JP3756035B2 - 画像・映像表示ユニット、これを用いた画像・映像表示装置及び画像・映像表示方法 - Google Patents

画像・映像表示ユニット、これを用いた画像・映像表示装置及び画像・映像表示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の表示ユニットを組み合せて大きな表示画面を実現する表示装置に係り、特に、表示ユニットをディジタル信号でいもづる式に接続(デイジーチェイン)して使用するのに好適な画像・映像表示ユニット、これを用いた画像・映像表示装置及び画像・映像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の画像・映像表示ユニットを用いた画像・映像表示装置に関する従来技術として、例えば、特開平10−187109号公報等に記載された技術が知られている。この従来技術は、複数の表示ユニットが個別に画像信号を受信し、受信した表示プログラムに従って表示出力を行う表示装置に関するもので、複数の表示ユニットが、画像入力部と、ディジタル画像信号への変換を行うA/Dと、複数の画像メモリと、記憶選択部と、記憶されたディジタル画像信号を切り換えて合成演算して出力する切り換え演算部と、D/Aと、表示部と、ユニットのID設定部と、制御信号受信部と、デコード部と、受信制御メモリと、モニタシステムメモリと、制御部とを備えて構成されるものである。そして、複数の表示ユニットに対する画像送信部が、画像信号発生部と、画像送信部と、フレーム番号発生部と、プログラムコード発生部と、ユニットのID登録部と、同期調整部と、ユニット制御プログラムメモリと、制御信号合成部と、制御信号送出部と、システムメモリと、制御部とを備えて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
液晶表示パネルやプラズマ表示パネルのような薄型の表示ユニットを複数用いて、用途や設置場所に適した種々の大きさとすることができる表示装置は、増設単位の画像・映像表示ユニットを自由に組み合せられるようにされている必要がある。このため、この種の表示装置は、複数の画像・映像表示ユニットのそれぞれをいもづる式に接続できることが望ましく、これにより、表示装置全体を薄型にすることができ、かつ、保守にも便利なものとなる。
【0004】
前述のような表示装置は、広告塔等のように、ある程度離れたところから見る用途が多く、表示すべき画像や映像を拡大して表示することができることが望ましい。一方、液晶表示パネルやプラズマ表示パネルのような表示器は、表示領域の周辺部に表示器を駆動するための電子回路が実装されるため、このような表示器を表示ユニットとして並べると、表示ユニットと表示ユニットとの間に隙間を生じてしまう。このため、前述のような表示ユニットを複数使用して構成される従来技術による表示装置は、前述の隙間の表示に対する補正を行わないと表示すべきものや人物などが歪んで表示されてしまうという問題点を有している。
【0005】
また、前述した従来技術は、複数の表示ユニットをいもづる式に接続した場合、障害が生じたときに、障害の発生した以降のいもづるの先にある表示ユニットの全てが障害の影響を受けてしまうという問題点を有している。
【0006】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、表示ユニットと表示ユニットとの間に隙間があっても、表示ユニットと表示ユニットとの隙間に隠れた部分の画像についての補正処理を行い、見え方を自然なものとすることができる画像・映像表示ユニット、これを用いた画像・映像表示装置及び画像・映像表示方法を提供することにある。
【0007】
また、本発明の目的は、表示ユニット相互をいもづる式に接続した場合に、障害の発生がいもづるの後段に伝播しないようにすることのできる画像・映像表示ユニット、これを用いた画像・映像表示装置及び画像・映像表示方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、入力される画像情報を表示する画像・映像表示ユニットにおいて、ディジタル画像入力インタフェースと、ディジタル画像出力インタフェースと、表示器と、制御情報の入出力インタフェースと、前記ディジタル画像入力のうち前記表示器に表示する矩形領域の座標を保持する表示領域保持手段と、前記表示領域保持手段で指定された矩形領域を、前記表示器のどの部分の矩形領域に表示するかを指定する座標を保持する表示位置保持手段と、自ユニットの識別番号保持手段と、前記制御情報の入出力インタフェースから入力される制御情報に含まれる前記識別番号保持手段に保持されたユニットの識別番号に対応した前記表示する矩形領域の座標を前記表示領域保持手段に保持し、前記表示器のどの矩形領域に表示するかを指定する座標を前記表示位置保持手段に保持する第1の制御手段と、前記表示領域保持手段に保持された表示する矩形領域の座標、及び、前記表示位置保持手段に保持されたどの矩形領域に表示するかを指定する座標を用いて前記ディジタル画像入力のデータを前記表示器に表示する第2の制御手段とを備えたことにより達成される。
【0010】
また、前記目的は、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と、前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを、直接、または、少なくとも1段の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段を介して接続する接続インタフェースをさらに備えることにより達成される。
【0011】
また、前記目的は、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側及び前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側と、前記接続インタフェースとの間に、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と、前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを直接接続し、また、前記接続インタフェースから前記ディジタル画像出力インタフェースへの接続を切り離すことができる信号迂回手段と、電源電圧の異常を検出する電源電圧の異常検出手段、自ユニットの異常動作を検出する異常検出手段の少なくとも一方と、前記信号迂回手段を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記電源電圧の異常を検出する電源電圧の異常検出手段、または、自ユニットの異常動作を検出する異常検出手段の少なくとも一方が異常を検出したとき、前記信号迂回手段を、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを直接接続し、前記接続インタフェースから前記ディジタル画像出力インタフェースへの接続を切り離すように制御することにより、また、前記異常検出手段が異常を検出したときに、前記制御情報の入出力インタフェースを用いて異常の状態を上位の装置に通知する異常通知手段を備えたことにより達成される。
