S)を上向きに付勢したことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面に表されている本発明の実施の一形態について説明する。
この田植機1は、乗用走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して10条植えの苗植付部4を昇降可能に装着すると共に、乗用走行車体2の後部に施肥装置5を装着し、全体で10条植え乗用施肥田植機として構成されている。
【0006】
走行車体2は四輪駆動車両であって、機体の前部に配したミッションケース10の左右側方に前輪ファイナルケース13,13が設けられ、その前輪ファイナルケースから外向きに突出する前輪車軸に前輪14,14が取り付けられている。ミッションケース10の背面部にはメインフレーム15の前端部が固着されていて、そのメインフレームの後端部に左右の後輪ギヤケース19,19がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケースから外向きに突出する後輪車軸20a,20aに主後輪20,20が取り付けられている。更に、後輪車軸20a,20aには外側に補助後輪車軸21a,21a,22a,22aが接続されており、それに補助後輪21,21,22,22がそれぞれ取り付けられている。補助後輪車軸21a,21a,22a,22aは、補助後輪21,21,22,22を内側にスライドさせられるように構成されている。
【0007】
メインフレーム15の上にエンジン25が搭載され、該エンジンの上側、前側及び左右両側を覆うエンジンカバー30の上に座席31が設置されている。また、機体前部の中央上側はフロントカバー32で覆われていて、その上方に前輪14,14を操向するハンドル33が設けられている。
【0008】
エンジンカバー30及びフロントカバー32の左右両側とエンジンカバー30の後側は、操縦者の通路となるメインステップ40になっている。メインステップのエンジンカバー後側部分は、主後輪20,20と干渉しないように高くなっている。また、メインステップ40の左右両側には、メインステップ40とほぼ同レベルで拡張ステップ41,41が設けられている。拡張ステップ41,41の後部も、主後輪20,20及び補助後輪21,21,22,22と干渉しないように高くなっている。拡張ステップ41,41は、機体のフレームから側方に突出させて設けた前ステップフレーム42,42と後ステップフレーム43,43の上に支持されている。更に、拡張ステップ41,41の外端下側には機体左右側から拡張ステップに乗り降りするときに使用する側部足掛け44,44が、前ステップフレーム42,42には機体前側から拡張ステップに乗り降りするときに使用する前部足掛け45,45がそれぞれ取り付けられている。なお、拡張ステップ41,41の外側部分41a,41aは取り外し可能になっている。
【0009】
機体の左右側方には、線引きマーカ47,47が起立・転倒切替可能に設けられている。次行程で機体が通る側の線引きマーカ47が転倒し、次行程における機体の左右中心位置を表土面に線引きする。この線引きマーカ47は前記前ステップフレーム42の先端部に水平面内で回動自在に設けられている支持部材48に支持されている。
【0010】
昇降リンク装置3は、メインフレーム15の後端部に固定して設けたリンクベース50に回動自在に取り付けられている上リンク51及び下リンク52,52を備え、これら上下リンクの後端部に縦リンク53が連結されている。そして、縦リンク53の下端部から後方に突出する軸受部に苗植付部側に固着した連結軸54が回転自在に挿入連結され、苗植付部4が連結軸54を中心にしてローリング自在に装着される。基部側がメインフレーム15に固着した支持部材に枢支され、ピストンロッド側が上リンク51の基部に一体に設けたスイングアーム57の下端部に連結されている油圧シリンダ56を伸縮させると、昇降リンク装置3が昇降作動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。油圧シリンダ56は走行車体2に設けた油圧バルブ58によって切替制御される。
【0011】
苗植付部4は10条植えの構成で、フレームを兼ねる伝動ケース60、苗を載せておく苗載台80、該苗載台上の苗を圃場に植え付ける植付条数分の苗植付装置160,…、苗植付けに先行して泥面を整地するフロート170,…等を備えている。
【0012】
伝動ケース60は、左右中央部に位置する苗載台駆動ケース61の背面に植付伝動ケース62−3の前端部を固着し、また苗載台駆動ケース61の左右側面に第一連結パイプ63,63の内端部を固着し、その第一連結パイプ63,63の外端部に植付伝動ケース62−2,62−4の前部内面を固着し、その植付伝動ケース62−2,62−4の前部外面に第二連結パイプ64,64の内端部を固着し、その第二連結パイプ64,64の外端部に植付伝動ケース62−1,62−5の前部内面を固着している。伝動ケース60の上側に苗載台80が支持されていると共に、各植付伝動ケース62−1〜62−5の後部に支承されている植付駆動軸65,…の左右突出部に苗植付装置160−1〜160−10が取り付けられている。
【0013】
