JP3759990B2 - 関節式機械の操縦システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に関節式機械の操縦システム(かじ取りシステム)に関し、特に、かじ取りハンドルへの機械的フィードバックを提供する操縦システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
関節式機械を操縦するよく知られた方法は、関節点の両側で前部フレーム及び後部フレームの間に連結された一対の油圧シリンダを利用する。
【0003】
一方の油圧シリンダが伸長し他方の油圧シリンダが引っ込むようにこれらの油圧シリンダは選択的に作動されて、機械の前部フレームを後部フレームに対して旋回し、かじ取りを提供する。
【0004】
加圧流体はかじ取りコラムのベースに位置付けされている手動計量ユニット(HMU)として知られているポンプにより通常油圧シリンダに差し向けられる。かじ取りハンドルをいずれかの方向に回転すると、流体はHMUからかじ取りシリンダに供給され、望ましいかじ取り機能が得られる。
【0005】
かじ取りハンドルがより多く回転されると、より大きなかじ取りの修正が得られる。このシステムは長年の間いくつかの関節式機械においてよく作動したことで知られている。
【0006】
建設産業の分野においては、建設車両のオペレータの要求を満たし乗り心地を改善することが最近の傾向である。即ち、オペレータを取り巻く環境を人間工学的に考慮し、オペレータの疲労を軽減するようにすることが望ましい。
【0007】
例えばホイールローダのような機械においては、機械の操縦方法がオペレータの疲労の主な原因である。例えばトラックへの積載等の通常の操作モードにおいては、オペレータは物質の山とこの物質を積み込むべきトラックとの間に機械を移動させなければならない。
【0008】
機械が物質とトラックとの間で行き来する時間を減少させるために、この操縦は通常非常に狭い領域で行われる。この操作の間、機械の最大の関節運転を達成するためにオペレータは絶えずかじ取りハンドルを回転する必要がある。
【0009】
この問題に対する1つの解決方法は、かじ取りシリンダへの加圧流体の流れを制御する電子的制御を採用することである。これにより、ポンピング作用を達成するためにオペレータがかじ取りハンドルを回転する必要性が除去される。
【0010】
ある場合においては、電子制御装置を備えたかじ取りアクチュエータが設けられている。この型のかじ取りアクチュエータにおいては、かじ取りアクチュエータを少量移動すると機械の大きな関節旋回運動が得られる。
【0011】
これはオペレータに要求される運動量を減少させ、オペレータの疲労を軽減させる。この方法は非常に効果的であるが、この方法は機械が物質を移動するために道路上を長距離走行する他の走行モードには効果がないものである。
【0012】
この操作モードは一般的に“積載及び運搬”として知られている。このモードにおいては、かじ取りアクチュエータに大きな移動量を許容して高速で移動する機械に小さな量の修正を提供する、より自動車的な感覚をオペレータに与えることが望ましい。
【0013】
電子制御操縦システムは繰り返し時間を減少するために素早い反応を提供するように設計されているので、道路上で走行するとそのかじ取りがぶれやすくなり、乗り心地が悪くオペレータが疲労しやすくなる。
【0014】
HMUを利用する操縦システムの他の欠点は、トランスミッションの制御とかじ取り制御とを分離する必要のあることである。大きな旋回角度を達成するためにはかじ取りハンドルを複数回回転しなければならないため、一方の手でかじ取りを行っている間に他方の手でトランスミッション制御装置を操作できるように、トランスミッション制御装置はかじ取りハンドルに近接して配置されなければならない。これはオペレータをますます多忙にし、オペレータの疲労を増加させる。
【0015】
本発明は上述した問題の1つ或いは複数を解決せんとするものである。
【0016】
【発明の開示】
本発明の1つの側面においては、互いに枢軸旋回運動可能に取り付けられた第1及び第2フレーム部材を有する関節式機械に使用する操縦システム(かじ取りシステム)が提供される。
【0017】
第1及び第2フレーム部材の間に連結された流体アクチュエータの作動に応じて、第1フレーム部材が第2フレーム部材に対して枢軸旋回運動をする。流体アクチュエータへの加圧流体の連通を制御する手段が第1フレーム部材又は第2フレーム部材の一方に設けられている。
【0018】
