JP3767993B2 - 粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック成形材料、医薬品材料、加工食品材料等の粉粒体(本明細書では単に材料とも言う。)を混合するとともに、該粉粒体に付着している微粉(ダストも含む広義のものをいう)を除去する、粉粒体の混合及び微粉除去方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の粉粒体の混合装置としては、実開平3ー32936号公報に記載されているようなものが知られている。
【0003】
この従来の混合装置は、輸送管を介して材料供給源と接続した混合ホッパーに、ガス導管を介して吸引空気源を接続し、前記混合ホッパーの出入口に接続された材料の排出導通路には下方から上方に向けて上り勾配の輸送短管を接続するとともに、排出導通路の軸線と輸送短管の軸線とが交差する角を鋭角とし、さらに前記排出導通路の下端部には中程位置にレベル計を設けたチャージホッパー(一時貯留ホッパー)を接続している。このような構成によって、吸引空気源の気力により混合すべき材料を前記輸送短管を介して混合ホッパー内に吸引輸送するとともに混合し、その混合済み材料は前記チャージホッパー内へ落下するようにしてなるものである。
【0004】
上記従来例では、輸送短管は混合ホッパーの材料の排出導通路に対して下方から上方に向けて上り勾配にして接続しているため、材料供給源からの材料は、吸引空気源の気力により輸送短管を介して前記混合ホッパー内へスムーズに輸送され、吸引空気源の気力により混合されるものであるから、機械的な攪拌手段や混合手段を設ける必要がない。そのため、混合材料を機械的に破損したりするのを防止できるなどの多くの利点を有していて、光ディスク用の装置としても用いることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例の混合装置によれば、 (イ) 一時貯留ホッパー(チャージホッパー)には中程位置にレベル計を設けており、成形機が材料を消費して材料のレベルがレベル計の位置より下方に至れば混合ホッパーへの次回材料の輸送が開始されるようになっている。すなわち、次回材料が輸送される時には、輸送短管の出口とレベル計の位置との間には空間ができた状態になっている。そのような状態で輸送が開始されると、材料の大部分は混合ホッパーへ吸引輸送されるものの、材料の一部は未混合のまま一時貯留ホッパーへ直接に落下してしまうという問題が生じていた。
【0006】
(ロ) そして、吸引空気が停止すると、混合ホッパーにおいて混合中の材料は一時貯留ホッパーへ落下するようになっているが、輸送短管の出口とレベル計の位置との間に形成されている空間の容積を超える大きい容積の材料を吸引輸送した場合には、その超えた材料は、下方から上方に向けて上り勾配に設けられている前記輸送短管の方へ落下するという不都合が生じていた。
その不都合を解消するには、例えば、実開平3ー32936号公報の請求項2に記載のような弁を設けるとか、輸送短管の出口とレベル計の位置との間に形成される空間は十分に大きくしておくとかの手段を必要とした。そして、前記空間を大きく設ける場合には、一時貯留ホッパーの容積は2チャージ分程度の規模にする必要があり、装置の大形化を招く等の問題があった。
【0007】
(ハ) また、輸送短管を下方から上方に向けて上り勾配に設ける場合には、輸送短管と排出導通路とは略Y字状に一体形成される必要があるが、そのような形状に製作するのが難しく手間がかかり、製作費も高価となるとともに、寸法も大きくなるなどの問題があった。
【0008】
そこで、本出願の請求項1と2に記載の発明は、上記(イ)に記載の問題を解消するために提案された発明であって、材料が未混合のまま一時貯留ホッパーへ直接に送られるのを防止することを目的としている。
請求項3記載の発明は、上記(イ)と(ロ)に記載の問題を同時に解消するために提案された発明であって、材料が未混合のまま一時貯留ホッパーヘ直接に送られるのを防止することができることは勿論のこと、一時貯留ホッパーの小形化も達成することができるようにすることを目的としている。
【0009】
