JP3768977B2 - 回転弁の開度検知装置 - Google Patents

回転弁の開度検知装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、回転弁の開度検知装置に関するものである。とくに、この発明は、バタフライ弁又はボール弁のような回転弁において、弁体が所定の開き度に達したことを確実に検知することのできる開度検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にバタフライ弁やボール弁のような回転弁は、トルクシール構造のものではなくて、弁体を締めれば締めるほどシールが完全になるものではない。云いかえると、回転弁はポジションシール構造のものであって、1つの定められた位置で全閉となり、また別の定められた位置で全開となるものである。従って、回転弁を扱う上では、弁体が全閉又は全開となる位置を正確に知る必要がある。その中でもとくに全閉位置を正確に知る必要がある。
【0003】
一般に回転弁は、約90度の角度範囲内だけで開閉される。すなわち、回転弁の弁体は、全閉位置から約90度の角度だけ回動すると全開となり、全閉位置から全開位置までの間を回動することはできるが、全閉位置を越えてさらに締め付けたり、全開位置を越えてさらに回動したりすることは、できないようにされている。
【0004】
回転弁では、弁体を上述の角度範囲内で回動させるために、通常これに駆動装置が付設される。駆動装置には手動式、電気式、空気圧式、水圧式など色々の形式のものがある。何れにしても、駆動装置には、弁体が全閉及び全開に達したことを確認するための開度表示装置が付設される。
【0005】
開度表示装置にも色々な形式のものがある。大きく分けると平面式のものと立体式のものとに分れる。平面式の開度表示装置は平面状の目盛板上を指針が回動するという機構のものである。立体式の開度表示装置は、円筒状のカバー内を円筒状の表示部が回動し、カバーにあけられた窓から表示部の表示を読み取るという機構のものである。
【0006】
図1は、手動式の駆動装置Aの上に取り付けられた平面式の開度表示装置を示している。図1中、(a)は平面図であり(b)は側面図である。この開度表示装置は指針Bが回転弁の弁体とともに回動するので、指針Bの先が指示する平面状の目盛板C上の目盛を見て開度を知ることができる。
【0007】
図2は、駆動装置Aの上に取り付けられた立体式の開度表示装置を示し、図2は装置の側面図である。図2の開度表示装置は、円筒状のカバーDと、カバーD内で回動する表示部Fとで構成されている。カバーDは窓Eを備え、窓E内に表示部Fの表示を表わして開度を知らせる。これらのうちでは立体式の開度表示装置が、平面状の開度表示装置よりも表示を見やすいという点で優っている。
【0008】
しかし、これらの開度表示装置によっては弁体の開度を正確に知ることが困難である。なぜならば、上述のように回動する指針の示す目盛や窓に現れる表示を頼りにする限りでは、大よその開度を知ることができるだけで、正確な開度を知ることはできないからである。また、回動する指針の目盛や、回動して窓に現れる1つの表示を見るだけでは、見る者の位置によって誤差を生じるからである。そこで、やや離れたところからでも容易且つ正確に回転弁の開度を視認できる装置の提供が望まれた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上述の要望に応じようとしてなされたものである。すなわち、この発明は回転弁の弁体の開き度を遠方からでも容易且つ正確に視認できるような装置を提供しようとしてなされたものである。
【0010】
【課題解決のための手段】
この発明者は、回転弁の開度表示装置としては上に述べた立体式の開度表示装置を用いることとした。すなわち、窓のあけられた円筒状のカバーと、カバーの中で弁体とともに回動する円筒状の表示部とからなり、回動して窓に現れる表示を見て、回転弁の開度を知ることができる、という機構の装置を用いることとした。この場合、カバーと表示部とは円筒状とするよりも半球状とするのが好都合であることを見出した。
