JP3757459B2 - ベローズ式燃料ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベローズ式燃料ポンプの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
筒内に臨むインジェクタを介して燃料を筒内に直接噴射するエンジンの場合、燃料の噴射圧力を十分に高められる小型の燃料ポンプとして、ベローズ式燃料ポンプを用いることが考えられる。
【0003】
従来のベローズ式燃料ポンプとして、例えば特開平4−187865号公報に開示されたものは、伸縮可能な筒形をしたベローズを備え、ベローズの内側は空洞となっておりポンプ室を構成している。
【0004】
ベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構を備え、ベローズの内側にはスプリングが収装され、駆動機構に追従させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のベローズ式燃料ポンプにあっては、ポンプ室としてベローズ内が空洞になっているため、ポンプ室に多くの燃料が充填され、ポンプ回転数が上昇するのに伴ってベローズが伸長する吸入行程で大量の気泡が生じる。ベローズが伸長する吸入行程でポンプ室に大量の気泡が生じると、ポンプ室の圧力低下が少なくなり、入口側チェック弁を介してポンプ室に吸入される燃料量が不足して、ポンプ吐出量が不足するという問題点が考えられる。
【0006】
また、駆動回転数が上昇するのに伴って、入口側チェック弁の閉じるタイミングが遅くなり、ベローズが収縮する吐出行程まで遅くなると、吸入通路に圧力変動が発生し、高圧レギュレータの調圧値が変動するという問題点が考えられる。
【0007】
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、ベローズ式燃料ポンプにおいて、吸入効率を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のベローズ式燃料ポンプは、
伸縮可能な筒形をしたベローズと、
ベローズの固定端が固定されるハウジングと、
ベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構と、
ベローズに吸入される燃料を導く吸入通路と、
吸入通路を通ってベローズに流入する燃料に対して開弁する入口側チェック弁と、
ベローズから吐出される燃料を導く吐出通路と、
吐出通路を通ってベローズから流出する燃料に対して開弁する出口側チェック弁と、
を備えるベローズ式燃料ポンプにおいて、
前記ベローズ内の無駄容積を埋める埋設部材を備え、
前記ベローズの固定端に前記埋設部材の基端部を固定し、
前記埋設部材の先端面とベローズの可動端の間にポンプ室を画成し、
前記埋設部材の両端部を結ぶ第1連通路を配設し、
前記第1連通路の基端面に第2連通路を延設し、
吸入通路と吐出通路を独立して前記第2連通路に接続する。
【0011】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプは、請求項1に記載の発明において、
前記ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備え、
環状部材に埋設部材の基端部を圧入する。
【0012】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプは、請求項1に記載の発明において、
前記ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備え、
環状部材とハウジングの間に挟持されるフランジ部を埋設部材の基端部に形成する。
【0013】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプは、請求項1からのいずれか一つに記載の発明において、
前記埋設部材に入口側チェック弁または出口側チェック弁の少なくとも一方を収装する。
【0014】
請求項5に記載のベローズ式燃料ポンプは、
伸縮可能な筒形をしたベローズと、
ベローズの固定端が固定されるハウジングと、
ベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構と、
ベローズに吸入される燃料を導く吸入通路と、
吸入通路を通ってベローズに流入する燃料に対して開弁する入口側チェック弁と、
ベローズから吐出される燃料を導く吐出通路と、
吐出通路を通ってベローズから流出する燃料に対して開弁する出口側チェック弁と、
を備えるベローズ式燃料ポンプにおいて、
弾性材により形成され、前記ベローズ内の無駄容積を埋めて可動端側に充填された埋設部材を備える。
【0015】
請求項6に記載のベローズ式燃料ポンプは、請求項5に記載の発明において、前記ベローズの可動端に埋設部材の先端部を固定する。
【0016】
【作用】
