JP3758572B2 - データ再生システム、変換ユニット、およびデータ再生方法 - Google Patents

データ再生システム、変換ユニット、およびデータ再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、コンピュータの記憶手段に記録されたデータをオーディオ機器等の再生装置で再生するためのデータ再生システム、およびこのようなデータ再生システムにおいて用いられる送受信装置、あるいはバス変換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、オーディオ機器において音楽データを再生するには、あらかじめ音楽データを書き込んだCD―R(CD Recordable)、CD−RW(CD Rewritable)やMD(Mini Disc)、あるいはメモリーカード等の記録媒体(記憶媒体)をオーディオ機器にセットし、音楽データを再生するようにしている。また、近年においては、こうした記録媒体に記録された音楽データが、圧縮オーディオ形式のデータである場合が多く、オーディオ機器には、圧縮オーディオ形式のデータをデコードするデコードLSI(Large Scale Integrated Circuit)が搭載されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、音楽データを異なる場所で再生するためには、家庭用、車載用、ポータブル用など、音楽を聴くシチュエーションに合わせてオーディオ機器を用意する必要がある。こうした場合、各機器において圧縮オーディオ形式のデータを再生するには、各機器にそれぞれデコードLSIが必要となる。その結果、ユーザにとってのトータルのコストが増大するとともに、効率あるいは環境負荷の面からも問題が生じる。しかも、こうした問題は、オーディオ機器に新しい機能が追加され、機器にさらに新しいLSIデバイスが搭載されるたびに顕著なものとなる。
【0004】
また、例えば圧縮オーディオを例に取ると、ユーザがPC(Personal Computer)にデジタルデータを保存したとしても、実際にこれを聞くときには、ユーザが上述のような記憶媒体にデータをあらかじめ書き込んでおき、これをもって車載機器やポータブル機器において音楽を聞くようにしている。このような場合、音楽を聞くシチュエーションの違いによって多くの記憶媒体を必要とするとともに、ユーザに本来の目的でない記憶媒体への書き込み作業を要求することになってしまう。
【0005】
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、ユーザがさまざまなシチュエーションでデータを再生する際に、多くの内蔵LSIや記憶媒体を必要とせず、その結果、ユーザに必要となるコストを低減するとともに、記憶媒体への書き込み作業を不要としてユーザの利用性を向上させるようなデータ再生システム等を提供することを主たる目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明は、第1の機器と、データを格納する第3の機器と、この第1の機器および第3の機器に接続され第1の機器および第3の機器からの制御信号を相互に変換する第2の機器と、が接続されたシステムによってデータの再生を行うデータ再生システムであって、第1の機器に設けられ、ユーザが行う入力操作に対応して第1の制御信号を出力する操作手段と、第3の機器に設けられ、格納されたデータをデコードするデコード手段と、第2の機器に設けられ、操作手段から出力された第1の制御信号と、第1の制御信号とは異なる第2の制御信号とを相互に変換する変換ソフトウェア、およびデータをアナログデータに変換するD / A変換機を備えた変換手段と、この変換手段に第3の機器が接続されると、接続された第3の機器のアイデンティティ情報を第2の機器に記憶するアイデンティティ情報記憶手段と、第3の機器が変換手段に接続されると、変換手段を通して受信する第3の機器のアイデンティティ情報を基に第3の機器との接続を第1の機器にて認識し、リンク終了通知を変換手段に与える接続手段と、第1の機器と第3の機器との接続がアイデンティティ情報に基づいて接続手段により確認された後、操作手段からの出力に基づき、第3の機器に格納されたデータをデコード手段および変換手段を通して第1の機器にて再生する再生手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
このような構成により、操作手段・再生手段とデータ格納手段とが異なる機器に属していたとしても、データ格納手段のデータを再生することができる。したがって、例えば、PC等に格納したデータをカーオーディオ機器において再生するようなことが可能となり、この場合、圧縮オーディオをPC側でデコードするようにすれば、再生手段においては、圧縮オーディオをデコードするためのLSIが必要とならない。
なお、この場合データは、音声データだけでなく、映像データ等であってもよい。
【0008】
また、この場合、データ格納手段が、コンピュータによりデータの読み出しが可能とされ、第2の制御信号が、コンピュータが読み取り可能なデータフレームとして構成されていれば、操作手段側からコンピュータを制御してデータの再生を行うことができる。この場合、データ格納手段は、コンピュータに内蔵されていてもよいし、また、コンピュータの外部に接続されたものであってもよい。
更に、この変換手段は第1の機器からの確認通知を受信後、所定時間ごとに確認データを第1の機器に対して送信し、第1の機器と第2の機器との接続を維持することを特徴とすることができる。また、この変換手段は第1の機器からの確認通知を受信後、所定時間ごとに確認データを第1の機器に対して送信し、所定回数、返信がない場合には、第1の機器と第2の機器との接続を遮断することを特徴とすることができる。
また更に、第3の機器は、可搬性のあるコンピュータであり、データ格納手段は、データを、第2の制御信号と同一のデータフレームとされたデータ信号として出力することを特徴とすることができる。
更に、この操作手段が設けられる第1の機器は車載用機器であり、再生手段は、車載用機器を介してデータを再生することを特徴とすることができる。
【0009】
またデータ格納手段が、データを、第2の制御信号と同一のデータフレームとされたデータ信号として出力するようになっていれば、制御信号とデータ信号とを同一の入出力インターフェースを介して送受信することができる。
【0010】
また、本発明は次のようなデータ再生システムの発明としても捉えることができる。すなわち、本発明が適用されたデータ再生システムは、格納された記録データを読み出して出力するコンピュータ装置と、コンピュータ装置に第1のケーブルを介して接続される変換装置と、第1のケーブルとは異なるインターフェース規格に準拠する第2のケーブルを介して変換装置に接続される再生装置とを備え、変換装置は、コンピュータ装置のアイデンティティ情報をコンピュータ装置から受信してバッファに記憶し、記憶されたアイデンティティ情報を読み出して再生装置に送信し、再生装置からリンク終了通知を受信することで、コンピュータ装置とのリンク動作、および再生装置とのリンク動作を実行し、再生装置は、ユーザが操作を行うための操作部を有するとともに、操作部における入力操作を制御信号として変換装置に出力し、変換装置は、入力された制御信号をコンピュータ装置が読取り可能なパケットのデータ部分に書き込み、このパケットをコンピュータ装置に対して出力し、コンピュータ装置は、入力され、パケットのデータ部分に書き込まれた制御信号に基づいて、格納されている記録データを読み出して変換装置に出力し、変換装置は、出力された記録データを再生装置に伝送し、再生装置は、伝送された記録データを再生することを特徴としている。ここで、コンピュータ装置は、記録データを格納する部分を内蔵していてもよく、また外部記憶手段として保持していてもよいものとする。さらに、コンピュータ装置と再生装置とは、無線等により接続されていてもよいものとする。