請求項4記載の発明は、上記(イ)と(ロ)及び(ハ)に記載の問題を解決すると同時に、装置全体の高さ方向の寸法を更に小形化するとともに、一時貯留ホッパーの容積を更に小形化することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため提案された請求項1記載の発明は、流動ホッパーと一時貯留ホッパーとの間に縦向き管と横向き管からなる供給管を設け、材料供給源からの材料を吸引空気源の気力により前記供給管を介して流動ホッパー内に吸引輸送するとともに混合し、その混合済み材料を前記一時貯留ホッパー内へ落下するようにする操作を繰り返しながら行なう粉粒体の混合及び微粉除去方法において、流動ホッパーへの材料の輸送は、前回輸送の混合済み材料が流動ホッパーから一時貯留ホッパーへと降下する際に、前記混合済み材料の充填レベルが供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に降下する前に開始するようにすることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の発明は請求項1記載の方法を実施する装置であって、排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管に接続された一時貯留ホッパーとからなり、前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けてなることを特徴としている。
【0012】
なお、請求項1と請求項2記載の発明において、横向き管とは縦向き管に対して任意の角度で交差する管ということであり、上向き、下向き、水平等いづれの方向のものも含まれるものとし、交差する角度には限定されないものとする。また縦向き管とは略縦向き管ということであり、中を通る材料が上方から下方へ降下ないしは落下することが可能であればよく、垂直である必要はない。
【0013】
請求項3記載の装置は、排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管の縦向き管の下端部に接続された一時貯留ホッパーとからなり、前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けるとともに、前記横向き管は縦向き管に対して略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けてなることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の装置は、排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管の少なくとも縦向き管が挿入されるとともに、流動ホッパーの出入口の下部に直接または間接に設けた一時貯留ホッパーとからなり、前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けるとともに、流動ホッパーの出入口周縁部は縦向き管の入口周縁部より大径とするとともに、流動ホッパーの出入口周縁部と縦向き管の入口周縁部との間には隙間が形成されていることを特徴としている。
【0015】
【作用】
請求項1記載の方法によれば、材料は吸引空気源の吸引気力により流動ホッパー内へ吸引輸送されて混合され、吸引空気源が停止すると一時貯留ホッパーへ落下する。その際、第1回目の吸引輸送時には一時貯留ホッパー内は勿論のこと、横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方の縦向き管は空の状態になっている。このため、材料の大部分は流動ホッパー内ヘ吸引輸送されるものの、材料の一部はその重力により空状態の一時貯留ホッパー内へ未混合のまま落下する。
【0016】
このようにして、一時貯留ホッパーの下方には未混合の材料が混じってしまうが、この第1回目の材料は後工程(成形機など)の調整運転用材料として消費され、次回の材料は第1回の材料のレベルが横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に落下する前に開始されるものであるから、第2回目以降の吸引輸送においては、横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方には材料が充填された状態になっている。従って、吸引輸送される材料はその充填された材料によって一時貯留ホッパーへの落下は阻止され、未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するという問題が解消する。
【0017】
請求項2記載の装置によれば、供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも上方位置には、材料の充填レベルを検出するためのレベル計が設けられている。すなわち、材料の吸引輸送を、充填レベルが横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に落下する前に開始する際のその開始時点は、該延長線よりも上方に設けられたレベル計によって正確に捉えることができるようになっている。従って、この装置では材料が未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するということはない。
【0018】
