JP3770777B2 - 火災ガス漏れ警報器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,火災やガス漏れ等の発生時に熱やガスを検知して内蔵するスピーカや表示灯で警報を発する火災ガス漏れ警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年家庭内での都市ガスの検知と火災による熱や煙を検知する機能を備えた火災及びガス漏れ複合型警報器(火災ガス漏れ警報器)の開発が進められている。
【0003】
このような火災ガス漏れ警報器にあっては、ガス検知器としては、都市ガスや一酸化炭素を検知して警報するだけでよいが、火災検知器としては、火災による煙を検知する煙探知器、火災による熱を検知する熱検知器等があり、例えば調理による煙や水蒸気が出る台所については誤報の少ない熱検知器を使用することが提案され、一方居間や寝室のように火気の少ない場所については、検知性能のよい煙検知を使用することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような、火災ガス漏れ警報器において、センサの故障や、周辺回路の故障が発生することも考えられ、万一このような故障が発生した場合には故障発生の事実を火災ガス漏れ警報器で通知する必要がある。従来、このようなセンサの故障、周辺回路の故障が発生した場合、故障の告知は電源灯として使用されているLEDの点滅により一括で表示されることが一般的である。
また、電源回路故障の検出は、停電やヒューズ切れを検出するのみで、それらを電源灯の消灯で判別するだけであった。
【0005】
このため、どのセンサに故障が発生しているのか、電源回路のどの部分に故障が発生しているかは不明であった。
【0006】
また、故障が発生した場合、その故障の履歴は特別残されているわけではない。このため、後日故障の発生した製品を調査する必要があるとき、いつどのセンサでどのような種類の故障が発生したのか分からず、故障原因を想定して一つ一つ、いわばしらみつぶしにその原因を調査する必要がある。
このため、原因の解析をするために非常に時間と費用とがかかることとなるという問題がある。
【0007】
また、原因を解析するに際して、異常発生品に異常が再現せず、発生原因が特定できない場合もあった。また、火災ガス漏れ警報器は天井面に近い場所に配置されることが一般的であるため、センサ等の故障時に電源灯であるLEDが点滅しても、一般の使用者は故障に気づかず故障が放置される恐れがある。
【0008】
本発明は故障や誤警報の解析を容易且つ確実に行うことができる火災ガス漏れ警報器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の発明によって解決できる。即ち、請求項1に記載の発明は、火災を検出する火災検知センサと、ガス漏れを検出するガスセンサと、上記各センサの出力が予め定めた閾値を越えたとき火災信号又はガス検出信号を発生する警報信号発生手段と、上記各センサの故障を検出する故障検出手段と、電源回路の故障を検出する電源故障検出手段とを備えた火災ガス漏れ警報器において、上記故障検出手段でいずれかのセンサの故障を検出したとき、又は電源の故障を検出したときには、該故障したセンサと他のセンサの出力、及び電源回路の状態データを記録する故障記録手段を備えた火災ガス漏れ警報器である。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、故障が発生したとき、故障が発生したセンサと他のセンサ及び電源の状態が故障発生した同時刻に故障記録手段に記録されるので、故障の発生状況を後に正確に知ることができ、故障の原因等を解析することが容易となる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、火災を検出する火災検知センサと、ガス漏れを検出するガスセンサと、上記各センサの出力が予め定めた閾値を越えたとき火災信号又はガス検出信号を発生する警報信号発生手段と、これらのセンサの故障を検出するセンサ故障検出手段と、複数個の表示灯の表示状態で、各センサの火災及びガス検出状態を表示する表示手段を備えた火災ガス漏れ警報器において、上記いずれかのセンサの出力が上記閾値を越えたとき、当該センサ及び他のセンサの出力値、及び電源回路の状態を記録する状態記録手段を設けた火災ガス漏れ警報器である。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、状態記録手段に閾値を越えたセンサだけでなく他のセンサの出力値及び電源回路の状況が警報が発せられた同時刻に記録されているので、警報が実火災や実際のガス漏れではなく、他の理由による警報(誤報)であたった場合、状態記録手段の記録内容を解析することによって、警報発生の理由を解析しやすくなる。また、警報発生の状態を再現する必要がなくなるので、警報再現の手間が省ける。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4は本発明に発明を実施する形態の一例である。図1は本例に係る火災ガス漏れ警報器の構成を示すブロック図、図2は本例に係る火災ガス漏れ警報器の外観を示す、図3及び図4は本例に係る火災ガス漏れ警報器の作動を示すフローチャートである。