【0011】
この場合、データ再生システムが、再生装置により出力された制御信号を、コンピュータ装置が読み取り可能なパケットのデータ部分に書き込み、パケットをコンピュータ装置に対して出力する変換部をさらに備えており、コンピュータ装置が、この変換部から入力されたパケットから制御信号を読み取るようにすれば、再生装置から出力した制御信号を、コンピュータ装置に簡単に取り込むことができる。
【0012】
またコンピュータ装置が、記録データをデジタル信号として変換部に出力し、変換部は、デジタル信号をアナログ信号に変換して再生装置に対して出力するようにすれば、変換部とコンピュータ装置との間のインターフェースを、制御信号を伝送する場合と記録データを伝送する場合とで共用することができる。
【0013】
また、この場合、変換部が、コンピュータ装置により設定される所定のデータを設定データとして記憶しておくとともに、制御信号に所定のコマンドが含まれる場合に、設定データを再生装置に対して出力するようになっていれば、再生装置からの応答要求が時間的にシビアなものである場合に、設定データを返信することで、これに迅速に対応することができる。
【0014】
また、本発明は、次のようなデータ再生システムの発明としても捉えることができる。すなわち、本発明が適用されたデータ再生システムは、コンピュータ装置に接続されるとともに、このコンピュータ装置へのデータの入出力を可能とする第1のバスと、再生装置から、この再生装置における入力操作に基づいて制御信号を出力するための第2のバスと、再生装置に対してコンピュータ装置が出力する再生データを入力するための第3のバスと、第1のバスおよび第2のバスの間に接続され、第2のバスを通じて出力される制御信号を、コンピュータ装置が読み取り可能な信号に変換して第1のバスに伝送する制御信号変換部と、第1のバスおよび第3のバスの間に接続され、第1のバスを通じて出力される再生データを、再生装置が読み取り可能なデータに変換して、第3のバスに伝送する再生データ変換部とを備えていることを特徴としている。
こうした構成により、再生装置から、その入力操作に基づいた制御信号を、第2のバス、制御信号変換部、および第1のバスを通じてコンピュータ装置に対して出力し、またコンピュータ装置から出力された再生データを第1のバス、再生データ変換部および第3のバスを通じて再生装置に出力することができる。
更に、本発明が適用される変換ユニットは、第1の信号と第2の信号とを相互に変換する信号変換手段と、第1の信号を入出力する第1の機器と第2の信号を入出力する第2の機器との間で相互に通信を行う通信手段と、この第1の機器および第2の機器の接続状態を認識する機器認識手段とを備え、この機器認識手段は、第2の機器のアイデンティティ情報を第2の機器から受信してバッファに記憶し、記憶されたアイデンティティ情報を読み出して第1の機器に送信し、この第1の機器からリンク終了通知を受信することで第1の機器および第2の機器の接続状態を認識し、機器認識手段による接続状態の認識の後、第1の機器を介してなされたユーザの入力操作に基づく第1の信号を第2の信号に変換して第2の機器へ送信し、送信した信号により第2の機器にて読み出されたデータを受信して第1の機器へ送信することを特徴としている。ここで、この第1の信号はコントロールバスとオーディオデータであり、第2の信号はUSBデータフレームであることを特徴とすることができる。また、この機器認識手段は、第1の機器にリンク許可要求を送信した後、第1の機器から確認通知を受信した後、第1の機器に対してアイデンティティ情報を送信することを特徴とすることができる。
【0015】
また、本発明は、次のような送受信装置の発明としても捉えることができる。すなわち、本発明が適用された送受信装置は、コンピュータと再生装置との間でデータの送受信を行うために用いられる送受信装置であって、再生装置から出力されるデータコマンドを受信する再生装置側受信部と、再生装置側受信部において受信したデータコマンドを、コンピュータが読み取り可能なデータフレームに変換する第1の変換部と、第1の変換部において変換されたデータフレームをコンピュータに送信するコンピュータ側送信部とを備えたことを特徴としている。これにより再生装置側から出力されるデータコマンドを用いてコンピュータを制御することができる。
【0016】
また、この場合、送受信装置が、コンピュータから出力されたデータフレームを受信するコンピュータ側受信部と、コンピュータ側受信部において受信されたデータフレームの少なくとも一部を、再生装置において読み取り可能なデータコマンドに変換する第2の変換部と、第2の変換部において変換されたデータコマンドを再生装置に対して送信する再生装置側送信部とをさらに備えていることが望ましい。
このような構成により、コンピュータ側の制御データに基づき再生装置を動作させることも可能となる。
【0017】
さらにこの場合、送受信装置が、コンピュータから設定される設定値を記録する設定値記録部と、再生装置からの要求に応じて、設定値を再生装置側送信部を通じて再生装置に対して送信する設定値送信部とをさらに備えていれば、再生装置からの時間的な制限のある要求に対し、迅速に対応が可能となる。
また、コンピュータとのリンク動作、および再生装置とのリンク動作を実行するリンク動作実行部と、このリンク動作実行部によるリンク動作の後、再生装置との間でステータスデータを送信および / または受信することで再生装置との接続を維持する接続維持部とをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0018】
さらに、本発明は次のようなバス変換ユニットの発明としても捉えることができる。
すなわち、本発明が適用されたバス変換ユニットは、所定の規格に準拠する第1のバスが接続可能なハブと、ハブに接続されるとともに、第1のバスからハブに入力される所定のデジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバータと、ハブに接続されるとともに第1のバスと異なる規格に準拠する第2のバスが接続可能とされたバス変換部とを備えている。そしてバス変換部が、第1のバスからハブに入力される所定のデータフレームの信号を所定のコマンドに変換するとともに、この所定のコマンドとして第2のバスから入力される信号を所定のデータフレームに変換して第1のバスに出力することを特徴としている。
【0019】
このような構成により、第1のバスをPC側に、第2のバスを再生装置側に接続すれば、第1のバスを通じてPCからデジタル音楽データが入力されたときは、これをアナログデータに変換することができる、また、PCから第1のバスを通じて制御データが入力されたときは、これを所定のコマンドに変換して第2のバスを通じ再生装置に対して出力することができる。さらに、第2のバスを通じて再生装置側からコマンドが入力された際には、これを所定のデータフレームに変換してPC側に出力することができる。
