JP3767814B2 - メダル揚送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダル研磨装置により研磨洗浄されたメダルをスロットマシン等の遊技機に配給するためのメダル揚送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技機から排出されて回収される使用済みのメダルや払い出しメダル等は、常に人手に触れ手の汚れや手脂、あるいはタバコのヤニ等が付着するので、遊技機設置島の下部に設けたメダル研磨装置により研磨洗浄して遊技者が不快感を感じることがないようにしたり、装置内でメダルが滑らかに循環しなくなることがないようにしたりしている。そして研磨洗浄されたメダルは遊技機設置島の上部に設けたメダル貯留部まで揚送され、各遊技機に配給されてゆくこととなるが、遊技機から回収されるメダル量は常に一定ではなく、遊技者数や遊技状態によって大きく変動する。
【0003】
そこで従来から、各遊技機から回収されたメダルを回収リフトによりメダル研磨装置に搬送し、メダル研磨装置で研磨されたメダルを大型のメダル貯留タンクに貯留したうえ、遊技機設置島の上部に設けたメダル貯留部まで補給リフトにより揚送するようにしたメダル揚送装置が提案されている。しかし回収リフトと補給リフトとの2つのリフトが必要になり、コスト的、スペース的にも問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題を解決し、メダル量の変動を吸収することができ、しかも省スペース化を図ることができるメダル揚送装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するためになされた本発明は、遊技機設置島の下部に設けたメダル洗浄装置から送出されるメダルを、遊技機設置島の上部に設けたメダル貯留部まで揚送するバケット式のメダル揚送装置であって、メダル洗浄装置から送出されるメダルがバケットに投入される下部導入部と、揚送されたバケット内のメダルをメダル貯留部に投入する上部導出部とを備えるとともに、それらの間には、メダル貯留部より溢れたメダルを貯留する余剰メダル貯留部から戻し装置によって返送されるメダルを、バケットに再投入する中間導入部を設けたことを特徴とするものである。なお、メダル貯留部にメダル量検出機構を設けることが好ましく、また戻し装置がメダル量検出機構により検出されたメダル量に基いて駆動されてメダルをバケットに再投入するものであることが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基いて詳細に説明する。
図1において40はメダル研磨装置であり、図示されるように遊技機設置島の下部に設けられている。このメダル研磨装置40は遊技機設置島の各遊技機より回収されてくるメダルや図示しない計数装置から回収されるメダルを研磨洗浄するものである。
【0007】
42はメダル研磨装置40により研磨されたメダルを遊技機設置島の上部のメダル貯留部43に揚送するリフト機構である。前記リフト機構42は、図3に示されるように駆動モータ50により駆動される上端の駆動プーリ51と、下端の従動プーリ52と、該駆動プーリ51と従動プーリ52とに巻き掛けられる歯付きベルト53と、該歯付きベルト53に取り付けられる多数のバケット54よりなるものである。56は前記駆動プーリ51と従動プーリ52とを取り付ける略U字形フレーム55の下部に設けられる下部導入部であり、該下部導入部56はメダル研磨装置40から送出されるメダルをバケット54に投入するためのものである。
【0008】
また略U字形フレーム55の側板の上端部には、揚送されてきたメダルを遊技機設置島の上部のメダル貯留部43に投入する上部導出部55aが形成されている。この実施形態では、メダル貯留部43に送出されたメダルは図1、2に示されるようにメダル補給装置44を介してメダル配給車45へ供給され、メダル配給車45を介して各遊技機に配送される。
【0009】
またリフト機構42によりメダル貯留部43に送り込まれるメダルのうち、メダル貯留部43から溢れる余剰のメダルは、メダル貯留部43の下部に設けられた余剰メダル貯留部48に貯留される。そして余剰メダル貯留部48に貯留されたメダルは必要に応じて戻し装置47を介してリフト装置42のバケット54に再投入される。このため略U字形フレーム55の中間には、戻し装置47から送出されるメダルをバケット54に再投入するための中間導入部57が設けられている。このメダルの再投入は、メダル貯留部43に設けられる図示しないメダル量検出機構によりメダル貯留部43内のメダルが所定量以下となったときに行なわれる。