【0011】
この発明者は、立体式の開度表示装置を用いるが、表示部が回動して窓に表わす表示を頼りにするだけでなく、この装置にさらに別の表示機構を加えて、その全体から回転弁の開度を検知するようにしようと企てた。その場合、新たに加える別の表示機構とは、表示部の内部に新たに副表示具を付設し、表示部が特定の位置まで回動したとき、副表示具が弁軸方向に移動するようにして、その移動を表示部に設けたスリットを通して確認するという機構である。
【0012】
副表示具の弁軸方向への移動は、例えば、副表示具をバネにより常に表示部がわに押しつけておき、副表示具がわの表面には表示部に向かって起立する突起を設け、他方、表示部がわの内面には弁軸に垂直な平坦面を形成して突起の先を平坦面に当接させることとするが、表示部が特定位置まで回動したとき、上記突起の先が陷入する窪みを設けることによって行うことができる。このようにすると、表示部が特定の位置まで回動した時だけ副表示具が弁軸方向に移動することとなるから、この移動を表示部に設けたスリットにより確認することができる。こうして所定の開度に達したことを確実に知ることができる。この発明は、このような知見に基づいて完成されたものである。
【0013】
この発明は、回転弁の弁体を支える弁軸とともに回動する円筒状又は半球状の表示部と、表示部を覆って回転弁の弁本体がわに固定され、表示部の一部だけを透視可能としたカバーとからなる回転弁の開度表示装置において、表示部の内部に副表示具を設け、副表示具を弁本体がわに固定しておき、表示部が適所まで回動した時、副表示具と表示部とを隔てる突起が窪みに陷入して副表示具を弁軸方向に移動させ、この移動を表示部に設けたスリットを通して視認し、弁体の開度を検知することを特徴とする回転弁の開度検知装置を提供するものである。
【0014】
【発明実施の態様】
この発明に係る回転弁の開度検知装置の一例を図面に基づいて説明すると、次のとおりである。図3は、回転弁が全開した時のこの発明に係る開度検知装置の側面図である。図4は、図3に示した状態における開度検知装置の断面図である。図5は、回転弁が全閉した時のこの発明に係る開度検知装置の断面図である。図6は、回転弁が全開と全閉との中間にある時のこの発明に係る開度検知装置の側面図である。図7は、回転弁が全閉になる直前のこの発明に係る開度検知装置の側面図である。図8は、回転弁が全閉に達した時のこの発明に係る開度検知装置の側面図である。図9と図10とは、この発明に係る他の開度検知装置の断面図であり、そのうちの図9は回転弁が開いている時の状態を示し、図10は回転弁が全閉した時の状態を示している。
【0015】
図3において、この発明に係る開度検知装置Xは、駆動装置Aの上に付設されている。装置Xは、半球状のカバー1の内部に、半球状の表示部が回転弁の弁体とともに回動可能に付設されて構成されている。
【0016】
カバー1は、全体が透明な硬質合成樹脂で一体に作られているが、図中の黒い部分11は例えば黒色不透明な合成材製の皮膜が内面に貼られて、透視できない状態となっている。これに対し、図中の白い部分12は、透明な樹脂そのままで透視可能となっている。こうして、カバー1は、その表面が回動方向に4等分され、そのうちの対向する2つの領域が透視可能とされ、他の対向する2つの領域が透視不能とされている。手動式駆動装置に取り付けられるときは、透視可能領域が駆動装置のハンドル付設方向に向くようにするのが好ましい。
【0017】
図3に示した開度検知装置Xの内部は、図4に示した構造とされている。カバー1の内部には、カバー1の内面に密接して回動する半球殻状の表示部2が接続具3によって弁体がわに固定されて、弁体とともに回動可能とされている。これに対し、カバー1は駆動装置Aに固定された固定板G上に固定され、弁本体がわに固定されて回動しないものとなっている。従って、表示部2は静止したカバー1内で回動されるという関係になっている。
【0018】
