JP3768531B2 - 誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を静電気法によって塗着する方法及び設備 - Google Patents

誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を静電気法によって塗着する方法及び設備 Download PDF

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Description

[発明の詳細な説明]
[産業上の利用分野]
本発明は誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を塗着する方法、誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を静電気法によって塗着する設備のための電極、及び誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を塗着する設備に関する。
本発明は特に木材及び家具工業に適用する。
[従来の技術]
現在知られている木材に塗着する方法は、木材パネルを磨き、これを充填下地で覆い、乾燥させ、この下地の塗着面を磨き、つぎに液状の塗料を塗着し、塗料を乾かし、さらにこれら3つの作業を数回繰り返して7回まで実行することから成る。パネルの最小の側面は独立して処理され、2つの表面は数回処理されなければならない。それ故処理の全体は2日と半日(単純艶だし)から4日(くりかた、えぐり、溝彫り)かかる。さらに液状塗料は1年以上に及んで、さらに数年間の安定性を保証されることができない。色彩の範囲は必然的にきわめて限定されている。最後に塗料の層は釣り合いを実現しなければならない、つまり層の数が各パネルの2つの平面状でほぼ等しくなければならなず、そうでなければ前記パネルは曇ってしまう。
木材パネルを仕上げる他の方法は、木材パネルの面上にメラミン加工又はラミネート加工された紙の層もしくは天然ガソリンの合板を付着させるというものである。それゆえ複雑な形状を実現することは困難であるか、さらに製造方法によっては不可能でさえある。上塗りあるいは塗膜と木材の質量とのむすびつきは全体的に限定された衝撃に対する機械的性能を提供する。
最後に、最近の方法は1つの平面あるいは4つの側面に色と組成の異なるプラスティック物質の膜を加圧式又は加熱式に付着させるというものである。この方法は熱成型と呼ばれる。この方法は1回でパネル全体を覆うことはできない。さらに、外装面にくっついた面の稜は熱成型された膜を現れさせる。彩色の選択はここでもまた極めて限定される。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、誘電性もしくは僅かに導電性の、そしてとりわけ木材を材料とする部品を塗着する方法、そして前記方法を用いてこれらの材料に塗着する電極及び設備を提案することによってこれらの不都合を是正することを目指す。
[問題点を解決するための手段]
本発明に記載の方法は誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を塗着する方法であって、一方に塗料の噴き出し口を有し、他方に塗料20の貯蔵タンク46と接続されたチャンバを有する噴射手段13と、該噴射手段13の噴き出し口に対応した離間位置に配置されて誘電性もしくは僅かに導電性を有する材料でできた部品16と、電源19の一方の端子に接続されて電極支持体18に支持された少なくとも1個の一方の電極17と、電源19の他方の端子に接続されて噴射手段13のチャンバ内に取り付けられた他方の電極とを設け、前記部品16に、少なくとも1個の一方の電極17を取付け、該一方の電極17と塗料の噴射手段13との間で、前記一方の電極17と他方の電極との間に電位差を与えることによって静電界を作り出し、貯蔵タンク46からの塗料をチャンバを通過させて噴き出し口へ移送し、上記塗料20を帯電させて前記部品16へ噴射させて前記部品16を塗着させてなり、前記一方の電極17が、軸方向に延びる鉄芯を有し、該鉄芯の外周に突起その他の角張った部分を形成しており、前記鉄芯が軸方向に延びる切り欠き孔28を有し、該切り欠き孔28に電極支持体に支持された金属軸32を差し込んで連結可能としており、前記部品16に形成された穴に前記鉄芯および角張った部分を差し込むことで、一方の電極17が部品16に取り付けられると共に、前記角張った部分が前記部材内で先端効果の中枢となることを特徴とする。