そして、レベル計が前記延長線の線上に設けられている場合には、その延長線よりも上方は空の状態になっているので何等の抵抗もなくスムーズに吸引輸送される。また、レベル計が該延長線よりも上方位置に設けられている場合には、該延長線の位置とレベル計との間には材料が充填された状態になっているが、その充填層は吸引空気の気力により供給管からの材料と一緒に流動ホッパーへ吸引されるものであるから吸引輸送に支障を来すことはない。
【0019】
請求項3記載の装置によれば、横向き管は縦向き管に対して略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けられているので、吸引輸送され混合されて落下した材料は、その充填レベルが横向き管の位置よりもかなり上方にまで至っていたとしても、横向き管は略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けられているため、材料が横向き管の方へ落下するようなことはない。
すなわち、材料は横向き管の位置より遙に上方の位置にまで貯留することができるようになっているので、一時貯留ホッパーを小形化したためにその一時貯留ホッパーに収まらなくなった材料は流動ホッパーに貯留することができる。従って、吸引輸送の停止時においては流動ホッパーを一時貯留ホッパーとして活用することができるようになり、一時貯留ホッパーはその分だけ小形化される。
また、供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線よりも上方位置にレベル計が設けられており、しかも横向き管は縦向き管に対して略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けられている。そして、材料の吸引輸送は、材料のレベルが横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線に近づいたのをレベル計が検出し、その信号によって開始されるようになっているので、材料が未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するのを防止することができるのは勿論のこと、一時貯留ホッパーはその一部を流動ホッパーに肩代わりさせることができるので、一時貯留ホッパーの容積は
その分だけ小さくすることができる。
【0020】
請求項4記載の装置によれば、前記縦向き管は一時貯留ホッパー内に挿入された構成になっている。すなわち、縦向き管が一時貯留ホッパー内に挿入されているということは、この縦向き管の寸法は一時貯留ホッパーの寸法に吸収されているということであり、流動ホッパーと縦向き管と一時貯留ホッパーとが縦に連なった構成の装置に比べて、請求項4記載の装置は高さ方向の寸法が縦向き管の寸法だけ短縮されるので、更なる小形化が達成される。
また、流動ホッパーの出入口周縁部は縦向き管の入口周縁部より大径とするとともに、流動ホッパーの出入口周縁部と縦向き管の入口周縁部との間には隙間が形成されている。このため、流動ホッパーから落下してきた材料は、縦向き管内が満たされた後も、上記の隙間から一時貯留ホッパー内へ溢れさせることができるので、縦向き管の外周と一時貯留ホッパーの内周との間に形成されるデッドスペースが解消される。
【0021】
【発明の実施の形態1】
本発明の実施の形態の第1例(請求項1ないし3に対応)を図1及び図2に基づいて以下に説明する。図1は粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図、図2は図1の装置を適用した一例を示す説明図である。
本発明の粉粒体の混合及び微粉除去装置1は、図1に示すように、大別して、流動ホッパー2と、流動ホッパー2の出入口2aと連通した中間管3(中間管3は必須ではない)と、流動ホッパー2の出入口2aと前記中間管3を介して縦方向に連通した縦向き管4Aと、縦向き管4Aに横方向に連通した横向き管4Bと、縦向き管4Aと連通した一時貯留ホッパー6とからなっている。前記縦向き管4Aと横向き管4Bとは供給管4を構成する。
【0022】
このように構成された粉粒体の混合及び微粉除去装置1は、例えば図2に示すように、プラスチック成形機10に接続してプラスチック製品を製造する場合などに利用される。
【0023】
すなわち、図2に示すように、前記流動ホッパー2の下部は、中間管3と供給管4を介して輸送管11が接続されているとともに、該輸送管11には複数の材料供給源12・・・12が接続されている。また、流動ホッパー2の上部に形成された排気口22には、ガス導管15を介してブロワや真空ポンプ等の吸引空気源16が接続されている。この吸引空気源16の吸引気力により、各材料供給源12内の混合すべき材料を供給管4及び中間管3を介して流動ホッパー2内に吸引輸送して混合するようにしてある。
