JP3768055B2 - 強誘電体型記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体型トランジスター(スイッチ)と強誘電体型キャパシターによって記憶素子(メモリーセル)が構成され、半導体型トランジスターのON/OFFによって活性化させる記憶素子(メモリーセル)を選択し、強誘電体キャパシターの分極の方向によって情報を記憶する強誘電体型記憶装置に関する。さらに詳しくは、1つのMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスターと1つの強誘電体型キャパシターでメモリーセルが構成され、メモリーセルから出力された電位(強誘電体型キャパシターに蓄積されていた情報)をリファレンスレベルと比較して増幅する(1T1C型強誘電体メモリーと呼ばれる)タイプの強誘電体型記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、特開平10−50075号公報に開示されている従来のリファレンスレベル発生回路を簡略化して示したものである。このリファレンスレベル発生回路は、メモリーセルと全く同じ構成の2つのリファレンスセル(Ref−Cell102およびRef−Cell103)を用いて、各々“L”データ(Deta“0”)と“H”データ(Date“1”)を出力し、その2つの電位をショートさせて、“H”データと“L”データの中間レベルをリファレンスレベルとして作成するものである。
【0003】
すなわち、図11のタイミングチャートに示すように、RWL信号をアクティブ(“H”レベル)にすることにより、リファレンスセルRef−Cell102から図7に示すビット線100aにData“0”を反転したデータを出力し、リファレンスセルRef−Cell103からビット線100bにData“1”を反転したデータを出力する。この間にBSH信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にすることにより、図7に示すスイッチトランジスタ(以下、スイッチTrと称する)101を導通させて両リファレンスセル102、103の出力をショートして、ビット線100aおよび100bの電位を”H”データと”L”データの中間レベルにする。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にして図7には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0004】
この方式を用いた場合には、メモリーセルとリファレンスセルとが全く同じ構成であり、2つのリファレンスセル102、103から出力された“H”データと“L”データとをショートさせてリファレンスレベルを作成するため、リファレンスレベルが“H”データと“L”データのちょうど中間レベルになる。しかし、この方式では、リファレンスセル102、103としてメモリーセルと同じ強誘電体キャパシターを用いるため、リファレンスセル102、103が劣化していくという問題がある。一般に、リファレンスセルは通常のメモリーセルに比べて頻繁にアクセスされるため、メモリーセルが十分に読み出せる状態であっても、リファレンスセルの劣化によって、装置としては性能不良になってしまう。この劣化の問題は、リファレンスセルの数を増やすことによって改善することはできるが、その場合にはチップ面積の増大につながる。
【0005】
この問題を解決するため、図8に示すような構成が考案されている。この構成では、リファレンスレベル発生回路107、リファレンスレベル発生回路107によって出力された電位(レベル)を貯えておくためのキャパシタ106、それらを制御するスイッチTr104およびスイッチTr105を備えている。そして、リファレンスレベル発生回路107によって発生させたレベルをキャパシター106にチャージし、このキャパシター106とビット線100cをショートさせて、両者のチャージシェアによってビット線100cにある電位(リファレンスレベル)を発生させる。
【0006】
すなわち、図12のタイミングチャートに示すように、PRC信号をアクティブ(“H”レベル)にすることによりスイッチTr105を導通させて、リファレンスレベル発生回路107によりキャパシタ106を充電する。その後、RWL信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にしてスイッチTr104を導通させ、キャパシタ106とビット線100cの容量とのチャージシェアによって、ビット線100cにリファレンスレベルを生成する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にして図8には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0007】
なお、図8の方式では、リファレンスレベル発生回路107からの出力はビット線100cに出力される“H”データと“L”データの中間レベルではない。この方式では、リファレンスレベル発生回路107から出力される電位は直接ビット線100cに供給されないため、最終的にビット線100cに出力される電位が“H”データと“L”データの中間レベルになればよい。よって、ビット線100cに発生する電位が“H”データと“L”データとの中間レベルになるように、リファレンスレベル発生回路107からの出力を調整する。
【0008】
この方式を用いた場合には、リファレンスレベル発生回路107に強誘電体キャパシターを用いていないため、図7に示した従来技術のようなリファレンスレベルセルによる劣化の問題は起こらない。
【0009】
図9に他の従来技術の例を示す。この構成では、パルス発生回路110とキャパシター108とを設けてビット線100dにパルスを与え、キャパシター108の容量比によってビット線の電位を突き上げる。このとき、ビット線100dを突き上げるパルスの“H”レベルはリファレンスレベル発生回路109によって決定されるので、突き上げられたビット線100dの電位が“H”データと”L”データの中間レベルになるように、リファレンスレベル発生回路109の出力を調整する。
【0010】
