JP3756436B2 - 昇降テーブル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の昇降テーブルは、基台と、天板と、基台と天板との間に介在して天板を昇降可能とするガススプリングと、を備えており、天板側に取り付けられた操作レバーの手動にてガススプリングによる天板の昇降を行っていた。
【0003】
具体的に述べると、ガススプリングのロッドの先端から突出されたロック作動ピンが、ガススプリングの伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも基端側に位置してガススプリングのロックを解除する最短突出状態と、に切り換え自在となるように構成されていた。
【0004】
そして、操作レバーにてロック作動ピンを押し込むことで、ロック作動ピンを中位突出状態から最短突出状態へ切り換えて、天板を昇降自在とし、操作レバーから手を離すことで、ロック作動ピンを最短突出状態から中位突出状態へ切り換えて、天板を固定(ロック)していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の昇降テーブルでは、操作レバーを手動しない限り、天板が上昇することがないため、天板の下面側に上方向の力が加わった際、昇降テーブルが傾いて倒れる虞れがあった。
【0006】
例えば、昇降テーブルを、昇降ベッドの側面から差し入れてベッドサイドテーブルとして利用した場合、昇降ベッドを上昇させて昇降テーブルの天板の下面側に不意に干渉したとき、昇降テーブルが傾いて、天板に置かれた食事やお湯等がベッド上の人(患者)にかかって危険となり、また、昇降テーブルが傾いて、倒れたり、若しくは、破損したりする虞れがあった。
【0007】
そこで、本発明は、天板の下面側に上方向の力が加わった際に、天板が上方向へ自由に逃げることができる安全性の高い昇降テーブルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る昇降テーブルは、基台を有する静止部と、天板を有する可動部と、静止部と可動部との間に介在して可動部を昇降可能とするガススプリングと、を備えた昇降テーブルに於て、上記ガススプリングのロッドの先端から突出自在なロック作動ピンを、ガススプリングの伸縮をロックする中位突出状態、及び、ガススプリングのロックを解除する最短突出状態の他に、ガススプリングのロックを解除する最長突出状態に、切り換え自在に構成したものである。
【0009】
また、基台を有する静止部と、天板を有する可動部と、静止部と可動部との間に介在して可動部を昇降可能とするガススプリングと、を備えた昇降テーブルに於て、可動部が、ガススプリングのロッド先端に動き代で上方向へ移動可能に載置され、ロッドの先端から突出されたロック作動ピンを、ガススプリングの伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッドの基端側に位置してガススプリングのロックを解除する最短突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッドの先端からさらに突出する側に位置してガススプリングのロックを解除する最長突出状態と、に切り換え自在に構成するとともに、可動部がガススプリングに載置された状態では、ロック作動ピンが中位突出状態となり、可動部が動き代で持ち上げられた状態では、ロック作動ピンが最長突出状態となるように構成したものである。
【0010】
また、可動部が、ロック作動ピンの先端が当接する操作レバーを備え、可動部がガススプリングに載置された状態でかつ操作レバーにてロック作動ピンが押し込まれた状態では、ロック作動ピンが最短突出状態となり、可動部が動き代で持ち上げられた状態でかつ操作レバーにてロック作動ピンが押し込まれた状態では、ロック作動ピンが中位突出状態となるように構成したものである。
【0011】