請求項1に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、駆動機構を介してベローズが伸長することにより、吸入通路が入口側チェック弁によって開かれ、燃料がベローズと埋設部材の間で拡大するポンプ室に吸入される。
【0017】
駆動機構を介してベローズが収縮することにより、ポンプ室の圧力が吐出通路より上昇すると、出口側チェック弁が開き、燃料がベローズと埋設部材の間で圧縮されるポンプ室から吐出通路に流出する。
【0018】
ベローズ内の無駄容積を埋める埋設部材を備えるため、ベローズの伸縮に伴って生じるポンプ室の体積変化の割合(最大体積と最小体積の割合)が大きくなる。埋設部材がベローズ内の無駄容積を埋めてポンプ室に充填される燃料量が少なくなるため、ベローズが伸長する吸入行程でポンプ室に燃料から生じる気泡の量も少なくなる。ポンプ室に生じる気泡の量が少なくなることにより、ベローズの伸長に伴って生じるポンプ室の圧力低下が大きくなり、入口側チェック弁を介してポンプ室に吸入される燃料量が不足することが抑えられ、所期のポンプ吐出量が得られる。
【0019】
また、燃料ポンプの駆動回転数が上昇するのに伴って、入口側チェック弁の閉じるタイミングが遅くなることが抑えられ、吸入通路に圧力変動が発生することを防止できる。
【0020】
さらに、駆動機構を介してベローズが伸長することにより、吸入通路が入口側チェック弁によって開かれ、燃料が吸入通路から連通路を通って、埋設部材の先端面とベローズの間で拡大するポンプ室に吸入される。
【0021】
駆動機構を介してベローズが収縮することにより、ポンプ室の圧力が吐出通路より上昇すると、出口側チェック弁が開き、燃料が埋設部材の先端面とベローズの間で圧縮されるポンプ室から連通路を通って吐出通路に流出する。
【0022】
埋設部材の先端面とベローズの間で画成されるポンプ室は連通路を介して吸入通路と吐出通路に連通しているため、ポンプ室の伸縮に伴って燃料が連通路を通って円滑に流れ、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0023】
また、連通路を埋設部材の基端面に延設することにより、吸入通路と吐出通路を独立して連通路に接続することが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0024】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備えることにより、環状部材に埋設部材の基端部を圧入することが可能となり、埋設部材の基端部をベローズの固定端に固定することができる。
【0025】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、埋設部材の基端部に環状部材とハウジングの間に挟持されるフランジ部を形成することにより、埋設部材の基端部がベローズの固定端に固定され、埋設部材の軸方向の位置決めが確実に行われる。
【0026】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、埋設部材にチェック弁を収装する構造により、ベローズと埋設部材およびチェック弁をユニット化して、生産性を高められる。
【0027】
請求項5に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、埋設部材を弾性材により形成することにより、ベローズの可動端側に充填することが可能となる。
【0028】
ベローズの可動端側に埋設部材を充填し、埋設部材の基端面とハウジングの間にポンプ室を画成する構造により、吸入通路と吐出通路をポンプ室に面して直接開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0029】
請求項6に記載のベローズ式燃料ポンプにおいて、ベローズの可動端に埋設部材の先端部を固定する構造により、駆動機構を介してベローズが伸長することにより、吸入通路が入口側チェック弁によって開かれ、燃料が吸入通路を通って、埋設部材の基端面とハウジングの間で拡大するポンプ室に吸入される。
【0030】
駆動機構を介してベローズが収縮することにより、ポンプ室の圧力が吐出通路より上昇すると、出口側チェック弁が開き、燃料が埋設部材の基端面とハウジングの間で圧縮されるポンプ室から吐出通路に流出する。
【0031】
ベローズの可動端に埋設部材の先端部を固定し、埋設部材の基端面とハウジングの間にポンプ室を画成する構造により、吸入通路と吐出通路をポンプ室に面して直接開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0033】
図1において、10は直接筒内噴射式火花点火エンジンに備えられるベローズ式燃料ポンプであり、各気筒内に臨む燃料噴射弁に燃料を圧送する。
【0034】
燃料ポンプ10は、図示しないシリンダヘッドに結合されるポンプハウジング11と、ポンプハウジング11に回転可能に支承されるポンプシャフト12と、ポンプシャフト12に一体形成されるアキシャルカム13と、アキシャルカム13に追従して往復動する複数のベローズ20等を備える。
【0035】
