JP3767912B2 - 情報伝送システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、受信機と、伝送媒体を介して情報信号を上記受信機に送信する送信機とを有するような情報伝送システムに関する。更に詳述すると、本発明は上記のような情報伝送システムであって、前記情報信号が主データと副データとを含み、この副データが複数の文字コードを持つコード化されたテキスト行(コード化テキスト行)を含み、前記受信機には上記のコード化テキスト行内の文字コードにより規定される文字を表示する文字表示ユニットが設けられ、該表示ユニットが所定数の文字表示位置を有するような情報伝送システムに関する。
【0002】
また、本発明は上記のようなシステムに使用される送信機、受信機及び記録担体にも関する。
【0003】
【従来の技術】
上述したようなシステムは例えばヨーロッパ特許出願公開第EP-A-0325325号から既知である。この特許出願公開公報には、情報信号が例えばコンパクトディスク叉はデジタルオーディオテープのような記録担体を介してオーディオプレーヤに伝送されるようなシステムが記載されている。このプレーヤには、伝送された副データ中に含まれるコード化テキスト行により規定されるテキスト行を表示する少なくとも1つの複数行表示ユニットが設けられている。当該表示ユニットの文字位置の数(桁)は、40文字分のテキスト行全体を表示するに充分である。このシステムによれば、再生された主(オーディオ)情報に関する付加的な情報を表示することも可能である。
【0004】
ライン全体を表示する表示ユニットは、携帯用プレーヤ或いはカーラジオのような小型の受信機がシステムに使用されるような場合には、あまり適していない。何故なら、通常そのような全ライン表示ユニットに対する充分なスペースが無いからである。また、全ライン表示ユニットは受信機のリモートコントローラに使用するのにもあまり適していない。他方、上記のような形式の受信機及びリモートコントローラには再生された主情報に関する付加的な情報を表示することができるのが好ましい。
【0005】
従って、本発明の目的は小型の受信機叉はリモートコントローラ上の表示ユニットに、副データのフォーマットの広範囲な補正を必要とすることなく、当該副データ中のテキスト情報のかなりの部分を表示することを可能にするような手段を提供することにある。
【0006】
【発明の目的及び概要】
本発明によれば、上記目的は、本明細書の冒頭で述べたようなシステムにおいて、前記文字表示ユニットにおける文字表示位置の数が前記のコード化されたテキスト行における文字コードの数より少なく、前記のコード化されたテキスト行が制御コードを含み、前記受信機には前記のコード化されたテキスト行に含まれる文字コードに対応する文字の表示をこれら制御コードに応じて制御する表示制御手段が設けられることを特徴とすることによって達成される。
【0007】
本発明によるシステムにおいては、副データのコード化テキスト行中に既に存在する全行表示ユニット上に表示するための情報を、限られた表示位置しか持たない小型の表示ユニット上に表示するためにも使用することができる。この構成は、限られた桁数の1行表示器と組み合わせて専用に使用するようなコード化データを前記副データに付加する必要がないという利点を有している。
【0008】
本システムの一実施例は、前記受信機が受信された前記のコード化されたテキスト行をメモリに記憶するための手段を有し、前記制御コードが水平スクロール制御コードを含み、前記受信機における表示制御手段が水平スクロール制御コードに応答して前記メモリに記憶されたコード化されたテキスト行の文字の水平スクロールを開始するように構成されていることを特徴としている。
【0009】
上記のように、メモリとスクロール機能との組み合わせにより、テキスト行全体の内容を表示することが可能となる。
【0010】
本システムの他の実施例は、前記受信機に手動によりスクロール命令を入力する入力手段が設けられ、前記表示制御手段が前記水平スクロールをこれらの入力されたスクロール命令に応じて制御するように構成されていることを特徴としている。
【0011】
この実施例は、ユーザが必要と思った時にメモリに記憶されたテキスト行のスクロールをユーザ自身で開始することができるという利点を有している。
【0012】
本発明によるシステムの更に他の実施例は、表示制御手段が前記スクロール制御コード叉は入力されたスクロール命令に応じた速度で文字をスクロールするように構成されていることを特徴としている。