また、基台を有する静止部と、天板を有する可動部と、静止部と可動部との間に介在して可動部を昇降可能とするガススプリングと、を備えた昇降テーブルに於て、ガススプリングのロッド先端が、静止部に動き代で上方向へ移動可能に載置され、ロッドの先端から突出されたロック作動ピンを、ガススプリングの伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッドの基端側に位置してガススプリングのロックを解除する最短突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッドの先端からさらに突出する側に位置してガススプリングのロックを解除する最長突出状態と、に切り換え自在に構成するとともに、ガススプリングが静止部に載置された状態では、ロック作動ピンが中位突出状態となり、ガススプリングが動き代で持ち上げられた状態では、ロック作動ピンが最長突出状態となるように構成したものである。
【0012】
また、静止部が、ロック作動ピンの先端が当接する操作ペダルを備え、ガススプリングが静止部に載置された状態でかつ操作ペダルにてロック作動ピンが押し込まれた状態では、ロック作動ピンが最短突出状態となるように構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0014】
本発明に係る昇降テーブルは、図1〜図3に示すように、基台2を有する静止部32と、天板4を有する可動部31と、静止部32と可動部31との間に介在して可動部31を昇降可能とするガススプリング1と、を備え、可動部31が、ガススプリング1のロッド11先端に動き代Lで上方向へ移動可能に載置されている。なお、昇降テーブルは、例えば、(病院用の)昇降ベッドBの側面から差し入れてベッドサイドテーブルとして利用される。
【0015】
可動部31は、昇降テーブルで昇降可能となる部位をいい、主として、天板4と、天板4を支持する天板取付部3と、天板取付部3の下面に突設される外筒支柱部7と、から構成される。
【0016】
静止部32は、昇降テーブルで昇降しない部位をいい、主として、(車輪を有する)基台2と、基台2の上面に突設される内筒支柱部6と、から構成される。
【0017】
内筒支柱部6は外筒支柱部7に外嵌されており、外筒支柱部7(可動部31)が内筒支柱部6(静止部32)にて確実に上下方向にガイドされる。
【0018】
ガススプリング1は、内筒支柱部6の内部に装着され、シリンダチューブ10が基台2に取り付けられ(固着され)、ロッド11の先端の雄ネジ部に、2つの段付部8a,8bを有する支持ナット部材8と、ナット9とが螺合されている。
【0019】
天板取付部3の下壁3bは、支持ナット部材8に挿通され、先端側段付部8bとナット9にて抜け止めされ、支持ナット部材8に対して動き代Lで上下動可能となる。
【0020】
支持ナット部材8には、コイルバネ20が外嵌され、コイルバネ20は、基端側段付部8aと天板取付部3の下壁3bとの間で弾発付勢している。即ち、コイルバネ20の弾発付勢力は、可動部31の自重よりも僅かに小さく設定されている。
【0021】
可動部31は、ロッド11の先端から突出されたロック作動ピン12の先端が当接する操作レバー5を備えている。具体的に述べると、操作レバー5は、その中間部が天板取付部3に枢結され、その一端側が手動にて操作可能となり、その他端側がロック作動ピン12の先端と天板取付部3の上壁3aとの間に介在する。なお、操作レバー5の他端側は、クッション部材21を介して上壁3aに、ストッパー部材22を介して下壁3bに接触可能となる。
【0022】
ロッド11は、基端にシリンダチューブ10内を2室に分断する外鍔部(ピストン)13を有すると共に内部と外部とを連通させる連通孔(オリフィス)14が形成される筒部15と、筒部15の内部に挿通されると共に基端に弁部16が設けられたロック作動ピン12と、を有している。
【0023】
ロック作動ピン12は、ガススプリング1の伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも基端側に位置してガススプリング1のロックを解除する最短突出状態と、中位突出状態よりも先端側に位置してガススプリング1のロックを解除する最長突出状態と、の3位置に切り換え自在となる。
【0024】
即ち、中位突出状態では、図3(イ)に示すように、弁部16が、連通孔14よりも基端側に位置して筒部15の内部を施栓して2室を遮断するようにしており、最短突出状態では、図3(ロ)に示すように、弁部16が、連通孔14よりも基端側に位置して筒部15の内部を開栓して2室を連通するようにしており、最長突出状態では、図3(ハ)に示すように、弁部16が、連通孔14よりも先端側に位置して2室を連通するようにしている。
【0025】
次に、昇降テーブルの作用・機能について説明する。