ポンプシャフト12は、その端部がツメ14等を介して図示しないカムシャフトの後端部に係合し、カムシャフトと共に回転するようになっている。
【0036】
燃料ポンプ10は、アキシャルカム13の回転に伴ってベローズ20が伸長することにより、吸入通路(低圧燃料供給通路)21を介して導かれる燃料を吸い込む。吸入通路21には図示しない低圧燃料ポンプから吐出される燃料が低圧レギュレータを介して所定圧力に調節されて供給される。
【0037】
燃料ポンプ10は、アキシャルカム13の回転に伴ってベローズ20が収縮することにより、加圧した燃料を吐出通路(高圧燃料供給通路)22へと吐出する。吐出通路22から圧送される燃料は、図示しない高圧レギュレータ等を介して所定圧力に調節され、各気筒の燃料噴射弁に供給される。
【0038】
ベローズ20はその断面がラビリンス状に曲折した円筒形をしており、軸方向に伸縮可能に構成される。
【0039】
ベローズ20の固定端は環状部材23を介してポンプハウジング11側に固定される。すなわち、ベローズ20の固定端に環状部材23が結合され、環状部材23はポンプハウジング11内に設けられた各ブロック24,25の間に挟持される。環状部材23とブロック25の間にはシールリング29が介装される。
【0040】
ベローズ20の可動端はベローズガイド31および斜板32を介してアキシャルカム13に追従して往復動する。すなわち、ベローズガイド31と斜板32およびアキシャルカム13等によってベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構が構成される。なお、この駆動機構として、ベローズ20の軸方向と直交する回転軸を持つラジアル式カム等を設けてもよい。
【0041】
ベローズ20の可動端は環状部材33および冠面部材34を介してベローズガイド31の底部に結合される。
【0042】
有底円筒状をしたベローズガイド31はブロック24に形成されたシリンダ26に摺動可能に嵌合している。ベローズガイド31の先端が斜板32に当接する。斜板32はスラストベアリング35およびラジアルベアリング36を介してアキシャルカム13に対して回転可能に設けられる。これにより、アキシャルカム13の回転に伴ってベローズガイド31が斜板32を介して伸縮方向に往復動して、ベローズ20を伸縮するようになっている。
【0043】
ベローズ20の内部空間がポンプ室40を構成する。ポンプ室40は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に連通するとともに、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に連通する。ブロック25にはベローズ20内のポンプ室40に開口する出入口43が形成される。出入口43は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続するとともに、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0044】
入口側チェック弁41はスプリング44の付勢力によりバルブシート45に着座し、吸入通路22から出入口43を通ってポンプ室40に流入する燃料に対して開弁する。
【0045】
出口側チェック弁42はスプリング46の付勢力によりバルブシート45に着座し、ポンプ室40から出入口43を通って吐出通路22へと流出する燃料に対して開弁する。
【0046】
ところで、従来のベローズ式燃料ポンプは、ベローズ内のポンプ室が円柱状の空洞になっているため、ポンプ室に多くの燃料が充填され、ポンプ回転数が上昇するのに伴ってベローズが伸長する吸入行程で大量の気泡が生じる。ベローズが伸長する吸入行程でポンプ室に大量の気泡が生じると、ポンプ室の圧力低下が少なくなり、入口側チェック弁を介してポンプ室に吸入される燃料量が不足して、ポンプ吐出量が不足するという問題点が考えられる。
【0047】
また、駆動回転数が上昇するのに伴って、入口側チェック弁の閉じるタイミングが遅くなり、ベローズが収縮する吐出行程まで遅くなると、吸入通路に圧力変動が発生し、高圧レギュレータの調圧値が変動するという問題点が考えられる。
【0048】
本発明はこれに対処して、ベローズ20内の無駄容積を埋める埋設部材50が設けられる。埋設部材50は体積弾性率の高い材質により円柱状に形成される。
【0049】
埋設部材50はベローズ20の内径よりわずかに小さい外径を持つ円柱状に形成される。埋設部材50の基端部は環状部材26の内周面に圧入される。すなわち、埋設部材50の基端部は環状部材26を介してベローズ20の固定端と共にポンプハウジング11側に固定される。
【0050】
埋設部材50の軸方向の長さはベローズ20の最収縮時にブロック25と冠面部材34間の距離よりわずかに小さいく形成される。すなわち、図1に示すように、ベローズ20が伸長するのに伴って、冠面部材34と埋設部材50の先端面の間に間隙が画成され、この間隙がポンプ室40を構成するようになっている。
【0051】
