JP3767020B2 - シート印刷・発泡・エンボス加工装置 - Google Patents

シート印刷・発泡・エンボス加工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙、プラスチックフィルムなど、又はそれらの積層複合シートによるウエブシートに、印刷及びエンボス加工、あるいは印刷、発泡、エンボス加工を行って、印刷及びエンボス加工されたシート、印刷、発泡、エンボス加工されたシートを製造するためのシート印刷・発泡・エンボス加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙、プラスチックフィルムなどのウエブシート(連続長尺シート)に対して、印刷、発泡、エンボス加工を行って、化粧シートや壁紙など建装材シートを製造する場合、印刷工程と、発泡工程及びエンボス工程とを、それぞれ個別の製造ラインにて製造するオフライン方式で行うのが一般的である。
【0003】
このようなオフライン方式により、印刷と発泡及びエンボス加工を行う場合には、まず、本稼働印刷前に、ウエブシートを印刷装置に導入し、絵柄・彩色印刷用の通常の印刷インキと発泡性インキ(印刷インキや塗布用ペースト中に発泡剤を配合したインキ)を用いて試し印刷(刷り出し)を行う。そして所定の色相、濃度、膜厚、印刷見当など印刷条件を調整しながら、ウエブシートに対して、仕様通りの所定の印刷を行う。
【0004】
そして、所定の印刷が行われていることを目視などで確認した上で、そのままの条件を保持しつつ、本稼働印刷に移行する。そして、本稼働印刷により、ウエブシートに所定の印刷パターン、発泡性パターンを印刷して巻き取り、一旦、巻き取り(ロール)状の印刷物(ウエブシート印刷物)を得る。
【0005】
次に、得られたウエブシート印刷物を巻き出しながら加熱装置やエンボス装置などの加工装置に導入して、発泡性インキを加熱発泡させ、エンボス加工を行って、化粧シートや壁紙などの加工シートを製造する。
【0006】
上記オフライン方式で、2種類以上のロット(品目)に亘って、異なる絵柄の印刷、異なる発泡パターン、あるいは異なるエンボスパターンの加工シートを製造する際には、各ロット(品目)毎に、先のロットに使用した印刷版やエンボスロールを次のロットの印刷に使用する印刷版やエンボスロールに交換して、各ロット毎に前述のような試し印刷を行い、続いて本稼働印刷により各ロット毎に巻き取り状の印刷物を得た後、それぞれ印刷物を加熱装置、エンボス装置に導入して、加熱発泡加工、エンボス加工を行って、化粧しートや壁紙などの加工シートを製造している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記オフライン方式では、各ロット毎に印刷装置によって印刷されたウエブシート印刷物は、フォークリフトなどの搬送手段によって印刷装置から加熱装置とエンボス装置に搬送する搬送操作が必要であり、また、加熱装置とエンボス装置に搬入した後は、ウエブシート印刷物をその加熱装置及びエンボス装置に導入するためのシート導入操作を必要としている。
【0008】
そこで、このようなオフライン方式によるウエブシート印刷物の搬送操作やシート導入操作を省力化するための対策として、印刷装置と加熱装置(発泡用加熱装置)とエンボス装置とを1つの製造ラインとして直結したインライン方式による加工シートの製造がある。
【0009】
しかしながら、このようなインライン方式では、ウエブシートに対する試し印刷中においては、印刷装置以外の加熱装置やエンボス装置は使用されないので、ウエブシートに対する試し印刷が終了するまで、加熱装置やエンボス装置などの熱源を一旦停止して、無駄なエネルギー消費を回避する必要がある。
【0010】
そして、加熱装置やエンボス装置は印刷装置と連動回転しているため、ウエブシートに対する試し印刷中においても、駆動動作系を空転させているのが現状であり、無駄なエネルギー消費となっていた。
【0011】
しかしながら、このような熱源の停止・再動作の繰り返しや、駆動動作系の空転動作は、実生産に寄与するエネルギー以外の無駄なエネルギーを消費することになるため、より効率的な生産システムが望まれていた。
【0012】
本発明は、ウエブシートへの試し印刷中における加熱装置やエンボス装置の熱源停止と本稼働印刷における熱源再動作との繰り返し動作や、空動作による無駄なエネルギー消費を回避することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ウエブシートw1、w2にそれぞれ印刷する第1印刷装置A1と、第2印刷装置A2と、印刷によりウエブシートのうち少なくとも一方に形成された発泡性パターンを加熱して発泡させる加熱装置Cと、印刷される前記両ウエブシートを、一方が前記加熱装置Cかつ他方が補助デリバリ装置Dに導入する状態と、一方が前記補助デリバリ装置Dかつ他方が前記加熱装置Cに導入する状態とを切り替える導入切換装置Gと、前記加熱装置Cにて加熱後のウエブシートをエンボスするエンボス装置Eと、エンボス後のウエブシートを巻き取る主デリバリ装置Fとを備えることを特徴とするシート印刷、発泡及びエンボス加工装置である。
【0014】
また本発明は、前記加熱装置Cの前段に、ウエブシートの経路長を変更し以てウエブシートを蓄積、放出するアキューム装置Bを備えるシート印刷、発泡及びエンボス加工装置である。
【0015】
また本発明は、前記印刷装置A1、A2にてそれぞれ印刷される両ウエブシートw1、w2に対して、絵柄及び彩色印刷用の印刷インキと加熱発泡用の発泡性インキとの両インキを用いた印刷動作を行うシート印刷発泡及びエンボス加工装置である。
【0016】
また本発明は、前記印刷装置A1、A2にてそれぞれ印刷される両ウエブシートw1、w2のうち前記加熱装置C側に導入される一方のウエブシートに対して絵柄及び彩色印刷用の印刷インキと加熱発泡用の発泡性インキとの両インキを用いた印刷動作を行い、補助デリバリ装置D側に導入される他方のウエブシートに対して絵柄及び彩色印刷用の印刷インキのみを用いて印刷動作を行うシート印刷、発泡及びエンボス加工装置である。
【0017】