制御手段を作動する手段が第1及び第2フレーム部材の他方に取り付けられている。連結手段が作動手段と制御手段との間に伸長しており、この連結手段は第1U継手により作動手段に取り付けられ、第2U継手により制御手段に取り付けられている。
【0019】
本発明の他の側面においては、操縦システムは相対運動可能なように枢軸連結された第1及び第2フレーム部材を有する関節式機械に使用するのに適合している。
【0020】
少なくとも1つの油圧シリンダが第1及び第2フレーム部材の間に連結されており、油圧シリンダが作動されると一方のフレーム部材を他方のフレーム部材に対して移動して機械のかじ取りを提供する。
【0021】
かじ取りアクチュエータが第1フレーム部材上に回転可能に取り付けられており、制御弁が第2フレーム部材上に取り付けられている。油圧シリンダの移動を選択的に制御するために、制御弁は制御弁に対して回転可能な回転アクチュエータを有している。
【0022】
連結手段の第1端部部分はかじ取りアクチュエータに連結され、第2端部部分は制御弁の回転アクチュエータに連結されている。連結手段は、かじ取りアクチュエータの回転運動を回転アクチュエータの回転入力に変換する第1モードと、第2フレーム部材と共に第1フレーム部材に対して移動する制御弁の移動がかじ取りアクチュエータにより与えられた回転アクチュエータの回転入力に対向する方向の回転アクチュエータの回転に変換される第2モードで操作される。
【0023】
本発明の他の実施態様は、第1フレーム部材とこの第1フレーム部材に枢軸回動可能に取り付けられた第2フレーム部材とを含んだ関節式機械の操縦システムを提供する。
【0024】
少なくとも1つの流体アクチュエータが第1及び第2フレーム部材の間に連結されており、流体アクチュエータが作動されるとこれらのフレーム部材の間に相対運動を引き起こし、機械のかじ取りを提供する。
【0025】
かじ取りアクチュエータが第1フレーム部材上に回転可能に取り付けられており、制御弁が第2フレーム部材上に取り付けられている。制御弁は流体アクチュエータの移動を制御するために制御弁に対して回転可能な回転アクチュエータを画成している。
【0026】
連結手段は第1U継手によりかじ取りアクチュエータに連結された第1端部部分と、第2U継手により回転アクチュエータに連結された第2端部部分とを有している。
【0027】
連結手段は第1及び第2フレーム部材が機械の縦方向中心線に実質上整列したときかじ取りアクチュエータの回転量が回転アクチュエータの回転量に実質上等しい第1モードと、第1及び第2フレーム部材が互いに角度付けられたときの回転アクチュエータの回転量がかじ取りアクチュエータの回転量よりも大きい第2モードで作動される。
【0028】
上述した本発明の関節式機械の操縦システムによると、機械のオペレータはかじ取りハンドルを介しての機械的フィードバックを感じることになる。この操縦システムはオペレータに自動車的感覚を提供するばかりでなく、操縦システムが2つの異なるモードで作動することを許容する“可変利得”特徴を提供する。
【0029】
車両の2つのフレームが車両の長手方向中心線に沿って概略整列しているときには、道路上を走行するときの小さなかじ取り修正を得るためにかじ取りハンドルは非常に大きな量回転される。
【0030】
反対に、2つのフレーム部材の間の角度が増加すると、非常に大きな関節旋回を得るためにかじ取りハンドルを少量回転するだけでよい。これは従来の関節式機械の運転で経験した疲労を除去する非常に融通性のある操縦システムを提供する。
【0031】
【発明を実施するための最良の態様】
図面を参照すると、実質上垂直軸線15回りに互いに枢軸回動可能に取り付けられた第1及び第2フレーム部材12,14を有する機械10が示されている。
【0032】
第1又は後部フレーム部材12は機械の両側に配置された一対の車輪16(図1では1つのみ示されている)の支持を提供し、エンジンエンクロージャ18が車輪16に動力を提供するエンジン(図示せず)を収容している。
【0033】
オペレータステーション20が後部フレーム12上に取り付けられて、機械を操作するのに利用される複数の制御装置を収容している。これらの制御装置のうちのかじ取りハンドルアセンブリ22は通常コンソール(図示せず)により支持されており、このコンソールはオペレータステーション20により支持されている。
【0034】
第2又は前部フレーム部材14も機械の両側に位置している一対の車輪24(図1では1つのみ示されている)を支持している。図面には特に示されていないが、通常図1に示されているホイールローダのような機械はエンジンにより前輪24も駆動する。