埋設部材50にはその両端部を結ぶ連通路51が形成される。図2にも示すように、連通路51は埋設部材50の外周面に刻まれた1条の溝57によってベローズ20との間に画成される。連通路51はベローズ20の伸縮方向に伸び、その一端がブロック25の出入口43に連通し、その他端が埋設部材50の先端面と冠面部材34の間隙に連通している。
【0052】
図3にも示すように、埋設部材50の基端面から突出するノックピン52が設けられる一方、ブロック25にノックピン52を嵌合させる図示しない位置決め穴が形成される。ノックピン52および位置決め穴は埋設部材50の中心よりオフセットして設けられる。ノックピン52がブロック25の位置決め穴に嵌合することにより、埋設部材50の回転方向の位置決めが行われ、連通路51がブロック25の出入口43と連通する位置に保持される。
【0053】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0054】
燃料ポンプ10は、アキシャルカム13の回転に伴ってベローズ20が伸長することにより、吸入通路21が入口側チェック弁41によって開かれ、燃料が吸入通路21から出入口43と連通路51を通って、拡大するポンプ室40の間隙に吸入される。
【0055】
燃料ポンプ10は、アキシャルカム13の回転に伴ってベローズ20が収縮することにより、ポンプ室40の圧力が吐出通路22より上昇すると、出口側チェック弁42が開き、ポンプ室40の間隙で圧縮される燃料が連通路51と出入口43を通って吐出通路22に流出し、吐出通路22から各気筒に臨む燃料噴射弁に供給される。
【0056】
燃料ポンプ10は、ベローズ20内の無駄容積を埋める埋設部材50を備えるため、ベローズ20の伸縮に伴って生じるポンプ室40の体積変化の割合が大きくなる。ポンプ室40に充填される燃料量が少ないため、ベローズ20が伸長する吸入行程でポンプ室40に燃料から生じる気泡の量も少なくなる。ポンプ室40に生じる気泡の量が少なくなることにより、ベローズ20の伸長に伴って生じるポンプ室40の圧力低下が大きくなり、入口側チェック弁41を介してポンプ室40に吸入される燃料量が不足することが抑えられ、所期のポンプ吐出量が得られる。
【0057】
また、燃料ポンプ10の駆動回転数が上昇するのに伴って、入口側チェック弁41の閉じるタイミングが遅くなることが抑えられ、吸入通路21に圧力変動が発生することを防止できる。
【0058】
埋設部材50の両端部を結ぶ連通路51が出入口43とポンプ室40を連通しているため、ポンプ室40の伸縮に伴って燃料が連通路51を通って出入口43から円滑に流れ、燃料ポンプ10の圧力損失を低減することができる。
【0059】
次に、図4、図5に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0060】
連通路51は埋設部材50の外周面に刻まれた溝57と、埋設部材50の基端面に刻まれた溝58によって画成され、L字状に延びている。
【0061】
ブロック25には入口54と出口55が独立して形成される。入口54と出口55は溝58によって画成された連通路51に面してそれぞれ開口している。入口54は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続する。出口55は、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0062】
埋設部材50はノックピン52を介して回転方向の位置決めが行われ、連通路51がブロック25の入口54と出口55と連通する位置に保持される。
【0063】
この場合、埋設部材50の基端面に刻まれた溝58を介して、ポンプ室40に燃料を導入する入口54とポンプ室40から燃料を吐出する出口55を独立して配設することが可能となり、燃料ポンプの圧力損失をさらに低減することができる。
【0064】
次に、図6に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0065】
埋設部材50の基端面から中央突起60が軸方向に突出し、中央突起60のまわりに図示しないブロックとの間に環状間隙59が画成される。この環状間隙59と埋設部材50の外周面に刻まれた溝57によって連通路51が画成される。
【0066】
この場合も、埋設部材50の基端面によって画成された環状間隙を介して、ポンプ室に燃料を導入する入口とポンプ室から燃料を吐出する出口を独立して配設することが可能となり、燃料ポンプの圧力損失をさらに低減することができる。
【0067】
次に、図7、図8に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0068】
埋設部材50はその基端側に環状に拡がるフランジ部63を持つ円柱状に形成される。埋設部材50のフランジ部63は環状部材26とブロック25の間に挟持される。すなわち、埋設部材50の基端部はフランジ部63を介してベローズ20の固定端と共にポンプハウジング11側に固定される。
【0069】
連通路51は埋設部材50の外周面に刻まれた溝57と、埋設部材50の基端面に開口した穴64によって画成される。フランジ部63とブロック25の間にはシールリング67が介装される。
【0070】