さらに有利には、粉体状の固体塗料が用いられる。例えばポリエステルベースの粉体塗料が用いられる。
この方法は部品の外表面の全体を塗着することを可能ならしめる。
変形例では、塗着方法は塗着すべき部品の外表面の少なくとも1面上に電極を張り付けるというものである。この作業方法は部品の塗着を1又は数個の電極によって覆われていない面に限定する。
塗着するべき部品と接触し、かつ設備に備わる電圧源の2個の電極の片方に接続されるようになった、誘電性もしくは僅かに導電性の材料の部品を静電気法によって塗着する設備のための本発明の電極は、主として前記電極が塗着するべき商品と接触するための少なくとも1個の角張った部分をその外表面上に含んでおり、前記角張った部分は先端のいわゆる静電気効果の中枢であることを特徴とする。
[実施例]
以下の説明は添付図面を参照しながら説明のための非限定的な例を挙げながら行うものであって、本発明の利点、目的及び特徴をより良く理解することを可能ならしめる。
図1では、本発明方法を特定の例、即ち家具用木材に適用した。この家具用木材はM.D.F.(中間密度繊維)、即ち強圧力下で圧縮された柑橘類から作られた木材であることができる。この木材はアグロメレ、さらに一般的にはあらゆるタイプの天然木材、あるいは家具工業で用いられる再構成された木材であることもできる。とくに図2から分かるとおり、塗着するべき部品は例えば長方形ないし正方形の、多角形輪郭のパネル形状をとることもできよう。
図1には、切り抜きまたは型付け1、穴明け2、側面の磨き並びに保護3、部品全体の磨き4、電極の引っ掛け5、電極への電圧印加6、塗料への電圧の印加7、塗料の噴射8、弱い焼成9、強い焼成10、余白の切り落とし11、そしてニス塗着12を表す。
切り抜きまたは型付け1は公知形式である。この作業は長方形の切り抜きや、側面の丸み付け、さらに場合によってはえぐりや溝付けをも含む。この作業は部品に最終的な形状を与えるというものである。その他の作業はこの部品の表面状態に関するものである。用いられる木材はより好ましくは8〜12パーセントの測定湿度をもたなければならない。
穴明け2は、電極の取り付けを部品を割らずに実行するようにして部品に第1の穴を明けるというものである。この穴明けはより有利には盲穴がよく、さらに塗着するべき部品がパネルによって構成されている場合は、その中央対称軸がパネルの2つの平面に対して垂直になるようにして実現されるのがよい。
電極の穴明け2は、次に加工される領域であれ、余白の切り落としによって取り除かれる領域であれに於いて実行される。つぎに好ましくは、電極の穴明け2が、例えば各種ちょうつがい又は家具のパネルの組み立てに関与する機械的要素のすべてを取り付けるために用いられる。電極が塗着するべき部品上に張り付けられる場合は、穴明けは実行されない。この穴明けはもし電極の形状が部品内への差し込み挿入を可能にし、しかも部品が割れる危険がない場合にもまた行われない。
パネル側面の保護3は本発明を特徴づける作業の1つである。木製部品の側面は例えばM.D.F.についてはグレーン400、集成材についてはグレーン220、で磨かれ、次いで例えばバリュウムベースの砕木パルプ又はポリウレタンベースのニスから成るブロック下塗りで覆われる。それゆえこの作業は木材の気孔をふさぎ、あるいはさらに木材の凹凸を埋めるというものである。この側面の保護3はまた数時間持続することができる乾燥工程をも含んでいる。この工程は木製部品が加熱、即ち高温焼成を受けることを可能にする。
穴明け4もまた本発明を特徴づける作業の1つである。
磨き作業は製品の塗着に先立つ表面処理作業である。磨き作業は表面の繊維、不純物、脂の跡、條痕を消し去る。この磨き作業は本発明方法では300以上、好ましくは400グレーンで実行される。このグレーンは一般に、使用される粒子の細かさの故に表面磨きと呼ばれる特殊な磨き作業に相当する。この磨き作業は部品を塗着するすべての表面に実行される。粒子の細かさは木材の繊維が、焼成作業9及び10の際の木材の加熱が著しい発泡ないし脱ガスを引き起こさないようにして開かないようにすることができる。こうして、塗着面の状態は悪化しない。パネルの場合は、磨き作業はパネルのすべての面で実行される。