【0013】
この実施例によれば、スクロールの速度を特定の状況に合わせることが可能である。
【0014】
本発明によるシステムの更に他の実施例は、前記制御コードが文字群に目印を付すためのマーキングコードを含み、前記表示制御手段には対応する文字が表示されるべき文字コードをこれらマーキングコードに基づいて選択する手段が設けられていることを特徴としている。
【0015】
この実施例によれば、メッセージ中の最も重要な語のみを表示器上に表示させることが可能である。好ましくは、表示されるべき文字群(文字列)を開始コードとポーズコードとの間に配置する。この場合、前記表示制御手段がポーズコードに応答してスペース型の文字を表示させ、開始コードに対しては文字を表示させないように構成されたシステムを使用するのが好適である。
【0016】
上記実施例によれば、コード化されたテキスト行により規定されるメッセージにおける連続してない文字列を表示器上で適切に分離することが可能である。
【0017】
本発明によるシステムの更に他の実施例は、前記副データがテキストパケットを含み、各テキストパケットがコード化されたテキスト行と付加的な制御コードとを含み、前記テキストパケットの一部は対応するテキストパケットが限られた表示位置しか持たない表示ユニット上に表示されるべきテキスト情報を持つコード化されたテキスト行を含むことを示す指示制御コードを含み、前記受信機には前記指示制御コードを持つテキストパケットを前もって選択する手段と、これらの選択されたテキストパケットのみを前記表示制御手段に供給する手段とが設けられていることを特徴としている。
【0018】
この実施例によれば、上記の前もった選択を利用することにより前記表示制御手段が1行表示器上に表示すべき文字を含まないようなパケット内での不要なサーチを防止することが可能となる。
【0019】
【実施例】
図1は、例示として、本発明による情報伝送システムの一実施例を示している。このシステムは、伝送媒体2を介して受信機3に情報信号を伝送する送信機1を有している。上記送信機1は例えばデジタルオーディオ情報のような主データ用の通常の情報源4を有している。送信機1は、更に、上記主データに関係する副データ用の情報源5を有している。この場合、上記副データはコード化されたテキスト行(以下、コード化テキスト行と呼ぶ)と付加的な制御コードとを有している。上記主データ及び副データは出力段6に供給され、該出力段は前記主データ及び副データを適切な信号フォーマットで伝送媒体2に伝送する。一方、受信機3は伝送媒体2を介して伝送された情報信号を受信する入力段6aを有している。この入力段6aは主データと副データとを分離する。そして、主データは主データを処理するための通常の形式の主データ処理ユニット7に供給される。一方、副データは副データを処理するための副データ処理ユニット8に供給される。この副データ処理ユニット8は、コード化テキスト行と、それらに対応する制御コードとを、例えば12桁の表示ユニットのような限られた数の文字位置(桁)を持つ1行表示ユニット10の表示制御回路9に供給する。この表示制御回路9は、前記のコード化テキスト行に含まれる文字コードにより規定される文字の表示を当該コード化テキスト行に含まれる制御コードに応じて制御する。
【0020】
当該情報伝送システムは副データがパケットの形に配列される形式のシステムとすることができる。これらパケットにはコード化テキスト行を含めることができる。以下、コード化テキスト行を含むパケットをテキストパケットと呼ぶ。各コード化テキスト行は一連の所定数のコードからなる。本発明によれば、上記のコード化テキスト行は表示すべき文字を規定する文字コードと、完全なテキスト行を一度に表示するには充分でない桁数の一行表示器上への文字列の表示を制御する制御コードとを有している。以下、コード化テキスト行に含まれる制御コードを直列制御コードと呼ぶ。なお、前記パケットはコード化テキスト行に含まれない付加的なコードを有してもよい。以下、これらの制御コードは並列制御コードと呼ぶ。パケットの適切なフォーマットについてはヨーロッパ特許出願第EP-A-0325325号及びEP-A-0389689号公報に詳細に説明されているので、これらの文献を参照されたい。前記伝送媒体2は、デジタル主(オーディオ)データが記録され且つコード化テキスト行を伴うパケットがいわゆるR〜Wサブコードチャンネルに含まれるようなコンパクトディスクであってもよい。また、伝送媒体2は圧縮されたオーディオ情報の形態の主データと、副データとが磁気テープ上に記録されるようないわゆるデジタルコンパクトカセットにより形成してもよい。この場合、コードかテキスト行を含むパケットはデジタルコンパクトカセットに記録されたサブデータに含ませることができる。デジタルコンパクトカセットに関しての詳細は、ヨーロッパ特許出願第EP-A-0436991号に記載されているので、その文献を参照されたい。図5は、一例として、ヨーロッパ特許出願第EP-A-0436991号に記載されたデジタルコンパクトカセットのサブデータフォーマット中にパケットがどの様に含まれているかを示している。
