JP3755527B2 - マルチキャスト転送経路計算方法及びマルチキャスト転送経路計算装置並びにプログラム - Google Patents
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「G,Rouskas,外,‘Multicast Routing With End-to-End Delay and Delay Variation Constraints’,IEEE Journal on Selected Areas in Communication,Vol 15,NO.3,Apr 1997.」 「Pi-Rong Sheu,外,‘A Fast and Efficient Heuristic Algorithm for the Delay and Delay Variation Bound Multicast Tree Problem’,IEEEICC,2001.」 「L.Kou, G.Markowsky, and L.Berman, "A Fast Algorithm for Steiner Tree," Acta Informatica 15, 1981,pp.141-145.」)
前記ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求め、始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択し、各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求め、前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択し、始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力するように構成される。
まず、本発明の第1の実施の形態によるマルチキャスト転送経路設定方法を図面を参照して説明する。
図6はマルチキャストネットワークを示す図である。この図において符号1〜5はデータ転送の終点である。またA〜Iは始点と終点との間の中間点のノードであり、マルチキャスト転送装置の機能を有している。尚、マルチキャスト転送経路設定装置20、ノードA〜I、終点1〜5の各ノードが通信回線により接続(リンク)されてマルチキャストネットワークを構成している。そして各ノード間に表示されている数字はそれぞれのリンクにおける遅延を表している。
。
以下、図面と共に本発明の第2の実施の形態について説明する。
G=(V,E,d)
但し、V:ノード, E:ノード間のリンク,d:リンクに付与されるコスト値(第1の実施の形態における“遅延”に相当する)
(2) マルチキャストトラヒック送信ノード(始点ノード):s(⊆V)
(3) マルチキャストトラヒック受信ノードグループ(終点ノードグループ、すなわち、複数の終点ノード):S(⊆V)
上記の情報を入力すると、本実施の形態のマルチキャスト転送経路計算方法では、下記の方法による計算を行って、始点ノードsから終点ノードグループまでのマルチキャスト通信経路:T
を出力する。
[min(dmax (RPx,NODEy)−dmin (RPx,NODEz))]を満たす集約点を選択する。なお、転送距離dは、例えば、RPxからある宛先ノード(NODEy)への最短距離である。
RP・V1=1,
RP・V2=3,
RP・V3=3,
RP・V4=2
となるので、その最大(dmax )と最小(dmin )の差は2となる。図21の例では、RPをV5に設定した場合、RPからV1,V2,V3,V4までの転送経路が全て2となる。遅延差が0となり最適な集約点となる。
11、21 情報管理部
12、25 経路計算部
13、24 パケット処理部
22 測定部
23 経路設定用プロトコル処理部
20 マルチキャスト転送経路設定装置
141 入力部
142 遅延最小経路算出部
143 候補ノード選択部
144 差算出部
145 集約点ノード選択部
146 出力部
300 情報入力部
310 マルチキャスト通信経路計算エンジン
311 第1の部分距離グラフ構築部
312 第2の部分距離グラフ構築部
313 第1の最小スパニングツリー構築部
314 転送経路復元部
315 第2の最小スパニングツリー構築部
316 第1のマルチキャスト配信経路構築部
317 集約点選択部
318 第2のマルチキャスト配信経路構築部
320 ネットワークトラヒック情報データベース
Claims (22)
- 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算方法であって、
前記ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求め、
始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択し、
各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求め、
前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択し、
始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力する
ことを特徴とするマルチキャスト転送経路計算方法。 - 前記候補ノードが存在する遅延最小経路は、始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路のうち、最大の遅延を有する遅延最小経路である請求項1に記載のマルチキャスト転送経路計算方法。
- 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路をマルチキャスト転送経路計算装置が計算し、この計算されたマルチキャスト転送経路をマルチキャスト転送経路設定装置が設定するマルチキャスト転送経路設定方法であって、
前記マルチキャスト転送経路設定装置が、前記マルチキャスト転送経路計算装置にマルチキャスト転送経路の計算依頼を行い、
前記マルチキャスト転送経路計算装置が、前記計算依頼に基づいて、
ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求め、
始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択し、
各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求め、
前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択し、