【0012】
さらに、前記目的は、前記画像・映像表示ユニットを複数設置し、前記ディジタル画像入力インタフェースと前記ディジタル画像出力インタフェースとを介して画像・映像表示ユニット相互間をいもづる接続して画像・映像表示装置を構成することにより、また、前記画像・映像表示ユニットに、前記制御情報の入出力インタフェースを2組備え、該2組の制御情報の入出力インタフェースを介して画像・映像表示ユニット相互間をいもづる接続して画像・映像表示装置を構成することにより達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による画像・映像表示ユニット及びこれを用いた画像・映像表示装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明の一実施形態による画像・映像表示ユニットの内部構成を及び実装状態を説明する図、図2は図1に示す画像・映像表示ユニットを4台用いて構成した画像・映像表示装置の構造を示すブロック図、図3は接続インタフェースの構成例について説明する図、図4は縮退運用を可能にする構成例について説明する図、図5は縮退運用を可能にする他の構成例について説明する図、図6は縮退運用を可能にするさらに他の構成例について説明する図、図7は障害状態の報告を可能にする構成例について説明する図、図8はディジタル画像入力のうちの表示領域と、表示器上の表示位置との関係を説明する図、図9、図10は画像・映像表示装置における表示イメージについて説明する図、図11は画像・映像発生手段の構成例について説明する図である。図1〜図11において、1、1−1〜1−4は画像・映像表示ユニット、2は画像・映像発生手段、3はシステム制御手段、4は電源供給手段、5は電源電圧検出手段、10は制御ユニット、11は表示器、12はディジタル画像入力インタフェース、13はディジタル画像出力インタフェース、14は制御情報の入出力インタフェース、15は接続インタフェースA、16は表示領域保持手段、17は表示位置保持手段、18は識別番号保持手段、19は第1の制御手段、20は第2の制御手段、21は電源入力手段、24は信号迂回手段、25、26は第1、第2の開閉器、27は第3の制御手段、28は第4の制御手段、29は受信手段、30はフレームメモリ、31は蓄積手段、32はネットワーク通信手段である。
【0015】
本発明の実施形態による表示ユニット1は、図1(a)のブロック図及び図1(b)の実装図に示すように、液晶表示パネルやプラズマ表示パネル等の薄型の表示器11と制御ユニット10とにより構成され、制御ユニットは、表示器11の背面に実装されている。図1(b)に示す実装図には、制御ユニット10に備えられるディジタル画像入力インタフェース12、ディジタル画像出力インタフェース13、制御情報の入出力インタフェース14、及び、電源入力手段21がコネクタの形で実装されているとして示している。
【0016】
そして、制御ユニット10は、少なくとも1組のディジタル画像入力インタフェース12、該ディジタル画像入力インタフェース12と同数で1対1に対応したディジタル画像出力インタフェース13、少なくとも1組の制御情報の入出力インタフェース14、ディジタル画像入力インタフェース12とディジタル画像出力インタフェース13と後述の第2の制御手段20とを接続する接続インタフェースA15、予め決められた前記ディジタル画像入力の第1の座標系に対して、前記表示器11に表示する矩形領域の座標を保持する、前記表示器11と同数で1対1に対応した表示領域保持手段16、前記表示領域保持手段16で指定された矩形領域を、予め決められた前記表示器11の第2の座標系のどの矩形領域に表示するかを指定する座標を保持する、前記表示器11と同数で1対1に対応した表示位置保持手段16、前記表示器11と同数で1対1に対応した識別番号保持手段18、前記制御情報の入出力インタフェース14から入力される制御情報に従って、前記識別番号保持手段18に保持された表示器識別番号に対応した前記表示する矩形領域の座標を前記表示領域保持手段16に保持させ、前記表示器識別番号に対応した前記どの矩形領域に表示するかを指定する座標を前記表示位置保持手段17に保持させる第1の制御手段19、前記表示器識別番号に対応した前記表示領域保持手段16に保持された前記表示する矩形領域の座標と、前記表示器識別番号に対応した前記表示位置保持手段17に保持された前記どの矩形領域に表示するかを指定する座標とを用いて前記ディジタル画像入力のデータを前記表示器識別番号に対応した前記表示器11に表示する第2の制御手段20、及び、供給される電力をユニット内の各要素に分配する電源入力手段21を備えて構成される。
【0017】
次に、図1(a)、図8を参照して、入力されるディジタル画像のうちの表示領域と、表示器上の表示位置との関係について説明する。ここでは、図1(a)の識別番号保持手段18に予め表示器11に1対1で対応した識別番号が保持されているものとする。なお、識別番号は、一意に区別できるものであればどのような符号が用いられてもよく、以下では、例えばnという識別番号がふられているものとして説明を行う。
【0018】
ディジタル画像入力インタフェース12には、ディジタル画像50が入力される。ディジタル画像入力インタフェース12としてはシリアル、パラレル、あるいは、他のそれらの組み合わせのものであってよい。入力されたディジタル画像データは、接続インタフェースA15を介してディジタル画像出力インタフェース13から他の表示ユニットに出力される。ディジタル画像入力インタフェース12とディジタル画像出力インタフェース13とは、それらの信号仕様を合致させておくことにより、複数の画像・映像表示ユニット1をいもづる接続することができるようになる。入力されたディジタル画像データは、また接続インタフェースA15を介して第2の制御手段20に印加される。
【0019】
制御情報の入出力インタフェース14には大別して2種類の制御情報が入力される。1つは前述の識別番号を指定した制御情報(今後、個別制御情報と呼ぶ)、他の1つは識別番号を指定しない、すなわち、全ての画像・映像表示ユニット1にブロードキャストする制御情報(今後、共通制御情報と呼ぶ)である。個別制御情報は、特定の画像・映像表示ユニット1の動作を制御するために使用される。各画像・映像表示ユニット1の第1の制御手段19は、入出力インタフェース14から入力される制御情報を検査し、これが個別制御情報であった場合、識別番号保持手段18に予め格納されている自分の識別番号と個別制御情報に付加された識別番号とを比較し、一致すれば制御情報を読み取って必要に制御を実行し、一致しなければその制御情報を読み飛ばす。また、第1の制御手段19は、入力された制御情報が共通制御情報であれば、制御情報を読みとって必要な制御を実行する。個別制御情報は、表示領域保持手段16や表示位置保持手段17に設定する座標情報を有している。