【0021】
前記伝送媒体2はデジタルオーディオ信号と、コード化テキスト行を含むパケットとが伝送されるようなデジタルオーディオ用の放送チャンネルにより形成される場合もある。そのような放送システムの詳細に関しては、ヨーロッパ特許出願第EP-A-0389689号を参照されたい。
【0022】
図2はテキストパケットの好適なフォーマットを示している。この図示したパケットは各々が8ビットの48バイトを含んでいる。この場合、最初の8バイトは並列制御コードの伝送用に使用される。これら並列制御コードは位置コード21PC及び2PCを含んでいる。位置コード21PCは、21行表示器上の対応するテキスト行が表示されるべき行位置を示している。位置コード2PCは2行表示器が使用された場合の対応するテキスト行の行位置を示している。並列制御コードは受信されたテキストパケットから特定のテキストパケットを選択する場合に使用される3つの制御コードも含んでいる。これらの制御コードはLN(言語番号)、AC(アプリケーションコード)及びTC(トピックコード)として示されている。この場合、コードLNは対応するテキストパケットにおけるコード化テキストの言語を示している。また、コードACはコード化テキスト行が1行表示ユニット10に表示すべき情報を有しているか否かを示している。また、コードTCは対応するコード化テキスト行が関係するトピックを示している。そのようなトピックとしては、例えば、「アルバム情報」、「演奏者名」叉は「再生される歌のテキスト」等がある。
【0023】
このテキストパケットにおいては、40個のバイト(バイト8ないしバイト47)がコード化テキスト行のコードTLC0、…、TLC40を伝送するために使用される。これらコードは文字セットにおける文字を規定する文字コードを含むことができる。また、これらコードは表示器を制御するための直列制御コードを含むこともできる。図10はコード値(16進)と対応する文字との間の関係を例示している。この場合、欄0x、1x、8x及び9xは制御コード用に確保されている。また、図4は当該実施例に使用される直列制御コードの概略を示している。この図には文字列を表示する場合に使用される文字コード群に目印を付けるための2個のマーキングコードが示されている。これらのマーキングコードは、1行表示ユニット10上に表示すべき文字列の始点を示すために使用される開始制御コードSと、1行表示ユニット10上に表示すべき文字列の終点を示すために使用される制御コード(ポーズ制御コード)Pとを含んでいる。コード値19,1A、1B及び1Cを持つスクロール制御コードH0、H1、H2及びH3は4つの異なるスクロール速度で水平スクロールを開始するために各々使用される。
【0024】
図6は前記副データ処理ユニット8の一実施例を示している。このユニット8はシフトレジスタ60の形態のメモリを有し、このシフトレジスタには前記入力段6aから入力されるパケットのバイトが通常の形式のタイミング制御ユニット61から供給されるクロック信号CL1に同期してシフト入力される。このユニット8には更にコード一致検出回路62、63及び64が設けられている。コード一致検出回路62及び64には、例えば選択キーを有する操作パネルのような通常の形式のユーザ選択入力ユニット68からの言語選択コードLN及びトピック選択コードTC用のユーザが選択した値を入力するための入力端子66及び67が設けられている。コード一致検出回路63は、対応するコード化テキスト行が1行表示ユニット10上に表示すべき情報を有していることを示すアプリケーションコードACに対応するコード値を入力する入力端子72を有している。コード一致検出回路62、63及び64の入力端子69、70及び71は、入力されたテキストパケットの最初のバイトがシフトレジスタ60の直列出力端子65に到達した時点でコードLN、AC及びTCがこれらコード一致検出回路62、63及び64に各々供給されるように、シフトレジスタ60の並列出力端子に結合されている。