走行車体2のミッションケース10より伝動される苗植付部駆動用動力が、伝動ケース60の入力部に伝動される。その動力が、苗載台駆動ケース61の下部を貫通して各植付伝動ケース62−1〜62−5の前部と第一及び第二連結パイプ63,63,64,64の内部に支承されている植付主軸70に伝えられ、更に、条別植付クラッチ71,…によって植付主軸70と伝動入・切可能なチエン72,…を介して植付駆動軸65,…へ伝動される。条別植付クラッチ71,…は個別に入・切操作するようになっているので、植付条PL1〜PL10を2条づつの単位で植付け・非植付けを切り替えられる。また、植付主軸70の回転は苗載台駆動ケース61内の苗載台駆動機構に伝動される。苗載台駆動ケース61上部の左右両側面部からは、一定方向に回転する苗縦送り駆動軸73と、左右往復動する苗載台左右移動用の横移動棒74とが左右側方に突出している。
【0014】
苗載台80は、前側が上位となるよう傾斜して設けられており、その上面が仕切壁81,…によって植付条数分に分割された苗載面となっている。苗載台80は苗載面の裏側で左右動自在に支持されている。その支持構造は、苗載面の裏面側下部に左右方向に設けた横枠82に係合摺接部材84,…を固着し、該係合摺接部材を植付伝動ケース62,…の上に設けた左右に長い支持レール83に左右に摺動自在に係合させていると共に、植付伝動ケース62−2,62−4に基部が支持された苗載台支持フレーム85に取り付けたローラ86,…を苗載面の裏面上部に固着した左右方向の断面コ字状の上部レール87に係合させている。前記横移動棒74の両端部は連結部材74a,74aを介して横枠82に固着の取付部材88,88に連結されており、横移動棒74が左右往復動することにより苗載台80も支持レール83に沿って左右往復動するようにしている。なお、各苗載面の上端部には、延長苗載せ部89,…が苗載面側へ回動可能に取り付けられている。
【0015】
前記支持レール83は、係合摺接部材84,…が係合する断面長方形の部位83aと、苗載面上にある苗の下端面を受け止める断面L字状の部位83bとを一体成形したものであり、各苗載面に対応させて10箇所にコ字状に切り欠かれた苗分割口90,…が形成されている。苗載台80が左右往復動することにより、苗載面の下端部に位置する苗が1株分づつこの苗分割口90,…に順次供給される。苗載台80の苗を分離する際に、苗植付装置の後記植付具162がこの苗分割口90を通過する。なお、苗分割口90の縁部左右側にゴム製の苗分割案内具91,91が取り付けられていると共に、苗分割口90の縁部前側に植付具162の先端軌跡に沿う形状に形成された金属線材製のガイド部材92が取り付けられている。
【0016】
苗載台80の下部にはベルト式の苗縦送り装置94,…が各条ごとに設けられており、苗載面の下端部に位置する横1列分の苗が全て移植されると、苗載面上の苗を下方に移送するようになっている。この苗縦送り装置94は、外周部に小突起が形成された無端の苗送りベルト95を駆動ローラ96と従動ローラ97に張架させている。駆動ローラ96が取り付けられているローラ駆動軸96aには駆動アーム98がラチェット機構99を介して取り付けられている。また、前記苗縦送り駆動軸73には苗縦送り駆動アーム100,…が一体に取り付けられており、該苗縦送り駆動アームの先端部にローラ101,…が支持されている。苗載台80が左右行程の端部に到達すると、駆動アーム98がローラ101に接当し、ローラ駆動軸96aが所定角度回転させられ、これによって苗送りベルト95が所定量だけ作動するようになっている。ローラ101が駆動アーム98から離れると、スプリング103の張力によって駆動アーム98が駆動前の姿勢に戻る。従動ローラ97の回転軸97aは、スプリング104によって苗送りベルト95を張る方向に引っ張られている。また、前記条別植付クラッチ71を操作する操作具71aとワイヤ106を介して連動する作動停止部材107が設けられており、条別植付クラッチ71が「切」に操作されると、この作動停止部材107が従動ローラ97に係合して苗送りベルト95が送り作動しないようになる。
【0017】
また、各苗載面の下部には、苗が浮き上がるのを防止するための苗押え具110が設けられている。この苗押え具110は、両側の仕切壁81,81に突設した支柱111,111に取り付けた支持部材111a,111aに支持されており、図11において実線で示す苗押え作用状態と同図において鎖線で示す苗押え非作用状態を選択できるようになっている。その構造は、支持部材111a,111aに横棒112が回動自在に支持され、該横棒112に主苗押え棒113,113が苗縦送り方向に軸心が向くよう固着され、更に該主苗押え棒の下端部が横棒115で連結されている。また、主苗押え棒113,…の間に短い補助苗押え棒116が並行して設けられ、その下端部が下側の横棒115に固着されている。下側の横棒115の左右両端部115a,115aは、苗載面の下端方向に屈曲しており、仕切壁81,81の下端側上面に固着された係止部材118,118に設けた係合孔118a,118aに係合させられるようになっている。横棒115の左右両端部115a,115aを係合孔118a,118aに係合させれば、苗押え具110が苗押え作用状態に固定され、上記係合を外して苗押え具110を上側の横棒112回りに上方へ回動させれば、苗押え具110が苗押え非作用状態になる。
【0018】
更に、各苗載面の下端部には、最下段に位置する苗の葉を受けて葉が下方に垂れ下がらないように持ち上げておく抵抗棒119,…も水平に設けられている。
【0019】
苗植付装置160は、前記植付駆動軸65に連結された回転ケース161と、該回転ケースの両端側部に取り付けられた一対の植付具162,162とからなる。回転ケース161内の伝動機構により植付具162,162が回転ケース161の回転方向と逆方向に回転し、植付具に固定したフォーク状の苗分離具の先端が上下に変形楕円状の閉軌跡を描くよう作動する。これにより、植付具162,…の苗分離具が、苗載台80の苗分割口90,…に供給された苗を分離して保持し、それを圃場面に植え付ける。
