JP3766829B2 - 衛生設備室の天井構造 - Google Patents

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本発明は、例えば浴室等の衛生設備室の壁面上端部に天井を取り付けるための衛生設備室の天井構造に関する。
従来、システムバスルームやシャワールーム等の衛生設備室の場合、壁面を形成する壁パネルの上端部に、天井としてのドーム形状や平板形状の天井パネルが取り付けられており、この天井パネルの壁パネルへの取付構造としては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1に開示の取付構造は、天井パネルに設けたフレームの垂下片と壁パネルの上端部に設けたフレームの立ち上がり片とを、天井パネルに固定した天井廻し縁とこの天井廻し縁に係合可能な天井廻し縁受けを利用してネジで連結固定するようにしたものである。
また、特許文献2に開示の取付構造は、壁パネルの上端に廻り縁体を嵌着して該廻り縁体を壁パネルの上端表面側に突出させ、同廻り縁体上に天井パネルの周縁を係止して、該天井パネルの周囲を回り縁体を介して壁パネルの上端部に係合させることで、天井パネルと壁パネルを連結固定するようにしたものである。
特開平6−146566号公報 特開平7−10520号公報
しかしながら、これらの取付構造においては、4つの壁面を構成する各壁パネル同士の接合隅部で天井パネルとの連結部において、施工現場(躯体等)の寸法バラツキあるいは天井パネルや壁パネル等の部材の寸法バラツキ等によって、隙間が発生し易い。その結果、四隅の天井パネルと各壁パネルとの連結部分にシャワーの水等が飛散した場合に、水滴等が衛生設備室内から衛生設備室外に漏出する虞があり、四隅の連結部分に十分な止水性を確保することが困難であるという問題点を有している。そこで、このような問題点を解決するために、天井廻し縁や廻り縁体を密着させてシーリングする等の構造も考えられるが、この場合は施工作業性が極めて劣るという問題点を有している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、天井と壁面との四隅の連結部分に十分な止水性を確保することができると共に、天井の壁面への固定作業の作業性の向上を図り得る衛生設備室の天井構造を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、衛生設備室の各壁面上端部に、両端に嵌合部を有するレール部材をそれぞれ固定すると共に、直交状態に連結される壁面の隣接するレール部材の嵌合部に、連結基部と該基部の90度直交する両側面に垂直状態で所定長さ立設された一対の嵌合部とを有する連結部材の前記嵌合部をそれぞれ嵌合させて各レール部材の端部を連結し、該レール部材の上面に天井の外周縁端部を固定したことを特徴とする。このように構成することにより、衛生設備室の天井は、壁面の上端部に固定されたレール部材の上面に固定され、この時、各壁面のレール部材は、その端部の嵌合部に連結部材の嵌合部が嵌合した状態で連結され、直交状態の壁面と天井の四隅の連結部分における止水性が連結部材によって確保される。
そして、前記連結部材は、請求項2に記載の発明のように、一対の嵌合部がその弾性力を利用して隣接するレール部材の嵌合部に密に嵌合されることが好ましく、また、請求項3に記載の発明のように、隣接する壁面端部を連結する壁面連結部材の上端部に係合可能な係合部を有することが好ましい。