電極の引っ掛け作業5は塗着するべき部品に電極を機械的に、従って電気的に固定するというものである。好ましい実施型では、電極はより好ましくは穴明け作業2で明けられた穴の中に挿入される。引っ掛け作業は例えば押し込みあるいはねじ止めによって行われることができる。電極は真っすぐ又は曲がった突起、あるいは鋭いかどを含んでいる。それゆえ電極は凹型の部分を含んでいる。この作業は、電極が電源につながれている時に電極の回りに球面又は平らな電界が生じ易いようにする電極の形状の故に、本発明の主たる特徴である。
電極への電圧の印加6は電源に電極を電気的につなぐことで実現される。一般にこの電圧がゼロであることが使い易い。更に好ましくは、電極は電線又は金属支持体によって電源につながれる。
塗料への電圧の印加もまた公知形式である。この作業は固体粉体塗料、例えばポリエステル粉体を、部品を帯電させる電圧と逆の符号の電圧で電気的に帯電させるというものであって、前記電圧は電極がつながれた電源によって供給される。このようにして、等電位線が部品内に配分され、そのうちの1つは部品の容積と実際的に同一である。先端効果が部品に与えられ、従って隅の部分の塗着が悪ければ、部品の残りと同じ方法で塗着されることに留意すべきである。
塗料の噴射8は公知形式で、噴射手段13として一例を示す塗着用静電気ガンによって実行される。塗料粉体を塗着するべき部品のほうへ移動させるのは、推進エア、静電気、そして電極とガンの間に作り出された電界である。この塗着用静電気ガンは電源に接続されており、極性の正負にかかわらず塗料の電気的帯電を引き受ける。
塗料の噴射は掃引によって実行されるが、しかし塗着された粉体塗料は単一層を形成する。
弱電流焼成9は炉の第1部分で実行され、これは塗着された部品が導入される部分である。炉の下部から来る熱気流は機械的保護によって抑制される。こうして、温度衝撃が塗料層の均一性を妨害するかもしれない空気撹拌と同様に制限される。これは2〜4分のとても短い時間に制限され、その間に塗料は下地層に付着し始める。
強電流焼成10は公知形式である。この作業は炉の残りで行われる。2つの型式の焼成作業が例えばガス炉内で実行されるが、しかしこの機能に適う他のいずれの型式の炉を用いることも可能であることは勿論である。
最後に、パネル形式で売られている部品の場合は、余白の切り落とし11は、部品を求める寸法に合わせ、同時に電極の穴明け2を省略することを可能にする。ニスの塗着12は公知形式であって、例えば自動又は手動のガン吹き付けによって、カーテン式やシリンダ式がある。
図1では、本発明方法は特定の実施例、即ち家具用木材に適用される。しかしながら、その他の実施例が用いられることもできよう。例えば石膏、粘土、レンガ、P.V.C.、かわら、及びさらに一般的には僅かに導電性のあらゆる材料がある。
また本発明方法は、フォルマリン尿素をベースとする糊と混合され、加熱圧縮され、細かく切り刻まれた物質から作られた厚紙でできた物質に適用することもできる。細かく切り刻まれた物質はアルミホイルで裏打ちしたボール紙であることもできよう。
塗料は、金属被覆されるか、及び/又は部品の金属被覆ないしは、粒状化効果、槌打ち効果、組織化効果、平滑化効果のような、その他のあらゆる表面効果を実行することができることに留意すべきである。
図1に表す方法に従って実現された物質は、110グラムのボールでの衝撃抵抗試験を受けて合格した。
第1の変形例によれば、本発明方法は、支持体の表面磨きなしで利用者の選択に従って25〜100パーセントの間で変化する輝度を有する紫外線乾燥用無色ニスを塗着するニス塗り工程を含む。1平方メートル当たりの坪量は好ましくは90〜160グラムに達し、この場合の精度と均質性は10グラムである。
第2の変形例によれば、本発明方法は、ポリウレタンニスを塗着して従来法で乾燥するか、あるいは希釈した砕木パルプを塗着して従来法で乾燥するニス塗り工程を含んでいる。
これら2つの変形例によれば、塗着の方法は例えばロボット、カーテン、吹き付けガン、もしくは手動によることができる。
図2は本発明設備を概略的に表す。
図2には、噴射手段13としての前記ガン、塗着すべき部品16、電極17、電極支持体18及び電源19、塗料20、塗料ジェット21、コンプレッサ45、及び塗料貯蔵タンク20を構成する粉体塗着タンク46が表されている。
