JP3763543B2 - 光学センサ出力の自動補正装置 - Google Patents

光学センサ出力の自動補正装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、自動出力調整装置、特に光学式センサの出力レベルを自動的に補正できる光学センサ出力の自動補正装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】
紙幣鑑別装置は、紙幣投入口と、紙幣投入口に設けられた紙幣投入センサと、紙幣投入センサの出力により駆動される搬送装置と、搬送装置によって搬送される紙幣の光学的特徴を検出する光学センサと、光学センサの出力により紙幣の真贋を判定する判別制御回路とを備えている。紙幣投入口に紙幣を挿入すると、紙幣投入センサの出力により搬送装置が駆動され、紙幣が紙幣鑑別装置内に導入される。このとき、紙幣の表面で反射する光又は紙幣を透過する光を光学センサにより受光して、判別制御回路により紙幣の真贋を判定する。
【0003】
光学センサは、紙幣の表面で反射し又は紙幣を透過する可視光又は赤外光を受光するセンサが使用されるが、可視光又は赤外光を受光するホトトランジスタやホトダイオードの出力は、製造時の素子特性の不均一、付着する汚れによる入射光量の低下及び経年変化や温度変化により、発光ダイオードの発光量が変化しなくても、一定にならない欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、特開平4−2947号公報に示されるように、光電センサの出力補正方法が知られている。この出力補正方法は、差分器によって受光部の出力と基準値発生部からの基準値との差値を求め、この差値を零にするように制御部によって標準電流発生部の標準電流を調整する。
【0005】
また、図6に示すように、他の出力補正方法では、発光素子1から発光される光を受光素子2で受光し、受光素子2の出力を増幅器3及びA/D変換器4を介して判別制御回路5に付与する。発光素子1に接続された可変抵抗器6の抵抗値を変えることにより、判別制御回路5が受信するA/D変換値が一定になるように、発光素子1の発光量を調整していた。この方法では、受光素子2を含む電子部品の不均一特性及び紙幣鑑別装置個別のバラツキを一台づつ手作業で調整作業を行うため、調整作業に相当の手数と時間を必要とした。更に、可変抵抗器6により調整した後でも、塵若しくは埃等の光遮断物質又は素子の経年変化により、受光素子2の出力レベルが変動する欠点がある。
【0006】
この発明は、調整作業を省略して、光学式センサの出力レベルを自動的に補正して、通常時に適正な出力レベルが得られる光学センサ出力の自動補正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】
この発明による光学センサ出力の自動補正装置は、発光素子(1)及び発光素子(1)から照射された光を受光する受光素子(2)とを備えた光学センサと、光学センサの出力を増幅する増幅器(3)と、増幅器(3)の出力信号をA/D変換するA/D変換器(4)と、A/D変換器(4)の出力から発光素子(1)と受光素子(2)との間に配置される物体の光学的特性を判定する判別制御回路(5)と、判別制御回路(5)からの出力を受信して発光素子(1)を点灯しかつアナログ出力レベルを変更できるD/A変換器(7)と、設定モードと通常モードを切り換える切換スイッチ(10)とを備えている。
【0008】
判別制御回路(5)は、目標出力レベル(B)を記憶する記憶手段と、受光素子(2)の出力レベルと記憶手段に記憶された目標出力レベルとを比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力をD/A変換器(7)に付与する比較回路とを備えている。モード切換スイッチ(10)が設定モードにあるときに、電源が投入された判別制御回路(5)は、D/A変換器(7)のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器(4)から所定のレベルの信号を受信したとき、判別制御回路(5)は、D/A値を記憶手段に書き込む。
【0009】
モード切換スイッチ(10)が通常モードにあるときに、判断制御回路(5)は、電源投入後に、記憶手段から読み出したD/A値をD/A変換器(7)に設定し、紙幣投入検出回路により紙幣の存在の有無を確認し、紙幣が存在するとき、駆動手段により光学センサから紙幣を排出する。紙幣の不存在を確認すると、比較回路は、A/D変換器(4)から出力されるA/D値が目標出力レベル(B)より小さいか大きいか否か判断し、A/D値が目標出力レベル(B)より小さいと、D/A値を加算し、A/D値が目標出力レベル(B)より大きいと、D/A値を減算して、記憶手段のD/A値を書き換える。
【0010】
この発明による他の光学センサ出力の自動補正装置では、モード切換スイッチ(10)が設定モードにあるときに、電源が投入された判別制御回路(5)は、初期のゲインを決定すると共に、D/A変換器(7)のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器(4)から所定のレベルの信号を受信したとき、判別制御回路(5)は、D/A値及びゲインを記憶手段に書き込む。モード切換スイッチ(10)が通常モードにあるときに、判断制御回路(5)は、電源投入後に、記憶手段から読み出したD/A値及びゲインをそれぞれD/A変換器(7)及び増幅器(3)に設定する。D/A値が最大出力値(C)に達したとき、増幅器(3)の増幅率を高いレベルに切り替えて、記憶手段のD/A値及び増幅器(3)のゲインを書き換える。