また、前記レール部材は、請求項4に記載の発明のように、室内側に開口するカバー装着溝を有し、該カバー装着溝には、各壁面の左右の幅より所定寸法長く設定されたカバーがその両端部を弾性変形させつつ押し込まれて装着されることが好ましい。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、上面に天井が固定される壁面のレール部材の嵌合部に、連結部材の嵌合部がそれぞれ嵌合されて各壁面が直交状態で連結されるため、連結部材により隣接するレール部材間に形成される隙間が閉塞されて、壁面と天井の四隅の連結部分に十分な止水性を確保することができると共に、連結部材の嵌合部を各レール部材の嵌合部に嵌合することにより連結と止水ができて、施工作業が簡単となって作業性の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、連結部材の一対の嵌合部が、その弾性力を利用してレール部材の嵌合部に密に嵌合されるため、連結部材のレール部材への嵌合が簡単かつ良好に行えると共に、密に嵌合された連結部材によって、四隅の連結部分における止水性を確実に確保することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、連結部材の係合部が、隣接する壁面端部を上下方向に連結する壁面連結部材の上端部に係合可能であるため、係合部の壁面連結部材への係合で連結部材の各壁面に対する移動が規制され、連結部材を所定位置に確実に位置させて、四隅の連結部分における止水性を一層確実に確保することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、レール部材がカバー装着溝を有し、該カバー装着溝に各壁面の左右の幅より所定寸法長く設定されたカバーがその両端部を弾性変形させつつ押し込まれて装着されるため、隣接するカバーの端部間の隙間発生を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わる衛生設備室としての浴室の天井構造の一実施形態を示し、図1がその浴室四隅部分を示す斜視図、図2がその分解斜視図、図3及び図4が連結部材の平面図及び底面図、図5及び図6が取付状態の説明図である。
図1において、浴室壁面を形成する4枚(図では2枚を示す)の壁パネル2の上端面2aには、レール部材3がそれぞれ固定されている。このレール部材3は、例えばアルミニウムの押出し成形や樹脂成形によって、壁パネル2の左右幅と略同一長さの長尺状に形成され、壁パネル2の上端面2aに固定される固定部3aと、この固定部3aの室内側に一体形成された断面略コ字状のカバー装着部3b等を有している。
前記カバー装着部3bは、室内側の先端部が下方もしくは上方に所定長さ突出した上面壁4aと下面壁4bを有し、この上面壁4aと下面壁4bの先端部間にはスリット状のカバー装着溝4が形成されている。また、カバー装着部3bの上面壁4aと下面壁4bの底部側には、下方もしくは上方に突出した所定長さのリブ状の突条5a、5bが形成され、この上下の突条5a、5bの後方側(底面側)に形成される断面略コ字状の空間により、連結部材6が後述する如く嵌合する嵌合部5が形成されている。
このように構成されたレール部材3は、直交状態で隣接する壁パネル2の上端面2aに、その固定部3aを図示しない取付孔からネジでねじ込むことにより、上端面2aの全長に亘って固定されている。そして、浴室の壁パネル2と天井パネル1の連結部分(接合部分)としての浴室四隅となる隣接する壁パネル2のレール部材3は、その両端部の嵌合部5が連結部材6の嵌合によって連結されている。
すなわち、連結部材6は、図2〜図4に示すように、例えばゴム、軟質樹脂等の所定の弾性力を備えた弾性材によって形成され、平面視で略三角形状の連結基部6aと、この連結基部6aの90度直交する両側面に垂直状態で所定長さ立設された一対の嵌合部6b、6cを有している。この連結部材6の連結基部6aは、その高さがレール部材3の高さと同一かもしくは所定寸法高く設定され、嵌合部6b、6cは、その幅と高さが前記レール部材3の嵌合部5にその弾性力を利用して密に嵌合し得る寸法に設定されると共に、その長さがレール部材3の嵌合部5に所定長さ進入することにより、隣接するレール部材3の端部間を水密性を有して連結し得るように設定されている。
また、連結部材6の連結基部6aの底面には、パネル連結部材係合部6dが下方に突出する状態で一体形成され、このパネル連結部材係合部6dの係合溝7が、壁パネル2を連結するアルミレール等で形成されたパネル連結部材8のリブ8a(図2参照)にその上面側から係合するようになっている。なお、このパネル連結部材係合部6dの形成位置や係合溝7の形状は、パネル連結部材8の形状(リブ8aの位置等)に応じて適宜に変更することができる。