また、これらコード一致検出回路62、63及び64には、これら回路の入力端子上のコード値の一致が検出された場合に、対応する検出信号をゲート回路76に供給する出力端子73、74及び75が設けられている。ゲート回路76は、タイミング制御ユニット61の制御の下で3個の全てのコード一致検出回路62、63及び64により一致が検出された後でシフトレジスタ60の出力端子65にコード化テキスト行のコードが存在する間ロード信号VLを発生する。このロード信号LVは2入力アンドゲート96の一方の入力端子に供給される。また、前記クロック信号CL1が当該アンドゲート96の他方の入力端子に供給されるようになっており、したがって当該アンドゲート96の出力端子上にはロード信号VLが発生されている間だけクロック信号CL2が得られる。そして、このクロック信号CL2と前記ロード信号VLの両方が前記表示制御ユニット9に供給されるようになっている。
【0025】
上記副データ処理ユニット8は以下のように動作する。即ち、並列制御コードLN及びTCがユーザが選択した値と一致すると同時に、並列制御コードACが対応するテキストパケット内のコード化テキスト行が1行表示ユニット10に表示すべき情報を有していることを示している場合は、このコード化テキスト行の最初のコードがシフトレジスタ60の出力端子65に到達するやいなやゲート回路76がロード信号VLを発生し始める。なお、次のテキストパケットの最初の並列制御コードが上記出力端子65に到達するやいなや上記ロード信号VLの発生は停止される。
【0026】
図7は表示制御ユニット9と1行表示ユニット10とを示している。表示制御ユニット9はコード化テキスト行におけるコードの数と等しい数の連続したバイト記憶位置を持つシフトレジスタ80を有している。このシフトレジスタ80は入力端子81に入力されたコードを、前記タイミング制御ユニットからオアゲート95を介して供給されるクロック信号CL2か叉は可変発信周波数のクロック発生器94から供給されるクロック信号CLCRの何れかに同期して、当該シフトレジスタを介して出力端子86にシフトする。上記入力端子81は2入力マルチプレックス回路82に結合されている。このマルチプレックス回路の第1入力端子83は信号路84を介して前記副データ処理ユニット8におけるシフトレジスタ60の出力端子65に結合されている。マルチプレックス回路82の第2入力端子85はシフトレジスタ80の出力端子86に結合されている。そして、当該マルチプレックス回路82の出力端子97がシフトレジスタ80の入力端子81に結合されている。このマルチプレックス回路82は信号線87を介して当該マルチプレックス回路の制御入力端子に供給されるロード信号VLにより制御される。この信号VLが次のコード化テキスト行が信号路84上にあることを示す場合は、このコード化テキスト行のコードが当該マルチプレックス回路82を介してシフトレジスタ80の入力端子81に供給される。これと同時に、シフトレジスタ80はクロック信号CL2を入力するので、前記出力端子65上のこのコード化テキスト行のコードがクロック信号CL2に同期してシフトレジスタ80にシフト入力される。また、ロード信号VLが1行表示ユニット10に表示すべき情報を伴うコード化テキスト行のコードが無いことを示す場合は、シフトレジスタ80の出力端子86上のコードがマルチプレックス回路82を介してその入力端子81に供給される。
【0027】
表示制御ユニット9には更にマルチプレックス回路82の出力端子97に結合された入力端子を持つコード検出回路87が設けられている。このコード検出回路87はマルチプレックス回路82の出力端子97上のコードが直列制御コードか叉はスペースを示す文字コードに一致するか否かを検出する通常の形式のものである。そして、この検出回路87は上述したコードの何れかが検出された場合、該当する出力信号を発生する。この検出回路により発生される出力信号は、検出された制御コードが開始コードS、ポーズコードP叉はスクロール制御コードH0、H1、H2叉はH3の内の何れかに対応する場合には、どの形式の制御コードが検出されたかを示す。これらの出力信号は信号線88を介してゲート回路89に供給される。更に、前記ロード信号VLがゲート回路89に供給されている。
【0028】
