JPH08282517A - 関節式機械の操縦システム - Google Patents
関節式機械の操縦システムInfo
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- JPH08282517A JPH08282517A JP8074487A JP7448796A JPH08282517A JP H08282517 A JPH08282517 A JP H08282517A JP 8074487 A JP8074487 A JP 8074487A JP 7448796 A JP7448796 A JP 7448796A JP H08282517 A JPH08282517 A JP H08282517A
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Abstract
減少することである。 【解決手段】 オペレータの疲労を減少するために、機
械の数多くの機能を制御するのに電子的制御を使用する
のが最近の傾向である。機械のかじ取り機能に組み込ま
れたとき、電子的制御はしばしばオペレータに自動車的
感覚を提供せず、ある機械においては他の機械における
ようなよい操作性を与えない場合がある。本発明はかじ
取り制御に機械的フィードバックを組み込むことによ
り、オペレータに自動車的感覚に類似した感覚を提供す
るものである。更に、本発明のかじ取り制御装置は機械
の関節旋回角度に応じてかじ取り制御弁の回転に対する
かじ取りハンドルの回転の比が変化するように動作す
る。これにより、機械の操作モードに応じてかじ取り制
御装置の機能が変化し操作性を改良する。
Description
の操縦システム(かじ取りシステム)に関し、特に、か
じ取りハンドルへの機械的フィードバックを提供する操
縦システムに関する。
は、関節点の両側で前部フレーム及び後部フレームの間
に連結された一対の油圧シリンダを利用する。
リンダが引っ込むようにこれらの油圧シリンダは選択的
に作動されて、機械の前部フレームを後部フレームに対
して旋回し、かじ取りを提供する。
付けされている手動計量ユニット(HMU)として知ら
れているポンプにより通常油圧シリンダに差し向けられ
る。かじ取りハンドルをいずれかの方向に回転すると、
流体はHMUからかじ取りシリンダに供給され、望まし
いかじ取り機能が得られる。
と、より大きなかじ取りの修正が得られる。このシステ
ムは長年の間いくつかの関節式機械においてよく作動し
たことで知られている。
ペレータの要求を満たし乗り心地を改善することが最近
の傾向である。即ち、オペレータを取り巻く環境を人間
工学的に考慮し、オペレータの疲労を軽減するようにす
ることが望ましい。
ては、機械の操縦方法がオペレータの疲労の主な原因で
ある。例えばトラックへの積載等の通常の操作モードに
おいては、オペレータは物質の山とこの物質を積み込む
べきトラックとの間に機械を移動させなければならな
い。
時間を減少させるために、この操縦は通常非常に狭い領
域で行われる。この操作の間、機械の最大の関節運転を
達成するためにオペレータは絶えずかじ取りハンドルを
回転する必要がある。
取りシリンダへの加圧流体の流れを制御する電子的制御
を採用することである。これにより、ポンピング作用を
達成するためにオペレータがかじ取りハンドルを回転す
る必要性が除去される。
たかじ取りアクチュエータが設けられている。この型の
かじ取りアクチュエータにおいては、かじ取りアクチュ
エータを少量移動すると機械の大きな関節旋回運動が得
られる。
少させ、オペレータの疲労を軽減させる。この方法は非
常に効果的であるが、この方法は機械が物質を移動する
ために道路上を長距離走行する他の走行モードには効果
がないものである。
搬”として知られている。このモードにおいては、かじ
取りアクチュエータに大きな移動量を許容して高速で移
動する機械に小さな量の修正を提供する、より自動車的
な感覚をオペレータに与えることが望ましい。
少するために素早い反応を提供するように設計されてい
るので、道路上で走行するとそのかじ取りがぶれやすく
なり、乗り心地が悪くオペレータが疲労しやすくなる。
は、トランスミッションの制御とかじ取り制御とを分離
する必要のあることである。大きな旋回角度を達成する
ためにはかじ取りハンドルを複数回回転しなければなら
ないため、一方の手でかじ取りを行っている間に他方の