【0011】
【作用】
受光素子(2)の出力レベルと記憶手段に記憶された目標出力レベル(B)とを比較回路により比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力がD/A変換器(7)に付与される。また、誤差増幅器(3)は、受光素子(2)の出力が小さいときに、ドライバ回路(8)に大きな電流を供給して発光素子(1)を駆動し、受光素子(2)の出力が大きいときに、ドライバ回路(8)に小さな電流を供給して発光素子(1)を駆動するので、広範囲な出力レベルの自動補正が可能となる。また、所定時間経過時、紙幣の毎処理時又は変化の発生の際に随時補正処理を行い、汚れ、経年変化、温度変化による受光レベルの変動を補正することができる。
【0012】
【実施例】
以下、この発明による光学センサ出力の自動補正装置の実施例を図1〜図5について説明する。これらの図面では、図6に示す箇所と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0013】
図1に示すように、光学センサ出力の自動補正装置では、設定モードと通常モードとを選択するモード切換スイッチ10が判別制御回路5に接続される。判別制御回路5のデジタル出力は、D/A変換器7によりアナログ信号に変換された後、ドライバ回路8を介して発光素子1に付与される。また、増幅器3の増幅率はゲイン切換回路9により変更される。ワンチップマイクロコンピュータにより構成した判別制御回路5には、図示しない下記の回路が設けられる。
【0014】
(1) A/D変換器4に送出された受光素子2の出力レベルから発光素子1と受光素子2との間に物体、即ち紙幣が存在するか否か判断する紙幣投入検出回路
(2) 光学センサの出力を増幅する増幅器
(3) 比較回路の出力に基づいてD/A変換器7のアナログ出力レベルを設定するデジタル出力回路
(4) A/D変換器4の目標出力レベルB、D/A変換器7のD/A値、D/A変換器7のD/A最大出力値を記憶する記憶手段としてのRAM及びE2PROM
(5) A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBを超過するとき、D/A変換器7のデジタル信号を減少させ、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに満たないとき、D/A変換器7のアナログ出力レベルを増加させる出力をデジタル出力回路に付与する比較回路
比較回路は、A/D変換器4の出力レベルが所定の目標出力レベルBに該当するか否か、目標出力レベルBより大きいか否か及び目標出力レベルBより小さいか否かを判断し、A/D変換器4の出力レベルが所定の目標出力レベルBに等しいとき、最初にRAMにD/A変換器7のD/A値及び増幅器3のゲインを書き込んだ後、これらのD/A値及びゲインをE2PROM内に記憶する。従って、電源からの電力の供給が遮断されたとき、RAMの記憶内容は、消去されるが、E2PROM内に記憶された情報は消去されない。
【0015】
図2及び図3に示すフローチャートについて、判別制御回路5の動作を以下説明する。
【0016】
ステップ21では、モード切換スイッチ10は、設定モードにセットされ、電源が投入される(ステップ22)と、ステップ23において、判別制御回路5のデジタル出力回路のデジタル出力に応じて出力を発生するD/A変換器7のアナログ出力レベルがAに設定される。
【0017】
D/A変換器7のアナログ出力レベルAをドライバ回路8付与して、ドライバ回路8を通じて発光素子1を点灯し、発光素子1の光は、受光素子2により受光される。受光素子2により受光して、増幅器3及びA/D変換器4を通じて受光素子2の出力は、判別制御回路5に送出される。判別制御回路5は、A/D変換器4の出力レベルが所定の目標出力レベルBに該当するか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ31に進み、比較回路は、E2PROM及びRAMにD/A変換器7のD/A値及び増幅器3のゲインを書き込む。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBを超過するとき、ステップ25に進み、判別制御回路5の比較回路は、減算信号、即ち減少したデジタル信号をD/A変換器7に付与して、D/A変換器7のアナログ出力レベルを減少した後、ステップ26に進む。ステップ26では、判別制御回路5の比較回路は、減少したD/A変換器7のアナログ出力レベルのもとで、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ31に進み、目標出力レベルBまで減少しないとき、ステップ25に戻り、再度D/A変換器7のアナログ出力レベルを減少し、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しくなるまで、これらの動作が反復される。
【0018】