また本発明は、前記エンボス装置Eが加熱ユニットとエンボスユニットとから構成され、加熱ユニット、エンボスユニットの各ユニットが、エンボスロール交換のために回避移動と復帰が可能であるシート印刷、発泡及びエンボス加工装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明のシート印刷・発泡・エンボス加工装置は、図1の本発明加工装置の全体概要側面図に示すように、ウエブシートw1 、w2 に絵柄・彩色印刷用の印刷インキ乃至加熱発泡用の発泡性インキを用いてそれぞれ印刷する第1印刷装置A1 と第2印刷装置A2 と、印刷される両ウエブシートw1 、w2 のうち一方のウエブシートを導入し次に他方のウエブシートを導入して加熱発泡可能な加熱装置Cと、前記一方のウエブシートを加熱装置Cに導入している間に他方のウエブシートを加熱前に巻き取りデリバリングする補助デリバリ装置Dと、印刷されるそれぞれ前記ウエブシートw1 、w2 を前記加熱装置Cと補助デリバリ装置Dとに切り換え導入するウエブシート導入切換装置Gと、前記加熱装置Cを通過した前記一方のウエブシートを導入してエンボス成形するエンボス装置Eと、エンボス成形後の前記一方のウエブシートを巻き取りデリバリングする主デリバリ装置Fとを備えるシート印刷・発泡・エンボス加工装置であり、以下に、その実施の形態に従って詳細に説明する。
【0019】
図1中、A1 は、グラビア印刷若しくはオフセット印刷方式による第1印刷装置、A2 は、グラビア印刷若しくはオフセット印刷方式による第2印刷装置、Bはアキューム装置、Cは加熱装置、Dは補助デリバリ装置、Eはエンボス装置、Fは主デリバリ装置である。
【0020】
[第1印刷装置A1 ]
第1印刷装置A1 は、長尺状のウエブシートw2 を巻き出すインフィードユニットA1aと、該ユニットA1aより巻き出された長尺状のウエブシートw1 (紙シート、プラスチックフィルム・シート、金属箔シート、又はこれらのうちいずれかの積層による複合シート)に、印刷パターン、印刷彩色を施すための1乃至2以上複数(例えば2色乃至6色程度)の印刷ユニットを備え、例えば、第1色目の印刷ユニット11、第2色目の印刷ユニット12、第3色目の印刷ユニット13とにより構成される。
【0021】
[第1印刷装置A1 の各印刷ユニットについて]
上記第1印刷装置A1 は、例えば、グラビア印刷方式の3色印刷装置である。
【0022】
第1色目の印刷ユニット11は、インキパン11c内に貯留するインキに接触して回転する版胴11aと、該版胴11aに対向圧接回転する圧胴11bと、版胴11aに周接するドクターブレード11dとにより構成される。
【0023】
第2色目の印刷ユニット12は、インキパン12c内に貯留するインキに接触して回転する版胴12aと、該版胴12aに対向圧接回転する圧胴12bと、版胴12aに周接するドクターブレード12dとにより構成される。
【0024】
第3色目の印刷ユニット13は、インキパン13c内に貯留するインキに接触して回転する版胴13aと、該版胴13aに対向圧接回転する圧胴13bと、版胴13aに周接するドクターブレード13dとにより構成される。
【0025】
上記第1色〜第3色目の印刷ユニット11、12、13のうちのいずれか1つ乃至全ての印刷ユニットのインキパン内には、通常のグラビア印刷インキ(液状インキ若しくはペースト状インキ)、又は発泡性インキ(液状インキ若しくはペースト状インキであって、塩化ビニル系印刷インキ又は塩化ビニル系ペースト中に加熱発泡剤を添加したもの)を貯留する。
【0026】
あるいは、上記第1色〜第3色目の印刷ユニット11、12、13のうち、いずれか1つ乃至2つの印刷ユニットのインキパン内には、通常のグラビア印刷インキを貯留し、他の印刷ユニット(例えば第3色目の印刷ユニット)のインキパン内には、発泡性インキを貯留する。
【0027】
そして、上記第1印刷装置A1 にて、ウエブシートに対してグラビア印刷インキによる絵柄、彩色パターン又は発泡性インキによる発泡性パターンのみが印刷されるか、又は絵柄、彩色パターンと発泡性パターンとが印刷形成される。なお発泡性インキ以外に必要に応じて発泡抑制インキを使用してもよい。
【0028】
上記第1印刷装置A1 のシートフィーダユニットA1aより巻き出された長尺状のウエブシートw1 は、第1色目から第3色目の印刷ユニット11、12、13の各版胴と圧胴との間に導入されて所定の印圧が掛けられ、所定の絵柄、彩色の印刷パターン、及び所定の発泡性インキパターンが印刷され、その後、ウエブシートw1 は、複数本の所定のガイドロールにガイドされて、アキューム装置Bに導入される。なお、最終印刷ユニット(第3色目の印刷ユニット13)とアキューム装置Bとの間のウエブシート送行路上に加熱装置(図示せず)を設置して、印刷インキ、発泡性インキの予備乾燥を行うようにしてもよい。
【0029】
[アキューム装置B]
アキューム装置Bは、水平方向に等間隔に配置した複数本の固定ガイドロール31と、所定の指令信号に基づいて上下方向に駆動移動可能な複数本の可動ガイドロール32とを備え、この可動ガイドロール32は固定ガイドロール31の間に互い違いに互い違いに嵌入し、また上方に上昇移動できるようになっている。なお、アキューム装置Bを使用しない場合は、可動ガイドロール32を固定ガイドロール31の下方にて固定保持されている。
【0030】
図1に示した状態では、第1印刷装置A1 にて印刷されたウエブシートw1 はアキューム装置Bを経由して加熱装置C(加工装置)側に、第2印刷装置A2 にて印刷されたウエブシートw2 は補助デリバリ装置側にそれぞれ送り出され、上記アキューム装置Bに導入された後のウエブシートw1 は、複数本の所定のガイドロールにガイドされて加熱装置Cに導入される。
【0031】
[加熱装置C]
加熱装置Cは、電熱ヒーターなど加熱ユニットを備え、例えば、上下に対向する加熱ユニット41、42を備える。そして、上記加熱ユニットの近接空間をウエブシートw1 が送行通過することにより、該シートw1 に印刷されている発泡性インキが加熱発泡されて発泡パターンが形成される。なお、加熱温度は、例えば、100℃以上であって130〜210℃程度に設定されている。
【0032】
発泡パターンの形成されたウエブシートw1 は、その後、複数本の所定のガイドロールにガイドされてエンボス装置Eに導入される。
【0033】
[エンボス装置E]
エンボス装置Eは、加熱ユニット51と、所定の形状パターンが刻設形成されたエンボスロール53と、該ロール53に対向配置されたプレスロール54(圧ロール)とから構成され、加熱されたウエブシートw1 は、このロール53、54間に導入されて、所定のエンボス圧によりシートw1 のシート面が所定のエンボスパターンにエンボス成形される。なお、加熱ユニット51は、エンボス予備加熱用若しくはエンボス加熱用として使用される。また、エンボスロール53の表面は、例えば、110℃以上、190〜195℃程度まで加熱することによって、エンボス操作を行う。
【0034】
[主デリバリ装置F]
このようにして、絵柄、彩色などが印刷され、発泡パターンが形成され、エンボスパターンが成形された後のウエブシートw1 は、主デリバリ装置Fの巻き取りユニットFa によって巻き取られる。