手でトランスミッション制御装置を操作できるように、
トランスミッション制御装置はかじ取りハンドルに近接
して配置されなければならない。これはオペレータをま
すます多忙にし、オペレータの疲労を増加させる。
解決せんとするものである。
枢軸旋回運動可能に取り付けられた第1及び第2フレー
ム部材を有する関節式機械に使用する操縦システム(か
じ取りシステム)が提供される。
た流体アクチュエータの作動に応じて、第1フレーム部
材が第2フレーム部材に対して枢軸旋回運動をする。流
体アクチュエータへの加圧流体の連通を制御する手段が
第1フレーム部材又は第2フレーム部材の一方に設けら
れている。
レーム部材の他方に取り付けられている。連結手段が作
動手段と制御手段との間に伸長しており、この連結手段
は第1U継手により作動手段に取り付けられ、第2U継
手により制御手段に取り付けられている。
ムは相対運動可能なように枢軸連結された第1及び第2
フレーム部材を有する関節式機械に使用するのに適合し
ている。
第2フレーム部材の間に連結されており、油圧シリンダ
が作動されると一方のフレーム部材を他方のフレーム部
材に対して移動して機械のかじ取りを提供する。
材上に回転可能に取り付けられており、制御弁が第2フ
レーム部材上に取り付けられている。油圧シリンダの移
動を選択的に制御するために、制御弁は制御弁に対して
回転可能な回転アクチュエータを有している。
ュエータに連結され、第2端部部分は制御弁の回転アク
チュエータに連結されている。連結手段は、かじ取りア
クチュエータの回転運動を回転アクチュエータの回転入
力に変換する第1モードと、第2フレーム部材と共に第
1フレーム部材に対して移動する制御弁の移動がかじ取
りアクチュエータにより与えられた回転入力に対向する
方向の回転アクチュエータの回転に変換される第2モー
ドで操作される。
材とこの第1フレーム部材に枢軸回動可能に取り付けら
れた第2フレーム部材とを含んだ関節式機械の操縦シス
テムを提供する。
1及び第2フレーム部材の間に連結されており、流体ア
クチュエータが作動されるとこれらのフレーム部材の間
に相対運動を引き起こし、機械のかじ取りを提供する。
材上に回転可能に取り付けられており、制御弁が第2フ
レーム部材上に取り付けられている。制御弁は流体アク
チュエータの移動を制御するために制御弁に対して回転
可能な回転アクチュエータを画成している。
チュエータに連結された第1端部部分と、第2U継手に
より回転アクチュエータに連結された第2端部部分とを
有している。
械の縦方向中心線に実質上整列したときかじ取りアクチ
ュエータの回転量が回転アクチュエータの回転量に実質
上等しい第1モードと、第1及び第2フレーム部材が互
いに角度付けられたときの回転アクチュエータの回転量
がかじ取りアクチュエータの回転量よりも大きい第2モ
ードで作動される。
ムによると、機械のオペレータはかじ取りハンドルを介
しての機械的フィードバックを感じることになる。この
操縦システムはオペレータに自動車的感覚を提供するば
かりでなく、操縦システムが2つの異なるモードで作動
することを許容する“可変利得”特徴を提供する。
心線に沿って概略整列しているときには、道路上を走行
するときの小さなかじ取り修正を得るためにかじ取りハ
ンドルは非常に大きな量回転される。
増加すると、非常に大きな関節旋回を得るためにかじ取
りハンドルを少量回転するだけでよい。これは従来の関
節式機械の運転で経験した疲労を除去する非常に融通性
のある操縦システムを提供する。
と、実質上垂直軸線15回りに互いに枢軸回動可能に取
り付けられた第1及び第2フレーム部材12,14を有
する機械10が示されている。
側に配置された一対の車輪16(図1では1つのみ示さ
れている)の支持を提供し、エンジンエンクロージャ1
8が車輪16に動力を提供するエンジン(図示せず)を
収容している。
ム12上に取り付けられて、機械を操作するのに利用さ
れる複数の制御装置を収容している。これらの制御装置
のうちのかじ取りハンドルアセンブリ22は通常コンソ
ール(図示せず)により支持されており、このコンソー
ルはオペレータステーション20により支持されてい
る。
側に位置している一対の車輪24(図1では1つのみ示
されている)を支持している。図面には特に示されてい
ないが、通常図1に示されているホイールローダのよう
な機械はエンジンにより前輪24も駆動する。