したがって、この場合、第1のバスは、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルであり、所定のデータフレームはUSBデータフレームであることが好適である。
もちろん、これに限定されず、IEEE1394などの他のバスを利用するようにしてもよい。
【0020】
また、第2のバスは、オーディオ機器のコントロールバスであり、所定のコマンドは、オーディオ機器においてコントロールバスを通じて伝送されるコマンドであることが好適である。
さらに、バス変換部は、コントロールバスを通じてオーディオ機器に接続されるとともに、オーディオ機器からの要求に応じて独自にポーリングのための応答コマンドを当該オーディオ機器に対して出力することが望ましい。
尚、本発明は、ユーザの入力操作によって、データを再生するデータ再生方法において、ユーザが行う入力操作に対応して第1の信号を出力する操作ステップと、この第1の信号とは異なる第2の信号に基づき、格納されているデータを読み出して出力するデータ読み出しステップと、第1の信号と第2の信号とを相互に変換する信号変換ステップと、この操作ステップを実行する第1の機器と信号変換ステップを実行する第2の機器とのリンク動作、およびデータ読み出しステップを実行する第3の機器と第2の機器とのリンク動作を実行するリンク動作ステップとを備え、このリンク動作ステップによって接続状態を認識した後、ユーザの入力操作に応じてデータ格納ステップからデータを再生することを特徴とすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のオーディオシステム(データ再生システム)の全体構成を示す図である。このオーディオシステム1においては、自動車に搭載されるカーオーディオ機器(再生装置)の一ユニットであるヘッドユニット2と、ノートブック型PC(コンピュータ、コンピュータ装置)3とが、USB(Universal Serial Bus)ケーブル(第1のバス)4、変換ユニット(変換部、送受信装置、バス変換ユニット)5、およびオーディオケーブル6を介して接続された構成となっている。そして、このオーディオシステム1は、ノートブック型PC3が内蔵するハードディスクドライブ(データ格納手段)に記録された圧縮オーディオデータからなる音楽データを、カーオーディオ機器にて再生するように動作する。
【0022】
図2は、このオーディオシステム1をブロック図として表したものである。図中に示すように、オーディオケーブル6は、アナログ化された音楽データを伝送可能な2系統のオーディオピンケーブル(第3のバス)9と、ヘッドユニット2と変換ユニット5の間で音楽データ以外のデータのやりとりを行うためのコントロールバス(第2のバス)10とにより構成されている。
【0023】
また、変換ユニット5は、USBハブ12と、USB・DAコンバータ(再生データ変換部)13と、USB/コントロールバス変換部(変換手段、バス変換部、制御信号変換部)14とを備えている。これらのうち、USBハブ12は、USBケーブル4の一端に対して接続されるとともに、USB・DAコンバータ13およびUSB/コントロールバス変換部14の双方に対して接続されている。また、USB・DAコンバータ13は、USBケーブル4およびUSBハブ12を介してノートブック型PC3から伝送されるPCM形式の音楽データをアナログ信号に変換してオーディオピンケーブル9に対して出力する。また、USB/コントロールバス変換部14は、ノートブック型PC3から送信される音楽データ以外のデータを認識して、これをコントロールバス10が伝送可能なコントロールバスコマンドに変換して、コントロールバス10に出力したり、あるいは、ヘッドユニット2側からコントロールバス10を介して送信される所定のコマンドをUSBデータフレームとしてUSBケーブル4側に出力する機能を有する。さらにUSB/コントロールバス変換部14は、ヘッドユニット2側からコントロールバス10を介して送信される所定のコマンドに対して独自に応答する機能も有している。
【0024】
図3は、オーディオシステム1を制御するソフトウェアの構造を示すブロック図である。
図中に示すように、オーディオシステム1は、仮想CDC(Compact Disc Changer)ソフトウェア21、USBデバイスドライバ22、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23、コントロールバス制御ソフトウェア24により制御される。これらのうち、仮想CDCソフトウェア21は、ノートブック型PC3のCPUのプログラム領域上に展開されるソフトウェアであって、ハードディスク上に記録された音楽データを、複数枚のCDを内蔵する一般のCDチェンジャーにおける各CDの音楽データと同様に取り扱うものである。具体的には、この仮想CDCソフトウェア21は、ハードディスクドライブに記録された複数トラックからなる音楽データ群を一つまたは複数の仮想CDとして認識し、各仮想CDからの音楽データの読み出し、デコード等を行うとともに、コントロールバス10を通じてヘッドユニット2から出力される制御信号に応じて、仮想CDCの状態変更(例えば、再生中のトラックの次のトラックを仮想CDから読み出したり、読み出した音楽データに関連する表示データを出力する)を行う機能を有している。さらに、この仮想CDCソフトウェア21は、仮想CDの追加や削除、あるいは仮想CDにある音楽データの登録・削除を画面上で行うためのCDマガジンと呼ばれる表示画面の表示、およびこの表示画面におけるユーザ入力の入力操作を検出する機能を有している。
【0025】
また、USBデバイスドライバ22は、USB・DAコンバータ13を制御するUSBオーディオデバイスドライバ26と、USBハブ12を制御するための汎用USBハブドライバ27と、USB/コントロールバス変換部14を制御するUSB/コントロールバス変換デバイスドライバ28とを備えている。これらのうち、USBオーディオデバイスドライバ26および汎用USBハブドライバ27としては、例えば、ノートブック型PC3のシステム管理を行うOS(Operating System)29に装備されたものが用いられ、USB/コントロールバス変換デバイスドライバ28には、独自に設計したものが用いられる。
【0026】
また、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23は、変換ユニット5のUSB/コントロールバス変換部14に記録されるファームウェアであり、ノートブック型PC3からはUSBデバイスとして取り扱われ、ヘッドユニット2からはCDチェンジャーとして取り扱われるものである。
さらに、コントロールバス制御ソフトウェア24は、ヘッドユニット2に装備された既存のソフトウェアであり、コントロールバス10を通じてCDチェンジャーを制御するための機能を有するものである。
【0027】
次に、このオーディオシステム1における動作を説明する。
このオーディオシステム1においては、主要な動作として、▲1▼最初にノートブック型PC3とヘッドユニット2とを変換ユニット5を介して接続したときに交信を開始するためのイニシャルリンク動作、▲2▼ヘッドユニット2と変換ユニット5とが接続状態を維持するためのタイムポーリング動作、および、▲3▼ユーザのヘッドユニット2における操作に応じてノートブック型PC3からデータをヘッドユニット2に送信するためのユーザ操作対応動作が行われる。以下各動作を説明する。