【0020】
いま、図8に示すように、ディジタル画像入力50を予め定めた2次元の座標系1に置いたとする。表示領域保持手段16を設定する個別制御情報の一例としては、
Set_Input_Coordinate,ID=n,(xi1,yi1)-(xi2,yi2);
というような制御情報を考えることができる。この制御情報は、識別番号がnの画像・映像表示ユニット1に対して、入力された画像のうち、座標系1の (xi1,yi1)-(xi2,yi2)で規定される矩形領域を切り出すように座標を設定すると解釈することができる制御情報である。第1の制御手段19は、個別制御情報の識別番号がnであることにより自表示ユニットに対する制御情報であることを確認して(xi1,yi1)と(xi2,yi2)との値を読み取り、この座標値を表示領域保持手段16に保持する。
【0021】
また、表示器11に表示できる領域を予め定めた2次元の座標系2に置いたとする。表示位置保持手段17を設定する個別制御情報の一例としては、
Set_Destination_Coordinate,ID=n,(xd1,yd1)-(xd2,yd2);
というような制御情報を考えることができる。この制御情報は、識別番号がnの画像・映像表示ユニット1に対して、表示領域保持手段16に保持された画像を、座標系2の (xd1,yd1)-(xd2,yd2)で規定される矩形領域に表示するよう座標を設定すると解釈することができる制御情報である。第1の制御手段19は個別制御情報の識別番号がnであることを確認して(xd1,yd1)と(xd2,yd2)との値を読み取り、この座標を表示位置保持手段17に保持する。
【0022】
そして、第2の制御手段20は、入力されたディジタル画像50の中の座標値(xi1,yi1)-(xi2,yi2) で規定される矩形領域を、表示器11の座標 (xd1,yd1)-(xd2,yd2)により規定される位置52に表示するよう動作する。
【0023】
いつの時点で表示領域保持手段16と表示位置保持手段17とに保持された座標を有効化するかについては各種の方式が考えられるが、装置内に複数ある画像・映像表示ユニット1に対して個々に表示領域保持手段16と表示位置保持手段17に座標を設定した後、共通制御情報として定義した命令により、全画像・映像表示ユニット1を同時に有効化するのが望ましい。このような共通制御情報としては、例えば、
Activate_Coordinate,ID=ALL;
というような制御情報を考えることができる。
【0024】
また、表示領域保持手段16と表示位置保持手段17とに保持された座標の有効化を、複数の画像・映像表示ユニット1のうちの一部の集合体を指定して行うことで可能である。この場合、共通制御情報ではなく、複数の識別番号を指定した個別制御情報を定義すればよく、例えば、
Activate_Coordinate,ID=(4,i,j,k,l);
というような制御情報を考えることができる。この制御情報の例は、対象の表示ユニット1の識別番号が全部で4つあり、i,j,k,lがその認識番号であることを示している。
【0025】
前述した制御情報は、1つの例であり、前述のように文字列であってもよいし、予め定義された変換規則に従って符号化されたものであってもよい。文字列によるものは、制御情報を人間が理解しやすいので、保守の際に有利である。また、符号化されたものは、一般的に文字列の場合より少ないビット列に変換できるので、制御情報の伝達を高速化することができる。
【0026】
なお、図8に示した表示領域51及び表示位置52の指定方法は、図示した座標表現以外のものであってもよい。前述した本発明の実施形態においては指定方法の一例として座標表現を用いたが、他の方法で表現してもよい。例えば、表示領域保持手段16で切り出した領域の入力画像データを (xd1,yd1)の位置から縦横α倍に拡大あるいは縮小して表示するという指定方法であってもよい。また、座標(xi1,yi1)-(xi2,yi2)を座標(xd1,yd1)-(xd2,yd2)へ写像する際に、左右や上下の反転を指示することができるようにしてもよい。このような指示の引数を付加できるようにすることにより、入力された画像の上下反転や左右反転の表示が可能となる。
【0027】
前述した拡大・縮小・反転のような変換は第2の制御手段20内で行われるが、これを実行するための具体的なアルゴリズムとしては、種々の方法があり、これらを使用することができる。また、拡大や縮小に伴うスムージングについても、いろいろな実現方法があり、これらを使用して実現することができる。要は、識別番号何番の表示器11が入力画像のどの部分を切り出して、表示器11のどの位置に表示するかを、各表示器11毎に指定することが可能であることが重要である。
【0028】
次に、図3を参照して、接続インタフェースA15の構成について説明する。
【0029】
図3(a)に示す例は、接続インタフェースA15を単なる並列配線により構成した例である。この例の場合、ディジタル画像入力インタフェース12、ディジタル画像出力インタフェース13、第2の制御手段20は、導線あるいはそれと等価な配線(光インタフェースの場合は光ファイバー等)で接続される。このような形態は、複数の表示ユニットを接続する配線の総配線長が信号の伝送に対して悪影響を及ぼさない範囲の装置で効果がある。
【0030】
図3(b)に示す例は、ディジタル画像入力インタフェース12と、ディジタル画像出力インタフェース13、第2の制御手段20との間に第1の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段22を挿入したものであり、図3(c)に示す例は、ディジタル画像入力インタフェース12と第2の制御手段20とを直接接続し、これとディジタル画像出力インタフェース13との間に第2の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段23を挿入したもである。また、図3(d)に示す例は、ディジタル画像入力インタフェース12と第2の制御手段20との間に第1の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段22を挿入し、第2の制御手段20とディジタル画像出力インタフェース13との間に第2の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段23を挿入したものである。
【0031】