部フレーム14上に取り付けられており、よく知られた
方法で物質を積み込むためにバケット26が移動可能で
ある。作業器具を操作する制御装置もオペレータステー
ション20の内部に設けられている。
つのみ図示されている)が機械の縦方向中心線29(図
7及び図8参照)の両側でフレーム部材12と14の間
に取り付けられている。
部フレーム部材14を後部フレーム部材12に対して縦
方向中心線29のいずれかの側に枢軸回動し、機械のか
じ取りが提供される。
ンダ28の第1端部部分30は後部フレーム部材12に
連結されており、第2端部部分32は前部フレーム部材
14に連結されている。図示されてはいないが、もう1
つのかじ取りシリンダが機械の反対側に同様な方法で取
り付けられている。
縮むように、符号34で示されている流体制御手段がか
じ取りシリンダ28への加圧流体の流れを逐次的に制御
するために設けられている。
実質上位置付けされて前部フレーム部材14に取り付け
られた制御弁36を含んでいる。制御弁36はエンジン
により駆動されるポンプ(図示せず)と直接連通する
か、或いはエンジンにより駆動されるポンプと連通して
いる主制御弁を作動するパイロット制御弁である。
ンにより駆動されるポンプと直接連通している態様で示
されているが、本発明の精神を逸脱せずしていずれの実
施形態をも採用可能である。
れ(パイロット圧又はシステム圧)は制御弁36内に回
転可能に取り付けられているアクチュエータ38(図9
参照)により指図される。
8は弁本体42の中心線43に交差する軸線回りに回転
可能な弁本体42中に伸長するシャフト40を有してい
る。一対のラグ44及び46が中心線43の両側でシャ
フト40から伸長しており、これらのラグは互いに約1
40度離間して位置付けられている。
及び54によりそれぞれ画成されているプランジャー4
8及び50にそれぞれ当接している。弁スプール52,
54は中心線43の両側で弁本体42中に取り付けられ
ている。図9に示された状態は、加圧流体がかじ取りシ
リンダに差し向けられていないシャフト40及びラグ4
4,46が中立位置状態を示している。
リ22と、かじ取りハンドルアセンブリ22と制御弁の
回転アクチュエータ38のシャフトとの間に伸長してい
る連結手段58を含んだ、一般的に符号56で示されて
いる手段により作動される。
ブリ22は後部フレーム12上に取り付けられており、
かじ取りコラム64の第1端部部分62上に取り付けら
れたかじ取りハンドル60の形のかじ取りアクチュエー
タを含んでいる。
通常上方に伸長するコンソール(図示せず)中に回転可
能に取り付けられている。かじ取りコラム64の第2端
部部分68は床プレート66に画成されたボア70を通
してオペレータステーションの下方に伸長している。
りコラム64と床プレート66との間の相対回転を許容
するために、ボア70中に軸受(図示せず)が設けられ
ている。
しており、その上端部分にはまっすぐな或いは平らな部
分74を有している。図7及び図8に最もよく示される
ように、かじ取り修正の前後を通じてかじ取りハンドル
60の平らな部分74は前部フレーム部材14の旋回角
度と実質上同じ角度になっている。
1シャフト部材78中に入れ子式に挿入された第2シャ
フト部材82を有する駆動シャフト76を含んでいる。
駆動シャフト76の第1端部部分84は第1U継手86
によりかじ取りコラム64の第2端部部分68に連結さ
れており、第2端部部分88は第2U継手90により回
転アクチュエータ38のシャフト40に連結されてい
る。
取りコラム64の第2端部部分68上に形成された第1
ヨーク部材92と、第1シャフト部材78上に形成され
た第2ヨーク部材94とを画成している。
材82上に形成された第1ヨーク部材96と、回転アク
チュエータ38のシャフト40上に形成された第2ヨー
ク部材を画成している。
度配置は第2U継手90の第1ヨーク部材96の角度配
置と同じであることが重要である。本実施態様において
は、図2及び図7に示されているように各フレーム部材
12及び14が縦方向中心線29に沿って概略中心付け
られているとき、第1ヨーク部材92及び96が図2に
示されているように実質上水平に配置されている。
4が中心付けられているときには、第2ヨーク部材94
及び98の各々は実質上垂直に展開している。第1U継
手86はかじ取りコラムの第2端部部分68に連結され