【0035】
上記ウエブシートw1 の送行動作は、第1印刷装置A1 のシートフィード装置A1aと第1色目の印刷ユニット11との間にインフィードロールI1 (押圧対向する1対の駆動回転ロール)を備え、エンボス装置Eと主デリバリ装置Fとの間に、アウトフィードロールOm (メインアウトフィードロール)を備えることにより行うものである。
【0036】
なお、上記ウエブシートw1 が送行通過する途中におけるそれぞれ第1印刷装置A1 、加熱装置C、エンボス装置E、主デリバリ装置Fには、該ウエブシートw1 が所定の張力で送行するように、その送行張力をリアルタイムで検出して所定の張力に自動調整制御するためのテンション調整ロール(図示せず)が設置されるものである。
【0037】
[本稼働工程の経路]
本発明装置において、本稼働工程のシートの印刷・発泡・エンボス加工経路とは、第1印刷装置A1 、又は第2印刷装置A2 により印刷されるウエブシートw1 、w2 のうちの一方のウエブシートが、アキューム装置B、加熱装置C、エンボス装置E、主デリバリ装置Fの送行経路に導入されて送行され、所定の印刷・発泡・エンボス成形シートが製造される経路である。
【0038】
例えば、図1に示すように、第1印刷装置A1 によって印刷されるウエブシートw1 が、アキューム装置B、加熱装置C、エンボス装置E、主デリバリ装置Fの送行経路に導入されて送行されて、シートw1 が所定の印刷・発泡・エンボス加工されて所定の印刷・発泡・エンボス成形シートが製造される経路である。
【0039】
[第2印刷装置A2 ]
次に、第2印刷装置A2 は、長尺状のウエブシートw2 を巻き出すシートフィーダユニットA2aと、該シートフィーダユニットA2aより巻き出された長尺状のウエブシートw2 (紙シート、プラスチックフィルム・シート、金属箔シート、又はこれらのうちいずれかの積層による複合シート)に、印刷パターン、印刷彩色を施すための1乃至2以上複数の印刷ユニットを備え、例えば、第1色目の印刷ユニット21、第2色目の印刷ユニット22、第3色目の印刷ユニット23とにより構成される。
【0040】
[第2印刷装置A2 の各印刷ユニットについて]
上記第2印刷装置A2 は、第1印刷装置A1 と同様に、例えばグラビア印刷方式の印刷装置であり、第1色目の印刷ユニット21は、インキパン21c内に貯留するインキに接触して回転する版胴21aと、該版胴21aに対向圧接回転する圧胴21bと、版胴21aに周接するドクターブレード21dとにより構成され、第2色目の印刷ユニット22は、インキパン22c内に貯留するインキに接触して回転する版胴22aと、該版胴22aに対向圧接回転する圧胴22bと、版胴22aに周接するドクターブレード22dとにより構成され、第3色目の印刷ユニット23は、インキパン23c内に貯留するインキに接触して回転する版胴23aと、該版胴23aに対向圧接回転する圧胴23bと、版胴23aに周接するドクターブレード23dとにより構成される。
【0041】
そして、上記第1色〜第3色目の印刷ユニット21、22、23のうちのいずれか1つの印刷ユニットのインキパン内には、発泡性インキ(液状インキ、若しくはペースト状インキであって、塩化ビニル系印刷インキ又は塩化ビニル系ペースト中に加熱発泡剤を添加したもの)を貯留し、その他の印刷ユニットのインキパン内にはグラビア印刷インキ(液状インキ、若しくはペースト状インキ)を貯留することにより、発泡性インキによる印刷パターン(発泡性パターン)と、グラビア印刷インキによる印刷パターン(絵柄、彩色パターン)とが、同じ印刷ユニットにて印刷形成される。なお必要に応じて、発泡性インキ以外に発泡抑制インキを使用してもよい。
【0042】
[補助デリバリ装置D]
上記第2印刷装置A2 のシートフィーダユニットA2aより巻き出された長尺状のウエブシートw2 は、第1色目から第3色目の印刷ユニット21、22、23の各版胴と圧胴との間に導入されて所定の印圧が掛けられ、所定の絵柄、彩色の印刷パターン(及び必要に応じて所定の発泡性インキパターン)が印刷され、その後、ウエブシートw2 は、複数本の所定のガイドロールにガイドされて、補助デリバリ装置Dに導入されて巻き取られる。なお、この補助デリバリ装置Dによって巻き取られるウエブシートw2 は、試し印刷されるウエブシートである。
【0043】
上記ウエブシートw2 の送行動作は、第2印刷装置A2 のシートフィード装置A2aと第1色目の印刷ユニット21との間にインフィードロールI2 (押圧対向する1対の駆動回転ロール)を備え、補助デリバリ装置Dの直前に、アウトフィードロールOs (サブアウトフィードロール)を備えることにより行う。
【0044】
なお、上記ウエブシートw2 が送行通過する途中におけるそれぞれ第2印刷装置A2 と補助デリバリ装置Dには、該ウエブシートw2 が所定の張力で送行するように、その送行張力をリアルタイムで検出して所定の張力に自動調整制御するためのテンション調整ロール(図示せず)が設置されるものである。
【0045】
[試し印刷工程の経路]
本発明装置において、試し印刷工程の経路とは、第1印刷装置A1 、又は第2印刷装置A2 により印刷されるウエブシートw1 、w2 のうちの一方のウエブシートが、アキューム装置B、加熱装置C、エンボス装置E、主デリバリ装置Fの送行経路に導入されずに補助デリバリ装置Dによって直接巻き取られる経路であり、印刷仕様に基づく所定の印刷はされるものの、ウエブシートに発泡とエンボス成形がされない経路である。
【0046】
例えば、同図1に示すように、第2印刷装置A2 によって印刷されるウエブシートw2 が、アキューム装置B、加熱装置C、エンボス装置E、主デリバリ装置Fの送行経路に導入されずに、補助デリバリ装置Dによって直接巻き取られる経路であり、印刷仕様に基づく所定の印刷はされるものの、発泡とエンボス成形がされない経路である。
【0047】
[第1印刷装置A1 の停止動作について]
上記第1印刷装置A1 のシートフィードユニットA1aから巻き出されて、主デリバリ装置Fの巻き取りユニットFa まで送行する全てのウエブシートw1 に対して、絵柄、彩色及び発泡性インキの印刷形成、加熱発泡、エンボス成形を終了した後は、第1印刷装置A1 のみを、そのインフィードロールI1 の駆動回転と各色の印刷ユニット11、12、13の駆動回転を停止させることによって停止させ、第1印刷装置A1 を送行していたウエブシートw1 の送行を停止させる。
【0048】