噴射手段13としての前記ガンは部品16の方向へ電気的に帯電された塗料ジェット21を向き付けするべく調整されている。このガンは噴射銃内に設けられ、一方では銃の先端に設けられた塗料吹き出し口と関連し、他方では導管を介して塗料タンク46と関連する内部チャンバを含む。粉体塗料はタンク46から塗料吹き出し口の方へチャンバを横切って圧縮空気によって推進される。ガンのチャンバ内には、ガンの電子カスケードを介して電源19の正極に電気的に接続された図示しない電極が設けられている。電源19の今一方の電極は支持体18を介して直接的にあるいは間接的に電極17へ電気的に接続される。電極17とガンの電極との間にはそれゆえ電子カスケードの選択に従って正負どちらでもあり得る静電界が生じる。
塗料は、チャンバ内を通過する際、ガンの電極の近傍に来たときか、あるいはこれと接触したとき、電気的に帯電する。好ましくは、電源はその端子間で数10キロボルトの電位差を提供する。
塗着するべき部品16は図1で説明した方法の塗料吹き付け作業8の工程にある。それゆえ部品は300以上のグレーンですでに磨かれており、部品側面は場合によっては凹凸を埋められている。
コンプレッサ45は粉体塗装タンク46内に圧縮空気を噴射する。そして塗料は流体となって前記ガンに導かれる。
電極支持体18は電極17と部品16を機械的に支持し、さらに電極17に電源19の電気端子の1つを電気的につなぐように調整されている。電極17は電源とつながると、その周囲に球状もしくは平面の電界を生じさせるのに役立つ。電極17は導電体で、例えば真っすぐまたは曲がった突起、あるいは鋭いかどのような角張った部分を含む。こうして電極17は凹部を含む。電極17はアースと部品16に電気的に接続する。このアースには、電源19の負極がつながる。
それはまた部品16の支持体の役割も果す。
電極が含むことができる各々の突起は前記電極の表面に対して垂直な面に従って三角形、又は台形、又は前記表面から離れて強度の湾曲部を有する他のあらゆる形状をなすことができる。
各突起はピコットを形成するか、あるいは細長く、そしてこの場合は電極の表面上に直線状あるいは曲線状、例えばらせん状ないしその他の曲線状に延びている。
電極は鉄芯を含むことができ、1個又は数個の突起が鉄芯の外側面に沿って設けられ、鉄芯に対して半径方向に突出することができよう。鉄芯付きの電極は塗着するべき部品内にあらかじめ作られた穴に入ることができるようになっている。
この種の電極は、その外側面全体が塗着されるべき多角形輪郭のパネル状部品に機械的・電気的につながれているときは、好ましくはパネル内にその厚さ方向に差し込まれる。電極の鉄芯の縦軸はそれゆえパネルの2つの平面に対して垂直である。
鉄芯は多角形断面を示すことができるが、好ましくはこの鉄芯の断面は円形である。この鉄芯は円筒形かあるいは円錐形であるだろう。円筒形または円錐形鉄芯の付いた電極の突起は、鉄芯の円筒形又は円錐形外表面の母線の1つに従って、あるいはこの外表面上に沿って、例えばらせん形、円形、その他の曲線状にそれぞれ延出することができるだろう。円筒形もしくは円錐形鉄芯を有する電極の突起はまた、鉄芯に対して径方向に突出するピコットによって構成されることもできよう。
図3は本発明電極の好ましい実施例の断面図を表す。図4は電極の同じ実施例の正面図を表す。円筒形鉄芯によって構成されるこの電極は外側ねじと、鉄芯の母線に従ってねじみぞを横切って延びる少なくとも1本のたて溝を備える。
図3及び図4には、部品16、外側ねじ22、23、24、25を含む円筒形鉄芯の付いた電極17、少なくとも1つの溝、切り欠き孔28、内側みぞとなるねじ溝あるいはタップ溝29、前面30、及び軸32が表されている。
さらに好ましくは、電極は直径方向に対向する2本の溝26、27を備えている。電極はもっと多数の溝を備えることもでき、それらの溝は好ましくは相互に規則的な間隔を取って配置される。他方では、電極の長さは塗着するべき部品の厚さに合わせられる。
部品16は、直径が外側ねじ22、23、24及び25の谷径とほぼ等しく、深さがパネル内で電極17を挿入しうる長さとほぼ等しいか、あるいはこれより長い穴を予め形成している。
外側ねじ22、23、24、25と2本の溝26、27は例えばそのピッチがミリメートルのオーダーである単一ねじ溝内に形成されている。それゆえ各外側ねじ22、23、24及び25は、溝26及び27で止まるらせんの半ピッチにほぼ等しいか、それより短い。そのため電極17は曲がったらせん状の突起と鋭いかどとを有する。
円筒形の切り欠き孔28は電極の鉄芯の中心縦軸に従って電極を貫通する。
図3に示す電極には支え面は設けられていないが、変形例では部品16への差し込みを制限するための支え面31を備えることができる。
