JP3762193B2 - 洗浄機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型で、電気絶縁性に優れた状態検出を可能とする洗浄機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、洗浄機例えば食器洗い機の制御装置には、貯水槽等のひび割れや破損等の異常による少量の水漏れを検出するための水漏れセンサが装着されている。電気的な検出方法で構成される水漏れセンサ(以下、単にセンサと称す)としては、複数の電極を水漏れを検出したい場所(例えば外箱底板上)に設置し、電極間の水の有無を電気抵抗の変化として検出するものが一般的に使用されている。
【0003】
このような電極を用いたセンサを搭載した食器洗い機においては、商用電源を降圧トランスで降圧整流して、夫々電圧の異なる制御電源及び作動電源を得、制御電源をマイクロコンピュータを主体とする制御回路に与え、作動電源をセンサ回路に与えるようにしている。ところが、降圧トランスを構成する巻線は、インダクタンス成分の大きなものが必要となり、降圧トランスが大型化するという欠点があった。
【0004】
ところで、近年の食器洗い機は、高性能化を図るため、インバータによりモータを駆動制御するタイプが増加している。このタイプの食器洗い機では、電源部は、例えば、ブリッジ回路及び平滑化コンデンサで商用電源を直流に変換してインバータを駆動する直流電源(駆動電源)を生成し、この直流電源に基づいてスイッチング電源回路より、制御電源及び作動電源を生成するようにしている。従って、大形の降圧トランスを用いる必要がなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インバータを駆動する直流電源に基づいてスイッチング電源回路より制御電源及び作動電源を生成するようにした食器洗い機は、スイッチング電源回路のスイッチング素子が万が一短絡故障を生じた場合に、駆動電源の高い直流電圧がそのまま作動電源となってセンサ回路に印加されてしまうという事態が発生する可能性がある。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、電気絶縁性に優れた状態検出を可能とする洗浄機の制御装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の洗浄機の制御装置は、商用電源を整流して直流電源を生成し、これを洗浄用のモータを駆動するインバータ回路に供給する直流電源回路と、この直流電源回路で生成された直流電源から制御電源を生成する非絶縁型制御電源回路と、マイクロコンピュータを主体として構成され、前記非絶縁型制御電源回路からの制御電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、前記非絶縁型制御電源回路で生成された制御電源から、これとは電気的に絶縁された作動電源を生成する絶縁型作動電源回路と、この絶縁型作動電源回路からの作動電源が与えられて所定の状態を状態検出信号として検出する状態検出回路と、この状態検出回路とは電気的に絶縁され、前記状態検出信号を前記制御回路に伝達する伝達回路とを具備することを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、直流電源及び制御電源と絶縁された作動電源によって状態検出回路を駆動することにより、状態検出回路を直流電源と絶縁させることができる。
【0009】
請求項2記載の洗浄機の制御装置は、状態検出回路が、複数の電極を有し、これら電極間の電気抵抗の変化を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、貯水槽等のひび割れや破損等の異常により水漏れが生じる可能性のある場所に電極を設置することにより、貯水槽等からの水漏れを検出したり、貯水槽等の水位を検出したい位置に電極を設置することにより、貯水槽内等の水の水位を検出したりすることができる。
【0010】