【0010】
なお、略U字形フレーム55の前後面は開放されている。バケット54は図6に示すように、排出開口54aに向けて先開きとなる略短三角柱形とされている。またバケット54の側面は開放された四角形の排出開口54aとなっているので、略U字形フレーム55により遮蔽され、略U字形フレーム55の上部導出部55aの開口と連通することができる。
【0011】
また図6に示されるように先開きとされているバケット54は、メダルを受ける底面を排出開口54a側に向けて先下がりとされるとともに側面を排出開口54a側に向けて先広がりとしている。このようにバケット54を先開きとすることにより排出されるメダルが流れなくなる棚吊りを防いで滑らかな排出が行なえるものとなる。
【0012】
メダルをメダル配給車45へ送出するメダル補給装置44は図1、2に示されるようにメダル貯留部43と一体化したベルトコンベア44aよりなるもので、該ベルトコンベア44aは余剰メダル貯留部48内に位置する傾斜部と外部に張出される水平部とからなるものである。該ベルトコンベア44aは駆動モータ44bにより駆動される。前記したメダルの上部導出部55aはベルトコンベア44aの傾斜部に臨ませており、ベルトコンベア44aを駆動した状態で上部導出部55aよりメダルが送り込まれれば、メダルはベルトコンベア44aの傾斜部から水平部に搬送されてメダル配給車45に送り込まれる。またベルトコンベア44aを停止させれば、上部導出部55aより送出されるメダルはメダル貯留部43より溢れて余剰メダル貯留部48に流入することとなる。
【0013】
戻し装置47は、図示しないメダル量検出機構によりメダル貯留部43内のメダルが所定量以下となったとき駆動され、余剰メダル貯留部48に貯留されているメダルは中間導入部57を通じてリフト機構42のバケット54に再投入されるものである。戻し装置47は図2に示されるように余剰メダル貯留部48の排出口48aに上面を臨ませるとともに終端を中間導入部57に臨ませたベルトコンベア60よりなる。また前記排出口48aはベルトコンベア60の幅と略等しいものとしている。前記ベルトコンベア60を駆動モータ61により駆動される。
【0014】
このほか、この実施形態では手動メダル補給機構70が設けられている。手動メダル補給機構70は、図4、5に示されるようにベルトコンベア60の始端側に設けられるホッパー71と該ホッパー71に続いくシュート72と該シュート72の通路上に着脱自在に配置される手持ちバケット73とからなるものであり、メダル配給車45によるメダル補給が不足した場合、店員が手動で操作してベルトコンベア60を逆回転させてベルトコンベア60上のメダルを始端側に移動させてホッパー71より排出し、シュート73上に配置させてある手持ちバケット73内にメダルを供給したうえ、手持ちバケット73をシュート72から外してメダルが不足している遊技機にもって行き補給するものである。
【0015】
このように構成されたメダル揚送装置においては、メダル研磨装置40により研磨洗浄されたメダルが下部導入部56を通じてリフト機構42のバケット54に投入される。バケット54に投入されたメダルは揚送されて、上部導出部55aを通じてメダル貯留部43内に投入される。メダル貯留部43内に投入されたメダルはメダル補給装置44によりメダル配給車45に送出されることとなる。そしてメダル配給車45にメダルが満載されると、メダル配給車45は遊技機にメダルを配送することとなる。
【0016】
メダル配給車45が遊技機にメダルを配送するため出発した後、メダル補給装置44は作動を停止するので、メダル貯留部43に送り込まれるメダルは溢れ出して余剰メダル貯留部48に貯留されることとなる。そしてメダル配給車45が戻ってくるとメダル補給装置44は再び作動を開始してメダルをメダル配給車45に送出することとなる。余剰メダル貯留部48に投入されたメダルは、必要に応じて戻し装置47を介して揚送装置の中間に設けた中間導入部57からリフト機構42のバケット54に再投入されて再び揚送される。
【0017】