【0020】
フロートとしては、外側から4番目と5番目の苗植付条PL4,PL5(或はPL7,PL6)を整地するセンターフロート170C,170Cと、外側から3番目の苗植付条PL3(或はPL8)を整地するミッドフロート170M,170Mと、外側から1番目と2番目の苗植付条PL1,PL2(或はPL9,PL10)を整地するサイドフロート170S,170Sとを備えている。植付伝動ケース62,…の下側に回動自在に左右横向きに支持されているフロート支持軸171にフロート支持アーム172,…が一体に設けられ、そのフロート支持アーム172,…の後端部に左右方向の枢支軸173,…によって各フロート170,…が回動自在に支持されている。図示しない植付深さ調節レバーを操作してフロート支持軸171を回動させることにより、各フロート170,…の上下位置が変わり、苗の植付深さが調節される。
【0021】
左右一対のセンターフロート170C,170Cは一体に上下揺動するように連結板175にて連結されており、両フロートの水平面に対する角度(フロート向い角)が対地高さ検出機構176を介してフロート向い角センサ177に検出される。そして、その検出結果に基づいて前記油圧バルブ58が駆動される。例えば、表土面が高くなっているところでは、センターフロート170C,170Cの前部が押し上げられ、フロート向い角が小さく検出される。すると、油圧シリンダ56を突出作動させるように油圧バルブ58に出力指令を出し、苗植付部4を上昇させる。また、表土面が低くなっているところでは、センターフロート170C,170Cの前部が下がるので、向い角が大きく検出される。すると、油圧シリンダ56を収縮作動させるように油圧バルブ58に出力指令を出し、苗植付部4を下降させる。このように、圃場表土面の高低に応じて苗植付部4の対地高さを制御することにより、苗の植付深さを一定に維持する。
【0022】
更に、この田植機1の苗植付部4は、運搬時や格納時に機体の左右幅を縮小させるための構成が各所に施されている。まず、苗載台80の折りたたみ部の構成について説明する。
【0023】
外側から2番目の条と3番目の条を仕切る仕切壁81−3は、内側の部位81aと外側の部位81bとに分割されており、内側の部位81aは中央部分80−3〜8に一体形成され、外側の部位81bは外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)に一体形成されている。また、この仕切壁81−3は他の仕切壁よりも苗載面に対して高く形成されている。そして、両部位81a,81bの上端部に形成した筒状部120a,120b,…に1本の回動軸121を挿通して設け、この回転軸121を中心として外側2条部分80−1・2,80−9・10を内側に反転させ、当該部分をその内側条部分80−3・4,80−7・8の上に重ね合せた状態に折りたたむようにしている。外側から4番目と5番目の仕切壁81−4,81−5に設けた支柱111,…の頂部には凹状の支柱受け122,…が固着されており、折りたたみ状態では外側2条部分の仕切壁81−1,81−2に設けた支柱111,…の頂部がこの支柱受け122,…に係合するようになっている。
【0024】
なお、前記筒状部の配置に関し、筒状部120a,120bは上下3組に分けて配置され、上から120b,120a,120b,120a,120a,120bの順に並んでいる。また、上2組の筒状部120a,120b間には隙間がないが、最下部の筒状部120a,120bには隙間Sが設けられている。これは次の理由による。すなわち、支持レール83のL状部位83bは側面視で鋭角になっているので、苗載台の外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)をそのままの位置では反転させることができず、L状部位83aとの干渉を避けるために苗載台の傾斜に沿って隙間S分だけ押し上げた状態で外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)を反転させるためである。
【0025】
図16における82は前記横枠で、この横枠は苗載台80の中央部分80−3〜8と外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)の境界部近傍で中央部分側82aと外側2条部分側82b,82bに分離している。そして、中央部分側82aの左右両端部に前記取付部材88,88が固着されていると共に、外側2条部分側82b,82bの内端部に取付部材88,88に対向させて固定部材124,124が固着されている。固定部材124には左右に貫通する丸孔125が穿設され、また取付部材88には前記丸孔125の延長線上にねじ孔126が穿設されている。先端部にねじが切られた固定棒127を外側から固定部材124の丸孔125に挿入し、その先端ねじ部を取付部材88のねじ孔126に螺合させることにより、外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)を中央部分80−3〜8に固定する。なお、固定棒127の適所に小径部127aが形成されており、外側2条部分を折りたたむに際して固定棒127をねじ孔126から引き抜くと、この小径部127aにノックピン128の先端が係合するため、固定棒127がそれ以上抜けないようになっている。小径部127aの外側の壁面はテーパ状になっているので、固定棒127を押し込むことはできる。図中の129はノックピン128を固定棒側に付勢するスプリングである。