ステップ24では、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに満たないとき、ステップ27に進み、判別制御回路5の比較回路は、加算信号、即ち増加したD/A変換器7のアナログ出力レベルが発生し、ステップ28では、比較回路は、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ31に進む。このように、比較回路は、受光素子2の出力レベルとRAMに記憶された出力レベルを比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力をD/A変換器7に付与する。
【0019】
次に、図3に示すように、ステップ36においてモード切換スイッチ10が通常モードにセットされる。通常動作のステップ36では、判断制御回路5は、電源投入後にE2PROMに記憶されたD/A変換器7のD/A値及び増幅器3のゲインをRAMに書き込み(ステップ37)、ゲイン切換器9とD/A変換器7にRAMの値を設定する(ステップ38、39)。続いて、ステップ40でA/Dの値が紙幣投入検出回路で紙幣の存在の有無を確認し、紙幣が存在するときは、ステップ41で駆動手段(図示せず)により紙幣を光学センサから排出する。紙幣の不存在を確認すると、ステップ42では、比較回路はA/D変換器4の出力であるA/D入力値が目標出力レベルBより小さいか否か判断する。A/D入力値が目標出力レベルBより小さいと、ステップ45ではD/A値を加算して、RAMのD/A値を書き換えた後、ステップ42に戻る。ステップ42においてA/D入力値が目標出力レベルBより大きいと、ステップ43に進み、A/D入力値が目標出力レベルBより大きいか否か判断する。A/D入力値が目標出力レベルBより大きいと、ステップ47に進み、D/A値を減算して、ステップ48においてRAMのD/A値を書き換えた後、ステップ42に戻る。ステップ43では、A/D入力値が目標出力レベルBより大きくないと、A/D入力値が目標出力レベルBに等しいものと判断して、ステップ44に進み、処理を継続するか否か判断する。処理を継続すべきとき、ステップ42に戻り、処理を終了すべきとき、ステップ49に戻る。処理の継続は、所定時間経過時、紙幣の毎処理時又は変化の発生の際に随時行い、汚れ、経年変化、温度変化による受光レベルの変動を補正する。
【0020】
また、図4に示すように、ゲイン切換回路9を通じて増幅器3の増幅率を低いLレベル又は高いHレベルに設定するゲイン切換回路を用いて、より補正幅の広い光学センサ出力の自動補正装置を提供できる。この動作を図4及び図5に示すフローチャートについて説明する。
【0021】
ステップ120では、モード切換スイッチ10は、設定モードにセットされ、電源が投入される(ステップ121)と、判別制御回路5のゲイン切換回路は、ゲイン切換回路9を通じて増幅器3の増幅率を低いLレベルに設定する。また、ステップ123では、判別制御回路5のデジタル出力回路のデジタル出力に応じて出力を発生するD/A変換器7のアナログ出力レベルはAに設定される。
【0022】
D/A変換器7のアナログ出力レベルAをドライバ回路8に付与して、ドライバ回路8を通じて発光素子1を点灯し、発光素子1の光は、受光素子2により受光される。受光素子2により受光して、増幅器3及びA/D変換器4を通じて受光素子2の出力は、判別制御回路5に送出される。判別制御回路5は、A/D変換器4の出力レベルが所定の目標出力レベルBに該当するか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ131に進み、比較回路は、E2PROM及びRAMにD/A変換器7のD/A値及び増幅器3のゲインを書き込む。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBを超過するとき、ステップ125に進み、判別制御回路5の比較回路は、減算信号、即ち減少したデジタル信号をD/A変換器7に付与して、D/A変換器7のアナログ出力レベルを減少した後、ステップ126に進む。ステップ126では、判別制御回路5の比較回路は、減少したD/A変換器7のアナログ出力レベルのもとで、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ131に進み、目標出力レベルBまで減少しないとき、ステップ125に戻り、再度D/A変換器7のアナログ出力レベルを減少し、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しくなるまで、これらの動作が反復される。
【0023】
ステップ124では、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに満たないとき、ステップ127に進み、D/A変換器7のアナログ出力レベルを増加し、判別制御回路5の比較回路は、加算信号、即ち増加したD/A変換器7のアナログ出力レベルのもとで、ステップ128において、比較回路は、A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいか否か判断する。A/D変換器4の出力レベルが目標出力レベルBに等しいとき、ステップ131に進み、目標出力レベルBに達しないとき、ステップ129に進み、比較回路は、D/A変換器7のアナログ出力レベルがD/A変換器7の最大出力値Cに達したか否かを判断する。D/A変換器7の最大出力値Cに満たないとき、ステップ127に戻る。ステップ129において、D/A変換器7が最大出力値Cに達したとき、ゲイン切換回路は、ステップ130においてゲイン切換回路9を通じて増幅器3の増幅率を高いHレベルに切り替えた後に、ステップ124に戻り、ステップ124〜131までの前記動作が反復される。このように、比較回路は、受光素子2の出力レベルとRAMに記憶された出力レベルを比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力をD/A変換器7に付与する。