次に、前記レール部材3と連結部材6を使用した天井パネル1と壁パネル2の組み付け方法の一例について説明する。先ず、前述したようにレール部材3を各壁パネル2の上端面2aに固定し、この各壁パネル2の左右幅方向の端面の高さ方向の全域を図2に示すパネル連結部材8で連結する。これにより、壁パネル2が浴室の図示しない防水パンの外周縁上に立設状態で配置され、この状態で、隣接する壁パネル2のレール部材3の端面間を連結部材6で連結する。
この時、連結部材6は、その一対の嵌合部6b、6cを図2の矢印イ、ロの如く、各レール部材3の嵌合部5に嵌合させ、連結基部6aの側面をレール部材3の端面にそれぞれ当接させると共に、下面に設けたパネル連結部材係合部6dの係合溝7を矢印ハの如くパネル連結部材8のリブ8aに上方から係合させる。これにより、レール部材3は、図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態となって、その嵌合部5に連結部材6の嵌合部6b、6cが嵌合した状態となり、この時、嵌合部6b、6cの前方のカバー装着部3bのカバー装着溝4は開放された状態を維持している。また、連結部材6のパネル連結部材係合部6dは、図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態となって、その係合溝7内にパネル連結部材8のリブ8aが係合した状態となる。
なお、連結部材6の嵌合部6b、6cのレール部材3の嵌合部5への嵌合及び連結部材6の係合溝7のパネル連結部材8のリブ8aへの係合は、弾性材で形成された連結部材6の弾性力を利用し、例えば嵌合部6b、6cを弾性変形させる等して行われ、レール部材3への嵌合やパネル連結部材8への係合がスムーズに行えることになる。
そして、連結部材6でレール部材3の端面が連結されると、90度直交する方向に隣接するレール部材3の端面間に形成される空間9(図1及び2参照)が、連結部材6で閉塞された状態となり、この時、連結基部6aの両側面の各レール部材3の端面への当接及び嵌合部6b、6cのレール部材3の嵌合部5内面への密な嵌合により、連結部材6で前記空間9の止水性が確保されることになる。また、パネル連結部材係合部6dの係合溝7のパネル連結部材8への係合により、連結部材6とパネル連結部材8の位置決めが可能となり、連結部材8が前記空間9内でずれる(移動する)こともなく、止水効果が得られる所望位置に維持されることになる。
この連結部材6によりレール部材3間に止水性を確保した状態で、図1に示すように、レール部材3の上面側に、ドーム形状もしくは平板形状の天井パネル1の外周縁端部が載置されて、例えばレール部材3にネジ固定すること等により、壁パネル2の上端部に天井パネル1が組み付け配置される。そして、壁パネル2の上端面2aにレール部材3と連結部材6を介して天井パネル1を組み付けた後に、室内側に露見しているレール部材3のカバー装着溝4に、図1の矢印ニに示すようにカバー10を装着すると共に、室内側の壁パネル2の高さ方向に形成される目地部分に目地カバー11を装着する。
この時、カバー10は、例えばゴム等の弾性材で成形され、レール部材3の上下方向の幅と略同一幅を有するカバー部10aと、このカバー部10aの裏面側に一体形成され内部に空洞部14が形成された係合突条10b等を有している。そして、カバー10の係合突条10bをレール部材3のカバー装着溝4に前方(室内側)から押し込み、係合突条10bの上下の係止部15をカバー装着溝4に係止させることにより、カバー10がレール部材3に装着されて浴室の壁パネル2と天井パネル1の連結部分に配置されるようになっている。また、カバー10は、壁パネル2の左右の幅より所定寸法長く設定され、その両端部を弾性変形させつつレール部材3のカバー装着溝4に押し込むことにより、隣接するカバー10の端部間の隙間発生が防止されるようになっている。