請求項3記載の洗浄機の制御装置は、絶縁型作動電源回路が、高周波発振部と、この高周波発振部から出力される高周波パルス信号に基づいて動作するパルストランスと、このパルストランスからの出力を整流する整流回路とで構成され、前記パルストランスは、所定の周期で間欠的に動作、非動作を繰り返すように制御されることを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、パルストランスに高周波パルス信号を入力するようにしたので、パルストランスを構成する巻線のインダクタンス成分を小さくすることができ、パルストランスを小型化することができる。これにより、制御装置全体の大きさを小さくすることができる。また、パルストランスを所定の周期で間欠的に動作させるようにしたので、作動電源を所定の周期で間欠的に生成することができ、状態検出回路を所定の周期で間欠的に動作させることができる。これにより、状態検出回路を常に動作させるのに比べて消費電力を下げることができる。従って、制御装置全体の消費電力量の上昇を抑えることができる。
【0012】
請求項4記載の洗浄機の制御装置は、絶縁型作動電源回路が、高周波発振部と、この高周波発振部から出力される高周波パルス信号に基づいて動作するパルストランスと、このパルストランスからの出力を整流する整流回路とで構成され、前記パルストランスは、全体の負荷が所定値以下のときにだけ動作することを特徴とする。
このような構成によれば、制御装置全体の負荷が所定値以下のときにだけ、状態検出回路を動作させることができるので、制御装置全体の最大消費電力の上昇を抑えることができるとともに、電力を有効に使うことができる。
【0013】
請求項5記載の洗浄機の制御装置は、高周波発振部が、基準クロック信号により動作するマイクロコンピュータ内に形成され、基準クロック信号に基づいて高周波パルス信号が生成されることを特徴とする。
このような構成によれば、特別に高周波発振回路を設ける必要がない。
【0014】
請求項6記載の洗浄機の制御装置は、高周波発振部から出力される高周波パルス信号の発振周波数が、15kHz以上であることを特徴とする。
このような構成によれば、パルストランスに入力される高周波パルス信号が15kHz以上の高周波になるので、パルストランスを構成するコイルのインダクタンス成分を下げることができ、これにより、パルストランスを小型化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
以下、本発明の第1の実施例について、図1乃至図3を参照して説明する。尚、図1は、洗浄機たる食器洗い機の制御装置1を示しているが、この食器洗い機には、状態検出回路たる水漏れセンサ回路2、及びインバータで駆動制御されるポンプモータ3(後述)が搭載されており、従って、図1は、主に、水漏れセンサ2及びポンプモータ3の機能に関わる構成についてのみ示しており、他の種々の動作に関しては、説明を省略することとする。
【0016】
食器洗い機は、図示はしないが、矩形状の外箱の内部に貯水槽たる食器収容室が形成され、上部に蓋をかぶせるようにして構成されている。また、食器収容室には、給水弁、排水弁、ポンプモータ3の装着されたポンプ及び噴射アームが設置されている。この噴射アームは、筒状の管に前記ポンプからの水を噴出するための複数の穴が形成されたものであり、食器収容室の内底部に水平に設置されている。また、食器洗い機には、ヒーター、ヒーターの熱を食器収容室内に送風するファン及びファンモーター、終了ブザー等が設置されている。
【0017】
図1に示すように、100Vの商用電源4は、交流母線5a及び5bを介してブリッジ回路6の交流入力端子に接続されている。ブリッジ回路6の直流出力端子は、母線7a及び7bに接続されている。母線7a及び7bには、平滑化コンデンサ8が接続されており、これらブリッジ回路6及び平滑化コンデンサ8で、直流電源回路9が構成されている。
【0018】
また、母線7a及び7bには、非絶縁型制御電源回路たるスイッチング電源回路10の直流入力端子が接続されている。このスイッチング電源回路10では、5V及び15Vの直流の制御電源(以下、単に5V制御電源及び15V制御電源と称す)が生成される。即ち、スイッチング電源回路10は、直流電源回路から141Vの直流電源電圧を第1段のスイッチング素子によりPWM制御し且つ平滑することにより15V制御電源を生成し、更に、この15V制御電源を第2段のスイッチング素子によりPWM制御し且つ平滑することにより5V制御電源を生成する。そして、5V制御電源は、制御回路11及び伝達回路12の電源入力端子に与えられ、15V制御電源は、絶縁型作動電源回路13の電源入力端子に与えられる。