【0035】
バケット26のような作業器具が機械の前部フレーム14上に取り付けられており、よく知られた方法で物質を積み込むためにバケット26が移動可能である。作業器具を操作する制御装置もオペレータステーション20の内部に設けられている。
【0036】
一対の流体作動かじ取りシリンダ28(1つのみ図示されている)が機械の縦方向中心線29(図7及び図8参照)の両側でフレーム部材12と14の間に取り付けられている。
【0037】
かじ取りシリンダ28が作動されると、前部フレーム部材14を後部フレーム部材12に対して縦方向中心線29のいずれかの側に枢軸回動し、機械のかじ取りが提供される。
【0038】
図2に示されているように、かじ取りシリンダ28の第1端部部分30は後部フレーム部材12に連結されており、第2端部部分32は前部フレーム部材14に連結されている。図示されてはいないが、もう1つのかじ取りシリンダが機械の反対側に同様な方法で取り付けられている。
【0039】
かじ取りシリンダ28の一方が伸び他方が縮むように、符号34で示されている流体制御手段がかじ取りシリンダ28への加圧流体の流れを逐次的に制御するために設けられている。
【0040】
流体制御手段34は縦方向中心線29上に実質上位置付けされて前部フレーム部材14に取り付けられた制御弁36を含んでいる。制御弁36はエンジンにより駆動されるポンプ(図示せず)と直接連通するか、或いはエンジンにより駆動されるポンプと連通している主制御弁を作動するパイロット制御弁である。
【0041】
図示された実施形態では、制御弁はエンジンにより駆動されるポンプと直接連通している態様で示されているが、本発明の精神を逸脱せずしていずれの実施形態をも採用可能である。
【0042】
どちらの場合にも、制御弁の加圧流体の流れ(パイロット圧又はシステム圧)は制御弁36内に回転可能に取り付けられているアクチュエータ38(図9参照)により指図される。
【0043】
図9を参照すると、回転アクチュエータ38は弁本体42の中心線43に交差する軸線回りに回転可能な弁本体42中に伸長するシャフト40を有している。一対のラグ44及び46が中心線43の両側でシャフト40から伸長しており、これらのラグは互いに約140度離間して位置付けられている。
【0044】
各ラグ44,46は一対の弁スプール52及び54によりそれぞれ画成されているプランジャー48及び50にそれぞれ当接している。弁スプール52,54は中心線43の両側で弁本体42中に取り付けられている。図9に示された状態は、加圧流体がかじ取りシリンダに差し向けられていないシャフト40及びラグ44,46が中立位置状態を示している。
【0045】
制御弁36は、かじ取りハンドルアセンブリ22と、かじ取りハンドルアセンブリ22と制御弁の回転アクチュエータ38のシャフトとの間に伸長している連結手段58を含んだ、一般的に符号56で示されている手段により作動される。
【0046】
上述したように、かじ取りハンドルアセンブリ22は後部フレーム12上に取り付けられており、かじ取りコラム64の第1端部部分62上に取り付けられたかじ取りハンドル60の形のかじ取りアクチュエータを含んでいる。
【0047】
かじ取りコラム64は床プレート66から通常上方に伸長するコンソール(図示せず)中に回転可能に取り付けられている。かじ取りコラム64の第2端部部分68は床プレート66に画成されたボア70を通してオペレータステーションの下方に伸長している。
【0048】
かじ取りコラム64の支持を提供しかじ取りコラム64と床プレート66との間の相対回転を許容するために、ボア70中に軸受(図示せず)が設けられている。
【0049】
かじ取りハンドル60は実質上半円形状をしており、その上端部分にはまっすぐな或いは平らな部分74を有している。図7及び図8に最もよく示されるように、かじ取り修正の前後を通じてかじ取りハンドル60の平らな部分74は前部フレーム部材14の旋回角度と実質上同じ角度になっている。
【0050】
連結手段58は第1シャフト部材78と第1シャフト部材78中に入れ子式に挿入された第2シャフト部材82を有する駆動シャフト76を含んでいる。駆動シャフト76の第1端部部分84は第1U継手86によりかじ取りコラム64の第2端部部分68に連結されており、第2端部部分88は第2U継手90により回転アクチュエータ38のシャフト40に連結されている。
【0051】