このように、上記実施形態の壁パネル2の上部に配置される天井構造にあっては、壁パネル2の上端面2aと天井パネル1の外周縁部とを連結するレール部材3の開口する両端部が、連結部材6の嵌合作用によって連結されているため、レール部材3を直交方向に連結する際に必然的に形成される両レール部材3間の空間9を連結部材6で塞ぐことができる。特に、連結部材6がゴム等の弾性材で形成され、その嵌合部6b、6cの弾性変形を利用してレール部材3の嵌合部5に嵌合されることから、連結部材6の嵌合部6b、6cをレール部材3の嵌合部5に密に(水密性を有して)嵌合でき、これらにより、浴室の壁パネル2と天井パネル1の四隅上部から浴室外に水滴や蒸気が漏出すること等がなくなり、四隅上部に従来では得られなかった十分な止水性を確保することが可能となる。
また、レール部材3のカバー装着部3bの底部側に突条5a、5bを設けることにより、連結部材6の嵌合部6b、6cが嵌合し得る嵌合部5が形成されているため、カバー装着部3b内の空間の有効利用を図りつつ簡易な構成で嵌合部5を形成できると共に、突条5a、5bがリブとして機能し、カバー装着部3bの上面壁4aや下面壁4bの剛性アップが図れ、壁パネル2への固定強度の向上や天井パネル1の安定した支持が可能となる。
さらに、連結部材6の下面にパネル連結部材係合部6dが設けられているため、その係合溝7を2枚の壁パネル2を連結するパネル連結部材8のリブ8aに係合させることができて、四隅上部の空間9内における連結部材6の位置決めが簡単かつ確実に行えると共に、連結部材6の空間9内での移動が規制され、連結部材6によりレール部材3の安定した連結構造が得られて、浴室の四隅上部の空間9における止水効果を長期に亘り安定して維持することが可能となる。
また、連結部材6が弾性材で形成されているため、その嵌合部6b、6cの弾性力を利用してレール部材3の嵌合部5に容易に嵌合(取り付け)でき、特に、嵌合部6b、6cが所定長さの角柱状に形成されていることから、その弾性変形を利用しつつ嵌合できて、連結部材6のレール部材3等への取付作業性を向上させることができる。また、連結部材6の係合溝7を上方からパネル連結部材8のリブ8aに係合させることで両部材6、8を係合できて、その係合作業が容易に行え、これらにより、壁パネル2と天井パネル1の組付作業を容易に行うことが可能となる。
また、連結部材6により止水性が確保されると共に、カバー10の両端部がその変形を利用しつつ互いに接合されてカバー10間の隙間発生が確実に防止されるため、浴室の四隅上部の止水構造を簡略化しつつ一層確実な止水効果が得られ、例えば止水性維持のためのシール作業等が不要もしくは大幅に削減できる等、天井パネル6の設置作業の容易化と設置コストの低減化を図ること等も可能となる。
図7は、前記レール部材3の変形例を示している。以下、上記例と同一部位には、同一符号を付して説明する。この例のレール部材3の特徴は、レール部材3のカバー装着部3bの形状を、例えば天井パネル1やカバー10の組付性等を考慮して上記実施形態と異なるように形成した点にある。すなわち、レール部材3のカバー装着部3bのカバー装着溝4を形成する上面壁4aや下面壁4bの先端部を後方側に傾斜させて、カバー10の係合突条10bを嵌め込み易くすると共に、嵌合部5を形成する上下の突条5a、5bのうち、下部の突条5bの高さを高くし上部の突条5aの高さを低く設定する。また、カバー装着部3bの底部の後面に傾斜面12を形成し、この傾斜面12にドーム形状の天井パネル1の外周縁部の傾斜面を当接状態とさせる。
なお、連結部材6の嵌合部6b、6cの断面形状は、レール部材3の嵌合部5の形状に対応するように形成され、レール部材3の固定部3aやカバー装着部3bの壁パネル2や天井パネル1への固定部位には、固定ネジの位置決め用の溝16がそれぞれ形成されている。また、レール部材3のカバー装着部3bに嵌合されるカバー10は、図の二点鎖線で示すように、その上下に、組み付け配置された天井パネル1や壁パネル2の表面に弾性変形しつつ当接することで、レール部材3との連結部を隠す当接片10c、10dが一体形成されると共に、カバー部10aの前面下部に、前方に突出して天井パネル1の表面に結露した水滴等を所定の隅部の壁パネル2に流す樋13が一体形成されている。