まず、図2に示すように、昇降テーブルに外力を付加しない通常状態では、天板取付部3(下壁3b)が支持ナット部材8(先端側段付部8b)に載置され(即ち、可動部31がガススプリング1に載置された状態では)、ロック作動ピン12が、上壁3aに当接した操作レバー5に当接して上方向への突出を抑制された中位突出状態(図3(イ)参照)となり、ガススプリング1はロック(固定)される。
【0026】
そして、昇降テーブルの通常状態から、図4に示すように、可動部31を動かさずに天板4に下方向の力を加えると共に操作レバー5の一端側に上方向の力を加えると、可動部31はガススプリング1に載置された状態となり、ロック作動ピン12は操作レバー5の他端側にて押し込まれて最短突出状態(図3(ロ)参照)となり、ガススプリング1のロックが解除され、天板4(可動部31)は昇降自在となる。なお、ストッパー部材22が下壁3bに当接することで、ロック作動ピン12の最短突出状態への切り換えが触感にて判断でき、確実にガススプリング1のロックを解除できる。
【0027】
さらに、昇降テーブルの通常状態から、図5に示すように、天板取付部3の下面に上方向の力を加えて、可動部31を動き代Lで(先端側段付部8bから)持ち上げると、ロック作動ピン12は、上方向に突出して最長突出状態(図3(ハ)参照)となり、ガススプリング1のロックが解除され、天板4(可動部31)は上昇する。即ち、動き代Lは、ロック作動ピン12を中位突出状態から最長突出状態へ確実に切り換えるためのロック作動ピン12の移動寸法と同一となる。なお、コイルバネ20の弾発付勢力にて、小さな力で、可動部31を持ち上げることができる。
【0028】
このように構成されているため、例えば、図6に示すように、昇降ベッドBを上昇させて昇降テーブルの天板4の下面側に不意に接触して上方向の力が加わっても、天板4(可動部31)が水平を保ったまま上昇して上方向へ逃げることができ、昇降テーブルが傾くことがない。そして、下方向からの力が無くなると、ロック作動ピン12が中位突出状態となってガススプリング1がロックされ、天板4が停止する。なお、小さな上方向力でも上昇するため、一層安全性の高いものとすることができる。
【0029】
さらに、昇降テーブルの通常状態から、図7に示すように、可動部31を動き代Lで持ち上げかつ直ちに操作レバー5に上方向の力を加えると、操作レバー5にてロック作動ピン12が中位突出状態(図3(イ)参照)に押し込まれ、ガススプリング1がロックされる。なお、ストッパー部材22により、ロック作動ピン12が必要以上に押し込まれないように抑制されている。
【0030】
このように構成されているため、例えば、図8に示すように、天板4(可動部31)を手で持って昇降テーブルを持ち上げると共に直ちに操作レバー5に上方向の力を加えると、ガススプリング1がロックされているため、天板4が上昇せず、運搬が便利となり、運び易くなる。
【0031】
次に、図9に、本発明の他の実施の形態を示し、図2と比較すると、ガススプリング1が上下逆に配置されると共に、(図2の)操作レバー5に代わって操作ペダル25を備えている。即ち、ガススプリング1のロッド11先端が、静止部32に動き代Lで上方向へ移動可能に載置されている。具体的に述べると、ガススプリング1のシリンダチューブ10が、天板取付部3の下壁3bにボルトにて固着されており、ガススプリング1のロッド11先端の支持ナット部材8は、内筒支柱部6内部の取付壁26に挿通され、先端側段付部8bとナット9にて抜け止めされ、取付壁26に対して動き代Lで上下動可能となる。なお、内筒支柱部6と外筒支柱部7との間に隙間が設けられ、この隙間に(図示省略の)リテーナが介在し、外筒支柱部7の昇降を確実にガイドすることができる。
【0032】
また、静止部32は、ロック作動ピン12の先端が当接する操作ペダル25を備えている。具体的に述べると、操作ペダル25は、その中間部が内筒支柱部6に枢結され、その一端側が足踏みにて操作可能となり、その他端側がロック作動ピン12の先端と基台2との間に介在する。なお、操作ペダル25の他端側は、当り部27を介して基台2に接触可能となる。
【0033】
次に、他の昇降テーブルの作用・機能について説明する。
まず、図9に示すように、昇降テーブルに外力を付加しない通常状態では、支持ナット部材8(先端側段付部8b)が内筒支柱部6の取付壁26に載置され(即ち、ガススプリング1が静止部32に載置された状態では)、ロック作動ピン12が、基台2に当接した操作ペダル25に当接して下方向への突出を抑制された中位突出状態となり、ガススプリング1はロック(固定)される。