【0019】
また、母線7a及び7bには、インバータ回路14の直流入力端子が接続されている。インバータ回路14は、6個のIGBT15a乃至15fが三相ブリッジ接続され、各IGBT15a乃至15fにフライホイールダイオード16a乃至16fが並列接続されて構成されている。インバータ回路14の交流出力端子は、ポンプモータたるブラシレスモータ(以下、単にモータと称す)3に接続されている。
【0020】
制御回路11は、マイクロコンピュータ(以下、単にマイコンと称す)17を主体として構成されており、モータ3の駆動制御等の各動作は、マイコン17に書き込まれたソフトウェアによって制御される。このマイコン17は、発振器18から出力される正弦波状の100MHzのクロックを基準クロック信号として動作する。また、マイコン17内には、高周波発振部19が形成されており、この高周波発振部19では、基準クロック信号に基づいて、40kHzの矩形波状の高周波パルス信号が生成され、絶縁型作動電源回路13(後述)に出力される。
【0021】
また、制御回路11には、図示はしないが、各IGBT15a乃至15fをスイッチング制御するための駆動回路が形成されており、駆動回路から出力される駆動信号は、各IGBT15a乃至15fのゲートに印加される。そして、制御回路11には、図示はしないが、モータ3に装着された磁極位置センサから出力される回転情報信号が入力され、制御回路11では、この回転情報信号に基づいて、モータ3の回転数を検出しながら、モータ3の回転制御が行われる。
【0022】
絶縁型作動電源回路13では、後述するように、40kHzの高周波パルス信号に基づいて、直流電源及び制御電源とは絶縁された15Vの直流の作動電源(以下、単に15V作動電源と称す)が生成される。この15V作動電源は、水漏れセンサ回路2に与えられる。
【0023】
後述する水漏れセンサ回路2には、2個の電極20a及び20bが接続されている。これらの電極20a及び20bは、図示はしないが、食器洗い機の外箱底板上に装着されており、食器収容室がひび割れや破損等の異常により水漏れを起こしてこれらの電極20a及び20b間に水が貯まることにより、水漏れを検出できるようになっている。水漏れセンサ回路2で検出される状態検出信号は、水漏れセンサ回路2とは絶縁された伝達回路12(後述)を介して伝達されて、制御回路11に出力される。これら直流電源回路9、スイッチング電源回路10、制御回路11、絶縁型作動電源回路13、水漏れセンサ回路2及び伝達回路12で、制御装置1が構成されている。
【0024】
次に、図2を参照して、絶縁型作動電源回路13、水漏れセンサ回路2、及び伝達回路12について説明する。
絶縁型作動電源回路13は、次のようにして構成されている。制御回路11のマイコン17内の高周波発振部19から出力される高周波パルス信号の信号線21は、抵抗22の一方の端に接続されている。抵抗22のもう一方の端は、npnトランジスタ(以下、単にトランジスタと称す)23のベースに接続されている。トランジスタ23のコレクタは、パルストランス24の一次巻線24aの一方の端に接続されている。一次巻線24aのもう一方の端は、15V制御電源に接続されている。トランジスタ23のエミッタは、グランドに接地されており、ベース、エミッタ間には、抵抗25が接続されている。
【0025】
パルストランス24の二次巻線24bの一方の端は、ダイオード26のアノードに接続されており、ダイオード26のカソードは、母線27aに接続されている。二次巻線24bのもう一方の端は、母線27bに接続されている。母線27a及び27b間には、平滑化コンデンサ28が接続されている。これらダイオード26及び平滑化コンデンサ28で整流回路29が構成されている。このようにして、絶縁型作動電源回路13が構成されている。
【0026】
次に、水漏れセンサ回路2について説明する。母線27aには、電極20aが接続されている。母線27bにも、抵抗30を介して電極20bが接続されている。また、電極20bは、オペアンプ31の非反転入力端子に接続されており、オペアンプ31の反転入力端子は、出力端子と接続されることによって、電圧フォロア回路32が形成されている。また、オペアンプ31の出力端子は、コンパレータ33の反転入力端子に接続されている。母線27aには、抵抗34の一方の端が接続され、抵抗34のもう一方の端は、母線35に接続されている。この母線35は、コンパレータ33の非反転入力端子に接続されている。また、この母線35には、抵抗36の一方の端が接続され、抵抗36のもう一方の端は、母線27bに接続されている。