この動作のタイミングチャートを図13に示す。この図13において、REFはリファレンスレベル発生回路109の出力を示し、これによってパルスの“H”レベルの電位が決定される。また、パルスの”H”レベルのタイミングはパルス発生回路110によって決定される。さらに、図9には図示しないセンスアンプの制御信号SAEの動作は、図11および図12と同様である。
【0011】
図10にさらに他の従来技術の例を示す。この構成では、リファレンスレベル発生回路112とビット線100eとがスイッチTr111を介して接続されている。リファレンスレベル発生回路112では、強誘電体を用いずに抵抗分割等によりリファレンスレベルを発生させ、発生したリファレンスレベル(電位)を直接ビット線100eに供給する。
【0012】
すなわち、図14のタイミングチャートに示すように、PRRF信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にすることによりスイッチTr111を導通させ、リファレンスレベル発生回路112で発生させたリファレンスレベルをビット線100eに供給する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にし、図10には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0013】
上記図8、図9および図10に示したような方式を用いることによって、図7のリファレンスレベル発生回路で生じていたようなリファレンスセルの劣化の問題は解決することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
強誘電体メモリーセルから出力されるデータ量(電荷量)は、外部から供給される電圧や装置の温度等、周囲環境によって変化する。
【0015】
上述した図7の方式を用いた場合には、電圧や温度等の周囲環境が変化しても、リファレンスレベルは必ずメモリーセルの“H”データと“L”データの中間レベルになる。しかし、リファレンスセルと通常のメモリーセル間のアクセス回数は同じではなく、一般的にリファレンスセルのアクセス回数は通常のメモリーセルのアクセス回数よりも多くなるため、リファレンスセルが劣化するという問題が起こる。
【0016】
これに対して、上述した図8、図9および図10の方式を用いた場合には、このようなリファレンスセルの劣化は起こらない。しかし、外部からの供給電圧が変化した場合や周囲温度が変化した場合に、電圧や温度による回路特性の変化によってリファレンスレベル発生回路の出力が変化し、この変化は電圧や温度による強誘電体の特性変化とは異なる。つまり、電圧や温度等の周囲環境の変化による強誘電体の特性の変化にリファレンスレベルが追従しないことになる。
【0017】
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、リファレンスセルの劣化が生じず、供給電圧や周囲温度等の周囲環境の変化による強誘電体の特性変化にリファレンスレベルを追従させることができる強誘電体型記憶装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の強誘電体型記憶装置は、複数のメモリーセルを有し、該複数のメモリーセルのそれぞれが、1つの半導体型トランジスターと1つの強誘電体型キャパシターとによって構成されており、前記複数のメモリーセルから選択されるメモリーセルの前記強誘電体型キャパシターから読み出されるデータと、ビット線に発生されるリファレンスレベルとをセンスアンプによって比較することにより、前記強誘電体型キャパシターに蓄積されたデータが「H」レベルか「L」レベルかを判断する強誘電体型記憶装置において、強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いることなく、抵抗分割によって複数の異なるレベルの電位を発生して、いずれか1つのレベルの電位を選択して、前記「H」レベルと前記「L」レベルの中間のリファレンスレベルとして前記ビット線に供給するリファレンスレベル発生回路と、前記各メモリーセルに供給される電圧の電位を検知して予め設定された電圧と比較する電圧検知手段と、前記各メモリーセルの周囲温度を検知して、該周囲温度に対応する電圧を出力する温度検知手段とを備え、前記リファレンスレベル発生回路は、前記電圧検知手段の検知結果によって検知される前記各メモリーセルに供給される電圧の変化と、前記温度検知手段によって出力される前記電圧の変化とに基づいて、前記抵抗分割によって発生する複数の電位から最適な電位を選択することを特徴とする。
【0019】
また、本発明の強誘電体型記憶装置は、
複数のメモリーセルを有し、該複数のメモリーセルのそれぞれが、1つの半導体型トランジスターと1つの強誘電体型キャパシターとによって構成されており、前記複数のメモリーセルから選択されるメモリーセルの前記強誘電体型キャパシターから読み出されるデータと、ビット線に発生されるリファレンスレベルとをセンスアンプによって比較することにより、前記強誘電体型キャパシターに蓄積されたデータが「H」レベルか「L」レベルかを判断する強誘電体型記憶装置において、強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いることなく、前記「H」レベルと前記「L」レベルの中間の電位であってそれぞれが異なるレベルの前記リファレンスレベルを抵抗分割によって発生して、前記ビット線に供給する複数のリファレンスレベル発生回路と、前記各メモリーセルに供給される電圧の電位を検知して予め設定された電圧と比較する電圧検知手段と、前記各メモリーセルの周囲温度を検知して、該周囲温度に対応する電圧を出力する温度検知手段とを備え、前記電圧検知手段の検知結果によって検知される前記各メモリーセルに供給される電圧の変化と、前記温度検知手段によって出力される前記電圧の変化とに基づいて、前記複数のリファレンスレベル発生回路のいずれか1つが選択的に活性化されることを特徴とする。
【0022】
前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位を一時的に蓄積するキャパシタンスを有し、該キャパシタンスと前記リファレンスレベル発生回路、および該キャパシタンスと前記ビット線が各々異なるスイッチを介して接続されていてもよい。
【0023】