ブロック25には入口65と出口66がそれぞれブロック25の穴64に面して開口するように形成される。入口65は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続する。出口66は、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0071】
埋設部材50はノックピン52を介して回転方向の位置決めが行われ、連通路51がブロック25の入口65と出口66と連通する位置に保持される。
【0072】
この場合、埋設部材50はフランジ部63を介して軸方向の位置決めが確実に行われ、埋設部材50の組み付け精度を高められる。
【0073】
次に、図9、図10に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0074】
埋設部材50はその基端側に環状に拡がるフランジ部63を持つ円柱状に形成される。埋設部材50のフランジ部63は環状部材26とブロック25の間に挟持され、埋設部材50の組み付け精度を高められる。
【0075】
連通路51は埋設部材50の外周面に刻まれた溝57と、埋設部材50の基端面に開口した穴64と、埋設部材50の基端面に円盤状に窪む凹部68によって画成される。
【0076】
ブロック25には入口54と出口55が独立して形成される。入口54と出口55は凹部68に面してそれぞれ開口している。入口54は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続する。出口55は、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0077】
埋設部材50はノックピン52を介して回転方向の位置決めが行われ、連通路51がブロック25の入口54と出口55と連通する位置に保持される。
【0078】
この場合、埋設部材50の基端面に窪む凹部68を介して、ポンプ室40に燃料を導入する入口54とポンプ室40から燃料を吐出する出口55を独立して配設することが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0079】
次に、図11に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0080】
埋設部材50はその基端側に環状に拡がるフランジ部63を持つ円柱状に形成される。埋設部材50のフランジ部63は環状部材26とブロック25の間に挟持され、埋設部材50の組み付け精度を高められる。
【0081】
埋設部材50の内部に入口側チェック弁71と出口側チェック弁72が介装される。
【0082】
入口側チェック弁71はスプリング74の付勢力によりバルブシート75に着座し、吸入通路からポンプ室40に流入する燃料に対して開弁する。
【0083】
出口側チェック弁72はスプリング76の付勢力によりバルブシート73に着座し、ポンプ室40から吐出通路へと流出する燃料に対して開弁する。
【0084】
この場合、埋設部材50の内部に入口側チェック弁71と出口側チェック弁72が介装される構造により、これらをベローズ20と共にユニット化して、生産性を高めることができる。
【0085】
次に、図12に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0086】
埋設部材80はベローズ20の内径よりわずかに小さい外径を持つ円柱状に形成される。埋設部材80の先端部は環状部材33の内周面に圧入される。すなわち、埋設部材80の先端部は環状部材33を介してベローズ20の可動端に固定され、ベローズ20と共に往復動する。
【0087】
冠面部材34には埋設部材80に嵌合する突起81が形成される。
【0088】
埋設部材80はベローズ20の最収縮時にブロック25と冠面部材34間の距離よりわずかに小さい長さを持つ円柱状に形成される。すなわち、ベローズ20が伸長するのに伴って、ポンプハウジング側に固定されたブロック25と埋設部材80の基端面の間に間隙が画成され、この間隙がポンプ室40を構成する。
【0089】
ブロック25には入口54と出口55が独立して形成される。入口54と出口55はポンプ室40に面してそれぞれ開口している。入口54は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続する。出口55は、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0090】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0091】
燃料ポンプは、アキシャルカムの回転に伴ってベローズ20が伸長することにより、吸入通路21が入口側チェック弁41によって開かれ、吸入通路21から入口54を通って、拡大するポンプ室40に吸入される。
【0092】
アキシャルカムの回転に伴ってベローズが収縮することにより、ポンプ室40の圧力が吐出通路22より上昇すると、出口側チェック弁42が開き、ポンプ室40の間隙で圧縮される燃料が出口55を通って吐出通路22に流出し、吐出通路22から各気筒に臨む燃料噴射弁に供給される。