【0027】
母線27aには、pnpトランジスタ(以下、端にトランジスタと称す)37のエミッタが接続されている。トランジスタ37のコレクタは、抵抗38の一方の端に接続されている。トランジスタ37のベースは、コンパレータ33の出力端子と接続されている。抵抗38のもう一方の端は、後述するフォトトランジスタ39aと共にフォトカプラ39を構成するフォトダイオード39bのアノードに接続されている。フォトダイオード39bのカソードは、母線27bに接続されている。尚、オペアンプ31及びコンパレータ33は、15V作動電源で駆動される。このようにして、水漏れセンサ回路2が構成されている。
【0028】
次に、伝達回路12について説明する。フォトトランジスタ39aのエミッタは、グランドに接地されている。フォトトランジスタ39aのコレクタは、母線40に接続されている。この母線40は、抵抗41を介して5V制御電源に接続されている。また、この母線40は、水漏れセンサ回路2で検出される状態検出信号を出力するものであり、信号線42を介して制御回路11に出力される。このようにして、伝達回路12が構成されている。
【0029】
次に、本実施例の作用について、図3をも参照して説明する。
食器洗い機には、図示はしないが、メインスイッチが装着されており、メインスイッチを押すことにより、商用電源4は、直流電源回路9で約141Vの直流に変換され、この直流は、スイッチング電源回路10及びインバータ回路14に出力される。スイッチング電源回路10では、5V制御電源及び15V制御電源が生成され、5V制御電源は、制御回路11及び伝達回路12の電源入力端子に印加され、15V制御電源は、絶縁型作動電源回路13の電源入力端子に印加される。
【0030】
制御回路11では、5V制御電源の供給が開始されると、マイコン17が初期化され、マイコン17内に食器洗い機の制御プログラムが書き込まれ、食器洗い機は動作可能となる。食器洗い機には、図示しない複数のパネルスイッチが装着されており、使用者が、これらのパネルスイッチを押すことにより、食器を洗浄するなどの各種動作が実行される。
【0031】
食器洗い機の洗浄行程は、大きく分けて、「予洗い」、「洗い」、「すすぎ」、「乾燥」行程の順で行われる。「予洗い」、「洗い」、「すすぎ」行程は、給水、洗い、すすぎ、排水の動作が、所定の期間、順序及び回数で行われるようになっている。給水時には、給水弁を開くことによって、食器収容室の内底部に洗浄用の水が貯水される。洗い及びすすぎ時には、モータ3を正転させることにより、食器収容室の内底部に貯水された水が、勢いよく噴射アームに給水される。噴射アームは、自身から噴出する水流で回転しながら、食器収容室内全体に水を噴出する。排水時には、モータ3を逆転させることにより、食器収容室の内底部に貯水された水が排水弁を通って、外部に流出する。「乾燥」行程は、ヒーターが作動し、ヒーターの熱をファンで食器収容室に送風するようにして行われる。そして、これらの行程が完了すると、終了ブザーが鳴って、使用者に洗浄完了を知らせるようになっている。
【0032】
ところで、例えば、洗浄行程の動作期間中に、洗い、すすぎ、排水の動作工程に移ると、マイコン17では、モータ3を駆動するための駆動信号が生成される。この駆動信号は、駆動回路で所定のレベルに変換されて、インバータ回路14の各IGBT15a乃至15fのベースに印加される。このようにして、インバータ回路14のスイッチング制御が行われ、モータ3が駆動する。このとき、マイコン17では、磁極位置センサから出力される回転情報信号に基づいて、モータ3の回転数を検出しながら、モータ3が所定の回転数で回転するような制御が行われる。
【0033】
次に、水漏れセンサ回路2の作用について説明する。マイコン17内の高周波発振部19では、図3(a)に示すように、マイコン17内部のタイマーにより、1分間に1秒の間隔(この1秒間を、水漏れ検出期間と呼ぶこととする)で、40kHzの矩形波状の高周波パルス信号が生成され、絶縁型作動電源回路13に出力される。
【0034】