内側のねじ溝あるいはタップ溝29は切り欠き孔28の全長に及んでこの切り欠き孔の内部に刻設されている。
金属軸32は、電極17がその幾何学形によって部品16内に押し込まれた際に、前記金属軸32を介して電極17と電源19の一方の端子(図示例では負極)が電気的に接続することを可能にする。前記金属軸32は好ましくは円筒形で、電極17のタップ溝29にねじ締めによって嵌合するための先端ねじを有している。この金属軸32は電極の支持体18への電気的機械的結合を保証する。この金属軸はまた電極の支えでもある。
図3及び4に示す形状の電極17は好ましくはねじ締めによって部品16に挿入され、溝が存在するおかげで、この実施例による電極17は、穴へねじ締めされる。
こうして、この電極17の有するねじ山の形状をした突起は部品16の材質内に全体が差し込まれ、部品16と密着し、部品16との電気的機械的結合を改善するのに適している。
さらに好ましくは、部品16の穴明けによってできた穴への電極17の差し込み深さは部品16の厚さの半分を超えるが、厚さ全体よりは短い。
図5は本発明の電極17の第2の実施例の断面図である。
図6は図5の電極17の正面図である。
図5及び図6には、部品16と、円筒形の表面上に径方向のくぼみ34によって間隔を取られた外側縦直線突起33を備えた鉄芯を有する電極17と、切り欠き孔35と、ストッパとなる支え面31と、及び金属軸32が設けられている。
この電極17は断面星形で筒状の鉄芯を有する。
外側縦直線突起33とくぼみ34は多角形底面、例えば星形のプリズムを形成する。切り欠き孔35は電極を貫通し、電極の鉄芯の縦軸に沿って設けられている。先端にねじ溝を切られた軸32は図3及び4の場合と同じ特徴を持ち、更に支え面31は、前記鉄心を部品16の穴に押し込む際にストッパとして機能する。図5及び図6に示す形状の電極17は好ましくはパネル内にあらかじめ設けられた穴内に強く嵌め込まれる。
それゆえ電極17は直線形の突起と鋭いかどとを有する。
電極のその他の形状も、例えば木ねじ、ねじ溝付きの軸、または他のすべての部材も、本発明思想に含まれる。
また、厚みを減らした例えば多角形輪郭の板状の電極も考え得るであろう。この場合、突起は前記板の少なくとも1面上に設けられる。この種の電極は木製パネル内に予め穴を明けずに力ばめするか、あるいはこの電極を受け取るための穴に差し込むか、あるいは部品の1面上に張り付けるかすることができる。この板形の電極のために予定された突起は長形の突出部のピコットなどであることができよう。突起はその各々がどれも、三角形、台形、及び静電いわゆる先端効果の中枢となり得る他の形状の断面を有するであろう。
前記板は突起とくぼみの連続を形成することができ、だから波形をとることができよう。この板の波形は三角形を呈することができよう。波形の平面は滑らかであるか、あるいは先に説明したような突起を呈することができよう。
図7は本発明装置によって作り出される電界を断面で表す。
図7には、電極17の挿入部の空気内に電圧をかけることによって作り出される等電位線36、37及び38を表す。
これらの等電位線36、37及び38は楕円形で、空中でそれらの表面は楕円形をなす。
電極17が部品16内に挿入されるとき、電界線はもっと平らな形をとること、そのうちの1本が部品16の形状とほぼ同一であることが理解される。それは部品16を構成する材質の誘電性もしくはその軽度の導電性に因るものである。
図9は本発明の塗料焼成炉を表す。
図9には、炉39、部品を入れる部分40、部品を取り出す部分41、高温加熱部分42、保護44を備えた加熱空気の取り入れ口43を有する。
炉39は、例えば炉の1端にある部品を入れる部分40と、炉39の他端にある部品16を取り出す部分41を含んでいる。これら2つの部分40、41の間には中間部分42が広がる。この炉39内では、加熱又は焼成の第1工程が、部品が空気の移動が激しい部分に達する以前に塗料がゲル化することができるように後の加熱又は焼成工程に対して低い空気移動速度で行われる。第1の加熱工程は空気の取り入れ部分内で行われ、一方つぎの工程は炉の残りの部分即ち部分42及び41で行われる。炉39の全容積は一定温度であることに留意する必要がある。