ゲート回路89の他の入力端子は、ユーザが入力するスクロール命令を入力するために、ユーザ選択入力ユニット68の出力端子に結合されている。ゲート回路89は入力端子に入力された前記各信号から表示ユニット10用の制御信号を抽出する。第1の制御信号LDの発生は、前記ロード信号VLの発生の開始後、スペースコードでない最初の文字コードの検出に応答して開始される。この制御信号LDの発生は開始制御コードSの検出に応答しても開始される。この制御信号LDの発生はポーズ制御コードPの検出に応答して停止される。更に制御信号LDは、各ポーズ制御コードPに対して「スペース」文字が表示されるように、ポーズ制御コードPの検出の間にも発生される。制御信号LDは1行表示ユニット10における12桁表示器91の次の空きの文字位置に文字が表示されるべきであることを示す。第2の制御信号SCは、スクロール制御コードH0、H1、H2叉はH3の何れかの検出、叉はユーザの入力したスクロール命令に応答して発生される。この制御信号SCは、シフトレジスタ80により出力される連続したコードに対応する文字の表示器91上での水平スクロールが要求されていることを示す。ロード信号VLに応答して発生される第3の制御信号RSは、表示器91がクリアされるべきであることを示す。この制御信号RSはコード化テキスト行における開始制御コードSの最初の検出に応答しても発生される。更に、前記制御信号SCの発生はロード信号VLに応答して停止され、また前記制御信号LDの発生はロード信号VLに応答して開始される。第4の制御信号SSは所望のスクロール速度を示す。
【0029】
前記マルチプレックス回路82の出力端子97はデコーダユニット92の入力端子にも結合されている。このデコーダユニット92には表示されるべき文字の文字コードを記憶するシフトレジスタが設けられている。更に、このデコーダユニット92には上記シフトレジスタに記憶された文字コードを表示器91の各桁用の制御信号に変換するデコーダが設けられている。このデコーダは、ポーズ制御コードPのような文字を規定しない直列制御コードに対してはスペースを表示させるような通常の形式のものである。デコーダユニット92のシフトレジスタは、制御信号SCに応答して当該シフトレジスタを介して文字コードをシフトさせ、これにより表示器91上で文字を水平スクロールさせるような通常の形式のものである。シフトレジスタ80及びデコーダユニット92のシフトレジスタを介するコードのシフトは、クロック発生器94により制御される。クロック発生器94への信号SSがない場合は、当該クロック発生器からのクロック信号の出力は不能化される。信号SSがある場合は、クロック信号の出力は可能とされ、信号SSの信号値により規定される周波数のクロック信号がデコーダユニット92におけるシフトレジスタのクロック入力端子へ直接に、またシフトレジスタ80に対してはオアゲート95を介して供給される。前記信号SCがない場合はデコーダユニット92のシフトレジスタは静止状態とされ、文字をアドレス発生回路93によりアドレスされる記憶位置にロードすることができる。このアドレス発生回路93は、デコーダユニット92内のシフトレジスタの次の空の記憶位置を示すような通常の形式のものである。全ての利用可能な記憶位置がコードの記憶に使用された場合は、新たに供給されるコードはもはやロードされない。
【0030】
上記表示制御ユニット9及び1桁表示ユニット10の動作を以下に説明する。ロード信号VLが出力端子65上に次のコード化テキスト行のコードがあることを示す場合は、マルチプレックス回路82はこの出力端子65上のコードがシフトレジスタ80の入力端子81に供給されるような状態にされる。結果として、上記のコード化テキスト行の全てのコードがシフトレジスタ80にシフト入力される。これらのコードはコード検出回路87とデコーダユニット92の入力端子とにも供給される。
【0031】
コード検出回路87は、表示ユニット10におけるデコーダユニット92の入力端子に供給されたコードの形式を示す信号をゲート回路89に供給する。ここで、ゲート回路89はスペース文字でない最初の文字コードの検出に応答してロード信号LDを発生し始めるから、デコーダユニット92はそのシフトレジスタへの文字のロードを最初の記憶位置から開始し、頭の各スペースコード及び図4に示された制御コードでない制御コードはロードされない。このロード過程を図8のaに図示した。この図は40個のコードのコード化テキスト行を示し、各コードにより規定される文字で図示されている。また、スペースコードは「−」なる記号で図示されている。また、このコード化テキスト行の入力の12桁表示器91に対する結果が図中の窓100内に示されている。この場合、表示器91は上記のテキスト行における位置2ないし13の文字コードの表示を示している。なお、このテキスト行の最初の位置のスペースは無視されている。