そして、その第1印刷装置A1 の停止している間も、加熱装置C、及びエンボス装置E、及び主デリバリ装置FのアウトフィードロールOm 、及び巻き取りユニットFa はそれぞれ駆動動作を継続し、アキューム装置Bの固定ガイドロール31と可動ガイドロール32とによって折り返し状態にジグザグ状に蓄積されているウエブシートw1 は、その可動ガイドロール32の下降動作によって、それより前方への送行が継続され、主デリバリ装置Fの巻き取りユニットFa によって巻き取られながら、加熱発泡及びエンボス成形されて印刷・発泡・エンボス成形シートが継続形成される。
【0049】
[第2印刷装置A2 の停止動作について]
上記第2印刷装置A2 によって印刷され、補助デリバリ装置Dにて巻き取られて試し印刷されるウエブシートw2 は、所定の印刷仕様(印刷色濃度、色調、印刷見当整合状態など)に適応する程度の印刷状態となったところで、試し印刷を終了するために、第2印刷装置A2 及び補助デリバリ装置Dなどの回転を停止させ、ウエブシートw2 の送行を一旦停止させて待機させる。
【0050】
[ウエブシート導入切り換え装置G及びその動作について]
前記第1印刷装置A1 の最終の印刷ユニット(後端部の第3色目の印刷ユニット13)の後端部におけるウエブシートw1 の送行路と、前記第2印刷装置A2 の補助デリバリ装置Dの近傍のウエブシートw2 の送行路とが互いに接近する合流地点に、導入切り換え装置Gを備えている。
【0051】
ウエブシート導入切り換え装置Gは、少なくともそのウエブシートw1 、w2 の送行路上にバキュームチャック付きの切断テーブル(後述)を備えている。
【0052】
前記切り換え装置Gの切断テーブルは、前記第1印刷装置A1 の最終印刷ユニット13を通過したところで停止しているウエブシートw1 を切断でき、また、第2印刷装置A2 の最終印刷ユニット23から補助デリバリ装置Dに巻き取られる手前を通過したところで停止しているウエブシートw2 を切断できるようになっている。
【0053】
そして、第2印刷装置A2 によって試し印刷の終了したウエブシートw2 は、その補助デリバリ装置Dに巻き取られる手前を通過したところで切断された第2印刷装置A2 側のシートw2 の前端部を、本稼働印刷・加熱発泡・エンボス加工成形加工側に導入されていたウエブシートw1 の第1印刷装置A1 の後端部で切断されたアキューム装置B側のシート後端部に、接着テープなどで接続する。
【0054】
これによって、第2印刷装置A2 によって試し印刷の終了したウエブシートw2 は、加熱装置C及びエンボス装置E側の本稼働工程の経路に導入されて加工され、シートが印刷・発泡・エンボス加工される。
【0055】
そして、第1印刷装置A1 の後端部で切断されたウエブシートw1 の該第1印刷装置A1 側のシート後端部を、補助デリバリ装置Dに巻き取られる手前を通過したところで切断された補助デリバリ装置D側の後端部に、接着テープなどで接続する。
【0056】
これによって、本稼働工程にあったウエブシートw1 は、補助デリバリ装置Dに巻き取られる試し印刷工程の経路に導入されて、ウエブシートの導入切り換え動作を終了する。
【0057】
[本発明装置の一実施例における具体的構造及び動作]
本発明装置の具体的構造及び動作を、図2〜図5に示す一実施例に従って以下に説明する。
【0058】
図2は、グラビア印刷方式による第1印刷装置A1 の全部と、加熱装置Cの前半部分と、補助デリバリ装置Dと、導入切り換え装置Gの全体とを示す側面図である。
【0059】
[第1印刷装置A1 とインフィードとアウトフィード]
ウエブシートw1 は、第1印刷装置A1 の前後にそれぞれ設けたインフィードロール2(若しくは図1に示すインフィードロールI1 )とアウトフィードロール3とによる所定の速度のニップ回転による送り出しにより、フィーダユニットA1aに取り付けたロールシート1から前方(矢印方向)に所定送行速度で繰り出される。
【0060】
ウエブシートw1 は、各ガイドロールにガイドされながら、第1色印刷ユニット11、第2印刷ユニット12、第3印刷ユニット13の各々版胴11a、12a、13aと圧胴11b、12b、13bとの間に順に導入されて、版胴側のウエブシートw1 表面に、グラビア印刷インキによる適宜色調の絵柄パターンや彩色が印刷され、また、透明乃至適宜色調に着色された発泡性インキによる適宜パターンの発泡性パターンが印刷される。
【0061】
グラビア印刷インキや発泡性インキは、各々版胴11a、12a、13aの周面に付着して、それぞれドクターブレード11d、12d、13dによって掻き取られながら、版胴周面に形成されているグラビアセル(画線凹部)内にインキを保持しつつ、ウエブシートw1 の表面に転移して印刷される。
【0062】
アウトフィードロール3を通過した後のウエブシートw1 は、導入切り換え装置Gに導入され、その後は、後述するアキューム装置Bを介して、加熱装置C(加熱用チャンバー)に導入されて、印刷された発泡性インキが加熱発泡して膨張し、印刷柄の形成されたウエブシートw1 の表面に凹凸形状パターンなど発泡パターンが形成される。
【0063】
[加熱装置C]
加熱装置Cは、加熱用チャンバー40内にウエブシートw1 の送行方向に沿って加熱ヒーターや加熱ブロアーなどの加熱源41が1乃至複数配置され、また、送行するウエブシートw1 を保持ガイドする複数本のガイドロール43を必要応じて備えている。
【0064】
[導入切り換え装置G]
図2に示すように、導入切り換え装置Gは、上側から順に、ガイドロール15a、15b、15cと、ガイドロール18a、18b、18cとを備え、ガイドロール15aと15bとの間に設置したカッティングテーブル16と、ガイドロール15cと18aとの間に設置したカッティングテーブル17と、ガイドロール18bと18cとの間に設置したカッティングテーブル19とを備えている。
【0065】
該導入切り換え装置Gでは、ウエブシートw1 の送行方向を加熱装置C方向、又は補助デリバリ装置D方向にそれぞれ切り換え可能であり、図2に示した状態では、第1印刷装置A1 のアウトフィードロール3を通過したウエブシートw1 が、ガイドロール15a、15bにガイドされて前記加熱装置C方向に送行される。
【0066】
図3は、第2印刷装置A2 の全体と、アキューム装置Bの全体と、加熱装置Cの前端部分とを示す側面図である。
【0067】
[アキューム装置B]
前記アウトフィードロール3を通過して導入切り換え装置Gに導入されたウエブシートw1 は、加熱装置C(加熱用チャンバー)に導入される前に、アキューム装置Bに導入される。
【0068】