【0024】
火災ガス漏れ警報器10は、図1及び図2に示すように、1つの筐体中に火災センサ11、ガスセンサ12、電源回路部13、表示部14、音声出力部15、故障記録手段並びに状態記録手段である外部記録部16及び制御部20を備える。
【0025】
火災センサ11は例えば熱センサや煙センサであり、必要に応じて適切な種類のものが用いられる。また、ガスセンサは例えば半導体ガスセンサでCH4(メタン)やCOを検出するものである。電源回路部13は制御部20及び各センサ11,12、表示部14、音声出力部15、外部記録部16にそれぞれ必要な電圧の電力を供給する。
【0026】
また各センサ11,12には各センサ11,12の故障を検知する故障検知手段(図示していない)が設けられている。さらに電源回路部13には各部に供給される電力の電圧が適正であるかを監視する電圧監視手段(図示していない)が設けられている。
【0027】
さらに、表示部14は例えば4つのLEDを配置したものであり、それぞれ電源灯31、火災警告灯32、CH4警告灯33、CO警告灯34として作動する。
【0028】
音声出力部15は、ブザー、ベル、スピーカ等からなり、警告音、合成音声が出力される。
【0029】
外部記録部16は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)で構成され、必要に応じてセンサの故障、電源故障、警報の状態が記録される。
【0030】
制御部(CPU)20は、各センサ11,12からの出力及び故障検知手段、電圧監視手段からの故障出力を所定の閾値と比較して、火災警報信号、ガス漏れ警報、センサの故障警報、電圧異常警報を出力する故障出力判断部21と、各センサ11,12及び電源回路部13の電圧値を測定し、外部記録部16に上記各値の生データを記録する出力測定部22を備える。
【0031】
また,制御部20は、上記故障出力判断部21の出力信号に基づいて上記表示部14のLEDを点灯、点滅させる警報表示制御部23と、上記音声出力部15に所定の音声、例えば警告音や合成音声を出力させる音声警報制御部24を備えている。なお、図中符号25は外部記録部16に時刻を出力し、何時何分何秒にデータが記録されたかを記録させる時間管理部である。
【0032】
本例に係る火災ガス漏れ警報器は、次のように作動する。先ず図3に基づいて火災ガス漏れ警報器10のセンサ11、12及び電源回路部13の故障を表示、記録する場合について説明する。先ず火災ガス漏れ警報器10は、常時電源がオン状態となっており監視を続けており(SA1)、電源灯31は常に点灯している。また、火災センサ11及びガスセンサ12及び電源回路部13の故障検出手段は常に各センサ及び電源回路部13の電圧の監視を行っている。
【0033】
本例では制御部20は、次のように火災センサ11、ガスセンサ12、及び電源回路部13の順に監視処理を順次行うものとなっている。即ち火災センサ11に故障が発生していると(SA2)、表示部14のLED32での表示を行うと共に音声出力部15から火災センサ故障警告音を発生する。同時に外部記録部16に2つのセンサ11,12の出力値、電源回路部13の電圧の状態及び時間管理部25から取得した時刻を格納する(SA3)。故障検出しないときは火災センサ故障表示及び火災センサ故障警告音は発生せずに(SA4)また、各センサ等のデータを格納することなく次のガスセンサの故障検知を行う。
【0034】
同様に、ガスセンサに故障が発生していると(SA5)、表示部14のLED33,34でのガスセンサ故障の表示を行うと共に、音声出力部15からガスセンサ故障警告音を発生する。同時に外部記録部16に2つのセンサ11,12の出力値、電源回路部の電圧の状態及び時刻を格納する(SA6)。故障の検出をしないときはガスセンサ故障表示及びガスセンサ故障故障警告音は発生せずに(SA7)各センサ等のデータを格納することなく次の電源回路部13の故障検知を行う。
【0035】
電源回路部13に故障が発生すると(SA8)、表示部14のLED31で電源電圧部13の故障の表示を行うと共に、電源電圧部13の故障警告音を音声出力部15で発生する。同時に外部記録部16に2つのセンサ11,12の出力値、電源回路部13の電圧の状態及び時刻を格納する(SA9)。故障検出しないときは電源電圧部故障表示及び電源電圧部故障故障警告音は発生せずに(SA10)各センサ等のデータを格納することなく最初の火災センサ11の故障検知に戻り、正常監視を続けつつ各センサ11,12及び電源回路部13の故障検出をおこなう。
【0036】