【0028】
[▲1▼ イニシャルリンク動作]
図4は、イニシャルリンク動作の一例を示すフローチャートである。なお、このイニシャルリンク動作は、ノートブック型PC3およびヘッドユニット2の双方とも電源が投入された状態で行われる。この場合、ノートブック型PC3側では、OS29、仮想CDCソフトウェア21、USBデバイスドライバ22が立ち上げられ、ヘッドユニット2側では、コントロールバス制御ソフトウェア24がそれぞれ立ち上げられた状態とされる。
【0029】
図1に示したように、ノートブック型PC3とヘッドユニット2に接続された変換ユニット5とがUSBケーブル4によって接続されると、USBケーブル4を通じてノートブック型PC3側から変換ユニット5に対して電源が供給され、変換ユニット5では、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が立ち上げられた状態とされる。この状態において図4に示すように、まずノートブック型PC3のOS29は、リンク許可通知を変換ユニット5に対して送信する(ステップS11a)。このとき併せて、仮想CDCソフトウェア21から変換ユニット5に対して仮想CDCソフトウェア21のCDCとしてのアイデンティティ情報が送信される。このアイデンティティ情報は、10枚CDCであることを表すアイデンティティ情報とされる。
一方、このリンク許可通知およびアイデンティティ情報を受けて、変換ユニット5では、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、リンク許可要求データをコントロールバス10を介してヘッドユニット2に対して出力する(ステップS11b)とともに、アイデンティティ情報をバッファ(図示略)に書き込む(ステップS13b)。
【0030】
また、ヘッドユニット2ではリンク許可要求がどの機器から送信されたかを確認するための確認通知をコントロールバス10を通じて送信する(ステップS11c)。変換ユニット5では、この確認通知に対して、バッファに書き込まれた情報をもとに、CDC(仮想CDC)のアイデンティティ情報を出力する(ステップS15b)。これによりヘッドユニット2では、コントロールバス10を通じてCDCが接続されていると認識し、CDC(仮想CDC)に割り当てるべきアドレスを作成するとともに、このアドレスをコントロールバス10を通じて変換ユニット5に送信する(ステップS13c)。変換ユニット5では、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、割り当てられたアドレスをヘッドユニット2に対して返信し(ステップS17b)、ヘッドユニット2のコントロールバス制御ソフトウェア24は、これを受けて、変換ユニット5に対してリンク終了通知を送信する(ステップS15c)。これにより、イニシャルリンク動作が完了する。
【0031】
[▲2▼タイムポーリング動作]
次に、イニシャルリンク動作の後、ヘッドユニット2と変換ユニット5とが接続状態を維持するために行われるタイムポーリング動作について説明する。
図5は、タイムポーリング動作を説明するためのフローチャートである。
イニシャルリンク動作が行われた後、ヘッドユニット2のコントロールバス制御ソフトウェア24は、変換ユニット5に対してステータスの確認通知を送信する(ステップS21c)。これを受けて、変換ユニット5では、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、ノートブック型PC3から設定されてバッファに既に書き込まれているステータスデータを読み出し、ヘッドユニット2に対してこのステータスデータを返信する(ステップS21b)。また、その後、変換ユニット5のコントロールバス制御ソフトウェア24は、600msおきに、ステータス確認通知の送信処理(ステップS21cの処理)を同様に繰り返す。ここで、コントロールバス制御ソフトウェア24は、ステータスデータの返信が3回無ければ、リンクされたデバイスをシステムから切り離すように構成されており、このように、変換ユニット5のUSB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、ヘッドユニット2からの問い合わせに対してバッファに書き込まれているステータスデータを返信するようにすることにより、ヘッドユニット2と変換ユニット5との間の接続が維持される。この場合、ノートブック型PC3に対してステータスを問い合わせる必要が無く、ステータスデータの返信に要する時間が短縮化される。なお、この処理の詳細については後述する。
【0032】
[▲3▼ユーザ操作対応動作]
次に、ユーザがヘッドユニット2において行った操作に応じて、ノートブック型PC3からデータをヘッドユニット2に送信するためのユーザ操作対応動作について説明する。
図6は、ユーザ操作対応動作の一例を説明するためのフローチャートである。▲2▼のタイムポーリング動作が継続的に行われることによりヘッドユニット2と変換ユニット5との接続が維持された状態において、ユーザがヘッドユニット2の例えばAMS(Auto Music Search)ボタンを押すと、コントロールバス制御ソフトウェア24がユーザの操作を検出し、コントロールバス10を通じてUSB/コントロールバス変換部14に対して所定のコマンド(AMS+コマンド)を出力する(ステップS31c)。USB/コントロールバス変換部14では、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、入力されたコマンドが、USB/コントロールバス変換部14において応答するべきコマンドであるか否かを判断する(ステップS31b)。ここで、入力コマンドが、USB/コントロールバス変換部14において応答するべきコマンドでないと判断されたとすると、次に、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23は、USBデータフレームのデータ部分にコントロールバス10のコマンドフレームを書き込む(ステップS33b)。さらに、USB/コントロールバス変換部14は、このようにコントロールバスの10のコマンドフレームが書き込まれたUSBコマンドフレームをノートブック型PC3に対して送信する(ステップS35b)。ノートブック型PC3では、USB/コントロールバス変換デバイスドライバ28が、USBデータフレームのデータ部分がコントロールバス10のコマンドフレームであることを認識し(ステップS31a)、コントロールバス10のコマンドをデコードする(ステップS33a)。
【0033】