【0026】
図17における131は苗載台の裏面上部に設けた横パイプで、この横パイプも苗載台の中央部分80−3〜8と外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)の境界部近傍で中央部分側131aと外側2条部分側131bに分離している。そして、中央部分側131aの中空部内端側に雄ねじ部材132が嵌装されている。先端部にねじ孔133が形成された固定棒134を外側から横パイプ131内に挿入し、そのねじ孔133を雄ねじ部材132に螺合させることにより、外側2条部分80−1・2(或は80−9・10)を中央部分80−3〜8に固定する。この固定棒134の抜落ち防止機構は、前記固定棒127のそれと同様で、スプリング136で付勢されたノックピン137を固定棒134の小径部134aに係合させるようになっている。
【0027】
苗載台の外側2条部分を展開した場合、外側2条部分の苗縦送り装置94と中央部分の苗縦送り装置94が伝動連結されるように構成されている(図13参照)。すなわち、中央部分の苗縦送り装置94−3のローラ駆動軸96a−3は、その内端部に駆動アーム98がラチェット機構99を介して取り付けられ、外端部にクラッチ爪を備えた駆動クラッチ体140が一体に取り付けられている。この駆動クラッチ体140には、外側2条部分のローラ駆動軸96a−1・2に取り付けた従動クラッチ体141が咬み合うようになっている。従動クラッチ体141は、ローラ駆動軸96a−1・2に一体回転するように嵌合し、かつ軸心方向に摺動可能で、スプリング142によって軸端側に付勢されている。したがって、両クラッチ体140,141を連結する際に、双方のクラッチ爪同士が突き合っても、従動クラッチ体141が逃げることができるので、両クラッチ体140,141の位相が合っていなくても無理なく連結することができ、且つ迅速に咬み合い状態になる。
【0028】
苗載台支持フレーム85は、植付伝動ケース62−2,62−4に基部が固着された縦フレーム85a,85aの上部に横フレーム85bを水平に設け、該横フレームの左右端部に回動フレーム85c,85cを回動自在に設けた構成で、縦フレーム85a,85aの上端部に苗載台の中央部分80−3〜8を支持するローラ86,86が取り付けられていると共に、回動フレーム85c,85cの先端部に苗載台の外側2条部分80−1・2,80−9・10を支持するローラ86,86が取り付けられている。
【0029】
苗載台の外側2条部分を支持するローラ86は、そのローラ軸86aが回動フレーム85cのローラ軸孔85c′に軸方向に摺動自在に嵌合しており、ローラ軸86aに遊嵌するスプリング86bにて回動フレーム85cから離れる方向に付勢されローラ軸86aに挿通した割りピン86cによって抜止めされている。ローラ軸86aの端部には、指掛け86dが固着されている。この指掛け86dに指を掛けてローラ軸86aを下方に引き下げると、ローラ86が上部レール87のコ字状凹部から外れる。
【0030】
横フレーム85bと回動フレーム85cの連結部は、横フレーム85b側の軸85dに回動フレーム85c側の筒部85eが回動自在かつ軸方向に摺動自在に嵌合している。筒部85eには波状のカム85fが一体に形成されており、軸85dに直交させて挿通したピン85gがこのカム85fに接当するようにスプリング85hによって筒部85eが上向きに付勢されている。常時は、カム85fの凹部にピン85gが係合し、回動フレーム85cが左右側方を向く状態で安定するようになっている。その安定状態よりも回動フレーム85cが苗載台側に回動しないようにするストッパ85iがカム85fに固着されている。
【0031】
更に、前記外側2条部分の苗送りベルト作動停止用ワイヤ106の中間部が、回動フレーム85cの適所に固定されている。このため、苗載台の外側2条部分を支持するローラ86が上部レール87のコ字状凹部から外れた状態で苗載台の外側2条部分を折りたたむと、ワイヤ106に引かれて回動フレーム85cが後方に回動する。この時、ピン85gが波状のカム85fに沿って摺動するため、回動フレーム85cの回動は滑らかに行われる。このように苗載台の折りたたみ動作に連動して回動フレーム85cを後方に回動させることにより、機体左右幅縮小時の工程を少なくてすむ。
【0032】
また、支持レール83は、中央の6条分の苗分割口を有する固定部分83Aと、外側2条分づつの苗分割口をそれぞれ有する取外し部分83B,83Bとに分離されており、両部分83A,83Bは固定部分側のピン穴150に取外し部分側の接続ピン151を挿入させて接続され、更に固定部分側のストッパピン152に取外し部分側のフック153を引っ掛け、該フックをレバー154で外向きに引っ張っておくことにより両部分83A,83Bを密着させている。レバー154を内側に回動させると、ストッパピン152とフック153の係合が外れると共に、フック153の頭部が固定部分のプレート155を内向きに押すことにより、その反作用で取外し部分83Bが外側に押し出される。このため、ピン穴150から接続ピン151が少し抜けた状態となり、以後の取外し作業が容易である。
【0033】
次に、伝動ケース60の折曲げ部の構成について説明する。
第二連結パイプ64は、植付伝動ケース62−2(或は62−4)側の内側パイプ64aと植付伝動ケース62−1(或は72−5)側の外側パイプ64bとからなり、内側パイプ64aの外端部に設けた内側メタル180と外側パイプ64bの内端部に設けた外側メタル181とがパイプの上方に設けた前後方向の回動支点軸182により回動自在に枢着されている。