図2を参照すると、第1U継手86はかじ取りコラム64の第2端部部分68上に形成された第1ヨーク部材92と、第1シャフト部材78上に形成された第2ヨーク部材94とを画成している。
【0052】
同様に、第2U継手90は第2シャフト部材82上に形成された第1ヨーク部材96と、回転アクチュエータ38のシャフト40上に形成された第2ヨーク部材を画成している。
【0053】
第1U継手86の第1ヨーク部材92の角度配置は第2U継手90の第1ヨーク部材96の角度配置と同じであることが重要である。本実施態様においては、図2及び図7に示されているように各フレーム部材12及び14が縦方向中心線29に沿って概略中心付けられているとき、第1ヨーク部材92及び96が図2に示されているように実質上水平に配置されている。
【0054】
これに対して、各フレーム部材12及び14が中心付けられているときには、第2ヨーク部材94及び98の各々は実質上垂直に展開している。第1U継手86はかじ取りコラムの第2端部部分68に連結されているので、垂直旋回軸線15に対する第1U継手86の位置は固定されている。
【0055】
しかし、第2U継手90は前部フレーム部材14に取り付けられている制御弁36の回転アクチュエータ38に連結されている。第1U継手86は制御弁と旋回軸線15との間で縦方向中心線29上に位置付けされているので、前部フレーム部材14が旋回軸線15回りに旋回すると第1及び第2U継手86,90の間の距離は変化する。図8に示されているように、駆動シャフト76の入れ子式の運動がこの変化を吸収する。
【0056】
【産業上の利用可能性】
本発明の操縦システムの作用は図2乃至図5に示した一連の動きの中によく示されている。これらの図において、フレーム部材12,14の間の異なった角度関係が、かじ取りシークエンスの間にフレーム部材12及び14が互いに枢軸回動したものとして示されている。
【0057】
図2はかじ取りを始める前の、制御弁36及びかじ取りハンドル60がそれぞれの中立位置にあるときのフレーム部材12及び14の位置を示している。この位置においては、後部フレーム部材12及び前部フレーム部材14は縦方向中心線29に沿って実質上中心付けられている。
【0058】
この同じ位置が図7によりはっきりと示されている。この位置においては更に、回転アクチュエータ38のシャフト40も縦方向中心線29に沿って概略位置付けされている。
【0059】
第2U継手90の第2ヨーク部材98は基準平面Xを画成する実質上垂直方向に位置付けされている。図2に示されている中立位置においては、基準平面Xは回転アクチュエータ38の中心を通過する概略垂直方向に伸長する平面に沿って伸長する第2基準平面Yと実質上整列している。
【0060】
図3を参照すると、かじ取りハンドル60が平らな部分74が実質上水平な中立位置から反時計回り方向に回転された状態が示されている。図面上ではこの角度が図3において“a”として示されている。
【0061】
よって、第1及び第2U継手86及び90を介して、連結手段58がかじ取りハンドル60の回転を制御弁36に対する回転アクチュエータ38の反時計回り方向の回転に変換する。
【0062】
回転アクチュエータ38の回転量は図4において基準平面XとYの間の距離を示す角度“b”で示される。図3に示されているように回転アクチュエータを反時計回り方向に回転すると、ラグ46がプランジャー50に係合し、図9で見てプランジャー50を左方向に移動させる。
【0063】
スプール52中の付勢力により弁スプール52及びプランジャー48は右方向に移動する。弁スプール52,54のこの調和した運動が加圧流体を制御弁の本体42、複数の油圧ホース或いは管路(図示せず)を介して、一方のかじ取りシリンダ28のヘッド側に他方のかじ取りシリンダのロッド側に差し向ける。
【0064】
各かじ取りシリンダ28の非加圧端の流体は排出され、調和の取れたかじ取りシリンダ28の伸長及び収縮を提供する。これにより、前部フレーム部材14が垂直軸線15回りに左方向に回動する。前部フレーム部材14が移動すると、制御弁36が前部フレーム部材14と共に軸線15に中心を有する円弧に沿って移動する。
【0065】
かじ取りコラムの第2端部部分68は後部フレーム部材12に固定されて制御弁36と共には移動しないので、前部フレーム部材14が旋回すると制御弁36とかじ取りコラムの第2端部部分68との間の距離は変化する。第1及び第2駆動シャフト部材78及び82は入れ子式に配置されているので、この距離の変化を吸収するために駆動シャフト76が伸縮する。
【0066】