さらに、USB/コントロールバス変換デバイスドライバ28は、仮想CDCソフトウェア21に対して、デコードしたコンロールバスコマンドを出力し(ステップS35a)、仮想CDCソフトウェア21ではこのコントロールバスコマンドを実行する(ステップS37a)。この例では、コントロールバスコマンドがAMS+コマンドであるために、仮想CDCソフトウェア21では、再生中のトラックの次のトラックに対して飛び越し動作を行うとともに、次のトラックの音楽データを再生するようにする。すなわちここでは、次のトラックの圧縮オーディオデータからなる音楽データが、仮想CDCソフトウェア21によってデコードされるとともにUSBデータフレームを有するPCM(Pulse Code Modulation)形式のデータとされ、USBケーブル4を通じて変換ユニット5に出力される(ステップS39a)。また、ノートブック型PC3の汎用USBハブドライバ27およびUSBオーディオデバイスドライバ26がUSBハブ12およびUSB・DAコンバータ13を制御することにより、ノートブック型PC3から出力されたPCM形式のデータは、USB・DAコンバータ13においてアナログ化され(ステップS37b)、さらにオーディオケーブル6を介してヘッドユニット2に対して送信されて、カーオーディオ機器において再生される(ステップS32c)。また、この場合、仮想CDCソフトウェア21は、USB/コントロールバス変換デバイスドライバ28に対して、トラックデータ、曲名データ等のデータを出力する。これらのデータは、USBデータフレームの一部とされるとともに、USB/コントロールバス変換デバイスドライバ28によって、USB/コントロールバス変換部14に対して出力される(ステップS39a)。このUSBデータフレームは、USB/コントロールバス変換部14においてコントロールバスコマンドに変換され(ステップS37b)、ヘッドユニット2に出力される。ヘッドユニット2では、コントロールバス制御ソフトウェア24が、このコントロールバスコマンドに基づき、トラックデータ、曲名データ等を表示部等に表示させる(ステップS32c)。
【0034】
次に、上述のようなオーディオシステム1の動作を実現するためのUSB/コントロールバス変換ソフトウェア23の詳細を説明する。
図7は、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23の階層構造を表すソフトウェアブロック図である。
このUSB/コントロールバス変換ソフトウェア23は、上述のようなオーディオシステム1の動作を実現するために、USB/コントロールバス変換部14内において、USBハブ12に対して接続されるUSBポート31と、コントロールバス10に対して接続されるシリアルポート32との間のデータ伝送を行う機能、あるいは、シリアルポート32から入力されたコマンドに対する応答通知をシリアルポート32から出力する機能を有する。
なお、図7に示す階層構造のうちの各ブロックは、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が有する機能を示し、互いに接触する面を有するブロック同士は、インターフェースを有する、つまりデータのやりとりが可能であるとする。
【0035】
また、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23におけるデータの流れを示すのが図8である。
なお、図8中において一重線で表す矩形のブロックは、上述のソフトウェアの階層構造に対応した各処理部を表し、二重線で表す矩形のブロックは、一重線のブロックでの処理に付随してブロック間で転送されるデータを一時的に記録するためのバッファを表す。
まず、このUSB/コントロールバス変換ソフトウェア23において、ノートブック型PC3からUSBデータフレームが送信された際のデータの流れを図8を参照して説明する。
ノートブック型PC3からUSBケーブル4を通じて送信されたUSBデータフレームは、ソフトウェアのUSB受信処理部(コンピュータ側受信部)B1において受信処理がなされる。USB受信処理部B1において受信されたデータは、USBデータフレームの受信の度に、受信USBデータフレームバッファBd1に記録される。
【0036】
受信USBデータフレームバッファBd1に対して書き込まれたUSBデータフレームは、USB受信フィルタ部B2により読み出される。すなわち、USB受信フィルタ部B2は、受信USBデータフレームバッファBd1にUSBデータフレームが存在するときに読み出しを行い、これを意味あるデータ単位に切り分ける。(以降、このように切り分けられたデータをUSBコマンド・ステータスと呼ぶ。)
【0037】
そして、USB受信フィルタ部B2は、このUSBコマンド・ステータスが、コントロールバス10に伝送すべきコマンド(以下、コントロールバスコマンド・ステータスという)である場合には、USB受信フィルタ部B2は、これを送信要求コントロールバスコマンドバッファBd3に対して記録する。なお、USBコマンド・ステータスが、上述のタイムポーリング動作において使用するステータスデータのように、変換ユニット5においてヘッドユニット2からの要求に即座に応答するべきステータスデータを含むときは、こうしたステータスデータを設定値バッファ(設定値記録部)Bd2に対して記録する。設定値バッファBd2に記録されたステータスデータは、後述するように、変換ユニット5においてヘッドユニット2からの要求に即座に応答するために、コントロールバスフィルタ部(第1の変換部、第2の変換部、設定値送信部)B3によって読み出される。
【0038】
さらに、コントロールバスフィルタ部B3は、送信要求コントロールバスコマンドバッファBd3にデータがあるとき、これを取得するとともに、このデータをコントロールバスコマンドフレームに変換して、送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4に記録する。またコントロールバスフィルタ部B3は、同時に、ポート設定部B4に対してコントロールバスコマンド送信要求を出力する。コントロールバスコマンド送信要求を受けたポート設定部B4は、シリアルポート32をシリアル送信が可能な状態に設定する。
さらに、SCI送信処理部(再生装置側送信部)B5が、シリアルポート32が送信可能な状態になっている際に、送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4からデータを読み出し、このデータをシリアルポート32から1バイトずつ送信する。
以上のようにして、ノートブック型PC3からUSBケーブル4を通じて出力されたUSBデータフレームを、コントロールバス10に出力することが可能となる。
【0039】
次に、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、コントロールバス10から入力されたコマンドを、USBデータフレームとしてノートブック型PC3に出力する処理を図8を参照して説明する。
コントロールバス10からシリアルデータが入力された場合に、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23のSCI受信処理部(再生装置側受信部)B6が、ポート設定部B4を制御してシリアルポート32を受信可能な状態とすることによって、コントロールバス10から出力されるシリアルデータを受信する。そして、SCI受信処理部B6は、この受信データに基づきコマンドフレームを作成するとともに、このコマンドフレームを受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5に対して記録する。
【0040】