前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位が供給されるパルス発生回路と、該パルス発生回路と前記ビット線との間に設けられたキャパシタンスとを備え、前記パルス発生回路が、前記リファレンスレベル発生回路で発生した電位に対応したレベルのパルスを前記キャパシタンスに供給してもよい。
【0024】
前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位を直接前記ビット線に転送するスイッチが該リファレンスレベル発生回路と該ビット線との間に設けられていてもよい。
【0025】
以下、本発明の作用について説明する。
【0026】
本発明にあっては、強誘電体キャパシターや強誘電体で構成される素子を用いずにリファレンスレベルを発生させる。または、強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いる場合には、強誘電体CAPをリファレンス発生回路のパスインとして用いることによって強誘電体の分極を伴わずにリファレンスレベルを発生させる。よって、従来のようなリファレンスセルの劣化の問題が生じない。強誘電体を使用することにより、小さい面積で大きい容量が得られ、効率がよくなる。
【0027】
さらに、異なる複数の電位を発生可能な1つのリファレンスレベル発生回路を用いて、外部から供給される電圧や周囲温度が変化したときには、電圧検知回路および温度検知回路等の出力情報に応じて、リファレンスレベル発生回路から出力される電位を変化させることにより、最も“H”データと“L”データの中間レベルに近いリファレンスレベルを発生させることが可能である。または、異なる電位を発生する複数のリファレンスレベル発生回路から1つを選択して活性化することによって、最も“H”データと“L”データの中間レベルに近いリファレンスレベルを発生させることが可能である。よって、リファレンスレベルを強誘電体特性の変化に追従させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施に形態について、図面を参照しながら説明する。
【0029】
(実施形態1)
図1は実施形態1の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0030】
この強誘電体型記憶装置は、図8に示した従来例と比較して、強誘電体を用いずに抵抗分割、バンドキャップを用いた定電圧発生回路等により複数の異なる電位(レベル)を発生させることができるリファレンスレベル発生回路1、外部から供給される電圧VDDの電位を検知することができる電圧検知回路2および周囲温度を検知することができる温度検知回路3を備えている。電圧検知回路2としては、定電圧発生回路による電圧と比較する回路によって構成することができ、また、温度検知回路としては、温度係数の異なる複数の抵抗を用いた抵抗分割によって実現することができる。
【0031】
図8に示した従来例では、リファレンスレベルとして一定レベルの電位しか発生させることができなかったが、本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1から複数の異なる電位(レベル)を発生させることができる。このリファレンスレベル発生回路1によって発生させたレベルをキャパシター6にチャージし、このキャパシター6とビット線7をショートさせて、両者のチャージシェアによってビット線7にある電位(リファレンスレベル)を発生させる。このビット線7に発生する電位が“H”データと“L”データの中間レベルになるように、リファレンスレベル発生回路1の出力を調整する。
【0032】
このときの各信号の動作は、図12に示したものと同様である。すなわち、図12のタイミングチャートに示すように、PRC信号をアクティブ(“H”レベル)にすることによりスイッチTr5を導通させて、リファレンスレベル発生回路1によりキャパシタ6を充電する。このとき、リファレンスレベル発生回路1からは、電圧検知回路2および温度検知回路3が検知した電圧変化や温度変化に応じた電位(レベル)を出力する。その後、RWL信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にしてスイッチTr4を導通させ、キャパシタ6とビット線7の容量とのチャージシェアによって、ビット線7にリファレンスレベルを生成する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にして図1には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0033】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1が出力可能な複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図8に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0034】
(実施形態2)
図2は実施形態2の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0035】
この強誘電体型記憶装置は、実施形態1において図1に示した複数の異なる電位(レベル)を発生させることのできるリファレンスレベル発生回路1の代わりに、互いに異なる電位(レベル)を発生させる複数のリファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cを有している。リファレンスレベル発生回路1a〜1cは、実施形態1のリファレンスレベル発生回路1と同様に、強誘電体を用いずに抵抗分割等により電位(レベル)を発生させる。
【0036】
本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択的に活性化させて異なる複数の電位(レベル)を発生させることができる。このリファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つによって発生させたレベルをキャパシター5にチャージし、このキャパシター5とビット線7をショートさせて、両者のチャージシェアによってビット線7にある電位(リファレンスレベル)を発生させる。このビット線7に発生する電位が“H”データと“L”データの中間レベルに最も近くなるように、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択して活性化させる。