アキューム装置Bは、定位置に水平方向に自由回転可能に軸支した複数の固定ガイドロール31と、駆動モーター、エアシリンダーなどの駆動源により上下方向に昇降移動動作可能な水平フレーム33に自由回転可能に軸支した複数の可動ガイドロール32とを互い違いの関係に配置したものである。そして、固定ガイドロール31の下方には可動ガイドロール32と対向する位置に補助ガイドロール34が必要に応じて設けられている。なお、アキューム装置Bの可動ガイドロール32は、固定ガイドロール31の下方まで降下させ、ここで停止固定させておくことができ、例えば、アキューム装置Bを必要としない場合は、固定ガイドロール31と固定ガイドロール31の下方まで降下させた可動ガイドロール32との間に、ウエブシートw1 、w2 を直線状に導入して通常のガイドロールとして使用する。
【0069】
ウエブシートw1 は、このアキューム装置Bの前記固定ガイドロール31の下周面と可動ガイドロール32の上周面とに順に導入され、ジグザグ状にガイドされて所定長さ分だけストックされる。
【0070】
このアキューム装置Bにも互いに対向する一対の駆動する回転ロール(ニップロール)によるインフィードロール35と、同じくアウトフィードロール36とを備え、両ロール35、36は、同一回転速度若しくは異なる回転速度による速度制御の基で、両ロールを同時に駆動回転させたり、いずれか一方を停止させたりしてウエブシート(この場合は、ウエブシートw1 )を送行動作させ、アキューム装置B内に蓄積されているウエブシート量(長さ)を調整できるようになっている。
【0071】
図4は、加熱装置Cの後半部分図と、エンボス装置Eの全体図を示す側面図である。
【0072】
加熱装置C内に導入されたウエブシートw1 は、ベタ印刷(全面印刷)若しくはパターン印刷された発泡性インキが、上部加熱源41(又は上部加熱源41、下部加熱源42)にて加熱されて発泡し、発泡膨張した発泡層が形成され、その後、ウエブシートw1 は、所定のガイドロールにガイドされて、エンボス装置Eに導入される。
【0073】
[エンボス装置E]
エンボス装置Eは、ウエブシートw1 の導入される前段部分に、加熱ヒーターあるいは加熱ブロアなどによる加熱ユニット51を備え、加熱ユニット51にて加熱したウエブシートw1 にエンボスを施すエンボスユニット52を備える。
【0074】
エンボスユニット52は、エンボスパターンの凹凸型を周面に刻設したエンボスロール53(型ロール)と、それに対向するプレスロール54(圧ロール)とを備え、また必要に応じて、エンボスロール53側にはウエブシートの巻き付け迂回用のガイドロール55、プレスロール54側には冷却ロール56を備えている。なお、前記加熱ユニット51が、エンボスユニット52の上側に近接して設けられている場合は、交換時にエンボスロール53やプレスロール54などを素早く取り付け取り外しできるように、駆動手段によって上下方向に移動可能であってもよい。
【0075】
エンボス装置Eに導入されたウエブシートw1 は、適宜なエンボス型の形成されたエンボスロール53とプレスロール54との間で加圧エンボスされて、ウエブシートw1 には、前段の印刷装置にて印刷された絵柄や彩色、あるいは発泡性インキにより発泡した発泡パターンや発泡層に同調(整合)した(又は同調しない)、又は関連する(又は関連しない)適宜なエンボスパターンが形成される。
【0076】
このようにして、絵柄、彩色の印刷層、発泡パターンや発泡層、エンボスパターンが形成されたウエブシートw1 は、最終的に主デリバリ装置F側に導入されて、巻き取りシートFa(本発明装置による製造シート)として巻き取られる。
【0077】
図5は、主デリバリ装置Fの全体側面図である。
【0078】
[主デリバリ装置F]
主デリバリ装置Fでは、絵柄、彩色の印刷層、発泡パターンや発泡層、エンボスパターンが形成されたウエブシートw1 が巻き取り収容される。
【0079】
主デリバリ装置Fは、ウエブシートw1 の最終的な巻き取り送行速度と、その送行張力を調整するための主アウトフィードロールOmや、複数の送行ガイドロール群からなる最終送行張力調整ユニット61と、巻き取りユニット62とを備える。
【0080】
最終的な巻き取り送行速度と、その送行張力を調整されて最終送行張力調整ロールユニット61より送り出されたウエブシートw1 は、巻き取りユニット62に取り付けた駆動回転する巻き取り軸63により巻き取られる。なお、巻き取り軸63は、旋回する回転軸64を中心に駆動回転する放射状に取り付けた2個乃至複数個のアーム65に取り付けられ、一方の巻き取り軸63により巻き取った後に、直ちにアーム65を回転させて他方の巻き取り軸63により巻き取るようにする。
【0081】
[導入切り換え装置の一実施例における具体的構造及び動作]
本発明装置における導入切り換え装置の具体的構造及び動作を、図1及び図6〜図7に示す一実施例に従って以下に説明する。
【0082】
[本稼働工程のウエブシートw1 と試し印刷工程のウエブシートw2 ]
図6(a)は、第1印刷装置A1 にて印刷され、アキューム装置Bを介して、加熱装置C側に導入されて、印刷、発泡、エンボスシートとして連続的に製造されて、導入切り換え装置Gを通過送行している状態の本稼働工程のウエブシートw1 (図1参照)と、第2印刷装置A2 にて試し印刷が終了して補助デリバリ装置D側に端部が巻き取られ送行を停止した状態の試し印刷工程終了のウエブシートw2 を示している。なお本稼働工程と試し印刷工程とを同時進行した時には、一般的には、試し印刷工程の方が短時間でその工程を終了する場合が多い。
【0083】
[導入切り換え装置Gの詳細]
導入切り換え装置Gは、上側から順に、ガイドロール15a、15b、15cと、ガイドロール18a、18b、18cとを備え、ガイドロール15aと15bとの間に設置したバキュームチャック付きのカッティングテーブル16(中央にカッテング溝部16a、その両側にバキューム吸引孔16b、16bを備える)と、ガイドロール15cと18aとの間に設置したバキュームチャック付きのカッティングテーブル17(中央にカッテング溝部17a、その両側にバキューム吸引孔17b、17bを備える)と、ガイドロール18bと18cとの間に設置した上記カッティングテーブル16、17と同様のカッティングテーブル19(若しくは支軸19aに支持されたガイドロール19bと、カッティングプレート19cを備えるカッティングテーブル19)を備えている。なお、7、8は、それぞれガイドロール15d、18dに対して押圧動作するシート固定部材である。
【0084】
該導入切り換え装置Gでは、第1印刷装置A1 からのウエブシートw1 が、ガイドロール15a、15b、15dにガイドされて、アキューム装置B及び前記加熱装置C方向に送行し、他方、第2印刷装置A2 からのウエブシートw2 が、ガイドロール18d、18b、18c(若しくは19b、18c)にガイドされて、補助デリバリ装置D方向に送行している。