緩衝増幅器は、ディジタル信号の振幅の劣化を矯正するものであるが、時間軸のジッタを生じることがある。一方、クロック同期手段は、ディジタル画像入力インタフェース12に含まれるクロックあるいはディジタル画像入力インタフェース12に含まれる信号から同期用クロックを生成して信号に同期をかけることにより、ジッタを防止することができる。クロック同期手段は、一般に信号の遅延をもたらすが、本発明の場合、単純にディジタル画像入力インタフェース12からの画像情報を切り出して表示するだけなので、信号の遅延は、装置の動作に影響しない。このため、図3(b)〜図3(d)に示す例は、画像・映像表示装置に使用する画像・映像表示ユニット1の数が多く、この結果、総配線長が長いシステムに使用する場合に適している。
【0032】
次に、図2を参照して、前述で説明した画像・映像表示ユニット1を複数用いた画像・映像表示装置について説明する。図2に示す例は、図1に示す画像・映像表示ユニット1を4台用いて画像・映像表示装置を構成した例である。
【0033】
図2に示す画像・映像表示装置は、識別番号=n,p,s,rを持つ図1により説明した構成を持つ4台の画像・映像表示ユニット1−1〜1−4と、画像あるいは映像を発生し、画像・映像表示ユニット1−1〜1−4に、発生した画像あるいは映像を供給する画像・映像発生手段2、前述の制御情報の入出力インタフェース14との間での制御情報の授受を行う手段を備えた第5の制御手段であるシステム制御手段3と、電源供給手段4とを備えて構成されている。画像・映像発生手段2については後述するが、画像・映像発生手段2は、例えば、テレビチューナー、ネットワーク、あるいは、外部記憶装置(DVD、CD−ROM、磁気記憶装置、光磁気記憶装置、半導体記憶装置等)からのプレゼンテーション画面、グラフィックス、あるいは、映像を表示するパーソナルコンピュータ(PC)の表示機構であってよく、また、その他の画像・映像信号を発生できる機構であってもよい。画像・映像発生手段2は、第5の制御手段であるシステム制御手段3からの指示に従って前述の画像や映像を出力する。
【0034】
図2に示す本発明の実施形態による画像・映像表示装置は、画像・映像発生手段2から出力された画像・映像が、画像・映像表示ユニット1−1のディジタル画像入力インタフェース12に入力され、画像・映像表示ユニット1−1のディジタル画像出力インタフェース13から出力される。以下同様に、画像・映像表示ユニット1−1から出力された画像・映像は、画像・映像表示ユニット1−2のディジタル画像入力インタフェース12に入力されて、画像・映像表示ユニット1−2のディジタル画像出力インタフェース13から出力され、画像・映像表示ユニット1−4のディジタル画像入力インタフェース12に入力されて、画像・映像表示ユニット1−4のディジタル画像出力インタフェース13から出力され、画像・映像表示ユニット1−3のディジタル画像入力インタフェース12に入力され、というようにいもづる接続されている。このいもづる接続のつなぎ方はどのような順番でも構わない。すなわち、1−1、1−2、1−3、1−4の順列の数だけ組み合わせが可能である。
【0035】
第5の制御手段であるシステム制御手段3は、制御情報の入出力インタフェース14を介して、全ての画像・映像表示ユニット1に表示すべき領域や表示すべき位置の指示を与え、また、画像・映像発生手段2には、どのような画像あるいは映像を発生させるかの指示を与える。
【0036】
図2に示す例は、制御情報の入出力インタフェースを並列に接続しているが、この接続は、例えば、EIA規格のRS−485等のようなインタフェースを仮定したからであり、この他にもディジタル画像入出力インタフェースのような形態、すなわち、画像・映像表示ユニット1内に制御情報の入出力インタフェースを2組設け、この制御情報の入出力インタフェースを介して画像・映像表示ユニット相互間をいもづる接続するものであってもよい。
【0037】
電源供給手段4は、商用電源からの電力を、装置を動作させるのに必要な形態に変換して、各画像・映像表示ユニット1に供給するものであり、その内部に1次電池、2次電池や発電機を内蔵して、非常時の運転ができるように構成することもできる。
【0038】
いもづる配線にかかる敷線は、それぞれのインタフェース、電源供給路毎に行ってもよく、あるいは、ハーネスをまとめて単一の複合ケーブルにより行ってもよい。単一の複合ケーブルを使用して敷線すれば、設置や保守にかかるユーザのコストを下げることができる。
【0039】
また、前述した本発明の実施形態は、液晶表示パネルやプラズマ表示パネル等の薄型の表示器を使用して表示ユニットを構成し、ユニット相互間をコネクタを介して相互に接続して構成することができるので、薄型で保守が容易で低コストな画像・映像表示装置を実現することができる。
【0040】
次に、図9、図10を参照して、図2により説明した構成の画像・映像表示装置における表示イメージについて説明する。なお、図10は図9に示す2次元イメージディジタル画像50の分割の状況を、その座標により詳細に示したものである。
【0041】
いま、図9に示すように、ディジタル画像入力、すなわち、画像・映像発生手段2が発生した画像の2次元イメージディジタル画像50を識別番号=nの画像・映像表示ユニット1−1の表示器11−1、識別番号=pの画像・映像表示ユニット1−2の表示器11−2、識別番号=sの画像・映像表示ユニット1−3の表示器11−3、そして、識別番号=rの画像・映像表示ユニット1−4の表示器11−4に表示するものとする。表示器11−1と表示器11−2との間、あるいは、表示器11−3と表示器11−4との間には、Dxで示される隙間が空いている。この隙間は、表示器としての液晶パネルやプラズマパネルを駆動する電子回路の実装領域があるためである。同様に、表示器11−1と表示器11−3との間、あるいは、表示器11−2と表示器11−4との間には、Dyで示される隙間が空いている。
【0042】
これらの4枚の表示器にディジタル画像入力50を投影して50’なるイメージにより表示を行うものとすると、表示イメージ50’から逆算して、表示器11−1には、元の入力画像50の一部である座標 (xi11,yi11)-(xi21,yi21)を切り出して、これを表示器11−1上の座標 (xd11,yd11)-(xd21,yd21)の位置に表示すればよい。具体的には、X軸方向の隙間Dx及びY軸方向の隙間Dyが、前述の表示器の座標系2における何画素分に相当するかを表示器11−1の画素ピッチから計算し、その画素数が入力されたディジタル画像の座標系1において何画素分に相当するのかを、ディジタル画像入力50の表示器11−1への表示拡大率から求めることができる。
【0043】
ディジタル画像入力50を表示する場合に、表示器相互間のX軸方向の隙間Dx及びY軸方向の隙間Dyを補正するために、ディジタル画像入力50の中の非表示となる横方向の非表示画素数Hx、縦方向の非表示画素数Hyと、各表示器に表示すべき画像の座標とを図10に示している。そして、前述により求められた縦横のDx、Dyの画素数分、隙間の部分の表示補正処理を行うための非表示領域とする表示器11−1の横方向の画素ピッチをPx、縦方向の画素ピッチをPy、ディジタル画像入力50の表示器11−1への任意の表示拡大率をα、座標系1から見た横方向の非表示画素数をHx、縦方向の非表示画素数をHyとすると、例えば、