また、コントロールバスフィルタ部B3は、受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5にコントロールバスコマンドフレームが存在する場合に、これを取得し、コマンド解析を行う。解析の結果、このコマンドが、ノートブック型PC3に対して送るべきコマンドであるときは、コントロールバスフィルタ部B3は、コントロールバスコマンドフレームをデータとする送信USBデータフレームを作成し、これを送信USBデータフレームバッファBd6に対して書き込む。さらに、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23のUSB送信処理部(コンピュータ側送信部)B7は、送信USBデータフレームバッファBd6にデータがある場合に、これをUSBコントローラ用に割り当てられた図示しないメモリに対して設定し、これにより、このメモリからノートブック型PC3に対して送信USBデータフレームが転送される。なお、転送終了後には、USB送信処理部B7は、メモリに記録されたデータを消去する。
以上により、コントロールバス10から入力されたコマンドを、USBデータフレームとしてノートブック型PC3に出力することができる。
【0041】
次に、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23が、コントロールバス10から入力されたコマンドに対して、コントロールバス10を通じて応答する処理を図8を参照して説明する。
コントロールバス10からシリアルデータが入力された場合に、USB/コントロールバス変換ソフトウェア23のSCI受信処理部B6は、ポート設定部B4を制御して、シリアルポート32を受信可能な状態とする。そして、この状態でコントロールバス10から出力されるシリアルデータを受信するとともに、この受信データに基づきコマンドフレームを作成して、このコマンドフレームを受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5に対して記録する。さらに、コントロールバスフィルタ部B3は、受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5にコントロールバスコマンドフレームが存在する場合に、これを取得し、コマンド解析を行う。解析の結果、このコマンドが、上述の設定値バッファBd2に記録された設定値を参照して応答する必要があるコマンドである場合、コントロールバスフィルタ部B3は、設定値バッファBd2に記録された設定値を取得し、送信コントロールバスコマンドフレームを作成するとともに、これを送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4に対して書き込む。またコントロールバスフィルタ部B3は、同時に、ポート設定部B4に対してコントロールバスコマンド送信要求を出力する。コントロールバスコマンド送信要求を受けたポート設定部B4は、シリアルポート32をシリアル送信が可能な状態に設定する。
【0042】
さらに、SCI送信処理部B5は、シリアルポート32が送信可能な状態になっている際に、送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4からデータを読み出し、このデータをシリアルポート32から1バイトずつ送信する。
以上により、時間的にシビアな応答が求められるコマンドやステータスに対して、設定値バッファBd2に書き込まれた設定値を利用し、ノートブック型PC3への問い合わせ等を行うことなく、迅速に応答することが可能となる。
【0043】
次に、上述のようなUSB/コントロールバス変換ソフトウェア23における処理の具体例について説明する。
(1)タイムポーリング処理
この処理は、コントロールバス10に接続された機器に対して、機器の状態を確認するために一定周期(600ms)で送られるコマンドにソフトウェアが応答するための処理であり、上述の▲2▼タイミングポーリング動作におけるUSB/コントロールバス変換部14の処理に相当する。
ヘッドユニット2からコントロールバス10を通じてタイムポーリングコマンド(ステータス確認通知に関するコマンド)が送信されると、SCI受信処理部B6はこれを受信してタイムポーリングコマンドフレームを作成し、このタイムポーリングコマンドフレームを受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5に対して記録する。
また、同時にSCI受信処理部B6は、送信データ受信確認(1バイト)をSCI送信処理部B5に対して出力する。SCI送信処理部B5では、入力された送信データ受信確認をコントロールバス10を通じてヘッドユニット2へ送信する。
【0044】
一方、コントロールバスフィルタ部B3は、受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5からタイムポーリングコマンドフレームを取得するとともに、このコマンドを解析し、さらに設定値バッファBd2から設定値を取得することにより、タイムポーリングの応答コマンド・ステータスを作成する。そして、コントロールバスフィルタ部B3は、この応答コマンド・ステータスを送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4に対して記録する。SCI送信処理部B5では、送信コントロールバスコマンドフレームバッファBd4に記録された応答コマンド・ステータスをコントロールバス10を通じてヘッドユニット2に対して送信する。
なお、上述のように送信データ受信確認や応答コマンド・ステータスをヘッドユニット2に対して送信する際には、タイミング検出部B8(図8参照)において、ポーリング要求出力可能タイミングが検出されるとともに、このポーリング要求出力可能タイミングがポート設定部B4に対して出力される。そして、ポート設定部B4が、このポーリング要求出力可能タイミングに基づいて、シリアルポート32を送信データ受信確認等を出力可能な状態に設定するようにする。
【0045】
(2)曲再生処理
この処理は、ユーザがヘッドユニット2において曲再生開始操作を行うことに伴い、ヘッドユニット2からノートブック型PC3に対してコマンドが送信される際にUSB/コントロールバス変換部14において行われる処理であり、上述の▲3▼ユーザ操作対応動作の他の例に相当する。
ヘッドユニット2からコントロールバス10を通じて曲再生コマンドが送信されると、SCI受信処理部B6はこれを受信して曲再生コマンドフレームを作成し、この曲再生コマンドフレームを受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5に対して記録する。また、同時にSCI受信処理部B6は、送信データ受信確認(1バイト)をSCI送信処理部B5に対して出力する。一方、コントロールバスフィルタ部B3は、受信コントロールバスコマンドフレームバッファBd5から曲再生コマンドフレームを取得するとともに、このコマンドを解析する。その結果、このコマンドは、ノートブック型PC3に転送するべきものであると解析されるので、コントロールバスフィルタ部B3は、この曲再生コマンドフレームを、USBデータフレームに変換し、さらに送信USBデータフレームバッファBd6に対して記録する。送信USBデータフレームバッファBd6に記録された曲再生に関するUSBデータフレームは、USB送信処理部B7によって、ノートブック型PC3に対して転送される。
【0046】