【0034】
第二連結パイプ64が伸ばされた状態では、内側パイプ64aに基部が回動自在に支持されている固定用ハンドル183と外側メタル181に固着の板ばねプレート184とが係合し、板ばねプレート184がハンドル183を外方に押すことにより、内外両パイプ64a,64bの合わせ面が互いに押し付け合い、振動等によって両パイプ間にガタつきが生じないように固定している。この時、ハンドル183の上端部にロックピン186の環状指掛け部186aが係合し、ハンドル183が回動しないように拘束している。ロックピン186は外側メタル181に軸心回りに回動自在かつ軸心方向に摺動自在に設けられているが、トルクスプリング187で下向きに付勢されているロックアーム188がロックピン186に固着の円板189の外周部に形成されている係合溝189aに係合することにより、ハンドル183の上端部と指掛け部186aとが係合する指掛け部186aが略水平となる位置でロックピン186が回り止めされている。
【0035】
上記状態から、ロックアーム188を円板187の係合溝187aから外し、更にロックピン186を約90度回動させて指掛け部186aとハンドル183の係合を解除させ、ハンドル183を下側に回動させると、第二連結パイプ64の固定が解除される。その状態で、内側パイプ64aに対し外側パイプ64bを上側に90度折り曲げると、ロックピン186の先端部が内側メタル180に固着のロックプレート190に形成されているロックピン穴190aに嵌り込み、その姿勢で第二連結パイプ64が固定される。
【0036】
植付主軸70は、第二連結パイプ64の折曲げ部の位置で中央軸部70aと外側部70bに分かれており、第二連結パイプ64を伸ばした状態では爪クラッチ70cにて両軸部70a,70bが連結され、第二連結パイプ64を折り曲げると、爪クラッチ70cが外れて外側部70bは外側パイプ64bと共に回動するようになっている。
【0037】
第二連結パイプ64の外側パイプ64bを上側に約90度折り曲げると、図4において鎖線で示す如く、最外側の植付伝動ケース62−1(或は62−5)とそれに取り付けられている外側2条の苗植付装置160−1,160−2(或は160−9,160−10)及びサイドフロート170Sが位置へ上方に回動し、この部分の左右幅が縮小される。
【0038】
フロート支持軸171は、回動支点軸182の近傍位置に設けた2つのユニバーサルジョイント192,192によって、センターフロート170C及びミッドフロート170Mを支持するフロート支持軸の中央部171aと、サイドフロート170Sを支持するフロート支持軸の外側部171bとが折り曲げ可能に連結されている。2つのユニバーサルジョイント192,192の間の部分がスプリング193にて前記ロックプレート190に吊られており、第二連結パイプ64を折り曲げる時に両ユニバーサルジョイント192,192が共に適正な屈曲角度となるようにしている。
【0039】
また、サイドフロート170Sの枢支軸173は、図10に示す如く、植付伝動ケース62−1(或は62ー5)に固着のプレート195に上端が係止された引張りスプリング(弾性体)196によって上向きに付勢されている。このため、フロート支持軸171の中央部171aと外側部171bを折り曲げ可能に連結する連結部材であるユニバーサルジョイント192,192のガタが防止され、苗植付作業時におけるサイドフロート170Sの上下位置が安定している。また、サイドフロート170Sを上向きに付勢することにより、何らかの事情でユニバーサルジョイント192,192のガタが生じた場合でも、フロートが上動する側にフロート高さが変位するため、苗の植付深さが浅くなることはなく、浅植えによる浮き苗の発生を防止している。更に、前記スプリング196はサイドフロート170Sが機体に対し下位にある時ほど張力が強く、上位にある時ほど張力が弱いものであるから、伝動ケース60を折り曲げる時のスプリング196の張力は比較的小さく(運搬時にはフロートを最上位に位置させる)、スプリング196の張力に起因する抵抗等が小さく、折り曲げ操作が容易である。なお、引張りスプリング196以外の他の弾性体を用いて連結部材192のガタを防止する構成としてもよい。
【0040】
施肥装置5は、肥料を貯蔵する肥料ホッパ200,…と、該肥料ホッパ内の肥料を順次下方に繰り出す繰出器201,…と、圃場の苗植付用溝に臨んで設けられた施肥ガイド202,…と、前記繰出器201,…と前記施肥ガイド202,…とを結ぶフレキシブルな施肥ホース203,…とを備え、ブロア204によって各施肥ホース203,…内に吹き込まれる圧風の作用で繰出器201,…から繰り出される肥料を施肥ガイド202,…へ搬送し、作溝具205,…によって表土面に形成される施肥用の溝に落し込むようになっている。肥料ホッパは中央6条分の肥料を貯蔵する中央肥料ホッパ200Aと外側2条分の肥料を貯蔵する左・右肥料ホッパ200B,200Bとを備え、左・右肥料ホッパ200B,200Bは前側に回動させられるようになっている。
【0041】
この田植機1は以上の構成で、運搬時や格納時には次のようにして機体の左右幅を縮小する(図19、図20)。
(1)左・右肥料ホッパ200B,200Bを前側に回動させる。
(2)拡張ステップ41,41の外側部分41a,41aを側部足掛け44,44と共に取り外す。
(3)線引きマーカ47,47を後方に回動させる。
(4)補助車輪21,21,22,22を内側にスライドさせる。
(5)苗載台80の外側2条部分80−1・2,80−9・10を上側に反転する。これに伴って、苗載台支持フレーム85の回動フレーム85c,85cが後方に回動させられる。