【0034】
そして、昇降テーブルの通常状態から、図10に示すように、可動部31を動かさずに操作ペダル25の一端側に下方向の力を加えると、ガススプリング1は静止部32に載置された状態となり、ロック作動ピン12は操作ペダル25の他端側にて押し込まれて最短突出状態となり、ガススプリング1のロックが解除され、天板4(可動部31)は昇降自在となる。
【0035】
さらに、昇降テーブルの通常状態から、図11に示すように、天板取付部3(可動部31)の下面に上方向の力を加えて、ガススプリング1を動き代Lで(取付壁26から)持ち上げると、ロック作動ピン12は、下方向に突出して最長突出状態となり、ガススプリング1のロックが解除され、天板4(可動部31)は上昇する。従って、昇降テーブルの天板4の下面側に上方向の力が加わっても、天板4(可動部31)が水平を保ったまま上昇して上方向へ逃げることができ、昇降テーブルが傾くことがない。
【0036】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、例えば、天板4をロッド11先端に載置するようにしてもよく、可動部31をロッド11先端に載置する構成は自由であり、また、ガススプリング1の配設位置は、平面視、基台2の中央位置であってもよく、さらに、ガススプリング1の数量は2つ以上でもよく、また、操作レバー5などの構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0037】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0038】
(請求項1によれば、)可動部31と静止部32との間にガススプリング1を介在することで、可動部31に静止部32から離間する方向に力が加わったときに、ロック作動ピン12が最長突出状態となり、ガススプリング1のロックが解除され、可動部31が静止部32から自由に離間可能となり、その力から逃げることができ、安全性の高いのものとなる。
【0039】
(請求項2によれば、)可動部31が動き代Lで持ち上げられた状態で、ロック作動ピン12が最長突出状態となるため、天板4の下面側に上方向の力が加わった際に、天板4が上昇して上方向へ自由に逃げることができ、安全性の高いものとなる。例えば、昇降テーブルを、昇降ベッドの側面から差し入れてベッドサイドテーブルとして利用した場合、昇降ベッドを上昇させて昇降テーブルの天板4の下面側を不意に押圧したとき、天板4が水平に上昇するため、昇降テーブルの傾き・破損を防止することができる。また、昇降テーブルを、施設のテーブルとして利用した場合、車イスで入ってきて、天板4の下面側に干渉しても、天板4が上方向へ自由に逃げることができる。
【0040】
(請求項3によれば、)可動部31がガススプリング1に載置された状態でかつ操作レバー5にてロック作動ピン12が押し込まれた状態では、ロック作動ピン12が最短突出状態となるため、操作レバー5の手動にて天板4を容易に昇降できる。また、可動部31が動き代Lで持ち上げられた状態でかつ操作レバー5にてロック作動ピン12が押し込まれた状態では、ロック作動ピン12が中位突出状態となるため、操作レバー5に上方向の力を加えながら、天板4を手で持って昇降テーブルを持ち上げても、天板4は上昇せず、運搬が便利となり、運び易くなる。
【0041】
(請求項4によれば、)ガススプリング1(可動部31)が動き代Lで持ち上げられた状態で、ロック作動ピン12が最長突出状態となるため、天板4の下面側に上方向の力が加わった際に、天板4が上昇して上方向へ自由に逃げることができ、安全性の高いものとなる。例えば、昇降テーブルを、昇降ベッドの側面から差し入れてベッドサイドテーブルとして利用した場合、昇降ベッドを上昇させて昇降テーブルの天板4の下面側を不意に押圧したとき、天板4が水平に上昇するため、昇降テーブルの傾き・破損を防止することができる。また、昇降テーブルを、施設のテーブルとして利用した場合、車イスで入ってきて、天板4の下面側に干渉しても、天板4が上方向へ自由に逃げることができる。
(請求項5によれば、)操作ペダル25を踏むことで、ロック作動ピン12が最短突出状態となり、天板4を容易に昇降できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す使用説明図である。