Hx=Dx/(Px*α)
Hy=Dy/(Py*α)
xi21=xi11+(xi22−xi11)/2−Hx/2
xi12=xi11+(xi22−xi11)/2+Hx/2
yi21=yi11+(yi23−yi11)/2−Hy/2
yi13=yi11+(yi23−yi11)/2+Hy/2
xd21=xd11+{(xi22−xi11)*α−Dx/Px}/2
xd22=xd21+{(xi22−xi11)*α−Dx/Px}/2
yd21=yd11+{(yi23−yi11)*α−Dy/Py}/2
yd23=yd13+{(yi23−yi11)*α−Dy/Py}/2
等として、入力されたディジタル画像50の各表示器への表示座標、これを表示する表示器上での座標を計算することが可能である。
【0044】
図9に示す例は、ディジタル画像入力50を2×2の4面の表示器11−1、11−2、11−3、11−4に表示する場合の例であるが、一般に、n×m面の表示器に対しても、同様に計算して座標系1と座標系2との関係を求めることが可能である。また、表示器11−1の画素ピッチ、画素数、隙間Dx、Dyの条件が任意に変更された場合にも同様に求めることができ、複数の画像・映像表示ユニットにより構成される表示装置に対して、表示ユニットの構成枚数、構成する表示ユニットの解像度、表示ユニット間の隙間に依存しない座標系1、2の関係が保つことが可能である。
【0045】
第5の制御手段であるシステム制御手段は、
Set_Input_Coordinate,ID=n,(xi11,yi11)-(xi21,yi21);
Set_Destination_Coordinate,ID=n,(xd11,yd11)-(xd21,yd21);
Set_Input_Coordinate,ID=p,(xi12,yi12)-(xi22,yi22);
Set_Destination_Coordinate,ID=p,(xd12,yd12)-(xd22,yd22);
Set_Input_Coordinate,ID=s,(xi13,yi13)-(xi23,yi23);
Set_Destination_Coordinate,ID=s,(xd13,yd13)-(xd23,yd23);
Set_Input_Coordinate,ID=r,(xi14,yi14)-(xi24,yi24);
Set_Destination_Coordinate,ID=r,(xd14,yd14)-(xd24,yd24);
というような制御情報を発行して、それぞれの画像・映像表示ユニット1の動作を規定し、さらに、
Activate_Coordinate,ID=ALL;
という制御情報を発行して表示を開始させることができる。
【0046】
各画像・映像表示ユニット1は、自分の識別番号に合致した個別制御情報に対して応答するようにすることにより表示装置の信頼性を向上させることができる。例えば、識別番号がnの画像・映像表示ユニット場合、応答の一例として、
正常な場合、
Acknowledge,ID=n;
異常な場合、
Nacknowledge,ID=n;
というような応答を行えばよい。また、各画像・映像表示ユニット1は、共通制御情報の場合、応答を行わないものとし、後から個別に確認するように決めておけば、制御情報の入出力インタフェース14が複数の発信源によって混信することを避けることができる。
【0047】
個別確認のための個別制御情報が、例えば、
Report_Status,ID=n;
であると仮定すると、前述した表示までの情報の授受は、
Set_Input_Coordinate,ID=n,(xi11,yi11)-(xi21,yi21);
Acknowledge,ID=n;
Set_Destination_Coordinate,ID=n,(xd11,yd11)-(xd21,yd21);
Acknowledge,ID=n;
Set_Input_Coordinate,ID=p,(xi12,yi12)-(xi22,yi22);
Acknowledge,ID=p;
Set_Destination_Coordinate,ID=p,(xd12,yd12)-(xd22,yd22);
Acknowledge,ID=p;
Set_Input_Coordinate,ID=s,(xi13,yi13)-(xi23,yi23);
Acknowledge,ID=s;
Set_Destination_Coordinate,ID=s,(xd13,yd13)-(xd23,yd23);
Acknowledge,ID=s;
Set_Input_Coordinate,ID=r,(xi14,yi14)-(xi24,yi24);
Acknowledge,ID=r;
Set_Destination_Coordinate,ID=r,(xd14,yd14)-(xd24,yd24);
Acknowledge,ID=r;
Activate_Coordinate,ID=ALL;
Report_Status,ID=n;
Acknowledge,ID=n;
Report_Status,ID=p;
Acknowledge,ID=p;
Report_Status,ID=s;
Acknowledge,ID=s;
Report_Status,ID=r;
Acknowledge,ID=r;
のようになる。
【0048】
前述において、途中で異常応答が返ってきたり、応答がなかった場合、何らかの故障が発生したことを示しており、第5の制御手段であるシステム制御手段3は、各表示ユニットのそれぞれの状況に対応した制御を行うことができる。
【0049】
さて、前述で説明した本発明の実施形態による画像・映像表示装置に異常が生じた場合、いもづる配線により画像情報が送信されているので、故障個所以降の表示ユニットも影響を受け、故障個所以降の全ての表示ユニットが動作不良になる可能性がある。本発明の実施形態による画像・映像表示装置は、障害発生時に障害が起きた表示ユニットを装置から切り離し、残りの正常な表示ユニットを使用して縮退運用を行うことができる。以下、図4を参照して、本発明の実施形態による縮退運用を可能にする構成例について説明する。
【0050】