この例の天井構造においても、レール部材3の嵌合部5に連結部材6の嵌合部6b、6cが密に嵌合することから、浴室の四隅上部に上記例と同様の止水効果が得られる他に、上面壁4aや下面壁4bの形状によりカバー10の装着作業性を向上させたり、傾斜面12によりドーム型の天井パネル1の支持を一層安定させることができるという作用効果が得られる。また、カバー10への当接片10c、10dの一体形成により、天井パネル1と壁パネル2の連結部分における意匠性(見栄え)の向上が図れると共に、樋13の一体形成により、天井パネル1の表面に生成される結露等の水滴を、例えば浴槽の蓋置き凹部部分に誘導落下させることができ、浴槽内への水滴の流れ込み等が防止されて快適な入浴が可能になる等の作用効果が得られる。
このように、前記レール部材3の形状や連結部材6の形状等は、天井パネル1の形態等に応じて適宜に変更でき、要は、両端部に嵌合部5を有するレール部材3と、このレール部材3の嵌合部5に嵌合してレール部材3の端部間に所定の止水性を確保し得る適宜の構成を採用することができる。また、上記実施形態における、カバー10の構造やレール部材3への天井パネル1の固定構造等も一例であって、本発明の各発明に係わる要旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することができる。
本発明は、システムバスルーム等の浴槽を備えた浴室に限らず、例えばシャワールームやサウナルーム等の主に止水性が要求される衛生設備室の天井構造にも適用できる。
本発明に係わる天井構造を採用した浴室隅部の斜視図 同その分解斜視図 同連結部材の平面図 同連結部材の底面図 同連結部材のレール部材への取付状態を示す説明図 同連結部材の壁パネル連結部材への取付状態を示す説明図 同レール部材の変形例を示す断面図
符号の説明
1・・・天井パネル、2・・・壁パネル、3・・・レール部材、3a・・・固定部、3b・・・カバー装着部、4・・・カバー装着溝、4a・・・上面壁、4b・・・下面壁、5・・・嵌合部、5a、5b・・突条、6・・・連結部材、6a・・・連結基部、6b、6c・・・嵌合部、6d・・・パネル連結部材係合部、7・・・係合溝、8・・・パネル連結部材、8a・・・リブ、9・・・空間、10・・・カバー、10a・・・カバー部、10b・・・係合突条、11・・・目地カバー、12・・・傾斜面、13・・・樋、14・・・空洞部、15・・・係止部

Claims (4)

  1. 衛生設備室の各壁面上端部に、両端に嵌合部を有するレール部材をそれぞれ固定すると共に、直交状態に連結される壁面の隣接するレール部材の嵌合部に、連結基部と該基部の90度直交する両側面に垂直状態で所定長さ立設された一対の嵌合部とを有する連結部材の前記嵌合部をそれぞれ嵌合させて各レール部材の端部を連結し、該レール部材の上面に天井の外周縁端部を固定したことを特徴とする衛生設備室の天井構造。
  2. 前記連結部材は、一対の嵌合部がその弾性力を利用して隣接するレール部材の嵌合部に密に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の衛生設備室の天井構造。
  3. 前記連結部材は、隣接する壁面端部を上下方向に連結する壁面連結部材の上端部に係合可能な係合部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の衛生設備室の天井構造。
  4. 前記レール部材は、室内側に開口するカバー装着溝を有し、該カバー装着溝には、各壁面の左右の幅より所定寸法長く設定されたカバーがその両端部を弾性変形させつつ押し込まれて装着されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衛生設備室の天井構造。
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