ているので、垂直旋回軸線15に対する第1U継手86
の位置は固定されている。
材14に取り付けられている制御弁36の回転アクチュ
エータ38に連結されている。第1U継手86は制御弁
と旋回軸線15との間で縦方向中心線29上に位置付け
されているので、前部フレーム部材14が旋回軸線15
回りに旋回すると第1及び第2U継手86,90の間の
距離は変化する。図8に示されているように、駆動シャ
フト76の入れ子式の運動がこの変化を吸収する。
図2乃至図5に示した一連の動きの中によく示されてい
る。これらの図において、フレーム部材12,14の間
の異なった角度関係が、かじ取りシークエンスの間にフ
レーム部材12及び14が互いに枢軸回動したものとし
て示されている。
及びかじ取りハンドル60がそれぞれの中立位置にある
ときのフレーム部材12及び14の位置を示している。
この位置においては、後部フレーム部材12及び前部フ
レーム部材14は縦方向中心線29に沿って実質上中心
付けられている。
れている。この位置においては更に、回転アクチュエー
タ38のシャフト40も縦方向中心線29に沿って概略
位置付けされている。
準平面Xを画成する実質上垂直方向に位置付けされてい
る。図2に示されている中立位置においては、基準平面
Xは回転アクチュエータ38の中心を通過する概略垂直
方向に伸長する平面に沿って伸長する第2基準平面Yと
実質上整列している。
が平らな部分74が実質上水平な中立位置から反時計回
り方向に回転された状態が示されている。図面上ではこ
の角度が図3において“a”として示されている。
を介して、連結手段58がかじ取りハンドル60の回転
を制御弁36に対する回転アクチュエータ38の反時計
回り方向の回転に変換する。
おいて基準平面XとYの間の距離を示す角度“b”で示
される。図3に示されているように回転アクチュエータ
を反時計回り方向に回転すると、ラグ46がプランジャ
ー50に係合し、図9で見てプランジャー50を左方向
に移動させる。
52及びプランジャー48は右方向に移動する。弁スプ
ール52,54のこの調和した運動が加圧流体を制御弁
の本体43、複数の油圧ホース或いは管路(図示せず)
を介して、一方のかじ取りシリンダ28のヘッド側に他
方のかじ取りシリンダのロッド側に差し向ける。
は排出され、調和の取れたかじ取りシリンダ28の伸長
及び収縮を提供する。これにより、前部フレーム部材1
4が垂直軸線15回りに左方向に回動する。前部フレー
ム部材14が移動すると、制御弁36が前部フレーム部
材14と共に軸線15に中心を有する円弧に沿って移動
する。
フレーム部材12に固定されて制御弁36と共には移動
しないので、前部フレーム部材14が旋回すると制御弁
36とかじ取りコラムの第2端部部分68との間の距離
は変化する。第1及び第2駆動シャフト部材78及び8
2は入れ子式に配置されているので、この距離の変化を
吸収するために駆動シャフト76が伸縮する。
距離は制御弁36とかじ取りコラムの第2端部部分68
との間の距離よりも大きいので、前部フレーム部材14
が旋回すると第1及び第2U継手86,90の角度関係
も変化する。
がかじ取りハンドル60により指示される一対のU継手
86,90により、かじ取りコラム64の第2端部部分
68に連結されているので、前部フレーム部材14の旋
回運動が継続している間制御弁36と回転アクチュエー
タ38のシャフト40の間の相対回転が通常発生する。
御弁36との間のただ1つの連結は回転アクチュエータ
38と制御弁36との間の界面である。故に、前部フレ
ーム部材14が旋回するとこれらの部品間の相対回転が
発生する。
転方向により指示される元の回転入力方向と反対方向に
発生する。故に前部フレーム部材14の旋回運動が発生
すると、回転アクチュエータ38のシャフト40は図面
に示されているように時計回り方向に回転する。
中心方向即ち中立位置方向に移動し、加圧流体のかじ取
りシリンダ28への流れを遮断する。図6に示されてい
るように、フレーム部材12,14が互いに旋回して角
度付けられていても基準平面Xは基準平面Yに整列され
る。
示されている旋回角度はかじ取りハンドル60の回転量
を示す角度“a”と概略同一である。これはかじ取りハ
ンドル60の平らな部分74を、車輪24の間に伸長す
る車軸のように縦方向中心線29を横切って伸長する前
部フレーム部材14上に取り付けられた部品と実質上平
行に位置付ける。