図4に示す例は、電源入力手段21から画像・映像表示ユニット1に供給される電源電圧の異常に対応可能とした例であり、図4(a)は正常時、図4(b)は異常時の状態を示している。また、図の例は、図1に示す表示ユニット1の一部を示している。ここに示す表示ユニット1は、図4(a)、図4(b)に示すように、図1(a)により説明した表示ユニット1の構成において、入力インタフェース12と出力インタフェース13と接続インタフェース15との間に信号迂回手段24を設けると共に、電源入力手段21からの出力電圧を監視する電源電圧検出手段5と、この電源電圧検出手段5からの電圧検出信号に基づいて、信号迂回手段24を制御する第3の制御手段27を設けて構成される。そして、信号迂回手段24は、出力インタフェース13と接続インタフェース15との間を接続する第1の開閉器25と、入力インタフェース12と出力インタフェース13との間を直接接続することが可能な第2の開閉器26とを備えて構成されている。これらの開閉器25、26は、信号を切り替える必要があるため、開閉器自体がーは必要な個数の接点を持って構成され、継電器のような機械式接点を備えたものであっても、半導体スイッチ等のその他の開閉機構を備えたものでもよい。また、望ましくは、開閉器それ自体が、標準で図4(b)の状態にあるとよい。
【0051】
前述したように構成される表示ユニット1において、電源入力手段21からの出力電圧が正常である場合、図4(a)に示すように、第1の開閉器25が閉状態、第2の開閉器26が開状態となるように第3の制御手段27により制御される。電源電圧検出手段5は、電源入力手段21からの入力電源電圧を監視し、入力電源電圧が予め定めた規定電源電圧範囲に対して低い場合、高い場合、あるいは、低いか高いのいずれかの場合を検出して、その検出結果を第3の制御手段27に知らせる。第3の制御手段27は、電源電圧検出手段5から異常電圧検出の信号を受信すると、第1の開閉器25と第2の開閉器26とを図4(b)の状態、すなわち、第1の開閉器25を開状態、第2の開閉器26を閉状態となるようにに制御し、接続インタフェースA15以降の回路からの影響がディジタル画像信号に及ばないようにしている。前述以外、すなわち、正常時、第1の開閉器25と第2の開閉器26は、図4(a)の状態に制御され、接続インタフェースA15がディジタル画像信号を送受信できるようにする。
【0052】
なお、電源入力手段21からの出力電圧が異常となった場合、第3の制御手段27もその制御動作を行うことができなくなるが、前述したように、開閉器25、26を、標準で、すなわち、制御されなくなったときに、図4(b)の状態となるような構成としておくことにより、開閉器25、26は、異常時に、自動的に図4(b)の状態になることになる。
【0053】
本発明の実施形態による表示ユニット1は、前述により、電源に異常が生じた場合、自画像・映像表示ユニット1をいもづる配線から切り離すことができ、装置全体の中の動作不能の部分を最小限に抑えることができる。
【0054】
次に、図5を参照して、本発明の実施形態による縮退運用を可能にする他の構成例について説明する。図5に示す例は、画像・映像表示ユニット1内の構成部分の異常に対応可能とした例であり、図5(a)は正常時、図5(b)は異常時の状態を示している。そして、図示表示ユニット1は、図5(a)、図5(b)に示すように、図4により説明した場合と同一の構成の信号迂回手段24が同一の位置に接続され、この信号迂回手段24を制御する第4の制御手段28を備えて構成されている。
【0055】
信号迂回手段24は、図4により説明した場合と同様に構成され、正常時、表示ユニット1構成機器が正常である場合、図5(a)に示すように、第1の開閉器25が閉状態、第2の開閉器26が開状態に制御されている。また、図4の場合と同様に、開閉器それ自体は、標準で図5(b)の状態となるように、すなわち、画像・映像表示ユニット1に全く電源が供給されないときには第1の開閉器25が開状態、第2の開閉器26が閉状態となって信号の迂回状態が形成されていることが望ましい。
【0056】
第4の制御手段28には、画像・映像表示ユニット1内のチェックポイントの情報が入力される。チェックポイントの情報は、接続インタフェースA15や第2の制御手段20等のディジタル画像信号の通過経路の異常検出に適したチェックポイントの情報であることが重要である。第4の制御手段28は、チェックポイントの情報に異常を検出すると第1の開閉器25と第2の開閉器26とを図5(b)に示す状態に制御し、接続インタフェースA15以降の回路からの影響がディジタル画像信号に及ばないようにする。前述以外、すなわち、正常時、第1の開閉器25と第2の開閉器26は、図5(a)の状態に制御され、接続インタフェースA15がディジタル画像信号を送受信できるようにする。
【0057】
本発明の実施形態による画像・映像表示ユニット1は、前述により、ユニット内部の構成機器に異常が生じた場合、自画像・映像表示ユニット1をいもづる配線から切り離すことができ、装置全体の中の動作不能の部分を最小限に抑えることができる。
【0058】
次に、図6を参照して、本発明の実施形態による縮退運用を可能にするさらに他の構成例について説明する。図6に示す例は、電源入力手段21から画像・映像表示ユニット1に供給される電源電圧の異常と画像・映像表示ユニット1内の構成部分の異常との両方にに対応可能とした例であり、図6(a)は正常時、図6(b)は異常時の状態を示している。そして、図示表示ユニット1は、図6(a)、図6(b)に示すように、図4、図5により説明した場合と同一の構成の信号迂回手段24が同一の位置に接続され、この信号迂回手段24を制御する第3の制御手段27と第4の制御手段28とを備えて構成されている。
【0059】
図6に示す構成例の図4、図5により説明した例との相違は、信号迂回手段24が、前述の第3の制御手段27と第4の制御手段28との両方から制御を受ける点である。これにより、信号迂回手段24ないの第1、第2の開閉器25、26は、第3の制御手段27と第4の制御手段28とのどちらか一方でも異常を検出した場合、図6(b)に示すように、第1の開閉器25が開、第2の開閉器26が閉状態に制御されて、接続インタフェースA15以降の回路からの影響がディジタル画像信号に及ばないようにしている。第3の制御手段27と第4の制御手段28の両方が異常を検出していないとき、第1の開閉器25と第2の開閉器26とは、図6(a)の状態に制御され、接続インタフェースA15がディジタル画像信号を送受信できるようにされる。
【0060】
本発明の実施形態による表示ユニット1は、前述により、電源に異常が生じた場合、あるいは、ユニット内部の構成機器に異常が生じた場合、自画像・映像表示ユニット1をいもづる配線から切り離すことができ、装置全体の中の動作不能の部分を最小限に抑えることができる。図6により説明した例によれば、前述の結果、異常な電源電圧と異常動作との両方から画像・映像表示ユニット1の不具合を検出できるので、図4、図5により説明した例の場合より、さらに異常時の装置の信頼性を向上させることができる。
【0061】
次に、図7を参照して、本発明の実施形態による障害状態の報告を可能にする構成例について説明する。図7に示す例は、前述した異常動作時に、異常の原因となった障害を検出して障害状況の報告を可能としたもので、図6により説明した例に障害状況の報告機能を持たせたものである。図7は図4〜図6の場合と同様に図1に示す表示ユニット1の一部を示している。
【0062】