高温加熱部分42は部分42及び41を含む。好ましい実施例では、炉39はその全面に空気取り入れ口を備えており、空気の取り入れは下から行われ、取り入れ口は部分40、41、及び42に配分される。空気の取り入れ部分内で空気の動きが抑えられるように、部分40の空気の取り入れ口をふさぐため、この部分の底に置かれた着脱自在の壁によって構成されるスクリーン44がこの取り入れ部分に備えられる。この方法とこの加熱装置によれば、部品16はまず熱衝撃も空気の撹拌もなく焼成を受ける。もしこれら2つの事態が生じれば、部品16の表面上に塗着されたまだ固形粉体状である塗料が損なわれる恐れがある。
焼成温度及び時間は、木材はひとたびブロック下塗りによって側面と凹凸を保護されると、熱膨張せず高温に耐え得るから、使用される粉体塗料に対して勧められているのと同じであることに留意するべきである。
[発明の効果]
本発明に記載の方法及び装置は、集成木材、圧縮木材、滑らかなあるいは天然ガソリンを模した例えばP.V.C.のポリビニールフィルムで覆った集成木材、粗製又は磨いた,又は滑らかなあるいはP.V.C.で覆った,あるいは天然ガスを張ったM.D.F.木材製の部品の塗着にも優れて適用する。
電極が最終製品の一部であることができ、このためパネルから取り外されなくてもよいことに留意する必要がある。この場合挿入されているこの電極は後でパネルのための固定点の役割を果すことができるだろう。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明方法の一連の作業を示すフローチャートである。
図2は本発明の電極を備え、かつ本発明方法の実施のための塗着設備の概略図である。
図3は本発明の電極の第1の実施例の断面図である。
図4は図3の電極の正面図である。
図5は本発明の電極の第2の実施例の断面図である。
図6は図5の正面図である。
図7は本発明の電極によって作り出される電界の断面図である。
図8は本発明の電極のもう一つの実施例の透視図である。
図9は本発明の塗着設備の焼成炉の概略的な下面図である。
[符号の説明]
1 切り抜きまたは型付け
2 電極の穴開け
3 側面の磨き並びに保護
4 部品全体の磨き
5 電極の引っ掛け
6 電極への電圧印加
7 塗料への電圧の印加
8 塗料の噴射
9 弱い焼成
10 強い焼成
11 余白の切り落とし
12 ニス塗着
13 噴射手段
16 部品
17 電極
18 電極支持体
19 電源
20 塗料
21 塗料ジェット
22、23、24、25 外側ねじ
26、27 溝
28 切り欠き孔
29 ねじ溝あるいはタップ溝
31 支え面
32 金属軸
33 外側縦直線突起
34 くぼみ
39 炉
40 部品を入れる部分
41 部品を取り出す部分
42 高温加熱部分
43 加熱空気の取り入れ口
44 保護
45 コンプレッサ
46 塗料の貯蔵タンク

Claims (19)

  1. 一方に塗料の噴き出し口を有し、他方に塗料20の貯蔵タンク46と接続されたチャンバを有する噴射手段13と、
    該噴射手段13の噴き出し口に対応した離間位置に配置されて誘電性もしくは僅かに導電性を有する材料でできた部品16と、
    電源19の一方の端子に接続されて電極支持体18に支持された少なくとも1個の一方の電極17と、電源19の他方の端子に接続されて噴射手段13のチャンバ内に取り付けられた他方の電極とを設け、
    前記部品16に、少なくとも1個の一方の電極17を取付け、該一方の電極17と塗料の噴射手段13との間で、前記一方の電極17と他方の電極との間に電位差を与えることによって静電界を作り出し、貯蔵タンク46からの塗料をチャンバを通過させて噴き出し口へ移送し、上記塗料20を帯電させて前記部品16へ噴射させて前記部品16を塗着させてなり、
    前記一方の電極17が、軸方向に延びる鉄芯を有し、該鉄芯の外周に突起その他の角張った部分を形成しており、
    前記鉄芯が軸方向に延びる切り欠き孔28を有し、該切り欠き孔28に電極支持体に支持された金属軸32を差し込んで連結可能としており、
    前記部品16に形成された穴に前記鉄芯および角張った部分を差し込むことで、一方の電極17が部品16に取り付けられると共に、前記角張った部分が前記部材内で先端効果の中枢となることを特徴とする塗着方法。
  2. 塗料が、粉体状の固体塗料からなることを特徴とする請求項1に記載の塗着方法。
  3. 一方の電極17が、軸方向に貫通する切り欠き孔28を有する鉄芯と、該鉄芯の外周に形成された突起その他の角張った部分とを有し、前記切り欠き孔28の内周面に形成されたねじ溝またはタップ溝に螺合して連結される金属軸32により電極支持体に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の塗着方法。