【0032】
図8のbは他のコード化テキスト行を示している。このコード化テキスト行は当該テキスト行の位置18に開始制御コードSを有している。このコード化テキスト行が前記表示制御ユニット9に供給された場合は、先ず位置3ないし14のコードにより規定される文字が表示される。しかしながら、上記開始制御コードSが検出されるやいなや表示器はリセットされ、位置19ないし30のコードにより規定される文字が窓100に表示される。
【0033】
図9のaは、位置7の開始制御コードSに位置13のポーズ制御コードPが後続するようなコード化テキスト行を示している。このコード化テキスト行は位置19に別の開始制御コードSを含んでいる。この結果、最初の開始制御コードSとポーズ制御コードPとの間の文字コードにより規定される文字列が表示される。更に、ポーズ制御コードPが上記文字列の後にスペースを表示させる。そして、位置19の開始制御コードSが検出されるやいなや、デコーダユニット92への文字コードのロードが再開され、当該デコーダユニットの12個の全ての利用可能な記憶位置が満たされるまで続行される。
【0034】
図9のbの最初の位置にスクロール制御コードH0を含むコード化テキスト行を示している。このスクロール制御コードの検出に応答して、表示ユニットは水平スクロールモードにされる。当該コード化テキスト行がシフトレジスタ80に完全にロードされた後、マルチプレックス回路82はシフトレジスタ80の出力端子86のコードが出力端子97に供給されるような状態となる。クロック発生器94は前記制御コードH0により示される値に対応する周波数に設定される。結果として、当該コード化テキスト行により規定される文字列の水平スクロールが実現される。12桁表示器91の後続する時点t1、t2、…、t14での内容がこの図9のbに図示されている。当該コード化テキスト行により規定される文字列の完全なスクロールが完了すると、次の水平スクロール過程が開始される。これらの繰り返しスクロール過程はスクロール制御コードを伴わない次のコード化テキスト行が入力されるまで継続される。
【0035】
入力されたコード化テキスト行の任意のものにより規定されるテキストの表示の水平スクロール過程は、ユーザによるスクロール命令の入力によっても開始させることができる。何故なら、1行表示ユニット10に表示すべき情報を含む各コード化テキスト行はシフトレジスタ80内に完全に記憶されているからである。ユーザの入力したスクロール命令に応答して、制御信号SCが発生される。結果としてシフトレジスタ80中のコード化テキスト行のコードがデコーダユニット92にシフト入力され、その結果12桁表示器91上の対応するテキストのスクロールがなされる。
【0036】
ここで、上述したのとは異なる他のスクロール方法も可能であることに注意されたい。以下に、例示としてそのような好適なスクロール方法の概要を説明する。
【0037】
デコーダユニットは頭叉は終わりのスペースをスキップさせるようにしてもよく、叉は表示領域から最後の文字が押し出されるまでスクロールを継続させるようにしてもよい。ソフトスクロール(文字欄単位の)、文字スクロール(文字毎の)叉はワードスクロール(ワード毎の)を使用してもよい。
【0038】
スクロールを起動するには2つの方法を実施するとよい。即ち、自動とユーザによる命令とである。自動スクロールはコード化テキスト行に「非スクロール」コードが含まれている場合には起動されてはならない。スクロールは自動的に制御されてもよい。このことは全テキストがユーザの介在なしにスクロールされることを意味する。ハードウェアの設計により、種々のスクロール方法を採用することができる。例えば、
− テキストが繰り返しスクロールされる。
− 最後の文字が表示領域から押し出されるまで、テキストが1回だけスクロールされる。この方法はパックされたインデックス(Packed Index)が「00 00h」に等しいようなコード化テキスト行に専ら使用される。
− テキストが1回だけスクロールされ、その後表示器にはテキストの開始部が再び表示されるようにする。
− テキストが1回だけスクロールされ、その後表示器には開始制御コードSとポーズ制御コードPとにより示されたテキストが表示されるようにする。
− 開始制御コードSとポーズ制御コードPとにより示されたテキストが先ずある(装置に依存した)期間だけ表示され、その後上述したスクロール法の何れかが開始する。