表示部2は、カバー1と同じように、その表面が回動方向に4等分され、そのうちの対向する2つの領域は弁体の全閉位置を中心として、その両側にほぼ45度の中心角の範囲に広がる閉塞領域と、全開位置を中心としてその両側にほぼ45度の中心角の範囲に広がる開放領域とからなるものである。従って、この表示部は、4個の領域のうち1つおきに閉塞領域と開放領域とを持ったものとなる。閉塞領域にはCLOSEDの文字が付され、開放領域にはOPENの文字が付されている。
【0019】
表示部2の内部には図4に示すように副表示具4が設けられている。副表示具4は図では皿状の円板で構成され、中心に接続具3を摺動自在に挿通させるための孔があけられ、その両側には支柱5を摺動自在に挿通させるための孔41があけられている。支柱5は固定板G上に固定されているため、副表示具4は弁本体がわに固定されて回動しないものとなっている。しかし、副表示具4は接続具3と支柱5とに導かれて、弁軸方向にだけ移動可能とされている。
【0020】
副表示具4の表面には、表示部2の内面に向かって起立する少なくとも2個の突起42が付設されている。副表示具4の中央部には接続具3を取り巻く蔓巻バネ6が付設されて、副表示具4は表示部2に近づくように付勢されている。表示部2は、内部に弁軸に垂直に延びる平坦面21を備え、自体が回動するに伴ない、副表示具4の突起42の先を常に平坦面21に接触させて副表示具4との間が常に一定の距離だけ隔たるようにしている。
【0021】
平坦部21は、表示部2の回動方向のほぼ全体にわたって平面状とされているが、特定位置だけ突起42の先が僅かに陷入できる窪み22とされている。図5は、突起42の先が窪み22に陷入した状態を示している。この特定位置は、例えば弁体が全閉となったときに、突起42の先が当接する部分とされる。
【0022】
副表示具4は、図5の状態では図4の状態よりも、窪み22の深さ分だけ上昇し、表示部2の頂部に近づいている。このとき、上昇した副表示具4の側面に対向する表示部2の部分にスリット23を穿設しておくと、スリット23からこれまで見えていなかった副表示具4の側面が、スリット23内に見えるようになる。こうして表示部2が適所まで回動したことを確認することができる。
【0023】
さらに詳しく云えば、表示部2が回動する過程で、突起42の先が平坦面21上を摺動している間は、副表示具4が低い位置にあるためにスリット23から副表示具4の側面を見ることができなかった。ところが、表示部2が特定位置まで回動すると、突起42の先が窪み22に陷入するので、副表示具4が上昇し、そのためにスリット23を通して副表示具4の側面を見ることができるようになる。
【0024】
そこで、突起42の先を適度に細くし、また窪み22の底を突起42の先が丁度嵌まり込む形状とし、しかも突起42の先が窪み22内へ陷入し易く且つ窪み22から脱出し易い形状にすると、表示部2の回動過程で丁度全閉状態となったときだけ、副表示具4が上昇するようにすることができる。このとき、スリット23に現れる副表示具4の側面に目立つ彩色その他の記号を付けておくと、スリット23が小さな幅であっても、スリット23を通して副表示具4の上昇を色又は記号によりはっきりと知ることができる。こうして、回転弁が所定の開度に至ったことを正確に視認することができる。
【0025】
この発明に係る開度検知装置では、回転弁が全開と全閉との中間の状態、例えば全閉から45度の角度だけ開いたときには、開度検知装置Xは図6に示したような状態となる。図6では、カバー1の透視可能領域12に、表示部の全開を示す領域の記号の一部「EN」と、全閉を示す領域の記号の一部「CL」とが現れ、中央にその境界を示す線20が現れている。
【0026】
この発明に係る開度検知装置Xは、回転弁が全閉に近い状態にあるけれども、まだ全閉に達していないときは、図7に示したような外観を呈する。回転弁が全閉に近い状態にあるため装置Xではカバー1の透視可能領域12に表示部の閉塞を示す領域のほぼ全体が現れ、そこには弁の全閉を示す「CLOSED」の文字が見られる。これだけを見ると、回転弁は全閉に達したように見える。
【0027】