即ち上述した処理により制御部20は、時間管理部25から稼動時間を取得し、故障の発生時刻と故障の種類及び場所を外部記録部16に記録する。また、制御部20は外部記録部16に故障発生時の火災センサ11、ガスセンサ(CO、CH4)12、及び電源回路部13の電圧値のアナログ値を記録するものである。つまり、本例では3種類の異なる故障のうち、1種類でも故障が発生した時は、その時刻の他の2種類の出力値を、これらのセンサがたとえ故障レベルまで到達していなくてもその出力値を記録しているのである。このようにすることで、各データ間で対比解析を行なうことができ、故障原因の探索を迅速且つ正しく行える。
【0037】
次に図4に基づいて火災検出及びガス検出の処理を説明する。正常監視を行っているとき(SB1)、火災センサの出力値が閾値を越えると(SB2)火災警報表示及び火災警報音を出力して、同時に外部記録部16に2つのセンサ11,12の出力値、電源回路部の電圧の状態及び時刻を格納する(SB3)。
【0038】
火災センサの出力値が閾値を越えないときは火災警報表示及び火災警報音を出力することなく、外部記録部16には何のデータも格納しない(SB4)でガスセンサの出力値を検出する。
【0039】
そして、ガスセンサの出力値が閾値を越える(SB5)とガス警報表示及びガス警報音を出力して、同時に外部記録部16に2つのセンサ11,12の出力値、電源回路部の電圧の状態及び時刻を格納する(SB6)。
【0040】
ガスセンサの出力値が閾値を越えないときはガス警報表示及びガス警報音を出力することなく、外部記録部16には何のデータも格納しない(SB7)で再度火災センサ11の出力値を検出してこの処理を繰り返す。
【0041】
即ち、制御部20は、時間管理部25を参照することにより稼動時間を算出し、外部記録部16内に各センサの出力が閾値を越えた時刻と火災センサ、ガスセンサ(CO、CH4)、電源回路部の電圧値の生のアナログ値を記録する。火災またはガスの警報のうち、1種類でも警報が発生された時には、その時刻の他の2種類(他のセンサ及び電源回路部の電圧)がたとえ異常レベルまで到達していなくても)の生アナログ値を必ず記録するようにしている。これにより、各センサ11、12及び電源回路部の出力電圧に対して対比解析を行え、このような解析を行うことで、誤警報発生の原因の探索を迅速且つ正しく行えるのである。
【0042】
次に、故障表示の具体的な例を説明する。本例では、火災ガズ漏れ警報器には、先ほど説明した例と同様に、表示部14には電源灯31、火災表示灯32、CH4表示灯33、CO表示灯34の4種類のLEDを備えている。
【0043】
そこで、例えばセンサ及び電源回路部13の故障の種類に対して電源灯用LEDの点滅の周期を以下のように変化させてこれを表示するとができる。
▲1▼ 火災センサ故障:0.5Hzで点滅
▲2▼ ガスセンサ故障:1Hzで点滅
▲3▼ 電源電圧故障:2Hzで点滅
【0044】
また、故障の種類に応じ以下のように電源灯用LEDの点滅の回数を変化させることができる。
▲1▼ 火災センサ故障:一定周期に1回点滅
▲2▼ ガスセンサ故障:一定周期に2回点滅
▲3▼ 電源電圧故障:一定周期に3回点滅
【0045】
さらに故障の種類に応じ電源灯用LEDの点滅の回数および周期を変化させることもできる。
【0046】
さらに他の例としては、以下のように故障の種類に応じ点滅するLEDの種類を変化させることができる。
▲1▼ 火災センサ故障:火災表示灯を点滅させる。(火災時には点灯するものとする)
▲2▼ ガスセンサ故障:CO表示灯(またはCH4表示灯)を点滅させる(ガス検出時の点滅とは異なる点滅表示をする)。
▲3▼ 電源電圧故障:電源灯を点滅させる。
【0047】
また、故障の種類に応じ点滅するLEDの組合せを以下のように変化させることができる。
▲1▼ 火災センサ故障:電源灯および火災表示灯を点滅させる。
▲2▼ ガスセンサ故障:電源灯およびCO表示灯(またはCH4表示灯)を点滅させる。
▲3▼ 電源電圧故障:全LED点滅。
【0048】
次に故障警告音の発生例について説明する。
故障の音声警告は以下のようなものとすることができる。なお警告音(音声)は一定周期(数秒〜数10分毎等)に発生させ、ユーザーの注意を促すことが望ましい。
この警告音としては故障の種類に応じて、以下のように一定周期に発生させる警報音を変化させることができる。この例は単純な音の警告音の場合有効である。
▲1▼ 火災センサ故障:「ピッ」
▲2▼ ガスセンサ故障:「ピピッ」
▲3▼ 電源電圧故障:「ピピピッ」
【0049】
また、故障の種類に応じ以下のような合成音声により警告することが望ましい。
▲1▼ 火災センサ故障:「火災センサの故障です」
▲2▼ ガスセンサ故障:「ガスセンサの故障です」
▲3▼ 電源電圧故障:「電源の故障です」
【0050】
次に、本例に係る火災ガス漏れ警報器の外部記録部に記録されたデータに基づいて火災ガス漏れ警報器の故障を対比解析した例について説明する。
【0051】
故障表示または故障警告が、ガスセンサの故障を表示している場合、ガスセンサまたはガスセンサの周辺回路の故障と想定できる。
【0052】