の旋回角度量がかじ取りハンドル60の回転量に実質上
比例するので、オペレータはかじ取りシステム(操縦シ
ステム)に自動車型感覚を提供する機械的フィードバッ
クを得ることになる。
76をかじ取りコラム64と回転アクチュエータ38に
連結するのに一対のU継手86,90を使用しているこ
とと、U継手86,90の部品の相対的位置関係であ
る。
される回転は、ある角度を持って作用しているときには
一様な角速度を発生しないことはよく知られた原理であ
る。駆動シャフトの1回転の間、被駆動シャフトは駆動
シャフトよりも速く回転するフェイズ(相)と遅く回転
するフェイズを繰り返す。これらのフェイズは1回転の
90度毎に発生し、交互に繰り返しながら駆動シャフト
及び被駆動シャフトとも1回転する。
フトが駆動シャフトよりも速く回転し、即ち被駆動シャ
フトがある量駆動シャフトをリードし、次の90度の回
転の間被駆動シャフトが駆動シャフトよりも遅く回転
し、即ち、被駆動シャフトが駆動シャフトよりも上述し
た量と同じ量遅れて回転する。
間繰り返し、1回転完全に回転すると駆動シャフト及び
被駆動シャフトとも同一量回転する。これらのシャフト
の間の角度が増加すると遅れ及び進みの量も増加する。
この原理は数多くの教科書に非常に詳細に記載されてい
る。
y Bainer及びE. L. Bargerにより著され、1978年AV
I 出版社により発行された「農業機械の原理」と題する
第3版が挙げられる。
回転は一対のU継手86及び90を介して回転アクチュ
エータ38に伝達される。U継手86,90の各ヨーク
は上述した万能継手の原理の利点を有するように配置さ
れている。
の第1ヨーク92及び96に対応する駆動ヨークは被駆
動ヨーク部材94及び98と同様に互いに垂直となるよ
うに配置されている。
64は駆動シャフトに対して進みフェイズで作動してい
ることになり、駆動シャフトは回転アクチュエータ38
に対して遅れフェイズで作動していることになる。
法で配置すると、各U継手86,90が作動するフェイ
ズが互いに反対になり、よって相殺し合うことになる。
しかし本発明では、各駆動ヨーク、即ち第1ヨーク部材
92及び96を互いに平行なフェイズに位置付けする。
U継手86の第1ヨーク部材92は第2U継手90の第
1ヨーク部材96とを同様に実質上水平面内に位置付け
されている。反対に、第1及び第2U継手86,90の
第2ヨーク部材94及び98は実質上垂直面内で第1ヨ
ーク部材に概略垂直となるように配置されている。
60及びかじ取りコラム64が、駆動シャフト76に対
して進みフェイズで原則的に位置付け作動されるよう
に、第1U継手86が構成されている。
96は第1U継手86の第1ヨーク部材92と平行なフ
ェイズにあるので、駆動シャフト76はアクチュエータ
シャフト40に対しても進みフェイズで作動することに
なる。
部材12,14が概略縦方向中心線に沿って位置付けさ
れているときには、かじ取りハンドル60とアクチュエ
ータシャフト40との間に起こる進み量は第1及び第2
U継手86,90のフェイズの累積効果により実際上増
加されることになる。
て進み量も変わることが知られているので、回転アクチ
ュエータ38のシャフト40とかじ取りハンドル60と
の間の進み量も変化することになる。
たらす。前部及び後部フレーム部材14,12が縦方向
中心線29に沿って概略整列しているときには、2つの
U継手86,90の合成された角度は比較的大きいの
で、かじ取りコラム64と回転アクチュエータ38との
間の進み量も比較的大きくなる。
0の最初の半分の回転、即ち概略25度の回転までは、
フレーム部材12,14の相対的な旋回角は約10度以
下であることが観察される。これは機械が道路上を比較
的高速で走行しているときに非常に望ましいことであ
る。
かじ取りの修正が必要なときには、回転アクチュエータ
38の回転量に対するかじ取りハンドル60の回転量の
増加が、スムーズなかじ取りの修正を提供する。これは
自動車型のかじ取りに非常に類似している。
後の30度の関節旋回、即ち全関節旋回量の概略3/4
は、かじ取りハンドル60の後の半分の回転の間に起こ
ることが図10から理解される。
部材14と後部フレーム部材12との間の関節角度の変
化につれて各U継手86,90との間の角度が変化する
ことにより生成される。これが図7及び図8に図示され
ている。
制御弁36との間の距離の変化を吸収するために駆動シ