【0037】
このときの各信号の動作も、図12に示した従来技術と同様である。すなわち、図12のタイミングチャートに示すように、PRC信号をアクティブ(“H”レベル)にすることによりスイッチTr5を導通させて、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つによりキャパシタ6を充電する。このとき、電圧検知回路2および温度検知回路3が検知した電圧変化や温度変化に応じてリファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択して活性化し、そのリファレンスレベル発生回路から電位(レベル)を出力する。その後、RWL信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にしてスイッチTr4を導通させ、キャパシタ6とビット線7の容量とのチャージシェアによって、ビット線7にリファレンスレベルを生成する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にして図1には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0038】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cから出力される複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図8に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0039】
(実施形態3)
図3は実施形態3の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0040】
この強誘電体型記憶装置は、図9に示した従来例と比較して、実施形態1と同様に強誘電体を用いずに抵抗分割等により複数の異なる電位(レベル)を発生させることができるリファレンスレベル発生回路1、外部から供給される電圧VDDの電位を検知することができる電圧検知回路2および周囲温度を検知することができる温度検知回路3を備えている。
【0041】
この構成では、パルス発生回路10によってビット線7にパルスを与え、カップリングによってビット線7の電位(レベル)を突き上げる。このとき、突き上げられたビット線7のレベルが“H”データと“L”データの中間レベルになるように、リファレンスレベル発生回路1の出力を調整してパルスの“H”レベルを調整する。
【0042】
図9に示した従来例では、パルスの“H”レベルは1つのレベルに固定されていたが、本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1から異なる複数の電位(レベル)を発生させることができるので、パルスの“H”レベルを最適なレベルに設定することができる。
【0043】
このときの各信号の動作は、図13に示したものと同様である。すなわち、図13に示すREFはリファレンスレベル発生回路1からの出力を示し、これによってパルスの“H”レベルの電位が決定される。このとき、リファレンスレベル発生回路1からは、電圧検知回路2および温度検知回路3が検知した電圧変化や温度変化に応じた電位(レベル)を出力する。また、パルスの”H”レベルのタイミングはパルス発生回路10によって決定される。さらに、図3には図示しないセンスアンプの制御信号SAEの動作は、図12と同様である。
【0044】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1が出力可能な複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができ、パルスの“H”レベルを最適なレベルに設定することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図9に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0045】
(実施形態4)
図4は実施形態4の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0046】
この強誘電体型記憶装置は、実施形態3において図3に示した複数の異なる電位(レベル)を発生させることのできるリファレンスレベル発生回路1の代わりに、互いに異なる電位(レベル)を発生させる複数のリファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cを有している。
【0047】
この構成では、パルス発生回路10によってビット線7にパルスを与え、カップリングによってビット線7の電位(レベル)を突き上げる。このとき、突き上げられたビット線7のレベルが“H”データと“L”データの中間レベルになるように、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択して活性化させ、パルスの“H”レベルを調整する。
【0048】
本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択的に活性化して異なる複数の電位(レベル)を発生させることができるので、パルスの“H”レベルを最適なレベルに設定することができる。
【0049】
このときの各信号の動作は、図13に示したものと同様である。すなわち、図13に示すREFは、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうち、選択的に活性化されたものからの出力を示し、これによってパルスの“H”レベルの電位が決定される。このとき、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうち、選択的に活性化されたものからは、電圧検知回路2および温度検知回路3が検知した電圧変化や温度変化に応じた電位(レベル)を出力する。また、パルスの”H”レベルのタイミングはパルス発生回路10によって決定される。さらに、図4には図示しないセンスアンプの制御信号SAEの動作は、図12と同様である。