以上説明したように、本実施の形態においては、ヘッドユニット2がユーザの行う入力操作に対応してコントロールバスコマンドを出力するとともに、このコントロールバスコマンドを、変換ユニット5のUSBコントロールバス変換部14が、異なるインターフェース規格に準拠するUSBデータフレーム(パケット)のデータ部分に書き込むことにより変換し、ノートブック型PC3に出力する。さらに、ノートブック型PC3においては、仮想CDCソフトウェア21が、入力されたUSBデータフレームを解析してコントロールバスコマンドを読み出し、これに基づいてハードディスクドライブに格納された音楽データを読み出して出力する。そして、この音楽データを、ヘッドユニット2側に伝送してカーオーディオ機器において再生することとなっている。
【0047】
これにより、ヘッドユニット2における操作に基づいてノートブック型PC3を制御して、ノートブック型PC3に格納された圧縮オーディオデータを、カーオーディオ機器において再生することが可能となる。また、この場合、圧縮オーディオデータをノートブック型PC3側でデコードするとともに、USB・DAコンバータ13においてアナログ変換してヘッドユニット2側に送信するようにしているので、カーオーディオ機器側においては、アナログオーディオデータが直接入力されることとなり、圧縮オーディオデータをデコードするためのLSIが必要とならない。すなわち、ユーザは、各オーディオ機器に対してノートブック型PC3を変換ユニット5を介して接続するのみで、圧縮オーディオデータとされた音楽を聴くことができ、ユーザが、圧縮オーディオデータから音楽を聴く場合に、音楽を聴くシチュエーションごとにデコーダLSIを搭載したオーディオ機器を用意する必要が無い。これにより、ユーザにとってのトータルコストを削減することができるととともに、環境負荷の低減化を図ることが可能となる。また、ユーザがさまざまなシチュエーションで音楽を聴くために、多くの記憶媒体に音楽データを書き込む必要がないことから、ユーザによる使用性を向上させることができる。
【0048】
また、本実施の形態においては、ノートブック型PC3に、USBケーブル4を通じて、USBデータフレームのデータ部分に書き込まれたコントロールバスコマンドが入力されるとともに、ノートブック型PC3からUSBケーブル4を通じて、USBデータとしての音楽データが出力されるようになっている。このように、コントロールバスコマンドと音楽データとを、同一の入出力インターフェースを介してノートブック型PC3に対して送受信することができるので、USBなどのコンピュータ用のインターフェースを用いて容易にオーディオシステム1を構築することができる。
【0049】
さらに、本実施の形態においては、変換ユニット5において、ノートブック型PC3側から設定された設定データを設定値バッファに記憶しておくとともに、コントロールバスコマンドに、ヘッドユニット2からのタイムポーリング要求などの所定のコマンドが含まれる場合に、設定データを変換ユニット5からヘッドユニット2側に返信するようになっている。これにより、ヘッドユニット2からの応答要求が時間的にシビアなものである場合にも、迅速な対応が可能となり、ヘッドユニット2から見て実際のCDチェンジャーが接続された状態と同様の状態を実現することができる。
つまり、ノートブック型PC3を、オーディオピンケーブル9とコントロールバス10とからなるオーディオケーブル6、変換ユニット5、およびUSBケーブル4を用いてヘッドユニット2に接続することにより、ノートブック型PC3を、現実のCDチェンジャーと同様の機能をもったものとして扱うことができるのである。
【0050】
そして、本実施の形態の変換ユニット5によれば、ノートブック型PC3とともに、自動車内に持ち込み、ヘッドユニット2に対して接続することにより、ノートブック型PC3にCDチェンジャーと同様の機能を実現させ、ユーザのコストの低減化や利用性の向上に寄与することが可能となる。
【0051】
なお、上記実施の形態において、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、他の構成を採用するようにしてもよい。例えば、上記実施の形態において、ノートブック型PC3と変換ユニット5とはUSBケーブル4で接続されていたが、これに限定されず、IEEE1394などの他のバスを利用するようにしてもよい。また、ノートブック型PC3と変換ユニット5とを、Bluetoothや無線LAN等を利用して無線接続するようにしてもよい。
【0052】
また、上記実施の形態において、変換ユニット5は、独立したユニットとされていたが、これに限らず、変換ユニット5をヘッドユニット2に内蔵させてもよいし、あるいはノートブック型PC3に内蔵させることもできる。
【0053】
さらに、上記実施の形態では、ノートブック型PC3のハードディスクに対して音楽データが格納された構成とされていたが、他の形態の内部記憶手段、あるいは、CD−RやMD、メモリーカード等の外部記憶手段に音楽データが格納されていてもよい。また、ノートブック型PC3の代わりに、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話などの、他のコンピュータ装置を採用するようにしてもよい。
【0054】
さらに、上記実施の形態では、ノートブック型PC3に格納された音楽データをヘッドユニット2側で再生することとされていたが、これに限定されず、ノートブック型PC3に格納された映像データ等の再生に本発明を適用するようにしてもよい。
また、上記実施の形態において、データ再生装置としてのカーオーディオ機器の代わりに、カーナビゲーション装置、あるいは他のオーディオ機器あるいはオーディオ・ビジュアル機器を採用することができる。
これ以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザがさまざまなシチュエーションでデータを再生する際に、多くの内蔵LSIや記憶媒体を必要とせず、その結果、ユーザにとってのコストを低減化することができる。また、この際、ユーザによる記憶媒体への書き込み作業が必要とならず、その結果、ユーザによる利用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるオーディオシステムの全体構成を示す外観図である。
【図2】 図1に示したオーディオシステムのブロック図である。
【図3】 同、ソフトウェアブロック図である。
【図4】 図1から3に示したオーディオシステムにおけるイニシャルリンク動作の処理内容を表すフローチャートである。
【図5】 同、タイムポーリング動作の処理内容を表すフローチャートである。
【図6】 同、ユーザのヘッドユニットにおける入力操作に基づく動作(ユーザ操作対応動作)の処理内容を表すフローチャートである。
【図7】 図3に示したUSB/コントロールバス変換ソフトウェアの階層構造図である。
【図8】 同、機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…オーディオシステム(データ再生システム)、2…ヘッドユニット、3…ノートブック型PC(コンピュータ、コンピュータ装置)、4…USBケーブル(第1のバス)、5…変換ユニット(変換部、送受信装置、バス変換ユニット)、9…オーディオピンケーブル(第3のバス)、10…コントロールバス(第2のバス)、12…USBハブ、13…USB・DAコンバータ(再生データ変換部)、14…USB/コントロールバス変換部(変換手段、バス変換部、制御信号変換部)