図7に示す例の図6に示す例との相違は、異常を検出して信号迂回手段24を制御する第3の制御手段27と第4の制御手段28とからの情報を第1の制御手段19に入力していることである。第1の制御手段19は、第3の制御手段27あるいは第4の制御手段28から異常を検出したことが通知されると、制御情報の入出力インタフェース14を介して画像・映像表示装置の第5の制御手段としてのシステム制御手段3に詳細な障害情報を知らせる。第5の制御手段であるシステム制御手段3は、受け取った詳細な障害情報を元に、さらに上位の統括制御装置に報告したり、縮退運用計画を立てて縮退運用を開始したりすることができる。図示しないさらに上位の統括制御装置は、保守用の管理端末等であってもよい。この場合、上位の統括制御装置、保守用の管理端末は、保守員に対してどの画像・映像表示ユニット1がどのように異常かを報告することができるので、すみやかな復旧対策を実施することが可能であり、かついもづる接続における障害の後段への伝播を防止することができる。
【0063】
次に、前述における障害情報の伝達方法の一例について説明する。制御情報の入出力インタフェース14が第5の制御手段であるシステム制御手段3に対する割り込み機能を有している場合、第1の制御手段19は、異常情報を受けた時点で割り込みを発生し、第5の制御手段であるシステム制御手段3に障害情報の読み取りを要求する。第5の制御手段3は、全ての画像・映像表示ユニット1に対して1つずつポーリングを行って障害情報を吸い上げていく。制御情報の入出力インタフェース14が第5の制御手段であるシステム制御手段3に対する割り込み機能を備えていない場合、第5の制御手段であるシステム制御手段3が、予め定めた時間間隔で全ての画像・映像表示ユニット1に対して1つずつポーリングを行って障害情報を吸い上げればよい。
【0064】
前述した障害情報の伝達の手順によれば、障害発生時に複数の画像・映像表示ユニット1から同時に障害情報の報告が行われ、制御情報の入出力インタフェース14上で信号の衝突が起きることを防止することができる。もちろん、入出力インタフェース14が、信号の衝突を前提に設計されている場合、この限りではない。なお、図7により説明した障害情報の伝達は、図4〜図6により説明した縮退運用と併用することができる。
【0065】
次に、図11を用いて画像・映像発生手段2の構成例について説明する。図11(a)に示す例は、画像や映像の入力が画像・映像表示装置の外部から行われる場合の例である。この例において、画像・映像発生手段2は、アナログ信号からディジタル信号への変換器(以下ADC)を少なくとも1つ以上含む受信手段29と、画像や映像データを一時的に蓄えるフレームメモリ30とにより構成される。受信手段29への入力信号としては、NTSC方式やPAL方式等のアナログビデオ信号、それを用いて搬送波に変調をかけたテレビジョン信号、または、コンピュータ等のアナログRGB信号等であってよい。これらの入力信号の違いによって、受信手段29は、種々の構成をとることができる。
【0066】
例えば、前記受信手段29は、入力信号がアナログビデオ信号の場合、まず、入力されるアナログビデオ信号の輝度信号に色差信号が重畳されていれば、YC分離として知られている技術により輝度信号と色差信号を分離し、ビデオデコーダとして知られる技術により、入力の同期信号からサンプリングクロックを再生し、このサンプリングクロックを用いてACDで輝度信号と色差信号とをディジタル信号に変換し、さらに、色空間変換として知られる技術により、例えば、YUV(輝度・色差)の色空間からRGBの色空間にデータを変換して、次段のフレームメモリ30に変換データを格納するように構成される。
【0067】
また、入力信号がテレビジョン信号である場合の受信手段29は、チューナとして知られる技術により、目的の搬送波周波数を選択し、受信した変調波を復調することにより、前述したアナログビデオ信号を得て、以後、前述と同一の処理を行うように構成されればよい。
【0068】
さらに、入力信号がアナログRGB信号の場合受信手段は、同期信号からサンプリングクロックを再生し、このサンプリングクロックを用いてACDによりディジタルRGBデータに変換し、この変換したデータを次段のフレームメモリ30に格納するように構成される。
【0069】
前述した受信手段29の構成例は、一例に過ぎないものであって、変換の順番は一部入れ替わっていてもよい。このような構成の画像・映像表示装置は、既存の設備(放送設備、VTR、パソコンなど)を用いた画像や映像の配信を表示することができる。
【0070】
図11(a)に示すような画像・映像発生手段2を使用する方法は、多数の画像・映像表示装置を用いた中規模から大規模な画像・映像表示システムを構築するのに適している。
【0071】
図11(b)に示す例は、画像や映像が蓄積手段から入力される場合の例である。図11(b)に示す例における画像・映像発生手段2は、蓄積手段31と画像や映像データを一時的に蓄えるフレームメモリ30とにより構成される。蓄積手段31としては、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置、磁気テープ、CD−ROM、DVD、半導体メモリ等のあらゆる記憶装置を使用することができる。蓄積する画像や映像のフォーマットについても、非圧縮やJPEG、MPEGなどの圧縮フォーマット等のあらゆるフォーマットを利用することが可能である。この蓄積手段31から読み出されたデータは、蓄積手段31とフレームメモリ30の間の図示しない手段によって適したデータフォーマット(例えば、ディジタルRGB)に変換され、フレームメモリ30に格納される。
【0072】
このような構成の画像・映像発生手段2を使用する画像・映像表示装置は、単独で設置され、蓄積手段31の内容を入れ替えるまでの間、決まった内容を表示すればよい広告などの用途に適している。
【0073】
図11(c)に示す例は、画像や映像の入力が画像・映像表示装置の外部から行われる場合の第2の例である。この例における画像・映像発生手段2は、ネットワーク通信手段32と、蓄積手段31と、画像や映像データを一時的に蓄えるフレームメモリ30とにより構成される。ネットワーク通信手段32としては、Ethernet、IEEE1394、FDDI、電話回線、SCSIなど、LANやWAN等を構成することができるあらゆるインタフェースを利用することができる。ネットワーク通信手段32から受信したデータは、しかるべきデータフォーマットに変換して直ちにフレームメモリ30に格納してもよいし、一旦蓄積手段31に格納してから図11(b)で説明したようにフレームメモリ30に格納してもよい。
【0074】