【0093】
燃料ポンプは、ベローズ20内の無駄容積を埋める埋設部材80を備えるため、ベローズ20の伸縮に伴って生じるポンプ室40の体積変化の割合が大きくなり、ポンプ室40に生じる気泡の量が少なくなることにより、所期のポンプ吐出量が得られる。
【0094】
この場合、埋設部材80の先端部をベローズ20の可動端に固定され、埋設部材80の基端面によってポンプ室40を画成する構造のため、前記実施形態における埋設部材の両端部を結ぶ連通路を廃止し、入口54と出口55をポンプ室40に面してそれぞれ開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失をさらに低減することができる。
【0095】
次に、図13に示す実施形態について説明する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0096】
埋設部材90は例えばフッ素ゴム等の弾性材により形成され、ベローズ20の内部に充填され、ベローズ20と共に伸縮する。埋設部材90はベローズ20の固定端側から充填され、ポンプハウジング側に固定されたブロック25と埋設部材90の基端面の間に間隙が画成され、この間隙がポンプ室40を構成する。
【0097】
ブロック25には入口54と出口55が独立して形成される。入口54と出口55はポンプ室40に面してそれぞれ開口している。入口54は、入口側チェック弁41を介して吸入通路21に接続する。出口55は、出口側チェック弁42を介して吐出通路22に接続する。
【0098】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0099】
燃料ポンプは、アキシャルカムの回転に伴ってベローズ20が埋設部材90と共に伸長することにより、吸入通路21が入口側チェック弁41によって開かれ、吸入通路21から入口54を通って、拡大するポンプ室40に吸入される。
【0100】
アキシャルカムの回転に伴ってベローズが埋設部材90と共に収縮することにより、ポンプ室40の圧力が吐出通路22より上昇すると、出口側チェック弁42が開き、ポンプ室40の間隙で圧縮される燃料が出口55を通って吐出通路22に流出し、吐出通路22から各気筒に臨む燃料噴射弁に供給される。
【0101】
燃料ポンプは、ベローズ20内の無駄容積を埋める埋設部材90を備えるため、ベローズ20の伸縮に伴って生じるポンプ室40の体積変化の割合が大きくなり、ポンプ室40に生じる気泡の量が少なくなることにより、所期のポンプ吐出量が得られる。
【0102】
この場合、埋設部材90の先端部をベローズ20の可動端に固定され、埋設部材90の基端面によってポンプ室40を画成する構造のため、前記実施形態における埋設部材の両端部を結ぶ連通路を廃止し、入口54と出口55をポンプ室40に面してそれぞれ開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失をさらに低減することができる。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載のベローズ式燃料ポンプによれば、ベローズ内の無駄容積を埋める埋設部材を備えるため、ベローズが伸長する吸入行程でポンプ室に燃料から生じる気泡の量も少なくなり、入口側チェック弁を介してポンプ室に吸入される燃料量が不足することが抑えられ、所期のポンプ吐出量が得られる。また、燃料ポンプの駆動回転数が上昇するのに伴って、入口側チェック弁の閉じるタイミングが遅くなることが抑えられ、吸入通路に圧力変動が発生することを防止できる。
【0104】
また、埋設部材の先端面とベローズの間で画成されるポンプ室は連通路を介して吸入通路と吐出通路に連通しているため、ポンプ室の伸縮に伴って燃料が連通路を通って円滑に流れ、燃料ポンプの吸入効率を高められる。
【0105】
さらに、連通路を埋設部材の基端面に延設することにより、吸入通路と吐出通路を独立して連通路に接続することが可能となり、燃料ポンプの吸入効率を高められる。
【0106】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプによれば、ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備えるため、環状部材に埋設部材の基端部を圧入することが可能となり、埋設部材の基端部をベローズの固定端に固定することができる。
【0107】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプによれば、埋設部材の基端部に環状部材とハウジングの間に挟持されるフランジ部を形成するため、埋設部材の基端部がベローズの固定端に固定され、埋設部材の軸方向の位置決めが確実に行われる。
【0108】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプによれば、ベローズの可動端に埋設部材の先端部を固定し、埋設部材の基端面とハウジングの間にポンプ室を画成する構造のため、吸入通路と吐出通路をポンプ室に面して直接開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【0109】