Claims (12)

  1. 第1の機器と、データを格納する第3の機器と、当該第1の機器および当該第3の機器に接続され当該第1の機器および当該第3の機器からの制御信号を相互に変換する第2の機器と、が接続されたシステムによって前記データの再生を行うデータ再生システムであって、
    前記第1の機器に設けられ、ユーザが行う入力操作に対応して第1の制御信号を出力する操作手段と、
    前記第3の機器に設けられ、格納された前記データをデコードするデコード手段と、
    前記第2の機器に設けられ、前記操作手段から出力された前記第1の制御信号と、当該第1の制御信号とは異なる第2の制御信号とを相互に変換する変換ソフトウェア、および前記データをアナログデータに変換するD / A変換機を備えた変換手段と、
    前記変換手段に前記第3の機器が接続されると、接続された当該第3の機器のアイデンティティ情報を前記第2の機器に記憶するアイデンティティ情報記憶手段と、
    前記第3の機器が前記変換手段に接続されると、当該変換手段を通して受信する当該第3の機器の前記アイデンティティ情報を基に当該第3の機器との接続を当該第1の機器にて認識し、リンク終了通知を前記変換手段に与える接続手段と
    前記第1の機器と前記第3の機器との接続が前記アイデンティティ情報に基づいて前記接続手段により確認された後、前記操作手段からの出力に基づき、前記第3の機器に格納された前記データを前記デコード手段および前記変換手段を通して当該第1の機器にて再生する再生手段と
    を備えたことを特徴とするデータ再生システム。
  2. 前記変換手段は前記第1の機器からの確認通知を受信後、所定時間ごとに確認データを第1の機器に対して送信し
    前記第1の機器と前記第2の機器との接続を維持することを特徴とする請求項1記載のデータ再生システム。
  3. 前記変換手段は前記第1の機器からの確認通知を受信後、所定時間ごとに確認データを前記第1の機器に対して送信し、所定回数、前記第1の機器からの返信がない場合には、前記第1の機器と前記第2の機器との接続を遮断することを特徴とする請求項1記載のデータ再生システム。
  4. 前記第3の機器は、可搬性のあるコンピュータであり、
    前記第2の制御信号は、前記コンピュータが読み取り可能なデータフレームにて構成され、前記データを、当該第2の制御信号と同一のデータフレームとされたデータ信号として出力することを特徴とする請求項1記載のデータ再生システム。
  5. 前記操作手段が設けられる前記第1の機器は車載用機器であり、
    前記再生手段は、前記車載用機器を介して前記データを再生することを特徴とする請求項1記載のデータ再生システム。
  6. 格納された記録データを読み出して出力するコンピュータ装置と、
    前記コンピュータ装置に第1のケーブルを介して接続される変換装置と、
    前記第1のケーブルとは異なるインターフェース規格に準拠する第2のケーブルを介して前記変換装置に接続される再生装置とを備え、
    前記変換装置は、前記コンピュータ装置のアイデンティティ情報を当該コンピュータ装置から受信してバッファに記憶し、記憶された当該アイデンティティ情報を読み出して前記再生装置に送信し、当該再生装置からリンク終了通知を受信することで、当該コンピュータ装置とのリンク動作、および当該再生装置とのリンク動作を実行し、
    前記再生装置は、ユーザが操作を行うための操作部を有するとともに、当該操作部における入力操作を制御信号として前記変換装置に出力し、
    前記変換装置は、入力された前記制御信号を前記コンピュータ装置が読取り可能なパケットのデータ部分に書き込み、当該パケットを当該コンピュータ装置に対して出力し、
    前記コンピュータ装置は、入力され、前記パケットのデータ部分に書き込まれた前記制御信号に基づいて、格納されている前記記録データを読み出して前記変換装置に出力し、
    前記変換装置は、出力された前記記録データを前記再生装置に伝送し、
    前記再生装置は、伝送された前記記録データを再生すること
    を特徴とするデータ再生システム。
  7. 前記変換装置は、前記リンク動作の後、前記再生装置との間でステータスデータを送信および/または受信することで当該再生装置との接続を維持することを特徴とする請求項6記載のデータ再生システム。
  8. 前記変換装置は、前記コンピュータ装置により設定される所定のデータを設定データとして記憶しておくとともに、前記制御信号に所定のコマンドが含まれる場合には、前記設定データを前記再生装置に対して出力することを特徴とする請求項6記載のデータ再生システム。
  9. 第1の信号と第2の信号とを相互に変換する信号変換手段と、
    前記第1の信号を入出力する第1の機器と前記第2の信号を入出力する第2の機器との間で相互に通信を行う通信手段と、
    前記第1の機器および前記第2の機器の接続状態を認識する機器認識手段とを備え、
    前記機器認識手段は、前記第2の機器のアイデンティティ情報を当該第2の機器から受信してバッファに記憶し、記憶された当該アイデンティティ情報を読み出して前記第1の機器に送信し、当該第1の機器からリンク終了通知を受信することで当該第1の機器および当該第2の機器の接続状態を認識し、
    前記機器認識手段による接続状態の認識の後、前記第1の機器を介してなされたユーザの入力操作に基づく前記第1の信号を前記第2の信号に変換して前記第2の機器へ送信し、送信した信号により前記第2の機器にて読み出されたデータを受信して当該第1の機器へ送信することを特徴とする変換ユニット。
  10. 前記第1の信号はコントロールバスとオーディオデータであり、
    前記第2の信号はUSBデータフレームであることを特徴とする請求項9記載の変換ユニット。
  11. 前記機器認識手段は、前記第1の機器にリンク許可要求を送信した後、当該第1の機器から確認通知を受信した後、当該第1の機器に対して前記アイデンティティ情報を送信することを特徴とする請求項9記載の変換ユニット。
  12. ユーザの入力操作によって、データを再生するデータ再生方法において、
    ユーザが行う入力操作に対応して第1の信号を出力する操作ステップと
    前記第1の信号とは異なる第2の信号に基づき、格納されているデータを読み出して出力するデータ読み出しステップと、
    前記第1の信号と前記第2の信号とを相互に変換する信号変換ステップと、
    前記操作ステップを実行する第1の機器と前記信号変換ステップを実行する第2の機器とのリンク動作、および前記データ読み出しステップを実行する第3の機器と前記第2の機器とのリンク動作を実行するリンク動作ステップとを備え、
    前記リンク動作ステップは、前記第3の機器のアイデンティティ情報を当該第3の機器から受信してバッファに記憶し、記憶された当該アイデンティティ情報を読み出して前記第1の機器に送信し、当該第1の機器からリンク終了通知を受信することで当該第1の機器と当該第3の機器とのイニシャルリンク動作を実行し、
    前記リンク動作ステップによって接続状態を認識した後、ユーザの前記入力操作に応じて前記データを再生する
    ことを特徴とするデータ再生方法。
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