更に、制御弁36と垂直軸線15との間の距離は制御弁36とかじ取りコラムの第2端部部分68との間の距離よりも大きいので、前部フレーム部材14が旋回すると第1及び第2U継手86,90の角度関係も変化する。
【0067】
回転アクチュエータ38が、その角度位置がかじ取りハンドル60により指示される一対のU継手86,90により、かじ取りコラム64の第2端部部分68に連結されているので、前部フレーム部材14の旋回運動が継続している間制御弁36と回転アクチュエータ38のシャフト40の間の相対回転が通常発生する。
【0068】
かじ取りコラム64と固定されていない制御弁36との間のただ1つの連結は回転アクチュエータ38と制御弁36との間の界面である。故に、前部フレーム部材14が旋回するとこれらの部品間の相対回転が発生する。
【0069】
この相対回転はかじ取りハンドル60の回転方向により指示される元の回転入力方向と反対方向に発生する。故に前部フレーム部材14の旋回運動が発生すると、回転アクチュエータ38のシャフト40は図面に示されているように時計回り方向に回転する。
【0070】
これにより、プランジャー48及び50が中心方向即ち中立位置方向に移動し、加圧流体のかじ取りシリンダ28への流れを遮断する。図6に示されているように、フレーム部材12,14が互いに旋回して角度付けられていても基準平面Xは基準平面Yに整列される。
【0071】
図8に示されているように、角度“c”で示されている旋回角度はかじ取りハンドル60の回転量を示す角度“a”と概略同一である。これはかじ取りハンドル60の平らな部分74を、車輪24の間に伸長する車軸のように縦方向中心線29を横切って伸長する前部フレーム部材14上に取り付けられた部品と実質上平行に位置付ける。
【0072】
これにより、フレーム部材12と14の間の旋回角度量がかじ取りハンドル60の回転量に実質上比例するので、オペレータはかじ取りシステム(操縦システム)に自動車型感覚を提供する機械的フィードバックを得ることになる。
【0073】
本発明の他の重要な特徴は、駆動シャフト76をかじ取りコラム64と回転アクチュエータ38に連結するのに一対のU継手86,90を使用していることと、U継手86,90の部品の相対的位置関係である。
【0074】
万能継手とも呼ばれるU継手を介して伝達される回転は、ある角度を持って作用しているときには一様な角速度を発生しないことはよく知られた原理である。駆動シャフトの1回転の間、被駆動シャフトは駆動シャフトよりも速く回転するフェイズ(相)と遅く回転するフェイズを繰り返す。これらのフェイズは1回転の90度毎に発生し、交互に繰り返しながら駆動シャフト及び被駆動シャフトとも1回転する。
【0075】
換言すると、90度の回転の間被駆動シャフトが駆動シャフトよりも速く回転し、即ち被駆動シャフトがある量駆動シャフトをリードし、次の90度の回転の間被駆動シャフトが駆動シャフトよりも遅く回転し、即ち、被駆動シャフトが駆動シャフトよりも上述した量と同じ量遅れて回転する。
【0076】
これらのフェイズを次の180度の回転の間繰り返し、1回転完全に回転すると駆動シャフト及び被駆動シャフトとも同一量回転する。これらのシャフトの間の角度が増加すると遅れ及び進みの量も増加する。この原理は数多くの教科書に非常に詳細に記載されている。
【0077】
教科書の1つとしては、R. A. Kepner, Roy Bainer及びE. L. Bargerにより著され、1978年AVI 出版社により発行された「農業機械の原理」と題する第3版が挙げられる。
【0078】
本発明においては、かじ取りコラム64の回転は一対のU継手86及び90を介して回転アクチュエータ38に伝達される。U継手86,90の各ヨークは上述した万能継手の原理の利点を有するように配置されている。
【0079】
通常の使用方法によると、各U継手86,90の第1ヨーク92及び96に対応する駆動ヨークは被駆動ヨーク部材94及び98と同様に互いに垂直となるように配置されている。
【0080】
このように配置されると、かじ取りコラム64は駆動シャフトに対して進みフェイズで作動していることになり、駆動シャフトは回転アクチュエータ38に対して遅れフェイズで作動していることになる。
【0081】
U継手86,90の各部品をこのような方法で配置すると、各U継手86,90が作動するフェイズが互いに反対になり、よって相殺し合うことになる。しかし本発明では、各駆動ヨーク、即ち第1ヨーク部材92及び96を互いに平行なフェイズに位置付けする。
【0082】