(6)支持レール83の取外し部分83B,83Bを取り外す。
(7)伝動ケース60の第二連結パイプ64を中間部で上側に約90度折り曲げ、最外側の植付伝動ケース62−1,62−5とそれに取り付けられている外側2条の苗植付装置160−1,160−2,160−9,160−10及びサイドフロート170S,170Sを上方へ回動させる。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明から明らかなように、本発明にかかる田植機は、左右中央部に位置するフロートを支持するフロート支持軸の中央部と左右外側部に位置するフロートを支持するフロート支持軸の外側部とを連結する連結部材のガタを防止し、左右外側部に位置するフロートの取付高さが安定しているため、苗の植付深さが常に一定に維持できるようになった。特に、フロートが弾性体によって上向きに付勢されているので、連結部材にガタが生じたとしも、フロート(170S)が上動する側に変位するため、苗の植付深さが浅くなることがなく、浅植えによる浮き苗の発生を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業状態にある田植機の側面図である。
【図2】作業状態にある田植機の平面図である。
【図3】苗植付部の一部を省略した平面図である。
【図4】苗植付部の一部を省略した背面図である。
【図5】伝動ケースの折曲げ部の背面図である。
【図6】一部を断面で表した伝動ケースの折曲げ部の側面図である。
【図7】伝動ケース折曲部の折曲げ状態の平面図である。
【図8】植付主軸の接続部の平面図である。
【図9】苗載台支持フレームの要部の正面図である。
【図10】苗植付部の要部の側面図である。
【図11】苗載台下部の側部断面図である。
【図12】図11におけるA矢視図である。
【図13】図11におけるB矢視図である。
【図14】苗載台の外側2条部分を折りたたんだ状態を示す図である。
【図15】苗載台下部の断面図である。
【図16】苗載台の中央部分と外側2条部分の上部連結部の断面図である。
【図17】苗載台の中央部分と外側2条部分の下部連結部の断面図である。
【図18】支持レールの右端部の着脱部を示す側面図である。
【図19】左右幅縮小状態にある田植機の側面図である。
【図20】左右幅縮小状態にある田植機の平面図である。
【符号の説明】
1 田植機
2 走行車体
3 昇降リンク装置
4 苗植付部
5 施肥装置
60 伝動ケース
62 植付伝動ケース
64 第二連結フレーム
65 植付駆動軸
80 苗載台
160 苗植付装置
170 フロート
171 フロート支持軸
192 ユニバーサルジョイント(連結部材)
196 スプリング(弾性体)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice transplanter in which the left and right widths of a machine body are reduced during transportation and storage.
[0002]
[Prior art]
A multi-row planting rice transplanter such as a 10-row planting has a wide left-right width of a seedling planting section, so that it cannot be loaded on a small truck and takes up too much space for storage in the planting state. Therefore, the left and right outer ends of the seedling platform are inverted and folded upward and folded, and the seedling planting device and the leveling float located on the left and right outer parts are rotated upward, so that the machine body can be transported and stored. The one that can reduce the horizontal width of has been developed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the rice transplanter, the center part of the float support shaft that supports the float located at the left and right center part and the outer part of the float support shaft that supports the float located at the left and right outside part are connected via a connecting member such as a universal joint. , And are connected so as to be integrally rotatable about the axis and bendable to each