【0085】
[シートw2 の試し印刷終了段階]
まず、図6(a)に示すように、試し印刷経路にて第2印刷装置A2 (インフィードロールI2 又はインフィードロール4、各色印刷ユニット、アウトフィードロール5など図1、図3参照)により印刷インキのみによる試し印刷送行がなされているウエブシートw2 を、試し印刷工程が終了した段階で、第2印刷装置A2 の駆動回転や印圧の印加を停止解除させることにより送行を停止させる。
【0086】
[試し印刷終了段階でのシートw2 の切断操作]
続いて、シート固定部材8が、ガイドロール18d周面に押圧動作して固定されて、続いて、ウエブシートw2 をカッティングテーブル19に沿ってカッター6aにより切断し、切断されたウエブシートw2 の印刷装置側の端部を、点線のようにカッティングテーブル17上に重ね合わせ、端部を一方のバキューム吸引孔17bによりバキュームチャッキングして待機する。
【0087】
[シートw1 の本稼働終了段階]
次に、図6(b)に示すように、本稼働経路にて印刷、発泡、エンボス加工による本稼働送行がなされているウエブシートw1 を、所定の印刷、発泡、エンボス加工(本稼働)が終了した段階で、第1印刷装置A1 (インフィードロールI1 又はインフィードロール2、各色印刷ユニット、アウトフィードロール3など図1、図2参照)、及びアキューム装置Bのインフィードロール35(図3参照)の駆動回転や印圧の印加を停止解除させることにより送行を停止させる。
【0088】
この間、アキューム装置Bのアウトフィードロール36は、継続回転し、且つ水平フレーム33はウエブシートw1 の送行速度に対応して下降動作し、アキューム装置B以後のウエブシートw1 は加熱装置C側に送行を継続する。
【0089】
[本稼働終了段階でのウエブシートw1 の切断操作]
ウエブシートw1 の送行停止後、シート固定部材7は、ガイドロール15d周面に押圧動作してウエブシートw1 を固定させ、カッティングテーブル16がバキュームチャッキング動作した後にカッター刃6aによりウエブシートw1 をカッティング溝16aに沿って切断し、切断された前記ウエブシートw1 のアキューム装置B側の端部を、カッティングテーブル17上に重ね合わせ、バキュームチャッキングする。
【0090】
[切断したウエブシートw1 、w2 両端部接続による導入切り換え操作]
続いて、図6(c)に示すように、カッティングテーブル17上にバキュームチャッキングしたそれぞれ端部を接着テープ8などにて接続した後、カッティングテーブル17のバキュームチャッキング動作、及びシート固定部材7、8の押圧動作を解除する。
【0091】
続いて、図6(d)に示すように、第2印刷装置A2 (インフィードロールI2 又はインフィードロール4、各色印刷ユニット、アウトフィードロール5など図1、図3参照)を稼働回転させて、ウエブシートw2 をアキューム装置B及び加熱装置C側に導入する。これによりウエブシートw2 の送行経路は、本稼働工程の経路に切り換わる。
【0092】
他方、図6(c)に示すように、カッティングテーブル16上にあるカッティングされた前記ウエブシートw1 の印刷装置側の端部は、図6(d)に示すように、カッティングテーブル16に接着テープ8をその粘着材面を表側にしてバキュームチャッキングした後、その接着テープ8の粘着材面に、その端部を重ね合わせて接着し、前記カッティングテーブル19上にて切断された補助デリバリ装置D側の端部と接続されて、第1印刷装置A1 のウエブシートw1 は補助デリバリ装置D側に接続されて試し印刷が可能な経路に切り換わる。
【0093】
その際、本稼働工程にて送行中のウエブシートw2 の送行に対して支障が生じないように、ガイドロール18b(若しくはガイドロール15aとガイドロール18bの両方)を矢印方向に突出移動させるなどしてウエブシートw1 と本稼働送行中のウエブシートw2 とが互いに接触しないように回避させる。
【0094】
[ウエブシートw2 の本稼働とウエブシートw1 の試し印刷]
このようにして、上記ウエブシートw2 は、図6(d)に示すように本稼働工程の経路に切り換わり、シート固定部材7、8によるシート固定動作を解除した後、第2印刷装置A2 の駆動回転、印圧の印加によって印刷されて、加熱発泡、エンボス形成される本稼働送行に移る。
【0095】
また、試し印刷工程の経路に切り換わった他方のウエブシートw1 は、図7(a)に示すように、第1印刷装置A1 (インフィードロールI1 又はインフィードロール2、各色印刷ユニット、アウトフィードロール3など図1、図2参照)を稼働回転させて、補助デリバリ装置Dにて巻き取り動作することにより、各印刷ユニットによる印刷インキを用いた試し印刷送行に移る。
【0096】
このようにして、ウエブシートw1 、w2 の導入切り換え操作を終了するものであるが、この導入切り換え操作中においても、アキューム装置Bにストックされているウエブシートw1 は、加熱装置C、エンボス装置D、主デリバリ装置Fへの送行を継続して、加熱発泡、エンボス成形を継続しているものである。
【0097】
[シートw1 の試し印刷終了段階]
図7(b)は、第2印刷装置A2 にて印刷され、アキューム装置Bを介して、加熱装置C側に導入されて、印刷、発泡、エンボスシートとして連続的に製造されて、導入切り換え装置Gを通過送行している状態の本稼働工程のウエブシートw2 (図1参照)と、第1印刷装置A1 にて試し印刷が終了して補助デリバリ装置D側に端部が巻き取られ送行を停止した状態の試し印刷工程終了のウエブシートw1 を示している。
【0098】
同図7(b)に示すように、試し印刷経路にて第1印刷装置A1 により印刷インキのみによる試し印刷送行がなされているウエブシートw1 を、試し印刷工程が終了した段階で、第1印刷装置A1 の駆動回転や印圧の印加を停止解除させることにより送行を停止させる。
【0099】
[試し印刷終了段階でのシートw1 の切断操作]
続いて同図7(b)に示すように、カッティングテーブル16上に接着テープ9を、その粘着面を表側にして重ね合わせバキューム吸引孔16bにてバキュームチャッキング動作して固定する。
【0100】
続いて、同図7(b)に示すように、停止中のウエブシートw1 をカッティングテーブル16との対向領域相当部に沿ってカッター刃6bにて切断し、印刷装置側のそのウエブシートw1 の切断された一端部を、前記固定された接着テープ9の粘着面に接着して待機する。
【0101】
[シートw2 の本稼働終了段階]
次に、他方、同図7(b)に示すように、本稼働経路にて第2印刷装置A2 により印刷、発泡、エンボス成形の本稼働送行がなされているウエブシートw2 を本稼働工程の終了した段階で、第2印刷装置A2 とアキューム装置Bのインフィードロール35の駆動回転や印圧の印加を停止解除させることにより送行を停止させる。