このようにメダルは循環することとなるが、メダルの使用量が急激に増加すると、一時的に大量のメダルが回収されてメダル洗浄装置40に送り込まれる。そして研磨洗浄した大量のメダルがメダル洗浄装置40からリフト機構42に送出されることとなるが、リフト機構42からメダル貯留部43に送り込まれるメダル量はメダル配給車45の配送速度より多いので、メダルはメダル補給装置44より溢れ出して余剰メダル貯留部48に流入貯留され、メダル量の変動は吸収されることとなる。
【0018】
またメダルが大量に使用されて遊技機内に貯留されているメダルが規定量を割ったことがメダル量検出機構により検出されると、各遊技機からメダル要求信号が発せられる。そこでメダル配給車45は規定量を割った遊技機に対してメダルを配給しなければならない。ところがリフト機構42から送出されるメダル量は決まっているのでメダル貯留部43に貯留されるメダル量は不足してゆくこととなる。そしてメダル貯留部43のメダルが規定量を割ると、メダル貯留部43のメダル量検出機構はそれを検知してメダルの要求信号を発する。この要求信号により戻し装置47が駆動され余剰メダル貯留部48からメダルが送出される。
【0019】
戻し装置47から送出された余剰メダル貯留部48内のメダルは中間導入部57を通じてリフト機構42のバケット54に再投入される。そしてバケット54に投入されたメダルは揚送されて上部導入部55aを通じてメダル貯留部43に送出される。このようにして急激に起こったメダルの不足分を余剰メダルで補ってメダル量の変動を吸収することができる。
【0020】
【発明の効果】
前記説明により明らかなように、本発明は、メダル洗浄装置から送出されるメダルをリフトに投入する下部導入部と、揚送されたリフト内のメダルをメダル貯留部に投入する上部導出部と、メダル貯留部より溢れたメダルを貯留する余剰メダル貯留部から戻し装置により返されるメダルをリフトに再投入する中間導入部とをリフト機構に設けたものである。これにより、大量のメダルがメダル研磨装置から送出されると余ったメダルを余剰メダル貯留部に貯留し、遊技機へ供給するメダルがメダル貯留部内のメダルで不足する場合には余剰メダル貯留部のメダルをリフト機構に送出することにより、メダル量の変動を吸収し遊技に支障をきたすことを的確に防止するものである。しかもリフト装置は単一でよいので、スペースを小さくすることができ、コストダウンにも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施の形態を示す正面図である。
【図2】 本発明の好ましい実施の形態を示す側面図である。
【図3】 リフト機構の斜視図である。
【図4】 手動メダル補給機構の側面図である。
【図5】 手動メダル補給機構の正面図である。
【図6】 リフト機構のバケットを示す斜視図である。
【符号の説明】
40 メダル研磨装置
42 リフト機構
43 メダル貯留部
44 メダル補給装置
44aベルトコンベア
44b駆動モータ
45 メダル配給車
47 戻し装置
48 余剰メダル貯留部
48a排出口
50 駆動モータ
51 駆動プーリ
52 従動プーリ
53 歯付きベルト
54 バケット
54a排出開口
55 略U字形フレーム
55a上部導出部
56 下部導入部
57 中間導入部
60 ベルトコンベア
61 駆動モータ
70 手動メダル補給機構
71 ホッパー
72 シュート
73 手持ちバケット

Claims (3)

  1. 遊技機設置島の下部に設けたメダル研磨装置から送出されるメダルを、遊技機設置島の上部に設けたメダル貯留部まで揚送するバケット式のメダル揚送装置であって、メダル研磨装置から送出されるメダルがバケットに投入される下部導入部と、揚送されたバケット内のメダルをメダル貯留部に投入する上部導出部とを備えるとともに、それらの間には、メダル貯留部より溢れたメダルを貯留する余剰メダル貯留部から戻し装置によって返送されるメダルを、バケットに再投入する中間導入部を設けたことを特徴とするメダル揚送装置。
  2. メダル貯留部にメダル量検出機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載のメダル揚送装置。
  3. 戻し装置がメダル量検出機構により検出されたメダル量に基いて駆動されてメダルをバケットに再投入することを特徴とする請求項2に記載のメダル揚送装置。
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