【0050】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cから出力される複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができ、パルスの“H”レベルを最適なレベルに設定することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図9に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0051】
(実施形態5)
図5は実施形態5の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0052】
この強誘電体型記憶装置は、図10に示した従来例と比較して、実施形態1と同様に強誘電体を用いずに抵抗分割等により複数の異なる電位(レベル)を発生させることができるリファレンスレベル発生回路1、外部から供給される電圧VDDの電位を検知することができる電圧検知回路2および周囲温度を検知することができる温度検知回路3を備えている。
【0053】
この構成では、リファレンスレベル発生回路1からスイッチTr11を介してビット線7に直接リファレンスレベルを与え、その与えられたレベルが“H”データと“L”データの中間レベルになる。
【0054】
図10に示した従来例では、リファレンスレベルは1つのレベルに固定されていたが、本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1から異なる複数の電位(リファレンスレベル)を発生させることができる。
【0055】
このときの各信号の動作は、図14に示したものと同様である。すなわち、図14のタイミングチャートに示すように、PRRF信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にすることによりスイッチTr11を導通させ、リファレンスレベル発生回路1で発生させたリファレンスレベルをビット線7に供給する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にし、図5には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0056】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1が出力可能な複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図10に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0057】
(実施形態6)
図6は実施形態6の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【0058】
この強誘電体型記憶装置は、実施形態5において図5に示した複数の異なる電位(レベル)を発生させることのできるリファレンスレベル発生回路1の代わりに、互いに異なる電位(レベル)を発生させる複数のリファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cを有している。
【0059】
この構成では、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうち、選択的に活性化されたものからスイッチTr11を介してビット線7に直接リファレンスレベルを与え、その与えられたレベルが“H”データと“L”データの中間レベルになる。
【0060】
本実施形態の構成によれば、電圧検知回路2および温度検知回路3で検知された電圧および温度の変化に応じて、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうちの1つを選択的に活性化して異なる複数の電位(リファレンスレベル)を発生させることができる。
【0061】
このときの各信号の動作は、図14に示したものと同様である。すなわち、図14のタイミングチャートに示すように、PRRF信号をアクティブ(“H”レベルのパルス)にすることによりスイッチTr11を導通させ、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cのうち、選択的に活性化されたもので発生させたリファレンスレベルをビット線7に供給する。このリファレンスレベルが生成されると、SAE信号をアクティブ(“H”レベル)にし、図5には図示しないセンスアンプを動作させ、選択されているメモリセルの出力とこのリファレンスレベルとを比較して増幅する。
【0062】
本実施形態の構成によれば、供給電圧や周囲温度が変化しても、電圧検知回路2や温度検知回路3からの制御によって、リファレンスレベル発生回路1a、1bおよび1cから出力される複数の異なるレベルの中から最適なものを選択して出力することができる。また、強誘電体を用いずにリファレンスレベルを発生することができるので、図10に示した従来技術と同様に、リファレンスセルの劣化の問題は生じない。
【0063】
なお、強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いる場合には、強誘電体CAPをリファレンス発生回路のパスインとして用いることによって強誘電体の分極を伴わずにリファレンスレベルを発生させることができる。この場合は、リファレンスセルの劣化の問題が生じない。しかも、強誘電体を使用することにより、小さい面積で大きい容量が得られ、効率がよくなる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、強誘電体キャパシターや強誘電体で構成される素子を用いずに、または、強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いる場合には強誘電体の分極を伴わずにリファレンスレベルを発生させることができる。よって、従来技術のようなリード/ライトによるリファレンスセルの劣化の問題が生じない強誘電体型記憶装置を実現することができる。