【0024】
【発明の効果】
前記のように、この発明では、光学センサの出力レベルを自動的に補正できるので、煩瑣な調節工程を省略できる。また、光学センサの使用時にも通常モードで電源を立上げると、E2PROMから所定値がRAMとD/A値に直接的に書き込まれるので、立上がりまでの初期設定にかかる時間も短縮される。更に、必要に応じて光学センサの出力レベルを補正できるので、常時最適な状態で光学センサを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による光学センサ出力の自動補正装置のブロック回路図
【図2】 図1に示す判別制御回路の動作シーケンスを示すフローチャート
【図3】 図1に示す判別制御回路の他の動作シーケンスを示すフローチャート
【図4】 他の実施例によるブロック回路図
【図5】 図4に示す判別制御回路の設定モードのフローチャート
【図6】 図4に示す判別制御回路の通常モードのフローチャート
【図7】 従来の光学センサ出力の調整装置を示すブロック回路図
【符号の説明】
1・・発光素子、 2・・受光素子、 3・・増幅器、 4・・A/D変換器、
5・・判別制御回路、 7・・D/A変換器、 8・・ドライバ回路、
9・・ゲイン切換回路、 10・・切換スイッチ、 B・・目標出力レベル、

Claims (16)

  1. 発光素子及び発光素子から照射された光を受光する受光素子とを備えた光学センサと、
    光学センサの出力を増幅する増幅器と、
    増幅器の出力信号をA/D変換するA/D変換器と、
    A/D変換器の出力から発光素子と受光素子との間に配置される物体の光学的特性を判定する判別制御回路と、
    判別制御回路からの出力を受信して発光素子を点灯しかつアナログ出力レベルを変更できるD/A変換器と、
    設定モードと通常モードを切り換える切換スイッチとを備え、
    判別制御回路は、目標出力レベルを記憶する記憶手段と、受光素子の出力レベルと記憶手段に記憶された目標出力レベルとを比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力をD/A変換器に付与する比較回路とを備え、
    モード切換スイッチが設定モードにあるときに、電源が投入された判別制御回路は、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルの信号を受信したとき、判別制御回路は、D/A値を記憶手段に書き込み、
    モード切換スイッチが通常モードにあるときに、判断制御回路は、電源投入後に、記憶手段から読み出したD/A値をD/A変換器に設定し、
    紙幣投入検出回路により紙幣の存在の有無を確認し、紙幣が存在するとき、駆動手段により光学センサから紙幣を排出し、
    紙幣の不存在を確認すると、比較回路は、A/D変換器から出力されるA/D値が目標出力レベルより小さいか大きいか否か判断し、A/D値が目標出力レベルより小さいと、D/A値を加算し、A/D値が目標出力レベルより大きいと、D/A値を減算して、記憶手段のD/A値を書き換えることを特徴とする光学センサ出力の自動補正装置。
  2. 判別制御回路は、光学センサの発光素子と受光素子との間に紙幣を配置しない初期の状態でD/A変換器のD/A変換値を決定する請求項1に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  3. 設定モードで電源が投入された判別制御回路は、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルより低いレベルの信号を受信したとき、判別制御回路は、D/A値を上げて、所定のレベルの信号を受信したとき、D/A値を記憶手段に書き込む請求項2に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  4. 設定モードで電源が投入された判別制御回路は、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルより高いレベルの信号を受信したとき、判別制御回路は、D/A値を下げて、所定のレベルの信号を受信したとき、D/A値を記憶手段に書き込む請求項2に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  5. モード切換スイッチの通常モードで電源が投入された判別制御回路は、記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定の値のときに、処理を継続する請求項1〜4のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  6. 通常モードで電源が投入された判別制御回路は、記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定値より小さいときD/A値を上げて、A/D入力値が所定値に達したときに、処理を継続する請求項1〜5のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  7. 