各材料供給源12の出口にはロータリーフィーダーやテーブルフィーダー等の任意の計量機13が設けてあり、この計量機13により各材料供給源12からの各種材料を所望量ずつ前記輸送管11中へ輸送するようにしてある。輸送管11の基端部にはフィルター14が取り付けてある。
【0024】
流動ホッパー2は、円筒状のホッパー本体部2bと、ホッパー本体部2b下部に連続形成したコニカル部2cと、ガス導管15と連通する排気口22を有する天蓋21とからなっている。ホッパー本体部2bと天蓋21との間には、材料を通さずに輸送用気体と微粉とを通すフィルター23が設けてある。
【0025】
流動ホッパー2のホッパー本体部2bと天蓋21、及びホッパー本体部2bとコニカル部2cとの結合構造は任意に選定できる。本実施形態では、図1に示すように、流動ホッパー2のホッパー本体部2bと天蓋21とは環状のフランジ24、21a同士を締付けノブ29で固定するとともに、前記フランジ24とコニカル部2c上端部の環状のフランジ25との間にホッパー本体部2bを挟持させ、両フランジ24、25間に立てた複数個の支柱26と該フランジ24、25とをボルト27で締め付け固定している。また、天蓋21のフランジ21aとフランジ24との間には前記フィルター23が挟持してあり、このフィルター23は締付けノブ29を締付けることにより固定されている。
【0026】
従って、前記ボルト27と締付けノブ29とを取り外すことにより、天蓋21、フィルター23、ホッパー本体部2b並びにコニカル部2cが、それぞれ取り外しでき、それぞれを清掃したり部品交換したりするのに便利である。
【0027】
中間管3は、上端部を流動ホッパー2のコニカル部2c底部に形成したフランジ30に嵌装し、下端部を縦向き管4Aの上端部に接続した上部フランジ41に嵌装して、フランジ30と上部フランジ41とで挟持し、両フランジ30、41間に立てた複数個の支柱34と該フランジ30、41とをボルト35で締め付け固定する。なお、図1で36はパッキンである。
【0028】
縦向き管4Aと横向き管4Bとは、T字形を横倒しした形状にして一体に形成してあり、前記縦向き管4Aの上端部は流動ホッパー2の出入口2aと中間管3を介して間接に接続するとともに、下端部は一時貯留ホッパー6に接続してある。すなわち、これを詳しく説明すると、上部フランジ41に形成した連通孔41aの口縁部に、縦向き管4Aの上端縁部を溶接などで固着する。一方、縦向き管4Aの下端部は環状の下部フランジ42に溶接などで一体に固着されている。前記下部フランジ42は、一時貯留ホッパー6の上端部に形成された環状の上部フランジ7とガスケット8を介して接合して、両フランジ42、7をクランプバンド9で締付けて固定している。また、一時貯留ホッパー6の下端部には下部フランジ61が溶接等で固定され、該下部フランジ61を図2に示す如くプラスチッ
ク成形機10に載置してボルト等で固定する。
【0029】
横向き管4Bは、材料供給源12に接続された輸送管11の先端と接続され、横向き管4Bの前端に形成されたフランジ51と、輸送管11の先端部に形成されたフランジ(図示せず)とを突き合わせ、その突き合わせ部をクランプバンド又はボルト等で結合する。そして、流動ホッパー2より垂設された縦向き管4Aの軸線と横向き管4Bの軸線とが交差する角が90度となるように、つまり横向き管4Bが水平となるように形成してあるが、角度は材料が詰まらない範囲であれば傾いていてもよい。
【0030】
横向き管4Bから供給される粉粒体(材料)Mの充填量(供給量)を検出するため、横向き管4Bにおける最下面5の延長線Lの近傍位置または該延長線Lより上方位置には、レベル計70が設けてある。
【0031】
レベル計70を図1の実線で示した70の位置(つまり中間管3の上部)位置に設けた場合は、材料の充填レベルがレベル計70の位置まで降下すると、次回材料の吸引輸送が開始され、吸引輸送される材料は延長線Lとレベル計70との間にある材料と一緒に流動ホッパー2に送られ混合される。そして、混合された材料は吸引が停止すると、残っている前回材料の上に落下して積み増しされ、流動ホッパー2の下方にも貯留された状態になる。貯留された材料は一時貯留ホッパー6の下方から成形機等に順次送られて消費され、材料の充填レベルがレベル計70の位置まで落下すると次回の吸引輸送が開始されるようになっており、これが繰り返される。
【0032】
レベル計70を図1の延長線L近くに設けた場合にも、材料の充填レベルがレベル計70の位置まで降下すると、次回材料の吸引輸送が開始される。この場合は、延長線Lの上方に材料がない状態で開始される。そして、前記中間管3の位置に設けた場合と同様に、混合された材料は吸引が停止すると、残っている前回材料の上に落下して積み増しされ、流動ホッパー2の下方にも貯留された状態になる。貯留された材料は一時貯留ホッパー6の下方から成形機等に順次送られて消費され、材料の充填レベルがレベル計70の位置まで降下すると次回の吸引輸送が開始されるようになっており、これが繰り返される。