このような構成の画像・映像発生手段2を使用する画像・映像表示装置は、ネットワークを介して表示すべき内容(コンテンツ)を更新することができる。また、図7により説明した画像・映像表示ユニット1を使用した画像・映像表示装置に図11(c)により説明した構成を含ませると、画像・映像表示装置から図示しない画像・映像表示システムのセンター側に保守に必要な障害情報を伝達することができるようになり、併せて修理までどのような運転するかの指示をうけることができる。また、このようなシステムとした場合、画像・映像表示装置を遠隔運転することができるので、画像・映像表示装置の設置場所が危険な場所(線路脇、高所等)や装置を防塵や防滴の観点から密閉する必要性がある場合にも適した構成となる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、表示ユニットと表示ユニットとの間に隙間があっても、表示ユニットと表示ユニットとの隙間に隠れた部分の画像についての補正処理を行い、見え方を自然なものとすることができる画像・映像表示ユニット及びこれを用いた画像・映像表示装置を提供することができる。
【0076】
また、本発明によれば、表示ユニット相互をいもづる式に接続した場合に、障害の発生がいもづるの後段に伝播しないようにすることのできる画像・映像表示ユニット及びこれを用いた画像・映像表示装置を提供することができるので、これにより、障害発生時にも装置全体がダウンしない信頼性の高い画像・映像表示システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像・映像表示ユニットの内部構成を及び実装状態を説明する図である。
【図2】図1に示す画像・映像表示ユニットを4台用いて構成した画像・映像表示装置の構造を示すブロック図である。
【図3】接続インタフェースの構成例について説明する図である。
【図4】縮退運用を可能にする構成例について説明する図である。
【図5】縮退運用を可能にする他の構成例について説明する図である。
【図6】縮退運用を可能にするさらに他の構成例について説明する図である。
【図7】障害状態の報告を可能にする構成例について説明する図である。
【図8】ディジタル画像入力のうちの表示領域と、表示器上の表示位置との関係を説明する図である。
【図9】画像・映像表示装置における表示イメージについて説明する図である。
【図10】画像・映像表示装置における表示イメージについて説明する図である。
【図11】画像・映像発生手段の構成例について説明する図である。
【符号の説明】
1、1−1〜1−4 画像・映像表示ユニット
2 画像・映像発生手段
3 システム制御手段
4 電源供給手段
5 電源電圧検出手段
10 制御ユニット
11 表示器
12 ディジタル画像入力インタフェース
13 ディジタル画像出力インタフェース
14 制御情報の入出力インタフェース
15 接続インタフェースA
16 表示領域保持手段
17 表示位置保持手段
18 識別番号保持手段
19 第1の制御手段
20 第2の制御手段
21 電源入力手段
24 信号迂回手段
25、26 第1、第2の開閉器
27 第3の制御手段
28 第4の制御手段
29 受信手段
30 フレームメモリ
31 蓄積手段
32 ネットワーク通信手段

Claims (6)

  1. 入力される画像情報を表示する画像・映像表示ユニットにおいて、ディジタル画像入力インタフェースと、ディジタル画像出力インタフェースと、表示器と、制御情報の入出力インタフェースと、前記ディジタル画像入力のうち前記表示器に表示する矩形領域の座標を保持する表示領域保持手段と、前記表示領域保持手段で指定された矩形領域を、前記表示器のどの部分の矩形領域に表示するかを指定する座標を保持する表示位置保持手段と、自ユニットの識別番号保持手段と、前記制御情報の入出力インタフェースから入力される制御情報に含まれる前記識別番号保持手段に保持されたユニットの識別番号に対応した前記表示する矩形領域の座標を前記表示領域保持手段に保持し、前記表示器のどの矩形領域に表示するかを指定する座標を前記表示位置保持手段に保持する第1の制御手段と、前記表示領域保持手段に保持された表示する矩形領域の座標、及び、前記表示位置保持手段に保持されたどの矩形領域に表示するかを指定する座標を用いて前記ディジタル画像入力のデータを前記表示器に表示する第2の制御手段とを備えたことを特徴とする画像・映像表示ユニット。
  2. 前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と、前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを、直接、または、少なくとも1段の緩衝増幅器あるいはクロック同期手段を介して接続する接続インタフェースをさらに備えることを特徴とする請求項記載の画像・映像表示ユニット。
  3. 前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側及び前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側と、前記接続インタフェースとの間に、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と、前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを直接接続し、また、前記接続インタフェースから前記ディジタル画像出力インタフェースへの接続を切り離すことができる信号迂回手段と、電源電圧の異常を検出する電源電圧の異常検出手段、自ユニットの異常動作を検出する異常検出手段の少なくとも一方と、前記信号迂回手段を制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記電源電圧の異常を検出する電源電圧の異常検出手段、または、自ユニットの異常動作を検出する異常検出手段の少なくとも一方が異常を検出したとき、前記信号迂回手段を、前記ディジタル画像入力インタフェースの出力側と前記ディジタル画像出力インタフェースの入力側とを直接接続し、前記接続インタフェースから前記ディジタル画像出力インタフェースへの接続を切り離すように制御することを特徴とする請求項記載の画像・映像表示ユニット。
  4. 前記異常検出手段が異常を検出したときに、前記制御情報の入出力インタフェースを用いて異常の状態を上位の装置に通知する異常通知手段を備えたことを特徴とする請求項記載範囲の画像・映像表示ユニット。
  5. 入力される画像情報を表示する画像・映像表示装置において、請求項1ないしのうち1記載の画像・映像表示ユニットを複数設置し、前記ディジタル画像入力インタフェースと前記ディジタル画像出力インタフェースとを介して画像・映像表示ユニット相互間をいもづる接続して構成されることを特徴とする画像・映像表示装置。
  6. 前記画像・映像表示ユニットは、前記制御情報の入出力インタフェースを2組備え、該2組の制御情報の入出力インタフェースを介して画像・映像表示ユニット相互間をいもづる接続して構成されることを特徴とする請求項記載の画像・映像表示装置。
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