しかし、実際には全閉に達していないため、装置Xの内部は図4に示したような状態となっている。そこでは、突起42の先が平坦面21上にあって、表示部2のスリット23には副表示具4の側面が現れていない。従って、装置Xのスリット23を見ることにより、回転弁が全閉状態に達していないことが確認される。
【0028】
図7の状態から回転弁がさらに締められて、全閉状態になると、開度検知装置Xは図8に示したような外観を呈するに至る。すなわち、回転弁が全閉になると装置Xの内部は図5に示したように、突起42の先が窪み22内へ陷入し、副表示具4が上昇する。このため、副表示具4の側面がスリット23内に現れる。このとき、副表示具4の側面に顕著な色彩又は記号を付しておけば、スリット23は幅の小さいものであっても目を惹くものとなる。こうして回転弁の全閉を正確に知ることができる。
【0029】
スリット23に現れる副表示具4の色彩又は記号としては、蛍光を発する色、とりわけ目を惹き易い蛍光赤色とすることが好ましい。
【0030】
突起42が窪み22内へ陷入し、また窪み22から脱出することを容易にするためには窪み22の深さを小さくしなければならない。このため副表示具4の上昇する距離は僅かとなり、従って、スリット23の幅は狭いものとなる。その結果、スリット23は視認し難いものとなるおそれがある。この点を改良するには次のようにすることができる。
【0031】
図9と図10は、副表示具4の上昇距離を拡大したこの発明に係る開度検知装置の一例を示している。図9と図10では、図4と図5とにおける対応部分に同じ引用数字を付した。図9と図10では、副表示具4にリンク機構8を付設して、副表示具4の上昇距離をリンク機構8により拡大して指示板9に伝え、指示板9を大きく上昇させて、指示板9の側面が大きなスリット23に現れるようにしている。
【0032】
詳述すれば、図9では副表示具4に付設された突起42が表示部2の内面に形成された平坦面21上にあって、副表示具4はバネ6により弁軸方向に上昇するように付勢されており、リンク機構8により副表示具4と連なる指示板9も低いところに位置している。図10は、突起42が平坦面21上の適所に設けられた窪み内に陷入し、副表示具4が上昇した状態を示している。図10では、リンク機構8により副表示具4の上昇距離が拡大されるため、指示板9は大きく上昇してスリット23に現れている。こうして、スリット23に現れる表示を見易くすることができる。
【0033】
この発明に係る開度検知装置では、図4及び図5に示したように、表示部2とカバー1とを何れも半球殻状としたが、これはカバー1上に塵埃などが付着することを防止し、且つ流水によって表面に付着した塵埃を容易に除去できるようにするためである。また、表示部2の回動を容易にするために、表示部2の頂部外面に円柱状の窪みを設け、そこにカバー1の頂部内面に付設した円柱状突出物を嵌め合わせている。
【0034】
また、表示部2を回転弁の弁体とともに回動させるために、表示部2の頂部内面に断面が直角四辺形の窪みを設け、この窪みに接続具3の端を挿入して接続具3と接続している。また接続具3の他端は、駆動装置Aの出力軸にボルトナットにより固定されている。
【0035】
表示部2とカバー1とは、何れもそれぞれ合成樹脂の射出成形により一体に成形されたものであることが好ましい。また、副表示具4はその形状は皿状に限らないが、何れにしても合成樹脂の射出成形により一体に成形したものであることが好ましい。
【0036】
図4及び図5並びに図9及び図10では、突起42を副表示具4がわに設け、窪み22を表示部2がわに設けることとしたが、突起を表示部2がわに設け、窪みを副表示具4がわに設けて、同じように作動させることができる。
【0037】
また、これまでの説明では、回転弁の全閉位置で副表示具4が上昇する場合を例に取ったが、副表示具4が上昇する場合はそれに限らない。必要に応じて他の適宜の位置で副表示具4を上昇させて、所望の開度に達したことを確認することができる。
【0038】
【発明の効果】
この発明によれば、回転弁の弁体を支える弁軸とともに回動する円筒状又は半球状の表示部と、表示部を覆って回転弁の弁本体がわに固定され、表示部の一部だけを透視可能としているカバーとからなる回転弁の開度表示装置を基礎とするものであるから、表示装置が立体式のものであるために離れた場所からでもよく見え、また透視可能領域に現れている表示部の表示を見て大よその開度を知ることができる。