センサの調査の結果、故障がガスセンサの断線と判明した場合、外部記録部内のアナログデータ(表1)を確認したところ、ガスの出力値以外に、例えば電源電圧値のみが閾値に近づいていることが確認された。このような事例ではノイズにより電源回路部の電圧が変動し、それによりガスセンサに影響を与えたものと推察できる。
【0053】
【表1】
Figure 0003770777
【0054】
次に,原因不明のCO警報が頻発する場合の事例の解析例について説明する。
【0055】
CO警報が発生した警報器において、外部記録部内のアナログデータ(表2)を確認すると、COガス異常の発生に規則性があり、火災センサのデータもCO警報と連動し上昇している。また、発生時間も食事時である場合、食事の調理時に発生した不完全燃焼によりCOガス異常が発生したと推察される。また、火災データの上昇も調理時によると推察できる。
そこで、ガス調理器の空気取入口の清掃等の点検を実施する。
【0056】
【表2】
Figure 0003770777
【0057】
このように本例によれば、故障警報及び表示により、故障の種類が判別することができるため、故障の解析を確実に且つ短時間で行うことができる。
【0058】
また、外部記録部に記録されているデータにより故障の解析をおこなうことができ、故障の解析を確実に且つ短時間で行うことができる。
【0059】
更に、実火災や実際のガス漏れ以外の理由で警報が発せられたような場合であっても、外部記録部に記録されているデータに基づいて警報発生の理由の解析を、確実に且つ短時間で行うことができる。
【0060】
本例の様に対比解析を行わず、異常が発生した時に、異常を検知したセンサのみのデータを記録するという履歴解析では、異常原因の解析を正確かつ迅速に行えない。例えば、上記の表2において、t1、t2、t3の各時刻にCOガス出力が閾値を越えていたという履歴が残っていても、同時刻における他のセンサ出力等との関係が不明な為、解析が十分行えないのである。
尚、本発明の住宅用火災ガス漏れ警報器は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の火災ガス漏れ警報器によれば、以下のような効果を奏する。
【0062】
請求項1に記載の発明によれば、故障が発生したとき、故障が発生したセンサとの他のセンサ及び電源の状態が故障記録手段に記録されるので、故障の発生状況を後に正確に知ることができ、故障の原因等を解析することが容易となる。
【0063】
請求項2に記載の発明によれば、状態記録手段に警報が発せられたときの他のセンサの出力値及び電源回路の状況が記録されているので、警報が実火災や実際のガス漏れではなく、他の理由による警報(誤報)であたった場合、状態記録手段の記録内容を解析することによって、警報発生の理由を解析しやすくなる。また、警報発生の状態を再現する必要がなくなるので、警報再現の手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に係る火災ガス漏れ警報器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した火災ガス漏れ警報器を示す平面図である
【図3】図1に示した火災ガス漏れ警報器の作動を示すフローチャートである。
【図4】図1に示した火災ガス漏れ警報器の作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 火災ガス漏れ警報器
11 火災センサ
12 ガスセンサ
13 電源回路部
14 表示部
15 音声出力部
16 外部記録部
20 制御部
21 故障出力判断部
22 出力測定部
23 警報表示制御部
24 音声警報制御部
25 時間管理部

Claims (2)

  1. 火災を検出する火災検知センサと、
    ガス漏れを検出するガスセンサと、
    上記各センサの出力が予め定めた閾値を越えたとき火災信号又はガス検出信号を発生する警報信号発生手段と、
    上記各センサの故障を検出する故障検出手段と、
    電源回路の故障を検出する電源故障検出手段と
    を備えた火災ガス漏れ警報器において、
    上記故障検出手段でいずれかのセンサの故障を検出したとき、又は電源の故障を検出したときには、該故障したセンサと他のセンサの出力、及び電源回路の状態データを記録する故障記録手段を備えたことを特徴とする火災ガス漏れ警報器。
  2. 火災を検出する火災検知センサと、
    ガス漏れを検出するガスセンサと、
    上記各センサの出力が予め定めた閾値を越えたとき火災信号又はガス検出信号を発生する警報信号発生手段と、これらのセンサの故障を検出するセンサ故障検出手段と、各センサの火災及びガス検出状態を表示する表示手段を備えた火災ガス漏れ警報器において、
    上記いずれかのセンサの出力が上記閾値を越えたとき、当該センサ及び他のセンサの出力値、及び電源回路の状態を記録する状態記録手段を設けたことを特徴とする火災ガス漏れ警報器。
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