また、外部から供給される電圧や周囲温度が変化したときには、その供給電圧や周囲温度による強誘電体の特性変化に追従してリファレンスレベルを変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図2】実施形態2の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図3】実施形態3の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図4】実施形態4の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図5】実施形態5の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図6】実施形態6の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図7】従来の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図8】従来の他の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図9】従来の他の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図10】従来の他の強誘電体型記憶装置において、リファレンスレベルを発生させるための回路構成を示す図である。
【図11】図7の従来例における各信号の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】図8の従来例、実施形態1および実施形態2における各信号の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】図9の従来例、実施形態3および実施形態4における各信号の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】図10の従来例、実施形態5および実施形態6における各信号の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、107、109、112 リファレンスレベル発生回路
2 外部電圧検知回路
3 温度検知回路
4、5、11、101、104、105、111 スイッチTr
6、8、106、108 キャパシター
7、100a、100b、100c、100d、100e ビット線
10、110 パルス発生回路
102、103 リファレンスセル
Claims (5)
- 複数のメモリーセルを有し、該複数のメモリーセルのそれぞれが、1つの半導体型トランジスターと1つの強誘電体型キャパシターとによって構成されており、前記複数のメモリーセルから選択されるメモリーセルの前記強誘電体型キャパシターから読み出されるデータと、ビット線に発生されるリファレンスレベルとをセンスアンプによって比較することにより、前記強誘電体型キャパシターに蓄積されたデータが「H」レベルか「L」レベルかを判断する強誘電体型記憶装置において、
強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いることなく、抵抗分割によって複数の異なるレベルの電位を発生して、いずれか1つのレベルの電位を選択して、前記「H」レベルと前記「L」レベルの中間のリファレンスレベルとして前記ビット線に供給するリファレンスレベル発生回路と、
前記各メモリーセルに供給される電圧の電位を検知して予め設定された電圧と比較する電圧検知手段と、
前記各メモリーセルの周囲温度を検知して、該周囲温度に対応する電圧を出力する温度検知手段とを備え、
前記リファレンスレベル発生回路は、前記電圧検知手段の検知結果によって検知される前記各メモリーセルに供給される電圧の変化と、前記温度検知手段によって出力される前記電圧の変化とに基づいて、前記抵抗分割によって発生する複数の電位から最適な電位を選択することを特徴とする強誘電体型記憶装置。 - 複数のメモリーセルを有し、該複数のメモリーセルのそれぞれが、1つの半導体型トランジスターと1つの強誘電体型キャパシターとによって構成されており、前記複数のメモリーセルから選択されるメモリーセルの前記強誘電体型キャパシターから読み出されるデータと、ビット線に発生されるリファレンスレベルとをセンスアンプによって比較することにより、前記強誘電体型キャパシターに蓄積されたデータが「H」レベルか「L」レベルかを判断する強誘電体型記憶装置において、
強誘電体キャパシターもしくは強誘電体で構成される素子を用いることなく、前記「H」レベルと前記「L」レベルの中間の電位であってそれぞれが異なるレベルの前記リファレンスレベルを抵抗分割によって発生して、前記ビット線に供給する複数のリファレンスレベル発生回路と、
前記各メモリーセルに供給される電圧の電位を検知して予め設定された電圧と比較する電圧検知手段と、
前記各メモリーセルの周囲温度を検知して、該周囲温度に対応する電圧を出力する温度検知手段とを備え、
前記電圧検知手段の検知結果によって検知される前記各メモリーセルに供給される電圧の変化と、前記温度検知手段によって出力される前記電圧の変化とに基づいて、前記複数のリファレンスレベル発生回路のいずれか1つが選択的に活性化されることを特徴とする強誘電体型記憶装置。 - 前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位を一時的に蓄積するキャパシタンスを有し、該キャパシタンスと前記リファレンスレベル発生回路、および該キャパシタンスと前記ビット線が各々異なるスイッチを介して接続されている請求項1または請求項2に記載の強誘電体型記憶装置。
- 前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位が供給されるパルス発生回路と、該パルス発生回路と前記ビット線との間に設けられたキャパシタンスとを備え、前記パルス発生回路が、前記リファレンスレベル発生回路で発生した電位に対応したレベルのパルスを前記キャパシタンスに供給する、請求項1または請求項2に記載の強誘電体型記憶装置。
- 前記リファレンスレベル発生回路から出力される電位を直接前記ビット線に転送するスイッチが該リファレンスレベル発生回路と該ビット線との間に設けられている請求項1または請求項2に記載の強誘電体型記憶装置。
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