  4. 部品16に形成された穴が、部品16の裏面で開口する盲穴からなっており、前記部品16の厚さの半分を超える長さからなっていることを特徴とする請求項1に記載の塗着方法。
  5. 塗料の張り付けに先立って部品の塗着するべき表面が磨かれることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の塗着方法。
  6. 部品の側面及び凹凸部分が固体塗料の噴射に先立って、ブロック下塗りを行うことによってそれらのざらつきが埋められていることを特徴とする請求項5に記載の塗着方法。
  7. 炉39の中で加熱の第1工程が後の加熱工程に対して低い空気移動速度で行われるという炉の通過を含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の塗着方法。
  8. 一方に塗料の噴き出し口を有し、他方に塗料20の貯蔵タンク46と接続されたチャンバを有する噴射手段13と、
    該噴射手段13の噴き出し口に対応した離間位置に配置されて誘電性もしくは僅かに導電性を有する材料でできた部品16とからなって、
    電源19の一方の端子に接続されて電極支持体18に支持された少なくとも1個の一方の電極17と、電源19の他方の端子に接続されて噴射手段13のチャンバ内に取り付けられた他方の電極とを設けた塗装方法に用いる電極であって、
    前記部品16に、少なくとも1個の一方の電極17を取付け、該一方の電極17と塗料の噴射手段13との間で、前記一方の電極17と他方の電極との間に電位差を与えることによって静電界を作り出し、貯蔵タンク46からの塗料をチャンバを通過させて噴き出し口へ移送し、上記塗料20を帯電させて前記部品16へ噴射させて前記部品16を塗着させてなり、
    前記一方の電極17が、軸方向に延びる鉄芯を有し、該鉄芯の外周に突起その他の角張った部分を形成しており、
    前記鉄芯が軸方向に延びる切り欠き孔28を有し、該切り欠き孔28に電極支持体に支持された金属軸32を差し込んで連結可能としており、
    前記部品16に形成された穴に前記鉄芯および角張った部分を差し込むことで、一方の電極17が部品16に取り付けられると共に、前記角張った部分が前記部材内で先端効果の中枢となることを特徴とする電極。
  9. 角張った部分が鉄芯の外周に沿って軸方向に形成されたねじ形状の突起22、23、24、25によって構成されることを特徴とする請求項8に記載の電極。
  10. 角張った部分が鉄芯の外周上で軸方向に形成され、径方向のくぼみ34によって間隔を取られた外側縦直線突起33を備えた断面多角形状の突起33からなることを特徴とする請求項9に記載の電極。
  11. 断面多角形状の突起33の突起が、断面星形状からなっていることを特徴とする請求項10に記載の電極。
  12. 断面が円形の長形の鉄芯を有しており、前記鉄芯の外表面上に1個又は数個の突起22、23、24、25がらせん状に延びていることを特徴とする請求項9に記載の電極。
  13. 外側ねじ22、23、24、25と、鉄芯の母線に沿ってねじ溝を横切って延びる少なくとも1本の長さ方向の溝26、27を備えている円筒形の鉄芯からなることを特徴とする請求項12に記載の電極。
  14. 電極が板の形状をしており、前記板の少なくとも1面上に1ないし数個の突起が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の電極。
  15. 電極が波形の板によって形成されることを特徴とする請求項8に記載の電極。
  16. 前記板の波形が三角形であることを特徴とする請求項15に記載の電極。
  17. 前記板がその面の少なくとも1面上に突起を含んでいることを特徴とする請求項14に記載の電極。
  18. 請求項8から17のいずれかに記載の少なくとも1個の電極17を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の方法を実施するための誘電性もしくは僅かに導電性の材料でできた部品16を塗着する設備。
  19. 内部の第1加熱工程が後の加熱工程に対して低い空気移動速度で行われる炉39を含んでいることを特徴とする請求項18に記載の設備。
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