ャフトが伸長しなければならないことが理解される。こ
れが発生すると、第2U継手90の第1ヨーク96と第
2ヨーク98との間の角度が減少する。
クチュエータシャフト40との間の進み量も減少する。
これが発生するのと同時に、第1U継手86の第2ヨー
ク94が第1ヨーク部材92に対して概略水平面内で左
方向に移動する。
るにつれて第1U継手86が作動している進みフェイズ
が徐々に減少し、非常にわずかな程度遅れフェイズの作
動と交差する。
と、第2U継手90が作動している進み量が更に減少さ
れる。その結果、両方のU継手86,90の作動の合成
が非常に減少されたかじ取りハンドル60とアクチュエ
ータシャフト40との間の進み状態となる。
フト40はかじ取りハンドル60の回転よりも多く回転
する。これは機械がトラックへの積載作業をしており、
高度な操縦性を要求される非常に短いサイクルの作業に
特に適している。
クチュエータシャフト40が大量回転されることによ
り、フレーム部材12,14の大きな関節角度でのかじ
取り修正に制御弁36がより反応しやすくなる。
状態との間のこの操作の変化が、「可変利得」と称され
る。ここで「利得」という用語は回転シャフトの回転と
かじ取りコラムとの間の進み量を表している。
よると、かじ取りハンドルを複数回回転する必要なし
に、オペレータは関節式機械を自動車的感覚で運転する
ことができる。
転するだけでよいので、かじ取りハンドル自身に電子制
御装置を配置するのに非常に適している。これらの電子
制御装置は速度制御装置と、トランスミッションの方向
及びギヤ選択装置を含んでいる。
限り機械の操作性を非常に改良する。加うるに、U継手
部品の配置構造により提供される可変利得は、機械のす
べての操作モードにおいて非常に望ましいかじ取り特性
を提供する。
面、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究するこ
とにより得ることができる。
ある。
分的に破断された、図1に示された機械の前部及び後部
フレーム部材の斜視図である。
る。
る。
図2及び図3に類似した概略斜視図である。
ある。
の部品の位置を示す前部及び後部フレーム部材の概略的
平面図である。
の数多くの部品の位置を示す図7に類似した前部及び後
部フレーム部材の概略的平面図である。
である。
軸旋回との関係を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに枢軸旋回可能に取り付けられた第
1及び第2フレーム部材を有し、第1及び第2フレーム
部材の間に取り付けられた少なくとも1つの流体アクチ
ュエータの作動に応じて枢軸旋回運動をする関節式機械
の操縦システムであって、 前記第1及び第2フレーム部材の一方に取り付けられ
た、前記流体アクチュエータへの加圧流体の連通を制御
する手段と;前記第1及び第2フレーム部材の他方に取
り付けられた、前記制御手段を作動する手段と;前記作
動手段を前記制御手段に連結する手段とを具備し;前記
連結手段は第1U継手により作動手段に取り付けられ、
第2U継手により制御手段に取り付けられている関節式
機械の操縦システム。 - 【請求項2】 前記流体連通制御手段は流体アクチュエ
ータへの加圧流体の流れを制御し、第1及び第2フレー
ム部材を互いに枢軸旋回運動させる回転作動式油圧制御
弁を含んでおり、前記油圧制御弁は第2フレーム部材上
に取り付けられている請求項1記載の関節式機械の操縦
システム。 - 【請求項3】 前記作動手段は回転可能に取り付けられ
たかじ取りハンドルを有するかじ取りハンドルアセンブ
リを含んでおり、かじ取りハンドルを回転すると回転ア
クチュエータが、加圧流体が流体アクチュエータに差し
向けられない油圧制御弁中の第1の選択された中立位置
から加圧流体が流体アクチュエータに差し向けられて第
2フレーム部材を第1フレーム部材に対して移動させる
油圧制御弁中の第2の選択された位置に回転され、前記
かじ取りハンドルが更に回転されないときには、第1フ
レーム部材に対する第2フレーム部材の前記移動が回転
アクチュエータを第1の選択された中立位置方向に復帰
するように回転させ、前記流体アクチュエータへの流体
の流れを徐々に減少させて最終的に流体の流れを遮断す
る請求項2記載の関節式機械の操縦システム。
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