other. When the left and right width of the machine body is reduced, the outer portion of the float support shaft is bent upward, and the float located at the left and right outer portions is rotated upward. With this structure, there is a problem that the height of the floats located on the left and right outer sides at the time of seedling planting work becomes unstable due to backlash of the connecting member, and the seedling planting depth is not constant. In particular, when the planting depth becomes shallow, it becomes a serious situation that the seedlings float and do not settle on the mud surface.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration. That is, the rice transplanter according to the present invention is a rice transplanter in which a plurality of floats that level each seedling planting line are supported on a rotatable float support shaft provided in the left-right direction.The float supporting shaft (171) is connected by a connecting member (192) between a central part (171a) supporting a float located at the left and right central part and an outer part (171b) supporting a float located at the left and right outer parts. The float support shaft (171) is configured to be configured to rotatably support the lower side of the planting transmission case (62), and the float support arm (172) rotates integrally with the float support shaft (171). By supporting each float at the rear end portion, the float support shaft (171) is configured to change the vertical position of each float, and further includes an inner pipe (64a) and an outer pipe (64b). The inner end of the connecting pipe (64) is fixed to the front outer surface of the inner planting transmission case (62), and the outer planting transmission case (62) is fixed to the outer end of the coupling pipe (64). Front inner surface The seedling planting device (160) is provided on the planting drive shaft (65) supported by the rear of each planting transmission case (62), and the outer pipe (64b) is connected to the inner pipe (64a). The left and right widths of the airframe can be reduced by rotating with the rotation fulcrum shaft (182), and the upper end is locked to the plate (195) fixed to the planting transmission case (62-1, 62-5). The float (170S) is urged upward by the elastic body (196)It is characterized by that.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention shown in the drawings will be described.