図面特に図2に示されているように、第1U継手86の第1ヨーク部材92は第2U継手90の第1ヨーク部材96とを同様に実質上水平面内に位置付けされている。反対に、第1及び第2U継手86,90の第2ヨーク部材94及び98は実質上垂直面内で第1ヨーク部材に概略垂直となるように配置されている。
【0083】
本実施態様においては、かじ取りハンドル60及びかじ取りコラム64が、駆動シャフト76に対して進みフェイズで原則的に位置付け作動されるように、第1U継手86が構成されている。
【0084】
同様に、第2U継手90の第1ヨーク部材96は第1U継手86の第1ヨーク部材92と平行なフェイズにあるので、駆動シャフト76はアクチュエータシャフト40に対しても進みフェイズで作動することになる。
【0085】
故に、図7に示されているようにフレーム部材12,14が概略縦方向中心線に沿って位置付けされているときには、かじ取りハンドル60とアクチュエータシャフト40との間に起こるかじ取りハンドル60の進み量は第1及び第2U継手86,90のフェイズの累積効果により実際上増加されることになる。
【0086】
U継手86,90の角度関係の変更につれて進み量も変わることが知られているので、回転アクチュエータ38のシャフト40とかじ取りハンドル60との間の進み量も変化することになる。
【0087】
これは機械の操作に非常に大きな利益をもたらす。前部及び後部フレーム部材14,12が縦方向中心線29に沿って概略整列しているときには、2つのU継手86,90の合成された角度は比較的大きいので、かじ取りコラム64と回転アクチュエータ38との間の進み量も比較的大きくなる。
【0088】
図10を参照すると、かじ取りハンドル60の最初の半分の回転、即ち概略25度の回転までは、フレーム部材12,14の相対的な旋回角は約10度以下であることが観察される。これは機械が道路上を比較的高速で走行しているときに非常に望ましいことである。
【0089】
道路上の走行モードのような非常に小さなかじ取りの修正が必要なときには、回転アクチュエータ38の回転量に対するかじ取りハンドル60の回転量の増加が、スムーズなかじ取りの修正を提供する。これは自動車型のかじ取りに非常に類似している。
【0090】
これとは逆に、フレーム部材12,14の後の30度の関節旋回、即ち全関節旋回量の概略3/4は、かじ取りハンドル60の後の半分の回転の間に起こることが図10から理解される。
【0091】
この変化は、上述したように前部フレーム部材14と後部フレーム部材12との間の関節角度の変化につれて各U継手86,90との間の角度が変化することにより生成される。これが図7及び図8に図示されている。
【0092】
関節角度が増加すると、第1U継手86と制御弁36との間の距離の変化を吸収するために駆動シャフトが伸長しなければならないことが理解される。これが発生すると、第2U継手90の第1ヨーク96と第2ヨーク98との間の角度が減少する。
【0093】
角度が減少すると、駆動シャフト76とアクチュエータシャフト40との間の進み量も減少する。これが発生するのと同時に、第1U継手86の第2ヨーク94が第1ヨーク部材92に対して概略水平面内で左方向に移動する。
【0094】
この変化が発生すると、関節角度が増加するにつれて第1U継手86が作動している進みフェイズが徐々に減少し、非常にわずかな程度遅れフェイズの作動と交差する。
【0095】
第1U継手86が遅れフェイズで作動すると、第2U継手90が作動している進み量が更に減少される。その結果、両方のU継手86,90の作動の合成が非常に減少されたかじ取りハンドル60とアクチュエータシャフト40との間の進み状態となる。
【0096】
故に、この状態では、アクチュエータシャフト40はかじ取りハンドル60の回転よりも多く回転する。これは機械がトラックへの積載作業をしており、高度な操縦性を要求される非常に短いサイクルの作業に特に適している。
【0097】
かじ取りハンドル60を少量回転するとアクチュエータシャフト40が大量回転されることにより、フレーム部材12,14の大きな関節角度でのかじ取り修正に制御弁36がより反応しやすくなる。
【0098】
機械がまっすぐな状態と関節旋回している状態との間のこの操作の変化が、「可変利得」と称される。ここで「利得」という用語は回転シャフトの回転とかじ取りコラムとの間の進み量を表している。
【0099】
よって、上述した本発明の操縦システムによると、かじ取りハンドルを複数回回転する必要なしに、オペレータは関節式機械を自動車的感覚で運転することができる。