【0033】
上述のようにレベル計70は延長線Lより近傍又は上方の位置に設けているので、延長線Lより下方は常に満杯の状態になっており、吸引輸送される材料が未混合のままで一時貯留ホッパー6へ落下するような現象は生じない。
また、混合済み材料は流動ホッパー2にも貯留することができるようになっているので、一時貯留ホッパー6の容量は小さくすることができる。
また、供給管4にはT字形管が用いられているので、Y字形管に比べて製作費が低廉である。
【0034】
材料に付着又は混入しているダスト等の微粉は、流動ホッパー2内で吸引空気源16の気力により材料と分離捕集されて、フィルター23とガス導管15を経てバッグフィルター等の集塵装置17で捕集される。
【0035】
【発明の実施の形態2】
本発明の実施の形態の第2例(請求項4に対応)を図3に基づいて以下に説明する。図3は粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図である。
この実施形態の粉粒体の混合及び微粉除去装置1は、流動ホッパー2と天蓋21と中間管3とを前記第1例の実施形態のものと同一構造としている。従って、それらの詳細な構成は第1例の実施形態の説明を参照するとよい。
【0036】
この第2例の実施形態の装置は、第1例の実施形態の装置に比べて、一時貯留ホッパー6を中間管3にフランジ連結により直接に接続している点と、縦向き管4Aと横向き管4Bの一部とを一時貯留ホッパー6内に挿入している点に特徴を有している。以下、これらについて詳細に説明する。
【0037】
すなわち、流動ホッパー2の出入口2aの下部に中間管3(中間管3は必須ではない)を接続し、この中間管3の下端部に一時貯留ホッパー6を接続する。つまり、中間管3の上端部は図1と同様に形成されたフランジ30に嵌装し、該中間管3の下端部はフランジ37に嵌装して、前記両フランジ30、37で中間管3を挟持するように、両フランジ30、37間に立てた複数個の支柱34と両フランジ30、37とをボルト35などで締め付け固定する。この場合、フランジ37と支柱34との結合方法としては、図3に示す如く、フランジ37の複数個所に雌ねじ部37aを形成し、この雌ねじ部37aに支柱34下部に形成した雄ねじ部34aを螺合する構成としている。
【0038】
一時貯留ホッパー6の上端部には外向きフランジ62を形成しており、この外向きフランジ62と、中間管3下端部に結合したフランジ37との間にシール材63を介して、上記外向きフランジ62とフランジ37とをクランプバンド64で締付け固定することによって、一時貯留ホッパー6と中間管3とを結合するようにしている。
【0039】
前記縦向き管4Aと横向き管4BとはT字型を横倒しした形状にして一体に形成してあり、この縦向き管4Aと横向き管4Bの一部とを前記一時貯留ホッパー6内に挿入するとともに、該横向き管4Bを一時貯留ホッパー6内に横向けに設けてある。
【0040】
また、中間管3の出口周縁部3aは縦向き管4Aの入口周縁部4aより大径とするとともに、上記中間管3の出口周縁部3aと縦向き管4Aの入口周縁部4aとの間に隙間Sが形成されている。
前記中間管3を省略する場合は、流動ホッパー2の出入口2aと縦向き管4Aの入口周縁部4aとの間に隙間Sが形成される。
そしてこの実施形態の場合も、レベル計70は横向き管4Bにおける最下面の延長線Lの近傍位置又は該延長線Lより上方位置に設けてある。
【0041】
従って、材料配給源からの材料は、吸引空気源の気力により、横向き管4B及び縦向き管4Aと中間管3を経て流動ホッパー2内に吸引輸送され、同流動ホッパー2内で材料が混合されるとともに、ダスト等の微粉は材料と分離捕集され、該微粉はフィルター23よりガス導管15を経て系外に排出される。一方、流動ホッパー2内で混合された材料は、中間管3より縦向き管4Aを経て一時貯留ホッパー6内に落下し、一時貯留ホッパー6と縦向き管4Aとが満杯になると、隙間Sから溢れ出て一時貯留ホッパー6の内面と縦向き管4Aの外面との間に貯留(充填)される。そして、貯留(充填)された材料は実施の形態1の場合と同様に、成形機等の目的地へ供給される。
【0042】
このように、この実施形態の装置では、縦向き管4Aは一時貯留ホッパー6の内部に収納された構成になっているので、実施形態1の装置における効果は勿論のこと、装置全体の高さ方向の寸法が実施の形態1の装置に比べて縦向き管4Aの寸法だけ小さくなっている。
【0043】
【発明の実施の形態3】
本発明の実施の形態の第3例(本発明の変形例)を図4に基づいて以下に説明する。図4は粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図である。