The
[0006]
The
[0007]
An
[0008]
The left and right sides of the
[0009]
On the left and right sides of the machine body, draw
[0010]
The
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The seedling planting portion driving power transmitted from the
[0014]
The seedling mounting table 80 is provided so as to be inclined so that the front side is higher, and the upper surface thereof is a seedling mounting surface divided by the
[0015]
The
[0016]
A belt-type seedling
[0017]
In addition, a
[0018]
Further, at the lower end of each seedling mounting surface,
[0019]
The
[0020]
The floats include center floats 170C and 170C for leveling the fourth and fifth seedling planting strips PL4 and PL5 (or PL7 and PL6) from the outside, and the third seedling planting strip PL3 (or PL8 from the outside). ), And side floats 170S and 170S for leveling the first and second seedling planting lines PL1 and PL2 (or PL9 and PL10) from the outside.
[0021]
The pair of left and right center floats 170C and 170C are connected by a connecting
[0022]
Further, the
[0023]
A partition wall 81-3 that partitions the second and third strips from the outside is divided into an
[0024]
Regarding the arrangement of the cylindrical portions, the
[0025]
In FIG. 16,
[0026]
[0027]
When the outer two strips of the seedling stage are unfolded, the seedling
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The connecting portion between the
[0031]
Further, the middle part of the seedling feeding belt
[0032]
Further, the
[0033]
Next, the configuration of the bent portion of the
The second connecting
[0034]
In a state where the
[0035]
From the above state, the
[0036]
The planting
[0037]
When the
[0038]
The
[0039]
Further, as shown in FIG. 10, the
[0040]
The
[0041]
This
(1) The left and
(2) The
(3) The
(4) The
(5) The outer two strip portions 80-1, 2 and 80-9, 10 of the
(6) Remove the
(7) The second connecting
[0042]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, the rice transplanter according to the present invention includes the float support shaft that supports the float that is located at the left and right center portion and the outer portion of the float support shaft that supports the float that is located at the left and right outside portions. AndCommunicatingThe looseness of the connecting members to be connected is prevented, and the mounting height of the floats located on the left and right outer sides is stable, so that the seedling planting depth can be maintained constantly.In particular, since the float is urged upward by the elastic body, even if a looseness occurs in the connecting member, the float (170S) is displaced to the upward movement side, so that the seedling planting depth becomes shallow. This has the effect of preventing the occurrence of floating seedlings by shallow planting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rice transplanter in a working state.
FIG. 2 is a plan view of a rice transplanter in a working state.
FIG. 3 is a plan view in which a part of a seedling planting part is omitted.
FIG. 4 is a rear view in which a part of a seedling planting part is omitted.
FIG. 5 is a rear view of a bent portion of the transmission case.
FIG. 6 is a side view of a bent portion of a transmission case, a part of which is shown in cross section.
FIG. 7 is a plan view of a bent state of a transmission case bending portion.
FIG. 8 is a plan view of a connecting portion of a planting spindle.
FIG. 9 is a front view of a main part of the seedling support frame.
FIG. 10 is a side view of the main part of the seedling planting part.
FIG. 11 is a side sectional view of the lower part of the seedling mount.
12 is a view on arrow A in FIG.
13 is a view on arrow B in FIG.
FIG. 14 is a view showing a state where the outer two strips of the seedling stage are folded.
FIG. 15 is a cross-sectional view of the lower part of the seedling stage.
FIG. 16 is a cross-sectional view of the upper connecting portion of the center portion and the outer two stripe portions of the seedling stage.
FIG. 17 is a cross-sectional view of the lower connecting portion of the center portion and the outer two stripe portions of the seedling mount.
FIG. 18 is a side view showing an attachment / detachment portion at the right end of the support rail.
FIG. 19 is a side view of the rice transplanter in a state where the left-right width is reduced.
FIG. 20 is a plan view of a rice transplanter in a state where the left-right width is reduced.
[Explanation of symbols]
1 Rice transplanter
2 Driving body
3 Lifting link device
4 seedling planting department
5 Fertilizer
60 Transmission case
62 Planting transmission case
64 Second connection frame
65 Planting drive shaft
80 Seedling stand
160 Seedling planting equipment
170 float
171 Float support shaft
192 Universal joint (connecting member)
196 Spring (elastic body)
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