【0102】
この間、アキューム装置Bのアウトフィードロール36は、継続回転し、且つ水平フレーム33はウエブシートw2 の送行速度に対応して下降動作し、アキューム装置B以後のウエブシートw2 は加熱装置C側に送行を継続する。
【0103】
[本稼働終了段階でのウエブシートw2 の切断操作]
図7(b)に示すように、ウエブシートw2 の送行停止後は、シート固定部材7、8が、ガイドロール15d、18d周面に押圧動作して、ウエブシートw2 を固定させ、そして、カッティングテーブル17がバキュームチャッキング動作する。そして、カッティングテーブル17上にキュームチャッキングしたウエブシートw2 をカッター刃6cによりカッティング溝17aに沿って切断する。
【0104】
[切断したウエブシートw1 、w2 両端部接続による導入切り換え操作]
続いて、図7(c)に示すように、カッティングテーブル17上にキュームチャッキングされて切断された前記ウエブシートw2 のアキューム装置B側の端部は、カッティングテーブル16上にバキュームチャッキングされている前記接着テープ9の粘着面に重ね合わせて接着することにより、先に接着テープ9に接着されているウエブシートw1 と接続されて、加熱装置C側の本稼働経路に切り換わる。なお、その際、突出動作しているガイドロール18b、又はガイドロール15a、ガイドロール18bは、元の位置に復帰動作させる。
【0105】
そして、図7(d)に示すように、ウエブシートw1 は、シート固定部材7が直ちに矢印方向に復帰動作して、シート押圧及びシート固定を解除して、第1印刷装置A1 (インフィードロールI1 又はインフィードロール2、各色印刷ユニット、アウトフィードロール3など図1、図2参照)を稼働回転させて、第1印刷装置A1 の駆動回転、印圧の印加によって印刷されて、加熱発泡、エンボス形成される本稼働送行に移る。
【0106】
他方、図7(c)に示すように、前記カッティングテーブル17上にバキュームチャッキング(若しくはバキュームチャッキング後にチャッキング解除)されている前記ウエブシートw2 の印刷装置側の端部は、カッティングテーブル16の対向領域相当部にて切断された前記ウエブシートw1 の補助デリバリ装置D側の端部に接着テープなどにて接続されて、これによって該第2印刷装置A2 により印刷される前記ウエブシートw2 は補助デリバリ装置D側に接続されて、試し印刷が可能な経路に切り換わる。
【0107】
そして、図7(d)に示すように、ウエブシートw2 は、シート固定部材8が直ちに矢印方向に復帰動作して、シート押圧及びシート固定を解除して、第2印刷装置A2 (インフィードロールI2 又はインフィードロール4、各色印刷ユニット、アウトフィードロール5など図1、図3参照)を稼働回転させて、第2印刷装置A2 の駆動回転、印圧の印加によって印刷されて、試し印刷送行に移る。
【0108】
このようにして、ウエブシートw1 、w2 の導入切り換え操作を終了するものであるが、この導入切り換え操作中においても、アキューム装置Bにストックされているウエブシートw2 は、加熱装置C、エンボス装置D、主デリバリ装置Fへの送行を継続して、加熱発泡、エンボス成形を継続しているものである。
【0109】
本発明装置において、第1印刷装置A1 又はA2 にて印刷し、加熱装置Cにて加熱発泡させた後のウエブシートw1 又はウエブシートw2 をエンボス成形するエンボス装置Eを中心に、その実施例を、図8(a)〜(b)のエンボス装置Eの側面図に従って説明する。
【0110】
図8(a)に示すように、第1印刷装置A1 又はA2 にて印刷し、加熱装置Cにて加熱発泡させた後のウエブシートw1 又はウエブシートw2 (以下、単にウエブシートwと称する)をエンボス装置Eに導入する。
【0111】
ウエブシートwは、まずエンボス装置Eの加熱ユニット51を通過して加熱されて、エンボスユニット52のエンボスロール53とそれと対向するプレスロール54との間に導入されて加圧エンボスされ、続いて、巻き込みロール55によってエンボスロール53の概略半周面に周接しながらエンボス成形を終了する。また、エンボスユニット52には必要に応じて冷却ロール56を設け、プレスロール54に接触させて、該ロール54を冷却するようにしてもよい。なお、冷却ロール56は、そのロール56本体内部に冷却水を循環送流させたものでもよいし、あるいは冷却水を循環貯留する貯留槽56a内に浸漬させて冷却するようにしてもよい。
【0112】
続いて、エンボス成形されたウエブシートwは、ガイドロール55aなどの所定のガイドロールにガイドされて送行し、最終的に主デリバリ装置Fによって、印刷、発泡、エンボス成形シートとして巻き取り製造される。
【0113】
ウエブシートwが、導入切り換え操作を行うことによってウエブシートw1 ←→ウエブシートw2 に切り換えられる際、あるいはその他の必要な時に、そのウエブシートwの送行を継続しながらでも、エンボス装置Eのエンボスロール53の交換ができるようにすることが必要となる。
【0114】
そこで、エンボス装置Eの各ユニット(加熱ユニット51、エンボスユニット52)を、交換時に移動できるように可動式としてもよい。
【0115】
図8(b)は、可動式の各ユニットを備えたエンボス装置Eにおける各ユニットの移動動作を説明する側面図である。
【0116】
加熱ユニット51は、索体51aによって垂直方向への上下移動が可能となっている。
【0117】
エンボスロール53は、中央部を回転軸57aにて軸支されたアーム57(又はターレット)の一端部でエンボス作業中のエンボスロールを軸支する一方、他端部では使用を終了したエンボスロールを、次に使用するエンボスロールと交換することができ、それぞれ使用されたエンボスロールと、交換すべき新規なエンボスロールとを取り付け保持でき、回転軸57aを中心にアーム57を旋回することにより、使用されたエンボスロールと交換すべき新規なエンボスロールとを所定位置に移動させて交換操作が行われる。
【0118】
前記エンボスロール53は、支軸58aを中心に旋回可能なロール受部材58によってストックでき、受部材58が水平姿勢の時に2本のエンボスロール53(そのうち1本は使用されたエンボスロール、他の1本は交換すべき新規なエンボスロール)をストックでき、支軸58aを中心に回転可能とすることにより、アーム57の旋回において支障のない構造となっている。
【0119】
プレスロール54は、回転軸54aを中心に揺動可能な揺動アームによってロール受部材54b上まで移動でき、また、元の位置に復帰できるようになっている。