通常モードで電源が投入された判別制御回路は、記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定値より大きいときD/A値を下げて、A/D入力値が所定値に達したときに、処理を継続する請求項1〜5のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  8. 受光素子は、発光素子から照射されかつ紙幣の表面で反射し又は紙幣を透過した光を受光する請求項1に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  9. 発光素子及び発光素子から照射された光を受光する受光素子とを備えた光学センサと、
    光学センサの出力を増幅する増幅器と、
    増幅器の出力信号をA/D変換するA/D変換器と、
    A/D変換器の出力から発光素子と受光素子との間に配置される物体の光学的特性を判定する判別制御回路と、
    判別制御回路からの出力を受信して発光素子を点灯するD/A変換器と、
    設定モードと通常モードを切り換える切換スイッチとを備え、
    判別制御回路は、目標の出力レベルを記憶する記憶手段と、受光素子の出力レベルと記憶手段に記憶された出力レベルを比較して、出力レベルの差がゼロとなるように出力レベルの差に相当する出力をD/A変換器に付与する比較回路とを備え、
    モード切換スイッチが設定モードにあるときに、電源が投入された判別制御回路は、初期のゲインを決定すると共に、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルの信号を受信したとき、判別制御回路は、D/A値及びゲインを記憶手段に書き込み、
    モード切換スイッチが通常モードにあるときに、判断制御回路は、電源投入後に、記憶手段から読み出したD/A値及びゲインをそれぞれD/A変換器及び増幅器に設定し、
    紙幣投入検出回路により紙幣の存在の有無を確認し、紙幣が存在するとき、駆動手段により光学センサから紙幣を排出し、
    紙幣の不存在を確認すると、比較回路は、A/D変換器から出力されるA/D値が目標出力レベルより小さいか大きいか否か判断し、A/D値が目標出力レベルより小さいと、D/A値を加算し、A/D値が目標出力レベルより大きいと、D/A値を減算し、
    D/A値が最大出力値に達したとき、増幅器の増幅率を高いレベルに切り替えて、記憶手段のD/A値及び増幅器のゲインを書き換えることを特徴とする光学センサ出力の自動補正装置。
  10. 判別制御回路は、発光素子と受光素子との間に紙幣を配置しない初期の状態で初期のゲインを決定すると共に、D/A変換器のD/A変換値を決定する請求項9に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  11. 設定モードで電源が投入された判別制御回路は、初期のゲインを決定すると共に、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルより低いレベルの信号を受信したとき、判別制御回路はD/A値を上げて、所定のレベルの信号を受信したとき、D/A値及びゲインを記憶手段に書き込む請求項10に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  12. 設定モードで電源が投入された判別制御回路は、初期のゲインを決定すると共に、D/A変換器のD/A変換値を決定し、この状態でA/D変換器から所定のレベルより高いレベルの信号を受信したとき、判別制御回路はD/A値を下げて、所定のレベルの信号を受信したとき、D/A値及びゲインを記憶手段に書き込む請求項10に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  13. モード切換スイッチの通常モードで電源が投入された判別制御回路は、記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定の値のときに、処理を継続する請求項9〜12のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  14. 通常モードで電源が投入された判別制御回路は記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定値より小さいときD/A値を上げて、A/D入力値が所定値に達したときに、処理を継続する請求項9〜13のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  15. 通常モードで電源が投入された判別制御回路は記憶装置内のE2PROMの内容をRAMに書き込み、A/D入力値が所定値より大きいときD/A値を下げて、A/D入力値が所定値に達したときに、処理を継続する請求項9〜13のいずれかの1項に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
  16. 受光素子は、発光素子から照射されかつ紙幣の表面で反射又は紙幣を透過した光を受光する請求項9に記載の光学センサ出力の自動補正装置。
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