【0039】
スクロールは手動でも制御することができる。このことは、ユーザのスクロール命令が入力されるまで、S及びPにより指定されるテキストが表示されることを意味する。ハードウェアの設計によって、ユーザのスクロール命令に対する種々の動作を行わせることができる。例えば、
− テキストが1回だけスクロールされ、その後テキストの最終部が表示器上に残る。この方法はパックされたインデックス(Packed Index)が「00 00h」に等しいようなコード化テキスト行に使用される。
− テキストが1回だけスクロールされ、その後表示器にはテキストの開始部が再び表示されるようにする。
− テキストが1回だけスクロールされ、その後表示器には制御コードSとPとにより指定されたテキストが表示されるようにする。
【0040】
上述した受信機の実施例はいわゆるハードウェア結線された回路として実現される。しかしながら、当業者であればプログラム制御された回路により上記実施例を実現することも可能であることは明かである。また、本発明は上述した直列制御コードの使用のみに限定されるものではないことに注意されたい。限られた桁数の1行表示器上の文字列の表示に関する他の直列制御コードの使用もまた可能である。更に、これら直列制御コードに対する表示制御ユニットの応答が異なるものであってもよい。
【0041】
最後に、上述した表示ユニットは受信機1のリモートコントローラ内に組み込まれるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による情報伝送システムの一実施例の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本発明におけるコード化されたテキスト行を伝送するためのパケットの好適なフォーマットを示す概念図、
【図3】 図3は図2のパケットに含まれる並列制御コードの一例を示す図表、
【図4】 図4は図2のコード化されたテキスト行に含まれる直列制御コードの一例を示す図表、
【図5】 図5は図2のようなパケットがデジタルコンパクトカセットの副データにどのように含まれるかを示す概念図、
【図6】 図6は本発明による情報伝送システムに使用される副データ処理ユニットの一実施例のブロック図、
【図7】 図7は本発明による情報伝送システムに使用される表示制御ユニットの一実施例のブロック図、
【図8】 図8のa及びbは本発明における種々のコード化されたテキスト行と、これらテキスト行を入力した場合に表示される文字列との例を示す説明図、
【図9】 図9のa及びbは本発明における種々のコード化されたテキスト行と、これらテキスト行を入力した場合に表示される文字列との他の例を示す説明図、
【図10】 図10は本発明における文字コードと対応する文字との関係の一例を示す図表である。
【符号の説明】
1…送信機、 2…伝送媒体、
3…受信機、 4…主データの情報源、
5…副データの情報源、 6…出力段、
6a…入力段、 7…主データ処理ユニット、
8…副データ処理ユニット、 9…表示制御ユニット、
10…1行表示ユニット。
Claims (14)
- 受信機と、伝送媒体を介して情報信号を上記受信機に伝送する送信機とを有するような情報伝送システムであって、前記情報信号が主データと副データとを含み、前記送信機が前記情報信号を生成する生成手段を有し、前記受信機は前記情報信号を処理する処理手段を有し、この副データが文字コードによって定義された複数の文字を持つコード化されたテキスト行を含み、前記副データが更にライン表示ユニット上における前記コード化されたテキスト行の表示を制御する並列制御コードを有するような情報伝送システムにおいて、前記コード化されたテキスト行が前記文字コードと混在させられた直列制御コードを含み、前記受信機が前記ライン表示ユニットの文字位置の数よりも少ない数の文字位置を持つ小型の表示ユニットと、前記コード化されたテキスト行から前記直列制御コードに応じて文字を選択し、該選択された文字を前記小型の表示ユニット上に表示するように制御する表示制御手段とを有することを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項1に記載の情報伝送システムにおいて、前記受信機には受信された前記のコード化されたテキスト行をメモリに記憶するための手段が設けられ、前記直列制御コードが水平スクロール制御コードを含み、前記受信機における前記表示制御手段が前記水平スクロール制御コードに応答して前記メモリに記憶された前