JP3755379B2 - 手洗装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトイレルームに設置される手洗装置に係り、特に夜間などの使い勝手を良くした手洗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
夜間などに用便のためにトイレルームに入室したときにトイレルーム内の照明が明るすぎると神経が刺激され眠気が乏しくなることがある。トイレルームのごく必要な部分だけ照明されるようにしておくことにより、このような不便が解消される。
【0003】
特開平8−284232号には、温水洗浄装置にトイレルームの床面と便鉢内とを照明する照明装置を設けることが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この特開平8−284232号のトイレルームによれば、トイレルーム本来の照明を点灯しなくても便器の使用は支障なく行えるようになるが、手洗鉢の使用には若干の不便があり、手洗い水が飛び散ったりし易い。
【0005】
本発明は、夜間等にトイレルーム本来の照明を点灯しなくても手洗鉢を使用し易い手洗装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の手洗装置は、トイレルーム内に設置された手洗鉢と、該手洗鉢に向って吐水する吐水器とを有する手洗装置であって、該手洗鉢又は吐水器に発光体を備えた手洗装置において、該手洗鉢は下側部材たるロータンク又はロータンクカバーの上部に着脱可能に設置されており、該手洗鉢に該吐水器が設置されており、該手洗鉢と該下側部材とにそれぞれリード線が配線され、該手洗鉢を該下側部材に設置したときに該手洗鉢のリード線と該下側部材のリード線とを結合するための結合器が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
かかる手洗装置は、発光体から発光させることにより手洗鉢や吐水器の位置を目視確認することができ、夜間等にトイレルーム本来の照明を点灯しなくても手洗鉢を使用し易い。
【0008】
本発明の手洗装置は、手洗鉢がロータンク上あるいはロータンクカバー上に設置されている。これは、ロータンクやロータンクカバーは便器の後部に配置されており、便器使用者から少し離れているため、手を差し出して使用する必要があり、手洗い時に吐水器からの吐水が手から外れて飛散しがちであるからである。
【0009】
本発明(請求項2)の手洗装置は、トイレルーム内に設置された手洗鉢と、該手洗鉢に向って吐水する吐水器とを有する手洗装置であって、該手洗鉢又は吐水器に発光体を備えた手洗装置において、該手洗鉢は下側部材たるロータンク又はロータンクカバーの上部に着脱可能に設置されており、該手洗鉢に該吐水器が設置されており、前記発光体は光ファイバーの先端部であり、該手洗鉢と前記下側部材とにそれぞれ光ファイバーが配設され、該下側部材の光ファイバーの後端に光源が配置され、該下側部材の光ファイバーから該手洗鉢の光ファイバーに光が伝播されることを特徴とするものである。
【0010】
なお、光ファイバーは水が掛かったり断線したときでも漏電の恐れがないという長所を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る手洗装置を備えた洋風便器の斜視図、第2図は手洗鉢の断面図である。
【0012】
洋風便器1の後部上面にロータンクカバー2が設置され、このロータンクカバー2の前部に便座3と便蓋4とが上下方向回動可能に取り付けられている。このロータンクカバー2の上側に手洗鉢5が設置されている。この手洗鉢5の後縁中央から上方に手洗吐水部6が立設され、この手洗吐水部6の先端側の下面に吐水口7が設けられている。
【0013】
この手洗鉢5の上面の4個のコーナー部に発光部8が設けられると共に、手洗吐水部6の吐水口7の近傍にも発光部9が設けられている。
【0014】
この実施の形態にあっては、ロータンクカバー2の両側面のうち前端側の下部にも発光部10が設けられている。
【0015】
手洗鉢5の排水口5aの下方にロータンク12が設置されている。このロータンク12内に規定水位まで注水するようにボールタップ(図示略)が設けられている。このボールタップの1次側はフレキホース15を介して止水栓16へ接続されている。
【0016】
ボールタップの2次側に吐水口7への給水用のチューブ14が接続されている。このチューブ14の先端は、ロータンク12の後部から上方に立ち上がるように取付部14aによって該ロータンク12の後部上縁に係止されている。
【0017】
前記手洗吐水部6の吐水口7に給水接続管13の先端が連結されている。この給水接続管13の後端はチューブ14の上端に対し、上方から着脱自在に嵌合している。
【0018】