絶縁型作動電源回路13では、図2に示すように、高周波パルス信号が、トランジスタ23のベースに印加される。このとき、トランジスタ23のコレクタ、エミッタ間の電位差は、15Vになっている。高周波パルス信号がロウレベルの時は、トランジスタ23のベース、エミッタ間の電位差は0Vとなり、トランジスタ23はオフとなる。この期間は、パルストランス24の一次巻線24aに電流は流れない。高周波パルス信号がハイレベルの時は、トランジスタ23のベース、エミッタ間の電位差が0.7V以上となり、トランジスタ23はオンとなる。この期間は、パルストランス24の一次巻線24aに電流が流れる。
【0035】
図3(b)に示すように、水漏れ検出期間でない場合には、パルストランス24の一次巻線24aには電流は流れないので、作動電源は生成されず、水漏れセンサ回路2は動作しない。一方、水漏れ検出期間中には、高周波パルス信号によりトランジスタ23が高速にオンオフを繰り返し、この繰り返し周波数と同じ間隔で、一次巻線24aにも、電流の導通と遮断が生じる。これにより、二次巻線24bに周期的な誘起電圧が発生し、この誘起電圧は、平滑化コンデンサ28で平滑化されて、15Vの直流の作動電源(15V作動電源)に変換され、水漏れセンサ回路2に出力される。このようにして、水漏れセンサ回路2は、水漏れ検出期間中のみ15V作動電源を受けて駆動する。
【0036】
次に、水漏れ検出期間中における水漏れセンサ回路2の作用について、電極20a及び20b間に水が無い場合と、水が有る場合とに分けて説明する。
<電極20a及び20b間に水が無い場合の水漏れセンサ回路2の作用説明>
電極20a及び20b間に水が無い場合には、電極20a及び20b間の抵抗値は無限大と推定され、コンパレータ33の反転入力端子に印加される電位よりも、非反転入力端子に印加される電位の方が高くなる。これにより、コンパレータ33の出力端子からは、ハイレベル信号が出力される。このとき、トランジスタ37のベースには電流が流れないので、トランジスタ37のコレクタ、エミッタ間は遮断され、状態検出信号を出力するためのフォトダイオード39bには電流が流れず、フォトダイオード39bはオフとなる。このフォトダイオード39bがオフの期間中は、水漏れが検出されていないことを示している。
【0037】
<電極20a及び20b間に水が有る場合の水漏れセンサ回路2の作用説明>
電極20a及び20b間に水が有る場合には、水の中のイオン等により、電極20a及び20b間の抵抗値は、かなり小さくなる。このときの電極20a及び20b間の抵抗値はほぼ零と推定すると、コンパレータ33の非反転入力端子に印加される電位よりも、反転入力端子に印加される電位の方が高くなる。これにより、コンパレータ33の出力端子からは、ロウレベル信号が出力される。このとき、トランジスタ37のベースからコンパレータ33の出力端子に向かって電流が流れるので、トランジスタ37のコレクタ、エミッタ間は導通し、フォトダイオード39bに電流が流れて、フォトダイオード39bはオンとなる。このフォトダイオード39bがオンの期間中は、水漏れが検出されたことを示している。
【0038】
フォトダイオード39bがオフの時は、伝達回路12のフォトトランジスタ39aもオフとなり、このとき、信号線42を介して制御回路11に出力される状態検出信号は、ハイレベル信号となる。また、フォトダイオード39bがオンの時は、フォトトランジスタ39aがオンするので、状態検出信号は、ロウレベル信号となる。従って、状態検出信号は、図3(c)に示すような、アクティブロー信号となる。尚、図3は、水漏れ検出期間中に、電極20a及び20b間に水が貯まり、状態検出信号がハイレベルからロウレベルに変化した時の様子を示したものである。
制御回路11では、状態検出信号が、常時監視されており、ロウレベルになった瞬間に、水漏れが発生したと判定して、図示しない表示部に、水漏れが発生したことを表示するように動作する。
【0039】