始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力し、その出力結果を前記マルチキャスト転送経路設定装置に通知し、
前記マルチキャスト転送経路設定装置が、受付けた前記出力結果に従いマルチキャスト転送経路を設定する
ことを特徴とするマルチキャスト転送経路設定方法。 - 前記ネットワークの各ノードが、前記ネットワーク内のトラヒック状態を計測し、当該計測結果を前記マルチキャスト転送経路計算装置に通知し、
前記マルチキャスト転送経路計算装置は、前記計測結果に基づいてマルチキャスト転送経路を計算する請求項3に記載のマルチキャスト転送経路設定方法。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算装置であって、
ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求める手段と、
始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択する手段と、
各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求める手段と、
前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択する手段と、
始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力する手段と
を有することを特徴とするマルチキャスト転送経路計算装置。 - 前記候補ノードが存在する遅延最小経路は、始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うち、最大の遅延を有する遅延最小経路である請求項5に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。
- 前記ネットワークにおけるトポロジ情報及び遅延情報を受信する手段と、
前記受信した情報を記録媒体に記録する手段とを更に備え、
前記情報を前記記録媒体から読み取り、当該情報を用いて経路計算を行う請求項5に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。 - 前記転送経路の計算結果を転送経路設定用制御メッセージに記載し、該転送経路設定用制御メッセージを前記計算結果が示すマルチキャスト転送経路に沿って送信する手段を更に備えた請求項5に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。
- マルチキャスト転送経路設定装置からマルチキャスト転送経路の計算依頼を受信する手段と、
前記計算結果を前記マルチキャスト転送経路設定装置へ送信する手段とを更に備えた請求項5に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求める手順と、
始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択する手順と、
各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求める手順と、
前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択する手順と、
始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力する手順と
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記候補ノードが存在する遅延最小経路は、始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うち、最大の遅延を有する遅延最小経路である請求項10に記載のプログラム。
- 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記ネットワークのトポロジ情報と遅延情報とを用いて、始点ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に求める手順と、
始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うちの1つの遅延最小経路上のノードを、マルチキャスト転送における集約点ノードの候補ノードとして選択する手順と、
各候補ノードに対し、候補ノードから終点ノードまでの遅延最小経路を各終点ノード毎に算出し、各終点ノード毎の複数の遅延最小経路の遅延のうちの最大値と最小値との差を求める手順と、
前記差が最小となる候補ノードを集約点ノードとして選択する手順と、
始点ノードから集約点ノードまでの遅延最小経路と、集約点ノードから各終点ノードまでの各遅延最小経路とをマルチキャスト転送経路として出力する手順と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記候補ノードが存在する遅延最小経路は、始点ノードと各終点ノードまでの複数の遅延最小経路うち、最大の遅延を有する遅延最小経路である請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算方法であって、
ネットワークのトポロジ及びネットワーク転送コストを入力し、
入力された情報を用いて始点ノードを除外した第1の部分距離グラフを構築し、
構築された第1の部分距離グラフより終点ノードを選択し、終点ノード間の最短経路を辺とする第2の部分距離グラフを求め、当該第2の部分距離グラフの最小スパニングツリーを構築し、
当該最小スパニングツリーの各辺における途中ノードを含む部分グラフを求め、当該部分グラフの最小スパニングツリーを構築し、
当該部分グラフの最小スパニングツリーから不要な辺を削除して、すべての終点ノードが包含されるツリーを構築し、
構築された前記ツリーを構成するノードを集約点ノードの候補ノードとし、各候補ノードに対し、候補ノードから各終点ノードまでの転送距離のうちの最大距離と最小距離との差を求め、当該差が最小になる候補ノードを集約点ノードとして選択し、
集約点ノードを介して前記ツリーと始点ノードとを接続することにより、マルチキャスト転送経路を求め、出力する
ことを特徴とするマルチキャスト転送経路計算方法。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路をマルチキャスト転送経路計算装置が計算し、この計算されたマルチキャスト転送経路をマルチキャスト転送経路設定装置が設定するマルチキャスト転送経路設定方法であって、