請求項に記載のベローズ式燃料ポンプによれば、ベローズの可動端側に埋設部材を充填し、埋設部材の基端面とハウジングの間にポンプ室を画成する構造のため、吸入通路と吐出通路をポンプ室に面して直接開口させることが可能となり、燃料ポンプの圧力損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す燃料ポンプの断面図。
【図2】同じくベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図3】同じく埋設部材の正面図。
【図4】他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図5】同じく埋設部材の正面図。
【図6】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図7】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図8】同じく埋設部材の正面図。
【図9】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図10】同じく埋設部材の正面図。
【図11】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図12】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【図13】さらに他の実施形態を示すベローズおよび埋設部材等の断面図。
【符号の説明】
10 燃料ポンプ
11 ポンプハウジング
13 アキシャルカム
20 ベローズ
21 吸入通路
22 吐出通路
23 環状部材
31 ベローズガイド
32 斜板
33 環状部材
34 冠面部材
40 ポンプ室
41 入口側チェック弁
42 出入口チェック弁
43 出入口
50 埋設部材
51 連通路
52 ノックピン
54 入口
55 出口
63 フランジ部
80 埋設部材
90 埋設部材

Claims (6)

  1. 伸縮可能な筒形をしたベローズと、
    ベローズの固定端が固定されるハウジングと、
    ベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構と、
    ベローズに吸入される燃料を導く吸入通路と、
    吸入通路を通ってベローズに流入する燃料に対して開弁する入口側チェック弁と、
    ベローズから吐出される燃料を導く吐出通路と、
    吐出通路を通ってベローズから流出する燃料に対して開弁する出口側チェック弁と、
    を備えるベローズ式燃料ポンプにおいて、
    前記ベローズ内の無駄容積を埋める埋設部材を備え、
    前記ベローズの固定端に前記埋設部材の基端部を固定し、
    前記埋設部材の先端面とベローズの可動端の間にポンプ室を画成し、
    前記埋設部材の両端部を結ぶ第1連通路を配設し、
    前記第1連通路の基端面に第2連通路を延設し、
    吸入通路と吐出通路を独立して前記第2連通路に接続した、
    ことを特徴とするベローズ式燃料ポンプ。
  2. 前記ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備え、
    環状部材に埋設部材の基端部を圧入した
    ことを特徴とする請求項1に記載のベローズ式燃料ポンプ。
  3. 前記ベローズの固定端をハウジング側に固定する環状部材を備え、
    環状部材とハウジングの間に挟持されるフランジ部を埋設部材の基端部に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のベローズ式燃料ポンプ。
  4. 前記埋設部材に入口側チェック弁または出口側チェック弁の少なくとも一方を収装した
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のベローズ式燃料ポンプ。
  5. 伸縮可能な筒形をしたベローズと、
    ベローズの固定端が固定されるハウジングと、
    ベローズの可動端を伸縮方向に往復動させる駆動機構と、
    ベローズに吸入される燃料を導く吸入通路と、
    吸入通路を通ってベローズに流入する燃料に対して開弁する入口側チェック弁と、
    ベローズから吐出される燃料を導く吐出通路と、
    吐出通路を通ってベローズから流出する燃料に対して開弁する出口側チェック弁と、
    を備えるベローズ式燃料ポンプにおいて、
    弾性材により形成され、前記ベローズ内の無駄容積を埋めて可動端側に充填された埋設部材を備えた
    ことを特徴とするベローズ式燃料ポンプ。
  6. 前記ベローズの可動端に埋設部材の先端部を固定した
    ことを特徴とする請求項5に記載のベローズ式燃料ポンプ。
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