このように本実施例によれば、直流電源回路9により商用電源を直流電源に変換し、非絶縁型制御電源回路たるスイッチング電源回路10により直流電源から2つの制御電源(5V制御電源及び15V制御電源)制御電源を生成し、その一つの制御電源(5V制御電源)で制御回路11及び伝達回路12を駆動するようにした。そして、絶縁型作動電源回路13において、高周波パルス信号でパルストランス24を駆動させることにより、もう一つの制御電源(15V制御電源)から直流電源及び制御電源とは絶縁された作動電源(15V作動電源)を生成し、この15V作動電源により、状態検出回路たる水漏れセンサ回路2を駆動するようにした。また、水漏れセンサ回路2で検出される状態検出信号も、水漏れセンサ回路2のフォトダイオード39b及び伝達回路12内のフォトトランジスタ39aで構成されるフォトカプラ39で制御回路11に伝達されるように構成し、水漏れセンサ回路2は、制御装置1内の他の電気系統部とは、完全に絶縁されて駆動するようにした。
【0040】
このような構成によれば、水漏れセンサ回路2を制御装置1内の他の電気系統部と完全に絶縁させることができる。また、直流電源回路9、スイッチング電源回路10及び絶縁型作動電源回路13は、小形で安価な部品で製造することができるので、制御装置1を小型化でき、製造コストを下げることができる。
また、水漏れセンサ回路2は、2つの電極20a及び20b間の電気抵抗の変化を検出するように構成したので、外箱底板上に電極20a及び20bを設置することにより、食器収容室のひび割れや破損等の異常により水漏れが生じた場合にも、水漏れを迅速に検出して、使用者に知らせることができる。
【0041】
また、水漏れセンサ回路2は、抵抗34及び36の抵抗値を調節することによって、コンパレータ33の非反転入力端子に入力される電位のレベルを調節することができる。これにより、電極20a及び20b間の距離や、水質による水の抵抗値の違いなどにより、電極20a及び20b間に水が貯まった場合の電極20a及び20b間の抵抗値が変化しても、電極20a及び20b間の水の有無を正確に検出することができる。
【0042】
また、絶縁型制御電源回路13は、水漏れ検出期間の間だけ間欠的に高周波発振部19で40kHzの高調波パルス信号を生成し、この高調波パルス信号の周期で、パルストランス24を駆動させ、パルストランス24からの出力を整流回路29で整流することにより作動電源を生成するようにしたので、パルストランス24を構成する一次巻線24a及び二次巻線24bのインダクタンス成分を小さくすることができ、それ故、パルストランス24を小型化することができる。また、パルストランス24を水漏れ検出期間の間だけ間欠的に動作させて作動電源を生成するようにしたので、水漏れセンサ回路2を水漏れ検出期間の間だけ間欠的に動作させることができ、水漏れセンサ回路2を常に動作させるのに比べて消費電力を下げることができる。これにより、制御装置1全体の消費電力量の上昇を抑えることができる。
また、高周波発振部19は、マイコン17内に形成されるようにしたので、任意の周波数の高調波パルス信号を簡単に生成することができる。
【0043】
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について、図4を参照して説明する。
本第2の実施例の食器洗い機の制御装置1は、第1の実施例で示したものと同等である。但し、水漏れセンサ回路2は、制御装置1全体の負荷が所定値以下、即ち、制御装置1全体の消費電力が所定値以下の時に動作するように、マイコン17のソフトウェアがプログラミングされている。図4は、食器洗い機の洗浄行程の動作期間中における水漏れセンサ回路2の動作期間を示すタイムチャートである。
【0044】
水漏れセンサ回路2は、洗浄行程の動作期間中において、「予洗い」、「洗い」、「すすぎ」行程中の給水及び停止の動作時と、終了ブザー動作時に動作するようになっている。これら「予洗い」、「洗い」、「すすぎ」行程中の給水及び停止動作時、及び終了ブザー動作時になると、マイコン17内の高周波発振部19において高周波パルス信号が生成され、この高周波パルス信号に基づいて作動電源が生成され、水漏れセンサ回路2が駆動する。
【0045】
このように本第2の実施例では、「予洗い」、「洗い」、「すすぎ」行程中のモータ3を駆動させる洗い、すすぎ及び排水の動作時や、「乾燥」工程中のヒーター駆動時などのような制御装置1全体の負荷が所定値を超えるときには、水漏れセンサ回路2を動作させないようにして、制御装置1全体の負荷が所定値以下のときにだけ、水漏れセンサ回路2を動作させるようにした。このような構成によれば、制御装置1全体の最大消費電力の上昇を抑えることができるとともに、電力を有効に使うことができる。
【0046】