前記マルチキャスト転送経路設定装置が、前記マルチキャスト転送経路計算装置にマルチキャスト転送経路の計算依頼を行い、
前記マルチキャスト転送経路計算装置が、前記計算依頼に基づいて、
ネットワークのトポロジ及びネットワーク転送コストを読み出し、始点ノードを除外した第1の部分距離グラフを構築し、
構築された第1の部分距離グラフより終点ノードを選択し、終点ノード間の最短経路を辺とする第2の部分距離グラフを求め、当該第2の部分距離グラフの最小スパニングツリーを構築し、
当該最小スパニングツリーの各辺における途中ノードを含む部分グラフを求め、当該部分グラフの最小スパニングツリーを構築し、
当該部分グラフの最小スパニングツリーから不要な辺を削除して、すべての終点ノードが包含されるツリーを構築し、
構築された前記ツリーを構成するノードを集約点ノードの候補ノードとし、各候補ノードに対し、候補ノードから各終点ノードまでの転送距離のうちの最大距離と最小距離との差を求め、当該差が最小になる候補ノードを集約点ノードとして選択し、
集約点ノードを介して前記ツリーと始点ノードとを接続することにより、マルチキャスト転送経路を求め、出力し、その出力結果を前記マルチキャスト転送経路設定装置に通知し、
前記マルチキャスト転送経路設定装置が、受付けた前記出力結果に従いマルチキャスト転送経路を設定する
ことを特徴とするマルチキャスト転送経路設定方法。 - 前記ネットワークの各ノードが、前記ネットワーク内のトラヒック状態を計測し、当該計測結果を前記マルチキャスト転送経路計算装置に通知し、
前記マルチキャスト転送経路計算装置は、前記計測結果に基づいてマルチキャスト転送経路を計算する請求項15に記載のマルチキャスト転送経路設定方法。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算装置であって、
ネットワークのトポロジ及びネットワーク転送コストを入力する手段と、
入力された情報を用いて始点ノードを除外した第1の部分距離グラフを構築しする手段と、
構築された第1の部分距離グラフより終点ノードを選択し、終点ノード間の最短経路を辺とする第2の部分距離グラフを求め、当該第2の部分距離グラフの最小スパニングツリーを構築する手段と、
当該最小スパニングツリーの各辺における途中ノードを含む部分グラフを求め、当該部分グラフの最小スパニングツリーを構築する手段と、
当該部分グラフの最小スパニングツリーから不要な辺を削除して、すべての終点ノードが包含されるツリーを構築する手段と、
構築された前記ツリーを構成するノードを集約点ノードの候補ノードとし、各候補ノードに対し、候補ノードから各終点ノードまでの転送距離のうちの最大距離と最小距離との差を求め、当該差が最小になる候補ノードを集約点ノードとして選択する手段と、
集約点ノードを介して前記ツリーと始点ノードとを接続することにより、マルチキャスト転送経路を求め、出力する手段と
を有することを特徴とするマルチキャスト転送経路計算装置。 - 前記ネットワークにおけるトポロジ情報及び転送コスト情報を受信する手段と、
前記受信した情報を記録媒体に記録する手段とを更に備え、
前記情報を前記記録媒体から読み取り、当該情報を用いて経路計算を行う請求項17に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。 - 前記転送経路の計算結果を転送経路設定用制御メッセージに記載し、該転送経路設定用制御メッセージを前記計算結果が示すマルチキャスト転送経路に沿って送信する手段を更に備えた請求項17に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。
- マルチキャスト転送経路設定装置からマルチキャスト転送経路の計算依頼を受信する手段と、
前記計算結果を前記マルチキャスト転送経路設定装置へ送信する手段とを更に備えた請求項17に記載のマルチキャスト転送経路計算装置。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
ネットワークのトポロジ及びネットワーク転送コストを読み出す手順と、
始点ノードを除外した第1の部分距離グラフを構築する手順と、
構築された第1の部分距離グラフより終点ノードを選択し、終点ノード間の最短経路を辺とする第2の部分距離グラフを求め、当該第2の部分距離グラフの最小スパニングツリーを構築する手順と、
当該最小スパニングツリーの各辺における途中ノードを含む部分グラフを求め、当該部分グラフの最小スパニングツリーを構築する手順と、
当該部分グラフの最小スパニングツリーから不要な辺を削除して、すべての終点ノードが包含されるツリーを構築する手順と、
構築された前記ツリーを構成するノードを集約点ノードの候補ノードとし、各候補ノードに対し、候補ノードから各終点ノードまでの転送距離のうちの最大距離と最小距離との差を求め、当該差が最小になる候補ノードを集約点ノードとして選択する手順と、
集約点ノードを介して前記ツリーと始点ノードとを接続することにより、マルチキャスト転送経路を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 複数のノードにより構成されるネットワークにおいて、与えられた始点ノードから複数の終点ノードまでのマルチキャスト転送経路を求めるためのマルチキャスト転送経路計算処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
ネットワークのトポロジ及びネットワーク転送コストを読み出す手順と、
始点ノードを除外した第1の部分距離グラフを構築する手順と、
構築された第1の部分距離グラフより終点ノードを選択し、終点ノード間の最短経路を辺とする第2の部分距離グラフを求め、当該第2の部分距離グラフの最小スパニングツリーを構築する手順と、
当該最小スパニングツリーの各辺における途中ノードを含む部分グラフを求め、当該部分グラフの最小スパニングツリーを構築する手順と、
当該部分グラフの最小スパニングツリーから不要な辺を削除して、すべての終点ノードが包含されるツリーを構築する手順と、
構築された前記ツリーを構成するノードを集約点ノードの候補ノードとし、各候補ノードに対し、候補ノードから各終点ノードまでの転送距離のうちの最大距離と最小距離との差を求め、当該差が最小になる候補ノードを集約点ノードとして選択する手順と、
集約点ノードを介して前記ツリーと始点ノードとを接続することにより、マルチキャスト転送経路を求める手順と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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