【図2】要部断面作用説明図である。
【図3】ガススプリングの断面作用説明図である。
【図4】要部断面作用説明図である。
【図5】要部断面作用説明図である。
【図6】使用状態を兼ねた作用説明図である。
【図7】要部断面作用説明図である。
【図8】使用状態を兼ねた作用説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す要部断面図である。
【図10】要部断面作用説明図である。
【図11】要部断面作用説明図である。
【符号の説明】
1 ガススプリング
2 基台
4 天板
5 操作レバー
11 ロッド
12 ロック作動ピン
25 操作ペダル
31 可動部
32 静止部
L 動き代
Claims (5)
- 基台2を有する静止部 32 と、天板4を有する可動部 31 と、静止部 32 と可動部 31 との間に介在して可動部 31 を昇降可能とするガススプリング1と、を備えた昇降テーブルに於て、上記ガススプリング1のロッド11の先端から突出自在なロック作動ピン12を、ガススプリング1の伸縮をロックする中位突出状態、及び、ガススプリング1のロックを解除する最短突出状態の他に、ガススプリング1のロックを解除する最長突出状態に、切り換え自在に構成したことを特徴とする昇降テーブル。
- 基台2を有する静止部32と、天板4を有する可動部31と、静止部32と可動部31との間に介在して可動部31を昇降可能とするガススプリング1と、を備えた昇降テーブルに於て、可動部31が、ガススプリング1のロッド11先端に動き代Lで上方向へ移動可能に載置され、ロッド11の先端から突出されたロック作動ピン12を、ガススプリング1の伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッド 11 の基端側に位置してガススプリング1のロックを解除する最短突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッド 11 の先端からさらに突出する側に位置してガススプリング1のロックを解除する最長突出状態と、に切り換え自在に構成するとともに、可動部31がガススプリング1に載置された状態では、ロック作動ピン12が中位突出状態となり、可動部31が動き代Lで持ち上げられた状態では、ロック作動ピン12が最長突出状態となるように構成したことを特徴とする昇降テーブル。
- 可動部31が、ロック作動ピン12の先端が当接する操作レバー5を備え、可動部31がガススプリング1に載置された状態でかつ操作レバー5にてロック作動ピン12が押し込まれた状態では、ロック作動ピン12が最短突出状態となり、可動部31が動き代Lで持ち上げられた状態でかつ操作レバー5にてロック作動ピン12が押し込まれた状態では、ロック作動ピン12が中位突出状態となるように構成した請求項2記載の昇降テーブル。
- 基台2を有する静止部32と、天板4を有する可動部31と、静止部32と可動部31との間に介在して可動部31を昇降可能とするガススプリング1と、を備えた昇降テーブルに於て、ガススプリング1のロッド11先端が、静止部32に動き代Lで上方向へ移動可能に載置され、ロッド11の先端から突出されたロック作動ピン12を、ガススプリング1の伸縮をロックする中位突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッド 11 の基端側に位置してガススプリング1のロックを解除する最短突出状態と、中位突出状態よりも上記ロッド 11 の先端からさらに突出する側に位置してガススプリング1のロックを解除する最長突出状態と、に切り換え自在に構成するとともに、ガススプリング1が静止部32に載置された状態では、ロック作動ピン12が中位突出状態となり、ガススプリング1が動き代Lで持ち上げられた状態では、ロック作動ピン12が最長突出状態となるように構成したことを特徴とする昇降テーブル。
- 静止部32が、ロック作動ピン12の先端が当接する操作ペダル25を備え、ガススプリング1が静止部32に載置された状態でかつ操作ペダル25にてロック作動ピン12が押し込まれた状態では、ロック作動ピン12が最短突出状態となるように構成した請求項4記載の昇降テーブル。
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