前記発光部8,9,10にそれぞれ光ファイバー20,22,26の先端が接続されている。該光ファイバー20,22は手洗鉢5内を引き回され、導光用カプラ21に接続されている。導光用カプラ21は導光用カプラ23及び光ファイバー24を介してLED等を備えた光源25から光が供給される。光源25からは光ファイバー26を介して発光部10へも光が供給される。光源25及び光ファイバー26はロータンクカバー2内に配置されており、カプラ23はロータンクカバー2の上部に設けられている。
【0019】
なお、ロータンクカバー2内の電気機器に対しては、コンセント29、プラグ28及びコード27を介して商用電源から給電される。
【0020】
このように構成された手洗鉢5付きの洋風便器1にあっては、便器洗浄用ハンドル(図示略)を操作すると、洋風便器1の便鉢にロータンク12から水が流されると共に、ボールタップが開栓してロータンク12への注水と吐水口7からの吐水とが開始する。この手洗鉢5にあっては、吐水器8,9から光が投射されているので、トイレルーム内が暗い場合でも、手洗鉢5の位置と吐水口7からの吐水を目視確認して手洗いすることができる。従って、トイレルームの室内用照明を点灯しなくても、容易に手を洗うことができる。
【0021】
第3図は別の実施の形態を示す分解斜視図である。ロータンクカバー48の上側に手洗鉢49が着脱自在に設置され、この手洗鉢49の手洗吐水部取付部50から上方にチューブ51の先端が突出している。このチューブ51が通過するようにリング状となった台座52がこの取付部50上に設置される。この台座52に発光部53が設けられている。台座52上に吐水口55を有した手洗吐水部54が設置される。手洗吐水部54及び台座52はビス等によって手洗鉢49に固定される。符号56,57はこのビスの挿通孔を示す。
【0022】
台座52の発光部53に接続されたリード線58は、手洗鉢49内の下部のコネクタ59Aに接続されている。ロータンクカバー48の上面に設けられたコネクタ59Bと上記コネクタ59Aとが結合することにより、発光部53へ通電が可能とされる。このコネクタ59A,59Bは端子同士の接触により導通されるものであってもよく、電磁誘導によりリード線58に給電するものであってもよい。
【0023】
なお、上記実施の形態のいずれにおいても、照度センサと人体センサとを設け、暗いときに人体が検知されたときだけ発光部から光を照射するように構成するものが好ましい。
【0024】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は上記以外の構成とされうる。例えば、発光部の数や配置は図示以外としてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、トイレルームが暗いときでも手洗鉢を使用し易くなり、手洗い中に水を飛散させたり、これによって衣服を濡らしたりすることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る手洗装置を備えた洋風便器の斜視図である。
【図2】 図1の手洗鉢部分の断面図である。
【図3】 実施の形態に係る発光部付き手洗鉢を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洋風便器
2 ロータンクカバー
5 手洗鉢
6 手洗吐水部
8,9,10 発光部
12 ロータンク
20,22,24,26 光ファイバー
21,23 導光用カプラ
25 光源
48 ロータンクカバー
49 手洗鉢
52 台座
54 手洗吐水部
59A,59B コネクタ
Claims (2)
- トイレルーム内に設置された手洗鉢と、該手洗鉢に向って吐水する吐水器とを有する手洗装置であって、
該手洗鉢又は吐水器に発光体を備えた手洗装置において、
該手洗鉢は下側部材たるロータンク又はロータンクカバーの上部に着脱可能に設置されており、該手洗鉢に該吐水器が設置されており、
該手洗鉢と該下側部材とにそれぞれリード線が配線され、該手洗鉢を該下側部材に設置したときに該手洗鉢のリード線と該下側部材のリード線とを結合するための結合器が設けられていることを特徴とする手洗装置。 - トイレルーム内に設置された手洗鉢と、該手洗鉢に向って吐水する吐水器とを有する手洗装置であって、
該手洗鉢又は吐水器に発光体を備えた手洗装置において、
該手洗鉢は下側部材たるロータンク又はロータンクカバーの上部に着脱可能に設置されており、該手洗鉢に該吐水器が設置されており、
前記発光体は光ファイバーの先端部であり、
該手洗鉢と前記下側部材とにそれぞれ光ファイバーが配設され、該下側部材の光ファイバーの後端に光源が配置され、該下側部材の光ファイバーから該手洗鉢の光ファイバーに光が伝播されることを特徴とする手洗装置。
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