【0120】
巻き込みロール55は、回転軸55bを中心に揺動可能な揺動アームによってガイドロール55aの上側まで移動でき、また、元の位置に復帰できるようになっている。
【0121】
冷却ロール56は、回転軸56bを中心に揺動可能な揺動アームによって上方に回避移動でき、また、元の位置に復帰できるようになっている。
【0122】
また、エンボスユニット52には、前記巻き込みロール55が回転軸55bを中心に揺動してガイドロール55aの上側まで移動した際に、送行中のウエブシートwに弛みが発生しないように、ガイドロール55aの後段に、上方に向かって付勢して上止点(定位置に)に当接停止し、且つ下方に向かって弾力性のあるダンサーロール59(該ロール59の下方両側に固定ガイドロール59a、59bを備える)を備えてその弛み発生を防止している。
【0123】
【発明の効果】
本発明のシート印刷・発泡・エンボス加工装置は、ウエブシートを、所定の色相、濃度、膜厚及び見当ずれのない正しい整合状態に印刷されるように試し印刷して適正な印刷パターンをウエブシート上に形成しながら、それと並行して試し印刷を終了した適正な印刷パターンの形成されたウエブシートに対して、発泡性インキの印刷(場合によっては発泡性インキの印刷は行わない)と、印刷された発泡性インキの加熱発泡やエンボス成形加工を連続的に行うことができる。
【0124】
これによって、本稼働中のウエブシート、特に加熱装置及びエンボス装置に導入されているウエブシートを停止せずに、連続して印刷加工と、必要に応じて発泡加工やエンボス加工を行って、建装材用の壁紙など印刷・エンボス加工されたシートあるいは印刷・発泡・エンボス加工されたシートを能率的に製造することが可能となり、また、従来のようにウエブシートに対する試し印刷のために加熱装置やエンボス成形装置の熱源を停止させることは必要が無くなり、これによって、試し印刷における熱源の停止と、本稼働における熱源の再動作の繰り返し動作による無駄なエネルギーの消費を回避することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施の形態を説明する全体概要側面図。
【図2】本発明装置の具体的実施例における第1印刷装置を中心とする部分側面図。
【図3】本発明装置の具体的実施例における第2印刷装置を中心とする部分側面図。
【図4】本発明装置の具体的実施例における加熱装置及びエンボス装置を中心とする部分側面図。
【図5】本発明装置の具体的実施例における主デリバリ装置の側面図。
【図6】(a)〜(d)は本発明装置の具体的実施例における導入切り換え装置と、その切り換え操作を説明する側面図。
【図7】(a)〜(d)は本発明装置の具体的実施例における導入切り換え装置と、その切り換え操作を説明する側面図。
【図8】(a)〜(b)は本発明装置の具体的実施例におけるエンボス装置の側面図。
【符号の説明】
w1 …ウエブシート w2 …ウエブシート
A1 …第1印刷装置 A2 …第2印刷装置
B…アキューム装置 C…加熱装置 D…補助デリバリ装置 E…エンボス装置
F…主デリバリ装置 Fa…巻き取りシート G…導入切り換え装置
1…ロールシート 2…インフィードロール 3…アウトフィードロール
4…インフィードロール 5…アウトフィードロール
6a、6b、6c…カッター刃 7、8…シート固定部材 9…接着テープ
11…第1色印刷ユニット 12…第2色印刷ユニット
13…第3色印刷ユニット 15a、15b、15c…ガイドロール
16…カッティングテーブル 16a…カッティング溝
16b…バキューム吸引孔 17…カッティングテーブル
17a…カッティング溝 17b…バキューム吸引孔
18a、18b、18c…ガイドロール
19…カッティングテーブル 19a…支軸 19b…ガイドロール
19c…カッティングプレート
21…第1色目の印刷ユニット 22…第2色目の印刷ユニット
23…第3色目の印刷ユニット
31…固定ガイドロール 32…可動ガイドロール 33…水平フレーム
34…補助ガイドロール 35…インフィードロール
36…アウトフィードロール
41、42…加熱ユニット 43…ガイドロール
51…加熱ユニット 51a…索体 52…エンボスユニット
53…エンボスロール 54…プレスロール 55…巻き付けガイドロール
56…冷却ロール 57…アーム 57a…回転軸 58…ロール受部材
58a…支軸 59…ダンサーロール
61…最終送行張力調整ユニット 62…巻き取りユニット 63…巻き取り軸
64…回転軸 65…アーム

Claims (5)

  1. ウエブシートw1、w2にそれぞれ印刷する第1印刷装置A1と、第2印刷装置A2と、印刷によりウエブシートのうち少なくとも一方に形成された発泡性パターンを加熱して発泡させる加熱装置Cと、印刷される前記両ウエブシートを、一方が前記加熱装置Cかつ他方が補助デリバリ装置Dに導入する状態と、一方が前記補助デリバリ装置Dかつ他方が前記加熱装置Cに導入する状態とを切り替える導入切換装置Gと、前記加熱装置Cにて加熱後のウエブシートをエンボスするエンボス装置Eと、エンボス後のウエブシートを巻き取る主デリバリ装置Fとを備えることを特徴とするシート印刷、発泡及びエンボス加工装置。
  2. 前記加熱装置Cの前段に、ウエブシートの経路長を変更し以てウエブシートを蓄積、放出するアキューム装置Bを備える請求項1記載のシート印刷、発泡及びエンボス加工装置。
  3. 前記印刷装置A1、A2にてそれぞれ印刷される両ウエブシートw1、w2に対して、絵柄及び彩色印刷用の印刷インキと加熱発泡用の発泡性インキとの両インキを用いた印刷動作を行う請求項1又は請求項2記載のシート印刷、発泡及びエンボス加工装置。
  4. 前記印刷装置A1、A2にてそれぞれ印刷される両ウエブシートw1、w2のうち前記加熱装置C側に導入される一方のウエブシートに対して絵柄及び彩色印刷用の印刷インキと加熱発泡用の発泡性インキとの両インキを用いた印刷動作を行い、補助デリバリ装置D側に導入される他方のウエブシートに対して絵柄及び彩色印刷用の印刷インキのみを用いて印刷動作を行う請求項1又は請求項2記載のシート印刷、発泡及びエンボス加工装置。
  5. 前記エンボス装置Eが加熱ユニットとエンボスユニットとから構成され、加熱ユニット、エンボスユニットの各ユニットが、エンボスロール交換のために回避移動と復帰が可能である請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート印刷、発泡及びエンボス加工装置。
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