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例について、図5を参照して説明する。尚、本第3の実施例の制御装置1は、状態検出回路たる水漏れセンサ回路43のみ第1の実施例の制御装置1とは異なるものであるので、以下、図5を参照して、水漏れセンサ回路43について説明する。
【0047】
母線27aには、抵抗44の一方の端が接続されている。抵抗44のもう一方の端には、伝達回路12のフォトトランジスタ39aとフォトカプラ39を構成するフォトダイオード45のアノードが接続されている。フォトダイオード45のカソードは、母線46に接続されている。母線46には、非常に大きな抵抗値を有する抵抗47の一方の端が接続され、この抵抗47のもう一方の端は、母線27bに接続されている。母線46及び27bには、電極48a及び48bが接続されている。このようにして、水漏れセンサ回路43が構成されている。
【0048】
次に、本第3の実施例の作用について説明する。尚、水漏れ検出期間の設定は、第1の実施例と同様であるものとし、以下、水漏れ検出期間中における水漏れセンサ回路43の作用について、電極48a及び48b間に水が無い場合と、水が有る場合とに分けて説明する。
【0049】
<電極48a及び48b間に水が無い場合の水漏れセンサ回路43の作用説明>電極48a及び48b間に水が無い場合には、電極48a及び48b間の抵抗値は、抵抗47による抵抗値となる。この抵抗47は、非常に大きな抵抗値をもつので、フォトダイオード45には、発光しない程度の微少電流が流れる。従って、伝達回路12のフォトトランジスタ39aもオフとなり、第1の実施例と同様にして、信号線42を介して制御回路11に出力される状態検出信号は、ハイレベル信号となる。これにより、制御回路11では、水漏れは発生していないと判定される。
【0050】
<電極48a及び48b間に水が有る場合の水漏れセンサ回路43の作用説明>電極48a及び48b間に水が有る場合には、電極48a及び48b間はほぼ短絡したと考えられるので、電極48a及び48b間の抵抗値は、ほぼ零となる。このとき、フォトダイオード45には十分発光する程度の電流が流れる。従って、伝達回路12のフォトトランジスタ39aもオンとなり、第1の実施例と同様にして、信号線42を介して制御回路11に出力される状態検出信号は、ロウレベル信号となる。これにより、制御回路11では、水漏れが発生したと判定して、図示しない表示部に、水漏れが発生したことを表示するように動作する。
【0051】
このような構成によれば、第1の実施例で示した水漏れセンサ回路2よりも、部品数を少なくして、水漏れセンサ回路43を構成することができる。従って、制御装置1を更に小型化でき、製造コストを下げることができる。
【0052】
尚、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
上記実施例では、食器洗い機に適用したが、これに限定されるものではなく、洗濯機や洗濯乾燥機等の洗浄機全般に適用できる。
上記実施例では、状態検出回路を水漏れセンサ回路に適用したが、これに限定されるものではなく、水位センサに適用してもよい。この場合には、電極を3個以上の複数にして、水位を検出したい位置に各電極を設置するようにして、複数の水位を検出するように構成してもよい。
【0053】
上記実施例では、状態検出回路は、2個の電極を有し、これら電極間の電気抵抗の変化を検出するように構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、磁場の変化をコイルで検出したり、光量の変化を光電変換素子で検出するような構成としてもよい。要は、状態の変化を電圧或いは電流の変化に変換し、これら電圧或いは電流の変化を検出するようなものであればよく、状態検出回路が、制御装置内の他の電気系統部と絶縁されていればよい。
【0054】
上記実施例では、絶縁型作動電源回路は、高周波発振部、パルストランス及び整流回路で構成したが、これに限定されるものではなく、制御電源とは絶縁された作動電源を生成する構成であればよい。
上記実施例では、高周波発振部は、マイコン内の形成するようにしたが、これに限定されるものではなく、専用の高周波発振部をディスクリートに構成するようにしてもよい。