この第3例の粉粒体の混合及び微粉除去装置1は、第1例の図1と比べると判るように、図1で示されている中間管3を省略して、縦向き管4Aの上端部を流動ホッパー2の出入口2aに直接に接続している点と、図1の一時貯留ホッパー6の代わりに縦向き管4Aを下方に長く延伸して兼用させている点とが、図1と異なり、その他の構成は図1と同様としているので、共通している部分は第1例の説明を参照するとよい。
【0044】
すなわち、流動ホッパー2のコニカル部2c下端部に溶接等で固定されたフランジ30と、縦向き管4Aの上端部に溶接等で固定された上部フランジ44とを、ボルト45とナット46とによって固定する。
また、前記縦向き管4Aは下方へ長く延伸して、その延伸部47を一時貯留ホッパーとして機能させる構成になっている。なお、図4で、48は61と同一役割をもつ下部フランジである。
【0045】
この実施形態の場合のレベル計70は、供給管4の横向き管4Bにおける最下面5の延長線Lの近傍位置に設けているが、その位置より上方に設けることもできる。
【0046】
なお、図4の如く縦向き管4Aの上端部を流動ホッパー2の出入口2aに直接に接続する一方、縦向き管4Aの延伸部47を省略して図1の如く短くするとともに、該縦向き管4Aの下端部に図1に示す如く上部フランジ7及び下部フランジ42によって、一時貯留ホッパー6を設ける構成も採り得る。或いは、図4の縦向き管4Aの延伸部47をなくして、そのままの状態で成形機に接続することもできる。
【0047】
このように、この実施形態の装置では、一時貯留ホッパーは一層小形化されており、一時貯留ホッパーの製作費についても更なるコストダウンがはかれる。
【0048】
【その他の変形例】
図1、図3において、中間管3は必須なものではなく、これを省略して、縦向き管4Aの上端部を流動ホッパー2の下端部に直接に接続することもできる。
【0049】
レベル計70は、横向き管4Bにおける最下面5の延長線Lの近傍位置が好ましいものであり、その近傍位置とはLより少しばかり下方位置であってもよいことを意味する。
【0050】
縦向き管4Aと横向き管4Bの結合構造は、図1の如く一体形成したものに限らず、管状体2個を縦と横とにT字状にして接合したものでもよく、本発明では特に限定しないが、図5に示すように、両者の連通部分に丸味80を形成すると、一層スムーズに輸送される。
【0051】
図3に示す装置において、縦向き管4Aの下方の開口部は塞がっていてもよい。すなわち、エルボ(L形管)を用いてもよい。エルボ(L形管)を用いる場合は、流動ホッパーから落下する材料は隙間Sを通って一時貯留ホッパーに落下するものであり、エルボ(L形管)を用いる場合には供給管4の製作費が更にコストダウンされる。
【0052】
図3及び図4の粉粒体の混合及び微粉除去装置1も、図2のようなシステムに適用できるのは勿論である。また、上述の各実施形態例の装置は、図2のシステムに限らずその他のシステムのものにも適用できるものである。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、材料の吸引輸送は第1回目の材料の充填レベルが横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に降下する前に開始されるものであるから、横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方には材料が充填された状態になっていて、吸引輸送される材料はその充填された材料によって一時貯留ホッパーへの落下が阻止されるものであり、未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するという問題は解消する。
【0054】
請求項2記載の発明によれば、供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも上方位置には、材料の充填レベルを検出するためのレベル計が設けられているものであるから、材料を吸引輸送する際の開始はレベル計からの信号によって正確に捉えることができ、材料のレベルが横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に降下する前に開始することができるようになっているので、材料が未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するという現象を防止した装置が提供できる。
【0055】