記のコード化されたテキスト行の文字の水平スクロールを開始するように構成されていることを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項2に記載の情報伝送システムにおいて、前記受信機には手動によりスクロール命令を入力する入力手段が設けられ、前記表示制御手段が前記水平スクロールをこれらの入力されたスクロール命令に応じて制御するように構成されていることを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項2又は請求項3に記載の情報伝送システムにおいて、前記表示制御手段が前記文字を前記水平スクロール制御コード叉は前記の入力されたスクロール命令に応じた速度でスクロールするように構成されていることを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の情報伝送システムにおいて、前記直列制御コードが文字群に目印を付けるためのマーキングコードを含み、前記表示制御手段には表示されるべき文字に対応する文字コードを前記マーキングコードに基づいて選択する手段が設けられていることを特徴する情報伝送システム。
- 請求項5に記載の情報伝送システムにおいて、前記マーキングコードが前記文字群に先行する開始コードと、この文字群に後続するポーズコードとを含んでいることを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項6に記載の情報伝送システムにおいて、前記表示制御手段が前記ポーズコードに応答してスペース型の文字を表示させ、前記開始コードに対しては文字を表示しないように構成されていることを特徴とする情報伝送システム。
- 請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載の情報伝送システムにおいて、前記副データがテキストパケットを含み、各テキストパケットがコード化されたテキスト行と並列制御コードとを含み、前記テキストパケットの一部は対応するテキストパケットが前記小型の表示ユニット上に表示されるべきテキスト情報を持つコード化されたテキスト行を含むことを示す指示制御コードを含み、前記受信機には前記指示制御コードを持つテキストパケットを前もって選択する手段と、これらの選択されたテキストパケットのみを前記表示制御手段に供給する手段とが設けられていることを特徴とする情報伝送システム。
- 情報信号が記録される記録担体であって、該情報信号が主データと副データとを含み、該副データが文字コードによって定義された複数の文字を持つコード化されたテキスト行を含み、前記副データが更にライン表示ユニット上における前記コード化されたテキスト行の表示を制御する並列制御コードを有するような記録担体において、前記コード化されたテキスト行が、前記ライン表示ユニットよりも少ない数の文字位置を持つ小型の表示ユニット上において、前記コード化されたテキスト行から文字を選択して表示するように制御するための、文字コードと混在させられた直列制御コードを含むように構成されることを特徴とする記録担体。
- 請求項9に記載の記録担体において、前記直列制御コードが前記のコード化されたテキスト行を表す文字の水平スクロールを制御するための水平スクロール制御コードを含むことを特徴とする記録担体。
- 請求項10に記載の記録担体において、前記スクロール制御コードが前記スクロールの速度を制御するコードを有していることを特徴とする記録担体。
- 請求項9ないし請求項11の何れか一項に記載の記録担体において、前記直列制御コードが前記小型の表示ユニットに表示されるべき文字群に目印を付すためのマーキングコードを有していることを特徴とする記録担体。
- 請求項12に記載の記録担体において、前記マーキングコードが前記の目印を付された文字群に先行する開始コードと、この目印を付された文字群に後続するポーズコードとを有していることを特徴とする記録担体。
- 請求項9ないし請求項13の何れか一項に記載の記録担体において、前記副データがテキストパケットを含み、各テキストパケットがコード化されたテキスト行と並列制御コードとを含み、前記テキストパケットの一部が対応するパケットが前記小型の表示ユニット上に表示されるべきテキスト情報を持つコード化されたテキスト行を含むことを示すような指示制御コードを含むことを特徴とする記録担体。
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