上記実施例では、高周波発振部により生成される高周波パルス信号の発信周波数は、40kHzとしたが、これに限定されるものではなく、15kHz以上であればよく、これにより、パルストランスを小型化できる。
【0055】
上記実施例では、インバータ回路によりモータを駆動制御する構成を示したが、これは必要に応じて構成すればよい。
上記実施例では、非絶縁型制御電源回路は、スイッチング電源回路で構成するようにしたが、これに限定されるものではなく、DC−DCコンバータ全般を適用できる。
【0056】
【発明の効果】
以上の記述で明らかなように、本発明の洗浄機の制御装置は、非絶縁型制御電源回路で生成された制御電源に基づいて、絶縁型作動電源回路でこの制御電源とは電気的に絶縁された作動電源を生成し、この作動電源で状態検出回路を駆動するようにして、状態検出回路と制御装置内の直流電源との絶縁を図るようにした。これにより、状態検出回路の絶縁性を高めることができる。また、非絶縁型制御電源回路及び絶縁型作動電源回路を、小形で安価な部品で製造することができるので、全体として小型化でき、製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す食器洗い機の制御装置の構成を示す図
【図2】絶縁型作動電源回路、水漏れセンサ回路及び伝達回路の構成を示す回路図
【図3】水漏れ検出を示すタイムチャート図
【図4】本発明の第2の実施例の洗浄行程を示すタイムチャート図
【図5】本発明の第3の実施例を示す水漏れセンサ回路の回路図
【符号の説明】
図面中、1は食器洗い機の制御装置(洗浄機の制御装置)、2,43は水漏れセンサ回路(状態検出回路)、4は商用電源、9は直流電源回路、10はスイッチング電源回路(非絶縁型制御電源回路)、11は制御回路、12は伝達回路、13は絶縁型作動電源回路、14はインバータ回路、17はマイクロコンピュータ、19は高周波発信部、20a,20b,48a,48bは電極、24はパルストランス、29は整流回路、31はオペアンプ、33はコンパレータ、39はフォトカプラを示す。

Claims (6)

  1. 商用電源を整流して直流電源を生成し、これを洗浄用のモータを駆動するインバータ回路に供給する直流電源回路と、
    この直流電源回路で生成された直流電源から制御電源を生成する非絶縁型制御電源回路と、
    マイクロコンピュータを主体として構成され、前記非絶縁型制御電源回路からの制御電源が与えられて所定の動作を制御する制御回路と、
    前記非絶縁型制御電源回路で生成された制御電源から、これとは電気的に絶縁された作動電源を生成する絶縁型作動電源回路と、
    この絶縁型作動電源回路からの作動電源が与えられて所定の状態を状態検出信号として検出する状態検出回路と、
    この状態検出回路とは電気的に絶縁され、前記状態検出信号を前記制御回路に伝達する伝達回路とを具備することを特徴とする洗浄機の制御装置。
  2. 状態検出回路は、複数の電極を有し、これら電極間の電気抵抗の変化を検出することを特徴とする請求項1記載の洗浄機の制御装置。
  3. 絶縁型作動電源回路は、高周波発振部と、この高周波発振部から出力される高周波パルス信号に基づいて動作するパルストランスと、このパルストランスからの出力を整流する整流回路とで構成され、前記パルストランスは、所定の周期で間欠的に動作、非動作を繰り返すように制御されることを特徴とする請求項1記載の洗浄機の制御装置。
  4. 絶縁型作動電源回路は、高周波発振部と、この高周波発振部から出力される高周波パルス信号に基づいて動作するパルストランスと、このパルストランスからの出力を整流する整流回路とで構成され、前記パルストランスは、全体の負荷が所定値以下のときにだけ動作することを特徴とする請求項1記載の洗浄機の制御装置。
  5. 高周波発振部は、基準クロック信号により動作するマイクロコンピュータ内に形成され、基準クロックに基づいて高周波パルス信号が生成されることを特徴とする請求項3又は4記載の洗浄機の制御装置。
  6. 高周波発振部から出力される高周波パルス信号の発振周波数は、15kHz以上であることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の洗浄機の制御装置。
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