【0100】
かじ取りハンドルを両側に最大約50度回転するだけでよいので、かじ取りハンドル自身に電子制御装置を配置するのに非常に適している。これらの電子制御装置は速度制御装置と、トランスミッションの方向及びギヤ選択装置を含んでいる。
【0101】
これは効率及びオペレータの疲労に関する限り機械の操作性を非常に改良する。加うるに、U継手部品の配置構造により提供される可変利得は、機械のすべての操作モードにおいて非常に望ましいかじ取り特性を提供する。
【0102】
本発明の他の側面、目的及び利益は添付図面、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究することにより得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を組み込んだ機械の概略側面図である。
【図2】本発明をより良く示すためにフレーム部材が部分的に破断された、図1に示された機械の前部及び後部フレーム部材の斜視図である。
【図3】図2に示されたフレーム部材の概略斜視図である。
【図4】図3の4−4線に沿った制御弁の概略図である。
【図5】フレーム部材が最大位置に関節旋回したときの図2及び図3に類似した概略斜視図である。
【図6】図5の6−6線に沿った制御弁の概略正面図である。
【図7】非関節旋回状態のかじ取りアセンブリの数多くの部品の位置を示す前部及び後部フレーム部材の概略的平面図である。
【図8】最大関節旋回状態におけるかじ取りアセンブリの数多くの部品の位置を示す図7に類似した前部及び後部フレーム部材の概略的平面図である。
【図9】図2の9−9線に沿った制御弁の概略的断面図である。
【図10】かじ取りハンドルの回転とフレーム部材の枢軸旋回との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
12 後部フレーム部材
14 前部フレーム部材
28 かじ取りシリンダ
29 縦方向中心線
36 制御弁
38 回転アクチュエータ
60 かじ取りハンドル
64 かじ取りコラム
76 駆動シャフト
86 第1U継手
90 第2U継手
Claims (3)
- 互いに枢軸旋回可能に取り付けられた第1及び第2フレーム部材を有し、第1及び第2フレーム部材の間に取り付けられた少なくとも1つの流体アクチュエータの作動に応じて枢軸旋回運動をする関節式機械の操縦システムであって、
前記第1及び第2フレーム部材の一方に取り付けられた、前記流体アクチュエータへの加圧流体の連通を制御する手段と;
前記第1及び第2フレーム部材の他方に取り付けられた、前記制御手段を作動する手段と;
前記作動手段を前記制御手段に連結する手段とを具備し;
前記連結手段は第1U継手により作動手段に取り付けられ、第2U継手により制御手段に取り付けられており、
前記連結手段はかじ取りハンドルの回転量が直進状態から所定角度以下のときには、第1及び第2フレーム部材間の関節施回角度の変化量がかじ取りハンドルの回転角度の変化量に実質上比例する第1モードで作動し、かじ取りハンドルの回転量が前記所定角度より大きいときには、かじ取りハンドルの回転角度が大きくなるのに連れて第1及び第2フレーム部材間の関節施回角度の変化量が大きくなる第2モードで作動することを特徴とする関節式機械の操縦システム。 - 前記流体連通制御手段は流体アクチュエータへの加圧流体の流れを制御し、第1及び第2フレーム部材を互いに枢軸旋回運動させる回転作動式油圧制御弁を含んでおり、前記油圧制御弁は第2フレーム部材上に取り付けられている請求項1記載の関節式機械の操縦システム。
- 前記作動手段は回転可能に取り付けられたかじ取りハンドルを有するかじ取りハンドルアセンブリを含んでおり、かじ取りハンドルを回転すると回転アクチュエータが、加圧流体が流体アクチュエータに差し向けられない油圧制御弁中の第1の選択された中立位置から加圧流体が流体アクチュエータに差し向けられて第2フレーム部材を第1フレーム部材に対して移動させる油圧制御弁中の第2の選択された位置に回転され、前記かじ取りハンドルが更に回転されないときには、第1フレーム部材に対する第2フレーム部材の前記移動が回転アクチュエータを第1の選択された中立位置方向に復帰するように回転させ、前記流体アクチュエータへの流体の流れを徐々に減少させて最終的に流体の流れを遮断する請求項2記載の関節式機械の操縦システム。
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