【0039】
またこの発明によれば、表示部の内部に副表示具を設け、副表示具を表示部の回動に伴ない弁軸方向だけに移動可能に弁本体がわに固定して表示部が適所まで回動した時、副表示具と表示部とを隔てている突起が窪みに陷入して副表示具を弁軸方向に移動させ、この移動を表示部に設けたスリットを通して視認することとしたので、表示部が適所まで回動したことを正確に視認することができ、従って、弁体が所定の開度に至ったことを正確に検知することができる。とくに、これによって回転弁の全閉を正確に検知することができるので、全閉時に僅かな流体漏れの生じることを確実に防ぐことができる。
【0040】
さらに、この発明に係る開度検知装置は、静止した固定板に対し90度の角度範囲内で回動する回動部を備えた駆動装置であれば、どのような駆動装置でも使用することができる。従って、手動式の駆動装置に限らず、電気式、空気圧式、水圧式などの駆動装置にも広く適用することができる。この発明は、以上のような利益を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の開度表示装置を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図2】従来の他の開度表示装置の側面図である。
【図3】この発明に係る開度検知装置の全開時の側面図である。
【図4】図3に示したこの発明に係る開度検知装置の開弁時の縦断面図である。
【図5】図3に示したこの発明に係る開度検知装置の全閉時の縦断面図である。
【図6】図3に示したこの発明に係る開度検知装置が中間開度にあるときの側面図である。
【図7】図3に示したこの発明に係る開度検知装置が全閉に達する直前の状態を示した側面図である。
【図8】図3に示したこの発明に係る開度検知装置が全閉に達した時の状態を示す側面図である。
【図9】この発明に係る他の開度検知装置の開弁時の縦断面図である。
【図10】図9に示したこの発明に係る開度検知装置の弁体全閉時の縦断面図である。
【符号の説明】
A 駆動装置
B 指針
C 目盛板
D カバー
E 窓
F 表示部
G 固定板
X この発明に係る開度検知装置
1 カバー
2 表示部
3 接続具
4 副表示具
5 支柱
6 バネ
8 リンク機構
9 指示板
11 透明不能領域
12 透明可能領域
20 境界線
21 平坦面
22 窪み
23 スリット
41 孔
42 突起

Claims (4)

  1. 回転弁の弁体を支える弁軸とともに回動する円筒状又は半球状の表示部と、表示部を覆って回転弁の弁本体がわに固定され、表示部の一部だけを透視可能としたカバーとからなる回転弁の開度表示装置において、表示部の内部に副表示具を設け、副表示具を弁本体がわに固定しておき、表示部が適所まで回動した時、副表示具と表示部とを隔てる突起が窪みに陷入して副表示具を弁軸方向に移動させ、この移動を表示部に設けたスリットを通して視認し、弁体の開度を検知することを特徴とする、回転弁の開度検知装置。
  2. 副表示具は弁本体がわに固定された支柱とバネにより支持されて弁軸方向にだけ移動可能とされていることを特徴とする、請求項1に記載の回転弁の開度検知装置。
  3. 副表示具は表示部の内側頂部に向かって起立する突起を備え、表示部は内側に突起の先を当接させて弁軸に垂直に延びる平坦面を備えるとともに適所に突起の先を陷入させる窪みを備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の回転弁の開度検知装置。
  4. 副表示具の弁軸方向への移動をリンク機構により拡大して指示板に伝え、副表示具の移動を指示板の移動によりスリットを通して視認することを特徴とする、請求項1−3の何れか1つの項に記載の回転弁の開度検知装置。
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