請求項3記載の発明によれば、供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線よりも上方位置にレベル計が設けられており、しかも横向き管は縦向き管に対して略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けられているものであるから、材料の吸引輸送はレベル計の信号によって開始され、材料が未混合のまま一時貯留ホッパーへ落下するのを防止することができるのは勿論のこと、一時貯留ホッパーはその一部を流動ホッパーに肩代わりさせることができ、一時貯留ホッパーの容積はその分だけ小形化される。
【0056】
請求項4記載の発明によれば、請求項2に記載のレベル計を備えているので、上記請求項2に記載の効果を有するとともに、少なくとも縦向き管は一時貯留ホッパー内に挿入されるものであるから、縦向き管の寸法は一時貯留ホッパーの寸法に吸収された状態になって、流動ホッパーと縦向き管と一時貯留ホッパーとが縦に連なった構成の装置に比べて、縦向き管の寸法だけ短縮されるので、装置の高さ寸法の小形化が達成されるのは勿論のこと、流動ホッパーの出入口周縁部は縦向き管の入口周縁部より大径とするとともに、流動ホッパーの出入口周縁部と縦向き管の入口周縁部との間には隙間が形成されているものであるから、流動ホッパーから落下してきた材料は縦向き管内が満杯になった後も、上記の隙間から一時貯留ホッパー内へ溢れさせることができ、縦向き管の外周と一時貯留ホッパーの内周との間に形成されるデッドスペースが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態例の粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図である。
【図2】 図1の装置を適用した一例を示す説明図である。
【図3】 本発明の第2実施形態例の粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図である。
【図4】 本発明の第3実施形態例の粉粒体の混合及び微粉除去装置の縦断面図である。
【図5】 縦向き管と横向き管の結合構造の変形例の一部断面図である。
【符号の説明】
1 粉粒体の混合及び微粉除去装置
2 流動ホッパー
3 中間管
4 供給管
4A 縦向き管
4B 横向き管
5 最下面
6 一時貯留ホッパー
10 プラスチック成形機
11 輸送管
12 材料供給源
16 吸引空気源
21 天蓋
22 排気口
70 レベル計
L 延長線
M 粉粒体(材料)
S 隙間
Claims (4)
- 流動ホッパーと一時貯留ホッパーとの間に縦向き管と横向き管からなる供給管を設け、材料供給源からの材料を吸引空気源の気力により前記供給管を介して流動ホッパー内に吸引輸送するとともに混合し、その混合済み材料を前記一時貯留ホッパー内へ落下するようにする操作を繰り返しながら行なう粉粒体の混合及び微粉除去方法において、
流動ホッパーへの材料の輸送は、前回輸送の混合済み材料が流動ホッパーから一時貯留ホッパーへと降下する際に、前記混合済み材料の充填レベルが供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍または該延長線よりも下方に降下する前に開始するようにすることを特徴とする粉粒体の混合及び微粉除去方法。 - 排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管に接続された一時貯留ホッパーとからなり、
前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けてなることを特徴とする粉粒体の混合及び微粉除去装置。 - 排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管の縦向き管の下端部に接続された一時貯留ホッパーとからなり、前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けるとともに、前記横向き管は縦向き管に対して略水平ないしは上方から下方に向けての下り勾配に設けてなることを特徴とする粉粒体の混合及び微粉除去装置。
- 排気口にガス導管を介して吸引空気源を接続した流動ホッパーと、該流動ホッパーの出入口と縦方向に連通した縦向き管と、この縦向き管に横方向に連通され材料供給源からの材料が供給される横向き管とからなる供給管と、該供給管の少なくとも縦向き管が挿入されるとともに、流動ホッパーの出入口の下部に直接または間接に設けた一時貯留ホッパーとからなり、
前記供給管の横向き管における最下面の延長線の近傍位置または該延長線より上方位置に、材料の充填レベルを検出するためのレベル計を設けるとともに、
流動ホッパーの出入口周縁部は縦向き管の入口周縁部より大径とするとともに、流動ホッパーの出入口周縁部と縦向き管の入口周縁部との間には隙間が形成されていることを特徴とする粉粒体の混合及び微粉除去装置。
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